デオキシス「え…俺が今度からレート解禁？」

デオキシス「まさか俺がレートに解禁されるなんてな」

デオキシス(今までGSルールやレートでハブられていたからレートに参加できるのは嬉しいのは嬉しい)

デオキシス(しかし複雑な所もある。それは…)

ダークライ「あ！デオキシスさんじゃないっすか！」

デオキシス「お、おう。ダークライ。お前も元気そうだな」

ダークライ「そういやデオキシスさん。レート解禁されたみたいっすねWW」

デオキシス「あ、ああそうだが」

ダークライ「いや、この前orasで普通に捕まえられるようになって次はレート解禁ってデオキシスさんどんどん幻の地位から堕ちてるっすねWWW」

デオキシス「お前…口の利き方考えろよ…」

ダークライ「昔のあんたは劇場版の前売り券等でしか手に入れられないというプレミア感があったしかし今はエピソードデルタのおまけで手に入るくらいの存在に成り下がった」

デオキシス「ぐっ…」

ダークライ「もうあんたはたいした存在じゃない、じゃあまた会いましょう。デオキシスさん」ニヤッ

デオキシス(そう、たしかに俺はレートに解禁された。しかし、それは逆に言えば俺は幻どころか禁伝以下の存在に堕ちたから解禁されたものでもあったのだ)

デオキシス(しかし、ダークライ、俺は勝ち取ってみせるぞ。このレート環境でのトップメタの地位を。そして、お前ら禁伝、幻共を見返してやる)

そして、数日後、ついにデオキシス解禁の日が来た…

デオキシス「流石に初日とあってオファーは多いな」

デオキシス「レート序盤は『デオキシス解禁されたから使ってみよう』という好奇心のある奴含め使うやつは多いだろう」

デオキシス「あまのじゃくジャローダが解禁された時と同じ様にな」

デオキシス「だからこそここがアピールの時だ。よし、頑張るぞ」

デオキシス「おっと早速仕事に向かうか」

今日の仕事終了後…

デオキシス「やはり、俺のサイコブーストからのしんそくは持ち味だな」

デオキシス「それでほぼ全試合一体目は倒せた」

デオキシス「しかし、やはり一番の脅威はメガガルーラだなアタックフォルムならねこだまし1発でやられる」

デオキシス「でもあいつを除けばそこまで対したことはないかな」

しかし、数週間後...

デオキシス「あれ…オファーが明らかに減ってきたな…」

デオキシス「原因は一体？」

デオキシス「pglを見てみよう」

デオキシス「そうか。ステロ持ちポケモンや先制技持ちが増えているのか…さらに、俺を先制で麻痺にできるボルトも増えている」

デオキシス「則ち刺さってない。今の環境に俺は…」

デオキシス「いや、まだ手はある」

さらに、数週間後...

デオキシス「よし、なんとかオファーを増やせた…」

デオキシス「スピードフォルムによる壁張り…それを売りにしてみたのが良かった…」

デオキシス「クレッフィのいたずらごころによる壁張りには劣るが、攻撃面はこちらの方が優秀だ」

デオキシス「これでこのレート環境でも食っていける…」

ダークライ「よお、デオキシスさん」

デオキシス「なんの用だ」

ダークライ「いや、結構頑張ってるみたいじゃないっすか、壁張りWWW勝手の幻が今は壁張りして倒されるのみWWW堕ちたものですねWW」

デオキシス「ガブリアス等のトップメタと呼ばれるポケモン達だってステロ撒きになる事はある。壁張り等の起点作りも重要な役割だ」

ダークライ「でも、デオキシスさんは最近アタックフォルムとしては呼ばれなくなった。ほとんど壁張りばかりじゃないっすか。そんな言い分はまるで、今はステロ撒き要因ばかりになったゴウカザルの様。壁張りで満足してるんじゃなっすか」

デオキシス(たしかに最近壁張りの仕事で満足している感がある、当初の俺の目標はこいつらを見返すこと…壁張りだけで見返したといえるのか…？)

ダークライ「じゃあ俺は帰りますよ。デオキシスさん頑張って下さいねW」

デオキシス(俺は…もっと高みへ…)

そんなある日…

デオキシス「今日もオファーが来たか…」

デオキシス(今日も壁張りか?)

