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ルリ「バレンタインの特別番組……ですか」

 ▼ 1 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/01/31 03:36:24 ID:TMPkLu9U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マネージャー「そう。あなたが料理を研究してるってことで話が出てきてね……朝の番組で1週間の予定なの。」

ルリ「す、すごい……ですね」

マネージャー「今回は初心者の子に教えつつって内容なんだけど大丈夫?」

ルリ「は、はい。相手の人ってもう決まってたりしますか?」

マネージャー「今のところはキョウヘイさんなんだけど……」






ルリ「……え?今なんて……」

マネージャー「キョウヘイさんと一緒にやることになるかなって。」

ルリ「……。」




マネージャー「でもそうよね、あなたは知ってる人の方が安心できるか。やっぱりここはテンマくんを………」

ルリ「あっ……!」

マネージャー「?」

ルリ「そっその!キョウヘイく……さんで大丈夫です!というかお願いします!」

マネージャー「そう?それならいいんだけど。じゃあ話は通しておくので。」

ルリ「よ、よろしくお願いします……」







ルリ(ゆ、夢じゃないよね……?)
 ▼ 2 スカーニャ@カセキのトリ 24/01/31 03:45:09 ID:/r5U95Mw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久しぶりのまちっどさんのキョウルリだ!
 ▼ 3 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/01/31 03:45:10 ID:TMPkLu9U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ(詳しい理由はよくわからないけどキョウヘイくんと共演……しかも一緒に料理……)

ルリ(たぶんお菓子作りとかだよね?そうじゃなくてもとりあえずバレンタインに関係したものなのは間違いなくて……)

ルリ(あ、あれ?そういえば他の共演者の人の話とかもなかったしもしかして2人きりとか!?ということは……)






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ルッコ「はーい!チョコレートの完成です!」

キョウヘイ「俺のチョコレートもできました!教えてくれてありがとう!」

ルッコ「どういたしまして!キョウヘイさんは誰にチョコレートを渡すんですか?」

キョウヘイ「それはもちろん……ルッコさんに」

ルッコ「!?」

キョウヘイ「今日のために真面目にレッスンを受けてきたんです……俺と付き合ってください!」

ルッコ「わっわたしも……このチョコレートをキョウヘイさんに……ううん、キョウヘイくんに……!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ルリ(ってなっちゃったりして……!)


ルリ「うふふ……」




ルリ(……いやいや。それは色々とまずいしそうはならないし……そもそも“ルッコ”のことを好きになってもらっても意味ないし……)

ルリ(それにわたしは別にそんな邪な目的で番組に出ようと思ったわけじゃないしね。あくまでわたしの趣味を活かす場としてだから。うん。)
 ▼ 4 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/01 03:39:32 ID:Kv1.OBEI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして数日後……無事に企画が通り、出演者の顔合わせをすることとなったのだが。


ルッコ「うーん……眠い……」フラフラ

マネージャー「しっかりしなさい。まったく……夜更かししちゃいました、だなんて……」

ルッコ「ほんとうにすみません……あは……は……」

ルッコ(昨日は楽しみだったり緊張したりで全然眠くならなくて……本を読んでいたらそのまま……)


マネージャー「そろそろ部屋に着くからせめて入るときぐらいはしっかりしなさい。」

ルッコ「はーい……」
 ▼ 5 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/01 03:54:37 ID:Kv1.OBEI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガチャ

ルッコ「失礼します……キョウヘイさん、お待たせしてごめんなさい。」

キョウヘイ「いえいえ!えっと、はじめまして……ルッコさん。」


心のどこかで期待していた展開にはならず。

だけれどこの展開が本来あるべきものなのだとすぐさま自分に言い聞かせ、返しの言葉を紡ぐ。


ルッコ(そう、だからわたしも……はじめまして。)


