【SS】この素晴らしきポケモン達に祝福を!:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】この素晴らしきポケモン達に祝福を!:ポケモンBBS

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【SS】この素晴らしきポケモン達に祝福を!

 ▼ 1 z0cmzl8cbQ 16/08/21 17:43:16 ID:g7G9wcgo [1/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ようこそ佐藤和真さん、死後の世界へ。 あなたはつい先程、死にました」

気づいたら際限のない闇が渦巻くこの空間に浮かぶ、白い床の上に俺はいた。

声のした方に向くとそこには小さな事務机と大きな椅子、そしてその椅子にはこの世のモノとは思えない絶世の美女が座っていた。

「私は女神アクア……。 迷える死者の案内人」

そんな美女がやけに威厳溢れる声で自己紹介をしてきた。

……死者の案内人。 そうか、俺は死んだのか。

「ここに来た者はみっつの選択肢が与えられます」
 ▼ 4 z0cmzl8cbQ 16/08/21 17:47:12 ID:g7G9wcgo [2/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
ソノスレヲタテタヒトデハナイヨー



ふむふむ……。

なんかやけにこいつの話が長いので要約すると……。

ひとつめ、記憶なくして生まれ変わる選択肢。

ふたつめ、天国で無気力に時の流れに乗るか。

そしてみっつめ、どうやらゲームのような世界もあるらしい。

モンスターがいて、それを従えてその世界でトップになればいいみたいだ。

更にチート級の能力やアイテムをひとつ持っていけるらしい。

「どうかしら?どうせ送るなら若くして死んだ、性に未練タラタラな男性なんかをそのまま送ってあげようっていうことなのよ。

あっちの世界も結構死人とか出るみたいで困ってるみたいだからwin-winでしょ?」


なるほど、確かに悪くない話に思える。

というよりもテンション上がってくる。
 ▼ 5 マルルガ@みどりのプレート 16/08/21 17:53:53 ID:0bBCcfGM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
絶世の美女?

まぁ、アニメじゃみんなで酒飲んでたしなあ
 ▼ 6 ルー@きせきのタネ 16/08/21 17:57:38 ID:PItZanHo NGネーム登録 NGID登録 報告
めぐみんはシャンデラ使う(確信)
 ▼ 7 z0cmzl8cbQ 16/08/21 18:07:54 ID:g7G9wcgo [3/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「えっと、聞きたいんですけど……言語とかってどうなるんです?世界が違うし言葉も違ってくるんじゃないかなーって」

「その辺は問題無いわ。 私たちがパーッとやってあなた達がパーッになってそこら辺の辻褄合わないところは合うようになっちゃうから」

「おい今なんて言った。 パーがなんだって?」

「言ってない」

「おい」

……しかしパーは置いといて、これは魅力的な提案だ。 運だけは昔から自信があるからな。

と、悩んでいた俺の目の前に彼女が数枚の紙をばらまいた。

「選びなさい。 ひとつだけ何者にも負けない力を授けてあげるわ。」

俺は幾つもある紙を拾い、ひとつづつ目を通す。

『メガ進化し放題』『モンスターとの意思疎通』『手からマスターボール』『マサラ人として転生』等々……。

様々な能力が記されていた。

なるほど、この中から選べとなると確かに目移りする。

というか、なんだこのマサラ人って。
 ▼ 8 ロベルト@ボーマンダナイト 16/08/21 18:09:01 ID:6tK1nxFE NGネーム登録 NGID登録 報告
スイクンはアクア様だな(確信)
 ▼ 9 z0cmzl8cbQ 16/08/21 18:19:36 ID:g7G9wcgo [4/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ねー早くしてー? どうせあんたなんか何選んだって一緒よ。 どうせすぐ死ぬんだから適当に選んでサクっと逝っちゃいなさいよ」

「すっ……すぐ死ぬ……!? なにいってんだよっ……! こっ、この選択が生死を分つんじゃないかっ……!」

急に態度が冷たくなったので同様してしまった。 過去の記憶がフラッシュバックしたからじゃぁないよ?

「ふーん、そんなの私からしただどうでもいいのよー。 全く、あとが閊えてるんだから」

そう、もう既にこちらに興味はないかの様な反応で……。

……こいつ、初対面のくせに礼儀のなってない態度だし。 調子に乗りやがって。

早く決めろってか? じゃあ決めてやるよ。

異世界に持っていける"モノ"だろ?

