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僕のものから射出されたクリームが彼女のものと混じり合い、新たな一つのクリームを作り出すものだ。
しかしそういうイメージが実際に現実と結びつくことは殆ど無い。現に、気付くと挿入行為による快感が消え失せていた。
「あちゃ〜僕のちんちんがクリームになっちゃってる。マホイップ、そんなに嫌だった?」
彼女がゆっくりと首を縦に振った。心なしか、普段は何も写していないように視える瞳に青の彩りが加えられている気がした。
「まあいいよ、ちんちんはまた再生させれば良いから」
行為中に飛び散り僕の口元に付着していたクリームを舌で舐めとり、そこで自分が可愛いような仕草をしていることに気がついたので、彼女に向けてウインクをした。
「あっそうだ。再生するまでは貝合わせでもしてみる?」
今度は彼女は首を横に二往復させてみせた。
瞳は元に戻っている。
「そっか、魚介は嫌いだよね。じゃあおやすみマホイップ」
彼女の頬に優しくキスを落とす。
明日の朝食はクレープの予定だ。機嫌を損ねてしまった分だけ、クリームを増やしてあげようかな。そう思いながら毛布を被った。
何故だか、僕とクリームが交じり合って、新たなクリームの材料となるイメージが浮かび上がった。
こういう悪いやつは当たるんだから。目蓋を透かして入り込む豆電球の明かりが、大きな影に隠れたような気がした。