キクノ「お姉ちゃん、ベッドの下から出てきたんだけど…何これ？」 キクコ「み、見るんじゃないよ！」

キクノ「これラブレターよね？ユキナリくん宛ての…しかも大量に」

キクコ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ////」

年末に大掃除してたら恥ずかしいものが見つかっちゃうことあるよね

ほっほう…

姉妹って確定してたっけ？

>>3
あれで姉妹じゃ無かったら逆張り過ぎるよ

キクコ
キクノ
キクナ

>>3
ここだけの設定ってことでいいだろ
ミヅキとコウミが姉妹っていうネタみたいなもんだ

>>4
いや、姉妹じゃなくても従妹とかそういう噂もあったが

髪型も名前も似てるのに全く関連性無いとは思えないけど、ここまで何一つ関係が描かれてないとなるとなんとも言えないな

>>4
いや別に
ナリヤとユキナリだっていとこだし、最近だと
先祖がそっくりだったりするし

>>10
これ誰から聞ける？

えっちぃ下着かと

>>11
シキミの台詞だったはず
BWかBW2かは忘れたけど

>>10
これ2人一緒にいるって感じの文だし何かしら関係はあるよな

キクノ「ふ〜ん…お姉ちゃんやっぱりそうだったのね」ﾆﾔﾆﾔ

キクコ「キクノ！からかうんじゃないよ！」

キクノ「どれどれ…『初めてバトルをした時からお慕い申しておりました。あなたの勇ましい背中、凛々しい横顔…瞼に浮かべでは眠れぬ夜を過ごしております。』お姉ちゃんったら純情なのね〜」

キクコ「は、早く返しな！」ﾊﾞｯ

キクノﾋｮｲｯ「オホホ！『もしよろしければ一度でもよいので私と逢引きしていただけないでしょうか？』ですって！ロマンチックですこと」

キクコ「う、うぅ〜///」

キクノ「そうだ！いいこと思いついちゃったわ」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

キクコ「な、何をする気だい！？」

キクノ「もしもしユキナリくん？今キクコと家にいるんだけど、久しぶりに三人でお茶でもどう？」

キクコ「！！！！！！」

年末に地元に帰ったら初恋の人と会ったりしたいよね

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おじおばの若い頃想像するのは微笑ましい

支援

実際初代とdpで3年しか空いてないからカブとアスナの親族設定よりは現実味あるよな

てっきりユキナリ×ウルップのBL本かと思った

キクノ「すぐ来るみたいよ！」

キクコ「あ、会わないよアタシは！」

キクノ「だめよ〜ユキナリくんも嬉しそうだったし」

キクコ「すぐ来るって…大掃除中で家は片付いてないし、お化粧もしてないし」ｱｾｱｾ

キクノ「そんなの今更気にしないわよ！久しぶりのユキナリくん、楽しみねぇ」

キクコ「と、とりあえずあんたはお茶菓子の用意をしな！アタシは急いで着替えてくるから」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

キクノ「オホホ、お姉ちゃんったら初恋の人に美人に見られたいのね」

キクコ「そ、そういうことじゃない！」

キクノ「とりあえず用意できたけど…いかりまんじゅうでよかったかしら」

キクコ「アイツはニビあられのほうが好物だよ。棚の奥にあるはず」

キクノ「さすが〜、よく知ってるわねそんなこと」

キクコ「べ、別にたまたま覚えてただけさね！昔ラジオ番組でそんなことをいってたような気が…」

キクノ「ユキナリくんのラジオ…そんなの聞いてたのね」

キクコ「あ、あと勘違いしてるみたいだから言っとくがね！アタシが想ってたのは昔のたくましいトレーナーのアイツで！！図鑑をつくってるジジイのことなんて好きでもなんでもないんだからね！！！」

