【安価】ピクニックガール「気になるアイツを捕まえたい」:ポケモンBBS(掲示板) 【安価】ピクニックガール「気になるアイツを捕まえたい」:ポケモンBBS

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SS

【安価】ピクニックガール「気になるアイツを捕まえたい」

 ▼ 1 1◆A.44v4EEFA 16/08/06 21:41:55 ID:EVT9PLPU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ピクニック「私の名前はエミ。突然ですが、私には気になってるポケモンがいます」

エミ「そのポケモンは……丸くて、細くて、尖ってて、毛深くて……説明難しいんだけど」

エミ「まだ図鑑でしか姿を見たことがなくて。でもどうしても捕まえたい!」

エミ「そのポケモンの名前は、>>3っていうの」
 ▼ 309 1◆A.44v4EEFA 16/10/02 00:45:57 ID:1NS5DCMU [1/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
アオギリ「サメハダー、かみくだく!」

サメハダー「ギシャーーー!」ギュン!

ルギア「グオオ……」コオォォォ…

デオキシス「あんな単調な攻撃……あれじゃあ狙い撃ちだよ!」

エミ「ううん、見て!」

アリス「サクラビス、サイコキネシス!」

サクラビス「くおお」キィィン

ルギア「グッ――!」ピクッ

サメハダー「ギシャシャ!」

ズバッ!

ルギア「オオッ!?」
 ▼ 310 1◆A.44v4EEFA 16/10/02 23:03:03 ID:1NS5DCMU [2/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
エミ「ナイスコンビネーション!」

カオリ「ふーん、やるじゃん」

アリス「まだまだ行くわよ。サクラビス、サメハダー! 」

サメハダー「シャーーー」ザブン!

サクラビス「くおおおん」ザブッ

ルギア「グオ……」

デオキシス「二匹を地底湖に潜らせて……どうするつもり?」

アオギリ「言ったろ。水のフィールドはオレの天下だってよ。おらっ!」

サメハダー「――ギシャシャ!」ザバッ

ルギア「!」グルッ

アリス「残念、正解は後ろよ。ダイビング!」

サクラビス「――くおおおお!」ビュン
 ▼ 311 1◆A.44v4EEFA 16/10/02 23:03:55 ID:1NS5DCMU [3/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ズガッ

ルギア「グッ!」

サクラビス「」ザブン

サメハダー「」ザブッ

ルギア「…………」チッ

エミ「すごいすごい! ルギアを撹乱してる!」

アオギリ「確かに相手の力は圧倒的だがよ。だからといって勝算が0ってわけじゃねえ」

アオギリ「一匹一匹の力に差があるなら、埋めるまでだ。オレ達二人でな」

アリス「ええ」コクッ

デオキシス「…………」
 ▼ 312 1◆A.44v4EEFA 16/10/02 23:12:14 ID:1NS5DCMU [4/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス(一緒だ。エミとカオリがジガルデ・コアと戦った時と。この気持ち)

デオキシス(二人の間に生まれた心。特別な、絆)

デオキシス(そういえば。昨日の夜にカオリに教えてもらったっけ。何て言ったかな、ええと確か――)

ルギア「ギャォォォォォ!」バシュッ!

ドォン!!

デオキシス「! あれは!?」

エンペルト「エアロブラストを洞窟の天井に――まずいぞ!」

ゴゴゴ…
 ▼ 313 1◆A.44v4EEFA 16/10/02 23:22:57 ID:1NS5DCMU [5/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ゴゴゴ…ミシ…ミシ…

アリス「天井が崩れる……」

アオギリ「危ねぇ、アリスっ!」ダッ

カオリ「いや、お願いデオキシス! 私達をまもってぇ!」

デオキシス「わ、わかった!」キィィン

エミ「デオキシス助けてえええ!」

――ドォン!!


