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【ss】SHERLOOK 〜ライヘンバッハヒーロー〜

 ▼ 1 ブト@こんごうだま 15/08/29 18:12:55 ID:XES2/yHc NGネーム登録 NGID登録 報告
カウンセラー「それで…相談って何?」

外は雨が降っている。ジメジメとした空気のする部屋でカウンセラーが尋ねた。

ヘルガー「言わなくても分かるだろう?」

カウンセラー「分からないわ…。」

ヘルガー「ニュースは見る?新聞は読む?」

カウンセラー「ええ、もちろん。」

ヘルガー「なら、分かるだろう?」

カウンセラー「貴方の口から聞かなくちゃ…。」

ヘルガーは、ためらいつつも口を開いた。

ヘルガー「今から、一ヶ月前…僕の親友のダークライが…死んだ…。」
 ▼ 33 マナッツ@やみのいし 15/08/30 15:18:54 ID:BXyVv.2M [1/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>32
ミス
誤 ダークライ「考えがろー、考えがろー

正 ダークライ「考えろー、考えろー
 ▼ 34 ラピオン@ラブタのみ 15/08/30 15:36:12 ID:BXyVv.2M [2/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「砂糖…、砂糖を足に付けたのか。」

ダークライは、ベッドの横に置いてある砂糖の瓶を見た。

ドサイドン警部「砂糖だと?」

ドサイドンは、子供達の部屋から出て廊下の床を確かめた。

ドサイドン警部「確かに、白い粉が落ちているな。」

ダークライ「でかしたぞ、粉を辿っていこう。」

粉を辿ると、一階の窓の近くで途切れていた。

ヘルガー「ここで、終わっているな。」

ユキメノコ「これじゃあ、何もわからないじゃないの。」

ダークライ「流石だ、ユキメノコ。」

ユキメノコ「どうも、ありが…

ダークライ「流石の大馬鹿だ。粉の位置で、犯人の歩幅が分かる。つまり、特徴が分かるはずだ。」
 ▼ 35 ニラン@ちかのカギ 15/08/30 15:54:45 ID:BXyVv.2M [3/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「ここに、砂糖ではない何かの欠片があるな。」

ヘルガー「どうするんだい?」

ダークライ「聖バーソロミュー病院に向かうぞ。僕らの実家だ。」

その後、ダークライ達は聖バーソロミュー病院に到着した。すると、出口に向かう一人の女性がいた。

ダークライ「待て、キュウコン。調べたいものがある。」

キュウコン「えぇっ、でも私今からデートなんだけど。」

ダークライ「さぁ、研究室に行こう。」

キュウコン「聞いてない。」

ヘルガー「デートに行かせてあげないのか?」

ダークライ「彼女は、一度騙されてキリキザンと付き合っていた。そんな、見る目がない人がデートなんていっても相手はろくな奴じゃない。」

キュウコン「付き合ってないわ!!あれは、ただ仲が良かっただけよ!!」

ダークライ「でも、騙されていたのには変わりはない。」

キュウコン「分かったわよ!手伝えばいいんでしょう!?」

ダークライ「ありがとう、助かる。」
 ▼ 36 ルチャイ@おはなのおこう 15/08/30 16:33:40 ID:BXyVv.2M [4/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、研究室に入るやいなや顕微鏡で欠片を調べ始めた。ヘルガーは、保護センターの中の物的証拠になり得るものを撮った写真をまじまじと見つめていた。

ダークライ「キュウコン、次これ調べて。」

キュウコン「うん。」

しばらく、沈黙が続いたがそれをキュウコンが破った。

キュウコン「あなたは、父に似ている。父は死期が迫ってきても明るかったけど、それは人前でだけ。一度だけ見たわ、悲しい顔を。」

ダークライ「そうか。」

キュウコン「あなたも同じ。ヘルガーが見てない時、悲しい顔をしてた。大丈夫、私分かってるつもりよ。誰も見てないって思った時、悲しい顔をするのがどういうことか。」

ダークライ「君が見てた。」

キュウコン「私は別。だって私は、あなたの数に入ってないから。だけど、もし何か必要になったら言ってね。」

ダークライ「僕が…君に何を頼むんだ?」

キュウコン「何も、ないかも。でも、ありがとうって言ってくれてもいんじゃない?」

ダークライ「………ありがとう」

 


 
 ▼ 37 ニータ@こだいのツボ 15/08/30 16:48:43 ID:BXyVv.2M [5/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「分析の結果、欠片からは白亜、アスファルト、レンガの粉、植物が検出できた。ただ、グリセリンの分子を含む5番目のものが分からない。」

