逆襲のピカチュウ:ポケモンBBS(掲示板) 逆襲のピカチュウ:ポケモンBBS

  ▼  |  全表示49   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

逆襲のピカチュウ

 ▼ 1 クレオン@ダイブボール 16/09/25 16:48:44 ID:LUhYsW8. [1/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
これはサトシがカロスリーグで敗退し、マサラタウンに帰ってきたときから始まった話である
 ▼ 10 ッポ@こうてつプレート 16/09/25 17:14:52 ID:U6ty4f1I NGネーム登録 NGID登録 報告
>>9
今日中に完結出来るなら構わないよ
 ▼ 11 ンドラー@マッハじてんしゃ 16/09/25 17:15:54 ID:1SAtiA.A NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>10
なるほど
 ▼ 12 ルマユ@リゾチウム 16/09/25 17:17:32 ID:LUhYsW8. [2/32] NGネーム登録 NGID登録 報告




サトシ「ママ大丈夫!?」

ハナコ「サトシ.....」

サトシ「交通事故にあったって..... ケガはどうなってんの!?」

ハナコ「.....私は大丈夫よ。それよりサトシ、せっかく帰ってきたのにこんなことになってゴメンね。どうやってお迎えしようか色々考えてたんだけど....」

ハナコが無理に明るく振る舞おうとしているのは、サトシにも嫌になるほど伝わってきた
 ▼ 13 ーボ@クリティカット 16/09/25 17:22:01 ID:LUhYsW8. [3/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「い、いいよ別に。それより病院のお金とかはどうするの!?」

ハナコ「そういうことはママが片付けておくから、サトシは気にしなくていいの」

サトシ「でも.....」

ハナコ「いいから」

それからしばらくは沈黙が続いた
サトシもハナコも何も話さず、オーキドは相変わらず気まずそうであった
 ▼ 14 リープ@メトロノーム 16/09/25 17:28:17 ID:LUhYsW8. [4/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハナコ「それで、カロス地方の旅はどうだった?」

ハナコが沈黙を破ろうと、なんとか話題を出した。
リーグの結果はすでに知っていたのか、そのことには直接触れないように切り出しのを忘れなかった

サトシ「う、うん」

楽しい思い出はいくつもあったはずだが、今は全く思い浮かばない
早くこの場から逃げ出したい.....
いつの間にかそんな気持ちが頭を支配していた
 ▼ 15 パルダス@ナゾのみ 16/09/25 17:34:50 ID:LUhYsW8. [5/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハナコ「そう。それなら良かったわ」

再び沈黙が続いた
その後病院側から説明を受け、サトシは家に戻ることとなった
その間サトシはほとんど喋らなかった





ピカチュウ「ピカピ!ピカピカー!」
サトシが家のドアを開けると、ピカチュウがそれに気づき鳴き始めた。その鳴き声は帰宅を歓迎するようでもなく、またサトシを心配しているようでもなく、ただ置き去りにされたことに対する怒りの表れでしかなかった


 ▼ 16 ロマツ@ハバンのみ 16/09/25 17:40:01 ID:LUhYsW8. [6/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「ご、ごめんなピカチュウ」

ピカチュウのためにポケモンフードを用意し、とりあえず機嫌をとる
これからどうするか....
全く考えつかない

今はとにかく少しでも明るい気分になりたいと、テレビをつけることにした

司会「では今週の『気になるあのポケモン!』のコーナー、いってみましょう!」
 ▼ 17 ンチュラ@ホイップポップ 16/09/25 17:44:43 ID:LUhYsW8. [7/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
司会「今週のポケモンは.....」

司会「ピカチュウだーっ!」

司会がそう言うと画面にグラフのようなものが映された

サトシ「なんだこれ....」

司会「いやー これがかの有名なピカチュウの強さですが....」

司会「なんとも言えない数値ですねぇ〜」

サトシ「!?」

サトシ(ピカチュウの強さだって!?)
 ▼ 18 ゲハント@キズぐすり 16/09/25 17:49:21 ID:LUhYsW8. [8/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
司会「ポケモンバトル専門家のダマスさん。どうでしょうか?」

