【小説っぽい】冷めすぎているサーナイト【SS】:ポケモンBBS(掲示板) 【小説っぽい】冷めすぎているサーナイト【SS】:ポケモンBBS

  ▼  |  全表示49   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【小説っぽい】冷めすぎているサーナイト【SS】

 ▼ 1 1◆hmI61i90FY 16/05/25 19:55:13 ID:ds3y5WXI [1/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
注意。小説っぽい。長い。
「サーナイト、君は、どうしてそんなに何事にも一生懸命に取り組めるんだ?」彼は言った。答えは単純だ。
「後悔したくないから…かな」
そう後悔したくないから…もう二度と

薄闇の、深い森の中、そこの洞窟の中で今、私は情事を営んでいる。
緑の髪に純白のドレスのような格好、胸の赤い突起が印象的なポケモン、サーナイト。
情事と言っても、そこに愛情というものは存在せずあるのはただ互いを貪り刹那の快楽を求める肉欲のみ。
相手の限界が近づき私の中で果てる。一方私は、喘いでいる自分を客観視しているような現実離れした感覚。あぁ…私、何してるんだろ
卵グループの違いで卵は作られない。尚更、虚無感が押し寄せる。快楽を求め、得ているつもりになっているが、実際はそのための行為をしてるだけ。
体力が尽きたのか倒れこんできた相手はそのまま眠ってしまったようだ。私もそれに倣う。……やっと1日が終わる。
翌朝、まだ辺りが仄暗い頃、目が覚めた。籠のモモンの実をとり、水場で体を洗い木の実を冷やす。茂みで何かが動いた気配を感じた。そして、ふと違和感を感じた。
―モモンの実、昨日全部食べたような…。
感じた違和感をやり過ごし洞窟に戻って本を取る。私はヒトが書いた本が好きだ。
 ▼ 10 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:06:39 ID:ds3y5WXI [2/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
時間的にも丁度良く私たちは昼食を摂ることにした。好物のヤチェの実だ。
一頻り食べ終わると、ムウマージが
「ねぇあんた、まだガブリアスと一緒に居るの?付き合ってないんでしょ?」
適当な相槌を打った後、首肯する。
「なら他の男にした方が良いんじゃない?卵グループも違うし。私が紹介したから悪いと思ってるのよ。ほらこの間話したエルレイドなんてどう?お似合いだと思うけど。」
「えぇ〜ずるい〜私に紹介してよぉ。」とリーフィア。
あんたにはブースターがいるでしょう、とムウマージは軽くいなす。
私は
「うーんまぁ大丈夫だよ。彼もそんなに悪くないし。」と逃げを打つが
「ダメよぉとりあえず一回会ってみなさい。明日、彼にもそう伝えるから。明後日にこの場所ね」は
これでこの話は終了したみたいだ。次の話題に移っていく。面倒くさい。しかしこうなると逃げにくい。この場の空気を壊すことになる。
彼女達と居るには私は頭が良すぎるのだろう。思うに頭の良さは思考時間に比例する。彼女達は刹那的な時間を過ごす。そして私はそれを求めている。だからここにいる。時間は浪費しなければ1日はあまりに長い。
夕暮れ時、帰り際「兎に角あって見るのよ、いい?明後日よ。」とムウマージが念を押す。
 ▼ 11 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:08:17 ID:ds3y5WXI [3/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
二日後、私は一昨日と同じところでエルレイドと待ち合わせていた。約束の10分前、エルレイドはやってきた。
…成る程いかにもムウマージが好みそうだ。
「こんにちは、すみませんお待たせして。」
「いや、私が早すぎたんです。楽しみで」彼の顔が赤くなったのが視認できた。
彼は良くも悪くも退屈だった。ありきたりで、当たり障りない。誠実そうな印象にぴったり当てはまった。
私は恋を体験したことはないが、それがどういったものかは知っている。本は全てを教えてくれて、また本の刺激的に綴られる内容に比べれば、現実はあまりに退屈だ。エルレイドも例外ではない。
彼は、彼らしく私を家まで見送り、帰っていった。名残惜しそうにこちらを見ながら。…泊まってけばいいのにそれも出来ないのだろう。
 ▼ 12 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:09:01 ID:ds3y5WXI [4/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
今気づいたけどこれ段落はご消えているな
なんでだろ
 ▼ 13 ロッパフ@プレシャスボール 16/05/25 20:09:30 ID:7vuRJ/GY NGネーム登録 NGID登録 m 報告
3DSからか?