すると、ヘルガーがある事に気付いた。

ヘルガー「あれ?この、写真の封筒って。……やっぱり、そうだ!!
ダークライ、この写真とこの封筒同じじゃないか?」

ダークライ「中に入っているのは……パンくずか。」

ヘルガー「パンくず?」

ダークライ「あの、保護センターにはグリム童話の本があった。それも、誰かが新しく買ったような。」

ダークライ「パンくず…グリム童話……ヘンゼルとグレーテルだ!」

キュウコン「ヘンゼルとグレーテル?」

ダークライ「きっと、5番目の物質は童話絡みだ。お菓子の家…。グリセリンの分子はPGPRだ!チョコレートに含まれる!」
 ▼ 38 マワル@スターのみ 15/08/30 17:05:58 ID:BXyVv.2M [6/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガー「おい、どんどん先に行かないでくれよ。」

ダークライ「悪い。ただ、時間が無い。急ぐぞ。」

ダークライ達は、ドサイドン警部の元に向かった。

ダークライ「場所は、おそらく工場だ。白亜、アスファルト、レンガの粉、植物、からこれが言える。それと、チョコレートで場所を絞ってくれ。」

ドサイドン警部「チョコレート!?」

ダークライ「あぁ、チョコレート工場でもなんでも構わない。とにかく、この条件に合う場所を絞り出してくれ。」

ドサイドン警部「分かった!」

すると、ダークライの元に一軒のメールが来る。

『早くしないと子供達は死ぬぞ?』

ダークライ「くそっ!あー、考えるんだ奴がいそうな場所奴がいそうな場所。」

ドサイドン警部「場所がいくつか絞れたぞ!えーと、まずは…

ダークライ「アドスルトン!そうだろ?」

ドサイドン警部「あ…ああ、そうだ。」

ダークライ「あそこは、菓子工場だ。急いで向かおう。」

ドサイドン警部「分かった。みんな、行くぞ!」
 ▼ 39 イボルト@ヤミラミナイト 15/08/30 17:48:06 ID:BXyVv.2M [7/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ達がアドスルトンに向かう中、工場では子供達が犯人が置いたであろうキャンディを躊躇うことなく食べ始めた。

ドサイドン警部「着いたぞ。みんな、この工場はすでに廃止されている。中は暗い、懐中電灯を持て。」

ダークライ「準備が良いな。」

ユキメノコ「みんな、入って!」

工場の中に警官達が入っていく。中は、想像以上に暗く入り組んでいた。

ヘルガー「うわっ、暗いな。」

ダークライ「足元に注意して。」

探すこと10分ついにユキメノコが子供達を見つけた。

ユキメノコ「居たわ!みんな来て!」

しかし、子供達は酷く疲れた様子をしていた。近くには、キャンディの包み紙がいくつか落ちている。ダークライは、包み紙の匂いを嗅いだ。

ダークライ「……水銀だ。」

ドサイドン「水銀だと!?」

ヘルガー「急いで、治療しないと。」

 ▼ 40 スブレロ@くっつきバリ 15/08/30 18:50:56 ID:BXyVv.2M [8/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダークライ「それで?一人だけ水銀の中毒障害にならなかったのか?」

ドサイドン警部「ああ、ただあの子は酷く疲弊している。おまけに、精神的ダメージも深いそうだ。分かっていると思うが発言には気おつけろよ?」

ダークライ「ああ、分かった。僕の話し方はやめるさ。」

ドサイドン警部「それじゃあ、部屋に入るぞ。」

ドサイドン達は、子供のいる部屋へと犯人について聞くために入った。

ダークライ「やぁ、気分はどうだい?それで、一つ聞きたいんだが…

子供「うわーーーーーーーーー!!!嫌だ!!嫌だー!!うわーーーーーーーーー!!!」

ドサイドン警部「ダークライ!!一旦、部屋に出ろ!」

ドサイドン達は、部屋に出ると異変に気付いたユキメノコが近づいてきた。

ユキメノコ「一体、どうしたっていうの?」

ドサイドン警部「分からん、ただダークライの顔を見た瞬間に叫びだしたんだ。」

ユキメノコ「どういうこと?ダークライ、あなたはあの子に何かしたの?」
 ▼ 41 クリン@とんでもこやし 15/08/30 18:58:50 ID:BXyVv.2M [9/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「何もしていない、ただ質問しようとしただけだ。」

ドサイドン「とりあえず、今は聞ける状況じゃない。ダークライ、家に帰るんだ。」

ダークライ「あぁ、そうさせてもらうよ。」

ユキメノコ「それにしても、よく砂糖と欠片だけで工場の場所を当てられたわね。」

ダークライ「あぁ、ありがとう。」

そう言うとダークライは、家に向かった。

ユキメノコ「ねぇ、何か変じゃない?」

ドサイドン警部「何がだ?」

ユキメノコ「ダークライのことよ。幾ら何でも、凄すぎない?」

ドサイドン警部「まぁ、あいつはそういう奴だ。昔からな、お前も知ってるだろ?」

ユキメノコ「ええ。ただ、一つ気になるのよねぇ。」

ドサイドン警部「何だ?」

ユキメノコ「彼が本当にこの事件を解いたのかってこと。」
 ▼ 42 リテヤマ@マトマのみ 15/08/30 19:14:13 ID:BXyVv.2M [10/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドサイドン警部「どういうことだ?彼は、ちゃんと解いただろう?」

