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SS

【サトコハ】ごめんね、セレナ…【SS】

 ▼ 1 ビィ@ライブキャスター 22/04/13 19:54:32 ID:UvjAb7Mg NGネーム登録 NGID登録 報告
 セレナから彼の話を聞いた時、私は自分の知っている彼の話だとは思わなかった。
 だってセレナのお話の中の彼は、勇敢で優しくて、とってもカッコいい存在としてキラキラ輝いていたからだ。
 それだけセレナの中では彼、サトシは特別に見えるのだ。

 恋の力ってすごいな。

 私はセレナの赤く染まった頬を見ながらついニヤニヤとしてしまった。

「もう!コハルったら聞いてるの?」

 スマホの画面の向こうのセレナは、頬を膨らませたがそれでも彼女の均整のとれた顔は綺麗で…羨ましいなと思いながら私はゴメンゴメンと軽い調子で謝った。

 ミナモシティでセレナと出会った私は、彼女と別れてからもスマホを通じて連絡を取り合っていた。
 おしゃべりの中身は、イーブイのことやコンテスト、私の通っているスクールの話など枚挙にいとまがない。

 でも、おしゃべりの最中にセレナはしょっちゅうサトシのことを聞いてくる。

「サトシは今日何をしていたの?」
「今日サトシってバトルしたんでしょ?どんなポケモン使ったの?」
「サトシ今日は調査でいないんだ…?」
「今日はホウエン地方に来てるのっ!?…あぁ…そう…トウカシティに行ったんだ…。」

 サトシの近況を聞くたびに一喜一憂するセレナはとても女の子らしくて、私はそんな彼女をとても微笑ましく、楽しい気持ちで見つめるようになった。
 ▼ 398 チルゼル@ミズZ 22/06/28 09:58:20 ID:ebG6hX6Y NGネーム登録 NGID登録 報告
ハッピーエンドなら何でもいいや
乙!
 ▼ 399 メパト@エムリットのはね 22/06/29 17:11:49 ID:9dGcMLzY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
1
 ▼ 400 ーボ@ちりょくのハネ 22/06/29 17:12:08 ID:9dGcMLzY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
1
 ▼ 401 ッスグマ@ガブリアスナイト 22/06/30 02:42:32 ID:XZxc5Fgw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今度読むわ
 ▼ 402 ガネール@とけないこおり 22/07/01 00:21:59 ID:a6y.xWeA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 403 ホミル@ピッピにんぎょう 22/07/02 23:15:04 ID:m2XI1LX2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 404 スゴドラ@つめたいにんじん 22/07/06 01:49:03 ID:dbfwFunM NGネーム登録 NGID登録 報告
幸せにおなり、だ……
 ▼ 405 リコオル@ウイングボール 22/07/07 03:52:25 ID:XdLAuPAk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この際サトシくんはセレナに浮気して二股してもええんやで?
 ▼ 406 ソクムシ@しゅんぱつのハネ 22/07/07 20:17:23 ID:1O7wVgIQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぐっちょぐちょのエロスをお願いします
支援!!
 ▼ 407 スイニューラ@ポケじゃらし 22/07/08 00:51:33 ID:plrIdZ52 NGネーム登録 NGID登録 報告
ワクワクします!!
 ▼ 408 パルダス@ハンサムチケット 22/07/13 12:02:11 ID:zAkkP99Q NGネーム登録 NGID登録 報告
やっぱサトコハよな
 ▼ 409 ビフット@かなめいし 22/07/13 12:40:00 ID:0mugZClM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 410 ンベアー@ドラゴンのホネ 22/07/15 21:28:21 ID:Ozuw.GHg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 411 ロスター@ダートじてんしゃ 22/07/16 12:56:06 ID:rBpgsBG. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援コメ多すぎぃ!続くのか?
 ▼ 412 fDgXbkVssI 22/07/17 06:22:34 ID:qcdkoIeU [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 それが始まったのは、いつものようにサトシと交わっている最中のことだった。

「いっ…イクぜコハルっ!!うう゛っ!!」

 どゅるるるるるるる!どぴゅどぴゅっ!

 あたり前のように大量の精子を私に注入するサトシ

「んん゛っ♡あ゛あ゛あ゛ぁぁぁっ♡♡」

 お腹の奥…子宮がパンパンに膨らむ快感に酔いしれながら私は喜びの悲鳴をもらす。

「ふぅぅぅ…コハルのおまんこ、今日も最高だったぜ…。」

「お゛う゛っ♡んほっ♡」

 サトシはいつものようにグリグリと亀頭を私の子宮口に押しつけて精子を絞り出すとゆっくりとおちんちんを引き抜いた。

「んはぁ…♡」

 開いたおまんこの穴からサトシの白い精子がコポコポ音を立てて漏れ出るのを幸せな気分で眺めているときだった。

「…えっ…?」
「…あっ…!」

 私たちは同時に声を出した。
 白い液体に混じっって赤い血が流れ出てきた。

「うあっ!?コハルっ!?」

 サトシの顔がサッと青ざめる。
 その顔には恐怖すら浮かんんでいた。

 一方の私は落ち着いて自分の血を見つめていた。
 なぜなら私にはこの血の正体がわかっていたからだ…。

 とうとう私も始まっちゃったんだ…。

 生理が…。

 私は静かに経血がシーツを赤く染めるのを眺めながら、保健体育の授業のことを思い出していた。

 生理が来たということは女の人のお腹の中で赤ちゃんができる準備ができたってことだと説明していた。

 お腹の中で精子と卵子が出会うと、受精卵になってお腹の中で赤ちゃんになっていく…。

 赤ちゃん…。

 私はイった後の余韻に浸っていたせいか、これからエッチする日を考えなきゃいけないな…なんてぼんやりと考えながら、落ち着いて自分の初潮を受け入れていた。

「コハルッ…血がっ…ケガしてっ…!?病院っ!?」

 一方のサトシは完全に狼狽えて…軽いパニックになっていた。
 ティッシュの箱を掴むと懸命に私の股から溢れる精子と経血の混じった液体を拭いていって…

「はっ…早く病院行かないとっ!」

 サトシは全裸のまま私をお姫様抱っこしてくれた。
 ▼ 413 fDgXbkVssI 22/07/17 06:23:18 ID:qcdkoIeU [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ぷっ…クスクス…大丈夫だよ、サトシ。」

 私は思わず吹き出してしまった。
 だってトラブルの時はいつも頼れるサトシが、あんまりにも慌てちゃってるから。
 そんなサトシが可愛らしくて私は思わず彼の頬にキスをしてしまった。

 ちゅっ♡

「へ…?」

「病院には行かなくても大丈夫だよ、女の子ならいつか誰にでも起こることなんだから。」


 私はお姫様抱っこ抱っこされてるのをいいことに彼の耳元にそっと呟いた。

「でも…。」

「ちゃんと教えてあげるからベッドに入ろ?」

「あ、ああ…。」

 サトシは優しく私をベッドに寝かせると大人しく座った。

 私は持ちうる知識を使ってできる限りわかりやすくサトシに生理について教える。

 サトシはうんうん頷きながら真摯に話を聞いていたけど…最後の方はあんまり良く分かってない表情になった。

「えーと…つまりコハルは赤ちゃんが出来る体になったってことか…?」

「うん…まぁ…。」

 私は曖昧に頷く。
 逆にここまではっきり聞かれるとこっちが恥ずかしいくらいだ。

「それで…今までみたいにコハルの中に出してたらコハルに赤ちゃんが出来ちゃうってことか…?」

「…そうだよ。」

 サトシでも、私の中にいつものようにたくさん射精したらそれがどういうことになるかなんとなくわかったようだけど…。

「それってつまりオレとコハルの…」

「まっ…待って!違うからっ!」

 何かを言いかけたサトシの言葉を慌てて塞いだ。
 ▼ 414 fDgXbkVssI 22/07/17 06:24:04 ID:qcdkoIeU [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「違う…?」

「そのっ…赤ちゃん作るのはっ…けっ…結婚する人とじゃなきゃだめなのっ!」

 結婚…そう…本当に愛し合う二人が結ばれる大切な儀式…。



 私は今になって自分の浅はかさを呪った。

 目先の欲望に流されて、気持ちいいことだけを優先して…セックスの本来の意味を、目的を無視していた。
 セックスは好きな人同士がする素敵な行為で…恋人でもなんでもない私とサトシがするには絶対にふさわしくない行為だ…。

 だってサトシのことを本当に好きなのはセレナで…。

 サトシに助けられただけでドキドキして…彼の体に興奮して…下卑た欲望でサトシを汚しちゃった私じゃダメ…。

 ダメなんだから…。

 私の胸の中に遅すぎる後悔の念が渦を巻いて、私の思考を支配しようとした瞬間だった。

「だったらオレ、コハルと結婚したい!」

 サトシは唐突にそう言った。
 ▼ 415 fDgXbkVssI 22/07/17 06:24:43 ID:qcdkoIeU [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「へ…?」

 うつむきかけた私はバッと顔を上げてサトシを見つめる。

 サトシの顔は真剣そのもので、嘘なんてかけらも見当たらない…真摯な眼差しを私に向けていた。

「だっ…ダメだよっ…!」

 私は慌ててサトシの言葉を否定する

 サトシは絶対に勘違いしてる…。

 サトシが好きなのは気持ちいいことで私自身を好きなわけない!

