ミヅキ「ヨウが元気になってくれるなら何でもするよ？」ヨウ「……うん」

ミヅキ「何かしてほしいことある？」

ヨウ「……うん」

ミヅキ「なんでもいいんだよ？」

ヨウ「……うん」

ミヅキ「そっか……じゃあ今日もどっか行こ！どこがいい？」

ヨウ「……」

ミヅキ「じゃあ今日は近場のショッピングモールにしよー！！レッツゴー！！」

勝手にヨウの部屋に上がり込み、曖昧な返事を無視して、引きこもってるヨウを無理やり家の外へ連れていくミヅキ

少ないときでも三日に一回こんなやり取りをするようになって一年以上が経過した

ミヅキ「ヨウ借りてきまーす！！」

ヨウ母「お願いね、いってらっしゃい」

ミヅキ「いってきまーす！！」

ヨウ「……」

騒がしく外に出るとミヅキは早速右手を掲げる

ミヅキ「リザードン！！」

キラン

リザードン「リザー！！」

ミヅキ「リザードン！メレメレのショッピングモールまでお願い！！」

リザードン「リザー！！」

バサッ

大した距離でもなく、数分で到着した

ヨウの手を引きズンズンとモールの中へと足を進める

支援

ブティック 『グラシデア』

ミヅキ「ヨウってすごくオシャレだから私の服も選んでよー！」

ミヅキ「ほらほら！これすっごく可愛くない！？」

ミヅキ「ねーヨウ！どっちの方が私に似合ってると思う？」

ミヅキ「ジャジャーン！試着してみたけどこのワンピースすっごくいいよね！！」

ヨウ「……」

ミヅキがいくら笑顔でヨウに声をかけてもヨウはずっと俯いたまま

それも二人の日常でありミヅキは全く意に介さない


ステージ前

ミヅキ「何か人が沢山集まってるね、何かあるのかな？」

ミヅキ「マジックショーだって！見てこー！！」

ミヅキ「すごーい！！どこからマメパトでてきたのー？？」


バトルバイキング

ミヅキ「おなかすいちゃったねー、ご飯にしよっか」

ミヅキ「いっけー！アシレーヌ！うたかたのアリア！！」

ミヅキ「やったー！ラッキーオムレツもゲット！おいしそー！！」

ミヅキ「ヨウももっと食べなよー、私取りすぎちゃったから少しあげるね！」

ミヅキが何を言おうと何をしようとヨウの虚ろな目に光は灯らなかった

支援

ミヅキ「次はどうしよっか？」

バトルバイキングを出てヨウに声をかける

返事がないことなど分かっており、次はどうしようかと思案しているところに


ピッピを連れた女性が正面を通り過ぎた



ヨウが口を開く

ヨウ「……ピッピ……ううっ、リーリエ……リ゛ーリ゛エ゛……」

ヨウの目には涙が浮かぶ

そのままその場にうずくまった

ヨウ「リ゛ーリ゛エ゛……リ゛ーリ゛エ゛！ひっぐ……会いたいよ……」

ミヅキはヨウの隣にしゃがみこむと背中を優しく撫でた

ミヅキ「……今日はもう、帰ろっか」

・・・

ミヅキ「じゃあね、ヨウ」

静かにヨウの部屋の戸を閉めた

ヨウ「うっうう……」

戸の向こうからはかすかに啜り泣く声が聞こえる

ヨウの気持ちは分かる、でもそろそろ前を向いてほしいとミヅキは思う

ミヅキ「……お邪魔しました」


不本意ながら時間が余ったので、溜まっている仕事をこなすべく自宅へと向かう道中

グリーン「おっ！ミヅキじゃねーか！」

ミヅキ「えっ！グリーンさん？」

グリーン「よっ！久しぶりだな！」

リーフ「こんにちはミヅキちゃん！もう一年以上会って無かったよね？」

レッド「……！」

ミヅキ「レッドさんにリーフさんも！お三方ともお久しぶりです！」

リーフ「それよりミヅキちゃん、何か落ち込んでるように見えたけど大丈夫？」

ミヅキ「あ、いえ！大丈夫です！先輩方はどうしてこちらへ？」

リーフ「ただの観光よ、久々にミヅキちゃんたちにも会いたかったしな！」

グリーン「まあ突発的に来ちゃったから、チャンピオン業務で忙しいヨウには会えないかもと思ってるが」

レッド「……」

ミヅキ「あ、えっと、ヨウくんはチャンピオン辞め？ました。今は一応私がチャンピオンです」

リーフ「えっ！じゃあミヅキちゃん、あのヨウくんに勝ったの？すごーい！！」

