スリープ｢みらいよち！｣

スリープ｢見える、見えるぞぉー｣

スリープ｢貴様が地に伏す、無惨な姿がなぁー！！｣

スリープ｢我が最強の技みらいよち！その圧倒的な力によって、貴様は倒れることとなるのだァーッ！｣

キリキザン｢悪タイプの俺に、エスパー技で勝つ……だと！？｣ｶﾞﾋﾞｰﾝ

スリープ｢隙ありッ｣ﾛｰｷｯｸ

キリキザン｢んげっ｣

スリープ｢瓦割りィ！｣

キリキザン｢ふんぐへっ！｣ﾊﾟｯｶｰﾝ

キリキザン｢｣死ーん









スリープ｢ふう｣

スリープ｢見えた通りだぜ｣ｷﾘｯ

彼の名はスリープ！

エスパーのタイプとトロそうな見た目で敵を油断させ、みらいよちで垣間見た隙を陰湿に抉り、ステゴロでとどめを刺す。

そういうやつである！

見える、見えるぞ！
近い未来進化した俺が赤、黒、白の乗り物に乗り、紺色の衣をまとった人物に連れて行かれるのが！

スリープ｢悪タイプぅ？腿パンした後に頭かち割ってやるよぉ｣ｹﾀｹﾀｹﾀ

｢待てぇい！｣ｼｭﾀｯ

スリープ｢ぬっ｣ｶﾜﾗﾜﾘ

｢ぎゃああああああ！！｣ﾍｯﾄﾞｽﾌﾟﾗｯｼｭ

スリープ｢誰だか知らんが、着地の瞬間は"見えて"いたのでなぁ、跳んできた勢いが死ぬ前にかち割ってやったわい｣

｢｣死ーん

スリープ｢名乗りを上げる前に散るとは、実にかませいぬよのぉ！｣

ようじょ｢びぃえええ｣

スリープ｢なんだ、ガキか｣

スリープ｢ロリコンの進化前だからとな。ホイホイ釣られると思ったら大間違いよ｣

ようじょ｢チッ｣

スリープ｢隙ありィ！｣ﾎﾞﾝ

ようじょ｢むぐぅ！？｣

スリープ｢わかるか？味はいかがかな｣

スリープ｢我が手塩にかけて造り上げた、超ふしぎなアメのパゥワゥは！？｣

パウワウ｢あふぇ？｣

スリープ｢およびでないわ｣ﾛｰｷｯｸ

ようじょ｢あっがっ｣

ようじょ｢あああああああああ｣ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ

スリープ｢そのアメにはな、成長促進剤が入っているのよ｣

スリープ｢ロリコンというのはあどけなき少女をすでに一人の大人の女性として見ているものだ！そしてイェスロリータノータッチのスローガンの元、優しく見守るというのをひとつの心情としている｣

