【SS】英雄と戦争とジジイの希望:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】英雄と戦争とジジイの希望:ポケモンBBS

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【SS】英雄と戦争とジジイの希望

 ▼ 1 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 17:37:28 ID:2/8zMZro [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
前スレ
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=196932


〜前回までのおさらい〜

フタチマルは失踪した相棒を探しに旅に出た。←第一作目

陽気な男の子のゼニガメを仲間に。←前々作

孤児だった女の子のフォッコを仲間に。←前作

次の街へ
 ▼ 2 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 17:40:39 ID:2/8zMZro [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告

フタチマル「...」

ゼニガメ「...」

フォッコ「...」


次なる街、カンドタウンを目指して進む一行。

しかし一行は今、緊急事態に陥っていた。


グギュルルル...


ゼニガメ「お腹減ったァ...」

フォッコ「私も〜」

フタチマル「こらこら、文句言うな。余計腹が減るぞ...」グギュルルル


フタチマル「・・・」


三匹「お腹減ったぁ...!」
 ▼ 3 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 17:42:15 ID:2/8zMZro [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告

ゼニガメ「お腹が空きすぎて死にそうだよ...」

フォッコ「贅沢ね。私はスラム育ちだからこのくらいじゃ...」グギュルルル

ゼニガメ「このくらいじゃ?」

フォッコ「...このくらいじゃへこたれないわ」グギュルルル

ゼニガメ「お腹はへこたれてるじゃん...」グギュルルル

ツッコミを入れるゼニガメのお腹も鳴って、まさにお腹の大合唱だ。


フタチマル「...」ギュルルル

ゼニガメ「まだ次の街にはつかないの?」

フォッコ「知らないわよ...私スラムタウンとウツフタウンしか行ったことないもの...」

フタチマル「こんなはずじゃなかったんだけどな...」
 ▼ 4 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 18:21:51 ID:2/8zMZro [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゼニガメ「こんなことならウツフタウンで食糧を貰っておけばよかったね...」

フタチマル「ぐ...腹が...」グギュルルル

フォッコ「お腹空いた...」


一行の周りには自然豊かな原っぱしかない。

木の実すらもないので食糧確保は厳しかった。

そして、とうとう歩くスピードも落ちてきたその時だった。


「腹を空かしておるのか?」


フタチマル「...!」
 ▼ 5 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 18:23:35 ID:2/8zMZro [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告

後ろから声をかけられた一行。振り向くとそこにはドダイトスがいた。


ドダイトス「おや、お主ら若いのぅ...お出かけかの?」

ゼニガメ「いや?オイラ達は旅人さ...」

ドダイトス「ほう、旅人とな?若いのに偉いのぉ!」

ホッホッホ!と笑うドダイトス。

しかしそれに笑い返すほどの元気は一行にはなかった。


フタチマル「じーさん。悪いが食何かい物を恵んでくれないか...?」

ドダイトス「食い物?腹を空かしておるのか?」

ゼニガメ「お腹ぺこぺこだよぉ...」

ドダイトス「ふむ...今手元にはないのぉ...」

ゼニガメ「そんなぁ...!」

フォッコ「こら、そんな態度はおじいさんに失礼でしょ...」
 ▼ 6 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 18:26:53 ID:2/8zMZro [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告

ガックリと肩を落とす一行を見つめると、ドダイトスは言った。


ドダイトス「...ならワシの家に来るか?」

ゼニガメ「えっ?」

フタチマル「家...?」

ドダイトス「ふむ、ワシの家に来るといい。ご馳走してやれるぞ?」

ドダイトスの提案に一行は首を縦に振った。


フタチマル「ありがたい...!恩にきるよ、じいさん!」

ゼニガメ「ありがとう!」

フォッコ「助かったぁ...」


ドダイトス「ホッホッホ。余程疲れておるようじゃの。ワシの背中に乗るか?」

フォッコ「いいの?」

ゼニガメ「わーい!」
 ▼ 7 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/01 18:42:03 ID:2/8zMZro [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告