 私だって…私だってサトシとセックスするのが気持ちいいだけで…サトシのこと…男の子として好きだなんてそんなこと思ったこと…

「コハル…」

 サトシがぎゅっと私を抱きしめてくる…
 まるで逃がさないというかのように…

 ずるいよサトシ…そんなふうに優しく抱かれたら勘違いしちゃう…。

 サトシの腕に抱かれながら私は今までの彼との出来事を思い出す…。

 初めて会った時はただの不審者…
 次に会った時はゴウの友達で…
 
 そういえばゴウってサトシと会ってからすごく変わったな…。
 すごく明るく、前向きになってた…。

 気づけば私も何かを始めたくなってて…

 そんな風に周りにパワーをあげられるサトシってやっぱりすごいなって思っちゃう…。

 サトシのこと、改めてスゴいと思う、素敵だなって思う…。

 だからこそ…そんなサトシにはもっとお似合いの女の子がいるはずだもん…。

 夢に向かって頑張る素敵な女の子が…。

 セレナが…。

 だから断らなきゃ…

「コハル…好きだ…。」

「え…?」

 サトシは私を胸に抱きながら唐突にそう言った。

 私は思わず自分の耳を疑ったけど

「コハルが好きだ…オレ…。」

 サトシは確かにそう言った。
 ▼ 416 fDgXbkVssI 22/07/17 06:25:21 ID:qcdkoIeU [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシが私を好き…。


 その言葉の意味を噛み締めた瞬間、私の鼓動は早鐘を打ち始め、頬から火が出るのではないかと思うほど顔が熱くなってきた。

「な…なんで…?」

 サトシは今まで色んな女の子と旅をしてきたって聞いている。

 その中にはセレナやヒカリみたいに自分の夢に向かって真っ直ぐ頑張っている素敵な女の子だっているんだ。

 自分の夢もなく、ただなんとなく毎日を送っている自分とはあまりにかけ離れた素敵な女の子たち…。

 そんな子たちに、女の子としての魅力に迫れるとは夢にも思ってない…!

 なのになんでサトシは私を…。

 思わず疑念の視線を送る私にサトシは照れ臭そうに頬をかきながら言った。

「オレ…コハルの笑った顔が好きなんだ…。イーブイやワンパチと一緒にいる時の優しい顔とか、何かにチャレンジする時の張り切った顔とか…。」

「え…。」

「うまく言えないけど…コハルが笑ってるとオレも楽しくなるし、コハルが悲しそうな顔してるとオレも苦しくなって…。」

「サトシ……。」

 サトシが私のことを、私が思っていた以上に見てくれていることに胸がキュンとなる。

「あと…コハルが気持ちよさそうな顔してるとオレも気持ちいいし…。」

「…ばかっ!」

 せっかくいいことを言ってたのに…それをぶち壊すサトシの胸をドンと叩く私。

 だけどサトシが気持ちよさそうだと私も感じちゃうので心の中ではサトシに同意していた。
 ▼ 417 fDgXbkVssI 22/07/17 06:25:53 ID:qcdkoIeU [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「だから…。」

 サトシはそこで一旦言葉を切って、また真面目な顔になると、

「オレ、ずっとコハルと一緒にいたいんだ!コハルのこと…守りたい…!」

 情熱的な視線をまっすぐ私に向けてくる。

 心の奥底まで見透かされるような透き通った彼の瞳に私は吸い込まれたかのようにじっと見つめ返してしまう。

 彼の視線から温かい気持ちが伝わってくる…。
 本当に私のことが好きなんだっていう偽りのない誠実な心が伝わってくる…。

「コハル……んむっ…!?」

 気づけば私からキスをしていた。
 サトシの下唇を軽く噛むように吸い付きそのまま彼の口内を舐める。
 はじめは驚いたサトシだったけど、すぐに私の唇を求め返してくる。
 ピチャピチャと音を立てて、舌を絡ませながら私は頭の中で詫びる。

 ごめんね、セレナ…

「ちぅぅ…っはぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…はぁ…」

 激しいキスの後、見つめ合う私とサトシ…

 数秒の静寂の後、とうとう私はそれを口にしてしまった。
 セレナへの裏切りの言葉を…。


「私も…好き…サトシが、好きなの…。」

 絞り切るような小さな私の声…

 だけどサトシにははっきりと聞こえていたみたいで…

「コハル、嬉しいぜ…!ありがとう…!」

 前以上に優しく私を抱きしめてくれた。

 サトシに抱かれている中で心の中で感じていた幸福感がどんどん大きくなっていく…。

 家族に誕生日プレゼントを渡された時より…
 イーブイをゲットした時より…
 コンテストで演技をやり切った時より…

 もっともっと大きい幸せが私の胸の中に芽生え始めていた。

 もうこの幸せを手放したくない。

 サトシを自分のものにしたい!

 自分勝手な思いが、ある邪悪な発想に至ったとき、サトシの優しい腕の中で私は微かに震え上がったのであった。
 ▼ 418 fDgXbkVssI 22/07/17 06:27:16 ID:qcdkoIeU [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです…。
 ▼ 419 ークライ@ハンサムチケット 22/07/17 08:17:05 ID:unHQH00w NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
乙です
この後どうなる
 ▼ 420 トカゲ@ぎんのおうかん 22/07/17 09:48:40 ID:a8yImNqY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
早朝から乙です!

コハルは一体何を思いツイテシマッタノカ・・・?
 ▼ 421 ムパルド@マグマスーツ 22/07/17 10:17:58 ID:KLKEowC6 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>418
乙!!
 ▼ 422 ノクラゲ@たまむしプレート 22/07/18 01:14:11 ID:zrCwi1WU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
セレナが全てを知った時、いったい何が起こるのか・・・:;(∩´﹏`∩);:
支援!
 ▼ 423 fDgXbkVssI 22/07/19 22:36:53 ID:M25QFkmQ [1/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 そしてはじめての生理から二週間後…


 スクールが夏休みに入った私は、お父さんたちにジョウト地方を一人旅をすると言ってクチバシティを後にした。

 一人旅なんて全くのウソだ…。

 だってジョウト地方行きの飛行機の隣にはサトシが座っているんだから。

 私の隣に座っているサトシは、熱っぽい視線を送っている。欲望にたぎった瞳だ…。
 そして熱は視線だけでなく彼の体全体から発せられていた。

 無理もない…。
 だってあれからサトシは二週間も我慢しているからだ。

 ギンギンにたぎった欲望が熱となり彼の体からフェロモンと共に発せられている。
 そして彼のフェロモンを感じ取れるのは私だけだ。

 サトシの股間はズボンの上からでもはっきりと視認できるくらいパンパンに膨らんでいる。
 鞄で誤魔化さなきゃポケットに凶器を入れていると疑われるほどの膨らみだった。

 だけど私も負けないくらい興奮している。
 お股もグッショリと濡れている。
 生理用のナプキンを何度も変えないといけないほど愛液でびしょびしょになっていた。

 初潮が終わってから二週間もサトシに触れていない…。

 全てはこれからの数日間のため、お互い我慢をしてきたのだ。

 私もサトシも1秒でも早くジョウトに到着することばかりを祈って、互いに言葉を交わすことなくひたすら時間が経つのを待っていた。
 ▼ 424 fDgXbkVssI 22/07/19 22:37:46 ID:M25QFkmQ [2/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 そして飛行機が無事に着陸して数十分後、私とサトシは空港近くのホテルにすぐにチェックインした。