グリーン「おれさまだって勝てなかったのに……さすがだな！」

レッド「……！！」

ミヅキ「……えっと、そういうわけじゃなくて……んー、皆さんには話してもいいのかな」

グリーン「……なんか深刻そうだな」

ミヅキ「ええ……皆さんリーリエって覚えてますか？」

レッド「……」ｺｸｺｸ

リーフ「ヨウくんの彼女の子よね？」

ミヅキ「はい……それでですね……」

・・・

ヨウ「リーリエ……リーリエ……」

ベットの上で泣き続けるヨウ

彼女のことを思い出して辛いとき、彼は自慰に逃げる

それは快楽を求めるための行為ではない

愛しいあの人を想い、その繋がりを求めたからであった

泣き疲れ、いつしか眠りにつく

夢を見た

大好きな彼女の夢を……

・・・

リーリエを初めて見たとき、僕は一目惚れした

島めぐりの最中に、一緒にあちこちを巡った

そしてナッシアイランドで……



図鑑ロトム「ミヅキから連絡が来てるロト！」

ミヅキメッセージ「ごめーん！船のトラブルでまだポニ島につけそうにないー！先に二人で向かってて！！」

ヨウ「……だってさ」

リーリエ「……仕方ないですね、二人で笛を取りに行きましょう」

ヨウ「そうだね」

ヨウ「おじさん！お願いします！」

コイキング丸運転手「おー、わかったよ」

ヨウ「ここがナッシーアイランド……！！」

リーリエ「アローラナッシーがいっぱいですね！！」

コイキング丸運転手「なんでも昔は、ここが試練の場所だったらしいな。半日後には迎え来るからな！ほな、がんばりよし！」

リーリエ「笛を求めて……ですね！」

ヨウ「よし、行こう！！」

・・・

ヨウ「どう？笛あった？」

リーリエ「いえこちらには……」

ヨウ「もう少し奥の方かな……？」

リーリエ「行ってみましょう！」

ポツン

リーリエ「あら……雨？」

ザーーッ

リーリエ「キャッア！」

ヨウ「うわっ！とにかくあそこの洞穴に！！」

リーリエ「はいっ！」

リーリエ「アローラの雨……」

ヨウ「大丈夫？リーリエ……って、うわっ！」

リーリエはビショビショに濡れ、服の下の純白の下着が透けていた

リーリエ「あ、キャッ！」

ヨウ「ご、ごめんほんとに！」

リーリエ「いえ、私はその……ヨウさんなら……」

ヨウ「お、俺向こう向いてるから」

リーリエ「あっ、あの……！」

ヨウはリーリエの声も聞かずにそっぽを向く

二人の間に沈黙が訪れる

ヨウ「……」

リーリエ「……」

ヨウ「…………」

リーリエ「…………くしゅん！」

ヨウ「だ、大丈夫？」

リーリエ「はい……お洋服が濡れちゃって、体温が下がって……脱いでもいいですか……？」

ヨウ「う、うん！その方が……ってえ？」

リーリエ「そうですよね、風邪ひいちゃいますもんね」

ヨウ「えっ、ちょっ！」

ガサガサ

ヨウの後ろで布が擦れる音がする

心臓がリーリエに聞こえてしまうんじゃないかと心配になるほどに激しく鼓動する

リーリエ「着替え……って言っても脱いだだけですが……終わりました」

平常心を保とうとするが、下半身はそれを許さない

リーリエ「常夏のアローラとはいえ……少し肌寒いですね」

ヨウ「そ、そうだっ！ガオガエンに暖めてもらえば……！ゆけっ！ガオガ……」

リーリエ「ちょっと待ってください！」

リーリエ「あのっ！えっと……」

ヨウ「……リーリエ？」

リーリエ「その……できたら……ヨウさんの体温で……」

最後の方は消え失せるような声だった

ヨウ「えっ、ええっ？」

動揺が止まらない

リーリエ「いえ、あああのっ！お嫌したら別に……」

ヨウ「お、俺も服濡れちゃってるし……」

リーリエ「……ヨウさんも脱いで……ほしいです」

我慢などできるはずもなかった

その場で服を脱ぎ捨て、リーリエの方を振り向く

雪のように白い肌、まだ発展途上の小ぶりな胸、うっすらと金色の毛で覆われた秘部

リーリエ「……そんなにまじまじ見ないでくださいっ！恥ずかしいですっ！！」

ヨウ「……っごめん……」