ユキメノコ「もし、彼が事件の解決を自演していたら。そう思うと、辻褄が合わない?さっき、子供が叫びだしたのも彼が犯人だからじゃないの?」

ドサイドン警部「まさかぁ、そんなことある訳が…

ユキメノコ「信じたくないだけじゃないの?ねぇ、彼も容疑者として調べてみない?」

その頃、ダークライはタクシーに乗っていた。すると、運転手が急に小型のテレビの電源を点けた。テレビからは、バラエテイ番組が流れている。

ダークライ「消してくれないか?」

運転手「………」

ダークライ「消してくれないか!?」

ダークライが強く頼んだその時、急に画面が砂嵐になる。しばらくするとまた映像が流れだした。しかし、さっきとは違う。画面には、スーツ姿のキリキザンが映っていた。

キリキザン「やあ、みんな昔話の時間だよ!!」

キリキザン「むか〜しむかし、あるところに凄い能力を持ったポケモンがいました。」

ダークライ「なんだこれは!!」

キリキザン「その凄い能力を持ったポケモンは、自分の能力を見せびらかし自慢ばかりしていました。」

キリキザン「そこで、あるズル賢いポケモンはこう考えました。彼は、自演で詐欺をしているとみんなに思わせればいいじゃないか!」
 ▼ 43 ガクチート@サイコソーダ 15/08/30 19:28:31 ID:BXyVv.2M [11/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリキザン「ズル賢いポケモンはそれを見事成功させ、凄い能力を持ったポケモンは天から地に引きずり降ろされましたとさ。めでたしめでたし!!」

キリキザンがそう言い終わったと同時にタクシーが止まり、テレビの電源が切れた。ダークライは、タクシーから降りると運転席に近づく。

ダークライ「おい!今の映像は一体何だ!?説明し…

キリキザン「お代は、要らないよ。」

ダークライ「キ…キリキザン!!待て!!」

しかし、タクシーは走り去ってしまった。

ダークライ「くそっ!!」

すると、ダークライの後ろから車が急発進してきた。

男「危ない!!」

男は、ダークライを蹴り飛ばし車から回避させた。

ダークライ「あ…ありがとう。」

男は、握手の手を差し出した。もちろん、ダークライもそれに応じる。しかし、その瞬間。

「ドンッ!!」

目の前の男が撃たれたのだ。
 ▼ 44 ラスル@たつじんのおび 15/08/30 21:26:29 ID:BXyVv.2M [12/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、急いで家に向かった。

ヘルガー「やぁ、おかえり。どうした?暗い顔して。」

ダークライ「今さっき、僕と握手した人間が死んだ。救うのはいいが握手はダメ。なぜだ?」

ダークライ「ヘルガー、君の言っていた4人の殺し屋の任務は僕を殺すことじゃない。生かしておくことだ。」

ヘルガー「何?どういうことだ?」

ダークライ「僕が何かを持っているからだ。だから、それを奪われないように。」

ヘルガー「他の3人が彼を殺した?」

ダークライ「彼らの関心は僕にある。彼らの監視網が迫ってきている!!」

ピンポーン!

ヘルガー「こんな時間に…誰だ?」

ダークライ「出てくれ」

ヘルガー「ダークライ、お客さんだ。」

ドサイドン警部「やあ、ダークライ。それで、話があるんだが…

ダークライ「署に来て欲しいんだろう?」
 ▼ 45 トカゲ@マグマのしるし 15/08/30 21:30:36 ID:BXyVv.2M [13/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドサイドン警部「ああ、そうだ。ついてき…

ダークライ「断る。」

ダークライ「あ〜キリキザンは賢い。疑いをユキメノコに植え付けた。そう思い始めると至難の業だ。疑いを消すことはできない。」


一度、その考えが、生まれると。
奴が次に打つ手は写真だ。
最初は悲鳴。次は僕が警察に連行される写真。
そして、僕を破滅へ少しづつ追いやる。
でも、奴のゲームに付き合う気はない。ドノバン巡査部長によろしく」S
 ▼ 46 ルタリス@きんのたま 15/08/30 21:31:24 ID:BXyVv.2M [14/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>45
誤送信です。
 ▼ 47 リマロン@ハイパーボール 15/08/30 21:42:49 ID:BXyVv.2M [15/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドサイドン「ああ、そうだ。ついてき…