スリープ｢だが俺はロリコンではない！だからアメを喉に突っ込むし、ションベン臭いガキを一刻も早く大人にしてやろうってぇいう刹那的な衝動にも身を任す！｣

ようじょ｢貴様ァァアアアあああああああああ｣ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ

スリープ｢フッ、見るに耐えん｣

























スリープ｢大人になれってぇのよな｣

スリープ｢あーあぁ、まったく、暇潰しというものにもほどほど肩が凝りおるわい｣

スリープ｢肩凝りには案外筋トレが効いたりするものだがぁ……ぬん｣ﾑｷｯ

スリープ｢わしの筋肉は肩甲骨周辺のが一番モリっとるからのお｣

スリープ｢タブンネやらラッキーやらのピンクい連中を腹パンして回るほかあるまいよ｣ﾎﾞﾝ

タブンネ｢えゆでほ！｣

スリープ｢何ぃ？フェアリーが入ったからいまひとつぅ？この前まで効果抜群じゃったろうが！問題ない……よっ｣ﾄﾞｩﾝ

ピッピ｢ｵｴｯ｣

スリープ｢吐くならトイレに行けぇい。こっち向くんじゃないよ｣ｽﾀｽﾀ

そんなこんなで脈絡なしに好き放題やりたい放題の癖に、エロ方面には意外と手を出さない、思いの外奥手のスリープはしかし！

正義の味方の登場によってその身を脅かされることとなるのである！

ナムサン！


スリープ｢脅かされてねぇよ腿パンで足へし折ったったわ｣

正義の味方なんていなかった！！



スリープ｢見ろこれwwwwwwwwwwwwwwwマントwwwwwwwwwwwwくそださいのwww｣

勢いがすごい

スリーパー｢ｳｪｲ？｣

スリープ｢パトカーが来てるゾ｣

スリーパー｢ｳ,ｳｳｪｲ｣ｽﾀｺﾛｻｯｻ

スリープ｢逃げろなんて一言も言っとらんのじゃが｣ﾓﾓﾓﾓﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾓﾓﾓﾓﾊﾟﾝ

スリーパー｢ｱｯｰｱｯｱｯｱｯ｣

スリーパー｢a wakening for The trail braser｣

スリープ｢アホと違うか｣ｽﾊﾟｺｰﾝ

スリーパー｢｣

スリープ｢まったくロリコンなんていう危険思想の連中は放っておいたらろくなことせんからの｣

スリープ｢ほーれおまわりさーんこっちこっちー！｣

ついていけねぇ…
いろいろカオス

おまわりさんはスリープともども捕まえてこようとしてきたので返り討ちにした！

結果！ロリコン悶絶、おまわりさん無駄派出！

そこに税金と公衆電話の緊急ダイヤルの無駄遣いを足してもいい！

このような残虐きわまりない、死刑囚だって戦慄いてチビることもおおよそやぶさかでない、しかし大人だからトイレには間に合う、そんな所業を平然としでかすこのスリープ！

その動機！！


ひ　ま　つ　ぶ　し

───その独特な暇潰しの手腕。

我々としてはおおよそ理解できない思想の回路に、スタッフは思わず尋ねていた。

　ほ　か　に　や　る　こ　と　な　い　の　？＜ﾎﾟｰﾝ

スリープ｢これから保育園にカチコミに行くんでい｣

スリープ｢柔い肉には腿パンしがいもあるし、大人のお姉さんがいれば眼の保養にもなるわなぁ｣

スリープ｢紳士的にいきたいよなぁそこはさ｣

スリープ｢女だと思ったら男じゃねえか！｣ﾄﾞｷﾞｬｱｱｱｱﾝ

エナツ｢エンデヴァ！！｣ﾄﾞｸﾞｼｱﾝ

スリープ｢あぁああああおぞましいものを見たぜぇ｣

スリープ｢女だったらおおよそサービスでしかねえがこいつは男！｣

スリープ｢そして俺はホモじゃねえ！新情報だゼ俺は♂！ノンケ！！｣

スリープ｢吐き気がしてきたからそのへんのトレーナーひっかけてｷﾞｮｰｻﾞ食いにいこ｣

スリープ｢｣ﾊｯ

スリープ｢こッ、このヴィジョンはぁーっ！？｣ﾐﾗｲﾖﾁｨｨｨｨｨ






スリープ｢ミミロップにサーナイトにコフキムシにドレディアマギアナテールナーゾロアークパンプジン！かわいいどころちゃんが勢揃いで侍っていやがる！俺の脇にィ！！｣

スリープ｢すんばら｣ﾀｰｰﾝ

スリープは狙撃でやられちまっていた。カナシミッ

みらいよち、そう。それはあくまでも未来を垣間見るだけの力。

観測したからといって、未来を確定する力は無いのである。

己が未来を決定づけるのは、強靭なる己の意思と行動、そして勇気！

引き金を引いたスナイパー=サンには、未来を切り開く気概と、強大な悪だろうと堂々頭をぶち抜くという覚悟があったのだ！

狂乱のひまつぶしタイムは、これにて終わり。

なんだこれｗ
支援

>>21
もうやめて！支援しないで！支援したら……支援したらぁぁぁ！！
















スリープ｢俺が出てきちゃーう！｣ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙ

だがしかし出てこない。終わり