別の男が答える

ダマス「チャオ☆」

ダマス「はっきり言って全然ダメですね。まあピカチュウなんてそもそも愛玩用のポケモンですよ。それをこのようなバトル専門の番組で取り扱うこと自体がナンセンスです」

ダマス「チャオ☆」

司会「はは、言われてみればその通りですね〜」

サトシは開いた口がふさがらなかった
 ▼ 19 ゲデマル@ヒメリのみ 16/09/25 17:54:59 ID:LUhYsW8. [9/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ(オレは今までこんなポケモンにトレーナーとしての命運を託していたのか....)

サトシはピカチュウの方に視線を向ける
ポケモンフードを食べてお腹いっぱいになり、満足そうにダラダラと寝転がっているその姿からは強さや逞しさは全く感じられなかった

いつものサトシであれば、こんな気持ちにはならず
「数値がなんだ!オレとピカチュウにはそんなもの関係ない!」
などと言っていたかもしれない

だが今は違う
 ▼ 20 コザル@しんぴのしずく 16/09/25 17:56:03 ID:wjI7B4FA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
胸糞SS?
 ▼ 21 カンプー@とうめいなスズ 16/09/25 18:00:38 ID:LUhYsW8. [10/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜次の日〜

朝、ピカチュウは目を覚ました。それと同時に、懐かしいはずなのにどこか聞きなれない仲間達の掛け声が外から聞こえてきた。
窓から外を覗くと、そこには朝早くから特訓に勤しむサトシと仲間達の姿があった。

サトシ「よーしみんな!トレーニングは朝のメニューが肝心だ!しっかりついてこいよ!!」

ジュカイン「ジュカー!!」

グライオン「グラーイ!!」

サトシ「おっと、アリゲイツは進化したてだから元気が有り余ってるな!!」

アリゲイツ「ゲーイツ!!」

ピカチュウは慌てて窓を開けて外に出た。そして皆のもとへと駆け寄った。

ピカチュウ「ピカピーーー!!チャアァー!!」

寝坊し、特訓への参加が遅れたことを詫びるピカチュウ。
皆は一瞬だけピカチュウに目を向ける。が、何も言わずにすぐにトレーニングを再開させた。
 ▼ 22 ピアー@だっしゅつボタン 16/09/25 18:07:41 ID:LUhYsW8. [11/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「みんな!よそ見するな!トレーニングに集中しろ!」

みんな「ギャース!」

ピカチュウ「ピ・・・ピカピィ!ピーカァー!?チャー!!」

ピカチュウは自分が寝坊したことに皆が腹を立てているのだと思った。
自分が無視されたことに困惑し、サトシのズボンの裾をグイグイと引っ張る。

サトシ「.....」

ピカ「ピカピ....?」

次の瞬間、サトシはピカチュウの身体を掴み、そして投げ飛ばした。相棒の突然の暴挙に叫び声を上げるピカチュウ。
一同は冷たい目でピカチュウを見据えている。

ピカチュウ「ピ・・・ピーガー!!ピガッチューーー!!」
 ▼ 23 フーライ@エレベータのキー 16/09/25 18:11:47 ID:LUhYsW8. [12/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「ピカチュウ・・・お前にはもう愛想が尽きたんだよ。お前なんかが一緒に居たせいで、オレは何度もポケモンマスターの称号を掴み損ねてきたんだ!!
いつまで経っても強くなれないポケモンなんていらない!!さっさと俺の前から消えろ!!」

ピカチュウ「ピ....ピカピ....?チャアァ....???」

ピカチュウの目から涙が溢れ始めた。しかし、それでもサトシの目を見つめ続けている。

サトシ(ここで気を緩めちゃいけない.... 決心したんだ)

サトシ(オレはピカチュウを裏切ったんじゃない!これはママのためなんだ!)
 ▼ 24 シラム@ルカリオナイト 16/09/25 18:17:14 ID:LUhYsW8. [13/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「ピカピー・・・!ピカ・・・チャアァーーー・・・!!」