>>315の秒数で安否を判定します

  十の位  一の位
@ 偶数 × 偶数 = 全員無事。ルギアに反撃

A 偶数 × 奇数 = アリス達負傷でデオキシス覚醒

B 奇数 × 偶数 = エミ達負傷でジガルデ・コア覚醒

C 奇数 × 奇数 = 全員負傷。ルギアは立ち去る
 ▼ 314 メイル@ひでんのくすり 16/10/02 23:59:29 ID:78ixmrII NGネーム登録 NGID登録 報告
ksk
 ▼ 315 ガネール@はつでんしょパス 16/10/03 00:23:13 ID:qwtx4gV6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
age
 ▼ 316 ノン◆X0q78mh/0k 16/10/03 00:24:21 ID:qwtx4gV6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
あ… と、取り敢えず頑張ってください
 ▼ 317 1◆A.44v4EEFA 16/10/03 00:25:59 ID:NtzNaLFg NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
>>316
毎回どうもです
 ▼ 318 1◆A.44v4EEFA 16/10/04 07:09:13 ID:f11zLVaA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「まもるんだ……皆を!」キィィン…フッ

デオキシス「! しまった、バリアが――」

エンペルト「何をしている馬鹿者!」バッ

デオキシス「ジガルデ・コア!」

エミ「ダメ、いくら貴方でも!」

エンペルト「案ずるな。この程度の大岩。ワタシが……私が……守る!」

エンペルト「うおおおおおおお!」ギュン!

エミ「ジガルデ――お願い助けてぇえ!」

ゴゴゴゴゴ

ドォォォォン…

――――――――

――――

――
 ▼ 319 1◆A.44v4EEFA 16/10/04 07:10:10 ID:f11zLVaA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ルギア「…………」スタ…スタ…

エンペルト「」

デオキシス「」

ルギア「…………」スタ…スタ…

エミ「」

カオリ「」

ルギア「…………」スタ…スタ…

アオギリ「」

アリス「」

ルギア「ギャォォォォォ!!」バサッ

ルギア「」バサッバサッ

ルギア「」ザッパーン! 

ゴゴゴゴゴ…

――――――――

――――

――
 ▼ 320 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:08:01 ID:5nbMH5Xg [1/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヒュオオオォォォ…

エンペルト「――――ぐっ、うぅ……うっ……」パチッ

エンペルト「痛っ……私は……ルギアは一体」

ジガルデ・コア「無事ぞ? 宿主よ」

エンペルト「ジガルデ・コアか? いつの間に外に……まあいい」

エンペルト「無事――とはとても言えない、な。くそっ、体が……だがそれどころではない」フラッ

エミ「」

エンペルト「エミ。起きろ、エミ。目を覚ませ」

エミ「」

エンペルト「……お願いだ。目を覚ましてくれ。エミっ!」

エミ「…………うぅ……エンペルト」パチッ
 ▼ 321 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:08:55 ID:5nbMH5Xg [2/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
エンペルト「ああ――あぁ、良かった」ギュッ

エミ「エンペルト……貴方は私のエンペルト……?」

エンペルト「ああ。そうだよマスター。この気持ち悪い嘴を忘れたか?」ギュウッ

エミ「重いよ……でも、温かい……」

ジガルデ・コア「……ふん。それで貴様はいつまで寝た振りをしておる」ゲシッ

デオキシス「…………蹴らなくてもいいじゃん」ムクッ

ジガルデ・コア「黙れ。貴様がもっとしっかりしておれば。こんな醜態はさらさずに済んだものよ」

ジガルデ・コア「仮にも伝説に唱われるモンスターが情けない」

デオキシス「…………」

カオリ「――――うっ」パチッ

デオキシス「あ、カオリ起きた? 怪我はない?」
 ▼ 322 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:10:23 ID:5nbMH5Xg [3/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
カオリ「……身体中が、痛いよ。それに、呼吸するのが、苦しい」

デオキシス「そっか……ごめんね」

カオリ「…………ううん。ありがとう」

デオキシス「え?」

エミ「デオキシス、アリスさんは……? アオギリさんも……」

ジガルデ・コア「詮索はせぬことだ」

エミ「ジガルデ・コア……」

ジガルデ・コア「二人寄り添うように。皆まで言うまい。それこそ貴様の心が折れることになる」

エミ「…………あああああ」

エンペルト「…………」ギュッ

カオリ「どうして、こんなことに、なったのかなー。もう訳が、わからないよ」

デオキシス「……僕のせいだよ」
 ▼ 323 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:11:35 ID:5nbMH5Xg [4/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
カオリ「デオキシス?」

