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ポケモン

俺35歳フリーター「俺はポケモンマスターになるんだ!」!

 ▼ 1 ンフィア@こだいのおまもり 16/06/27 06:08:19 ID:wjHOkG1. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 母「あんたそんな事言って...レーティングも高くないのにこの先どうすんのよ!」

 俺「うるせぇ!!それは俺が敢えて負けてやってるからなんだよ!!」

 母「その割には急所引くか引かれるかぐらいで一喜一憂してるじゃない...そんなんじゃあんたがポケモンマスターになるなんて夢のまた夢よ」

 俺「それでも...それでも俺は強くなるんだ!!」

 母「...なら勝手にしなさい...その代わり家から出てってちょうだい」

 俺「...くそっ分かったよ」

 ▼ 104 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:23:43 ID:ZN3qw92Y [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 デルビル「てめぇらと和解なんて未来永劫ねえんだよ。悪の波動!!!」

 ピカチュウ(……10万ボルト…)

 デルビルの周囲に悪の波動が広がる。
 ピカチュウと俺の身体に衝撃波がヒット。
 
 俺「うばぁぁ…痛てぇぇ…」

 ピカチュウはのけ反りはしたものの、その崩れた体勢から電撃を放った。

 デルビル「ぐわがぁぉぁぁあ……」

 デルビル「……ぁ…」

 デルビルは気絶した。

 ピカチュウ(……任務完了。こいつを連れてギルドへと戻るぞ)

 ピカチュウは探検隊バッチを掲げた。

 5人の身体は閃光に包まれ、その後消え去った。

 

 

 
 ▼ 105 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:40:51 ID:ZN3qw92Y [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ギルド内

 ジバコイル「タスカリマシタ。アリガトウゴザイマシタ。コレハホウシュウデス」

 ヒトカゲ「ありがとうございます!」

 ピカチュウ(……)

 キモリ「(なぁ若葉)」

 ポッチャマ「(んっ?)」

 キモリ「(意外にもあっさりと終わったけどさ、なんというか…もやもやするな)」

 ポッチャマ「(うん…戦闘中…よく分からない会話をしてたよね…)」

 キモリ「(ああ。あの時は聞けなかったけど、後で2人に聞いてみようぜ…)」

 デルビルは意識を取り戻した。

 デルビル「…んん……ハッ!ここは……そうか。負けたのか……縄まで縛りやがって…くそっ」

 
 ▼ 106 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:41:17 ID:ZN3qw92Y [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ジバコイル「サァ…カンゴクヘトイキマスヨ。アナタニハ…ケイバツガマッテイマス」

 デルビル「分かってるよ」

 ピカチュウ(おい…デルビル…)

 デルビル「あ?」

 ピカチュウ(…悪いな)

 デルビル「…ふん。最初からこういう運命なんだよ。てめぇはてめぇの仕事をしただけだろうが…俺もそうだ。敗北者側に同情なんてしてんじゃねぇよ)

 ピカチュウ(…そうか)

 デルビルはジバコイルに連行された。
 ▼ 107 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:50:05 ID:ZN3qw92Y [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「なぁピカのすけ…」

 ピカのすけ(ん?なんだ)

 キモリ「さっきの戦闘の時もだけどさ、お前らの会話の意味がよく分かんねーんだけどさ」

 ピカのすけ(……お前はよく分からない奴だな。それともふざけて聞いているのか?)

 キモリ「ふざけてなんかねぇよ。本気で聞いてるんだよ」

 ピカのすけ(……もしお前がこの件に関して本当に無知なんだとしたら……お前は知らないままの方が良い)

 キモリ「いやそういう訳にはいかないんだよ」

 ピカのすけ(……じゃあ俺以外の奴にでも聞いてみるんだな)

 キモリ「……」

 
 ▼ 108 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 22:58:58 ID:ZN3qw92Y [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 結局ピカのすけとデルビルの会話について、全く情報を得れずに終わった俺達。

 今はまだ、知らない事ばかりのこの世界。

 だけど、まずは自分の目の前の問題を解決しないことには、結局何も進まないだろうと思って、今日の出来事については念頭に置いておく程度にすることにした。

 "目の前"の問題を解決するためには、まずは行動するしか無いんだ!!