ダークライ「断る。」

ダークライ「あ〜キリキザンは賢い。疑いをユキメノコに植え付けた。そう思い始めると至難の業だ。疑いを消すことはできない。」

ダークライ「一度、その考えが生まれると奴が次に打つ手は写真だ。最初は、悲鳴。次は、僕が警察に連行される写真。そして、僕を破滅へと少しずつ追いやる。でも、奴のゲームに付き合う気はない。」

ドサイドン警部「分かった。とりあえず、署にもどる。」

そう言うと、ドサイドンは帰っていった。

ダークライ「キリキザンの奴は、僕を嵌めようとしている。これ、以上奴の思い通りにはさせたくない。」

ヘルガー「あぁ、だがそうもいかないみたいだ。」

ダークライ「何?」

ヘルガー「ドサイドンだけは、味方だよ。上司命令で、ダークライを逮捕することになったってメールで送ってきた。」

 ▼ 48 ンバット@きんのいれば 15/08/30 21:55:10 ID:BXyVv.2M [16/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「そうか…。」

ヘルガー「あぁ、どうする?逃げるか?」

ダークライ「君も、僕を信用していないんだろう?」

ヘルガー「な…何言ってるんだよ。僕は、一番君と長く過ごした人物だ。君が嘘をついてるとは思えない。」

ダークライ「本当か?」

ヘルガー「あぁ、本当だ。僕は君を信用している。」

ピンポーン!

ダークライ「来たか。」

ドサイドン警部「ダークライ、お前を逮捕する。」

ダークライ「あぁ、分かった。従おう。」

ダークライ家を出て、パトカーの前で立ち止まる。家の中では、警視正とユキメノコとヘルガーが残っていた。

ユキメノコ「やっぱり、ダークライは捕まえておくべきだわ。それにしても、かっこいいとこ見せたいからって誘拐を自演するとはね。」
 ▼ 49 ニリュウ@ばんのうごな 15/08/30 22:26:25 ID:BXyVv.2M [17/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
警視正「全く、何が名探偵ダークライだ。あんな、詐欺師とっとといなくなってしまえばいいのに。」

ヘルガー「………」

警視正「ん?何こっちを見てるんだ?」

五分後、ヘルガーは友人の片手と一緒に手錠をされたままダークライの横に並んだ。

ダークライ「つきあいか?」

ヘルガー「あぁ、警視正に一発食らわすのは法律違反らしい。」

ダークライ「やっかいだな。」

ヘルガー「あぁ、保釈人もいないし。」

ダークライ「そうじゃない。僕達の脱出劇を考えてる。」

周りは、沢山の警官がいる。目の前には、パトカー。ダークライは、パトカーの窓から手をそっといれて警官達のイヤホンに繋がっている警報機を鳴らした。

ビーーーーーー!!!

イヤホンをしていた警官達は、耳を抑えてダークライ達から手を離した。その隙に、ダークライは警官の銃を奪う。

ドンッ!!

まずは、上空に発砲する。
 ▼ 50 テラ@ダークストーン 15/08/30 22:46:08 ID:BXyVv.2M [18/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「動くな!彼は、人質だ!」

ヘルガー「え?えっああ、そう…そうだ人質だ。」

ダークライ「近づいたら撃つ!」

ヘルガー「あぁそうだぞ、近づいたら撃つぞぉ…。」

ダークライは、ヘルガーの耳元で囁く。

ダークライ「よし、逃げるぞ!」

ダークライとヘルガーは、一直線で走り出した。警官達は、ようやく状況を理解し追いかける。

ダークライ「ヘルガー!手を繋げ!じゃないと、この手錠じゃ走りにくい。」

ヘルガー「ああ、分かった。…なんか、勘違いされそうだな…。」

二人は物陰に隠れて、警官達を見送る。

ヘルガー「!!、うっ後ろから誰か来てるぞ!警官か!?」

ダークライ「いや、警官なんかじゃない。罪人だ。」

前方の道路ではちょうどバスが発信している。

ダークライ「ヘルガー、いいか?バスに飛び込むぞ!いちにのさんっ!」
 ▼ 51 シギダネ@けむりだま 15/08/30 22:49:50 ID:BXyVv.2M [19/19] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日は、ここまで。なんか、改めて読むと展開早すぎてつまんないなぁ。そう思うと、キノさんとかはやっぱり凄いんだなぁ。
 ▼ 52 ークライ@メタグロスナイト 15/08/30 22:57:02 ID:jMBaCNh. NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 53 ェリム@マグマブースター 15/08/31 13:27:00 ID:GS7pON4g [1/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガー「ええ!?うっうわ!!」

ダークライとヘルガーがバスに轢かれそうになった時、後ろから誰かがダークライ達を突き飛ばして守った。

ドサッ!!