 ▼ 14 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:11:44 ID:ds3y5WXI [5/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
明くる朝、私は切れていた木の実を調達しにいつもの水辺に向かう。ヤチェとモモンをとりそれらを1つづつ冷やしておき、残りをを籠に入れる。その時、1匹の少年に出くわした。
青い毛並みのポケモン―思念が感じ取れない…? ここらでは珍しい、確かリオルというポケモンだ。彼はこちらを見ている。表情は何を考えているか分からないが、警戒はしてないようだ。彼の後ろの草むらが揺れたと思うと、そこから新たにピンクの体が特徴のタブンネが現れた。彼女は警戒しているようだ。
「こんにちは、この子の保護者さんですか?」というとリオルが彼女に何かを手振りで伝える。すると彼女の警戒も解けたようだ。
「あらあらこんばんは、えぇ私は坊ちゃんの家政婦ですよ。明日お誕生日で木の実を取りに来てたんです。」丸い印象の見た目に反し早口だ。
私は、なぜか彼等に興味が湧いた。坊ちゃんと呼ばれる、感情が希薄な彼のことを知りたくなった。
「そうなの?なら、これあげる。」私は、まだあまり冷えてないモモンを1つ彼に渡した。…こんな事普段はしないのになぜかしたくなった。
こんなのしか無いけど、とひとりごとる私に対し、少し彼は嬉しそうな顔をして、辺りにたくさんあるそれを見ている。
「あらあらよかったですね、坊ちゃんが他人とうちとけるなんて…そうだあなた明日いらっしゃりなさいよ。誕生日会。二匹じゃ寂しいですし、ね、いいですよね、坊ちゃん?そうしましょうよ。」その言葉にリオルが頷く。
「えっ、でも今日初めて会ったのに。いいんですか?」
「構うもんですか、坊ちゃんも嬉しそうですし、木の実も沢山有りますから。ぜひ明日、そうですね朝7時位にまたここに来てください。約束ですよ。」
一気に話が纏まりタブンネとリオルは帰っていった。変わった人たちだなと思いつつ、私は明日が密かに楽しみだった。ふと、この感覚久しぶりだな、と寂しくなった。
 ▼ 15 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:13:39 ID:ds3y5WXI [6/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
やっぱり消えてる。
>>13
違うiPodのメモ帳に書いて、それをコピーしてる。
なんか原因わかる人おる?
 ▼ 16 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:18:42 ID:ds3y5WXI [7/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/翌朝、約束の30分前に行くと、そこにはもう彼等の姿があった。
「では、行きますよ。」とタブンネに案内される道すがら、彼女に問う。
「あの…私人の思念みたいなのを感じ取れる力があるんですが、あなた方からは何も感じないんです。あぁ誤解しないでください。決して覗こうとしてるわけでは無いんですけど。」タブンネは少し考える素振りを見せ
「それは多分あなたと同じ様な力ががあるからじゃ無いですか?波動っていうんですけど、でもあなたの力と違って漠然としか感じられないらしいですけどね。」
/言われて、納得した。確かにルカリオリオルの一族はそんな力あったな、だからあの時私に敵意がない事に気付いたのだろう。合点がいった所で、どうやら着いたみたいだ。木を主に使った建築物で、とてもポケモンが作ったとは思えない。
「これ、ヒトが建てたんですか?」
「空き家を勝手に使ってるだけですよ。」それにしては綺麗だなと思ったが、そういうものか。
/屋内を見ると調理器具らしき物もあった。早速、彼女は火炎放射で炎をつけて木の実を調理していく。流石にガスは通ってない様だ。
/料理が出来上がると、思わず感動した。
すごい、全部本で見た事あるものだ。知識が経験に変わっていく。
それにしても量が多い。どうやって2匹で消費するつもりだったのだろう。3匹でも到底無理だ。
/ 日が落ちてきた頃。私は余った料理を手土産にもらいリオル宅を出た。
「今度、ちゃんとしたもの渡すからね。今日はとても楽しかったよ。」…本心だ。