       だから……!!
 ▼ 109 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:13:34 ID:ZN3qw92Y [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

  食堂

 ハクリュー「ムシャムシャ…(……ジュプトルは世界の滅亡が目的なのか?……しかし、それをすることになんの恩恵があると……)」

 キモリ「なぁハクリュー」

 ハクリュー「ムシャムシャ…(しかし、どのみち焦土を3つ集められてしまっては……本当に世界は滅亡する。理由など今は……)」

 キモリ「ハクリュー!!」

 ハクリュー「んぁ?……なんだ貴方でしたか。なにか私に用でもあるのですか?」

 キモリ「いや、別に用なんて無いんだけどさ、隣、いいか?」

 ハクリュー「……私、食事は独りで楽しむのが好きなので…」

 キモリ「じゃ隣失礼するぞ!」

 ハクリュー「いや話聞いてました?」

 キモリ「……昨日はごめん。俺、どうかしてたわ」

 ハクリュー「…まあ私も仲間がやられたことで、気が動転していた部分もありました。…とはいえ貴方への疑念は消え去っておりませんがね」

 
 ▼ 110 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:19:49 ID:ZN3qw92Y [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「まあ疑われて当然だよな!今はジュプトルのことについて、何も言うつもりはねぇよ」

 ハクリュー「……そうですか」

 キモリ「ただ…いつか、いつかさ!俺を信用出来るようになったらでいいからさ!その時は…」

 キモリ「俺の言葉に少しだけでもいいから耳を傾けてくれないか?」

 ハクリュー「……まぁ考えておきますよ」

 キモリ「それが聞けて良かったわ!お互い明日も頑張ろうぜ!じゃおやすみ!」

 ハクリュー「…おやすみなさい」
 ▼ 111 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:29:57 ID:ZN3qw92Y [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺は食堂を出た後、ピカカゲの自室へと向かった。

 キモリ「さて!明日に備えて寝るとする…」

 \ぶわぁふぉほほほほ!!!イシシシッ!!/

 キモリ「……入りたくねぇ」

 ポッチャマ「俺くん?どうしたの?こんなところに突っ立って」

 キモリ「うわぁ!びびったぁ…なんだ若葉か」

 ポッチャマ「早く部屋に入ろうよ!」

 キモリ「お…おう」
 ▼ 112 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:38:02 ID:ZN3qw92Y [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ワンリキー「おっ!やっと来たかぁ!遅いぞ!童貞を救う為に、俺達は空へと願った―諦めないズ―」

 キモリ「…お前らなんでピカカゲの部屋に集まってんだよ」

 ファイヤー「お主達を待っておったのじゃ!憐れなチーム名を持つ者に、同情してやろうと思ってのぅ」

 フワライド「……諦めないズ…この部分…ダサイ」

 キモリ「ああああああ!!!じゃあてめぇらはそのチーム名よりももっとダサイことを教えてやるよ!」

 ヒトカゲ「俺くん!そんなにキレないの!…プッ」


 
 ▼ 113 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/03 23:53:31 ID:ZN3qw92Y [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「まずはファイヤー!てめぇだ!!お前なにしれっとギルドに所属してんだよ!お前は伝説(笑)のポケモンだろ?」

 ファイヤー「……ギロッ」

 キモリ「で…でたぁぁぁぁ!!!伝家の宝刀、にらみつける!あはははははっ!!!自分、サンダーさんにはいつもお世話になっていて、感謝しておりますんで、それ良かったら伝えておいてもらえませんかぁ?(笑)」