ダークライ達と男は道路の端に倒れる。すると、ダークライは横に倒れている男のポケットから銃を奪い構える。

ダークライ「なぜ、僕を殺さない!?僕の何が目的だ!?」

ゲッコウガ「キリキザンに言われたんだ!彼の忘れ物!コンピューターキーコードをお前が知っているはずだ!」

ダークライ「そうか、そういうことか。金庫を開けたプログラムだ。うちに来たときに置いていったのか?」

しかし、彼が答えるよりも早く銃弾がゲッコウガを貫いた。

ダークライ「どうやら、キリキザンはどんなシステムでも破れる万能キーコードを記したものを僕の家に置いていったらしい。家に戻らなければ。」

ヘルガー「でも、家にも警官がうようよいるはずだ。どうする?」

すると、ダークライは道路に転がっている新聞の一面に目がいく。

『ダークライの半生を大暴露!!謎の男の名前は、キリキザン!?』
 ▼ 54 夜◆ft7UnyM47A 15/08/31 13:33:46 ID:XendoO1I NGネーム登録 NGID登録 報告
シャーロキアンとして突っ込ませてもらうと
SHERLOOKじゃなくて
SHERLOCKな
 ▼ 55 ローン@ボスゴドラナイト 15/08/31 14:35:18 ID:GS7pON4g [2/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>54
まじすかwすんません。間違えてました。
 ▼ 56 ウカザル@しあわせタマゴ 15/08/31 16:27:40 ID:GS7pON4g [3/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「この記事を書いたのは誰だ。」

ヘルガー「ええと…ブー…スター。ブースターだ。」

ダークライ「なるほどな。ヘルガー、彼女の元に向かうぞ。」

ブースターは、仕事を終え帰宅していた。いつも通り、鍵を開け家に入る。しかし、リビングの扉が何故か少し開いている。

ブースター「閉めてなかったかしら。」

ブースターは、部屋の電気を点ける。すると、目の前のソファに二人の男が座っていることに気がつく。

ダークライ「やあ、まだ間に合う?」

ブースターは、驚きながらも冷静に回答する。

ブースター「言ったでしょ。いざという時、味方が必要なんじゃないかって。」

すると、一人の男がダークライ達のいる部屋に入ってきた。

キリキザン「ブースター、とりあえずマックでハンバーガー買ってきたよ。いつ食べ…あっ…あなたは、ダークライ!!」

ダークライ「どういうことだ、キリキザン!何故お前はここに居る!」

 ▼ 57 オー@たんちき 15/08/31 16:36:08 ID:GS7pON4g [4/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリキザン「そんなこと、あなたには関係ないだろう!?ブースターさん!僕は、こいつに雇われてたんです!」

ブースター「え?どういうこと?」

キリキザン「僕は、ただ彼に雇われて警察に捕まるようなことをしたんです!こいつは、あたかも難事件を解いたかのように自演していたんです!」

ブースター「なるほどね。」

キリキザンは、酷く怯えたような表情をしていたが瞳の奥で笑っているのがダークライには分かった。

キリキザン「おい、いい加減白状しろよ!証拠だってあるぞ!僕は、俳優だ!」

そう言うと、キリキザンは経歴が書いてある資料をブースターに渡した。

ブースター「確かに、俳優ね。」

キリキザン「ああ、子供番組にも出たことがあるぞ!おい、いいから白状しろよ!なぁ!?」

ダークライ「ふざけるな!!」
 ▼ 58 ンメル@すくすくこやし 15/08/31 16:57:24 ID:GS7pON4g [5/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、キリキザンに襲いかかる。しかし、キリキザンは読んでいたのかすぐにブースターの家から飛び出す。

ダークライ「くそっ!追いかけるだけ無駄だ。」

ブースター「無様ねぇ名探偵ダークライ。いや、イカサマ探偵ダークライ。」

ブースターはダークライに近づくと耳元で囁いた。

ブースター「ゲロを吐きそうだわ。」

ダークライ達はブースターの家を後にした。

ヘルガー「奴は、どうやって経歴を変えたんだ?そんな、簡単に出来ることなのか?」

ダークライ「それよりも、あいつは何故僕の半生を知っていた。僕の身内しか知らないことだぞ。」

ダークライ「嘘を売る時は、真実に包めば飲み込みやすい。奴はみんなの心に僕への疑いを植え付けた!ゲームを終わらせるのに必要なのはあと一つ…。やることがある。

ヘルガー「その前に、この手錠をなんとかしないといけな…あれ?外れてる。

ダークライ「ドサイドンのお節介だろう。まぁ、そのおかげで助かるが。ヘルガー、僕はやることがある。君とは別行動をする。」

ヘルガー「え?ちょっと待てよダークライ!ダークライ!」

しかし、ヘルガーが気づいた時にはすでにダークライの姿は無かった。

 ▼ 59 モンガ@モモンのみ 15/08/31 17:21:22 ID:GS7pON4g [6/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、聖バーソロミュー病院に来ていた。一人の女性に会うために。しばらくすると、研究室の扉が開いた。