 立地も景観も、きっと観光で訪れたのならば素敵だった、なんて感想を抱くホテルなんだろうけど…。
 私もサトシもそこまで考えが至っていない…。

 ツインルーム…トレーナーの子供2人が相部屋を取るのは珍しいことでもないようで、受付の人は淡々と手続をすると部屋のカードキーを渡してくれた。

 サトシはお礼を言いながらそれを受け取ると、この日初めて私の手を握ってエレベーターホールに進んでいく。

 ちょうど降りてきたエレベーターに乗り込み6階を押す。
 そのまま他に誰も乗ってこないままエレベーターは動き出す。

 エレベーターの中でもサトシは無言だった。
 ただ繋いだ手は熱くて、じっとりと汗ばんでいる。

「コハル…。」

 ここにきてようやくサトシは口を開く。

「なぁに、サトシ?」

「いいのか…本当に…?」

 サトシにしては緊張した面持ちで尋ねてくる。

「その…ゴムとかしても…オレは大丈夫だけど…。」

「ダメだよ、サトシ!せっかく溜めてきたんだから、生でしなきゃ!」

 私はサトシの手を強く握りながらサトシに反対した。
 じゃないとここまで我慢した甲斐がない。

「あっ…ああ!」

 サトシも私の覚悟が伝わったのかギュッと握り返してきた。

「んっ♡」

 もうサトシと手を繋いだだけで私は感じ始めていた。
 ナプキンがさらに濡れてくるのを感じる。

 もうここで始めようかな…。

 そんな破滅的な発想が思い浮かんだのと同時に、エレベーターのドアが開いた。

「行くか…。」
「うん♡」

 私はこれから始めることにドキドキしながら部屋に進む。

 サトシはカードキーに四苦八苦しながら扉を開けると、私の手を引きながら部屋に入る。

 パタンと扉が閉まり、オートロックがかかる。

 これでサトシと私は2人きり…邪魔をするものは何もなくなった。
 ▼ 425 fDgXbkVssI 22/07/19 22:39:33 ID:M25QFkmQ [3/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シングルベッドが二つとソファが一つ、テーブルと壁掛けテレビと言った一般的な調度品が揃ったシンプルな部屋だった。

 私は期待と不安で頭がクラクラするほど興奮し始めていた。

 明かりをつけた部屋の中に進むと、サトシはリュックサックをソファに放って、おもむろに服を脱ぎはじめる。
 ムードのかけらもない、ヤルことしか考えていない行動だった。

 だけど私もサトシにつられてバッグをソファに置く。
 そしていつもの黄色いオーバーオールを脱いだ。

 その瞬間、サトシの視線が突き刺さる。

 サトシは白いシャツをにでいる間も食い入るように見つめて私を視姦する。

 私が服を一枚脱ぐたびにサトシの鼻息が荒くなるのが聞き取れる。
 ときどき小さいうめき声すら漏れている。
 今までにないくらいサトシは興奮している。

 だけど…私の方も負けないくらい興奮していた。

 サトシの肌が晒されるたびに、私は小さく息を呑んで、お股からトロリとしたものが溢れるのを感じる。

 そしてサトシが満を辞して最後の一枚を、パンツを脱いだ光景を私は目をギラギラさせながら見つめる。

 すでにガマン汁で股間部分がぐっしょりと濡れて色濃くなったパンツを脱ぐと同時に、ビキビキに膨らんだサトシのオチンポが姿を見せる。
 血管が見えるほどバキバキに勃起したオチンポはおへそに当たるくらい上を向いていて、先っぽからはダラダラと透明なお汁を垂らして床を汚していく。
 
 私はその光景を目に焼き付けながらショーツを引き下ろす。
 ズルズルと透明の糸を引きながら外気に恥部を晒すとモワッとした湿気といやらしい匂いが股間から漂う。
 私のおまんまんは愛液でグチョグチョになって、勝手にパクパクとヒクついていた。

「コッ…コハル…!」
「キャッ…!?」

 サトシは私の全裸を一瞥すると、鼻息を荒くしながらワンパチみたいに飛びかかる。
 サトシの勢いになされるまま私はベッドの上に押し倒された。

「ふぅっ…ふぅっ…!」

 サトシはあの時の興奮しきった野生のリングマのように息を荒げながら私を見つめる。

 そのサトシの黒い瞳孔は爛々と輝き体中の血流が活発化していることを私に教えてくれる。
 サトシのズル剥けチンポの先から垂れてきたガマン汁は私のお臍のあたりの垂れてきて私の下腹部をヌルヌルにした。

「さっ…サトシ…しよっか♡」

 私は大股を開くとおまんまんを指で広げて彼を受け入れる準備ができていることを暗に伝える。

 これからサトシと始める行為…セックス…

 ただのセックスじゃない…

 妊活だ…

 サトシと私の赤ちゃんを作るためのセックス…

 1◯歳の子供同士が絶対にしちゃいけない行為…
 ▼ 426 fDgXbkVssI 22/07/19 22:40:25 ID:M25QFkmQ [4/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 だけど…

 セレナを裏切ってまで私がサトシと結びつくには、もう既成事実を作るしかないと私の…女としての思考がそう結論づけていた。

 サトシの子供を妊娠すればセレナも身をひいてくれるだろう…。

 おぞましい期待を抱きながら私はサトシに視線を送った。

 サトシはゴクンと生唾を飲み込むと、可哀想なくらいにパンパンに膨れ上がった亀頭とビキビキの竿を私のおまんまんにゆっくりと近づける。

 来る…来ちゃう…サトシのおチンポが…

 ぷちゅぅ…♡

 真っ赤に興奮した亀頭とピンクでヌルヌルの膣口がキスをする。

「う゛あっ!」
「ひんっ♡」

 たったそれだけなのに、サトシのおチンポがビクンと揺れて、トクトクとガマン汁が先っぽから溢れる。
 サトシのガマン汁に反応するかのように私のお腹の奥がジンジンと熱くなってくる。

「はっ…はやく…挿れてぇ♡」

 とうとう堪えきれず私は欲望をそのまま口に出しちゃった…。

「コハル…ああ!わかったぜ!」

 サトシは顔を引き締めると真っ直ぐ腰を前に進めて私を貫いてくる。

「うぁっ……コハルのなかっ…いつもよりあつっ…!」
「ん゛っ♡さっ…サトシのおチンポもっ♡前より固くてっ…お゛っ、おおぎぃ…♡」

 サトシの太くて逞しいおチンポを、私のおまんまんはなんの抵抗もなく、むしろ歓迎するように受け入れる。
 グジュグジュと音を立てながらサトシのおチンポ…ペニスが私のお腹の中をかき分けていく。

「お゛っ♡ひっ♡い゛っっ♡い゛いっ♡」
「ふぅぅ…ふぅぅ!」

 サトシのカリ太ちんちんが私の膣ヒダに引っかかるたびに、体が跳ねちゃう♡
 サトシはまだ射精したくないのか、暴発しないようにゆっくりと腰を動かす。
 ▼ 427 fDgXbkVssI 22/07/19 22:41:07 ID:M25QFkmQ [5/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 そうだ…サトシには私の一番奥に出してもらいたい…。

 そうしているうちに…

 コツンッ!

「ひぎぃぃぃっっ♡♡」

 サトシのおチンポの先っぽが私の一番奥に届いちゃった♡
 頭の中に気持ちいい電気がビリビリ走って目の前が一瞬真っ白になる。

「…よしっ…奥まで届いたな…。」

 サトシは自分のおチンポで私の膣の長さを測ったみたいだった。
 これから激しくピストンをするために…♡

「よっと…!」
「あひぃぃぃぃ♡」

 サトシが腰を引くとぶっといおチンポが一気に私の膣内をめくりあげる。
 かったいカリ首が私の弱点をえぐる♡

「ふんっ!」
「はぁうっ♡」

 ズパンッと音を立ててまた私の奥深くまで挿入♡
 変な声が漏れちゃう♡

「コハルッ!コハル!」

 そして始まるサトシの激しいピストン

「お゛っ♡う゛っ♡ひぃっ♡い゛いっ♡」

 グチョグチョのおマンコにカチカチのオチンポが突き刺さる♡何度も何度も♡
 ▼ 428 fDgXbkVssI 22/07/19 22:41:39 ID:M25QFkmQ [6/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 私とサトシの繋がったところは愛液とガマン汁で糸を引くほど二つの体液で濡れている。