 ファイヤー「……うぐっ…ひっぐ……」

 キモリ「次にフワライド!お前ガイジか?ガイジなのかぁ?お前クレしんのボーちゃんみたいなしゃべり方だよなぁ!園児かな?」

 フワライド「……ボーちゃん…名前…可愛い……」

 キモリ「こいつは駄目だ。関わっちゃいけないタイプだ」

 キモリ「続いてワンリキー!!」

 ワンリキー「おれ?」

 キモリ「……お前はツッコミどころが……。ハッ!み…みのもんたみてぇな頭しやがって!!」

 ワンリキー「ミノマダム?俺、別にそんな頭してないんだけどなぁ…」

 キモリ「ちげぇよ!ミノマダムじゃねぇよ!みのもんただよ!難聴か?」
 
 ▼ 114 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:03:25 ID:/ews/obQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ワンリキー「みのもんたってのがよくわかんねぇけど…お前やっぱ面白いやつだなぁ!ますます気に入ったぜ!」

 キモリ「何故好感度が上がるのか…」

 キモリ「ええい!最後にヒトカゲ!」

 ヒトカゲ「僕?」

 キモリ「お前は可愛い。そして強い。好きだ」

 ヒトカゲ「へっ///いやぁ僕……オスだし……」

 ピカのすけ(…お前メスだろ。なに嘘ついてんだ)

 ヒトカゲ「あっ!ピカのすけぇ!それは言っちゃ駄目だよ!」

 ワンリキー「気付いてないとでも思ってたのかよ!お前がメスだってことくらい知らないやつはいないぜ!」

 キモリ「えええええ!?メスだったんですかぁ?」

 
 ▼ 115 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:27:20 ID:/ews/obQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達は毎日こんな風に夜はふざけあって、起床したら現場に向かって依頼をこなす。

 それをただ繰り返す毎日を送ったんだ。

 ピカカゲと共に数々の依頼をこなしていくうちに、俺達もだいぶ強くなった。

 そして俺達がギルドに所属してから気がつけば1週間が経過した。

 
 
 ▼ 116 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:29:51 ID:/ews/obQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  
     第二章 やりたいことは?


 
                    

 ▼ 117 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/04 00:30:33 ID:/ews/obQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにします
それでは!
 ▼ 118 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 17:12:42 ID:rDf03AQU [1/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
長らくお待たせしました
再開
 ▼ 119 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 17:30:35 ID:rDf03AQU [2/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ピカカゲの部屋

 キモリ「んん…もう朝かぁ…なんか今日はやたら身体が重いな…ってん?」

 イーブイ「すうっ…すうっ…むにゃむにゃ…」

 キモリ「は?なんで俺の上にイーブイが寝てんだよ」

 ポッチャマ「ん…朝からどうしたの俺くん…ってええ?可愛い!!イーブイだぁ!!」

 キモリ「可愛いけど…この状況おかしいだろ!」

 ピカチュウ(…ん…朝からうるさいぞ。……こたろー?ああそういえば今日だったな)

 ヒトカゲ「ふぁわぁ…みんなおはよー…あれ?こたろーくんだぁ!来てたんだぁ!」

 イーブイ「んん…まだ眠いよぉママぁ…ハッ!しまった!敵のアジトで寝てしまったぁ…!!!きさまらぁ!!いったいぼくになにをしたぁ!?」

 キモリ「いや何もしてねぇよ。つかお前誰だよ」

 イーブイ「きさまこそ何者だぁ!!ぼくはブイズギルド四番隊たいちょー!こたろーだぁ!きさまらを倒す為にここへ来た!!」

 
 ▼ 120 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 17:50:04 ID:rDf03AQU [3/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒトカゲ「こたろーくん!おはよー!」

