ミヅキ「ん…ママ…」ｳﾄｳﾄ　ルザミーネ「ミヅキさん…？」

ルザミーネ「どうしたの…？」

ミヅキ「んぅ…」ﾌﾗﾌﾗ

ルザミーネ「この子寝ながら歩いているわ…」

ミヅキ「ん…zzZ」ｷﾞｭｯ

ルザミーネ「…あら♪」

ミヅキ「……ん…えへへ…ママ…♥️」

ルザミーネ「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ミヅキ「……ん………？」

ルザミーネ「♪」ﾅﾃﾞｯ

ミヅキ「………」ｼﾞｰｯ

ルザミーネ「おはよう、ミヅキさん」ﾆｺｯ

ミヅキ「………ぁ！？///ぅぅ…ぁぁ…なんでわたし…リーリエと一緒に寝てたはずなのに…リーリエのママに抱っこされて…///」

ルザミーネ「うふふ、あなた寝ながら歩いてわたくしの部屋まで来たのよ？覚えていないの？」

ミヅキ「うぅっ…何も覚えてない…///」

ルザミーネ「ふふふ、とても可愛いミヅキさんを見ちゃった。リーリエに嫉妬されちゃいそう♪」

ミヅキ「ぁぁ！！///わたし…ルザミーネさんにママって言ったの思い出した…！恥ずかしいよぉ…///」

ルザミーネ(リーリエの前ではとても頼もしい女の子だけれど、ミヅキさんもちゃんと女の子なのね♪)

畜生なんてスレだスレタイ内容から名前欄に至るまで母性に溢れてやがる

ルザミーネママのお胸はがんせきプレートだって言いたいのかこの野郎

細いよね、うん

ミヅキの夢遊病

ルザミーネママアアアアアアアアアアアアアアアアア





ふぅ　ありがとうございました

っぱルザミーネってヒスらなきゃ女神みたいな女性よな

ルザミーネ「なるほどね…眠りながら歩いてしまうなんてアニメーションやコミックでしか見たことなかったけれど…」

ミヅキ「ところが現実なんですっ…///」

ルザミーネ「でもなんだか可愛いじゃない。実際とても可愛かったわ〜♪」

ミヅキ「や、やめてよぉ…！なんか子どもみたいでイヤなの…」

ルザミーネ「ふふふ、そうなの。イヤなのね」ﾆｺﾆｺ

ミヅキ「むーっ…バカにしてるでしょ…」

ルザミーネ「バカになんてしてないわ。これもミヅキさんの姿、大切な個性だもの」

ミヅキ「こんな個性要らないもん…」ﾑｽｯ

ルザミーネ(あら…拗ねちゃった…。相当気にしているのね…)

ミヅキ「……ねぇリーリエのママ」

ルザミーネ「なぁに？」

ミヅキ「リーリエには…このこと絶対言わないでね…。その…格好悪いって思われちゃうから…///」

ルザミーネ「うん、絶対に言わないわ」

ミヅキ「ほんと…？約束だよ…？」

ルザミーネ「えぇ、約束」ﾅﾃﾞｯ

ミヅキ「ありがとう…えへへ…♪」ﾆｺｯ

ルザミーネ「ふふふ。あら…そろそろリーリエの部屋に戻った方がいいわ。あの子寂しがりやさんだから起きてこの部屋に来ちゃうかもしれないわ」

ミヅキ「っ…！それはまずい！わ、わたし戻るね…！」ﾀﾀﾀｯ

ルザミーネ「おやすみなさい、ミヅキさん」

ミヅキ「うん！おやすみ！」ｶﾁｬﾝｯ

ルザミーネ「…ふふっ、リーリエがミヅキさんに夢中になる訳がわかった気がするわ」

かわええな

>>4
名前欄草

ｶﾞﾁｬﾝｯ

ミヅキ「ふぅ…なんとか戻ってこれた…」

リーリエ「…zzZ」

ミヅキ「ぁ…寝てる…良かった…」ﾌｩ…

リーリエ「んぅ…ミヅキしゃん…？」

ミヅキ「うひゃ…！リーリエ…！？」

リーリエ「ん…何かあったのですかぁ…？」ｳﾄｳﾄ

ミヅキ「い、いや…何もないよ…。ちょっとトイレに行ってただけだよ」

リーリエ「そうですかぁ…ちゃんと手は洗ったのですか…？」

ミヅキ「ちょっｗ洗ったよ〜。わたし子どもじゃないよ〜」

リーリエ「そうですねぇ…ミヅキさんは…大人の女性…」ｳﾄｳﾄ

ミヅキ「そうだよ〜。ミヅキさんは大人の女性なのだ〜」ｺﾛﾝｯ

リーリエ「ふふふ…ミヅキさん…」

ミヅキ「バタバタしちゃってごめんね。まだ朝じゃないから一緒にもうひと眠りしようよ〜」ｷﾞｭｯ

リーリエ「はいぃ…ミヅキさんと…もうひと眠り…ん…？」

ミヅキ「…？」

リーリエ「あれ…かあさまの…匂い…？」ｽﾝｯ…

ミヅキ「っ！？」ﾋﾞｸｯ

リーリエ「なんだか…かあさまみたいです…ミヅキさん…おやすみなさい…zzZ」ｽﾔｧ…

ミヅキ(ぁ…ぁ…あっっっぶなぁ〜…！！！)ﾊﾞｸﾊﾞｸ…

リーリエ「〜♪」ﾙﾝﾙﾝ

グラジオ「…かあさん、リーリエはどうしたんだ？」

ルザミーネ「この前のミヅキさんとのお泊まり会がとても楽しかったみたい。また今度泊まりに来るんですって」

グラジオ「それで上機嫌なのか」

ルザミーネ「2人の邪魔しちゃダメよ？」

グラジオ「オレはそんなことしない」ﾌﾝｯ

ルザミーネ「ところで…あなたもお友達を連れてきてもいいのよ？ハウくんとか」

グラジオ「なっ…！オレとあいつは仲良しじゃない…！前にもそう言っただろ…！」

ルザミーネ「素直じゃないんだから…ふふふ」

リーリエ「…かあさま」

ルザミーネ「リーリエ、どうしたの？」

リーリエ「ミヅキさんって可愛いと思いませんか…？」

ルザミーネ「えぇ、かあさまもミヅキさんのこと可愛いと思うわ」ﾆｺｯ

リーリエ「ですよね！ですよね！」

ルザミーネ「何かあったの？」

リーリエ「ミヅキさん、自分のこと可愛くないと言うんです」

ルザミーネ「あら？あんなに可愛いのに？」

リーリエ「はい、あんなに可愛いのにです」

ルザミーネ「あら…ミヅキさん…」

リーリエ「この前のことです…」

わたしはミヅキさんと一緒にショッピングに行ったんです。

そこでとても可愛い髪飾りを見つけて…

ミヅキさんはその髪飾りをじっと見ていたのです。



リーリエ『この髪飾り、ミヅキさんにとても似合いそうです！』

ミヅキ『そうかな…？こんな可愛いのわたしには合わないよ。というかわたしが可愛くないし〜』



…と言うので、わたしは勇気を出してこう言いました。



リーリエ『…わ、わたしは…ミヅキさん可愛いと思います……』

ミヅキ『えっ…！？ゃ…やだなぁリーリエ…！あはは、わたし可愛くないよ〜ｗ』

リーリエ『あっ…あのっ…本当にわたしは…』

ミヅキ『ふふふ、ありがと。でも、この髪飾りはわたしには似合わないよ。ほら、次のお店見に行こ〜！リーリエとの時間が無くなっちゃう！』ｸﾞｲｯ

リーリエ『あっ…ミヅキさんっ…！』




リーリエ「…ということがありました」

ルザミーネ「そんなことがあったのね」

リーリエ「…これを見てください」ｽｯ

ルザミーネ「あら、これがその髪飾り？」

リーリエ「はい。これは後日そのお店に行って買いました。絶対にミヅキさんが着けたら似合いますし、その…か、可愛いと思います…」

リーリエ「今度のお泊まり会でミヅキさんにプレゼントするのです。わたし頑張ります…がんばリーリエです…！！」ｸﾞｯ

ルザミーネ「とても素敵だと思うわ！リーリエ、頑張ってね」

リーリエ「はい…！」ﾆｺｯ

ルザミーネ「かあさまも応援してるわ。がんばルザミーネってね」ｸﾞｯ

リーリエ「すみません。それはちょっと要らないです」

ルザミーネ「……そう」

支援

ルザミーネがしっかりママやってるのしゅき🤗

ほっこりする支援

支援

そしてお泊まり会当日…


ミヅキ「お泊まり会楽しいね〜♪」

リーリエ(ついにこの時がやってきました…。ミヅキさんにプレゼントをして…わたしがどれだけミヅキさんのことを可愛いと思っているのか伝えるのです…！がんばリーリエです…！)

ミヅキ「窓から月が見える！綺麗〜！」

リーリエ(思ったよりはしゃいでしまっていて…渡すタイミングを掴めずにいます…)

ミヅキ「ねぇリーリエ〜」ｷﾞｭｯ　

リーリエ「ひゃあ…！ミヅキさん…！？」

ミヅキ「今夜の月、とっても綺麗だよ！」ｷﾗｷﾗｯ…

リーリエ(ぁ…月の光にミヅキさんが照らされていて…)

ミヅキ「ほら見て〜！」

リーリエ「えぇ…月、綺麗ですね…」

ミヅキ「うん！」ﾆｺｯ

リーリエ(……ぁ…渡すタイミング、ここです…！)

リーリエ「ぁ、あのっ…ミヅキさ…」

ミヅキ「リーリエ」

リーリエ「ぁっ…は、はい…」

ミヅキ「これ、プレゼント」

リーリエ「え…この髪飾り…」

ミヅキ「うん、この前ショッピング行った時にずーっとこれ見てたでしょ？わたしよりリーリエに似合うと思ってね」ﾆｺｯ

リーリエ「ぁ…ぅ…あのっ…」

ミヅキ「どうしたの？」

リーリエ「実は…わたしからもミヅキさんにプレゼントがありまして…」

ミヅキ「えっ！？そうなの！？」

リーリエ「っ…」ｶﾞｻｯ

ミヅキ「あっ、髪飾り…一緒の…」

リーリエ「………」

リーリエ「貴女は…自分のことを可愛くないと言います。何かある度自分を否定してわたしのことを可愛いと言ってくれる…。でも…わたしはっ…ミヅキさんを可愛いと思っています…」

ミヅキ「っ…！リーリエ…」

リーリエ「これは…この髪飾りは…わたしから可愛いミヅキさんへのプレゼントです…。どうか受け取って貰えますか…？」

ミヅキ「…リーリエ、屈んで」

リーリエ「ぇ…はい」ｽｯ

ミヅキ「……」ﾊﾟﾁｯ

ミヅキ「…うん、可愛くなった。やっぱ似合うし可愛いよ。じゃあ次はっと…」ｽｯ

リーリエ「えっ…ミヅキさん…？」

ミヅキ「その髪飾り、リーリエがわたしに着けてくれるかな？」

リーリエ「ふぇっ…！？」

ミヅキ「リーリエがわたしに着けて…わたしのこと可愛くしてよ…。ね…？」ﾆｺｯ

リーリエ(っっっ…！！！か、可愛い…！！///)

リーリエ「っ…」ﾊﾟﾁｯ

ミヅキ「…どう？可愛い…？」

リーリエ「…えぇ、とっても可愛いですよ」

ミヅキ「えへへ、嬉しいな。ありがとうリーリエ。リーリエがくれたこの髪飾り大切にするね…♪」

リーリエ「わたしも大切にします…ありがとうございますミヅキさん…」

ミヅキ「えへへ…大好き…♪」ｷﾞｭｯ

リーリエ「……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ミヅキさん素敵やん…

リーリエ「…zzZ」ｽﾔｽﾔ

ミヅキ「すぅ…zzZ」ｽﾔｧ

リーリエ「んぅ…zzZ」

ミヅキ「………」ﾑｸﾘ…

ミヅキ「………」ﾌﾗﾌﾗ…

ｶﾁｬﾝｯ…




〜ルザミーネの部屋〜


ルザミーネ「さて、寝なければ…。そういえば…リーリエはミヅキさんにプレゼントをちゃんと渡すことが出来たのかしら…」

ｶﾞﾁｬｯ

ルザミーネ「っ！？」ﾋﾞｸｯ

ミヅキ「………」

ルザミーネ「ミヅキさん…？」

ミヅキ「………」ﾌﾗﾌﾗ

ルザミーネ「あ、また寝ながら歩いているわ」

ミヅキ「んぅ…zzZ」ｷﾞｭｯ

ルザミーネ「ふふふ♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ミヅキ「えへへ…リーリエ…」

ルザミーネ「リーリエとの夢を見ているの…？一体どんな夢なのかしら…」

ルザミーネ(あら…？この髪飾り…ちゃんとプレゼントできたのねリーリエ。…ミヅキさんはリーリエからのプレゼントが嬉しくて着けたまま寝てしまったのかしらね)