「あっ♡きっ…♡んっきもちいい♡サトシのカチカチのチンポっ♡たくましい大人チンポッ♡私を大人にしたチンポっ♡」
 
 体が勝手にビクンビクン跳ねるのを止められないまま、私は頭の中に思い浮かぶ言葉を叫ぶ。

「コハルのおまんこっ…めちゃくちゃ締めつけてきてっ…オレのチンポ離したくないって言ってるみたいに吸いついてるっ…ぜ!」

 サトシは口から涎を垂らしながら激しく腰を打ちつける。
 一回ピストンされるたびに頭が真っ白になっていく。
 私はもう数えきれないほどイっちゃてる♡

「お゛っ♡お゛おぉ♡しゃとしっ♡チンポ膨らんでるっ?い゛っ…イキそうなの?」

 サトシの太いおチンポがピストンするたびにもっと太くなっていくのがわかっちゃう♡

 サトシが射精したがってる♡私の中に♡
 二週間以上ためたぷるぷるに濃くなった赤ちゃんの素♡
 危険日ど真ん中の私の子宮の中に♡


「コハルッ…!ヤバッ…オレっ…もうっ…!」

 サトシのおチンポがビクビクと痙攣しはじめる。
 射精直前のあの震えだ♡

「サトシィ♡きてぇ♡サトシのせぇしぜんぶ出してっ♡♡妊娠させてぇぇっ♡♡♡」

 私は足をカニバサミしてサトシにしがみつく。

「コハルッ!コハルコハルコハル…!」

 引き寄せられたサトシのおチンポはズプズプと私のお腹の奥を突き進んで私の子宮口とキスをした。

「い゛ぐっ♡いぐいぐっ♡サトシのチンポでっ♡」

 目の前チカチカ瞬いて意識が飛びそうになる。いく直前のあの感覚に脳が蝕まれていく。
 ▼ 429 fDgXbkVssI 22/07/19 22:42:16 ID:M25QFkmQ [7/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「出すっ!コハルの中にっ…オレのせいしっ!」
「らしへぇ♡サトシのおチンポミルクっ♡私の奥でっ♡サトシのっ…赤ちゃん作ろっ♡」

 私はサトシにぎゅーっとしがみつく♡
 ずぷッとおチンポの先っぽが子宮の中に入ったのがわかっちゃった♡

「妊娠しろっ…コハルゥゥ…!う゛あ゛っ!」
「お゛ぎゅぅぅ♡♡」

 サトシは力強く私にチンポを押しつけてビクンと大きく体を震わせると…

 ゴビュッッ!!
「あ゛ひぃっ♡」
 サトシの濃ゆくて熱いのが私のお腹に発射された♡
 子宮の奥にねっとりとした体液がこびりつくのがわかっちゃう♡

ドビュビュビュルルル!!
「ふぁああああ♡♡」
 サトシのチンポから放出された特濃の精子が粘つきながら私の子宮に広がっていく。

ビュービュービューッ!!
「い゛い゛っ♡ひぃぃぃぃぃぃ♡♡」
 まだまだサトシの射精は止まらない♡
 あっつあつのサトシの精子は私の子宮を溶かして頭をバカにしちゃう♡

ビュルビュルビュルビュル!!
「おちんぽぉ♡サトシチンポでバカになるぅ♡♡」
「コハルの子宮が吸いついてきて…射精が止まらない!」

 私のおマンコがごくごくとサトシのみるくをのみこんでるっ♡

ピュルピュルッ♡
「あ゛ぁ…気持ちいい…」
「しゃとしのおちんぽミルクがお腹いっぱいにひりょがる〜♡♡」
 子宮をパンパンに膨らませるほどサトシの精子がいっぱい送られてくる♡

ドクンッ……!!
「っっ!!…ふぅ…。」
「う゛うっ……♡あひぃ…♡おなかいっぱい…♡」

 サトシのおチンポは最後に大きく振動するとゴポリと精子の塊を私の中に置き去りにして、ようやくサトシの射精が終わった。
 ▼ 430 fDgXbkVssI 22/07/19 22:42:47 ID:M25QFkmQ [8/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ふぅぅ…。」

グジュルルジュポッ

「いぁっ…♡」

 下品な音を立てながらサトシは私から半身を引き抜く。
 サトシの太いおチンポから解放された私のおマンコはパックリと開いたままで…
 そしておかしなことに、いつもなら子宮に入りきらなかった精子がドロドロと溢れるはずなのに…
 少し不思議に思ったけど、サトシのおチンポをお掃除フェラした直後、その答えがわかった。
 私の愛液で汚れたサトシのおチンポ、お口を大きく開けて舌先で汚れをなめ取っていると…

「うあっ…ごめんっ…コハルッ!?」

 ドピュドピュドピュッ!

「ん゛っ!?んん〜〜♡♡ゴクッゴクンッ♡」

 お口の中にドクドク出される精子を味わってようやくわかった。
 ために溜めたサトシの精子はドロドロと濃くなっていてゼリーのように固まっていた。
 口の中で噛まないと飲みこめないほどの濃ゆさ♡
 私はえづきながらも口からこぼさないようにサトシの濃厚な精子を飲み込む。

 受精しちゃった…きっと♡

 私は喉を通過する精子の生命力を感じながらそう実感した。

「コハルゥ…。」

 ついさっき射精したばかりなのに、サトシのおチンポは上を向いて血管が浮き出るほど勃起してる♡
 そうだよね♡二週間も溜めたサトシがこれくらいで終わるはずがないもん♡

「もっとしよう…サトシ♡私の子宮にこびりついたザーメン、サトシの新鮮な精子で洗い流して♡」

 私はクパリとお股を指で広げながら誘惑すると、

「コハル…コハルぅぅ!!」

 ケダモノになったサトシが私に襲いかかってきてくれた♡
 ▼ 431 fDgXbkVssI 22/07/19 22:43:39 ID:M25QFkmQ [9/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 その後の記憶は朧げだ。
 朝も昼も夜も、食べる時もお風呂の時も寝る時もサトシに犯されていたから。
 サトシにつかれるたびに頭が真っ白になるほど気持ち良くなって、射精を受けるたびに気を失うほどイっちゃった。

 気がつけば最後の1日で、私は正常位でサトシに貫かれていた。
 汗と涙と精液と愛液のにおいが充満した部屋で、グッショリと濡れたシーツの上で、私は快楽におぼれる。

「コハルッ…コハルゥ…これでっ…さいごっ…!」

 サトシの顔から余裕がなくなり、おチンポが細かく震え始める。
 射精前のあの痙攣だ。

「う゛っ…うん♡だしてっ♡サトシのせーえきっ♡私の中にっ…♡」

 私は力いっぱいにサトシにしがみつく♡

「うっ…!でるっ!!」

 ドピュドピュドピュッ♡ドクドクドクンッ♡♡

「い゛ぐっ♡しゃとしっの中出しでっ♡い゛っぐぅぅぅぅぅぅん♡♡♡」

 ビチャビチャと子宮に注がれる精子の感触に絶頂しながら女の子の幸せに酔いしれた。

「はぁっ…はぁっ…」

 サトシは息を整えながらおチンポを引き抜く。
 私のおマンコからはゴポゴポと白濁液が漏れる。
 
「コハルゥ…。」

 サトシはそのまま甘えた声を出しながら私に抱きつく。
 ▼ 432 fDgXbkVssI 22/07/19 22:44:27 ID:M25QFkmQ [10/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「…どうしたのサトシ?」

 セックスの時の獰猛さから180度変化するサトシの態度…私はこのサトシも大好きだ。

「出来てるといいな…オレたちの赤ちゃん。」

 サトシは私のお腹を愛おしそうに撫でながら優しく囁く。

 サトシは信じている…。
 
 私たちの赤ちゃんが出来たら私と結婚できるって…。

 無邪気に…純粋に…

 私はこの純粋無垢な男の子を心から愛してしまったことを実感した。

 ゴメンね、セレナ…

 今ならわかる…

 きっとサトシの心を掴むのは、魅力的な女の子になるとかすごい夢を叶えるとか、そういうことじゃないの…。

「サトシ…大好きだよ…♡」
「コハル…?んむっ!?」

 私はサトシにキスをする。
 舌を差し込み自分の唾液を飲ませる。

 自分の気持ちをサトシに刻み込ませるように…。
 ▼ 433 fDgXbkVssI 22/07/19 22:45:03 ID:M25QFkmQ [11/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 それから一ヶ月後…

 久しぶりの実家、だけど今日はみんな用事があると言うので誰も家にいなかった。
 私はこれを好機と捉えて密かに購入した妊娠検査薬を使ってみた。
 準備を終えた私はリビングのソファに座りながら検査結果を待っていた…。

 自分の尿を使って検査するなんてはじめは驚いたけど、思ったより簡単だったのでその点はほっとしていた。
 尿をかけて検査結果が出るまでおよそ20分…

 もし陰性だったらまたサトシとシないと…
 前回は溜めすぎてたから、今度するときは逆に毎日やってみよう…。

 そんなことを夢想しているときだった

 スマホロトムの着信音が鳴り出した。

 まさかのタイミングでビクンと全身が跳ねるほど驚いたけど、画面をみて更に驚いた。

 画面にはセレナの名前が表示されていた。
 しかもビデオ通話の呼び出しで…。
 ▼ 434 fDgXbkVssI 22/07/19 22:46:09 ID:M25QFkmQ [12/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナから電話が来たのは本当に久しぶりのことで…
 サトシとの関係が出来てからは連絡を避けていたけど…もしかしたら何か勘づいたのかもしれない…!
 ドクンと鼓動が高鳴り、動悸が加速していく…。