 こたろー「あっヒトカゲ!!おはよぉー!今日はね!プクリンギルドを潰しに来たのぉ!!偉いでしょ?」

 ヒトカゲ「偉い偉い!よしよし」

 こたろー「えへへぇ…ぼくが一番乗りなんだよぉ!!」

 キモリ「…こういうクソガキは苦手なんだよなぁ…」

 こたろー「なんだとぉ!ぼくは立派な大人だぁ!!きさまぁ!やつあたり!!」

 キモリは部屋の壁までブッ飛んだ。

 キモリ「ぎょえええええええ!!!痛ってぇ…」

 キモリ「テメェいきなりなにすんだよ!!」

 こたろー「きさまが悪いんだ!ぼくをバカにしたからこうなったんだ!きょうやお兄ちゃんに後で言いつけてやるから覚悟しておけ!!ばーか!」

 キモリ「ああうぜ。本当にガキはウゼェ」

 ワンリキーがピカカゲの部屋へと入ってきた。

 ワンリキー「おお!こたろー!来てたのか!…みんな親方様が呼んでるから親方部屋の前に集合なぁ!」

 
 ▼ 121 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:16:51 ID:rDf03AQU [4/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達4人はこたろーと一緒に親方部屋の前へと向かった。

 部屋の前には既にギルドメンバー全員が集まっていて、他にもブラッキー、エーフィーとイーブイ3匹が部屋の前に集まっていた。

 親方「みんなおはよー!!今日はブイズギルドが遊…潰しに来てくれました!拍手!」

 パチパチパチパチ…

 キモリ「…なるほどな。だからワンリキーはあの時…」

 エーフィー「皆さん!今日はよろしくお願いします。ほらみんなプクリンギルドの皆さんにご挨拶ですよぉ?」

 きょうや「…よろしく」

 ふうか「よ…よろしくお願いします」

 だいすけ「よろしくおねがいします!」

 こたろー「きさまらよろしくです!!」

 ブラッキー「こら!こたろー!きさまって呼び方はダメって言っただろ!きょうやはもっとしっかり挨拶しろ!礼に始まり礼に終わる。それがブイズギルドだと何回言えば…」

 ワンリキー「まあまあ!こたろーはともかく、きょうやはそういう年頃だしさ!多目に見てやろうぜ?」

 ブラッキー「…しかしきょうやはブイズギルドの長男。やはり普段から素行や言動には…」

 親方「まあまあ♪ずっともずっとも♪」

 親方「って訳だから今日は各自イーブイ達の相手をすること!!以上!!」
 ▼ 122 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:28:02 ID:rDf03AQU [5/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キレイハナ「ふうかちゃんは私達のところで遊びましょ?」

 ニドリーナ「アタイがまた戦闘のコツを教えてあげるわ!!」

 ふうか「うん!よろしくおねがいします!」

 キレイハナ「あっせっかくだから…若葉さん!若葉さんも私達と一緒にどうですかぁ?」

 ポッチャマ「えっ?……いやぁ…」

 キモリ「行ってこいよ!お前キレイハナが嫁ポケだろ?仲良くなるチャンスだぜ?」

 ポッチャマ「え…う…うん……」

 キレイハナ「ヒトカゲさんはどうですかぁ?」

 ヒトカゲ「僕はピカチュウと一緒が良いから!ごめんね?」

 キレイハナ「ふふっ。いいえ!かまいませんよ!じゃあ4人で遊びましょうか」

 ▼ 123 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:37:51 ID:rDf03AQU [6/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「はぁめんどくせぇ…で俺達は誰の子守りをすりゃいいんだ?」

 ヒトカゲ「こら!めんどくさいとか言っちゃダメだよ!…きょうやくん!!僕たちと遊ぼー?」

 きょうや「……ああ」

 キモリ「おお!一番楽そうなやつを選んだってわけか!!ヒトカゲ!ナイスだ!!」

 ヒトカゲ「違うよぉ!…俺くんって下劣だよね」

 キモリ「下劣で結構。周りの空気に縛られるなんて御免だしな」

 きょうや「……俺もだ」ボソッ

 ピカチュウ(んっ?なんか言ったか?)