 ▼ 17 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:20:06 ID:ds3y5WXI [8/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/帰りながら、急に気付いた。
あの子、私と同じなんだ。だからあの子に関心を持ったのか。…と。
/ 私も小さい頃にテレパシーの力で様々な悪意に晒された。人に好意を持てず、フィクションに逃げた。あぁだから今ここまで冷めているのか。 まるで他人事の様に感じた。
私はフィクションに逃げられた。あれは逃げられなかった場合の私…
そこまで考えて、やめた。
/ それから三日間変哲のない日々を送り。四日後、新しい本を調達する為、私はヒトの町に赴いた。
/ 夕暮れ時、洞窟に帰ると、ガブリアスがいた。彼のその姿に私は目を疑った。
「遅かったね。何してたの?せっかくこれ、持ってきたのに。」
/彼は変わっていた。悪い方に。
「どう…したの…?」声が震える。その震えは何に起因しているのか。
「ん?あぁ最近トレーニングの合間に木の実を食べているんだ。サーナイトにも分けてあげようと思って。でも遅くて帰ろうか迷ってた。」
/彼は、手に半分位木の実が入っている大きめの籠を持っていた。足元にはその残骸。…恐らく待っている間に食べていたのだろう。
 ▼ 18 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:21:21 ID:ds3y5WXI [9/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/ しかし私はそこに驚いたのではない。ザラザラの肌と穏やかな声はそのままにスマートな体の面影はない。
/一体この短期間でどうして…最後に会ったのは1週間くらい前のはずだ。1週間でここまで変わるのか。
かつどうしたの?いらないの?」
籠には傷んだものも入っている。
「あり…がとう…」…私はこんな時でも断れない。
「何か…あったの?」聞くべきではない筈なのに、聞いてしまった。
「別に…ただ家族にあっただけだよ。」何か隠している。/しかし私はその内心を感じ取ることが出来る。
どうやら、彼は落ちこぼれで、才能がないから捨てられていた。という事実を知ってしまったらしい。
「それより、何かあったの?もしかして、あろエルレイドとか言うのに会ってたの?」
/思考が止まった。なんで彼の事知ってるの?
「ならやめた方がいいよあんな奴、それより俺と正式に付き合わない?今迄そういうの馬鹿だと思ってたけど、最近考えが変わったんだ?」そう言い彼は私をだきしめようとする。私は咄嗟に身を引く。
「なんで逃げるの?あっもしかして少し太ったから?サーナイトは俺の外見しか見てないの?そんなのおかしいよ。」
「違う」震えて声が出ない。
/なら何で。と、聞く彼に、私は絶対に言うべきではない事をいってしまった。
「ガブリアス、少しおかしいよ。ただ才能がないって言われただけでしょ?」
/彼の表情が、消えた。
「あなたはとても弱いわ、そんな程度でここまで変わるなんて。」
/私はようやく失敗に気付いた。
 ▼ 19 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:22:33 ID:ds3y5WXI [10/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
「なんで知ってるんだよ!!だいたい何弱いって俺の心読んだの!?趣味悪いし信じられない!だいたい俺はエリート種族で……」
/支離滅裂だ。私は気圧され動けなかった。彼は今にも襲いかからん勢いだ。私は咄嗟にテレポートした。
/ 何も考えずにテレポートしたらいつもの水辺に着いた。
どうしよう…とりあえず寝場所を探さなきゃ。野宿は危険だ。
こんな時頼れる場所で思い当たるのは少し前に会ったリオル達しか思い浮かばない。私は自分に居場所がない事を痛感した。…だって私はそこに居ながら、そこを馬鹿にしていた。今更頼るわけにはいかない。
/ リオル宅に着いて、少し悩みノックする。受け入れてもらえるだろうか。
タブンネが出てきた。
「あらあらどうしたの?何かご用?」
「…違います。少し訳あって匿って下さいませんか?」
「あらそうなの。なら早くお入りなさい。」タブンネは拍子抜けするほど簡単に、受け入れてくれた。
/家に入り安心すると、涙が出てきた。泣いたのはいつぶりだろう?