ルッコ「はじめましてキョウヘイくん。よろしくお願いしますね。」


キョウヘイ「……。」

ルッコ「……えっと、何か……」


目の前の彼はなんとも言えないような表情のまま固まっている。

何か自分の行動にひっかかることでもあったのだろうか。


自分の行動に……


自分の……






『はじめましてキョウヘイ“くん”』

ルッコ「……あっ!そっその、えーつい癖で……じゃなくてなんだか急に距離を詰めちゃったみたいな感じになっちゃって……」

ルッコ「本当!ごめんなさい!」

キョウヘイ「あ、謝ることでは……というか俺の方こそ変な勘違いさせちゃったみたいでごめんなさい。」

キョウヘイ「なんか……懐かしかった?というか……」


ルッコ「そ、そうだったんですね……あはは……」


ルッコ(これはセーフ……なのかな?それとも完全にアウトだったのかな……?)
 ▼ 6 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/05 02:10:48 ID:nI.k7P8Y [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんなこんなで緊張しつつも2人は番組の説明を受け……

番組内で使用するというお菓子を食べつつ話をすることになったのだった。





ルッコ「はぁ……」


ルッコ(なんだか……思ったより面白くなさそうな企画だったなあ。スポンサーのお菓子メーカーが出してるお菓子を使った公式レシピを調理するって……自分で好きにできたらよかったのに。)

ルッコ(楽屋にお菓子を用意してくれるのはいいんだけど……料理番組ってこんなものなのかな……)


キョウヘイ「あ……あの」

ルッコ「?」

キョウヘイ「ごめんなさい!今回の企画……たぶん俺のせいでやることになったんだと思うんです」

ルッコ「キョウヘイく……さんのせいで……ってどういうことですか?そ、そもそも謝ることじゃないと思うんだけど……」

キョウヘイ「ち、違ったらごめん……なんですけどその、話の途中から面白くなさそうな感じに見えたので……」

ルッコ「あ……そ、それはその、うん……」

キョウヘイ「あの、本当、ごめんなさい。すみませんでした!」

ルッコ「き、気にしないでください。一緒に頑張りましょう。」
 ▼ 7 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/05 03:59:18 ID:nI.k7P8Y [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
─────────────────
─────────────
─────────


あれから数時間。いつもならどこかで鳴ってくれるライブキャスターは相変わらず鳴らない。


ルリ「……。」


ときどきそんな日もある。が、それはどちらかがよっぽど忙しかった日ぐらいのことで。

他に何かあるとすれば心身の不調ぐらい……



ルリ(うう……やっぱり共演者が明らかにつまらなそうにしてたのはよくなかったよね……自分で気づけてなかったのが恥ずかしい……)

ルリ(それになんだか気まずくてあまりお話できなかったし……気を許したらポケドルの自分じゃなくなっちゃう気がして……)

ルリ(もしかして……これからわたしと一緒に番組に出ることが心配でお話するどころじゃないとか?)


ルリ「か、考えすぎだよね……あはは……」


ポンッ!

プリン「ぷり?」


突然ボールから出てきたのは手持ちポケモンの一匹、プリン。

トレーナーの異変を察知して出てきたのだろうか。


ルリ「プリン……ふふ、わたしは大丈夫。でも、そうだね……ちょっと抱き枕になってもらおうかな……なんて」

プリン「ぷり〜♪」

ルリ「えへへ……やわらかくてあったかい……」


素敵なクッションを抱いてひとまず悩み事を忘れよう……というなかなか気の利いた解決策。

しかしそれに抗議する者が1名。


ポンッ!