キュウコン「どうしたの?」

ダークライ「キュウコン…僕は、近々死ぬことになる。」

キュウコン「え?」

ダークライ「君は間違っている。数に入っている。君は信頼できるって、ずっと思っている。」

キュウコン「何が必要?」

ダークライ「僕が君の思うような人間じゃなく、僕が思うような人間でも助けてくれるか?」

キュウコン「何が必要なの?」

ダークライ「君だ。」

一方その頃、ヘルガーはマタドガスの元に向かっていた。ダークライの半生を知る者は自分以外だとしたら彼しかいないからだ。

ヘルガーは、マタドガスの部屋に案内されるといつものように椅子に座った。

マタドガス「やあ、君から来るとは珍しいね。」

ヘルガー「何故、キリキザンがダークライの半生を知っているんだ?」
 ▼ 60 ノムー@こだいのせきぞう 15/08/31 18:03:33 ID:GS7pON4g [7/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
マタドガス「………」

ヘルガー「僕以外でダークライについて詳しいのは、あなたしかいないでしょう?」

マタドガス「奴は…キリキザンは…一度狙った獲物は必ず捕まえる。そして、捕食する。なにもかも…証拠すら残さずに。」

ヘルガー「………」

マタドガス「私は、奴からキーコードを聞くために拷問をした。何日も監禁した。しかし、奴は一度も吐かなかった。ある日、奴は私に提案をした…。キーコードを教える代わりに…。」

ヘルガー「ダークライの半生を話せと?」

マタドガス「あぁ……その通りだ…。」

ヘルガー「ダークライはイカサマだって、真っ赤な嘘も真実にくるめば世間は信じる。ダークライの破滅を望んでいる男にあなたは渡した!このうえない武器を!」

マタドガス「ヘルガー…私を許してくれ………。」

ヘルガー「何を今更!」

マタドガス「ダークライに伝えてくれ。」

しかし、ヘルガーは部屋を出て行ってしまった。

 ▼ 61 ゲキッス@プレシャスボール 15/08/31 19:03:32 ID:GS7pON4g [8/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
数分後、ヘルガーの元にメールが届く。

ヘルガー「聖バーソロミュー病院に来い…か。行くか。」

聖バーソロミュー病院の研究室に入ると、ダークライが待っていた。

ダークライ「奴は、偽の俳優のキリキザンという存在を作った。だが、逆に俳優としてのキリキザンという情報を消し去れば。」

ヘルガー「潔白を証明できる!」

ダークライ「だが、それにはキーコードを知らなければならない。奴は、うちに来た時何かしらの手掛かりを残したはずだ。思い出せ、思い出せ。奴は、何をしていた。」

ダークライの頭の中で、記憶が蘇る。

ダークライ「林檎………I.O.U…、そうか!Appleだ!」

ヘルガー「どういうことだい?」

ダークライ「奴は、借りを返すと言った。それも、I.O.Uと林檎に彫って。つまり、アルファベット順だ。aのアルファベット順は1。そうすると、キーコードは11616125。ちょうど、8桁だ。」

ヘルガー「それで……どうするんだ?」

ヘルガーが尋ねた時、またもや彼のケータイが鳴る。

ヘルガー「失礼………もしもし、え!?ドサイドン警部が!?」

ダークライ「どうした?」

ヘルガー「ドサイドンが銃で撃たれて病院に運ばれたらしい!」
 ▼ 62 イガニ@おおきなキノコ 15/08/31 19:53:19 ID:GS7pON4g [9/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「そうか。」

ヘルガー「…い、行かないのか?」

ダークライ「ああ。」

ヘルガー「身内だろ!?心配ぐらいしてやれよ!!」

ダークライ「僕は、行かない。」

ヘルガー「そうかよ、分かったよ僕一人で行くよ!」

ヘルガーは、聖バーソロミュー病院を出て中央都市の病院に向かった。

ダークライ「……すまない、ヘルガー。」

ダークライは、立ち上がり決戦の地へと向かう。

ダークライ「さあ、最終決戦だ。」
 ▼ 63 ロストロトム@しんかいのキバ 15/08/31 20:13:18 ID:GS7pON4g [10/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
聖バーソロミュー病院の屋上では、一人の男が「ステイン・アライブ」を聴きながら待っていた。そして、ようやく男の獲物が来た。

キリキザン「やぁ、ついにきたなダークライ。君と僕が最後の問題に挑む時が。」

ダークライ「僕は、望んで君と争っているわけではない。ただ、巻き込まれただけだ。」

キリキザン「ステインアラーーイブ!!人生なんてつまらん!ただ、続くだけ。ずっと楽しい事を探してきて、君で楽しめたけど…それももう終わり。僕が勝ったから!しかも、楽勝だった!つまらん…。」