タブンネがそっと抱きしめる。
「何があったかは分からないけど、もう安心ですよ。でも訳は聞かせてね?」私は益々涙が止まらず、大声で泣いた。リオルが不思議そうにこちらを見ている。
 ▼ 20 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:23:23 ID:ds3y5WXI [11/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/泣き止んで落ち着いてから、私はこれまでの経緯を話した。
「そういう事なら好きなだけここに居なさい。坊ちゃんも喜びますしね。いいですよね?坊ちゃん。」リオルはこくんと頷く。
/ 三日後、私はリオルと初めて外出した。外は間抜けなくらい平和で、静かだった。私はそれから毎日リオルと外で遊んでいた。
/初めての外出から4日後、つまりあれから1週間経ち、ほとぼりもも冷めたかと思い、私は様子を見るついでに自宅に本を取りに行った。どうやら大丈夫みたいだ。私は居候を止め自宅に戻る旨をタブンネに伝えると、
「大丈夫なの?何かあったらすぐここを頼るんですよ。」
「うん、大丈夫。ガブリアスが来てもすぐ察知出来るし、それに迷惑かけたくないから。」
「迷惑なものですか。又いらっしゃいなさい。そうだ今度は私たちがお邪魔してもいいですか。」
「えぇ喜んでお待ちします。…社交辞令にしないで下さいね。今迄ありがとうございました。」どの道今の場所からは引っ越さなければならないだろうが。
 ▼ 21 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:24:17 ID:ds3y5WXI [12/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/ 引っ越しの準備に荷物をまとめて、最後にリオル達に挨拶をしにリオル宅へ向かった。
/ ノックするとタブンネが出てきた。
「あら、坊ちゃんは一緒じゃないんですか?」え?私は聞き返した。
「いやね、最近坊ちゃんいつもあの水辺に行くのよ。」
「1人で?平気なんですか。」
「あら、あれでも坊ちゃん15よ、リオルのままだから幼く見えるのね。」
/知らなかった。私の3つ下だ。それに、進化してないという事は、まだ誰にも心から懐いているわけではないのだろうか。
「私探してきます。」
「そうですね、私も行きましょうかしら。」
「手分けして探しましょう。私は水辺の方に行ってきます。」そう言って水辺へ向かう。
「リオルー、リオルー」姿は見えない。
/ふと、感じた。これはガブリアスの思念だ。最悪…。私は茂みに息をひそめ身を隠した。
/ガブリアスの手が土で汚れているのが見えた。そして惚けた表情。彼らしくないな。切羽詰まった状態でも私はそんな事を考えていた。
 ▼ 22 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:25:21 ID:ds3y5WXI [13/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/ 結局リオルは見つからなかった。私はタブンネと合流し
「どうしよう。リオルの 居なかった。何かあったんじゃ。」
「いつも夕飯には帰るのにおかしいですね。どこに行ったのかしら。」
「私もう一回探してきます。」
/いけません!鋭い声に思わず静止する。
「あなたはもう帰りなさい。…大丈夫坊ちゃんは無事ですよ。」
/安心させるような優しい声、でもリオルがいない今なら彼女の心が分かる。
―とても心配してる。
/しかしこれ以上心配させない為にも私は帰るしかなかった。
/洞窟に着くまでずっとリオルの事を考えていた気がする。どこへ行ったの?リオル。
/洞窟に着くと、紙片を見つけた。何か書いてある。ガブリアスの字だ。
―あの子、どこに行ったんだろうね。
/それだけで察した。考える前に私はガブリアスの住処へ向かっていた。走りながら、私は悔やんでいた。
/どうしてあの時、もっとガブリアスに注意を向けなかったんだ。そうすれば気づけたしれないのに。私のせいだ、私のせいだ、私のせいだ。私がガブリアスを怒らせたから。私がガブリアスに注意を注がなかったから。私がリオル達の所に逃げ込んだから。
 ▼ 23 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:26:15 ID:ds3y5WXI [14/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/ガブリアスの住処が見え。そこには、また醜くなっていたガブリアスの姿もあった。
「ガブリアス!」
「あぁサーナイト。どうしたの」無気力に彼が答える。
「どうしたのじゃない。あの子どこへやったの。」
「あぁ」
/時間の無駄だ。私はガブリアスの心を読み取った。
―今更…もう遅いだろうな。今頃サーナイトの家で寝ているだろう。
「なっ……!」私は家へテレポートした。
「リオル!リオル!」洞窟中探しても姿はない。
/あの時ガブリアスの手についてた土……地面か!私は土の色が違う所を探した。それは本棚の前だった。
「リオル!リオル!」
/手から血が出て鈍痛が走る。…手に何かが触れた。
「リオル!」
/私は『それ』を掘り出し、抱き上げた。