「……じゃあ、あんた」

俺はアクアを指差した。
 ▼ 10 ルキー@あかいウロコ 16/08/21 18:32:35 ID:yIN9jU/I NGネーム登録 NGID登録 報告
めぐみんは大爆発しか使わない(確信)
 ▼ 11 z0cmzl8cbQ 16/08/21 18:34:59 ID:g7G9wcgo [5/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ん。それじゃ、この魔法陣から出ないように……」

そこまで言って、アクアの動きが止まった。

「……今、なんて?」

と、その時だった。

「承りました。では、今後のアクア様のお仕事はこのわたくしが引き継ぎますので」

「突然何もない空間から足が生えた!?」

驚きのあまり声を上げてしまった。

「えっ、ちょっ輪っかに羽が引っかかって通れな……ちょっとフーパ! もうちょっと輪っか大きく……えっ、できない!?」

しばらくもがいてた足も諦めたのか

「もういいわ……フーパ、お願い」

その声とともに、アクアと俺の足元の床が消えた。

「えっ、ちょっマ……女神を堕とすなんてありえないでしょうがああああああぁぁぁぁ……!!?!」

女神の叫び声を聞きながら俺は異世界へと落ちていくのだった……。
 ▼ 12 z0cmzl8cbQ 16/08/21 18:48:56 ID:g7G9wcgo [6/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「いててて……」

尻もちをついたケツを擦りながら立ち上がる。

あたりを見渡すと、どこかヨーロッパを彷彿とさせる洋風の建物が並んでいた。

「……ファンタジー? 異世界……か?」

「……」

俺が聞いてもこの案内人女神は黙ったままだ。

「あ……ああ……ああああ…………」

俺はキョロキョロと街中を見渡して行き交う人々を観察した。

「お……おおぉ……なんだアレ! 見たことない生き物がいるじゃん!」

「ああああ…………ああああああああ………………あああああああああああああああ!」

「うるさい!」

俺は隣で頭を抱えて奇声を上げているバカに見かねて声を上げた。
 ▼ 13 z0cmzl8cbQ 16/08/21 18:55:10 ID:g7G9wcgo [7/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「もう一度言う、うるさいぞ。 俺まで頭のおかしいやつだと思われたらどうすんだ。

それより、こういった時には渡すものとかあるだろ?チュートリアルだとかさ、ほらほら、初期装備とかさ」

「ああああああああああああああああああーーっ!!!」

叫ぶと同時にバカが泣きながら俺に掴みかかってきた。

「うおっ!? な、何だよいきなり! 悪かったよ嫌なら帰れって! あとは自分でなんとかするから」

涙目で俺の首を閉めようとするバカの手を振り払って、シッシと手を払う。

するとバカは手を戦慄かせた。

「あんた何いってんの!? 帰れないから困ってるんですけど! ねぇ、私これからどうすればいいの!?」

アクアは泣きながら取り乱し、頭を抱え"じたばた"をした。

「っちょ、痛った! 何すんだよ!」

腰まで届く長い髪を振り乱し、暴れるバカが一人。

なんか軽いダメージが飛んできた。なんだこれは。 地味に痛い。
 ▼ 14 z0cmzl8cbQ 16/08/21 19:09:17 ID:g7G9wcgo [8/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「おい女神落ち着け。 こうやってただこの場に留まっていても何も始まらん。 まずは動く、これがロールプレイングの鉄則だろ」

「なっ……! どうみてもゲームオタクっぽい見た目なのに頭の回転は早いのね……

あ、そうそうカズマ、私の名前はアクアよ。 女神様って呼んでくれてもいいけれど、できればアクアって呼んで」

「なんで?」

「ふっふーん、実は私このカロスって名前の世界で崇められてる伝説の神様の一人なの」

アクアはそう言って、特別大きくもない胸を強調するように手を当て"いばる"を使った。

さて、妄言吐いてるバカは放っておくとして、この状況を打開できるイベントはないものか……と思っていた矢先。

「こんなところにいたのか、お隣さん」

そういって初対面のはずなのに声をかけてきた女性が一人。
 ▼ 15 ディアン@ミュウツナイトY 16/08/21 19:17:43 ID:A4mPMOyQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 16 z0cmzl8cbQ 16/08/21 19:22:12 ID:g7G9wcgo [9/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
……誰だろう、そう思いつつも聞くのは失礼だ。

まぁ俺も流石にそこまでバカじゃない。 話を合わせておこう。

「今日はプラターヌ博士にポケモンをもらって旅立つ日だろう?」

……ほう、なんだかんだでチュートリアルはしっかりしているみたいだ。

しかしなんだこの金髪巨乳美少女は……。 是非とも揉んでみたくなる胸だが……。

「……ッ」

しかし彼女もそんな下心見え見えの視線を感じ取ったのか、顔を赤らめ身を捩る。

「しかしまぁ、その"ぽけもん"とやらはどこにあるんだ?」

「もうすぐめぐみんが帰ってくると思うのだが……」

なるほど、もう一人めぐみんとやらがいてそいつが届けてくれるんだな。なんて優しいシステムなんだ……ッ!
 ▼ 17 z0cmzl8cbQ 16/08/21 19:27:32 ID:g7G9wcgo [10/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ジー……」