ダークライ「………」

キリキザン「これからは、また凡人と遊ぶしかない。結局は君も凡人だったけど!まぁ、いっか。最後は、君も疑ったかな?僕の存在を。」

ダークライ「どうやって、経歴を変えた?また、裏から手を回したのか?」

キリキザン「そうさぁ、ワンパターンな事しかしてないのにあの記者は全く気付かないなんてね。」
 ▼ 64 グロコ@しんかのきせき 15/08/31 20:32:44 ID:GS7pON4g [11/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリキザン「それで?キーコードは分かったのかな?」

ダークライ「あぁ、林檎をアルファベット順にした数字の列だろ?殺し屋達は、僕がキーコードの手掛かりを知っているから殺せなかった。そうだろ?」

キリキザン「違う違う違ーう!!君は、本当に全ての記録を書きかえられる万能キーコードが存在すると思ったのか!?監視カメラと金庫の扉は、内部に協力者がいたから成功したのさ。やはり、天才というのは何もかもに意味があると思い込む。」

ダークライ「なら、殺し屋は?」

キリキザン「殺し屋も君と同じさ。ただ、一つだけ…早い者勝ちだと伝えたよ。」

ダークライ「なら、このゲームの終わりは?」

ダークライは、言いながらも察した。そして、屋上の端に立ち道路を上から見つめる。

ダークライ「………自殺か。」

 ▼ 65 ヤッキー@ギャラドスナイト 15/08/31 20:59:44 ID:GS7pON4g [12/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
その頃、ヘルガーは中央都市の病院に到着するも問題に直面していた。

ヘルガー「何?ドサイドンがいない?」

看護師「ええ、当院ではそういうお名前の患者はいません。」

ヘルガー「もしかして、ダークライの奴!」

ヘルガーは、状況を理解すると急いで車に乗り込み聖バーソロミュー病院に向かった。

しかし、その聖バーソロミュー病院の屋上では今まさに決着の時を迎えようとしていた。

ダークライ「僕が、飛び降りたくないと言ったら?」

キリキザン「それは、困る。いや、簡潔に言おう。君が飛び降りなければ君の友達は全員死ぬ。」

ダークライ「っ!!……ヘルガーとマタドガスか。」

キリキザン「全員だ!!」

ダークライ「ドサイドン…。」
 ▼ 66 メパト@ぼうけんノート 15/08/31 21:21:10 ID:GS7pON4g [13/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
キリキザン「弾は3つ。狙撃手も3人。犠牲者も3人。もう止める方法は無い。君が飛び降りない限りは。逮捕されてもいい。拷問もしていい。僕を好きなようにしていい。でも狙撃の中止命令は届かない。僕は中止しないし。」

キリキザン「たった3人の友達は死ぬ。ただし…

ダークライ「僕が自殺して、物語が完成すれば別。」

キリキザン「その方が、ずっとセクシー。」

ダークライ「僕は、汚名にまみれて死ぬ。」

キリキザン「そこが、肝心なところだろ。あぁ、観客もいるぞ。さぁ、跳べ。」

ダークライは、屋上の端に立ったまま思考を巡らせる。

ダークライ「(何か…何かないのか僕が生き残りヘルガー達を死なせない方法が!!)

ダークライ「1分だけ…時間をくれないか?」

キリキザン「………いいだろう。ただし、1分だ。それ以上は待たない。」
 ▼ 67 フーパ@レンブのみ 15/08/31 21:41:33 ID:GS7pON4g [14/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
10秒、いや5秒も掛からなかっただろうか。沈黙を破り発せられたのは、以外な言葉だった。

ダークライ「プフッ、ククク。フハハハハハハハハ!」

キリキザン「何だ?どうした?抜けがあったか?」

ダークライ「『僕は中止しないし。』今、そう言ったな?」

キリキザン「それが、どうした?」

ダークライ「ということは、その気になれば中止命令を出せるってことだ。なら、命令を出させればいい。僕は君だ。どんなことでもする。火もつける。地獄で握手したいなら、決してその期待を裏切らない。」

キリキザン「違うね、大口叩き。君は凡人。天使の側にいる普通のポケモンだ。」

ダークライ「天使の側かもしれないが一瞬でも思うな。僕が天使の一人だなんて。」

キリキザン「あぁ、そうだな…分かった。君は特別。そう…君は僕。僕は君。ありがとう、ダークライ。礼を言う。僕が生きていれば3人を助ける道は残る。まぁ…頑張れ。」

そう言うと、キリキザンはポケットから銃を取り出し自分の口に突っ込んだ。

ダークライ「まっ、待て!!」

しかし、ダークライが制止するよりも先に彼は発砲した。

 ▼ 68 ーナノ@あかいいと 15/08/31 21:57:56 ID:GS7pON4g [15/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンッ!!という銃声の後に、ドシャッと人が倒れる音がした。頭からは、とめどない血が流れている。