カビゴン「ッゴン!ッゴーン!!」

サトシ「いいぞカビゴン!その調子だ!!」

オオスバメ「シュバァ!!ッシュバァー!!」

サトシ「今日もキレキレだなオオスバメ!!」

チャオブー「チャーオーーブーーーッ!!」

サトシ「チャオブー!頑張ってエンブオーに進化しような!!」

ピカチュウ「ピカチャアァーーー!!ピーカチューーー!!」

サトシ「よーしみんな!!次のトレーニングに移るぞ!まだまだヘバるんじゃねーぞー!!」

みんな「ギャーーース!!」

ピカチュウ「ピ....ピカ....チャアァ...」

自分の存在をアピールしても無視され、ピカチュウはトボトボと近くの木の陰に座り込む。
『これは何かの間違いなんだ、悪い夢でも見ているに違いない』と自分に言い聞かせ、涙を拭った。
 ▼ 25 ラキオン@アッキのみ 16/09/25 18:21:20 ID:LUhYsW8. [14/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
皆のトレーニングは暗くなるまで続いた。
ピカチュウは泣き顔でそれを見続けていたが、皆はピカチュウを気にかけるどころか、侮蔑の表情で見下し、無様な彼を嘲笑していた。
サトシ「よーしみんな!今日は良くがんばったな!!晩御飯にしよう!」

みんな「ギャーーース!!」

サトシ「ははは!イイ返事だな!よし!家に帰ろう!今日はうまい飯を食わせてやるからな!」

サトシ「特別製のな.....」
一同はトレーニング機材を片付け、いそいそとサトシの家に向かう。
慌ててその後を追うピカチュウ。
しかし、ピカチュウが家に入る前にドアが閉められ、鍵までかけられてしまった。

ピカチュウ「ピカピー!?ピ−カァーーー!?」
 ▼ 26 チュー@ハバンのみ 16/09/25 18:25:09 ID:LUhYsW8. [15/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
激しくドアを叩いて『僕も入れてよ!』と懇願するピカチュウ。
しかし、数秒後に家の中から一発だけ、強くドアを叩き返す音が鳴った。
それを機に、ピカチュウは家に入れてもらうのを諦めた。
外はすっかり暗くなっていた。家の窓からは明るい光が漏れている。
一同はサトシの手料理を食べ、仲良く談笑しあい、トレーニングでの疲れを癒していた。
窓からその様子を覗き込み、またも涙を流すピカチュウ。


サトシ(ふぅ、なんとか完食させることができたな。配分も完璧だ)

サトシの手料理には普通の料理にはないある薬が加えられていた
昨日のうちにオーキド邸からひっそりと盗んできた、ポケモンの凶暴性や戦闘本能を刺激する薬が
 ▼ 27 ラップ@ものしりメガネ 16/09/25 18:26:46 ID:LUhYsW8. [16/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
まるで皆が自分の存在を忘れ去ってしまったかのようだった。
ピカチュウは空腹を思い出す。朝から何も食べていなかった。
トボトボと近くの森に入り、木の実を探して食べた。
いつもサトシと一緒に居た自分が、こんな惨めな想いで木の実を口にする日が来るとは思いもしなかった。
雨風を凌げる寝床を探し、身体をうずめて目を瞑った。そして今日の出来事全てが夢であってくれと願い、眠りに就くのだった。
目を瞑っても、瞼から涙が溢れて止まらなかった。深い夜の闇に、自分の心を食いつぶされているかのようだった....。
 ▼ 28 レイハナ@エレベータのカギ 16/09/25 18:28:18 ID:LUhYsW8. [17/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
次の日、ピカチュウは早くに起床し、サトシの家の庭に向かった。
一同がトレーニングを開始する前に機材の準備をし、自分の少しでも誠意を見せるためだった。
まともな食事もせず、皆から見放される恐怖と不安で寝不足になっていた。そんな状態で機材の準備をするのは辛かった。
それでもピカチュウは、再び皆との輪に入り、サトシの相棒として認め直してもらうため、小さな身体で全ての機材を準備し終えた。

