パンジー「ポケモンの遺伝改良?」:ポケモンBBS(掲示板) パンジー「ポケモンの遺伝改良?」:ポケモンBBS

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パンジー「ポケモンの遺伝改良?」

 ▼ 1 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:34:38 ID:laVuaKJc [1/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
上司「あぁ。」
  「ハッサムとサーナイトの遺伝子を組み合わせた個体が、出来たそうなんだ。」

上司「この研究の責任者が、君の記事のファンらしくてな。」
  「是非とも君に、この発表の第一人者として公表してほしいと依頼がきたんだ。」
  「引き受けてくれないか?」

パンジー「もちろん!こんな大々的な仕事が出来るなんて、嬉しいです!」

上司「なら、早速取材へ行ってきてくれ。」

パンジー「はい!」

・・・・・
・・・


パンジー(・・と喜んだものの、改めて考えると・・)
    (ポケモンの遺伝改良・・かぁ。)
    (製作者はどんな意図で作ったんだろう。)

パンジー(・・その意図によっては)
    (私、うまく記事が書けないんだろうな・・)
 ▼ 9 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:41:21 ID:laVuaKJc [2/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「は・・博士!!」
    「この子、目が・・」

<・・ま・・>

パンジー「!?」

<ま・・ま・・?>

パンジー「!!?」

博士「なんと!?」
  「本当だ・・!」

<まま・・ママ・・!>

パンジー「博士・・あと、この子喋ってませんか?」

博士「・・?」

<ママー!ママー!>

パンジー「ほら今も!」

博士「・・・・」
  「私には、聞こえませんね・・。」

パンジー「え・・?」
 ▼ 10 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:42:15 ID:laVuaKJc [3/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
博士「きっと、アナタの脳のみに、直接話しかけてるんだと思います。」
  「この子はなんて、言ってるんですか?」

パンジー「ひたすら、ママって・・」

博士「ふふっ。アナタの事を母親だと思ってしまったようですね。」
  「良かったら、この子の名前、つけて頂けませんか?」

パンジー「え・・でも、生み出したアナタが、つけるものだと・・」

博士「この子の学名自体は私が付けますが」
  「この子個人の名前はぜひ、アナタがつけて下さい。」

パンジー「・・・・」
    「わかりました。」

パンジー(・・・・)
    (・・胸の中心の赤い宝石が、星の形に似ているわ・・)

ハッサムとサーナイトの配合種は、サムナイトと命名。
また、個体識別名として、「アカボシ」と名付けられた。
 ▼ 11 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:42:54 ID:laVuaKJc [4/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
種族は虫に分類され、知能数・攻撃・特攻に非常に優れた個体値を持っているが、
体が脆く、研究所から出すのは不可。
ただこの研究を基盤に、ポケモンの品種改良が活発になるだろう。

ただ開発者は、ポケモンの品種改良と世界的に大々的な研究の成功以上に、
完全体で生み出せれなかったサムナイトに、非常に申し訳ないという感情が、
上回っているようだった。

まるで、障害を持った子供を産んでしまたった、親のように。

この先、ポケモンの改良は進むであろう。
ただ、人工的に生み出さたとしても、「命があるもの」には変わりない。

ポケモンの品種改良に携わる者は、是非とも命と向き合っている事を、
肝に命じてほしいものだ。

そして、ポケモンの品種改良の第一人者が、
命と向き合っている彼で、本当に良かったと、私は考えている。

この先も、彼とサムナイトの様子を、読者に伝えていきたいと思う。


上司「たく・・何勝手に、連載ものの記事にしてるんだ。」

パンジー「てへ☆」
 ▼ 12 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:43:41 ID:laVuaKJc [5/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
上司「なにが、てへ☆だ!」
  「大体、お前の記事はいつも、個人の視点が強すぎるんだ・・」