デオキシス「僕がちゃんとしていれば、ルギアの攻撃から皆をまもることができた」

デオキシス「僕がちゃんとしていれば、ルギアの存在に気づくことだってできた。皆を巻き込むこともなかった」

デオキシス「僕は何もできなかった。何もしてあげられなかった。エミをこんなにして約束を守ることもできなかった!」

エミ「デオキシス……」

ジガルデ・コア「……デオキシスよ。先のワタシの言葉に気を病んでいるのなら謝る」

ジガルデ・コア「責任を言い始めるのならワタシにも責任はある。そもそものことの発端だからな。それに守れなかったのはワタシも同じぞ」

ジガルデ・コア「こんな気持ちは久しぶりよな。自分がこんなにもちっぽけな存在とは」

エンペルト「そうか?」
 ▼ 324 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:13:22 ID:5nbMH5Xg [5/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ジガルデ・コア「なに?」

エンペルト「私はお前がちっぽけな存在とは思わんな。迫りくる大岩に立ち向かったとき……ジガルデ・コア、お前の声が聞こえたよ」

エンペルト「エミを守る、ってな。あの時、お前と私は本当の意味で一つになれたのさ」

ジガルデ・コア「…………」

エミ「私も感じたよ。ジガルデ・コアの心……エンペルトと同じ。とても温かかった……」

ジガルデ・コア「ワタシは……」

エンペルト「そう気を病むな。今までがどうであっても、私とお前は一つになれた。大切な人を守るために精一杯のことをやった」

エンペルト「そうだろ? 相棒」

ジガルデ・コア「――! それは確かにそうかもしれんがしかし結果はだな……。それにその呼び方はその……」

エンペルト「ふっ、素直になれん奴め」フラッ

エンペルト「」ドサッ
 ▼ 325 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:14:21 ID:5nbMH5Xg [6/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「エンペルト!」

エンペルト「はは、情けないな。この体はもう限界のようだ……目が霞んできやがった」

ジガルデ・コア「宿主……!」

エンペルト「何も言うな。最後の最後にお前と通じ合えて、よかった」

エンペルト「……エミ、そこにいるな?」

エミ「うん。ずっと傍にいるよ」

エンペルト「少し、休みたい。お前の体温を感じながら……頼む」

エミ「うん。私もね、そうしたいって思ってたの」ギュッ

エミ「えへへ……温かい?」

エンペルト「ああ。ありがとう……」フッ

エミ「ずっと一緒だよ。エンペルト……」フッ
 ▼ 326 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:16:39 ID:5nbMH5Xg [7/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ジガルデ・コア「宿主……小娘……」

デオキシス「…………」

カオリ「」ギュッ

デオキシス「! カオリ」

カオリ「そんな顔、しないで。私、幸せだったよ」

カオリ「デオキシス、言ったよね? 信じる二人の間に、心は、生まれるって」

カオリ「何ができたとか、できなかったとか、そんなんじゃないよ。本当に大切なのは、二人の気持ちが通じ合ったことだって、思うなー」

デオキシス「…………」

カオリ「その証拠に、今だって、ほら」スッ
 ▼ 327 1◆A.44v4EEFA 16/10/05 23:18:21 ID:5nbMH5Xg [8/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「え、な、なに」

カオリ「あは、宇宙人の目にも一滴の……これが、悲しいってこと。貴方だってわかるんだよ」

カオリ「そして貴方の心は、ずっと私の心に残るの。私の心も、同じ」

デオキシス「僕の……心……」

カオリ「ありがとう、デオキシス。貴方と出会えて、良かった。本当に」フラッ

デオキシス「カオリ……」ギュッ

カオリ「でも願わくば……もう少しだけ、一緒に……」フッ

デオキシス「…………」
 ▼ 328 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:24:04 ID:mV3QGVWM [1/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「…………」ストン