男「よく来てくれたね。僕の名前はゆうた。君を使った新しいパーティを考えたから来てもらったよ」

デオキシス「ありがたいです。それで俺は壁張りですか…？」

ゆうた「違うよ。君はこのパーティのエースになってもらう。」

デオキシス「エース…？」

支援

ゆうた「そうだ、君のポテンシャルに賭けたいんだ。」

デオキシス「壁張りの方が良くないですか？」

ゆうた「いいや、違う。君の本来の魅力は低耐久でありながらその素晴らしい攻撃力にある。だから、あくまでエースとして扱う。幸い今はアタックフォルムはかなり減って対策が甘くなってきている。」

デオキシス「でも、技構成はどうするんですか？」

ゆうた「サイコブーストとれいとうビームに馬鹿力、そして身がわりにする」

デオキシス「えっ？しんそく切るんですか？」

ゆうた「ああ。何故なら君には今回ラムのみを持ってもらうからだ。これで電磁波を当てに来たボルトや守るで加速を発動させるバシャーモを身がわりで返りうちにしようかと思ってね。」

ゆうた「しんそく切りは悩んだよ。でも、デオキシスがしんそくを使うパターンは相手先手→デオキシス耐える→デオキシス攻撃→デオキシスしんそくのパターンばかりだ。なら、スカーフ等で先制技を撃ってくるポケモンやメガガルーラは他のポケモンに任せてみて、君には君らしい役割をしてもらうことにしたんだ」

デオキシス「そんな理由が…」

ゆうた「構築とは一体で全てを作るわけじゃない引き立てられ引き立てるのはエースの君だ。」

デオキシス(壁張りもここでの役割もやはり重要なのは自分一人だけじゃないんだな...)

ゆうた「レート2500目指して頑張ろう」

デオキシス「はい」

支援

そして、シーズン終盤…

ダークライ「暇だな。ぽけりんでも見るか…」

【すげえぞ】デオキシス軸でレート2100到達の猛者現る あいつは出来るDNA

ダークライ「デオキシスさん。あの人もなんだかんだで頑張ってんな。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

デオキシス「ゆうたさん、なんか俺希望が見えた気がします。ありがとうございます」

ゆうた「礼を言いたいのはこちらの方だよ」

デオキシス「もうすぐ新環境ですがまた俺が必要な時に呼んで下さいね、いつでも駆けつけますよ」

ゆうた「分かった、また新環境で！」

デオキシス「ではまた！」

デオキシス(ここで俺の新たな可能性が見えた。一週間後に迫ったサンムーンの新環境でも闘ってみせる！)

完

エピローグ

デオキシス「今日から新環境かー頑張らないとな。ん、あれは？」

メタグロス「こんにちは。デオキシスさん。この前はデオキシス軸パーティ2100達成おめでとうございます。俺もメガシンカどんどん利用してもらって高レートパーティの一員目指しますね」

デオキシス「おう、お互い頑張ろう」

メタグロス「今日から新環境ですね。」

デオキシス「そうだな。」

メタグロス「それで一試合観戦に行きませんか？」

デオキシス「いいよ」

こうして観戦に行ったデオキシスとメタグロス。

デオキシス「ラティオスが出てるな…ってええっ！？」

メタグロス「あれは…サイコブースト…？」

そこで目にした光景はラティオスが放つサイコブーストだった。

本当に完

今回僕が考えたSSはどうだったでしょうか？
前回書いたSSはぽかんむのキャラだったので
今回はぽかんうキャラにしてみました

なかなか面白かった

乙！

正直かなり良かったよ　まじ乙

唐突のゆうたで驚いたが、なかなか面白かった

おい最後やめてくれよ…

デオキシス育ててる俺にタイムリーなスレ

面白かった。乙

デオキシス厳選しようかな

テンポ良かった乙

乙