スイレン「あら、こんなところにお菓子作りの材料屋さん。少し見ていこうかしら」

マツリカ「いらっしゃいませー」

ライチ「あらスイレンじゃないあなたもお買い物をしにこの店を訪れたの？」

スイレン「こんにちはライチさん」

ライチ「この店で材料を買って、誰かに美味しいお菓子を作って贈ろうということね」

スイレン「うん、えっと、それじゃあ…」

マツリカ「はい、いらっしゃい」

スイレン「タマゴをください」

マツリカ「ないです」

スイレン「あ、ない…じゃあ牛乳を」

マツリカ「ないです」

スイレン「小麦粉」

マツリカ「ない」

スイレン「やめたらこの仕事！！！！」ﾄﾞﾝｯ

マツリカ「しょうがないさ、今日はバレンタインデー。 お菓子の材料はほとんど売り切れだよ」

スイレン「うそ！今日って！バレンタインデー！？忘れてた！！」

ライチ「ちなみにバレンタインデーとは、かつての古代ローマの祭りを、異教を認めない
キリスト教圏内でも続けるためにウァレンティヌスという架空の聖人をつくりあげ、 これを悼むための日としたのが始まりといわれており 今まででは恋人たちの日として世界各地親しまれている。 皆様はバレンタインデーを毎年いかがお過ごしですか」ｸﾄﾞｸﾄﾞ…

マツリカ「板チョコなら、２枚だけ残ってるがね」

スイレン「じゃあ、それ２枚ください」

マツリカ「まいどありー」

スイレン「２枚あるから、１枚はスイレンに持っていってあげよ！」

スイレン「リーリエこんにちは、フフっ、また勉強？」

リーリエ「読書してるだけですよ」

スイレン「よかったらこれ、バレンタインデーチョコ。 ２枚だけ買えたからリーリエにもあげようと思って！」

リーリエ「(私にも…それってマオにもあげるってことですよね…)」

マオ「アローラ！スイレン、来てたんだ！」

スイレン「マオ、こんにちは。はい、マオにもチョコレート」

マオ「私にくれるの！？」

スイレン「ごめんね、去年は手作りだったけど、 今年はバレンタインのことを忘れてて、それしか買えなかったの」

マオ「ううん！うれしいよ！！スイレンがくれるものは何でもうれしい！！！スイレン〜！」

リーリエ「(マオ…)」

スイレン「あははっ！マオったら、苦しいってば！」

マオ「絶対ホワイトデーにおかえしする！私の手作りお菓子！！」

リーリエ「ﾝﾋｨ‼︎こんなものッ……！ ！」ｶﾞｯｼｬｰﾝ‼︎

リーリエ「こんな！手作りチョコなんて！！こんな……！う…ううう……」

マオ「リーリエー。なにしてるの？ お、手作りチョコか！たくさんあるね！一個もらうよ！」

マオ「おいしい！ リーリエもお菓子作り得意なんだね！」

スイレン「マオー、ｲｸﾖｰ」

マオ「待ってー！うん、じゃあね、リーリエ！」

リーリエ「壊れちゃった…私の気持ち…」


完

あっ！チョコモナカジャンボだ！

もはや懐かしい

なんだこの臭いは！

超早口おばさんライチはまり役すぎる

マツリカの無いです合ってて好き

壊したんだよなぁ

超早口おばさんすき

ｲｸﾖｰ好き

せいしせいえきざーめんざーじるきんたまじるあかちゃんせいぞうみるく

クッソーすきクッキーきらい

草

ＡＫＩＲＡ姉貴がライチの声やっても全然違和感無さそう

なにかと思ったらクッキー☆かよ
普通にSSとして楽しんじゃったわ