ジガルデ・コア「人間達は……」

デオキシス「生命反応が著しく低下してる。このままだと危ない」

ジガルデ・コア「そうか……」

デオキシス「…………ここに来る前の話、なんだけどね」

ジガルデ・コア「ああ」

デオキシス「カオリは言ってた。悲しいって。エミは怖いって。あの時の僕は意味がわからなかった」

デオキシス「でも……今なら少し、それがわかった気がする」

ジガルデ・コア「そうだな……違いなど最初からなかったのだな」

ジガルデ・コア「人間とモンスター。心という絆で結ばれた不思議な生き物」

ジガルデ・コア「モンスターボールは奪うのではなく。それをつなぎ止めるための物。何故こんなことも忘れていたのだろうな」
 ▼ 329 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:25:19 ID:mV3QGVWM [2/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「ジガルデ・コア、僕も答えを出したい」

ジガルデ・コア「ん?」

デオキシス「今回、カオリ達を巻き込んだのは僕達のエゴだ」

ジガルデ・コア「そうだな」

デオキシス「危険な目に遭わせて、彼らの世界を奪った責任は僕達にある」

ジガルデ・コア「ああ」

デオキシス「だから……僕は彼らを彼らの世界に戻してあげたい。僕達と出会わずに済んだ世界に」
 ▼ 330 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:26:49 ID:mV3QGVWM [3/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「でもそれは世界のことわりを乱すこと。時空を歪めて、時間にも逆らって……間違いなく神様は怒るよ」

デオキシス「僕だけじゃなく、それを黙認した君も。それでも良い?」

ジガルデ・コア「……訊きながら貴様の中では答えが出ているのではないか?」

ジガルデ・コア「確かに世界の秩序を守る者としては失格かもしれん。しかしそれも構わんさ」

ジガルデ・コア「奴らの平穏が戻るならな。ワタシの心はそう言っておる」

デオキシス「そっか……うん、そうだよね。ふふっ」

ジガルデ・コア「何がおかしい?」

デオキシス「別にー。あーあ、次はどんな罰が待ってるやら。また知らない惑星に飛ばされるのかなー」

ジガルデ・コア「自業自得だ馬鹿者が」

デオキシス「冷たっ! そんな突き放さなくてもいいんじゃんか」

ジガルデ・コア「ルギアごとき片手でひねれるくらいの力をつけてこい。次会うときまでにな。約束だぞ」
 ▼ 331 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:29:10 ID:mV3QGVWM [4/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「あ――うん! 約束する。絶対!」

ジガルデ・コア「……ふん。元気だけは良い奴め」フイッ

ジガルデ・コア「では――行くぞ。裂空の訪問者よ」

デオキシス「よーし。やるぞー」

デオキシス「あ、ごめん、やっぱりちょっと待って」タタッ

ジガルデ・コア「おい」ガクッ

デオキシス(……カオリ、エミ。ありがとう)

デオキシス(沢山の心、受け取ったよ。エンペルトもアリスもアオギリも)

デオキシス(…………ばいばい)

デオキシス「はいごめんねー」タタッ

ジガルデ・コア「今回限りだぞ。ワタシを困らせても許されるのは」

デオキシス「はいはい。じゃあ早速」フワッ

ジガルデ・コア「ああ」フワッ
 ▼ 332 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:29:54 ID:mV3QGVWM [5/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「ルギアの開けた穴から」キィィィン

ジガルデ・コア「空へ」キィィィン

ジガルデ・コア「高く」キィィィィン

デオキシス「高く。もっと高く――」キィィィィン

キィィィィン…

デオキシス「――うわあ」ピタッ

ジガルデ・コア「なんだ」ピタッ

デオキシス「やっぱりこの眺めはいいなあ。海。山。地平線。雲に太陽。青い空!」

ジガルデ・コア「いつの間にか晴れていたのだな。確かに悪くはあらぬ」

ジガルデ・コア「この世界は――美しい」
 ▼ 333 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:30:41 ID:mV3QGVWM [6/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デオキシス「あっ!!」

ジガルデ・コア「……今度はなんだ」

デオキシス「思い出した! カオリが言ってたもうひとつのこと」

デオキシス「エミとエンペルトはらぶらぶだって。ねえ、これって結局どういう意味だったのかな」

ジガルデ・コア「エンペルトが? ワタシもその言葉は知らぬが……心当たりがないわけではあらぬ」

デオキシス「何か知ってる顔だ! 教えてよ!」

ジガルデ・コア「貴様には百年早いわ。ワタシの勘が当たっているのならな」

デオキシス「えー。いいじゃん。僕とジガルデ・コアもらぶらぶな仲じゃん」

ジガルデ・コア「そんなわけがあるか大馬鹿者」

デオキシス「けちっ!」
 ▼ 334 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:31:29 ID:mV3QGVWM [7/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ジガルデ・コア「……そんなことより。そろそろ」