 このまま電話を無視したほうがいいかもしれない。

 一瞬そう思ったけど…

 セレナに本当のことを伝えるのは今しかない…。

 私は家に誰もいないことを改めて確認する 私は応答ボタンを押した。

『もしもし、コハル?久しぶり!』

「うん…久しぶり…。」

 画面越しに映る久しぶりのセレナはやっぱり綺麗で可愛くて、キラキラと輝いて見えた。

『ごめんね急に電話して?
 最近全然お話しできてなかったから…。
 いま家にいるの?』

「そっ…そうだね…。」

 まさかサトシと爛れた日々を送っていたとは言えず、私は曖昧に微笑むだけだった。

『あのね…、最近コハルとお話しできてないから、元気してるかなぁって思って…ごめんね、お節介だったかなぁ?』

 そういうセレナの表情は、善意に満ちていて純粋な好意から私に電話してくれたことが伝わってきた。

「うっ…ううん…。ごめんね、気を使わせちゃって…。」

 私は胸の奥から湧き上がる罪悪感と共に謝罪する。

 ごめんね、セレナ…。

 だけど、私の方がサトシを好きだから…。

 彼の子供を産んでもいいくらいに…。

『どうしたの…コハル…?』

 私の生返事を心配したのか、心配そうな顔をセレナがした瞬間だった。

「おじゃましまーす!コハル、どうだった?」

 ドアを開く音と能天気な声が部屋に響く。

『え?今の声…サトシ…?』

 セレナは敏感にも一瞬でサトシの声を聞き分けた。

「……っ!?」

 私は咄嗟に通話を切ろうとしたが、それより早くサトシが画面に映り込んだ。
 ▼ 435 fDgXbkVssI 22/07/19 22:47:29 ID:M25QFkmQ [13/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「あれっ!?セレナじゃないか?」

『サトシッ!久しぶりだね!元気だった?』

「おうっ!メッチャ元気!セレナは?」

『私も!メッチャ元気!そういえばシトロンから聞いたよ!ドナセナさんに…』

 画面越しでも二人の距離感は一気に縮まる。
 サトシとセレナは笑顔を酌み交わした。

 サトシの朗らかな笑顔を見た時、セレナの潤んだ瞳を見た時、私の心は嫉妬の炎で一瞬で焼かれた。

「サトシ…今日は用事があってきたんじゃないの?」

 サトシがなぜここに来たのかなんて分かりきってるのに…あえて私は二人の会話に口を挟んだ。

『あれ…そういえばサトシはなんでコハルの家に…?』

 サトシとの会話で盛り上がっていたセレナはここに来て初めて違和感を抱いたようだ。

 サトシが私の家にいることへの…。

「ああっ!そうだった!それでコハル…どうだった?」

 サトシは目を輝かせながら私の隣に座る。
 肩と肩が密着するほど近い。

『え…?なにが…?』

 セレナの表情に困惑と疑惑の色が浮かぶ。

 私はそんなセレナの反応を横目に、密かに持っていたペンのような形をした妊娠検査薬をサトシの目の前に持ってくる。

 このとき私はまだ検査結果を見ていなかった。
 私はサトシの口から結果を聞きたかった。
 サトシが妊娠を知ったときどう反応するかを…。
 そのために妊娠検査薬の結果の見え方は事前に教えていた。
 サトシは私の手にある妊娠検査薬を一瞥すると

「えーと…陽性ってことは…。
 やった!オレとコハルの赤ちゃんが出来たんだな!」
「わっ!?サトシったら痛いよ…!」

 喜び全開の表情できつく私を抱きしめてくれた。
 私の胸の中に言葉で言い表せられない幸福感が湧き上がり体がポカポカしてきた。

 いるんだ…お腹の中に…サトシと私の赤ちゃんが…。

 私はそっと下腹部に手を当てて命の鼓動を感じ取ろうとした瞬間だった。

『サトシッ…コハルッ…何をっ…ヒュッ…何の話をしてるの…?』

 目の輝きを失ったセレナが呆然とした表情で息を切らしながら質問をしてくる。
 ▼ 436 fDgXbkVssI 22/07/19 22:48:07 ID:M25QFkmQ [14/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ああ!赤ちゃんが出来たんだ!」

 サトシは屈託のない笑顔でセレナに返事をした。

『赤ちゃん…あっ!サトシのピカチュウとコハルのイーブイの赤ちゃんのことだよね!?驚いたなぁ、いつの間にそんなに仲良くなっちゃたの?』

 セレナはハッとした表情になると、己の中でそう結論づけようとした。
 だけど…

「違うって、オレとコハルの赤ちゃんだよ!」

 サトシはあっけらかんとそう言い放った。

『えっ…!』

 セレナの表情が固まる。

「オレ…コハルのことが好きになって…コハルと結婚したくて…。でもコハルが赤ちゃんが出来ないと結婚してくれないっていうからさ、この間妊活ってやつをしてようやく出来たんだ!」

 サトシは私の肩を抱きながらセレナに赤裸々に説明した。

『…好き…結婚…妊活……』

 セレナは空虚な表情のままブツブツとその言葉を繰り返すだけだった。

「コハル、これからどうする?とりあえず所長に報告して…」

 サトシはセレナの変化を気に留めることなく、明るい調子のままこれからのことを話そうとしたときだった。

『サトシ!!』

 スマホロトムから一際大きなセレナの声が聞こえた。
 ▼ 437 fDgXbkVssI 22/07/19 22:48:57 ID:M25QFkmQ [15/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「セレナ?」

『サトシ…コハルのこと…好き…?』

 画面の奥のセレナの顔は暗くてよく見えなくなっていた。
 ただ、あの鈴のような声だけが私たちの耳にはっきり届く。
 そしてサトシはセレナの質問に間髪をいれずに答えた。

「ああ!大好きだ!世界でいちばんコハルのことが好きだ!」

 サトシは私の肩を強く抱くと、力強くそう答えてくれた。

「サトシ……。」

 私は思わずサトシに抱きついた。

『…コハル…。』

「セレナ…?」

『幸せになってね…。』

 その言葉を最後に画面は真っ暗になった。

 セレナ…
 ごめんね、セレナ…
 優しいあなたから大好きな人を奪って本当にごめんね…

 だけど…だけど…私ももう…後戻りできないくらい…サトシが好きだから…
 ▼ 438 fDgXbkVssI 22/07/19 22:49:32 ID:M25QFkmQ [16/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「サトシ…!」

「どうしたコハ……んむっ!?」

「抱いてっ…!私をメチャクチャにして…!」

 私は無性にサトシに抱かれたくなった。
 もうお腹の中に赤ちゃんがいるけど関係ない。
 サトシの体を、心を、その存在を心と体で感じずにはいられなかった。

 私は再びキスをしながら服を脱いでいく。
 そして戸惑うサトシのベルトのフックを外す。
 すでにサトシの股間は盛り上がっていた。

「コハルッ!?いきなり何をっ…うあ゛っ!!」

 サトシは私の豹変にふためくばかりだったけど、私がおちんちんを咥えた瞬間、抵抗しなくなった。

「おひんぽっ♡じゅるるるっ♡サトシのおチンポっ…おいしっ♡」
「コハルゥゥ……。」

 サトシは夢中でサトシのペニスをしゃぶる私の胸元に指を伸ばすと乳首を摘む。

「あひっ♡ちくびっ…いいっ♡」

 桜色のポッチから走る快感に私はおまんこが濡れるのを感じながらサトシの性器を…私を女にした太いおチンポにご奉仕する。

「はむっ♡ちゅるるるっ♡かぽっ♡」
「コッ…コハルッ…オレっ…もう…!」

 サトシのおちんちんがピクピク痙攣し始めるのを確認すると私は慌てて口を離す。

「ぷはっ♡はぁ…♡はぁ…♡」
「ぅあっ…コハルゥ…なんで…?」

 イく直前にフェラチオを中断されたサトシは、情けないほど切なそうな顔で私を見つめる。

「ふふっ♡どうしたのサトシ…?」

 私は指先で亀頭をなぞりながら意地悪く尋ねる。

「ハッキリ言ってくれないと…わからないなぁ♡」

 私は竿をゆっくりと上下にシゴきながらサトシを挑発する。

「うぅっ…コハルゥ…コハルゥ…!」

 サトシはよだれを垂らしながら血走った目で私を見つめる。

 そろそろだ♡

「サトシが本当に私のことが好きなら…。」

 私はチンポから手を離すとソファに腰掛けて股をクパァと開く。
 ▼ 439 fDgXbkVssI 22/07/19 22:50:16 ID:M25QFkmQ [17/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「コハルッ…コハルッ!!」

 サトシは私をソファに組み敷くと、限界まで興奮したおチンポを私の大事なところに突っ込んできた。

「う゛う゛っ♡んあ゛あ゛あっ♡♡」
「コハルッ…好きだ好きだ好きだっ!」

 サトシは私に告白しながらがむしゃらにピストンしてくるっ♡

「好きっ♡しゅきっ♡わたしもサトシ好きぃっ♡♡」
「コハルッコハルッ!」

 パンパンパンパンパンッ!!