ピカチュウ「チャア.....ピカ....アァ....」

朝からすでに満身創痍になったピカチュウ。仰向けになり、地面に横になった。
その時だった。サトシがポケモンたちを率いて家から出てきた。
ピカチュウは勢いよく身体を起こし、サトシ達の前に駆け込み、必死に鳴き始めた
 ▼ 29 イドン@こだいのせきぞう 16/09/25 18:33:33 ID:LUhYsW8. [18/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
「自分の意識が甘かった。これからは誰よりもトレーニングをして、頑張ってみんなに追いついてみせる。だから見捨てないでほしい」と懇願したのだ。
そんなピカチュウを無言で見下すサトシたち。

ピカチュウ「ピカピー!!ピカッチュー!!」

皆のために機材も準備した。自分も皆のトレーニングに付き合わせてくれ!
ピカチュウは必死になって誠意を見せた。

サトシ「......よーし、みんな!!今日は機材を一切使わずにマラソンで体力作りだ!!」

ピカチュウ「ピカピガアァ!?」

サトシ「早速、出発だぜー!!」

全力で駆け出す一同。先頭のジュカインが涙目になったピカチュウを突き飛ばす。
鈍い声をあげて数メートル吹っ飛び、腹を擦りむくピカチュウ。
追いかける気力も体力も無く、そのままうつ伏せてシクシクと泣いた。
いつの間にか、そのまま疲れ果て、気絶するように寝てしまっていた。
 ▼ 30 ートロトム@とくせいカプセル 16/09/25 18:34:50 ID:LUhYsW8. [19/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウが目を覚ましたのは、日が暮れ始めた頃だった。
ちょうど皆がマラソンから戻り、帰宅するところだった。

サトシ「今日も頑張ったな、みんな!」

みんな「ギャース!!」

サトシ「ははは!よーし、今晩もたっぷりと美味しい飯を食わせてやるよ!!」

ピカチュウ「ピカピ....チャアァ」

サトシに向かって鳴くピカチュウ。ただ少しでも、自分に目を向けてもらいたかった。
ほんの少しでも、自分のことを気にかけて欲しかった。
そんなピカチュウの想いを蹂躙するかのように、サトシ達はピカチュウに目もくれずに家の中へと入っていってしまった。
 ▼ 31 ングース@ミクルのみ 16/09/25 18:35:45 ID:LUhYsW8. [20/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウは身体を起こす。朝、自分が勝手に用意した機材を片付けるためだ。
片付けなければ、また反感を買うに違いない。
自分の何倍もの高さと重さの機材を持ち、力を込めて動かした。

ピカチュウ「ピッガ.....!!ッチャ!?ッチャアァーーー!!」

昨晩からの疲労が災いし、手元が狂って機材を倒してしまった。
とてつもない金属音が鳴り響く。機材の一部が粉々に砕け、辺りに散らばった。
その音を聞きつけたサトシが家から飛び出し、鬼のような形相でピカチュウに猛スピードで駆け寄ってきた。
ピカチュウが慌ててサトシの方を振り返った瞬間、腹部にとてつもない衝撃が走る。

ピカチュウ「ヂュッゲェェェッ!!!」

サトシ「このクソネズミーーー!!てめーふざけてんじゃねーぞォ!!!!!!」
 ▼ 32 ドゼルガ@ゴールドスプレー 16/09/25 18:39:28 ID:LUhYsW8. [21/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
蹴りを喰らって吹っ飛び、仰向けに地面に倒れる。
しかしサトシの怒りは収まらない。攻撃の手を緩めず、ピカチュウの身体を激しく殴打する。

サトシ「この機材がいくらしたと思ってんだ!?アア!?
俺達の気を引くためにわざと壊したんじゃねーだろうなコノヤロー!!」

ピカチュウ「ッピ.....!ッピッガアァ!!ヂュ....ヂュウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

