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まっさらな街マサラタウン

 ▼ 1 イアント@くろいビードロ 15/11/10 09:34:30 ID:00Ruhl4k [1/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今年初めに引退したSS書きですが、時間ができたのでまた書こうと思います。今まで書いてきたのはシリアスとか恋愛系が多いです。書き方が癖がある方なので、以前見てくれていた人にはわかると思います。初めて見る方も楽しんでもらえたら嬉しいです。たくさんコメント貰えると嬉しいです。基本長編ではないので暇つぶしに見てください。
 ▼ 2 溜まりで溺死◆1qi1zCosrE 15/11/10 09:35:04 ID:r10.A.MY NGネーム登録 NGID登録 m 報告
待ってた
 ▼ 3 イケンキ@ほのおのいし 15/11/10 09:35:18 ID:hXZKXgqE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 4 ノムー@ジーエスボール 15/11/10 09:37:10 ID:00Ruhl4k [2/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ここはマサラタウン。
まっさらな街。
サトシの育った街だ。
私を一緒に旅をしている彼は、
優しくてとても勇敢な少年だ。

私はそんな彼に好意を抱いている。
無論、隠すつもりはないのだけれど、
彼はなかなか私の気持ちに気づいてくれない。
いや、気づいていないふりをしているのかもしれない。
私はそれでも構わない。
こうして隣で彼を見つめていられるのなら。

何が何でも彼を私のものにしようとしていたあの頃が懐かしい。
今ではあの頃どんなことをしていたかもすっかり忘れてしまった。
 ▼ 5 トベトン@うしおのおこう 15/11/10 09:40:17 ID:00Ruhl4k [3/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ある日、
私たちは彼の母親の危篤の一報を受けて
この街にやってきた。

ほんの半年前に相棒を亡くした彼を
1人で行かせるわけにはいかないということで、
私たちもついてきた。

マサラタウンに着いた時、
彼の母親はもう亡くなっていた。

こんな悲しい里帰りになるなんて…。
彼は常日頃、
「こいつと一緒にポケモンマスターになって、母さんに会いに行く」
そんな夢を語っていた。
それがたった半年で、相棒も母親も失うなんて。
彼の心情は計り知れない。
 ▼ 6 ボツボ@メタグロスナイト 15/11/10 09:49:21 ID:00Ruhl4k [4/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オーキドと名乗る自称ポケモンの第一人者に
母親の死を聞かされてから、彼は一言も話さなかった。

彼は母親の死に顔を見ることすらしなかった。
彼はただ、実家のソファに腰掛け、
電源のついていないブラウン管に映る自分の姿を眺めていた。

「このままではサトシが危険じゃ…」
オーキドは私と、私たちと一緒に旅をしているシトロンに言った。
 ▼ 7 シラム@ウブのみ 15/11/10 09:50:40 ID:00Ruhl4k [5/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
学校なので続きは昼くらいに
 ▼ 8 ロマツ@オッカのみ 15/11/10 11:32:54 ID:00Ruhl4k [6/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「完全に自暴自棄になっておる。なんとかしてサトシを救ってやらねば…。」
そんなこと、言われなくたってわかってる。
彼が相棒を失ってからというもの私は常に彼のそばにいたのだから。
相棒を失ってから、彼はずっと無理をしていた。
彼を気遣ったつもりで彼の相棒の人形を作って渡した時なんて、
信じられないほど喜んでいるふりをしていた。
それがかえって彼の心を映し出していた…。

シトロンとオーキドが何やら話をしているが、
私にはもうどうでもよかった。

私には分かっているの。
大好きな彼のことだから。
彼にはもう、生きる希望なんてないと。
 ▼ 9 ロリーム@かわらずのいし 15/11/10 17:21:34 ID:00Ruhl4k [7/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
私はトイレに駆け込んで泣いた。
悔しかった…。
私にはどうすることもできない。
彼にとって私の存在だけでは生きるに値しない。
それが悔しかった…。

「サトシ…私が終わらせてあげる。」
私は彼のところに向かった。
 ▼ 10 ガタブンネ@ゼニガメじょうろ 15/11/10 17:25:48 ID:00Ruhl4k [8/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
彼は微動だにせずソファに座っていた。
私はキッチンから取ってきた包丁を握りしめ、
手を後ろに回し彼の背後へと近づいていった。

「サトシ…愛してるわ。私はあなたのこと…一生忘れない。私、初めてあなたの役に立てるね…。さよなら。」

握りしめた包丁を振りかざそうとしたその時、
ブラウン管越しに映るサトシの口が開いた。
 ▼ 11 ウカザル@ポケモンのふえ 15/11/10 19:26:55 ID:doWtkaZo NGネーム登録 NGID登録 報告
「セレナ…」
「今まで…ありがとうな。俺を支えてくれて。」

私は思わず包丁を落とした。
驚いて固まっている私をよそに彼は続けた。

「ずっと、気づかないふりをしてごめんな。お前の気持ち、本当はずっと前から分かっていたんだ。でも…どうしていいか分からなくて…。俺もお前を愛していたから。」
 ▼ 12 ンプラー@ヤドランナイト 15/11/10 19:29:58 ID:IzKSV7Ns [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
私は彼の家を飛び出していた。
家を出たところですれ違ったオーキドが
何か言葉はを発していたような気がするが、
私の耳には入ってこなかった。

走りながら、涙が止まらなかった…。
「私は…なんて女なの?こんな時でさえ、好きな人の役に立てないなんて…。どうして、サトシはあんなに優しい嘘がつけるの?」
そう…きっとあの言葉は彼の本心なんかじゃないわ。
彼は私をこれ以上悲しませないために、
そんな優しい嘘を付いたのだろう。

彼は空の世界を生きるつもり。
こんな私のために…。

私が消えれば、彼は嘘をつく必要なんてない。
「サトシ、もう大丈夫だよ。先に私、逝くね」
 ▼ 13 イアント@こぶしのプレート 15/11/10 19:36:40 ID:IzKSV7Ns [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告

すべてがまっさらになって、
そこで私は気づいたの。
ずっと忘れていたこと。

そう、今日もわざわざトイレにまで行ったのに、
しなかったあの行為。
ずっと忘れていたあの行為…。

私は思い出した。
私はその場にしゃがみ込み勢いよく踏ん張って声をだす。

「ウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコウンコ♪」


ブリブリッ

ブリブリッ


「はぁ〜すっきり♪サトシ♪ウンコで作ったピカチュウの人形、喜んでくれたよね♪また作るからね♪」
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