 きょうや「いや…なにも」

  
 ▼ 124 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 18:56:04 ID:rDf03AQU [7/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達3人はきょうやを連れて浜辺へと向かった。

 浜辺につくときょうやは戦闘の訓練がしたいと申し出てきたので、そこで戦闘訓練を開始した。

 俺はイーブイを見くびっていた……。
 
 予想以上に強いイーブイに俺はボコボコにされている最中だ!!!

 
 きょうや「…でんこうせっか」

 きょうやの身体が眼にもとまらぬ早さで俺の腹部へと直撃。

 キモリ「ぎゃああああ!!!…め…メガトレイン!!」

 俺はきょうやを掴んでメガトレインを唱えた。
 俺はきょうやの身体の養分を吸収した。

 きょうやは養分を吸いとられてしまったものの、身体へのダメージ自体はそれほど大きいものでは無かった。

 きょうやは直ぐ様俺にむかって噛みついてきた。

 
 ▼ 125 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:05:40 ID:rDf03AQU [8/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「そうは…させるかよ!でんこうせっか!」

 キモリはでんこうせっかで後ろへ下がった。

 寸前のところでかみつくを回避することに成功。

 がしかし、透かさずきょうやが追撃。

 きょうや「…でんこうせっか」

 きょうやの頭部が俺の腹部を捉えた。

 キモリ「ぐはっ……うう…」

 キモリは激痛に悶え、その後背中から地面に倒れた。

 ヒトカゲ「俺くん!戦闘不能!勝者きょうやくん!」

 
 ▼ 126 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:17:37 ID:rDf03AQU [9/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「……もう満足だ。ありがとう」

 キモリ「つ…つええ…イーブイ恐るべし…」

 ピカのすけ(…強いのは当然だ。きょうや達は日々訓練を受けているからな)

 キモリ「えっ?そうなのか?ただのガキじゃねぇのか?」

 ピカのすけ(ブイズギルドを知らないとは…お前ほんとなんなんだ?……ブイズギルドは街の風紀を乱す輩を退治する役目を担うギルドだ。きょうやはそのギルドの跡取りむすこだ)

 きょうや「……」

 キモリ「ひぇ…どおりで強いわけだ」

 
 ▼ 127 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:35:46 ID:rDf03AQU [10/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「きょうや!お前すげぇやつだったんだな!尊敬するわ!」

 きょうや「えっ?」

 キモリ「その歳でもういろんなもん背負って戦ってんだろ?俺のガキの頃なんか、自分のことしか考えてなかったしなぁ…まあ今もだけどな」

 きょうや「…別に好きで背負っている訳じゃない。ただ生まれた時からこういう運命だったってだけで…別に…」

 キモリ「そうかぁ?俺がお前だったら親の考えなんて無視して適当に生きると思うぜ!だからお前はすげぇよ!」

 きょうや「…お前の方が…」

 ヒトカゲ「さあそろそろお昼の時間だし、ギルドに戻ろ?」

 ピカのすけ(ああ…そうだな)

 きょうや「…おれは…もうちょっと俺と訓練したいから…その…先に行っててくれ!」

 キモリ「えっ?またやんのぉ…」

 ピカのすけ(熱心なやつだな。分かった。あんまり遅くなるなよ)

 きょうや「…ああ」

 二人は去っていた。


  
 ▼ 128 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 19:54:04 ID:rDf03AQU [11/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「……なあ。どうしてお前はそんなに自由でいられるんだ?」

 キモリ「はぁ?どうしてって…別に縛られるものはなんもねぇしなぁ」

 きょうや「いや…そうではなく、さっきお前は俺の立場だとしても自由に行動すると言っただろ?…何故そうできるんだ?」

 キモリ「ええ?いやぁ…それは俺が自分勝手だからだよ」

 きょうや「…そういう性格ってことか?」

 キモリ「ああ!……そりゃあ大人になってからもずっと自分勝手ってのは俺みたいなダメ人間になっちまうからそれは正直…オススメしないけど」

 キモリ「ガキのうちは自分勝手なくらいが丁度良いと思うぜ!でもお前みたいに将来を見据えて頑張っているやつは素直に尊敬する」

 きょうや「…俺はお前の方が凄いと思う」

 キモリ「は?どゆことぉ?」

 きょうや「……俺達のギルドはダンジョンへの冒険は禁じられている。あくまで街の風紀を守るのが俺達の役目。ダンジョンは管轄外ってわけだ」

 
 ▼ 129 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:07:11 ID:rDf03AQU [12/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「…本当は…おれは…いや、何でもない」

