【良心の呵責】ホウエンのD社、逃がされたポケモンを生命を発電に利用か。

　ホウエンのある企業が、トレーナーに逃がされたポケモンの保護を装い、手に入れたポケモンから生命エネルギーを抽出し、発電に利用していると内部からの匿名での情報提供があった。
告発されたD社は、ホウエン地方に本社を置く大企業で、社長令息が同地方のポケモンリーグ元チャンピオンを務めたことでも知られる。
　同社は保護のみでは不足する分をポケモンハンターを通して入手していたとも。

　これらの報道を受け、イッシュに拠点を置くポケモン保護団体『プラズマ団』代表ゲーチス氏は、「許し難い文明の力を使い間違えた非道の所業。もし報道が事実であった場合、同技術の即刻利用停止を求める」と述べた。

　しかし、近年のポケモンバトルの大会の興隆により、それら大会で使用する優秀な能力を持つポケモンを手に入れるために行われる選別作業、いわゆる『厳選』で不要なポケモン『孵化余り』が逃がされ、社会問題となっていることもまた事実であり、同発電では主にこれらのポケモンが燃料として利用されていたとのこと。

　これら厳選や孵化余りの処分については、孵化余りをトレーナーが逃す代わりに自ら殺処分した場合は、ポケモン愛護法に違反することになるなど、法整備が追いついておらず、新たなる枠組みでの対策が必要と考えられる。

　提供された情報によると同技術は他地方でも広く利用されているとのことであり、問題は更なる広がりを見せるものと考えられる。


ヒウンシティー•タイムス　
エモンガ記者

逃がされるポケモンって年間どれくらいおるんやろうか