【超短編ss】　デデンネとコイキング

デデンネ「そんなにはねて楽しいンネ？」

コイキング「楽しいよ」ピチピチ

デデンネ「ほんとかンネ？」

コイキング「マジ」ピチピチ

デデンネ「それならテネもやってみるンネ」ピチピチ

コイキング「どうよ」ピチピチ

デデンネ「うーん」ピチピチ

コイキング「まあお前はさかなじゃあないしな」

デデンネ「むっ………デネも上手くピチピチできるンネ」ピチピチ

数分後

デデンネ「疲れてきたンネ……」ピチピチ

コイキング「」ニヤリ

デデンネ「何笑ってるンネ(怒)」ピチピチ

コイキング「別に………」ピチピチピチピチ

デデンネ「は、速いンネ……さすがははねるの達人ンネ」

コイキング「ついてこれるかな？」ピチピチピチピチピチピチ

デデンネ「魚おおおおおおおお！」ピチピチピチピチピチ……！

コイキング「ええいっ！」じたばた

デデンネ「」

コイキング「作戦成功だぜ………」ピチピチピチ……レベルアップピカーン！

終わり？

次の日

デデンネ「屈辱的ンネ……ああしてコイキングにやられるとは………」ピチピチ



コイキング「(なんやあいつなんでピチピチしとんねん……しかもこっち来るし…………シュールやな………)」

デデンネ「リベンジマッチンネ」ピチピチ

コイキング「はねる対決か？」

デデンネ「そうンネ！お前の得意技であるはねる対決でデネが勝ってお前に屈辱を与えてやるンネ」ピチピチ

コイキング「ほほう……」ピチピチ

デデンネ「ルールは簡単ンネ！制限時間内にはねる回数の多かった奴の勝ちンネ！」ピチピチ

コイキング「ほーう………」ピチピチ

「マジ」ピチ
がマジキチに見えた

コイキングのはねるでポン

支援

コイキング「その制限時間ってのはどんくらいなのよさ」ピチピチ

デデンネ「10分ンネ」ピチピチ

コイキング「ふむ。しかし誰が時間と回数を数えるんだ？」ピチピチ

デデンネ「時間はお前の仲間に頼んでおいて、回数はデネの仲間に数えてもらうことにしたンネ」ピチピチ

タイマーコイキング「俺は一秒に一回跳ねることができるぜ」ピチピチ

カウントデデンネ「ンネのヒゲではねるの振動をキャッチして数えるンネ」ヒゲピクピク

デデンネ「では早速始めるンネ」ピチピチ

コイキング「おう」ピチピチ

タイマーコイキング「よーい……」ピチ……

カウントデデンネ「始め！」ヒゲピクピクッ

デデンネ「デネネ！」ピチピチピチピチピチピチ

コイキング「デデンネにしてはやるじゃん」ピチピチピチピチピチピチ

デデンネ「猛練習したンネ」ピチピチッ

コイキング「ほーう」ピチピチピチッ

デデンネ「なんとかして勝ってみせるンネ！」ピチピチピチピチッ

タイマーコイキング「(こんなデデンネ見たことねぇ！すげー)」ピチピチピチ

ピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチ

8分経過

コイキング「(コイツ………スピードが落ちるどころか加速していやがる………)」ピチピチピチピチッ

デデンネ「……！……！」ピチピチピチピチッ

コイキング「(疲れた顔もみえやしねぇ……一体昨日あの後何をしたんだ？)」ピチピチッ

デデンネ「(おっ！隙ありンネ！)」ピチピチピチピチピチピチッ！

コイキング「(しまった！取り戻さねば！)」ピチピチピチピチピチピチッ！

デデンネ「………(ドヤァ」ピチピチピチピチピチピチピチ………！

コイキング「(ドヤ顔腹立つなぁ………)」ピチピチピチピチピチピチ…！

デデンネ「デネネエ！」ピチピチピチピチピチピチ

コイキング「(このままでは……負けてしまう………何とかして勝たなければ……)」ピチピチピチピチピチピチ

コイキング「(ん？何とかして？)」ピチピチ………

デデンネ「(止まったンネ？)」ピチピチピチピチピチピチ

コイキング「なぁ、口開けろよ」

デデンネ「………！」ピチ………

コイキング「口を、開けろよ」

デデンネ「ネ……」お口パカァー

タイマーコイキング「あれは！」

カウントデデンネ「オボンのみンネ！」

コイキング「勝負する前からはねてたのは口の中のオボンのみを小さくして入ってることがばれないようにするためだったんだな」

デデンネ「ごめンネ……どうしても勝ちたかったンネ」

コイキング「そんなに、悔しかったのか」

デデンネ「デネ」コクリ

コイキング「そうか……」ヒゲでサスリサスリ

デデンネ「デネエエエエエエエエエエエエエン！」目からハイドロポンプ

コイキング「よしよし………」

カウントデデンネ「何これ……」

タイマーコイキング「さぁ？」

翌週

デデンネ「コイキング先輩！はねる連続1000回できたンネ！」

コイキング「そうか……お前もそこまで……」涙ポロポロ

カウントデデンネ「(あれから１週間が経ち、デデンネはコイキングを先輩と呼び、はねるを教えてもらっている)」

タイマーコイキング「(コイキングは後輩ができ、少し調子に乗っている)」

デデンネ「あっそうだコイキング先輩。あの噂知ってるンネ？」

コイキング「あれか。あの赤いギャラドスがそろそろここら辺にやってくるっていうやつか」