「お願い返事をして!無事でいて!」癒しの波動を打つもリオルは動かなかった。すっかり冷たくなっている『それ』にもう命は宿ってなかった。
/私の頬に熱い物が流れた。泣いている事を知覚するのに時間を要した。あぁ今更気付いた。
 ▼ 24 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:27:46 ID:ds3y5WXI [15/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/私はポケモンと繋がりたかった、必要として欲しかった。だから刹那の関係を築き、相手のしてほしい事をした。それで繋がっていると思っていた。でもそれは違う。事実私が頼れるのはリオル達しか居なかった。恐らく他のポケモン達は私が居なくなっても何も変わらないだろう。
/私は何処に居ても、不在だ…。
/他人を馬鹿にし、見下していた私が一体どうして他人と繋がれるだろうか。私が一番馬鹿だった。もう気づいても、遅い。
/あぁお願いやり直させて。叶うはずもない虚しい願い。
/何かが動いた気がした。
「……カブリアス?」絶望している私を笑いに来たのだろうか?ザマァミロ、と。でももう怒りも湧いてこない。1つの死がここまで大きな事だったなんて、初めて知った。小説とは違う、これが現実か。
/突然い1匹のポケモンが現れた。若緑色のポケモン。…そんな馬鹿な。だってアレは空想上のポケモンじゃあ。そのポケモンは
「セレ……ビィ。」洞窟内を眩い光が包んだ。
 ▼ 25 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:28:37 ID:ds3y5WXI [16/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/私は茂みにいた。離れたところにはガブリアス…惚けた顔と汚れた手。間違いない、時間が戻ってる。私は洞窟にテレポートした。
「リオル!」本棚の下を掘る。…見つけた。
「お願い…リオル…目を…覚まして!」反応はない。でも息はある。
/私は急いでタブンネを探した。
/タブンネはリオル宅の近くでリオルを探しているようだ。
「タブンネさん!」タブンネがこちらに気づく、と同時に目を見開く。
「早く坊ちゃんをこちらに!」
「お願いリオル死なないで…!」
/一時間後。リオルは一命を取り留めた。どうやらガブリアスに気絶させられた後、埋められたらしい。
/ もう1つわかった事がある。どうやらタブンネはポケモンセンターで働いた経験があるようだ。だから調理器具もうまく使えたのか。合点がいった
 ▼ 26 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:29:23 ID:ds3y5WXI [17/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
/ 私は心の中でセレビィに感謝する。
ふと、頭によぎった。
――茂みで何かが動いた気配を感じた。そして、ふと違和感を感じた。
―モモンの実、昨日全部食べたような…。――
――彼は昨日も言っていた薀蓄を語り始める――
――え?昨日集まらなかったっけ。――
/ああ…!もしかしてセレビィは最初から警告していたのか。私が間違えないように。あの時感じた気配も…。
パズルが揃うように辻褄があってゆく。
/どうしてセレビィが私達を救ってくれたのかは分からない。理由なんてなく、ただの気まぐれだったのかもしれない。でも理由なんてどうでもいい。セレビィはやり直すチャンスをくれ、そして今リオルは生きている。もう、それだけで真実はどうでもよかった。
 ▼ 27 1◆hmI61i90FY 16/05/25 20:29:59 ID:ds3y5WXI [18/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
数年後、ルカリオとなった彼が言った。
「サーナイト、君は、どうしてそんなに何事にも一生懸命に取り組めるんだ?」私は答える。答えは単純だ。
「後悔したくないから…かな」
/ そう後悔したくないから…もう二度と…。
fin
 ▼ 28 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/25 20:32:05 ID:ds3y5WXI [19/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
これで終わりです。小説ちっくな文は敬遠されると思っていたんですが、意外と好評で驚きました。
あとコテハンだと無条件で叩かれたりしないか不安だったので隠してました。すいません。
誤字脱字はどうかご容赦下さい。
 ▼ 29 タグロス@ふうせん 16/05/25 20:36:33 ID:9okJT2.M [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
どんどん面白くなってきた
話にのめり込んでしまって作業できないw
 ▼ 30 ガミュウツーY@かいふくのくすり 16/05/25 20:40:25 ID:9okJT2.M [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
テンポが速くてさらっと読めるSSは嬉しい
面白かった、乙!