パンジー「・・でも、記事は一切訂正しないで、公表してくれるんですね。」

上司「・・・・」
  「まぁ悔しいけど、お前らしい、いい記事だと思う。」

上司「普通、このサムナイトの異常な攻撃力と特攻の数値に、
   ポケモンの品種改良の期待が大きい事を表記する方に目がいきそうだが・・」

上司「・・うん。」
  「これから発達するであろう、ポケモンの品種改良にあたり、すごく大切な視点だな。」

上司「後は、博士の許可だな。」

・・・・・・
・・・


博士「・・・・」ジッー

上司「・・・・」ドキドキ
パンジー「・・・・」ドキドキ
 ▼ 13 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:44:10 ID:laVuaKJc [6/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
博士「・・ありがとう、パンジーさん。」
  「やはり、アナタに頼んで良かったです。」
  
博士「前々からアナタの記事は、本当にポケモンを愛している事が伝わってくると思ったんです。」
  「そんな人の視点で、今回の品種改良を伝えて欲しかった。」

博士「私の研究が、品種改良の基盤になるにあたり、その不安点等を着実に捉えた、素晴らしい記事です!」
  「是非これを、多くの人に読んで頂きたいです。」

上司「・・・・」ホッ

パンジー「ありがとうございます!!」

パンジー「あの・・この記事の連載にあたって、アナタに取材をしたいのですが、よろしいですか?」

博士「はい、喜んで。」
  「なにを、お聞きになりたいですか?」

パンジー「・・・・」
    「なんで、ポケモンの品種改良をしようと思ったのですか?」
 ▼ 14 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:44:50 ID:laVuaKJc [7/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
博士「このサムナイト、私のハッサムとサーナイトの遺伝子だと言ったじゃないですか。」
  「この手持ちの2匹は大変、仲がよく・・」
  「仲が良いを通りこして、恋人のような仲だったんです。」

博士「ただ、異種なので、お互いの子供は残せない・・」
  「そこで私が、2匹の愛を形にしようと思い、この研究に取り組んだんです。」

博士「まぁ残念ながら・・この研究が完成される前に、2匹は亡くなってしまいましたが・・」

パンジー「・・・・」

パンジー「本当に、手持ちのポケモンのこと、凄く大切にしてたんですね。」
    「この事も、記事に書かせてください!」

博士「はい、どうぞ。」

博士「後よかったら、アカボシに会ってってくれませんか?」

パンジー「是非!」
    「実はアカボシに、お土産を持ってきたんです!」

博士「ははっ!会う気満々だったんですね。」
  「アカボシが母と思ってくれた相手が、アナタで良かった!」

博士「今日に限らず、いつでも遊びに来てください。」
 ▼ 15 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:45:42 ID:laVuaKJc [8/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウィーーーーーーーン

アカボシ<・・!>
    <ママだ!わーい!>

パンジー「5日ぶりだね、アカボシ。」

アカボシ<会いにきてくれて嬉しいよ、ママ!>

パンジー「ごめんね・・私はお仕事で、結構色々な地域にとんで、頻繁には会えないけど・・」
    「なるべくコッチに来るようにするね。」

パンジー「ほらこれ!見てみて!」
    「アカボシにお土産だよ!」

アカボシ<わーー!綺麗な赤い宝石だね!>

パンジー「炎の石って言うんだよ。アカボシの胸の宝石に似てたから、持ってきちゃった。」

アカボシ<へ〜。外の世界って、こんな綺麗なものがあるんだ・・>
    <ボクも早く、外の世界に行きたいな〜!>

パンジー「・・・・」
 ▼ 16 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:46:27 ID:laVuaKJc [9/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「博士・・」