デオキシス「え、あ、うん。そうだね」

デオキシス「じゃあ――いくよ」バチッ

ジガルデ・コア「いいだろう」バチッ

デオキシス「大いなる力で」バチ…バチ…

ジガルデ・コア「世界を創る」バチ…バチ…

デオキシス「世界のことわりを」バチッバチッ!

ジガルデ・コア「輪廻を――壊す!」バチッバチッ!

デオキシス「もう一度。美しい世界を。人間とモンスターの美しい世界を!」

バチ…バチ…ゴゴゴゴゴ…
 ▼ 335 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:33:21 ID:mV3QGVWM [8/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 
カオリ「――――うぅ……あっ……」

カオリ「きれい……虹色の、空…………」
 
 ▼ 336 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:33:59 ID:mV3QGVWM [9/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

皆 ありがとう

きっと 心は つながったまま

――

――――

――――――――

――――――――――――――――
 ▼ 337 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:34:50 ID:mV3QGVWM [10/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜エンジュシティ。ポケモンセンター〜

アリス「ああん、悔しい!」

アリス「またプクリンにやられたわ! どうしてともだちのわを突破できないの! 悔しい悔しい〜!」キーッ

カオリ「ふふーん。このカードには私達の想いが詰まってるんだから。そう簡単には負けないしー」

アリス「うう……一気にベンチにたねポケモンを置くふいうち作戦は卑怯よ。ダメージが全く読めない……」

カオリ「作戦は作戦だもんねー。そんなに悔しいならもう一戦やる?」

アリス「望むところ!」バッ

「おーい、二人ともー」
 ▼ 338 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:35:32 ID:mV3QGVWM [11/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
アリス「! あの声は……」

エミ「ロビーに早く! ポケウッドの映画はじまるよ!」タタッ

カオリ「はいはい。そんなわけでアリスさん、勝負は持ち越しってことでー」

アリス「勝ち逃げなんてずるいわ……これだから最近の子供は……」ブツブツ

エミ「アリスさんも早く早く。皆で見れば面白さ倍増ですよ。ねっ」

アリス「……仕方ない。エミちゃんに免じて今日は諦めるわ」ハァ

カオリ「」ブイ
 ▼ 339 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:36:59 ID:mV3QGVWM [12/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
――――――――――――――――

オダギリ『何故だ。何故人間を襲う、ミツル!』

オダギリ『人間が何をしたと言うんだ! 元の優しい君に戻ってくれ!』

ダストダス『ドゥッドゥー!』

エミ「きゃーっ、オダギリジョーかっこいい!」バシバシ

カオリ「わかったから叩くな叩くな」

アリス「この歳にしてこのセンス……エミちゃんは将来大物ね。間違いないわ」

ミツル『ふん。ポケモントレーナーなどエゴの塊。人間がポケモンを使おうなど愚かでしかない』

ミツル『こんなのに打ち興じている人間を、心の底から侮辱するよ。もちろん君のこともね』

ギャラドス『グオォォ!』

エミ「出た出た。こいつ嫌い。評論家気取りで何様って感じ」ブーブー

アリス「まあまあ、そういう役なんだから」ドウドウ

カオリ「ヤクでもミツルみたいにはなりたくないよねー」
 ▼ 340 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:38:01 ID:mV3QGVWM [13/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オダギリ『そんな馬鹿を言うな。俺は人間とポケモンの絆を信じる!』

ミツル『人間とポケモンに絆など、あるものか!』

オダギリ『あるさ! 今に証明してやる』チャッ

エミ「あ――くるかなくるかな!?」ワクワク

オダギリ『頼む、デオキシス!』ポンッ

デオキシス『――キュウゥーン』

エミ「出たああぁぁぁ!」バシバシ

アリス「え、何事?」

カオリ「この子、デオキシスにぞっこんなんですよー。あと叩くなっての」グイッ

エミ「デオキシスかわいいい捕まえたいいい」

アリス「デオキシスか……文献に伝わる伝説のポケモンね。宇宙のエネルギーから誕生したとか」

アリス「本当に実在するのかしら」
 ▼ 341 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:39:02 ID:mV3QGVWM [14/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
エミ「いるもん! 絶対見つけて捕まえるもん!」