チラーミィ「チャーミィ!」

プリン「ぷり!?」

チラーミィ「チラチラチラミィ!チャミィ!」

プリン「ぷり!ぷりぷりぃ!」

ルリ「わっ!?ちょ、ちょっと2人とも夜遅いんだから喧嘩しないでよ〜!どっちも抱き枕にするから〜!」
 ▼ 8 ンバーン@からぶりほけん 24/02/05 04:17:17 ID:RCbYF0WI NGネーム登録 NGID登録 報告
ええやん
 ▼ 9 ピナス@テラキオンのおやつ 24/02/05 08:06:12 ID:ZnOY7e.6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 10 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/06 01:08:22 ID:cYFgmU7o [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ(……やっぱり明日すぐに謝ろう。といってもルッコとして会うのは簡単じゃないんだけど……そこはなんとか。)

ルリ(悩みを抱えたままだと仕事に支障が出ちゃうもの。キョウヘイくんだって悩んでるかもしれないし。)



ルリ「おやすみ2人とも……」



さっきまでの様子はどこへやら、お腹の上で寄り添って眠る2匹のポケモンを優しく抱きしめ、再び目を閉じる。

柔らかく滑らかな感触と、もふもふな感触と体温が伝わる。





ルリ(ね、寝苦しい……抱き枕2つはやりすぎだったみたいだね……)
 ▼ 11 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/06 01:26:14 ID:cYFgmU7o [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日……レッスンを受けながらルリは機会を伺っていた。


ルリ(もしかしたら、って思って探してみたけど……流石にキョウヘイくんはいなかったね。だから元から考えてた作戦でちゃんと謝ろう!)


ライブキャスターを取り出し、電話をかける。

相手はもちろんキョウヘイだ。


ルリ(ちゃんとカメラはOFFになってる……大丈夫なはず……!)










ルリ「……。」

ルリ「あ、あれ……?この時間なら出てくれると思ったんだけどな……」



キョウヘイ『あ、もしもしルリちゃん?』

ルリ「ひゃっ!?あ、え、えーと……キョウヘイくん、だよね。突然ごめんなさい。ちょっと用事があって……」

キョウヘイ『用事?』

ルリ「うん……じ、実は仕事場の人がキョウヘイくんに用があるみたいで……すぐに終わるらしいんだけどいいかな?」

キョウヘイ『い、いいけど……それで声だけなんだね。』

ルリ「う、うん。ちょっと待っててね、今代わるから。」


音声の方も一時的に消し、ふぅ、と一息。


ルリ(ここまでは大丈夫……あとはルッコとして話すだけ……)

ルッコ「んっんん……あー……これぐらいのトーンで大丈夫かな……?」


ルッコ「おっお待たせしましたキョウヘイく……さん!」

キョウヘイ『ブフォッ!?』


ピッ


ルッコ「え……」

ルッコ(き、切られたー!?)
 ▼ 12 ブカス@にんじんのタネ 24/02/06 01:56:20 ID:6GfYXZjk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
君付けで訝しんでたのにあからさま過ぎてキョウヘイくん吹いてるw
 ▼ 13 チャブル@コジオのしお 24/02/06 07:25:03 ID:SldQADxc NGネーム登録 NGID登録 報告
ワロタ
 ▼ 14 ドリドリ@ヒレのカセキ 24/02/06 08:14:53 ID:e.lUXSHI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 15 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/06 18:49:45 ID:cYFgmU7o [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルッコ(えっ……えっ?こ、これってどういう……)

ティロリロリンティロリロリン♪

ルッコ「は、はいっ!」

キョウヘイ『音声だけでごめん……あーえっと、この声は……』

ルッコ「る、ルッコです。」

キョウヘイ『る、ルッコさんですか。ごめんなさい、えーと……も、物が落ちてきて、それでちょっと焦ったというか、ま、まま間違えて通話を切ってしまったといいますか』

ルッコ「そ、そうだったんですね……大丈夫ですか?」

キョウヘイ『……お、俺は大丈夫なんですけどへ、部屋が……ですね』

ルッコ「あの、1回落ち着いた方が……声が震えていますし。」

キョウヘイ『そ、そうはいっても早く終わると言ってらしたのでなるべく早いほうがい、いいかなと……』

ルッコ「お、お気遣いありがとうございます。実は昨日のことを謝りたくて……」

キョウヘイ『謝る?』

ルッコ「はい。番組をつまらなそうにしてたって……その、自分の想像してたのと少し違ったというんでしょうか……だけどもちろん頑張りますし、キョウヘイさんとの共演が嫌なわけではなかったんです。」