博士「どうしたんですか?」

パンジー「アカボシが、外の世界にでたいって・・」

博士「・・・・」
  「よければ、アナタの考えで、伝えてください。」
  「アカボシに外に出れない事を伝えるべきかも・・アナタの判断に任せます。」

パンジー「・・・・」

パンジー「あのね、アカボシ。」
    「アナタはすごく体が弱いから、外に出れることは、多分、ないと思う・・」

アカボシ<え・・>
    <・・・・>
    <そうなんだ・・>

パンジー「だから、私がアナタに、外の世界のものを沢山、持ってきてあげる!」

アカボシ<!>
 ▼ 17 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:47:11 ID:laVuaKJc [10/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「私、色々な所に行くから、外の珍しいものを持ってこれると思うわ。」
    「ねぇ、アカボシ。どんなモノを見たい?」

アカボシ<えっと・・えっとね>
    <キラキラだったり、ドキドキだったり、心ぐるぐるする楽しいもの!>
    <でもそれは、外の世界を知らないボクにとっては、何でも楽しいものになると思う!>

パンジー「そっか・・」

上司「本当に、話しかけてくるのは、パンジーのみなんですか?」

博士「そうですね。」
  「私には少なくとも・・」

上司「これを機に、パンジーがアカボシに、どうして話さないか、聞いてみたらいかがですか?」

博士「・・・・」

上司「パンジー、アカボシに聞いてくれないか?」

パンジー「はい。」
 ▼ 18 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:47:42 ID:laVuaKJc [11/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「ねぇ、アカボシ・・私以外の人と、話さないの?」
    「特に、一番身近にいる博士とか。」

アカボシ<うーん・・ボク、ハカセにいっぱい話しかけてるんだけど・・上手くテレパシーが送れなくて。>
    <ママくらいだよ、ボクの言葉を正確に聞き取れるのって。>

パンジー「・・・・」
    「博士。アカボシは前から、沢山あなたにテレパシーを送っていたようです。」
    「ただ、私以外はうまくテレパシーが送れないそうで・・」

博士「・・!」
  「弱い身体を生み出した私に恨みを持っているから、話しかけない・・ってわけでは、ないのですか・・?」

アカボシ<そんなこと考えた事ないよ!>
    <本当は、博士と沢山お話ししたいよ!>

アカボシ<・・ボクね、生み出してくれたことに、本当に感謝してるんだ!>
    <話は混ざれないけど、みんなのお話し聞けるだけでも、ボクは充分楽しいんだ!>

パンジー「博士、あなたの事はむしろ、凄く感謝されているそうです。」
    「本当は沢山、アナタとお喋りしたいそうですが、話しかけられるだけでも、凄く嬉しいようです。」

博士「そうか・・」
  「そうだったのか・・」ホロリ
 ▼ 19 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:48:29 ID:laVuaKJc [12/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「ねぇ、アカボシ。私がアナタの言葉を、博士に伝えられるわ。」
    「何か、伝えて欲しいこととか、ある?」

アカボシ<うーん・・>
    <あ!>

アカボシ<あのね、ボクのご飯、赤い液体はすごく美味しいからもっと沢山食べたい!>
    <でもね、青の液体は苦いから、飲みたくないの。>

パンジー「赤い液体が好物で量を増やして欲しいのと、青い液体は飲みたくないそうです。」

博士「そうか。アカボシは、赤い液体が好物だったんだな・・」
  「わかった、赤い液体の量は増やそう!」

アカボシ<やったー!>

博士「でも、青い液体には、身体を維持する大切な養分がはいってるから、それもしっかり飲むんだよ。」
  「好き嫌いは良くないぞ、アカボシ。」

アカボシ<う〜・・>
 ▼ 20 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:49:18 ID:laVuaKJc [13/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

パンジー(・・ふ〜、取材終わった・・。)
    (でも、ここは本当にいい景色ね・・綺麗な花畑。)

パンジー(アカボシのお土産に1輪つんで、しおりにしようかしら。)

<ま・・>

パンジー「・・!」

<ママ・・>

パンジー「アカボシ・・アカボシなの!?」キョロキョロ
    「近くにいるの!?」

アカボシ<うんう、研究所にいるよ。>

アカボシ<えへへ。遠くにいても、テレパシー送れるようになったぽい・・!>

パンジー「そうなんだ!じゃあこれで、いつでも会話が出来るのね!」

アカボシ<うん!>
    <でもママ・・はたから見ると、ママ独り言の大きい、怪しい人だよ?>

パンジー「・・あ////」
 ▼ 21 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:49:51 ID:laVuaKJc [14/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
アカボシ<心の声を読み取れるから、心の中で、会話しようね。>

パンジー(じゃあ、いつでも心の中で、お話しできるのね!)