ふと、アクアのほうを見るとそのアクアは金髪の子に熱い視線をやっていた。

「ペッ」

「「!?」」

「ちょ、アクア! なに急にツバなんて吐き掛けてるんだよ!」

「だって!! だってこいつ唯一神のブローチつけてんだもん!!」

「唯一神だあ?」

「そっ、この世界で一番信仰されてる三女神のアダ名みたいなものよ。 私の後輩にあたるんだけど」

「後輩ねぇ……」

「そ、その……君の……ポケモン……? は、随分と躾がなってないみたいだが……///」

おい、金髪さんそれはお顔を赤らめながら言うものではないのだが。 というか、ポケモン?

「こいつ、ポケモンなのか?」

「ん、図鑑がないとわからないが多分ポケモンだと思う……」

そうなのか……。

「ちょっと! 人のことポケモンって言わないでよ!」

アクアの言ってることは無視しよう。
 ▼ 18 z0cmzl8cbQ 16/08/21 19:49:23 ID:g7G9wcgo [11/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「おーい! みなさーん! おまたせしましたー!」

声がした方向を見ると、やけにでかい魔女帽、黒を基調としたローブに身を包んだ少女がこちらに走ってくるのが見えた。

あれがめぐみんか。

「ふぅ……やっぱり、ミアレシティは遠いですね……ダクネスとカズマ、お待たせしました」

「おう、かなーり待ったな」

「おい、カズマ……」

「うそうそ、ベストタイミングだったぜめぐみん!」

めぐみんのおかげで金髪の子がダクネスと分かっただけでも僥倖だ。

めぐみんというのも多分アダ名なのだろう。 赤い瞳がアクセントになって童顔が映える子だ。 なかなかかわいい。
 ▼ 19 z0cmzl8cbQ 16/08/21 20:19:21 ID:g7G9wcgo [12/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「さ、カズマからポケモンを選んじゃってください!」

「ん、俺からでいいのか?」

「はい、ボールから出しますね。 出てきてください! ケロマツ、フォッコ、ハリマロン!」

とは言え、なにも知識がない状態で選ぶのもなんだが。

出てきた順に見た目を観察する。 モコモコの綿みたいなのがついた蛙、火を吹く狐、頭に棘がついた鼠といったところか。

「……なぁ、めぐみん」

「はい、めぐみんです」

「図鑑とかないの?」

「ありますよ」

「貸して」

「どうぞ」

……すんなり借りれた。
 ▼ 21 z0cmzl8cbQ 16/08/21 20:51:25 ID:g7G9wcgo [13/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
まずはケロマツに図鑑をかざしてみる。

「ケロ……」

――ケロマツ、泡蛙ポケモン。 胸と背中から泡を出す。弾力のある泡で攻撃を受け止めてダメージを減らす。

次はフォッコ

「フォコォ♪」

――フォッコ、狐ポケモン。 小枝を食べると元気になって摂氏200度を超える熱気を大きな耳から噴き出す。

「よし決めたフォッコにしよう」

「リマッ!?」

ガーンといった効果音が聞こえそうなくらいにがっかりしているハリマロンを尻目にフォッコに手を差し伸べた。

「フォッキュ♪」

「よろしくな〜フォッコ〜」

まるで妹を抱っこするように顔が思わずほころんでしまう。 可愛いではないか……。
 ▼ 22 ブラーバ@ダークストーン 16/08/21 20:54:41 ID:DlqQESXg NGネーム登録 NGID登録 m 報告
アクアはあれでも水のメガミデアルカラ必然的にケロマツを選ぶ、つまりハリマロンは余ry…
 ▼ 23 ージュラ@じめんのジュエル 16/08/21 21:06:06 ID:g7G9wcgo [14/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
「では私はハリマロンを」

とハリマロンと握手するめぐみん。

「では、私はケロマツだな」

ダクネスもケロマツと握手をしていた。

「ポケモンのこと色々知りたければ図鑑使うといいわよ。 特性とか技とか色々乗ってるわ」

「へーなるほど……ってなんでお前知ってんだよ」

「い、いやー……その……たまに遊びに来てたし……」

「……フォッコ、ひっかく」

「ぎゃー!! 黙ってたのは謝るからゆるしてー!!」

フォッコのひっかくを避けながら何度も土下座するアクアを眺めていたらふと思いつく。

そう、駄女神の分類だ。
 ▼ 24 z0cmzl8cbQ 16/08/21 21:07:57 ID:g7G9wcgo [15/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
そう断って、俺はアクアに図鑑をかざした。