ルッコ「そもそもそんな態度を出すべきではなかったんですけど……それはちゃんと伝えておきたいと思ったんです。それで……る、ルリさんのライブキャスターを借りて連絡させてもらいました。」

キョウヘイ『……。』

ルッコ「きょ、キョウヘイさん?」

キョウヘイ『ああいや、真面目だなあと。俺の方も内容をよく知らないままやることになってしまって……それでも引き受けて、俺のことまで考えてたくれるなんて。』

キョウヘイ『……実のところ少し気にしてたので助かりました。ありがとうございます。』

ルッコ「う、うん。」


ライブキャスターの画面がOFFであるのをいいことに遠慮なく喜びの感情を噛みしめる。

ふと時計を見てみると、そろそろレッスンに戻る時間のようだ。


ルッコ「あ……そろそろ終わらないと。じゃあまたねキョウヘイくん!」

キョウヘイ『はい、また……』


ピッ








ルッコ「……。」

ルッコ(またやっちゃったーーーーーっ!!!)
 ▼ 16 ケンカニ@きいろビードロ 24/02/08 04:29:09 ID:5jKY7R46 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 17 ーブイ@あかぼんぐり 24/02/08 23:58:03 ID:0AewCRic NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 18 ーブル@ルリリのけ 24/02/09 17:33:17 ID:v8.wdHBs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 19 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/11 03:08:12 ID:xD222/sw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルッコ(あ、あわわわわわどうしよう……も、もう一回かけ直して……でももう時間が……)

ルッコ(でも説明しないわけにも……とりあえずキョウヘイくんに……)


ポンッ!

チラーミィ「チャーミィ!」

ルッコ「へっ?」


出てくるなり尻尾でルッコの手に一発尻尾をスイング。

装着せずに操作していたライブキャスターは当然吹っ飛び床を転がる。


ルッコ「わ〜っ!?ちょ、ちょっと何するのもう!」


ルッコ「よかった……壊れてはいないけど……チラーミィ!」

チラーミィ「……。」


犯人は知らんぷり。

ルリのチラーミィは基本的に利口なのだが、なぜだかたまにいたずらをして、怒るルリから逃げるのだった。

ルッコ「時間がないからお説教は後だよ。もう……ああなると反省させにくいんだよね……はぁ……」




ルッコ(……開き直ってると問い詰めにくいってことだよね?)

ルッコ「そっか……もうこれでいいのかも……」
 ▼ 20 クライ@ウオーターメモリ 24/02/11 07:14:38 ID:skHMz5iE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 21 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/12 03:30:16 ID:/vTEJhu. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついにやってきた収録の日。

メイクを済ませ、今回の番組用のエプロン衣装を着たルッコはスタジオに向かう。



ルッコ「失礼します、おはようございます。」

ディレクター「おはようルッコちゃん。」

キョウヘイ「お、おはようございますルッコさん……」


キョウヘイの方もメイクと衣装はバッチリ。

いつものスポーティな雰囲気とはまた違う魅力を醸し出している。


ルッコ「ふふ……おはよう、キョウヘイ“くん”」

キョウヘイ「へ、へへ……え?」

ルッコ「あ、えっと……前はいきなり馴れ馴れしくしすぎたかなって思ったんですけど、わたしが教える側とはいえせっかく年齢が同じぐらいですし、こっちの方がいいかなと思って。」

キョウヘイ「う、うん?そ、そうかもですね……?」

ディレクター「なるほど……たしかにそっちの方がルッコちゃんらしいかもしれないですね。じゃキョウヘイくんもルッコさんじゃなくてルッコちゃんで呼んでください。」

キョウヘイ「はい!?」

ディレクター「……キョウヘイくん、テレビあんまり出たことなくて緊張してるみたいだからさ、サポートお願いしますね。」

ルッコ「はい!任せてください!」



ディレクター「それじゃあもう少ししたら軽くリハーサルするから待っててね。」

ルッコ「はい!」

キョウヘイ「は、はい……」
 ▼ 22 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/12 04:09:55 ID:/vTEJhu. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルッコ「……ね、2人で少し話しませんか?」