アカボシ<えへへ・・実はさっきの心の声も、聞いちゃったんだ。>
    <ボクのこと、考えてくれててありがとう!>
    <お花のしおり、すごく楽しみにしているね!>

パンジー(あのね、お花の色が、白とピンク、そして黄色の花があるんだけど・・)
    (アカボシ、どの色がいい?)

アカボシ<うーんとね、えーとね・・>
    <全部!!!>

パンジー(ふふっ、わかった。)
    (全種類、持って帰るわ!)
 ▼ 22 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:50:30 ID:laVuaKJc [15/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

パンジー(・・・・)カチャカチャカチャカチャ
    (・・・・)ピタッ
    (・・ふぅ)

アカボシ<ママ!お仕事の休憩はいる!?>
    <お話しして大丈夫???>

パンジー(えぇ!お話しましょう。)

パンジー(なんかいつも、お仕事の時間や人と話してる時は、語りかけてこないわね・・)
    (気を使ってくれて、ありがとう、アカボシ!)

アカボシ<あのね、ママの書いた記事、博士が読んでくれるんだけど・・>
    <なんかすごく暖かい文で、ボク、ママの記事大好きなの!>

アカボシ<だから、お仕事頑張ってね、ママ!>

パンジー(ふふっ・・ありがとう・・)
 ▼ 23 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:51:00 ID:laVuaKJc [16/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

アカボシ<ねぇ、ママ!>
    <あのね、ちょっとだけだけど、今日博士にテレパシーが送れたの!>

パンジー(そうなの!?すごいじゃない!!)

アカボシ<ボクがなんて言ったのかは、聞き取れなかったらしいけど・・>
    <でもね、博士、泣きながら、すごく喜んでた!>

パンジー(そのうち博士とも、キチンと喋れるようになれるといいわね!)

アカボシ<うん!>
    <それでね、青い液体の飲み物は、やっぱ飲みたくないって、伝えたいの!>

パンジー(ふふっ。アカボシは本当に、青い液体が嫌いなのね。)
 ▼ 24 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:51:30 ID:laVuaKJc [17/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

パンジー(アカボシ、今話せる?)

アカボシ<うん!>
    <どうしたの?ママ?>

パンジー(今ね、大自然のすごく景色のいい所にいるから、言葉でアカボシに伝えたくて)

パンジー(黄色と赤の紅葉が一面に広がって、目の前の湖の水面に反射して、
     どこを見ても鮮やかで、とてもキレイなの!)

アカボシ<・・・・>
    <・・あれ?>

アカボシ<なんか・・ぼやけてだけど・・ちょっと見えるかも?>

パンジー「!!!」

アカボシ<ねぇ、ママ・・上向いてくれる?>

パンジー(え・・えぇ。)
    (上になんかあるの・・?)
 ▼ 25 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:52:03 ID:laVuaKJc [18/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
アカボシ<・・・・>
    <黄色と赤のコウヨウってやつも綺麗だけど・・>
    <ボク、この上の景色が一番キレイかな・・>

アカボシ<青って、ボクの苦手なお薬の色を連想されるから、あまり好きじゃないけど・・>
    <この青は・・すごく優しい青で好き。>

パンジー(これは、空って言うんだよ、アカボシ。)

アカボシ<ソラ・・>
    <空ってすごくキレイなんだね、ママ!>

パンジー(そうね・・すごくキレイ。)
 ▼ 26 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:52:40 ID:laVuaKJc [19/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