子供達二匹はドダイトスの背中に乗った。


ゼニガメ「すっげぇ!!高いぞ!!」

フォッコ「これは楽ね!」


フタチマル「...大丈夫か?じいさん」

ドダイトス「大丈夫じゃよ。軽いしの。お前さんも乗らんか?」

フタチマル「悪いな...」ヒョイ


フタチマルもドダイトスの背中に上ると、背中の木にもたれかかった。

フタチマル「ふぅ...」


ドダイトス「それじゃあ出発じゃ!」ノシノシ

ゼニガメ&フォッコ「わーい!」


ドダイトスは三匹を背中に乗せ、自分の家に向かって歩き出した。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 8 チート@ともだちてちょう 15/12/01 18:55:40 ID:Yt02cTUA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 9 ガネール@りゅうのウロコ 15/12/01 22:48:30 ID:Xc1cOdII NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 10 ルタリス@ぼうけんノート 15/12/02 04:00:53 ID:UB6LQ9jM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援です!
 ▼ 11 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/02 18:50:25 ID:13mLsxFs [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

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フタチマル「ん...寝ちまってたか...」

ドダイトス「おや、起こしてしまったかの」

ふと目を覚ますフタチマル。どうやら家についたようだった。


ゼニガメ「あ、師匠!早く来いよ!一緒に食べようぜ!」

フォッコ「この料理おいしい!生まれて初めて食べたわ!」

ドダイトス「そうかそうか。おかわりもあるからたくさん食べるんじゃぞ」

フタチマル「...」グギュルルル

フタチマルのお腹が声を上げて空腹を訴える。

フタチマルはゆっくりと立ち上がるとご馳走の並んだ四角いテーブルへと歩み寄った。

そして両の手のひらを合わせて言った。


フタチマル「...いただきます」
 ▼ 12 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/02 18:51:45 ID:13mLsxFs [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

パクッ

フタチマル「...!」

まずフタチマルが手に取ったのは熱々のシチュー。

口に運んだ瞬間、クリーミーな味わいがたまらなく、気づけば二口、三口と止まらない。


シャクッ

フタチマル「...!」

続いて食べたのはりんご。

一見するとただのりんごにしか見えないが、かじった瞬間フタチマルは驚いた。

普通のりんごに比べてジューシーかつ、シャクシャクと歯ごたえのあるこのりんご...人間界でいう『旬』だ。


数々の美味な料理は空腹のフタチマルを奮起させた。

フタチマル「...!」ガツガツ


ドダイトス「ホッホッホ。余程腹を空かしておったようじゃの...」
 ▼ 13 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/02 18:55:08 ID:13mLsxFs [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

ゼニガメ「ぷはぁ〜!お腹いっぱい!もう入らないや!」ポンポン

フォッコ「しあわせ〜...」


ドダイトス「そりゃ良かった。どうじゃ?腹ごなしに外に出てみらんか?」

ゼニガメ「うん!行く!フォッコも行くよね!」

フォッコ「もちろん!」

ドダイトス「お前さんは...」

フタチマル「...!」ガツガツ

ドダイトス「まぁゆっくり食うがよい。しばらく散歩したら戻ってくるからの。」


ドダイトスはそういうとゼニガメとフォッコを案内して外に出ていった。
 ▼ 14 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/02 18:56:46 ID:13mLsxFs [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

フタチマル「...!」ガツガツ

残されたフタチマル。テーブルの料理を口一杯に頬張り、空腹を満たした。

フタチマル「...ふぅ。ごちそうさま。」

手を合わせて食事を終えるとフタチマルはキョロキョロと部屋を見回した。


フタチマル「...ん?」

ふと、目についたのは数々の額縁だった。

『戦神ドダイトス、国に仕えしその力と勇気をここにたたえる』

フタチマル「...せんじん(戦神)?」
 ▼ 15 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/02 18:57:59 ID:13mLsxFs [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告

フタチマルは不思議そうに首を傾げた。


フタチマル「あのじーさん、そんなに強いのか...?」

呟きながら他の額縁も見るフタチマル。

その中に一つの写真立てが目に付いた。


フタチマル「...これは...」

その写真立ての写真には、ドダイトスと可愛らしいチコリータが写っていた。

フタチマル「...」


フタチマルは考え込むと、再びイスに座り直して呟いた。

フタチマル「戦神...ね...」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 16 ロトック@ツメのカセキ 15/12/05 00:06:52 ID:BfpQ1LNg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援しちゃうぜ!
 ▼ 17 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:47:01 ID:kI7wEmtQ [1/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