 きょうや「とにかくお前は凄い。素直になれるというのは誇れることだと思う」

 キモリ「……なぁちょっと俺の用事に付き合ってくれないか?」

 きょうや「…用事?なんだ?」

 キモリ「いやぁ夕日の山って場所に用があってさ!なんでもそこで見る景色が最高だとヒトカゲから聞いて…それでそこに行きたいんだけど…一人で行くのもあれだろ?だから付き合ってくれよ!」

 きょうや「……2度も言わせるな。ダンジョンへの冒険は禁じられている。だから…」

 キモリ「…やりたいことは?」

 きょうや「えっ?」

 キモリ「お前のやりたいことはなんだよ」

 きょうや「…それは…」

 キモリ「別にさ、お前の親には俺に無理矢理引っ張られたとかでも言っておけばいいんだよ!だからその後のことは気にすんなよ!」

 
 ▼ 130 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:11:43 ID:rDf03AQU [13/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「…でも…」

 キモリ「言っておくが俺に意見することは認められていないぞ!これは命令だ!俺についてこい!」

 きょうや「勝手に決めるな!こっちにも事情が…」

 キモリ「いや!勝手に決める!だって俺、自分勝手だから!」

 きょうや「……」

 ▼ 131 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:16:10 ID:rDf03AQU [14/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 こうして俺ときょうやは夕日の山へと向かうことになった。

 きょうやはかなりの有名人らしく、ダンジョンに入る前にもじろじろ見てくるポケモンが絶えなかった。

 
 山麓についた途端に、やっぱり帰ろうと言い出すきょうやの言葉を無視して、俺はきょうやを引っ張って夕日の山へと入っていた。

 

 
 ▼ 132 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 20:17:35 ID:rDf03AQU [15/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一時中断します。用が済んだら書きにきます。
 ▼ 133 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 21:42:52 ID:rDf03AQU [16/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再開
 ▼ 134 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:01:56 ID:rDf03AQU [17/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 夕日の山

 キモリ「まだ気にしてんのかよ…せっかくここまで来たんだしさ、開き直って冒険を楽しもうぜ!な?」

 きょうや「…ああ」

 キモリ「とりあえず警戒心だけは緩めるなよ!何が起こるか分からないんだからさ!」

 きょうや「…分かってるよ。はやく進もうぜ」

 キモリ「おっ?乗り気になってきたなぁ!」

 きょうや「…別に…」
 ▼ 135 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:04:12 ID:rDf03AQU [18/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺達は暫くの間、無言で山道を進んだ。
 
 山道を進むにつれ、徐々に傾斜がキツくなり、少しずつ歩行が困難になってきた。

 キモリ「きょうや大丈夫か?」

 きょうや「ああ。体力には自信がある」

 キモリ「そうか!なら安心……敵だ!!」

 突然、岩陰からイシツブテの群れが姿を現した。

 イシツブテ「デテイケ…デテイケ…」

 イシツブテ「キエロ…キエロ…」

 キモリ「きょうや!下がってろ!お前は相性が悪い!俺一人で片付ける!」

 きょうや「まて!俺も…」

 キモリ「こういうのは助け合いが大事なんだよ。無理にごり押ししても無駄な体力を使うだけだ。俺が苦手な敵はお前に任せる。だからここは俺に任せてくれよ!」
 ▼ 136 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:20:39 ID:rDf03AQU [19/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 イシツブテの群れは一斉に岩を投げつけてきた。