ダークライ「くそっ!一手遅かった!!」

もう、ダークライに残された道はない。キリキザンは、死んだ。つまり、ダークライが死なない限りヘルガー達は殺されてしまう。ダークライは、覚悟を決めて再度屋上の端に立つ。

しかし、見下ろした道路にはタイミングを見計らったかのようにヘルガーが現れた。ヘルガーは、親友に電話をかける。

ヘルガー「ダークライ!今どこだ!?なんで、ドサイドンが撃たれたなんて嘘の電話をキュウコンにさせたんだ!?」

ダークライ「ヘルガー!僕はここだ!病院の屋上だ!」

ヘルガー「なっ、ダークライ!なんで、そんなところにいるんだ!?今そっちに向かうぞ!」

ダークライ「待て!来るな!君は、そこにいろ!」

ヘルガー「なんでだよ!?」

ダークライ「話せば、長くなる。ヘルガー、よく聞くんだ!僕は、君に謝らなければならないことがある!」
 ▼ 69 ニャット@ほのおのジュエル 15/08/31 22:14:56 ID:GS7pON4g [16/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガー「何?」

ダークライ「僕は、イカサマだ。新聞が書いた通りだ。ドサイドンに伝えてくれ。それから、バカな兄にも。キュウコンにも。君からみんなに伝えてくれ。」

ヘルガー「何バカなこと言ってるんだよ!じゃあ、今までの事件も全部でっちあげたって言うのか!?嘘はやめろよ!!」

ダークライ「嘘なんかじゃない…本当だ。僕が、自分の利益のために犯罪者キリキザンをでっちあげた。」

ヘルガー「そんな…馬鹿な…。」

ダークライ「僕をずっと見ててくれ。じゃあ、やってくれるな?」

ヘルガー「何を?」

ダークライ「この電話は、いわば書き置きだ。遺すものなんだろ?手紙を。」

ヘルガー「なんの手紙を!?」

ダークライ「さよならだ。」

ヘルガー「やだ!よせ…よせ!!ダークライ!!」

ダークライは、手に持っていた携帯をキリキザンの方に放り投げる。

ヘルガー「神様…嘘だ…やめてくれ…。」
 ▼ 70 ガジュペッタ@だいちのプレート 15/08/31 22:30:59 ID:GS7pON4g [17/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、決心をした顔付きで道路を見下ろす。すると、彼は飛び跳ねた。まるで、壁を歩くかのように落下していく。

ヘルガーからは、落下し地面に着いたところはトラックで隠れていて見えない。しかし、グシャッというポケモンが潰れる音だけは聞こえた。

ヘルガー「ダァァァクラァァァァイ!!!」

虚しく、叫び声だけが響く。ヘルガーが駆け寄ったときにはもう野次馬が集まっており、近寄ることはできなかった。しかし、死んだ親友の顔だけは確認することができた。

ヘルガー「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<一ヶ月後>

ヘルガー「彼は死んだ。もう戻らない。」

カウンセラー「そう…悲しい出来事ね。」

ヘルガー「今日、帰りにあいつの墓参りに行きたいと思ってる。」

カウンセラー「そう。きっと、彼もあなたを待ってるわ。」

ヘルガー「あれから、ちょうど一ヶ月か。また、来ます。」

カウンセラー「ええ、いつでもいらっしゃい。」

ヘルガー「それじゃ。」

 ▼ 71 ローゼル@するどいくちばし 15/08/31 22:53:12 ID:GS7pON4g [18/18] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガーは、ダークライの墓の前に行くとたくさんの思いが込み上げてきた。

ヘルガー「君はこう言ったね。『僕はヒーローじゃない』って。そもそも人間とすら思えなかったこともあったけど、君は………いい奴だ。人間らしい人間だった。」

ヘルガー「誰が何と言おうが、君が嘘つきだったなんて信じない。絶対。ダークライ、僕は孤独だった。君に救われた。あと、一つだけ頼む。僕のために、もう一回だけ奇跡を起こしてくれ」

ヘルガー「だめだよ…こんな…死んでちゃ…頼む…こんなこと…やめてくれ。…やめろよな。」

ヘルガーは、涙を拭うと家に帰っていった。


木の陰に隠れていた一人の男に見つめられながら。

<完>

SHERLOCK〜ライヘンバッハ・ヒーロー〜

 ▼ 72 リキザン@マッハじてんしゃ 15/08/31 22:54:24 ID:MZ6C98YY NGネーム登録 NGID登録 報告
終わりなの?

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