テル「アルセウスフォンが鳴っている……カイさんからか……」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

テル「もしもしカイさん？」

カイ「…………」
カイ（少しぐらい特別だと思ってた。他の人よりも気にかけてもらってると思ってた）

テル「今日のカイさんは無口ですね」

カイ（いつも通りのテルさんだ）

テル「カイさん？どうかしました？」

カイ（どうしたのなんて心配して、どうしてって聞きたいのは私の方なのに）

カイ「テルさん…私ね…………」

テル「カイさん？何か調査してほしいとかそういう話ですか？」

カイ「祭りに来てたよね知らない女の子と一緒に」

テル「カイさんも来てたんですね。それなら誘えばよかったかな」

カイ「違う！」

カイ「私は笛吹いてたら…ヤグラの上で……」

テル「そうなんですね。そう言えば流れてましたね笛と太鼓、屋台でイモモチを食べ終わったらショウ先輩が一緒に踊ろうって言ってそれで僕は――」
カイ「テルさん知らない女の子と一緒で……わたしは……みているだけだったね」

テル「先輩に誘われたのでそれがなにか？」

カイ「なにって……なんで？」

テル「え？」

カイもアルフォン持ってんの？

カイ「なんでなの、なんでなの、なんでよ分かってよ！あの子は誰？どうして教えてくれなかったの？確かにその子とは友達じゃないけど、私はテルさんのこと知りたいものテルさんのこと一番に知りたいのテルさんの側に居たいのそれも一番がいいし1番以外嫌なの仲良くなりたいのにどうして？私は！テルさんが知らない所で笑ってるとか！嫌で他の子と手を繋ぐのも！私だけがよくて！私と一緒にいて欲しくて！祭りだって回りたかったし！テルさんが楽しそうにしてると笑っているとその側に私がいて！そういうのがよくて！頭が痛いの苦しいの！テルさんのことばかり考えてどうにかしそうになって……テルさんが神電話してくれるの待ってるの！たまには話してよ私に話しかけてよ私ばっかりじゃやだテルさんも少しぐらい……少しは私のこと気にならない？ちょっとも？まったく？なんでもないの？シンジュ団だけ？普通の知り合いなの？普通じゃなくなりたいの普通よりも一個でもいいから普通じゃないのがいい……ねぇテルさんどうすればいいかなねぇテルさん聞いてる？聞いて私の声を聞いてなにか思う？思ってくれる？安心でもなんでもいいなにか思ってそういうのが欲しいそういうの求めちゃダメ？テルさん！」

カイ「テルさん！テルさんなんだよ私ねテルさんがいいのテルさん以外いらないし要らない……テルさんだけでいいからワガママ言ってないよ一回だから一回じゃんみんななんてどうでもいいしいらないしあっち行ってて欲しいのになんでテルさんはそっち行くのこっち来てこっちに来て側にいて離れないで嫌だよテルさんの隣にいるのは私だよ私がいい私がいい居させて……誰あの声私知らないよ知らないテルさんになるのはやだテルさんのこと全部知っていたいし知りたくないことあるの嫌だしでも知りたくないこと知らないのはもっと嫌だし苦しいの苦しい痛い痛い痛い痛い……テルさんテルさんと遊びに行こうって言いたいのにお祭りだって回ろうと思ってたんだよ行きたいよでもテルさんあの子と行くの遊んでるの？今どこにいるのテルさん誰かといるのテルさんテルさん……ねぇ聞いてる？ねぇなんで？いつもみたいじゃない？私おかしい？おかしいよねそれは分かるんだよでも知りたくてテルさんのこと知りたくて変になるのテルさんと離れたくないのいつも一緒にいたいのどこでもいいのテルさんと一緒ならどこでもいいからテルさんと会ってないよ会いたいよでも今会ったら泣きそうだし泣いてるしあの子とどうなんだろうなんなんだろうってそればっかり気になってるしねぇ聞いてる？私と一緒にいるよりあの子の方がいいの？私だめ？どこがダメ？直すから言ってよ直す絶対に直すだからお願い教えて聞きたいのテルさんはね私テルさんだから……テルさんだからっていうのがあるの他のコウキさんがテルさんそっくりでも関係ないのいるはずないけどねぇそういうのじゃなくてテルさんじゃないとダメなのだから仲良くなりたいのになんか……こういうのじゃなくてもっと違う話したいけど気になって……でもテルさん笑顔だったよ？私以外に笑うの嫌だよ嫌じゃない？そうじゃない？テルさんはそういうのない？テルさんはそういうのない？テルさんって誰が好き？好きな人いる？好きになれる？好きってなにか分かるね？時々ね怖いのテルさんはなんで隣にいてくれるんだろうってテルさんと私ってそもそも友達だよね？友達じゃぐらいにはなっているよね友達と思ってくれてる？テルさんはそういうの……うぅうテルさん声聞かせて声聞きたい私のこと話してテルさんが一番私のこと分かって……分かって欲しい一番になってほしいなりたいの成ってでも……ちょっと嫌なことがあるとくじけそうで……だってテルさんはなんか私を大切にしてる感じがないから……大切大切って変だけどでも大切にしてほしい大切がいいの！ほかのと一緒にされるの嫌なの本当に少しでいいから……」