 ▼ 31 クノシタ@まんぷくおこう 16/05/25 20:40:40 ID:lukprqZs NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
 ▼ 32 ッギョ@ヒールボール 16/05/25 20:43:53 ID:47HEn1QE NGネーム登録 NGID登録 報告
面白かった
 ▼ 33 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/25 20:47:27 ID:ds3y5WXI [20/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>18
中段上のかつは「を打とうとした時の誤字ですね。こういうのがちょくちょくありますが、気にしないでいただけると嬉しいです。
 ▼ 34 ールナー@パワーバンド 16/05/25 20:52:59 ID:bZA9AyS6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
このスラッシュ何なん?って思ったけど、そうかiPodのキーボードは全角スペース打てないのか
「 ■」
↑これユーザー辞書で登録して、■を消せば全角スペースになるよ、読みは「ああ」とかで
 ▼ 35 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/25 20:54:11 ID:ds3y5WXI [21/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>34
ありがとう
 ▼ 36 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/25 20:55:36 ID:ds3y5WXI [22/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
 テスト
 ▼ 37 ラッキー@じてんしゃ 16/05/25 21:05:25 ID:QDejHI7M [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
もし違っていたらごめんだけれど、ひさまさくんと同じ人?
彼もルカって使っていた気がして。
 ▼ 38 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/25 21:08:13 ID:ds3y5WXI [23/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>37
いつも言われるけど違う。
 ▼ 39 コドラ@おうじゃのしるし 16/05/25 21:11:00 ID:QDejHI7M [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>38
そうだよねー。
ギャップがすさまじいから気になっちゃってさ。
不躾な質問をしてしまって申し訳ありません。
 ▼ 40 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/25 21:52:19 ID:ds3y5WXI [24/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>26
これ、言葉足らずですが、その時に一度時が1日戻っていた、という伏線です。
 ▼ 41 リッパー@ラブラブボール 16/05/26 18:45:01 ID:bZt0ifn. NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
これはもっと評価されるべき。
 ▼ 42 ガヤンマ@ヨプのみ 16/05/26 18:47:47 ID:Clfvbtoc NGネーム登録 NGID登録 報告
内容は素晴らしいけど読みにくい
読みやすかったらもっとよかった

取りあえず乙
 ▼ 43 ゲピー@あおいバンダナ 16/05/26 19:00:37 ID:T4P7EXRc NGネーム登録 NGID登録 m 報告
いいねこれ
乙でした
 ▼ 44 カ◆Ibi/.BQaas 16/05/27 16:59:25 ID:XOUAAC.o [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
適当に覗いてみたら、案外評判が良かったので、調子に乗って新しいSSをもう1個書いてみました。
もう完成してるんですが、文字として打つのにもう少し時間がかかると思います。
 ▼ 46 レッフィ@シルバースプレー 16/05/28 17:22:05 ID:6dHzKspA NGネーム登録 NGID登録 報告
最初に2個目の方を読んだのですが、こちらも面白かったです!乙
 ▼ 47 ルマッカ@ひかりごけ 16/05/28 20:38:37 ID:qh7Sht9. NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
お疲れ様でした

面白かったです
 ▼ 48 マンタ@スピーダー 16/05/29 11:30:33 ID:cSv2uDzg NGネーム登録 NGID登録 報告
面白かったけど、読み辛い
 ▼ 49 ューラ@おおきなねっこ 16/05/30 00:34:53 ID:2RWoZ1ic NGネーム登録 NGID登録 報告
読み辛いって言うけどそこまででもない。確かに最初は段落無くて読み辛いかもだけど普通の小説もこんなモンでしょ
  ▲  |  全表示49   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