 我が家のリビングでいやらしい音が響く。
 サトシと私の奏でるいやらしい音っ♡
 サトシがおチンポを出し入れするたびに飛沫が飛び散ってソファを…リビングを汚していっちゃう♡

「サトシッ♡好きっ♡おチンポっ♡気持ちィィ♡」
「コハルッ…オレっ…もうっ!」

 サトシのおちんちんが一段とおっきくなった♡
 くるっ♡きちゃうっ♡サトシの精子がっ♡

「う゛んっ♡来てっ♡サトシの精子っ♡赤ちゃんのお部屋にっ♡きんたま空っぽになるまで射精してっ♡」

 頭の中が何回も快感で真っ白になる感覚を味わいながら私は叫ぶ。
 サトシにしがみつく。

「お゛う゛っ…いぐっ…コハルの中に全部出すっ!」

 サトシのチンポがビクンビクンと痙攣してあとひとこすりで射精をしようとした瞬間だった。

 ガチャンッ!

 聞き慣れたドアの開く音
 今聞こえちゃいけないはずの音が部屋に響いた。
 快感で歪んだ景色の中、お母さんの姿が視界の隅に映った。
 ▼ 440 fDgXbkVssI 22/07/19 22:52:20 ID:M25QFkmQ [18/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ただいまコハル♪玄関に靴あったけどサトシくん来てる……………の?」

 はじめはサトシをどうもてなそうかどこか楽しそうなお母さんの声が私たちの姿を、状態を認識した瞬間、文字通り絶句した。

「おかあ…さんっ…!」
「おわっ!?」
「あなたたち…何を…。」

 お母さんが唇をワナワナ震わせた瞬間だった。

 ゾクゾクとした感覚が背中に走る。
 羞恥心、罪悪感、背徳感、そして快感…
 あらゆる感情がオーバーヒートして脳の中を駆け巡って意識を焦がしていく。

「あ゛あ゛っ♡♡♡」
「コハルッ…締まるっ…」
「んん゛゛っっ♡♡」

 私は反射的にサトシのチンポを締め付けた。

「あなたたち止めっ…」

 お母さんが私たちに何かを言おうとした瞬間、お腹の中でサトシのチンポが大きく跳ねた♡

「う゛ああぁっ!!」

 ごびゅっ!!

 お腹の奥に熱々の精子が解き放たれた瞬間、

「い゛ぐっっ♡」

 私は絶頂を迎えた。

 どぴゅどぴゅどぴゅっっ!!

「い゛っぢゃうぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」

 サトシの射精は終わらない。

 どぴゅるるるるるるるるっっ!!

「お゛があ゛さんにみられながら゛っ♡いぐぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」

 私は全身をガクガクと震わせながら絶頂した。
 ケダモノのような叫びをあげて、絶頂とともに力が抜けた膀胱から放尿しながら…
 そして私の意識はゆっくりと暗転していった…。
 ▼ 441 fDgXbkVssI 22/07/19 22:53:05 ID:M25QFkmQ [19/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 お母さんにサトシと私がシてるところを見られてから半年が過ぎた。

 本当にいろんなことがあった…。

 お母さんが取り乱して泣いて、お父さんがサトシを殴って、現実をうまく飲み込めないソウタは逆に弟が出来るってワクワクし出したり…サトシのお母さんがお父さんたちに土下座したり、ゴウが本気で怒ってサトシと絶交しかけたり…

 ロケット団じゃないけど…本当になんだかんだあって…今、私はマサラタウンのサトシの実家に身を寄せている。

 サクラギ研究所の所長の娘がスクールを出てもないのに妊娠したことが世間に知られたら…お父さんの評判がどうなることかは日を見るより明らかだ。

 だからサトシのお母さんはせめてもの罪滅ぼしとして私を引き取ることを申し出たのだ。
 

 もちろん…堕胎を…赤ちゃんを堕ろすことは一番初めに話としてあがった。

 だけどそれは嫌だった…たとえサトシと離れ離れになっても、私とサトシが本気で愛しあった証の…お腹の子を殺すことなんて絶対に出来なかった。

 泣いて拒否する私にお父さんたちはとうとう折れて、私の思いを受け入れてくれた。

 通っていたスクールには急遽旅に出るということにして休学を申し入れた。
 スクール側としてはこの歳頃にはよくある事象だということであっさりと受理された。

 そしてサトシは、アローラチャンピオンを引退しかねてから声がかかっていたカントーのバトルフロンティアのフロンティアブレーンになった。
 それはサトシが旅をやめてカントー地方に留まることを意味していた。
 そのサトシの決断に私やゴウをはじめ、周囲の人は大層驚いた。

 だけどサトシは

「オレたちの子供が生まれたら…出来る限りそばに居てあげたいんだ。
 それにカントーにいた方がコハルも実家に帰りやすいだろ?」

 というサトシらしからぬことを言って周囲を納得させた。

 私は夢より安定をとってくれたことに、サトシらしくないと思う気持ち半分と、夢より私のことを優先してくれた嬉しさ半分の複雑な気持ちになったが、結局は嬉しさの方が大きくなった。

 だってサトシが…あのサトシが私のことを大事にしてくれている…。
 その事実に私は彼に惚れ直すのであった。
 ▼ 442 fDgXbkVssI 22/07/19 22:53:55 ID:M25QFkmQ [20/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 すっかり大きくなったお腹をいたわりながら私は平穏な日々を送っている。

 サトシの実家にいるとサトシのお母さん…お義母さんがすごく良くしてくれるけど、申し訳ないから私も出来る限りお手伝いする。
 だってサトシの奥さんになるんだから…。


 ごめんね、セレナ…

 セレナは調子を落とすことなく順調にコンテストアイドルの道を歩んでいる。
 最近のニュースを良く賑わせている。なんでも近々カロス地方に帰るらしい。
 
 自分勝手な思いだけど
 セレナには頑張ってもらいたい…
 本当にわがままな願いだけど…
 
 セレナからサトシを奪ったどこまで自分勝手な私の願い…

 だけど私の夢は始まったからもう止められない…

 私の夢は、サトシの隣で、いつまでも、いつまでもサトシを支えることだから…

 ルート:開花する私   完
 ▼ 443 ロンチ@きんのナナのみ 22/07/19 22:56:59 ID:4r7s/iN. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
どんな状況になってもサトシはどこまでも真っ直ぐなんだな・・・(´;ω;`)

完結乙です!
 ▼ 444 fDgXbkVssI 22/07/19 22:59:17 ID:M25QFkmQ [21/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
くぅ疲れました。

これにて終了といきたいところですが、ルート:開花する私 のエピローグが始まります。

ただし本エピローグには人によっては不快だと思われる描写がございますので、ご注意をお願いします。
これまでのお話で終わっていいと思う方はここまでで大丈夫でございます。

また、エピローグにはエッチシーンはないのでご容赦ください。

それではエピローグをはじめます
 ▼ 445 ネコ@パワーバンド 22/07/19 22:59:38 ID:nBAYIV26 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
完結乙です

今回はアンケの結果妊娠ルートだったけど妊娠しなかった場合どうなってたのか気になる
 ▼ 446 ャラコ@こおりのジュエル 22/07/19 23:00:27 ID:4r7s/iN. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
うん?エピローグもあるのか・・・どうなるんだろう
 ▼ 447 fDgXbkVssI 22/07/19 23:01:12 ID:M25QFkmQ [22/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
開花する私  エピローグ


 ピン ポーン


 ソファでくつろいでうたた寝をしている私を家のチャイム音が起こした。

 来客の対応はいつもならお義母さんが気を遣って玄関まで出て対応してくれるけど、今日は買い物に行っており家にはいない。
 もちろんサトシはフロンティアブレーンとして仕事中で不在だった。

「はーい!」

 私はお腹を隠せる服を羽織りながら玄関まで行く。
 身内と病院以外に妊娠してることを悟られたくないからだ。

 ガチャッ

 私はそのまま玄関のドアを開ける。


 鍵もかけないで不用心だと都会の人が見たら思うかもしれないが、田舎に位置するマサラタウンではこれが普通。
 それに半年マサラタウンにいたけど物騒な出来事なんて一切起こらなかった。
 それくらいマサラタウンは平和で平穏な街なのだ。
 だから胎教にもとても良くて、私はこのサトシの故郷が好きになっていた。
 ▼ 448 fDgXbkVssI 22/07/19 23:02:01 ID:M25QFkmQ [23/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「あれ…?」

 扉を開けて私は首を傾げた。

 確かにチャイムはなったはずなのに、ドアには誰もいない…。

「いたずら…?」

 私は玄関から出てあたりを見渡した。

 だけど人がいた気配すらない。

 やっぱり誰かのいたずらかな?
 