フタチマルが考え込んでからどれくらいたった頃だろうか。ドダイトス達が帰ってきた。


フタチマル「おう、おかえり」

ドダイトス「しぃーっ。今疲れて眠っとるんじゃ...」

ゼニガメ「...」zzz…

フォッコ「...」zzz…


ドダイトスの背中にはゼニガメとフォッコが気持ち良さそうに眠っていた。


フタチマル「やれやれ...」

ドダイトス「いい子じゃのう...」ニコニコ

フタチマル「悪いな。色々と世話になっちまって...」

ドダイトス「いやいや、そんなことはないぞ。ワシも退屈しとった所じゃしの」

フタチマル「退屈、ねぇ...。なら少し話でもどうだ?ガキも寝たことだし...」

ドダイトス「話か。よかろう」
 ▼ 18 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:48:27 ID:kI7wEmtQ [2/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

ドダイトスはイスに腰かけると、フタチマルに言った。


ドダイトス「話...とは何じゃ...?」

フタチマル「ああ。いくつか聞きたい事があるんだが...」

ドダイトス「何でも聞くが良いぞ。」ニコッ


微笑みながら言うドダイトス。

フタチマルはコクリと頷いて質問を始めた。


フタチマル「ここはどこだ?」

ドダイトス「ここ...?ああ。この街はカンドタウンという街じゃ。」

フタチマル「...!...そうか」

ドダイトス「なんと言っても賑やかさが取り柄の楽しい街じゃ。面積も広く、国みたいなものじゃな。」

フタチマル「へぇ。じゃあ次。あの写真は何だ...?」

ドダイトス「!」


フタチマルが写真立てを指さして言うと、ドダイトスの表情が変わった。
 ▼ 19 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:48:52 ID:kI7wEmtQ [3/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

フタチマル「あっ...答えたくないなら答えなくてもいいぞ?」

ドダイトス「...いや、話そう。話させてくれ...」


ドダイトスは俯いた後、ゆっくりと口を開いた。

ドダイトス「今よりもう随分と前の事じゃ...」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 20 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:49:43 ID:kI7wEmtQ [4/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ワシには一匹の孫娘がおった。


チコリータ「おじいちゃん!こっちこっち!」

ドダイトス「これこれ。あまり走ると転ぶぞ?」

チコリータ「えへへ〜」


それはそれは可愛くてのぉ...

毎日が幸せだったんじゃ。


チコリータ「今日は何して遊ぶ?」

ドダイトス「そうじゃなぁ...チコちゃんは何がしたいかの?」

チコリータ「シャボン玉!」

ドダイトス「そうかそうか...」


その日もいつもと同じ様に遊ぶはずだった。
 ▼ 21 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:50:57 ID:kI7wEmtQ [5/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

しかし、そんなワシらの所に一通の手紙が送られてきた。


ぺリッパー「速達便でーす」バサバサ

ドダイトス「ご苦労じゃの。どれどれ...!」

チコリータ「おじいちゃん、お手紙には何て書いてあるの?」


その手紙こそが不幸の始まりじゃった。

手紙には戦争へ出向けという旨の内容が書かれておった。それも三日後に。


ドダイトス「...チコちゃん。今日は家に帰ろうか」

チコリータ「ええ〜?なんで〜?」

ドダイトス「シャボン玉は来週にしよう。おじいちゃんとの約束じゃ」

チコリータ「わかった!約束ね!」
 ▼ 22 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:51:44 ID:kI7wEmtQ [6/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

そしてワシは戦争に行った。

ここから北に行った所にある王国との戦争じゃった。



ドダイトス「うおぉぉぉぉ!」ズシィィン

ギャロップ「ぐわぁっ!!」

ブーバーン「うぐぅっ!!」


激しい戦地の中でワシは必死に戦った。


ドダイトス「ハァ、ハァ、ハァ...やったぞ...!」


そして、北の国との死闘の末、カンドタウンは戦争に勝利したんじゃ。
 ▼ 23 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:52:38 ID:kI7wEmtQ [7/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

怒号と悲鳴、そして血の飛び交う戦いが終わった後、ワシは家に帰った。

しかし、ワシを待っていたのは孫娘ではなかった。


ドダイトス「何じゃ...これは...」


ワシを待っていたのは、べっとりと染み付いた血痕だったんじゃ。


ワシはしばらく立ち尽くした。

頭がその事実を受け入れなかった。


そばにあった机に置いてあるシャボン玉液を見た途端にワシは胸が苦しくなった。

まるで心臓を握り潰される様な感覚を覚えたのじゃ。
 ▼ 24 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:54:04 ID:kI7wEmtQ [8/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

目を瞑ると孫娘の姿が思い浮かび、受け入れ難い現実を嫌でも叩きつけられた。


ワシは発狂した。

何も考えず、暴れ、叫んだ...