――アクア、宴会ポケモン。 分類『スイクン』

相対Lv.50

タイプ『みず』

――宴会芸を極めし者とも呼ばれる。 更に何をやらせても人並み以上というスペックを持つ。
しかし、頭を使わせたら彼女の下に属するものはいないと有名だ。

特性『宴会の神様』

どこからかアイテムを拾ってくることがある。 そして宴会芸で消す。
戦闘中、誰が命令しようと言うことを聞かない。

覚えている技
メガトンパンチ 癒やしの波動
ハイドロポンプ マジカルシャイン etc...


「……ゴミだな」

「誰がゴミよー!?」
 ▼ 25 z0cmzl8cbQ 16/08/21 21:08:43 ID:g7G9wcgo [16/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
さて、お次はフォッコを……。

フォッコ 相対Lv.5

タイプ『ほのお』

特性『マジシャン』

攻撃した相手の持ち物を奪う。
自分が何か持ち物を持っている場合は発動しない。

覚えている技
引っ掻く 尻尾を振る
火の粉 サイケ光線

「ほぉー……便利そうな特性だなぁ」
 ▼ 26 z0cmzl8cbQ 16/08/21 21:09:54 ID:g7G9wcgo [17/17] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日はここまで
 ▼ 27 プリン@ちかのカギ 16/08/22 13:49:06 ID:gOFfAR2. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 28 z0cmzl8cbQ 16/08/24 00:57:25 ID:zlfWMPH2 [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
「あら、そのフォッコ夢特性じゃない」

「ゆめとくs……?なんだそれ」

「普通のポケモンとは違う特性を持ってるってことね」

「へぇーすごいなーフォッコはー」

フォッコの頭をなでてやる。 あぁ……笑顔で鳴く姿も愛くるしい。

「ほら見てフォッコ、花鳥風月〜!」

「ファッ!?」

フォッコを愛でているといきなりアクアが水を出してきた。

フォッコがビックリしてか堪らず俺に顔を埋めてくる。

「オイゴラァ! アクアテメェ!! フォッコたんがビックリしてんだろうがァ!!」
 ▼ 29 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:07:19 ID:zlfWMPH2 [2/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「なんで怒鳴るのよぉ〜〜! あだじもフォッコちゃんと仲良くなりたいのよぉ!!」

「あっち言ってろ!シッシッ」

「わかったわよ水は出さないわよ! それでいいでしょ?」

水を出さないならただの無害なバカだし、それならよしとしよう。

「カズマ、カズマ」

しばらくフォッコたんを愛でていたらめぐみんが声をかけてきた。

「はいはいカズマだよ」

「せっかくポケモンもらったわけですし、もしよろしければポケモンバトルをしませんか?1対1で」

ポケモン……バトル……!?

俺は衝撃を受けた。 なぜこんな子を戦わせなければ……。

いや、可愛い子には戦をさせよということわざがこの世界にはあるのかもしれない……。
 ▼ 30 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:20:46 ID:zlfWMPH2 [3/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ものは試しという。

「バトル初めてなんだよな〜俺、うまく戦わせられるかわからないけどやるか〜」

「そうですね、お互い初心者同士……すぐ始めるのはなんですから少し経ってからやりましょうか」

――――――――
――――
――


とりあえずバトル前にアクアに一通りのことを教わり、これで準備オッケーだ。

「フォッコたんの初陣……がんばるぞーい!」

「フォッコー!」


「では……私が審判をするとしようか」

おい、今までケロマツと筋トレだけしてて会話に加わろうともしなかったダクネスがなんか急に空気を読んだんだが。
 ▼ 31 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:21:36 ID:zlfWMPH2 [4/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「お互いの使用ポケモンは1体のみ。 では、カズマ対めぐみんのバトルを開始します!」

ダクネスの掛け声と同時に互いのポケモンを出しあう。

「いけ、フォッコ!」

「いってくださいネギトロ!」

……ネギトロってお前。

…………お前。

「先手必勝、ひのこだ!」

フォッコの口から放たれた火の粉がハリマロンへと飛んで行く。

「ジャンプしてください!」

それを飛んで躱すハリマロン。

「今だ! サイケこうせん!」

相手は空中、身動きも取れない。 狙うなら今だ。

「ネギトロ、つるのムチを使い方向を変えてください!」

ハリマロンから伸びた蔓が地面へと刺さり、そこを支点としハリマロンの移動方向が変わる。

サイケこうせんが外れた。
 ▼ 32 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:22:21 ID:zlfWMPH2 [5/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「そのまま体当たりです!」