デデンネ「そうンネ！で！もし来たらこの自分のはねるを自慢してやりたいんですよ」

コイキング「えぇ……」

寝よ……

しえん

支援

コイキング「やめておけ…奴は凶暴だ。そんな舐めた真似したら半殺しにされかねない」

デデンネ「でも奴も昔はコイキングだったんだからはねてたはずンネ」ピチピチ

コイキング「昔は昔。今は今だ。あんなに力を奮うギャラドスはもうそんなこと覚えてないだろう」

デデンネ「そんなあ〜。自慢したかったンネ……」ピチピチピチ

コイキング「というか、半殺しにされてははねることはおろか、動くことさえ困難だそ。いいのか」

デデンネ「そ、それは嫌ンネ」

コイキング「………………！！！」ピチピチッ

デデンネ「どうかしたンネ？」ピチピチ

コイキング「噂をすればなんとやらだ。奴の気配がする！逃げるぞ！」

色ギャラドス「ギャラアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！」

コイキングの仲間達「き……来た！皆逃げよう！」

デデンネ「仕方ないンネ。逃げるンネ。」ピチピチピチピチ

コイキング「俺はいつもはねてるから逃げるときもはねて逃げるけどお前は足があるだろ………逃げ遅れるぞ」ピチピチピチピチ

デデンネ「これも修行と思えば余裕ンネ」ピチピチピチピチ

コイキング「今は修行してる場合じゃねぇんだぞ。さっきいたこと忘れたのか」ピチピチピチピチ

デデンネ「でも結構距離あるンネ。いけるンネ」ピチピチピチピチ

コイキング「んなもんすぐ追いつかれるわ」ピチピチピチピチ

デデンネ「………そうみたいンネ」ピチピチ……

色ギャラドス「よぉ」

コイキング「(デデンネ！お前も気絶したフリをしろ！)」気絶したフリ

デデンネ「(コイキング先輩は何を伝えようとしているンネ？まぁいいや。はねるでもしておこう)」ピチピチピチ

コイキング「馬鹿野郎！気絶したフリしろよ！バレるだろ！」ピチピチピチ

デデンネ「成る程ンネ。分からなかったからはねてたンネ」ピチピチピチッ

色ギャラドス「てめーらバレバレだぜえ！！！！！！！」

コイキング「しまった！まずい！！」

デデンネ「ギャラドス！デネのはねるを見せるから許してほしいンネ！」ピチピチピチピチピチッ

色ギャラドス「(なんだコイツ………。デデンネってはねるとか覚えれたか？)」

デデンネ「ンネエエエエエエ！」ピチピチピチピチピチピチピチピチッ………！！！

コイキング「(デデンネ………お前ってやつは………！)」ピチッ

コイキング「こうなったら俺もはねるしかねぇ！」ピチピチピチピチピチピチピチッ……！！！

色ギャラドス「・・・！調子に乗りやがって！これでも喰らえ！」りゅうのいかり

デデンネ&コイキング「とおっ！」ピチッ！！！

色ギャラドス「何！？はねてかわしただと！？」

デデンネ「凄いでしょ？これも猛練習したンネ！」ピチピチピチ

色ギャラドス「知るか！！！」あばれる

デデンネ「デデネェ！」ほっぺすりすり

コイキング「ナイスだデデンネ！よし、反撃開始だ！」じたばた

色ギャラドス「くそ……！体が痺れて動けない！」ビリビリッ

デデンネ「これで静かにデネのはねるを自慢することができるンネ！」ピチピチピチピチ！

コイクング「え！？反撃するんじゃねぇのかよ！？」ピチピチ

デデンネ「倒しちゃったら自慢できないンネ！」ピチピチピチ！

色ギャラドス「(は？なんだこのデデンネ……トドメを刺さないだと？馬鹿かよ……)」

デデンネ「デネッデネッ！」ピチピチピチピチピチ

色ギャラドス「(そういえば俺にも……こうやってはねてたときがあったな……金色の体ではねて、みんなを喜ばせてたときもあったな…………)」ビリビリビリッ

デデンネ「デネエ！」ピチピチピチピチピチピチピチピチ！！！

色ギャラドス「(そして俺はもっと認められたくて進化しようと決意したんだよな………でも、その力に俺は溺れてしまった………)」ピリピリッ

デデンネ「ギャラドスも一緒にはねるンネ！」ピチピチピチピチ………！！！！！

色ギャラドス「(決めた！戻ろう！あのときの自分に！)」ピチピチ……！

コイキング「あのギャラドスがはねているだと！？デデンネと一緒に！？かなりシュールだな………」

デデンネ「コイキングも一緒に踊るンネ！」ピチピチピチ

コイキング「お、おう」ピチピチピチピチ

タイマーコイキング「おーい！大丈夫か！？ってあれ？なにしてんの！？」

カウントデデンネ「すげえ！ホントに色違いのギャラドスじゃん！というかはねてる！すげえ！」

色ギャラドス「(そうそう。そう言われたかったんだよ………)」ピチピチピチピチ

コイキングの仲間達「なんやアレ！あのギャラドスがはねてる！」

デデンネ「皆も一緒にはねるンネ！」ピチピチピチピチピチ！！

一同「おう！」

ピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチ

こうしてデデンネたちは、何故か突然始まったはねる祭りを、思う存分たのしんだンネ

おしまいンネ

完結乙

乙。感動した

読んでくれた方、支援してくれた方
本当にありがとうございました！