 スクールにいた頃、低学年の男子がやっていたいたずらを思い出しながら玄関の方をーに振り向いた時だった。

「イッブイ!」

 私のイーブイが血相を変えて突っ込んできた。

「どうしたのイーブイ…?キャッ!!」

 イーブイは私を横切るといつの間にか背後に立っていたモノに体当たりをした。

「ちぃっ!?」

 イーブイの体当たりに怯んだその相手を見た時、私は驚愕した。

「セレナ!?」

「久しぶりね…この泥棒猫!!」
 ▼ 449 fDgXbkVssI 22/07/19 23:02:51 ID:M25QFkmQ [24/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「なんでここにっ!?」

「決まってる…。サトシを取り返しにきたのよ!」

 セレナはそういうと懐から刃物を取り出した。

「ひっ!?そっ…そんなっ…セレナ、あのとき幸せになってって言ってたじゃ…。」

「その時はそう思ってたわ…。だけどこの間サトシにあった時に聞き出したのよ…。」

「なっ…何を…?」

「サトシは半ばあなたに襲われてエッチさせられたってね!
 マフォクシー かえんほうしゃ!」
「フォォォォォ!!」

「きゃあぁぁ!!……イーブイ!?」

「ブイィ……。」

 迫り来る炎からイーブイは咄嗟に私を庇ってくれた。
 だけど全身に大火傷を負っている。
 ひどい…早くポケモンセンターに連れて行かないと。
 私はイーブイを抱き上げた時だった。

「行かせないわよ!ゴロンダ!」
「ゴンッ!」

 私の行く手をゴロンダが阻む。

「お願い、セレナ…行かせて…!
 悪いのは…私なんだから…イーブイは許して…お願い…。」

「ダメダメダメダメ…。
 パートナーとトレーナーは一心同体…。
 トレーナーの罪はパートナーの罪…。
 あなたもイーブイも許せない…!」

「そんなっ…!」

 セレナの瞳はかつての輝きを失い、漆黒の殺意しか浮かんでいなかった。

「大丈夫だよコハル♪イーブイと一緒に送ってあげる…。
 地獄にねぇ!
 ニンフィア、ようせいのかぜ!」
「フィアー!」

「きゃあああァァァァァ!!」
 ▼ 450 fDgXbkVssI 22/07/19 23:03:29 ID:M25QFkmQ [25/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ピンク色の風は恐ろしいほどの破壊のエネルギーを帯びて私に襲いかかった。
 反射的にお腹を庇った私は後ろ向きに吹き飛ばされた。

「ぐぅっ!!」

 背中から地面に叩きつけられ、激しい痛みが背中に走った。
 だけどよかった…。お腹はなんともない…。

「やっぱりお腹が大事みたいね…。」

 ホッとしたのも束の間、セレナは引きつった微笑を浮かべながら近づいてくる。

「ニンフィア、リボンでコハルを磔にして!」
「フィア!」

 ニンフィアはリボンを伸ばすと私を磔にした。
 膨らんだお腹がセレナの眼前に晒される。

「ひっ…ひぃ…!」

 セレナは引きつった笑顔のまま私のお腹に頬擦りする…。

「この中にサトシの赤ちゃんがいるんだ…。」

 お腹を撫でるセレナの手の感触に吐き気を催すほどの嫌悪感を覚える。
 その瞬間、お腹の中の赤ちゃんがビクンと胎動した。赤ちゃんも怖がってるんだ…。

「ふふふ…。大丈夫だよ♪お母さんと一緒のところに送ってあげるから♫
 ゴロンダ!」

 セレナがゴロンダに声をかけた瞬間、嫌な予感に血の気が引いた。

「やめてっ…セレナっ!お願い…なんでもするからっ…!お腹の子だけは許してっ…!」

 私は涙を流しながら叫んだ。心の底からセレナに願った。

「ごめんね…もう決めたことだから…。」
 ▼ 451 fDgXbkVssI 22/07/19 23:04:00 ID:M25QFkmQ [26/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナは笑顔のままそういうとくるりと踵を返した。

「ゴロンダ…コハルのお腹にアームハンマー…。」
「ゴンッ!」

 ゴロンダは主人の願いを叶えようと意気揚々に声を上げると、その丸太より太い腕を振りかざした。

「や゛べてっっ!ゼレナっっ!なっ…なんでもするからっ…!!おべがいじまずぅぅぅ…!」

 私は失禁しながら声の限り叫んで懇願したが、セレナは振り返らなかった…二度と…。

「ゴンッ!!」

 サングラスをかけたゴロンダは邪悪な笑みを浮かべると右腕を私のお腹に向かって振り下ろし……







 ▼ 452 fDgXbkVssI 22/07/19 23:09:20 ID:M25QFkmQ [27/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「すとーーーっぷ!!止めて、ユリーカ!もう十分!お腹いっぱいだわ!!」

 プリズムタワーのすぐそばの喫茶店で私は妹分の妄想話にストップをかけた。

「えーっ、これからが盛り上がるところなのにー!」

 ユリーカは可愛らしい顔の唇をニューッと伸ばして不満気に言った。

「まったく…趣味が悪過ぎよ!
 私がコハルにサトシを取られたから復讐する…?
 変な漫画の読み過ぎよ!」
「ふぇ〜、セレナ怖ーい。」

 私は大変無礼な妄想を語ってくれたユリーカに釘を刺す。
 まったく…コハルにも私にも失礼すぎる話だ。

「えー、でもセレナはコハルのこと…恨んでないの…?」

 ユリーカが小首を傾げて質問する。

 ずるい質問だ…だけど私の中では既に決着のついた話なのだ。
 だから正直に話す。
 もちろん、ユリーカが相手だからであるという前提で…。

「はじめはすっっっっごく恨んだよ…。」
「やっぱり!」

 ユリーカは目をランと輝かせる。
 言いたいのはそこじゃないんだけど…。

「だけどね…すぐにわかっちゃったの…サトシもただの男の子なんだ…って…ね。」
「え…?どういうこと…?」

 ユリーカの頭にクエスチョンマークが浮かぶ…。
 無理もない、簡単には説明できないからだ。

 あのとき…サトシがコハルのことを大好きだっといった時の電話で…
 私は強がりを言って電話を切ったつもりだった。
 だけどうっかりビデオ画面を切っただけで通話を切ってはいなかったのだ。
 それに気づいたのは、私がビデオを切って涙を拭こうとした時だった。

『抱いてっ…!私をメチャクチャにして…!』

 スピーカーからコハルの切実な叫びが聞こえた。

 そしてサトシとコハルの…その…エッチが始まったのだ。
 ▼ 453 fDgXbkVssI 22/07/19 23:10:36 ID:M25QFkmQ [28/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 はじめは絶望的な気持ちでその音を盗みぎきしていたのだが、サトシのエッチ中の情けない声を聞いているうちになんだか冷めてしまったのだ。

 憧れの存在だったサトシも、女の子の前ではただの男の子で…どこにでもいる特別でもない男の子なんだ……って

 そう思ってしまった私は、それ以上サトシに対する特別な思いが消えてしまっていた。
 あの空港で別れる前にしたキスも、今となってはなんだか恥ずかしく思えてしまう。

 それに気づいてからはサトシと、そしてコハルとも私はいい友人関係になれた。

 コハルの乙女心がわからない鈍感サトシにアドバイスをしたり、コハルに美味しいポフレの作り方のアドバイスをしたりして、私の大事な友達になってくれた。

「とにかく…私にとってサトシは特別じゃなくなったってこと!」

 私は端折り過ぎたと思いつつも、自分の中の結論をユリーカに伝えた。
 ▼ 454 ブカス@しずくプレート 22/07/19 23:10:48 ID:tBp6B3w6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コハルのおもらしは現実ではないのですか…
 ▼ 455 fDgXbkVssI 22/07/19 23:11:03 ID:M25QFkmQ [29/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「えーと…。」

 ユリーカはさっぱりわからないと言った顔だ。
 ごめんねユリーカ、でもこれを詳細に話すのはユリーカがもう少し大きくなってからね…。

「それじゃ、セレナはもう立ち直ったの?」

 ユリーカは視点切り替えて質問してくる。
 というより初めからこっちを聞きたかったのだろう。
 やっぱりユリーカはいい子だ。

「とっくに立ち直ってるわよ!もう3年も前の話だもの!」

 私はウィンクしながら答える。

 するとユリーカの顔がパァッと明るくなる。

「良かった、セレナ…良かったね!」

 少しだけ涙ぐんだユリーカに私も釣られそうになったけど、ここは年上の私が持ち堪えないと。
 私はユリーカを元気づけることができる最大のカードを切ることにする。
 ▼ 456 fDgXbkVssI 22/07/19 23:11:37 ID:M25QFkmQ [30/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ねぇユリーカ!」
「なに、セレナ?」