サトシ「ギャアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」

なんと、とっさの防衛本能から、ピカチュウはサトシに電撃を喰らわせてしまった。
サトシは倒れ、ピカチュウはしまった、と思いサトシの身体を揺さぶる。
家からサトシのポケモン達が凄まじい気迫で駆け寄ってくる。
その表情には殺意が込められていた。
 ▼ 33 ルフーン@なんでもなおし 16/09/25 18:41:49 ID:LUhYsW8. [22/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「ッピイィー!!ピーーーガーーーーー!!」

みんな「ッギャアアアアアアアアアアアァァァァァァス!!!!」

フカマルが右耳に噛み付き、食いちぎらんばかりに力をこめる。
ベイリーフがツルを左耳に絡ませ、もの凄いパワーで締め付ける。
グライオンは尻尾に噛み付いた。
これまで感じたことの無い激痛に泣き叫ぶピカチュウ。
三匹が一斉に声を上げると、ピカチュウの両耳と尻尾は引き裂かれ、血を噴き出した。

ピカチュウ「ッチャアアアアアアアアアアア!!!!!!」
 ▼ 34 バコイル@クリティカット 16/09/25 18:42:43 ID:/t9/OcYM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
これ利用規約にかからない?大丈夫?
 ▼ 35 ンヤンマ@クラボのみ 16/09/25 18:43:37 ID:LUhYsW8. [23/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオスバメが突風を起こし、ピカチュウを森の奥へと吹き飛ばした。
森の中の湖に墜落したピカチュウは、必死にもがいて岸へと上がった。
呼吸を落ち着かせ、傷ついた身体を洗い、喉を潤した。
ピカチュウは途方にくれる。
正当防衛とはいえ、サトシに傷を負わせた自分がマサラタウンに戻れることは無いだろう。
仮に戻れたとしても、両耳と尻尾を失い、身体のバランス感覚を失った自分が戦闘で活躍することは不可能だ。
もはや自分の居場所はどこにもない。引き裂かれた耳と尻尾が激しく痛む。心にも同じような痛みを感じていた。どうしようもない絶望に駆られた、その時だった。
 ▼ 36 サイドン@さらさらいわ 16/09/25 18:48:01 ID:LUhYsW8. [24/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
???「酷い怪我をしているな」

ピカチュウ「ピカ....」

謎のポケモンがピカチュウの脳内に直接語りかける

???「.....そうか、お前は人間に裏切られたのか。」

???「これも何かの縁だ。その傷を治してやろう」

???(私のような存在が縁とやらを考えるのもおかしな話だがな....)

謎のポケモンは何か念じているようだった
 ▼ 37 ォレトス@プラスパワー 16/09/25 18:51:24 ID:LUhYsW8. [25/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウの身体からは痛みがみるみる消えていった
それだけでなく千切れてしまった耳や尻尾が再生し始めた

ピカチュウ「ピ、ピカーッ!」

歓喜するピカチュウ

???「ふっ、かなり回復したようだな」

???「何?私の名前が知りたいだと?」

???「......私の名前はミュウツー。そうとしか知らない」
 ▼ 38 ギギシリ@クイックボール 16/09/25 18:54:42 ID:tdf6AIeI NGネーム登録 NGID登録 報告
やツ神
 ▼ 39 オップ@くろいてっきゅう 16/09/25 18:56:04 ID:LUhYsW8. [26/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミュウツー「それよりお前はこれからどうするつもりだ」

ピカチュウ「.......ピカピ」

ミュウツー「お前の記憶は覗かせてもらった。はっきり言おう、またあの人間の元へ戻ろうというのであれば、私はお前を軽蔑する」

ピカチュウ「!?」

ミュウツー「人間は醜く欲深い。お前が受けたあの傷、あの痛みは人間の薄汚さを見抜けなかったお前の甘さに対するツケだ」
 ▼ 40 タグロス@がんせきおこう 16/09/25 18:59:14 ID:LUhYsW8. [27/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミュウツー「私はすぐにこの地を離れる。お前がもう一度あの人間のところにいき、どんな目に会おうが私の知ったことではない」

