ネリネ「用便願います」ﾓｼﾞﾓｼﾞ　　スグリ「だめ」

キタカミの林間学校から帰ってきたスグリは、以前とは見違えるほどに豹変していた。
あらゆるものを犠牲にして、取り憑かれたように強さを追い求めるその姿は狂気じみていたが、彼がチャンピオンの座に君臨するのにそう時間はかからなかった。
新たに部長となったことでみるみるうちにリーグ部の空気は張り詰めていき、その厳しさについて行けない者も続出した。
そんな彼を心配する者が、姉ゼイユの他にもう1人いる。その名はネリネ、ブルベリーグランク4位の四天王の1人にしてこの学園の生徒会長である。


スグリ「…ねえ」

ネリネ「なんでしょう」

スグリ「バトルしようよ、他の奴らは練習相手にならなくてさ」

フン！支援するか…

スグリ「うん、こいつらがどれくらいの耐久力を持ってるか確かめたいんだ」

ネリネ「し、しかしこれ以上は…ｳｯ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｯ…ﾁｮﾋﾟｯ💧



『生徒会長のネリネが』『四天王のネリネが』『あろうことかスグリの目の前で』『“お 漏 ら し”するかも知れない』『怒られる』『ここで漏らしたら社会的に死ぬ』『このネリネが？』『人として終わる』
まだ下着に染みができる程度のほんの少量だが、ついにチビってしまった。“お漏らし”の可能性が現実味を帯び始めて、様々な不安が脳裏を過った。


キィィィン


その瞬間、ネリネの視界が砂嵐のテレビのようにザラザラとぼやけていった。聴覚も水中に潜っているときのように朧気になり耳鳴りが聞こえ、脈は速くなり、呼吸が乱れ始め、「意識」が乖離しそうになるのを実感した。
この症状は軽度のパニック障害の一種である。ネリネはパニック状態に陥ったのだ。
身体中の力が抜けて頭がフラフラ揺れている(ような気がする)が、今気を抜くと溜まっているものが全部出てしまう。ネリネは何とか意識を保って下半身に力を入れた。

スグリ「ん？メガネ曇ってるぞ、バトルに集中しろ！」

ネリネ「…失礼しました///(30分立ちっ放しで…もう膀胱が緩み始めています)」ﾓﾁﾞｨ〜…

ネリネ「(仕方ありませんがここで切り上げてトイレへ直行しましょう)これ以上のバトル続行は不可能、降参を選択します」✋


スグリ「…は？」ｷﾞﾛﾘ


ネリネ「……」ﾌﾞﾙﾙｯ

スグリ「聞こえなかった、何だって？降参？」

ネリネ「……」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｯ

スグリ「四天王がふざけたこと言ってんじゃねえよッ！勝負を放棄するような真似は俺が絶対に許さない」

ネリネ「……ぁ」ｶﾞｸｯ…ﾁﾞｯﾁﾞｳｩｩｩ💧


またチビった。しかもさっきより量が多い。もう下着の吸収許容量は限界に達しているだろう。もしかしたらもう制服に染みているかもしれない。
スグリのガチ説教が怖すぎてまた耳鳴りがしてきた。ネリネは感情表現が控えめなのでこの状況でも表情一つ変えないが、内心は今にも泣きだしそうなのだ。おしっこ漏らしそうなだけでなく、スグリに怒られていること、そしてこの状況で漏らしたらさらに怒られるであろうという予測が、ネリネをさらなるパニックへと追い込む。

ネリネ「ぅ…、失礼しました。前言撤回します」ｷﾞｭｯ

ネリネ「ダグトリオ、交代です。お願いします、メタグロス」ｼｭﾊﾞｯ

メタグロス「めっったぁ！！」

ネリネ「……時間が　押しています　そろそろ決着と　参りましょう」ｷﾗﾘ


テラスタルオーブを取り出し、メタグロスをテラスタル。メタグロスの頭上に巨大な斧のようなオブジェクトが出現した。

謎のおじさん構文

書き溜めしてないの

ネリネ「ハードプレス！くさわけ！」ｼﾞｭ

メタグロス「めっったぁ！！」ｽﾞﾄﾞｫｰﾝ

ハッサム「さむ！」ｼｭﾊﾞｯ

ネリネ「そこです、バレットパンチ！」ｼﾞｭﾜｧ

スグリ「アーマーガア！ボディプレス！！」

アーマーガア「ガア！！」ﾄﾞｫｰﾝ


2匹の連携でタルップルを撃破したが、アーマーガアの方はあと少し削り切れず反撃のチャンスを与えてしまった。
とはいえ高耐久ポケモンを突破される危険性を感じたスグリ。次はどう出るか警戒しながらネリネの方を見ると、ネリネは茫然と立ち尽くしていた。
遠くから見ても分かるほどに、腰(正確には下腹部)が震えている。おしっこを長時間我慢しようとすると誰でもここが前後に震えるのだ。