 お互い涙をごましながら私は続ける。

「シトロンって今もフリーなの?」
「もちろん全然まったくのフリーだけど…。」

 私の言葉をユリーカはゆっくり解釈すると途端に笑顔になった。

「それじゃあセレナ!お兄ちゃんをシルブプレしていいの!?」
「ちょっ…ちょっと待って!いきなりすぎるわよ!」
「善は急げだよ!ちょっと待って、お兄ちゃんがどこにいるか聞いてくる!」

 そう言ってユリーカはスマホを片手にテラスに出ていった。
 どうしよう…やり過ぎちゃったかな…だけどユリーカが笑顔になったからいいか…。

 私はそう内心で愚痴り、フラッペを一飲みした直後だった。

 スマホの通知音が鳴った。

『コハルがポケスタグラムを更新しました。』

 私はその表示を何気なくタップすると写真が表示された。

 そこにはどこかの大会の優勝トロフィーを持って満面の笑みを浮かべたサトシとコハル、そして3歳くらいの子供が映っていた。

 ごめんね、コハル…

 私のあのときのサトシへの思いがあなたを焦らせたかもしれない…

 だけどもういいよね…

 だってあなたの今の笑顔、最高に輝いてるから!


 ▼ 457 ナトーン@きよめのおこう 22/07/19 23:12:20 ID:1CZgRfVc NGネーム登録 NGID登録 報告
さあ、これから何ヶ月上げられ続けるかな?
 ▼ 458 リープ@ホエルコじょうろ 22/07/19 23:13:21 ID:nBAYIV26 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
エピローグ乙です

>>451で数分止まっててまじでビビってたわw
 ▼ 459 ブリム@すごいキズぐすり 22/07/19 23:13:44 ID:4r7s/iN. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ユリーカこの野郎www
何はともあれヤンデレ堕ちしなくて良かった

今度こそ完結乙!
 ▼ 460 シカマス@にんじんのタネ 22/07/19 23:15:45 ID:YWrMn3nQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
何がなんでも生だから、こんな展開もあり得なくもない

と思ったらユリーカ貴様www乙!
 ▼ 461 fDgXbkVssI 22/07/19 23:18:15 ID:M25QFkmQ [31/31] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぶひぃ疲れました。

これにて本当に完結です。

読んでいただいた方にサトコハを味わっていただきたく頑張りました。
もちろん前提にコハルとセレナの関係が成立しているからこそ本ストーリーは作ることができましたので公式に感謝です!

サトコハはあり得るんだほ

次はまたサトアイを書こうかな…

ご拝読とご支援ありがとうございました。
 ▼ 462 ローラゴローニャ@カミナギのふえ 22/07/19 23:36:09 ID:tidww5HY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙おつ
 ▼ 463 ガガルーラ@ようせいジュエル 22/07/20 00:38:38 ID:RtOk6avg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です
 ▼ 464 イアント@ハートアメざいく 22/07/20 00:40:59 ID:I6S6FP9o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙 サトアイ書く時は、最初はゴムハメからスタート…ってのはダメですかね?
 ▼ 465 クタン@わすれもの 22/07/20 01:02:12 ID:wTtwBhcQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イッチアイリス推し?

次のサトアイはシロナから負けたアイリスの慰めックスかな
 ▼ 466 ーシャン@くろいてっきゅう 22/07/20 01:07:01 ID:0f.gEtcc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ユリーカの妄想はあそこからどう盛り上がっていくつもりだったんだろうか・・・
とにかく面白かった!乙
 ▼ 467 ガゲンガー@ゆでタマゴ 22/07/20 04:51:56 ID:hMxcZpXY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です
個人的にはサトマリも見てみたい
 ▼ 468 リーパー@ファイヤーメモリ 22/07/20 05:46:11 ID:wTtwBhcQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトセレはないんですか!?
 ▼ 469 リデプス@ペアチケット 22/07/20 05:46:31 ID:l3ukc3Uo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトセレはないんですか!?
 ▼ 470 ジョンド@プレシャスボール 22/07/20 11:33:03 ID:EapkyLm6 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>461
乙でした
 ▼ 471 ダツボミ@こうらのカセキ 22/07/20 14:45:57 ID:9/Zw6XPk NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
乙でした
 ▼ 472 イバニラ@メガチャーム 22/07/20 20:47:43 ID:wrwE4nvU NGネーム登録 NGID登録 報告

色々な種類のssが書けるの凄い
 ▼ 473 ガヤンマ@スパイスセット 22/07/20 21:55:59 ID:a57EjGpw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
素晴らしい大作だった…乙です
 ▼ 474 ックウザ@サファリボール 22/07/21 21:51:13 ID:gapgFgqY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これからも色々と欠いて欲しい
完結乙でした
 ▼ 475 ラガラ@のどスプレー 22/07/28 18:41:13 ID:h79MrXnQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

とても良かった
 ▼ 476 リコオル@ヘビーボール 22/07/29 16:25:43 ID:IZCoh/iY NGネーム登録 NGID登録 報告
もう何回も読んでる
胸が熱い

>>474
ミス
×欠いて
○書いて
 ▼ 477 ガチルタリス@かんしゃメール 22/07/29 21:36:58 ID:AYEAoaFo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
語彙力の高さに感服する
 ▼ 478 ッカグヤ@どろだんご 22/07/30 16:23:11 ID:s0dE153M NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
これは抜ける
 ▼ 479 ノムッチ@トロピカルメール 22/08/01 01:37:37 ID:6wTcN6kM NGネーム登録 NGID登録 報告
勃起が止まらん
 ▼ 480 イコウオ@たてのカセキ 22/08/05 17:29:36 ID:Rzzcl1LM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あれ?昨日の書き込みは?
 ▼ 481 ノムー@みどりのプレート 22/08/15 22:06:48 ID:/xvAVhug NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
完結してたんだ
乙でした
 ▼ 482 イドン@たべのこし 22/08/15 23:45:39 ID:os2.aQ.I NGネーム登録 NGID登録 報告
>>462から>>481まで、書き込んでいるのは何人?
 ▼ 483 ロバー@オーロラチケット 22/08/17 01:18:08 ID:8JwgJykA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>482
俺と俺以外の誰か
少なくとも2人
 ▼ 484 フォクシー@あおぞらプレート 22/08/17 22:14:42 ID:88mgS2ZI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
俺も居るぞ
 ▼ 485 ローラベトベトン@シールいれ 22/08/17 22:29:00 ID:oL0UZZR6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
もうあげなくていいでしょ
 ▼ 486 クデ@ヤシのミルク 22/08/23 22:11:21 ID:6Y8YVp4k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトコハの関係についてゴウがどう思ってるのか
ゴウの内面を具体的に書いて欲しかったかな
とりあえず乙でした
面白かった
 ▼ 487 ワッス@かざんのおきいし 22/08/26 07:29:58 ID:oIp.RzYU NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 488 ツベイ@アイスメモリ 22/08/26 07:34:09 ID:H/BQj.lI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>487
あげんなガイジ
 ▼ 489 ダイトス@チーゴのみ 22/09/08 22:48:01 ID:8PN.LaWo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もっと続いて欲しいくらいだ
とりま乙
 ▼ 490 ャイキング@くちたけん 22/09/11 10:54:55 ID:BDI2OcGQ NGネーム登録 NGID登録 報告
>>486
脳が破壊されたっしょ……
 ▼ 491 スイニューラ@かがやくいし 22/09/15 22:36:06 ID:bRigJJLM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
幼馴染の女の子が知らない間に親友の物になってたっしょ
 ▼ 492 ラルマッギョ@しっぽのくんせい 22/09/19 00:31:32 ID:zEg6.DjA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>491
わっはっは
 ▼ 493 リザポス@ぎんのナナのみ 22/09/19 21:57:41 ID:0IPMHM5E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴウ視点のサトコハSS読みたいですね
 ▼ 494 プラス@コダックじょうろ 22/09/21 23:17:07 ID:EY4QKbg2 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>493
興奮するっしょ
 ▼ 495 サギリ@ロトムじてんしゃ 22/09/30 12:39:10 ID:unlYzPaE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久々に読んだ
やはり良いね
 ▼ 496 ンターン@アブソルナイト 22/09/30 12:40:24 ID:bxQIwfNY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>495
こいついっつも同じエロSS上げてんな
 ▼ 497 ルマッカ@けいけんアメXS 22/10/15 22:30:06 ID:qDogrkPk NGネーム登録 NGID登録 報告
サトコハ来るかしら?
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1662100
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