カイ「テルさん私のこと考えたことある？時空の歪みが閉じてからにずっと会ってないけど一回ぐらいは考えてくれた？私ねずっと考えてたテルさんのことしか考えてなかったよ全部てるさんだからテルさんも私のこと結構考えて……テルさんと私は違うよ？違うよね分かってるでも！期待はするししちゃうしこうして裏切られても……テルさんと話したいって思うのでも話したってこうなってどうにもならなくてどうすればいいかなねぇテルさんテルさん？神電話つながってるよね？テルさんと繋がってるよね？でも遠い遠くて会いたいテルさんに直接会いたいの笑ってほしいのテルさんに頭を撫でてね大丈夫って言って欲しいの今どこにいるの？どこ？誰かといる？あの子？あの子だれ？さっきから何回も聞いたよね答えられないような相手なの？どんな仲？私より？やだそんなのやだわたしよりなんてやだってやだ……違うって違うって言って！！私テルさんのこといっぱい考えてるよ！足りない？それじゃだめ？もっと？なにすればいい？分かんないしいつも考えても失敗するしどういう私がいいのか教えて教えてくれたら私がんばるよ絶対がんばるよだからそんな子ほんとはどっちでもいい私が会いたいしテルさんはもっと別で私が変わればいいだけって分かってるけど……テルさんねぇテルさん今なに考えてる？私おかしい？私へん？テルさんの話をしてテルさんから私に声をかけてテルさんから近づいていつも私ばっかりばっかりばっかり……一方通行じゃあこうなっちゃうよ！こういうふうになっちゃうからテルさんもこっちに来てテルさんは私嫌い？嫌いじゃないよね？違うよね？やだよ嫌いにならないで嫌いいやだ嫌いなのいやだ……好きに好きになって欲しいだれか好きになって違うテルさんが好きに……嫌いなの？ガラナちゃんみたいに私のこと嫌いなの？声かけなくなるの？知らない顔されるの？私なんて言えばいいの？なにすればいいの？飛べばいいの跳ねればいいの手を繋げばいいのみんなやろうとしてでもやったら見てくれなくて……どうすればよかったのどうすれば誰も……テルさん声聞きたい……なにか言って安心させてでも他の人に笑うのやだ私に笑って笑って……頭痛いお腹も痛い……気になってたのになんで連絡してくれなかったの私に教えてよ私知りたいのテルさんのこと知りたいのさっきからなんかもう気持ちぐるぐるで……同じこと言ってるけど仕方ないよ仕方ないじゃんテルさんのことしか考えてないんだから……テルさんのことだけだからずっとテルさんになっても……テルさんが大切で大切にしたくて大切じゃないといやでだから私を見てテルさん見てないとやだ……他の子なんてやだぁ……やなのまた行くの？どこか行くの？一緒に調査するの？私と遊んだところに他の子と！そんなのやだよ上書きしないでよ！私ずっと覚えてるのに上書きされて……また行ったら今度は違うの？同じ朝焼け見て違うもの見るの？そんなのやだやだやだテルさんと一緒に一緒のもの分けて分かって……おかしいよそんなの違うよね私おかしいのおかしいの分かるよでもおかしくなって……テルさんのこと頭から離れなくなって……今も……テルさんテルさんテルさんテルさんテルさんテルさんテルさんテルさんテルさん…………うぇううううううっテルさんテルさん……っげうぅ……テルさんのテルさん？テルさんテルさんテルさん……テルさんがいい私はいいからだからテルさんも……ねぇお願いテルさん……テルさんもテルさん……ヴぅううヴぅうう」