キョウヘイ「は、はい。」


ルッコ「緊張……してます?」

キョウヘイ「……してます。」

キョウヘイ「一応……大体の流れは把握してるし料理も少しは練習してきたから……なるべく足を引っ張らないように頑張ります。」

ルッコ「そ、そんなに気にしなくてもいいのに。うふふ……改めてよろしくお願いしますね。」


そして握手をしようと右手を出し、キョウヘイに近づくルッコ。


ルッコ「……あの、何で下がるんですか?」

キョウヘイ「いや、その……これ以上は近すぎるというか」

ルッコ「握手を……」

キョウヘイ「あ、ああ〜握手ですね、握手!俺ったらすみません……」


逃げるようにしていたキョウヘイの方も立ち止まり、ようやく握手。

同い年ではあるものの、互いに異なるその手の大きさ、質感が直に伝わる。


ルッコ「……すごいなあ」

キョウヘイ「へ……?」

ルッコ「う、ううん、こっちの話で……とにかくそろそろリハーサルが始まると思うので一緒に頑張りましょうね!」

キョウヘイ「は、はい!」




ルッコ(一時はどうなるかと思ったけど……いざこうなってみると、お仕事モードに入っちゃえば案外難しいこともなかったね。キョウヘイくんと一緒にいられるんだし、むしろ結構楽しいお仕事になるかも♪)
 ▼ 23 チルゼル@ケムリイモ 24/02/12 20:24:44 ID:0Jloz/sw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 24 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/13 02:07:54 ID:WSygcWIE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディレクター「はい、それじゃあ最初の挨拶お願いしまーす!」

ルッコ「はーい!」

キョウヘイ「はい!」



ルッコ「バレンタイン特別企画!ルッコのスウィートクッキング〜!」

ルッコ「この番組ではわたし、ルッコがバレンタインにピッタリなお菓子を作っちゃいます!そして……」

キョウヘイ「キョウヘイです!今回は俺もルッコちゃんに教わりつつ、お菓子を作っていきます!よろしくお願いします!」

ルッコ「うん!テレビの前のみんなもわたし達と一緒に作ってみましょー!」

キョウヘイ「おー!」




ディレクター「……オッケー!いいんじゃないでしょうか!」

キョウヘイ「ほっ……よかった……」

ルッコ「ふふ……でもまだリハーサルは続きますよ?」

キョウヘイ「まあ、少しは緊張もほぐれた気がするので。大丈夫だと思います。」


ディレクター「よーし次の確認行ってみましょう!」

ルッコ「あ、はーい!」

キョウヘイ「はい!」
 ▼ 25 ちっど◆.jJQDDIcAM 24/02/13 03:11:53 ID:WSygcWIE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後のリハーサルも問題なく終わり、迎えた本番。

これといったアクシデントもなく、順調に進行していく。


ルッコ「キョウヘイくんはいつもお世話になっている人たちにお礼がしたいんでしたよね?」

キョウヘイ「はい!だけど俺、お菓子作りなんかしたことなかったので。」

ルッコ「大丈夫!今日から教えていくのはそんな初心者の人でも作れちゃうレシピですから!」

キョウヘイ「それは安心です!」

ルッコ「では今日作るものの発表です!今日は〜?」


ルッコ「じゃん!プチカップケーキパーティです!」

キョウヘイ「カップケーキパーティ?」

ルッコ「はい!実際に作り方を見ていきましょう!」



ルッコ(ここまでは大丈夫だね。キョウヘイくんも緊張していないみたいだし。)

ルッコ(……だけど何かあるとするならここからってことでもあるから。そのときは頼んだよ、わたしのポケモンたち……!)
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