アリス「ポケウッドのはCGの演出だけど、実際は目撃例もほとんどない伝説のポケモンよね?」

エミ「うっ……」

アリス「何かアテはあるの?」

エミ「そ、それは……」

アリス「……やっぱり伝説は伝説のままの方が良さそうね」

エミ「そ、そんなこともん! 信じていればいつか会えるもん!」

アリス「そうね、すごいすごい」

エミ「流されたっ!? カオリちゃん何か言ってよぉ!」

アリス「そんなこと言われても、ねえカオリちゃん?」

カオリ「いますよ」
 ▼ 342 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:40:09 ID:mV3QGVWM [15/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
アリス「……え?」

カオリ「デオキシスはいます。エミちゃんの言うとおり」

カオリ「信じていれば必ずまた会える」

エミ「…………へ?」

アリス「会える……また?」

カオリ「――あれっ? どうしたんだろ私。何か口を衝いて出ちゃった。見たことも会ったこともないポケモンなのに」ポロッ

カオリ「やだっ。どうしちゃったのよ。自分で自分が変かもー」ポロポロ

エミ「カオリちゃん……」

アリス「…………」

アリス「――そうね!」
 ▼ 343 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:40:55 ID:mV3QGVWM [16/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
エミ「ふえ?」

アリス「デオキシスはきっといるわ。夢のないことを言ってごめんなさい」

アリス「信じていれば必ず会える。信じる心があればきっとポケモンも応えてくれる。私達三人で探しましょう!」

カオリ「…………」

カオリ「……うん。三人で探す。絶対見つける!」

エミ「よーし、そうと決まれば早速レッツゴー! 出ておいでギャロップ!」タタッ

ギャロップ「――ヒイィィィン!」

カオリ「あっ、こら。自分のペースで走り出すなー!」

アリス「カオリちゃんお先に!」タタッ

カオリ「アリスさんまで! 待ってってば――あ」

カオリ(デオキシス……)
 ▼ 344 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:41:45 ID:mV3QGVWM [17/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミツル『ギャラドス、はかいこうせん!』

ギャラドス『オオオォォ!』バシュッ!

オダギリ『まもるだ、デオキシス!』

デオキシス『連続で出すと失敗しやすいから、ほどほどにね?』キィィィィン

カオリ(待っててね、デオキシス。皆で絶対に会いにいくよ)

カオリ(気になるアイツを捕まえたいから……なーんてね)

エミ「カオリちゃんどうしたのー?」

アリス「アオギリさんも協力してくれるって。早く行きましょう!」

カオリ「はーい!」タタッ

カオリ「よーし……皆でデオキシスを捕まえるぞー!」

「「「おーーー!」」」
 ▼ 345 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:43:30 ID:mV3QGVWM [18/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
――――――――――――――――

ギャラドス『』ドシーン

ミツル『くそっ……何故だ。何故勝てない。私の力が劣っているとでも言うのか!』

オダギリ『俺とお前の間に力の差なんてないさ』

ミツル『だったら何故!』

デオキシス『それは、きっと信じる心』

ミツル『なに……?』

デオキシス『僕はね、信じてるんだ。人間とモンスターの絆の力を』

デオキシス『だって、僕達はこうして出会うことができた。その運命の力は、通わせた気持ちは、色褪せない心となって残るんだ』

デオキシス『きっと。いつまでも』

――――――――――――――――


〜おわり〜
 ▼ 346 1◆A.44v4EEFA 16/10/06 23:44:07 ID:mV3QGVWM [19/19] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
 ▼ 347 トーボー@みずのいし 16/10/07 00:26:27 ID:/V96ESoc NGネーム登録 NGID登録 m 報告
おつ
 ▼ 348 ノン◆X0q78mh/0k 16/10/09 13:53:48 ID:mJVmyPdY NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
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