人狼の最終日かな？

テルさんまで読んだ

>>3
笛で通話してるんでしょ

テル（……めんどくさいなぁ…）
テル「じゃあカイさん明日一緒に2人きりで調査に行きませんか？純白の凍土で珍しい黄色ニューラを見かけたという情報があって、調べたいんです」

カイ「ねぇなんであの子の話はしないの？祭りで何してたの？なんで2人でいたの？話をはぐらかさないでよ！」

テル「一緒に居たのは同じ調査隊の先輩ですよ、2人でいたのもラベン博士がいい写真を撮るのに苦戦してたから先にいこうってだけで普段の調査なんかも別々にやってますし」

カイ「本当に？」

テル「はい嘘なんかつきませんよ」

メンヘラスイッチOFF

カイ「なぁんだ私は初めからテルさんを信じてたよ！明日の調査楽しみだね！」

こえぇ

長い

ドロロやんけ

ーーー明日・純白の凍土ーーー
テル「おはようございますカイさん」

カイ「昨日は騒いじゃってごめんね？その分今日の調査頑張ってニューラ見つけるから許して」

テル「気にしてませんよ。僕に吐き出すことでスッキリするならそれでいいんです」

カイ「なんで叱ってくれないの！昨日の私テルさんに迷惑かけたよね？ねぇなんで？怒ってよ戒めてよ私のことなんてどうだっていいの？私が人に迷惑かけても知らんぷりなの？なんでよ私はテルさんからしたらわたしが落ちぶれても関係ないの？もう愛想尽きたから私を受け入れてくれないの？私がダメなことをしたら叱ってよ！更生を促してよ！だってそうでしょ？勝手に勘違いして人に捲し立てて怒って拘束して迷惑だったんでしょ！そう言ってよ……テルさんは私が嫌い？私に寄り添ってくれないの？私まだ長としてダメダメなんだよだからテルさんに支えて欲しいの……なんで支えてくれないの！なにが悪いの？お願いだから修正してよ私が変なの分かってるから……でも変わるから……私のこと諦めないで！ずっと側にいて私がダメになったら支えて！ほったらかさないで！なんでそんな酷いことしてるの？やっぱり昨日のことが原因だよね？ダメなんだね私全然変われてない昨日変わろうって思ってたのにテルさんに迷惑かけたくないって思ってたのにどうしてこうなるの……ねぇなにか言ってよテルさん私を止めてよ！私がダメダメだからって諦めないで一緒に側から変えてよ私を責めてよ！成長する切欠を消さないでよテルさんが悪いんだよ？私がまたおかしくなるのも頭痛くなるのもずっとテルさんのことばっかり考えてもなにも分からなくてねぇ……今なに考えてるの？やっぱり私のこともう嫌い？そうだよねこんなの鬱陶しいよね邪魔だよね……でも私はテルさんがいいの！テルさんはたくさん支えてくれる人がいるだろうけど私はテルさんだけなの……ねぇ私を見てよ私が悪いのに諦めないでよ私はテルさんに怒って欲しいの……テルさんが優しいのは知ってる……でも違うのテルさんは私のことを考えて欲しいし！テルさんに私を変えて欲しいの！私分かるよ今の私を見てるとダメダメで苛立つんだよね？でもテルさんと一緒なら変われると思うの……だから側にいて欲しいし引き戻して欲しいテルさんの側なら私もテルさんになれるのそれでもダメ？もう私のために怒ってくれないの？」

テル「本当に迷惑じゃないんですよ、昨日も暇持て余してましたし僕は誰かと話の好きなので」

カイ「話してないよ！テルさん全然私の事話してない！私が1人で言ってるだけで全然テルさんの声が聞こえないの！ずっと私の声が私の中を駆け巡ってまた戻ってるだけ私しかいないの」

テル「じゃあ今日は僕が色んなポケモンの話をしますね。この前カイさんも持ってるグレイシアのポケモン図鑑を完成させたんですけどれいとうビームを同じように打っても相手が霜焼けになる時とならない時があって――」

メンヘラスイッチOFF

テル「〜という事があってオヤブンを怒らせちゃってしかも逃げる時に足を滑らせて落ちてしまって、オヤブンからは逃げられても足がオクタンみたいに腫れて歩けなかったんですよ、その時グレイシアは足をれいとうビームを使って冷やそうとしてくれて、冷た過ぎて逆効果だったんですけど想ってくれてるのが嬉しかったですね。」

カイ「アハハやっぱり本場の調査って大変なんだね」

テル「痛い思いをしたけどカイさんが笑ってくれてよかったです。僕カイさんの笑顔好きなんですよね」

怖い