パンジー(グー・チョキ・パーで♪)

アカボシ<グー・チョキ・パーで♪>

パンジー(何つくろ〜♪)

アカボシ<何つくろ〜♪>

パンジー(人差し指、中指、薬指を曲げて・・)
    (親指と小指を軽く曲げて・・)

パンジー(イシツブテ〜♪)

アカボシ<イシツブテ〜♪>
    <って、グー・チョキ・パー関係ないよ・・ママ。>

パンジー(ふふっ・・そうね。)
 ▼ 27 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:53:22 ID:laVuaKJc [20/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

パンジー(アカボシ・・)

パンジー(アカボシ・・!)

アカボシ<・・えへへ・・ごめんね、ママ。>
    <ここんところ、あまり・・話しかけないで・・>

パンジー(ねぇ・・アナタもしや・・体調悪いの?)

アカボシ<そ・・そんなことないよ・・>

パンジー(・・・・)
    (アカボシ、今、そっち向かうね。)

アカボシ<え・・でも、ママ・・おしごとが・・>

パンジー(大丈夫。そっちに向かうね。)

アカボシ<・・そっか・・ごめんね。>
    <その・・ちょっとボク眠いから、休むね・・ママ。>

パンジー(アカボシ・・)
 ▼ 28 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:53:54 ID:laVuaKJc [21/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

パンジー(ミアレに付いたわ・・)
    (後はタクシーで移動を・・)

ピリリリリリリリリッ・・

パンジー「はい、パンジーの携帯です。」

博士「パンジーさん、私です。博士です。」

パンジー「もしかして・・アカボシの体調の事ですか・・?」

博士「・・・・」
  「・・はい。」

パンジー「結構前からですよね・・なんで、教えてくれなかったんですか?」

博士「・・アカボシが、本当に自分の様態が悪くなるまでは、パンジーさんに話さないでほしいって・・」
  「仕事に差し支えるからって・・」

パンジー「!!!」
 ▼ 29 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:54:39 ID:laVuaKJc [22/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「アカボシの様態って・・」

博士「先ほど急激に、変化が起きました・・」
  「多分、アカボシの生体能力に身体が耐えられなくて、細胞が破裂しだして・・」
  「体の節々に、穴があいてきてる状態です。」

博士「このペースだと、数時間で体が完全に、抹消します・・」

パンジー「!!!!」
    「すぐ向かいます!!!」
    「博士、アカボシに気合で体をもたせるよう、伝えといて下さい!!」

博士「・・はい」

プツン・・
ピー・・ピー・・

パンジー(アカボシ・・)
 ▼ 30 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:55:17 ID:laVuaKJc [23/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
***

博士「もう少しで、パンジーさんがくるから、頑張るんだ、アカボシ・・」

アカボシ<・・う・・ん・・>

パコン・・パコン・・パコン・・パコン・・

博士「・・・・」

ダダダダダッ

ウィーーーーーン

博士「!」

パンジー「アカボシ!!!!」

アカボシ<ま・・ま・・>

パンジー「アカボシ・・あぁ・・」ブワッ

アカボシ<えへへ・・最後に、ママ見れて・・よかった・・>
 ▼ 31 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:55:47 ID:laVuaKJc [24/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「何を言ってるの!!博士、治せますよね!!?」

博士「・・・・」

パンジー「・・・・」ボロボロボロボロ

パンジー「そんな・・」ボロボロボロボロ

アカボシ<・・・・>

パコン・・パコン・・パコン・・パコン・・

パンジー(・・・・)
    (私は、ただ、アカボシの死に際を見る以外に、何も出来ないの・・?)
    (・・・・)

アカボシ<・・・・>

パコン・・パコン・・パコン・・パコン・・

パンジー「・・!」
 ▼ 32 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:56:20 ID:laVuaKJc [25/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「博士!!アカボシを水槽から出せませんか!?」