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 25 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:54:47 ID:kI7wEmtQ [9/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ドダイトス「そして、机に置いてあるシャボン玉を見て正気を取り戻した」

ドダイトス「いくら暴れても叫んでも孫娘は帰ってこないんじゃ、とな。」


フタチマル「じーさん...」

ドダイトス「今でも目を瞑ると孫娘の事が思い浮かぶわい...」

フタチマル「...悪かったな。嫌な事を話させちまって...」


ドダイトス「いいんじゃよ。もうすぐ楽になるしの。」

フタチマル「楽になる...?じーさん、病気か?」

ドダイトス「いや。」


ドダイトスは目を瞑って言った。


ドダイトス「もうすぐまた戦争が始まる。ワシはそこで死ぬ」
 ▼ 26 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:55:30 ID:kI7wEmtQ [10/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

フタチマル「!?」

ドダイトス「なに、そう驚くでない。前々から決めていたことじゃ」

フタチマル「...本当にそれでいいのか?」

ドダイトス「はて?」

フタチマル「まだ孫娘さん、生きてるかもしれないだろ」


フタチマルが説得するも、ドダイトスは悲しげな表情をするばかりだ。


ドダイトス「生きてたら今頃何処にいるのかの...」
 ▼ 27 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:56:24 ID:kI7wEmtQ [11/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

悲しげなドダイトスにフタチマルは言った。

フタチマル「...じーさん、俺達と一緒に来いよ」

ドダイトス「...」

フタチマル「孫娘さん、探す旅にさ。」

ドダイトス「...」

フタチマル「このままくたばるくらいなら、1%でも生きている可能性を信じてみろよ」

ドダイトス「...」コクリ


フタチマルの必死の説得にドダイトスは首を縦に振った。


ドダイトス「わかった。ワシもお主らの旅について行こう」
 ▼ 28 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 14:57:27 ID:kI7wEmtQ [12/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

フタチマル「じーさん...!」

ドダイトス「ただし、生きて帰ってこれたらの。」

フタチマル「フッ。俺がくたばらせやしないさ」

得意顔で言うフタチマルにドダイトスは驚いて言った。


ドダイトス「ちょ、ちょっと待て!お主は関係ないじゃろ!」

フタチマル「平気だ。俺は絶対に死なない」

ドダイトス「バカモン!そう言う奴に限ってすぐくたばるんじゃ!」

フタチマル「いいからいいから」


軽いノリでそう言ったフタチマル。

ドダイトスは不満げに言った。


ドダイトス「むぅ...そこまで言うならこの街の実力テストを受けるがよい」

フタチマル「実力テスト?」
 ▼ 29 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 15:08:15 ID:kI7wEmtQ [13/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

ドダイトス「強さを測るテストじゃ。そのテストに受からなかったら論外じゃ。戦争に参加はさせん」

フタチマル「そっか。まぁそんなテスト余裕でパスしてやるよ」

ドダイトス「それは頼もしいのぉ。実力テストでは実力がランク付けされるがワシしかAランクはおらん。せいぜいBランクが関の山じゃろ」


嘲笑うドダイトスに、フタチマルはニヤリと笑って言った。


フタチマル「俺はやると言ったらやる。必ずじーさんを死なせはしない」

そう言い切ったフタチマルにドダイトスはコロッと表情を変え、申し訳なさそうに言った。


ドダイトス「...すまんのぅ」

フタチマル「いいのさ。俺も相棒を探す旅の途中だし。」

ドダイトス「そうか、お主も...」


二匹は、どこか心が繋がった様に感じた。
 ▼ 30 目のワニノコ◆WaitStCgv. 15/12/12 15:14:21 ID:kI7wEmtQ [14/14] NGネーム登録 NGID登録 報告

ドダイトス「今日はもう日が暮れる。泊まっていくといい」

フタチマル「何から何まで悪いな...」


ゼニガメ「うぅん...もう食べられない...ムニャムニャ」zzz...

フォッコ「すぅ...」zzz...


ドダイトス「ふふ。可愛いのぉ」

フタチマル「ああ。俺の大事な教え子達だ」

ドダイトス「ワシも...また会えるかの...」

フタチマル「会えるさ。...きっと...」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 31 ルトス@たてのカセキ 15/12/17 20:51:59 ID:cm9mnbXI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
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