ミュウツー「覚えておく。そして忘れるな。人間という生き物の本性を」

ピカチュウ「.........」

ミュウツーは飛び去っていた

ピカチュウはしばらくの間その場に固まっていた
 ▼ 41 フーライ@まひなおし 16/09/25 19:02:27 ID:LUhYsW8. [28/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
しかしいつまでも固まっているわけにはいかない
食料と寝床を探し、ピカチュウは当てもなく歩き始めた
すると近くから同族の鳴き声が聞こえた。その方向へと足を運んでみると、ピカチュウの群れが集まって暮らしているのを見つけた。
ピカチュウは何も考えず、そこへと足を踏み入れた。ただ、誰かと心を通わせたかった。
信頼していたトレーナーに捨てられ、凄惨な仕打ちを受けた自分を、心を、誰かに救って欲しかったのだ。
自分を発見した群れのピカチュウ達は驚きの声を上げ、激しく威嚇の声を上げた。

ピカチュウ「ピカピー・・・!ピカチャアァ〜〜〜・・・!ピカピカピーーー!!」

自分に敵意が無いこと、トレーナーに捨てられてここまで来たことを言明する。
集落のピカ達は「うるさい!人間なんかに飼われていたよそ者は近寄るな!!」と拒絶し続けた。
 ▼ 42 ネボー@こだわりスカーフ 16/09/25 19:06:28 ID:LUhYsW8. [29/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ同士の争議はしばらく続いた。それを止めたのは、一匹のメスピカチュウだった。

「ぴかぴかちゃあ!!ぴかっちゅーーー!!ぴぃかぁーーー!!」

心優しい性格なのだろう。
森の外から来たピカチュウを、自分達の仲間に入れてあげようと主張したのだ。
メスピカはピカチュウに駆け寄り、木の実を差し出した。
心が晴れゆく想いだったのだろう。涙を流し、ピカチュウはメスピカに何度も礼を言った。
群れのピカチュウは面白くなさそうな顔でそれを見ていた。

ピカチュウは、群れの者から完全に受け入れてはもらえなかった。
周りからは白い目で見られ、寝ている最中に小石を投げつけられた。
群れの食料をわけてもらえないので自分一人で木の実を採ろうとしても、ピカチュウが採ろうとした木の実を群れの者が協力して横取りする。
数々の嫌がらせに、ピカチュウは黙ってやり過ごすしかなかった。
 ▼ 43 ガチルタリス@コインケース 16/09/25 19:08:09 ID:LUhYsW8. [30/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
しかし、それでもピカチュウに優しく接してくれる者はいた。メスピカだ。
彼女は、他のピカチュウとは違い、友好的に接してくれたのだ。
そのメスピカ一人の存在は、ピカチュウの心を大きく支えてくれた。

つかの間の安息を手に入れたピカチュウ。しかし、彼の存在がまたも悲劇をもたらすことになる。
 ▼ 44 モリ@ちからのねっこ 16/09/25 19:16:22 ID:LUhYsW8. [31/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
夜が更け、群れのピカチュウ達は皆、眠りについていた。その時だった。
凄まじい絶叫があちこちから響き渡ったのだ。
木の寝床から起き出したピカチュウ。彼が目にしたのは。真っ赤に燃え盛る火の海だった。

「ッギャアァーーー!!ギャアァーーーーーーース!!!!」

ピカチュウ「ピッ・・・!?ピアピカアァ!?」

サトシのリザードンだった。
電撃を喰らったサトシはピカチュウを激しく怨み、オオスバメに上空からピカチュウの住処を見つけさせた。そして、集落にピカチュウが居ることを知り、夜のうちに襲撃させたのだ。

カビゴン「カービゴーーーンッ!!!」

リザードンだけでなく、カビゴンいた。破壊光線でピカチュウ達を襲う。
火傷を負ったピカチュウが泣き叫んでいる。我が子を庇うピカチュウも居た。
卵を抱えて逃げるも、破壊光線の爆風で転ぶ親ピカチュウ。卵を木にぶつけて割ってしまい、絶叫する。
親とはