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※初出・シリーズ全体の構想の確定がXY放送中の頃だったため、S&M以降は存在しないXY一年後の世界が舞台です
ある日、ある時、ある場所で、厳かに顔を合わせる三人の男がいた。一人は紅いスーツを纏い、一人は蒼い海賊衣装、そしてもう一人は神官のような衣服を身に着けていて。各々が手元の紙に視線を向けながらも決して警戒を怠らない彼らの間で緊張感が高まっている。恐らく誰か一人でも腰のボールに手をかけることがあれば、一瞬でこの膠着状態は崩壊するだろう。
「計画は以上でいいな」
「えぇ、異議はありません」
「くれぐれも、変な気は起こさないでくれよ」
誰かがそう言うも、返事は返らない。代わりに互いに向ける眼差しが物語っている。それは声を発した張本人も全く同じで牽制はただの言葉遊びだったことは語らずとも伝わってくる。
――隙を見せれば、潰す