顔をそむける

ギュッ

リーリエに抱き着かれた

ヨウ「……っ！！」

ヨウも両手と両足でがっちりとリーリエを捉える

リーリエ「あったかいです……」

ヨウ「……俺も」

壊れてしまいそうなほど華奢な身体、小さくて柔らかい胸とその頂点の硬い突起、全てが愛おしい

ヨウ「俺……リーリエが大好きだ！狂おしいほどに！」

リーリエ「私も……かっこよくて、努力家なヨウさんが大好きですっ！」

どちらからともなく唇が重なる

リーリエ「……んっ……はぁっ」

ヨウ「リーリエ……あったかくなった？」

リーリエ「はい……ですが、ヨウさんは寒くありませんか？それ……」

その視線の先にはヨウの感情の権化がある

リーリエ「私の中で……暖めませんか？」

ヨウ「……いいの？」

リーリエ「……はい」

優しい笑顔に心打たれた

リーリエ「あっ！んんっ！」

初めての痛みで顔を歪めるリーリエ

ヨウ「だ、大丈夫……？」

リーリエ「途中で……止めたくないです……最後までしましょ？」

ヨウ「……分かった」

ゆっくりと中に侵入していく

リーリエ「あああああっ！おまたが裂けちゃいそうですっ！！」

ヨウ「リーリエ！」

リーリエ「もっと、もっと強く抱きしめてください！そうすれば耐えられるきがしますっ！」

よりいっそう激しく抱き合う二人

破瓜の血が流れ出た

ヨウ「んんっ！は、はいったよ！」

初めての中、きつくて、気持ちよくて、幸せだった

絶対生だこれ

ヨウ「リーリエ！リーリエっ！」

リーリエ「ああっ！ヨウさん」

だんだんと慣れてきた何度目かのえっち

雨音の中、二人の声とパンパンという音だけが響き渡る

何度も繰り返すうちに、二人は洞穴の外へ転がり出ていた

火照ったからだが冷たい雨と体液でびしょびしょになった

・・・

ミヅキ「で、二人ともびしょ濡れになって帰ってきて風邪ひく……と」

リーリエ「……ごめんなさい」

ヨウ「面目ないです……」

ポケモンセンターの宿でミヅキに看病される二人の姿があった

ミヅキ「挙句の果てに結局笛を取ってくるの忘れてきて、私が一人で取ってきたし」

ヨウ「ほんとごめんなさい……」

さらにミヅキは背を向けて小さな声でつぶやく

ミヅキ「リーリエからじゃ、ヨウを奪えないし、気持ち伝える前に失恋か……」

ヨウ「……なんか言った？」

ミヅキ「んーん、なーんでも」

二人の方を向きなおしてミヅキは大きな声でごまかすように続けた

ミヅキ「さあさあ！とっとと風邪直して音色を捧げに行くよ！」

リーリエ「はい！」

・・・
そして別れの時

リーリエ「どんなことがあっても、私大丈夫ですよ！みなさんの笑顔をもらいましたので！」

大泣きしているヨウが尋ねる

ヨウ「うわーん！……ほんとに行っちゃうの？」

ミヅキ「そんなこと言ってリーリエ困らせないの！」

リーリエ「ふふっ、ヨウさんっぽいですね」

そう笑うとリーリエはカバンの中から何かを取り出した

リーリエ「」少しくたびれていますが……私の宝物です！」

ヨウはピッピ人形をしっかりと握りしめた



ヨウ「ほんと、いつでも帰ってきてね！！」

ミヅキ「カントーでも頑張ってねー！！」

ハウ「いっぱい手紙書くぞーー！！」

リーリエ「みなさん、ほんとにありがとうございましたー！！」

ヨウ「リーリエーーーー！！！！」

過ぎ去ってく船に向かってヨウは叫んだ

ヨウ「大好きだよーーーーーーーー！！！！！！！！」

頬を赤らめてリーリエも返事をした

リーリエ「私もですーーーーーーー！！！！！！！！」

ミヅキ「ほんと……バカップルね……」

ハウ「でもそれも二人のいいところだぞー！」

・・・

数年後

ヨウ宅

ミヅキ「こんにちはーー！！ヨウくんいますか？」

ヨウ母「あらいらっしゃい！ごめんなさいね、あの子今いないのよ」

ミヅキ「そっかー……せっかく特別なお客さんがいらっしゃったのに」

ヨウ母「誰かいらしてるの？」

リーリエ「お久しぶりです、お母さま」

ヨウ母「えっ！リーリエ！？」

ミヅキ「そ！サプライズで帰ってきたんだって！」

すると母は困った顔をする

ヨウ母「最近あの子反抗期で、行先も告げずに飛び出して、何日も帰ってこないことがざらなのよ。いつ帰ってくるかわからないのよ……」

リーリエ「そうですか……」

ヨウ母「あっ！でもでも！あの子が帰ってくるまでうちに泊まってかない？あの子も喜ぶわよ！」

リーリエ「えっ？良いんですか？」

ヨウ母「もちろんよー！最近のヨウのことも話してあげるわ！」

ミヅキ「それだったら私もいっぱい話したいー！今からここで女子会しない？」

ヨウ母「いいわね！今お茶とお菓子だすわ！」

リーリエ「あ、ありがとうございます！」

そして近況報告女子会が始まったのである

リーリエ「異世界から来た人達にエーテル財団が乗っ取られたにも関わらず、それを壊滅に追い込む……すさまじいですね」

ミヅキ「私も戦ったけどね！ルザミーネさんとかからは聞いてないの？」

リーリエ「はい、負担をかけないために、財団のことは母様にも伝わってないので……」

ヨウ母「そうなのねー、すっごく強い悪の組織の連合軍だったけど、あの子が蹴散らしちゃったのよ！」

ミヅキ「ほんとヨウ強すぎー！！私、他の地方なら余裕でチャンピオンになれるって言われてるんだよ？」

リーリエ「さすがヨウさんですね！！早く会いたいです！」

尤もリーリエがヨウに会いたい理由はそれだけではない

リーリエ（はやくヨウさんの成長したモノを受け入れてあげたいです……）

・・・

バトルツリー

ロトム図鑑「お母さんから連絡が来てるロト」

ヨウ母『今日帰ってくる気はないかしら』

ヨウ「うるさいなー……もう少しで1000連勝なんだから！！」

ヨウ「ガオガエン！行くぞ！」

ガオガエン「ガオー！」

・・・
夜

ヨウ母「あ、そういえばリーリエちゃんの寝る場所どうしましょ！」

リーリエ「どこでも大丈夫ですよ」

ヨウ母「そうは言っても地べたで寝かせるわけにもいかないし……ヨウの部屋でいいかしら？」

リーリエ「え、ヨウさんはそれでいいのでしょうか……」

ヨウ母「大丈夫よ！部屋覗いてごらんなさい？じゃあおやすみ！」

リーリエ「あ、おやすみなさい……」

そう言われるとリーリエも言い返すことができず恐る恐るヨウの部屋へと向かった

リーリエ「失礼しま……うわっ！」

部屋一面にリーリエの写真が張り巡らされていた

ヨウが大好きなリーリエですら少し引いてしまうほどに……

リーリエ「……でもこれだけ愛されてるのは幸せなことです！」

部屋のあちこちを見て回りる

どこもかしこもリーリエ愛にあふれていた

ベットの前に立つ

リーリエ「そういえば男の子はベットの下にいかがわしい本を隠すと聞いたことがあります……」

リーリエ「ヨウさんはどのようなものがタイプなのでしょうか……」

興味本位でベットの下を覗いたリーリエは後悔することになる……

ヤンデレやんけ

支援

リーリエ「何かクッションのようなものがありますね……」

引っ張り出してみる

リーリエ「これは……私！？」

別れる前最後にえっちしたときにとったリーリエの裸が印刷されたクッションだった

リーリエ「……見なかったことにしておきましょう」

賢明な判断で元に戻して床に着く


が数時間後

リーリエ「ヨウさんの匂いに包まれて……周りは私の写真だらけで……まったく落ち着けなくて眠れません！！」

リーリエ「少し外の空気を吸ってきましょうかね……」

・・・

ヨウは確かに異世界からの侵略者、またの名をRR団（レインボーロケット団）を壊滅させた

しかし、全てのしたっぱをとらえることはできなかった

異世界の科学技術を持つが、元の世界に帰れない彼らは、とある性癖の持ち主のもと高待遇で雇われていた

・・・

したっぱA「あの子実験体に良さそうじゃないですか？」

したっぱB「ああ、完璧だ」

・・・

リーリエ「アローラの夜、久しぶりです……」

リーリエ「……はやくヨウさんに会いたい」

リーリエが後ろから近づく影に気が付くことはなかった