 二人はでんこうせっかを行い、全ての岩を回避した。

 俺はその後、イシツブテの前まででんこうせっかで瞬時に移動し、その後メガトレインを唱えた。

 イシツブテは体内の養分は全て吸いとられてしまった為、身体に力が入らなくなった。

 キモリ「まず…一匹!次は…」

 イシツブテは仲間の一匹がやられたことに腹をたて、それと同時に冷静さを失った。

 5匹のイシツブテが俺にむかってたいあたりを仕掛けてきた。

 キモリ「…そういうのにはもう慣れてんだよねぇ!」

 キモリは空中にむかってでんこうせっかを行った。

 憤怒の形相をしたイシツブテ達は、当然外れることを念頭に置いているわけもなく、お互いにぶつかり合った。

 イシツブテ "「ガガガガガガ……」"
 
 
 ▼ 137 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:31:32 ID:rDf03AQU [20/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 俺は空中からでんこうせっかを行い、一気にイシツブテの頭上へと急降下した。その後攻撃体勢に入る。

 キモリ「メガドレイン!」

 イシツブテの群れの一匹へとメガドレインを唱え、吸収し終えては、次のイシツブテに狙いを定め、そして養分を吸収する。これをひたすらに行った。

 このようにしてイシツブテの群れを全滅させることに成功した。

 ▼ 138 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:49:58 ID:rDf03AQU [21/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キモリ「ふぅ…終わった!よし!頂上に向けて早く進もうぜ!」

 きょうや「お前…いや俺……結構やるんだな」

 キモリ「そうか?まあ一応強くはなってきたかなぁ」

 きょうや「口だけのやつだと思ってたんだが…」

 キモリ「おいおい!上げて下げるのはやめろ!見てろよ?そのうちお前なんて一捻りでぶっ倒してやるからな!」

 きょうや「そのうちかよ…今戦っても勝てないのは分かっているようだな」

 キモリ「はぁ?今でも余裕だよ!お前みたいなクソガキに2度も負けるなんてねぇから!」

 きょうや「…じゃあ今やるか?」

 キモリ「それは駄目だ」
 
 ▼ 139 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 22:50:24 ID:rDf03AQU [22/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 きょうや「いやなんでだよ!」

 キモリ「はぁ?馬鹿なの?馬鹿なんですかぁ?そんなの仲間だからに決まってんだろ!」

 きょうや「えっ?仲間?…おれが?」

 キモリ「ああ!一緒に冒険している時点で俺達はもう仲間なんだよ!それくらいわかれよ!クソガキ」

 きょうや「…なんだと!か…帰ったらぶっ飛ばしてやるからな!」

 キモリ「い……いやぁそれは…」

 きょうや「……ふふっ」
 
 ▼ 140 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 23:16:58 ID:rDf03AQU [23/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 現在の時刻は16時、当然俺ときょうやの姿が見えないことに、プクリンギルド、ブイズギルドの全員が困惑しているのは容易に予想がつく。

 それでもきょうやはそれに気付かないふりをして、ただ夢中で山を登った。

 
 山の傾斜は頂上へ進むにつれ、どんどんキツくなり、最初は歩行している感覚だったのだが、次第に登山をしている感覚へと変わっていた。

 ようやく頂上付近にまで辿り着いた頃には、山道と言うよりは崖と表現した方が適切な程にまで傾斜の激しい山道となっていた。

 俺達は腕の力を駆使して、山道を進んでいる最中であった。

 ▼ 141 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/05 23:18:59 ID:rDf03AQU [24/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>140
頂上へ進むにつれ×
頂上へと近付くにつれ○

でした。訂正
 ▼ 142 カのすけ◆MZq7f.Oza2 16/07/06 00:14:54 ID:Y7hBQOj. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまで!
それでは!
 ▼ 143 ノセクト@リニアパス 16/07/09 20:53:47 ID:tSnVsCbE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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