ミヅキ「リーリエ…大好き…♥️」

ルザミーネ(こんなに想われているだなんて、リーリエは幸せものね♪)

ミヅキ「…………んぁ…？」

ルザミーネ「うふふ♪」ﾆｺﾆｺ

ミヅキ「………………ぁぁ………ぁぁぁっ………///」ｶｱｧｧｯ

ルザミーネ「おはようミヅキさん」ﾆｺｯ

ミヅキ「ぅぁぁぁ……またわたし………ぁぁぅぅぅっ…///」

ルザミーネ「大丈夫、大丈夫よミヅキさん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ミヅキ「ぅぅ…///」

なぜミヅキは夢遊病になったのだろう

ルザミーネ「落ち着いたかしら？」

ミヅキ「うん…ありがとうリーリエのママ…」

ルザミーネ「ふふふ、またこんなことが起きちゃうだなんてね」

ミヅキ「うぅっ…///」

ルザミーネ「今回のミヅキさんはリーリエとの夢を見ていたわ」

ミヅキ「なんとなく…思い出せる…。リーリエと一緒に遊んでる夢…」

ルザミーネ「貴女たち夢の中でも仲良しなのね。本当に微笑ましいわ♪」

ミヅキ「うぅ…恥ずかしいところ見られたの二度目だよぉ…///」

ルザミーネ「大丈夫よ。このことはミヅキさんとわたくししか知らないもの」

ミヅキ「でもっ…///」

ルザミーネ「ではこうしましょう」

ミヅキ「……？」

ルザミーネ「ミヅキさんはわたくしとお話がしたくてこの部屋に来たの。リーリエとの楽しかったことを沢山お話しに…ね？」ﾆｺｯ

ミヅキ「ぁ…」

ルザミーネ「わたくし、リーリエのことなら沢山知っているわ。だってあの子の母ですもの。でも…ミヅキさんと一緒に居るときのリーリエのことは少ししか知らないの。だから、ミヅキさんが教えてくれると嬉しいわ」

ミヅキ「ぅ…うん…！わたしと一緒のときのリーリエのこと沢山教えてあげる…！」

ルザミーネ「ふふふ、そうしましょうね♪」

……………。


ミヅキ「それでリーリエが…っ…ふわぁぁ…」

ルザミーネ「あら…そろそろリーリエの部屋に戻った方がいいんじゃないかしら？」

ミヅキ「ん…そうだね…ねむい…」

ルザミーネ「ふふっ、お話楽しかったわ」

ミヅキ「うんっ…わたしも楽しかった…」

ルザミーネ「ちゃんと戻れる？」

ミヅキ「大丈夫…わたし子どもじゃないもん…」

ルザミーネ「そうよね、ふふふ…。おやすみなさいミヅキさん」

ミヅキ「おやすみ…リーリエのママ…」ﾄｺﾄｺ

ｶﾁｬﾝｯ

ルザミーネ「本当にいい子よねミヅキさんって♪」ﾆｺﾆｺ

〜翌日〜

ミヅキ「それじゃあわたし今日は防衛戦だから帰るね！…えっとさリーリエ、また来ていいかな？」

リーリエ「はい！いつでもいらしてくださいね！」

ミヅキ「あぁ〜！リーリエのことめっちゃ大好きすぎて帰るのが辛いよぉ〜！！」ｷﾞｭｰｯ

リーリエ「も、もうっ…！またそんなこと言って…」

ミヅキ(それに…)ﾁﾗｯ

ルザミーネ「あら？うふふ」ﾆｺｯ

ミヅキ「えへへ〜」ﾆｺﾆｺ

リーリエ「…ミヅキさん？」

ミヅキ「それじゃあね！」ﾀｯ

リーリエ「あっ…！ちょっと…もうっ…！もう少しくらい甘えてくれてもよかったのに…」

ルザミーネ「仕方ないわ。あの子忙しい子だものね」

リーリエ「…そうですね。ふふっ」

ルザミーネ「あらリーリエ、その髪飾り…」

リーリエ「ぁ、これですか？これは…ミヅキさんがわたしにプレゼントしてくれたんです。わたしたち偶然にも同じものを選んでいたので、お揃いになりました！」

ルザミーネ「そうだったのね。貴女本当にミヅキさんと仲良しなのね♪」

リーリエ「はい！とても仲良しですよ！」ﾆｺｯ