したっぱA「スリーパー、さいみんじゅつ」

スリーパー「リーパー！」

リーリエ「なんだか……急に……眠く……」

リーリエ「すぅ……すぅ……」

支援

思円

・・・

2日後バトルツリー

ヨウ「くっそー！！あと一勝だったのに！！」

ヨウ「はあ……帰ろっかな……」

ヨウ「リザードン！メレメレの自宅まで！！」

キラッ

リザードン「リザー！！」

・・・

ヨウ「ただいまー」

ヨウ母「あんたっ！！リーリエ知らない！？」

ヨウ「え、リーリエ……？」

ミヅキ「リーリエが行方不明なのっ！！」

ヨウ「え、ちょっ……どういうこと……？」


ヨウは2人からリーリエがアローラに帰ってきていたことをこの時初めて知った

ヨウ母「それで朝起きたときはいなくなってて……」

ヨウ「リーリエ……リーリエ！！」

ヨウはすぐに駆け出した

リーリエが行きそうな場所、リーリエとの思い出の地、あちこちを探し回った

ヨウ「リーリエ！！リーリエ！！！」

リーリエが見つかることはなかった

※ここからちょっとグロ展開です
苦手な人はこのレスに向けられた安価に飛んでください
飛ばしてもお楽しみいただけます

おい、グロってまさか…

あ😰

・・・
昼夜問わずリーリエを探し続け、3日程経過した

ヨウ「んんっ！」

まだ日も登らない時刻、今日も早くからヨウはリーリエを探すつもりでいた

抱きしめていたクッションをベットの下に戻し、着替えて家を出る

ヨウ「ん？」

ポストに何かが入っていることに気づいた

送り先も宛先もないそれに嫌な予感を感じたヨウは、家に入ってそれを開封することにした

ヨウ「USBが一つ……」

パソコンに刺して中身を確認する

ヨウ「一本の動画……？」

マウスを動かしてそれをクリックした

ヨウ「リーリエ！！」

そこに映っていたのは衣服を剥ぎ取られ、両手足に重りが付けられ、眠っているリーリエだった

久しぶりに見たその身体は成熟して色気が増していた

相変わらず白くて華奢な身体、小さいが柔らかそうな胸、きれいに色づいた乳頭、黄金の草むらに隠された秘部、こんな状況でなければ興奮が抑えきれなかっただろう

したっぱA「撮影できてるか？」

したっぱB「ああ、完璧だ」

したっぱC「しっかしこいつがあのにっくきガキの彼女だなんてな！」

したっぱD「思う存分いたぶってやるぜ！！」

したっぱB「で、この動画どうすんだよ」

したっぱA「こいつは実験の経過観察用、そしてそのヨウとやらに送り付けて俺たちの団を滅ぼしたことを後悔させてやるんだ」

したっぱB「じゃあ、さっそく始めますか」

彼らは一斉にズボンを脱ぎ捨てた

化け物のような彼らのペニスがあらわになる

したっぱA「おら、目を覚ませ！！」

いきなりリーリエの秘部にそれがぶち込まれた

リーリエ「あ゛あ゛っ」

激しい痛みにリーリエは目を覚ます

したっぱB「お前ずるいなー……じゃあ俺はこっちもらうわ」

リーリエ「あ゛あ゛あ゛っ」

肛門の処女が奪われた

したっぱC「じゃあ俺は……」

リーリエ「むぐっ！ん゛ん゛ー！！」

口に容赦なくぶち込まれる

したっぱD「はやくお前ら変われよー」

リーリエ「ん゛っ」

雑に胸が握られる

目が覚めたリーリエが状況を確認する暇さえなく彼らの道具にされた

濡れてもいないそこに強引にぶち込まれる痛みは計り知れない

ガチャ

したっぱE「おう！もう始まってんのか？」

したっぱF「俺らにも楽しませろよ！」

したっぱG「こんなかわいい子犯せるなんて最高だぜ！」

そこには地獄絵図があった

かわるがわる、休む間もなく犯され続けるリーリエ

逆らうすべなど無かったそれは永遠と思えるほど長く続いた


リーリエ「あ゛あ゛あ゛……」

彼らが犯しつかれたとき、そこにいたのは精神の壊れかけたリーリエだった

尿を漏らし、ガバガバになった膣口と肛門からは精子と大便が垂れ流しになっていた

ヨウ「……」

ヨウは何も言えなかった

今言葉を発したら吐いてしまいそうだったから

しかし、地獄は始まったばかりだった