大きく弧を描くように移動し着地したハリマロンが、その勢いでフォッコに体をぶつける。

フォッコはふっ飛ばされたものの、まだ大丈夫そうだ。

「もう一度ひのこだ!」

「ジャンプして躱して!」

先ほどと同じようにひのこをジャンプして躱される。

「フォッコ、ハリマロンの下に走れ!」

フォッコを走らす。

俺はこの世界に来て1日も経ってない素人だ。

だがただ技を打ってるだけじゃダメだと気づいたわけだ。
 ▼ 33 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:23:03 ID:zlfWMPH2 [6/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「よし、上に向かってひの……」

「今です!」

命令しようと声を上げた瞬間、ハリマロンの蔓がフォッコを捉え、引き合った。

ハリマロンが空中にいるのだから当然……

――ゴチンッ

鈍い音がしてフォッコが目を回し、倒れた。

「……フォッコ戦闘不能! めぐみんの勝ち!」

「負けちまったかー!」

緊張が解けた弾みか、思わず座り込んでしまった。
 ▼ 34 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:23:35 ID:zlfWMPH2 [7/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告

「ありがとうございます、ネギトロ」

めぐみんがハリマロンをボールに戻しこちらに向かってくる。

「カズマもなかなかでしたよ」

「……褒めてんのか? それ」

「ええ」

めぐみんがにっこりと答え、手を差し伸べてきた。

手を取ろうとこちらも伸ばす。
 ▼ 35 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:24:09 ID:zlfWMPH2 [8/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
「賞金ください」

「は?」

「ですから、勝負に負けたほうが賞金をですね」

「……マジで?」

「マジです」

悪魔だ……。 悪魔がいる……。

「……ったく、しょうがねえなあああああ」
 ▼ 36 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:24:54 ID:zlfWMPH2 [9/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
―――――――――
――――
――

バトルも終わりフォッコたんを回復させるためにポケモンセンターへきていた俺たち。

預けて1分ほど経ったら変な音楽と共にジョーイさんが出てきた。

「カズマ様、預けたポケモンが元気になりましたよ」

……いくらなんでも回復早すぎね?

まぁ便利だからそれはいいとして、俺は財布の中身を見る。

財布にあった1000円をめぐみんに渡してしまったのですっからかんだ。
 ▼ 37 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:26:03 ID:zlfWMPH2 [10/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
なんかこのまま取られたままだと癪なので、なにかやり返してやろうか……。

そう思考を巡らせていたら俺はあることを思いつく。

そう、フォッコたんの特性だ。

「フォッコたんちょっとめぐみんに〜……」

フォッコたんは了承してくれたのか短く鳴いてめぐみんへと向かう。

――そして

「フォッコ、どうしたんですかー?」

「フォッコがバトルの挨拶したいんだとさ」

そう、俺はフォッコたんにしっぽをめぐみんに当ててこいと命令したのだ。
 ▼ 38 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:27:01 ID:zlfWMPH2 [11/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
特性というのは、人に当てても効果が発動するのか確かめるためだ。

――ペシッ

「あだっ」

しっぽがめぐみんの当たるときにペシっと音がした気がするが気のせいだろう……。うん、気のせいだと思いたい。

「フォコッ」

帰ってきたフォッコが何か黒いものを口にくわえて……なんだこれ?

広げてみるとそこには……。

「ん、パンツ……?」

「――ッ!?」

そう、我が両手にかかる黒い布は

「あの……その……

スースーするんで……

返してください…………。」

顔を真っ赤にして俯いているそこの少女のものだった。
 ▼ 39 z0cmzl8cbQ 16/08/24 01:27:32 ID:zlfWMPH2 [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
この駄文陳列会ですが今日はここまででーす
 ▼ 40 ンジャラ@ぼんぐりケース 16/08/24 01:29:39 ID:z55r0rcU NGネーム登録 NGID登録 報告
このすばはクズマとクリスが好きだな
 ▼ 41 トライク@ミミロップナイト 16/08/24 01:36:13 ID:z3c89vhQ NGネーム登録 NGID登録 m 報告
そうか、マジシャンで持ち物を盗ませたのか…そしてやはりおパry
 ▼ 42 ルビル@ぎんのはっぱ 16/08/24 12:49:20 ID:u4Jdqu3w NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 43 ワガノン@ギンガだんのカギ 16/08/28 21:33:24 ID:j43kgek6 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
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