博士「そんな事したら、アカボシが様態が悪化するだけです!!」

パンジー「アカボシ!!一緒に空を見よう!!」

アカボシ<・・!・・>

パンジー「アカボシ、空綺麗って、褒めてたじゃない!」
    「空なら、外を出たら、すぐ見れるの!!」

博士「パンジーさん!!!」

パンジー「ただゆっくり死を待つだけなら・・!」
    「それならさ、空見ようよ!!アカボシ!!!」

アカボシ<・・・・>

アカボシ<・・ねぇ、はかせ・・>
    <ボク、そらみたい・・>

博士「・・・・」
  「・・わかった」ポチッ

ヒューーーー
バシャーーーーー!!
 ▼ 33 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:57:15 ID:laVuaKJc [26/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「アカボシ・・!」

アカボシ<ママ・・>

ドシャーーーーーーン

パンジー「うぅ・・」

アカボシ<ごめんね・・ありがとう・・からだ、うけとめてくれて・・>

パコンパコン・・パコンパコン・・

アカボシ<えへへ・・ママのからだ・・あたたかい・・>

パンジー「アカボシの体も温かいよ・・」
    「だって私達、生き物なんだから・・」

パンジー「っ・・どっこいしょ・・」

博士「私も、運ぶの手伝います・・!」ガシッ

アカボシ<えへへ・・うれしいな・・>
    <だいすきなはかせと・・ママでソラ・・みれるなんて・・>

パコンパコン・・パコンパコン・・
 ▼ 34 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:57:59 ID:laVuaKJc [27/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「っ・・」ズズッ・・

博士「うっ・・」ズズズッ・・

ボトン

アカボシ<えへへ・・みぎあし、とれちゃった・・>
    <これですこし、かるくなったかな・・>
    <なーんて・・>

パコンパコン・・パコンパコン・・

パンジー「絶対、頭は落とさないでね!!」
    「空を見るんだから・・!!」

アカボシ<・・うん・・>

パコンパコン・・パコンパコン・・

ボトボト・・
 ▼ 35 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:59:03 ID:laVuaKJc [28/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガチャ

アカボシ<わぁ・・>

通行人「きゃーーーー!!何あれ!!!」

通行人「化物!!!?」

ギャーギャー

アカボシ<すごい・・じっさいにみるソラ・・>
    <すごく・・やさしいアオ・・>

パコンパコン・・パコンパコン・・

パンジー「本当に・・空、キレイだよね・・」
    「あのねアカボシ・・私、アカボシが空を好きになってなかったら・・」
    「こんな意識して、空を見る事はなかったんだよ?」

博士「・・・・」
 ▼ 36 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 20:59:41 ID:laVuaKJc [29/29] NGネーム登録 NGID登録 報告
アカボシ<・・・・>

パンジー「・・・・」

アカボシ<ねぇ・・ママ・・>

パンジー「なぁに?アカボシ・・」

アカボシ<あ>
バラバラバラバラバラバラバラバラ・・

パンジー「え・・」
    「・・あか・・」
    「ぼし・・?」

バラバラバラバラバラバラバラバラ・・

ボトン

パンジー「・・・!?」

パンジー「・・!・・?」
 ▼ 37 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:00:32 ID:U7Pq9duc [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
パンジー「・・・・」
    「あかぼし・・!!」

博士「・・アカボシ・・」
  「・・・・」グッ

パンジー「あはは・・アカボシ、バラバラ・・」
    「痛かったよね・・?」
    「よく、頑張ったわ・・」ダラダラダラダラ

パンジー(アカボシの胸の宝石・・)ヒョイ

パンジー「あたたかい・・」

博士「・・!」

博士「パンジーさん、その宝石、いいですか!?」グッ

博士「・・・・」スッ

トクントクン・・

博士「・・・・」
 ▼ 38 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:01:02 ID:U7Pq9duc [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
博士「パンジーさん・・アカボシはまだ生きています・・」