涙目ネリネ「ふうぅ…」ｶﾞｸｯｶﾞｸﾌﾞﾙﾙｯ

ネリネ「これ…以上は………無理」ﾌﾞﾙｯﾌﾞﾙﾙﾙｯ💦


俯きながら中腰になり、しゃがみ込んでいく。


ネリネ「あぁ…うぁああっ」ｼﾞｭｯｼﾞｭｲｨｨｲｯ

じゅわああああぁぁぁじょろろろろろぉ


その瞬間、シャワーを流すかのような大きな音が聞こえてきた。とうとうネリネの膀胱が決壊してしまったのだ。スグリは失禁するネリネをただ見ている。

ネリネの尊厳が崩壊していく。生徒会長の、四天王の、ゼイユの友であるネリネが、スグリの目の前で、本当にお漏らししてしまった。もう子供みたいに泣きじゃくりたい。観客が全員帰っていったのがせめてもの救いだったが、それをよりによってスグリに見られたという事実が、ネリネの内に確かに存在する女としてのハートを傷付けていく。
体感で膀胱40％分のおしっこが溢れ出た頃、再び尿道を締めたネリネは、目に涙を浮かべ、唇を噛み、泣くのを我慢しながらなんとか真顔を取り繕って顔を上げた。


ネリネ「申し訳…ありませんでした、粗相をしてしまいました」

スグリ「……続けるよ」

ネリネ「！？」

スグリ「小便漏らしたくらいで泣くな、俺なんて吐いてもやめないぞ」

ネリネ「…」

スグリ「立って」

ネリネ「……」ｽｯ


少しだけ心が和らいだような気がした。失禁や嘔吐なんて気にしないといった感じの態度が、変に気を使われるよりも居心地が悪くなかったし、相手も粗相したんだという謎の安心感のおかげで平常心を取り戻せた。濡れた制服は最高に気持ち悪いが。
その後は特に見所もない泥仕合が続き、結局スグリが勝った。

ネリネ「お手合わせ、感謝します」

スグリ「…うん」ｽﾀｽﾀ


ﾋﾟｯ


ネリネ「えっ」

スグリ「じゃあね」ｽﾀｽﾀ

ネリネ「ま、待ってください、スグリくん、まさか…撮影していたのですか…？///」

スグリ「うん、後で見返すんだ」

ネリネ「お願いします、その映像、削除していただけませんか？」

スグリ「やだよ」

ネリネ「うぅ…、で、では他人には絶対見せないでください……あと、先程のことは秘密にしてください///」

スグリ「はいはい、わかったよ」


こうしてネリネは、想いを寄せている男子に弱みを握られたのだった。





続く

支援

タロじゃなくてネリネかよぉ…
まぁいっか支援ｼｺｼｺ

ん？用便はいつ出るんだい

>>22
続く！

支援

しーしーえん

ネリネは規則が絶対だと思う人だから性奴隷に向いてるね

スレタイ気持ち悪ぃ

用便願いますって囚人が看守に言うセリフじゃねーかw

>>4
　、

シエンネ

続きはよ

>>15
こういうことだね

https://twitter.com/peemyself1/status/1635611207917871105?s=21

https://twitter.com/peemyself1/status/1635611207917871105?s=21

>>32
えっろ

支援

支援

きっしよ あげんなよ

>>36
じゃあ見るな

スレタイが気持ち悪いんだが

>>38
じゃあNG設定しとけば？SSスレでそんなこと言ってたらきりが無いぞ

定期的に上がるから続き書かれてるのかと思ったら一切書かれてないの草

あげ

落ちてなくて草

イッチです。続きを書くつもりでしたが、残念ながらモチベーションと時間が足りず打ち切らせてもらいます。完結できなくてごめんなさい🙇‍♂️

この後の展開は元々決まっていて、バトル中におしっこを我慢できなかったネリネを見かねたスグリが、特訓と称してネリネにひたすらおしっこを我慢させながら校内を練り歩くというストーリーで、「用便願います」というセリフもそこで出す予定でした。

もしも後を継いでくれる人がおられるのなら大歓迎です。ストーリーやスレの進め方も好きなように変えてくれて構いません。

きっしょ

>>44
はっきり言い過ぎだろ

しゃーない、お疲れ

草