キクノ「昔からお似合いだったけどな〜、それに今はユキナリくんも独り身なんだし」

キクコ「そういう問題じゃない！」


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

キクノ・キクコ「来た！？」

いつの時代の設定か気になる

キクノ「いらっしゃ〜い！」

オーキド「お邪魔します…おぉキクノ！久しぶりじゃのう。四天王の仕事はうまくいっておるのか？」

キクノ「おかげさまでまだまだ頑張れそうよ！ユキナリくんも研究順調そうね。さ、お茶どうぞ」

オーキド「どっこいしょ…おおニビあられ！これ好物なんじゃよ。ところでキクコもいると聞いたんじゃが…」

キクノ「あれ？どこいったのかしら」


キクコ「…」ｽｩｰﾊｧｰ

キクコ「久しぶりだね、ジジイ」

キクノ（呼吸整えてた…かわいい）

オーキド「おお久しぶりじゃの！それにしてもジジイはないじゃろう」ﾊｯﾊｯﾊ

キクコ「フン…図鑑づくりさえ孫にまかせるようになったヤツがジジイ以外の何さ」

オーキド「相変わらず手厳しいのう…」

キクコ「勝手にトレーナーを引退しといて研究さえ人任せにするのかい？そもそもポケモンは戦わせるもので…」ｸﾄﾞｸﾄﾞ

キクノ（あ…始まった）

キクノ「お姉ちゃんお姉ちゃん」ﾁｮｲﾁｮｲ

キクコ「ん？」

キクノ「そんなツンケンしてたら失礼でしょ？ユキナリくんに嫌われたいの？それにそんな態度続けるんだったら…」ﾋｿﾋｿ


キクノ「手紙のことバラすわよ」

キクコ「！！！」

オーキド「ん？手紙？」

キクコ「な、なんでもない！」

キクノ「オホホホ、ごめんなさいね、お姉ちゃん久しぶりにユキナリくんに会えてはしゃいじゃってるみたいで」

オーキド「そうなのか？」

キクコ「コホン！そ、その……ユキナリ」ﾎﾞｿｯ

オーキド「！！？」

オーキド「キクコに名前で呼ばれるとは…なんだかむずがゆいのう」

キクコ「さっきはすまなかったね…そ、その…研究なんかせずにトレーナーをやってた時代はつよくていい男だったって言いたくて…じゃなくて！」

オーキド「お、おう…」

キクノ「オホホホ！」

キクコ「まあ、なんだ…お茶菓子でもたべようかね！」ｽｯ

オーキド「あ、ワシも…」ｽｯ


ﾋﾟﾄｯ（手と手が触れ合う音）

キクコ・オーキド「！！！？///」

キクノ「！！！！」ｷｬｰ

キクコ「わ、悪い！慌てて…」

オーキド「い、いや、こっちこそ…」

オーキド（こんなキクコの顔はじめてじゃ…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

キクノ「ん？」ｷﾗｰﾝ

年老いても「お姉ちゃん」呼びしてるのなんか良い・・・

キクノ（これはもしかして…脈あり？）

キクノ「二人とも手が触れたぐらいで何照れてるの？いい年した老人なんだから」

キクコ「べ、別に照れてなんかないさね！」（ユキナリの手、大きかった…トレーナー時代の力強さのままだ…）

オーキド「オ、オホン！まあキクコは昔からワシをよく思っておらんようじゃからのう。不快な思いをさせてすまんかった」

キクコ「そ、そんなことない！ずっとトレーナーとして尊敬してたし、さっきはむしろ嬉しかったぐらいで…あっ//」ﾎﾞｯ

キクノ（お姉ちゃん…さっきからボロがでまくってるわよｗ）

オーキド「そ、そうか…ワシはてっきり嫌われておるとばかり思っておった」

キクコ「私の態度がそう思わせたんだね。長い間…すまなかったよ」

キクノ「二人とも、長年の誤解がとけたみたいでよかったわね〜」

なんだこれ…

☺️

普段はオーキドとかじじいって呼ぶけどたまに気を抜いてユキナリって呼んでほしい

オーキド「オホン、キクコ…もしよかったらまた今度映画でも観に行かんかね」

キクコ「きゅ、急に何言ってんだい！」

オーキド「ワシは真面目じゃよ」ｷﾘｯ

キクコ「ふ…ふたりで？」

オーキド「ふたりで」

キクコ「ユキナリ…その…」

オーキド「なんじゃ？」

キクコ「昔はいろいろあったけど、これからは仲良くしてもらえるかね？」

オーキド「ああ、もちろん」

キクノ「二人とも…」


キクノ「週刊誌には気を付けてね！」

オーキド・キクコ「う、うるさい！///」

おわり
老いらくの恋っていいよね
いつか過去ssも書きたい