パンジー「え・・?」

博士「身体は砕け散りましたが、心臓はまだ動いています・・!」

博士「何年・・いや、何十年かかるか分からないけど、アカボシを・・次は完全体で復活させます・・!」

パンジー「!!!」

博士「っ・・すぐに水槽に保存を・・」ダッ

パンジー「・・・・」
    「アカボシ、生きてる・・」
    「生きてるんだ・・」ジワワワワワワワッ

・・・・・・
・・・
 ▼ 39 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:01:46 ID:U7Pq9duc [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
トクントクン・・


<アカは・・おいしいいろ・・>

トクントクン・・


<アオは・・にがいいろ・・>

トクントクン・・


<でも、すてきなアオがあった・・>

トクントクン・・

<そうだ・・それは、ソラだ・・>
 ▼ 40 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:02:23 ID:U7Pq9duc [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
トクントクン・・

「・・ぁ・・」

<?>
<コエが・・>

トクントクン・・

<・・あれ>
<きこえなくなっちゃった・・>


トクントクン・・

<・・・・>


トクントクン・・
 ▼ 41 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:03:02 ID:U7Pq9duc [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
トクントクン・・

<ぐー・ちょき・ぱーで・・>

<ぐー・ちょき・ぱーで・・>

トクントクン・・


<ナニをつくったんだっけ・・>


トクントクン・・

<あれ・・?つくらなかったんだっけ?>


トクントクン・・
 ▼ 42 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:04:00 ID:U7Pq9duc [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
トクントクン・・

「・・あ・・ぼ・・」

トクントクン・・

<またコエが・・>

<ダレ・・だっけ・・>

トクントクン・・


<すごく、あたたかい、そんなきがする・・>

<そのひと・・すごく・・あたたかくて・・>


トクントクン・・
 ▼ 43 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:04:51 ID:U7Pq9duc [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告




<・・思い出した・・>

パチッ




 ▼ 44 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:05:43 ID:U7Pq9duc [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
アカボシ「ま・・ま・・」

パンジー「アカボシ!?アカボシ!!!!!」

アカボシ「・・ママ・・」

パンジー「よかった・・本当に生き返って・・良かった・・」ボロボロ

アカボシ「・・ママ」
    「なんか、シワ、すごく増えたね?」

パンジー「ふふっ・・なによ、第一声がそれなの・・?」




おわり。
 ▼ 45 レブー@まがったスプーン 14/12/05 21:06:44 ID:P70dVh6E NGネーム登録 NGID登録 報告

良かったぞ
 ▼ 46 101匹ポチエナちゃん◆sm474F.Su. 14/12/05 21:07:24 ID:jKKWQ/nU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
感動した。乙!
 ▼ 47 ゙デンネ大王◆WhOG.DHv1g 14/12/05 21:08:56 ID:U7Pq9duc [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
【後書き】
リクエストのパンジーさんネタで、SSを書きました。
これにてリクエスト系は、全部消化。
普段、シトロンとユリーカのSSばかり書いているので、他のキャラで書くきっかけになりました。
リクをしてくださった方、また支援&期待、本当にありがとうございます。

>>7
メガネフライゴンさんがリクして下さった方だったのですかね。
そうだったら、リクして頂けた人に見てもらえて嬉しいです。

ご観覧ありがとうございます。

過去作↓
○ニャスパー「リサおばあちゃん、遊びに来たよ!」
http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=38450


○【ORASリクネタ消化】カガリ「ァハハ♪・・・ボクのコトバづかいを、かえろって?」
http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=37551


○【デデンネリク消化】デデンネ「ピカチュウの座を奪ってやるンネ」
http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=35167


 ▼ 48 ガネフライゴン 14/12/05 21:16:26 ID:/A/I3VGw NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>47
乙なんか知らんけどミュウツーの逆襲思い出した
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