【R18】メタモンがゴウに変身したら××しちゃうかもしれない

ーーー某日 サクラギ研究所ーーー

レンジ「はぁ〜、夜勤に食べる夜食のカップ麺は罪悪感あるけどうまいなぁ」ｽﾞｽﾞｯ…

メタモン(ゴウのすがた)「……」ｶﾞﾁｬ

レンジ「あれ、ゴウくん」

メタモン(ゴウのすがた)「……」

レンジ「こんな時間にどうしたの？ぼくになにか用事かな？」

メタモン(ゴウのすがた)「……」

レンジ「それとも、サトシくんのイビキがうるさ過ぎて寝られないとか？」

メタモン(ゴウのすがた)「……」

レンジ「えっと、ゴウくん？」

メタモン(ゴウのすがた)「……！」ﾃﾃｯ

レンジ「わっ！？」

メタモン(ゴウのすがた)「…！…！」

レンジ「もしかして食べたいの？」

メタモン(ゴウのすがた)「……！」ｺｸｺｸ

レンジ「しょうがないなぁ、少しだけだよ？ぼくもお腹ペコペコだし…」

メタモン(ゴウのすがた)「……♪」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

レンジ「あはは、そんなに食べたかったの？」

メタモン(ゴウのすがた)「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

レンジ「……」ｼﾞｯ

ていうかこの子、どう考えてもゴウくんじゃないよね？

姿形こそゴウくんに瓜二つだけど、めちゃくちゃな箸テクニックで懸命にカップ麺を掻き込む彼(？)は、いつも食べ方がキレイなゴウくんとは雲泥の差だし。

レンジ「キミは一体…」

そういえば数日前、ゴウくんがメタモンをゲットしたって言っていたような…。

メタモン(ゴウのすがた)「……？」

レンジ「もしかしてキミ、ゴウくんがゲットしたメタモンかい？」

メタモン(ゴウのすがた)「……！」ｺｸｺｸ

レンジ「そっかぁ〜、だからゴウくんに変身してたのか」

メタモン(ゴウのすがた)「……」ｽｯ

手に持っていたカップ麺を差し出すメタモン。中にはまだ半分以上残っている。

レンジ「ん？もういいのかい？」

メタモン(ゴウのすがた)「……」ｺｸ

レンジ「あ…もしや、さっきぼくがお腹ペコペコって言ったから気を使ったんじゃ…？」

メタモン(ゴウのすがた)「……」ｸﾞｩｰ

レンジ「あはは、ごめんごめん。気にしなくていいんだよ。カップ麺なら作ればたくさんあるからね」

メタモン(ゴウのすがた)「……！」

カップ麺をメタモンに渡してやると、ニコニコと嬉しそうに再び食べ始めた。

メタモン(ゴウのすがた)「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

そんなメタモンの素直で愛くるしい姿に、ぼくは釘付けになった。

はぁ〜、ホントかっわいいなぁ…。

表情や拙い仕草もかわいんけど、なにより顔がめちゃくちゃかわいいんだ。

メタモン(ゴウのすがた)「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

大きく吸い込まれそうな蒼い瞳、長いまつげ、くっきり二重、ちょっぴり勝ち気なスッとした眉毛…。

いつも思うけど、ゴウくんってホント…美少女だよなぁ…本人に言ったら怒られそうだから絶対言わないけど。

メタモン(ゴウのすがた)「…！…！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

レンジ「ん？もう食べ終わったのかい？」

メタモン(ゴウのすがた)「……」ﾍﾟｺﾘ

レンジ「ごちそうさまって？こちらこそ、喜んでくれたようで何よりだよ」

メタモン(ゴウのすがた)「……♪」ｷﾞｭｯ

レンジ「わっ！？」

急に抱きついてきたメタモンに動揺し、思わず座っていた椅子ごとひっくり返りそうになる。

いや、だってさぁ…いくらメタモン変身と分かっているとはいえ…。

メタモン(ゴウのすがた)「……」ｷｭﾙﾝ

今はゴウくんの姿だし、なによりめちゃくちゃ美少女だからね。