【SS】9つ数えて化け狐:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】9つ数えて化け狐:ポケモンBBS

  ▼  |  全表示13   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【SS】9つ数えて化け狐

 ▼ 1 みピカ◆hIA32Ys.z. 16/07/11 00:24:34 ID:mUoc6s4c [1/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
生きてる命は輝いて見える。
キラキラ光るあの、星のように…。
僕は何処にいくのだろう、僕はなんで生きていくのだろう。
誰からも愛された事のない僕は、愛されている事を知らない。
僕があの"ココノツイロ"になれたのなら、彼らが貰っている愛をすこしは分かるようになるのかな…。

この丘から見える星は綺麗でキラキラ輝いてるのに手に届かない。
僕のこの声は、ただ寂しく響くだけ…。
 ▼ 2 みピカ◆hIA32Ys.z. 16/07/11 00:51:23 ID:mUoc6s4c [2/4] NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
「何処に行ったの…?お願い…出てきてよー!」
黄色帽子の女の子が大きな声出している。
女の子が呼んでいる子を僕は知っている。
茶色い小さいふわふわなあの子。
でも僕は知っている、あの子が何処に行ってしまったのか。
小さいあの子はあの草むらで倒れてしまった。
理由は知らない、でも僕にはあの子がもう起き上がらないのは分かる。
女の子に優しく抱きしめられて、優しく頭を撫でてもらったり、一緒に遊んだりしてもらった事のない僕は生きて、楽しい思い出をたくさん持ってる彼は二度と起き上がる事はない。
僕はそれが何故か面白くなって笑ってしまう。

「そこにいるの!?」

黄色帽子の女の子の声がした、僕は小さく声を上げる。
『ブイ!』
僕は化け狐の子、誰かの真似ならお手の物。

「もう!心配したんだから…」

彼女の温かい手が僕を抱きしめて撫でる。
その手は優しくて、心地がいい。
あぁ、これが愛されるという事なのかな。

1つ目の僕は茶色の子。
ふわふわもこもこの黄色帽子の女の子の一番のお友達。
 ▼ 3 ーダイル@ミミロップナイト 16/07/11 06:05:00 ID:2I9V56j. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 4 ニスズメ@ふといホネ 16/07/11 15:18:28 ID:lYFYtTQQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 5 ブ◆3M4QEcqjWY 16/07/11 15:19:15 ID:.OlZXZhU NGネーム登録 NGID登録 報告
支店
 ▼ 6 ユルド@きいろいバンダナ 16/07/11 17:32:04 ID:CfUd/A5o NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 7 みピカ◆hIA32Ys.z. 16/07/11 17:43:45 ID:mUoc6s4c [3/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
このあたりは地盤が緩んでいて、落石事故が多い。

「おい!返事をしろ!お前なら出てこれるだろ!!おい!!!!」

金髪の少年は地面を必死に掘っていた。
声を荒げ、ただ闇雲に。
僕は見ていた、とっさに少年に打つかり代わりに落石に当たる彼を。

「どうして…どうしてそんなことしたんだよ…」

声に力がなくなっていた。
僕は知っている、オレンジ色で綺麗な毛並みのあの子を。
いつも仲良く少年と一緒に遊んでいたあの子。
僕はいつの間にか涙を流していた、何故かはしらない。

『ブー!!』

近くの岩の上で声を上げる
少年はすごい勢いでこちらを向いた。

「…まったく…俺がどれだけ心配したと思ったんだ…!」

涙目の彼は僕を力いっぱい抱きしめた。
すこし痛いけれど、この痛みが笑顔にさせてくれる。

2つ目の僕はオレンジの子。
綺麗な毛並みのたくましい、金髪の少年の相棒。
 ▼ 8 みピカ◆hIA32Ys.z. 16/07/11 18:04:52 ID:mUoc6s4c [4/4] NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
「お願い!助けて!」

水の中の焼けた肌の女性が叫ぶ。
この場所は砂浜からすこし離れている。
海岸まで女性の声は届かない。

「こんな時に…」

焼けた肌の女性の考えていることは分かる。
水色で泳ぎが上手いあの子を待っているのだろう。
でも、あの子は来ない。
あの子の生まれはこの海じゃない、あの子は海の縄張りを知らなかった。
縄張りに行った子たちは、今は皆この海の底にいる。
僕は誰かと泳いだことがない。
優雅に、それでいて楽しそうに泳ぐあの子が羨ましかった。

『シャーワ!』

僕は彼女にくっつき、海岸を目指して泳いだ。

「あなたがいるから…安心して泳げるの…」

焼けた肌の女性の声は優しかった。
一緒に泳いで、海岸で寝そべる。
僕は近くにいるだけで幸せな気持ちになった。

3つ目の僕は綺麗な青色の子。
彼女と海で泳いで笑う、焼けた肌の女性の大切な子。
 ▼ 9 CSn9vcIqE6 16/07/12 08:20:28 ID:QuQzcp.o NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援ですー!
 ▼ 10 litten◆K9KKk9II1I 16/07/13 00:07:47 ID:4i1WuVJ2 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
これは支
 ▼ 11 みピカ◆hIA32Ys.z. 16/07/13 14:21:28 ID:4.9.ciDw NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
「あっち側はまで競争よ!」

茶色い髪の毛の女性は言った。
茶色い髪の毛の女性とあの子の日常はここでの駆けっこを欠かさない。

『ダース!!』

黄色いトゲトゲのあの子はここでの駆けっこが大好きだった。
何時も最後には必ず手を抜いて勝たせてあげる。
それが茶色い髪の毛の女性との決まりごとみたいな感じだった。

「あれ?どこに行ったの?」

後ろを振り返るとあの子は居なかった。
あの子は茶色い髪の毛の女性と前だけを見ていたから、後ろから来る乗り物に気がつかなかった。
跳ねられて、落っこちていくのを僕は見た。

『ダース!』

僕は声を出した。

「今日はえらく遅いわね?手加減してくれたのかな?なんてね」
茶色い髪の毛の女性は優しく微笑んだ。

4つ目の僕はトゲトゲバチバチな黄色の子。
茶色い髪の毛の女性の競争相手。
 ▼ 12 みピカ◆hIA32Ys.z. 16/07/17 01:15:50 ID:TRK3jLKs NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「へへっこいつは高く売れそうだ…」

黒い服をした男が言った。

「待って…お願い…私と彼の思い出を奪わないで…」

紫色の髪をした少女が叫んだ。
黒い服をきた男はピンク色で愛らしいあの子を痛めつけ、その挙句あの袋に入れた。
どうなってるのかなんて知らないけれど、あの子は抵抗できていなかった。
紫色の髪をした少女は必死に黒い服をきた男の車を追いかけるが、見失ってしまいその場にぺたりと座り込んでぽろぽろと何かを零していた。
僕には人との思い出なんて1つも無かった。
いつだって一人で寂しく過ごしていた。
思い出を持ってるのあの子が羨ましかった。

「エーフィ!」

僕は小さく鳴くと優しく紫色の髪をした少女にすり寄った。


「あなた逃げ出してきたの?大丈夫?怪我は無い?」

そういいながら暖かい物が僕に当たる。
あぁ、そうか、これが涙なんだ。
僕はそれをペロリと舐めとった、とってもしょっぱかったがそれが僕と紫色の髪をした少女との思い出になると信じて。

5つ目の僕はスラリとしてキラキラしたピンクの子。
紫色の髪をした少女の大切な思い出。
 ▼ 13 ェークル@バクーダナイト 16/07/26 17:46:15 ID:xFDpfStc NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
  ▲  |  全表示13   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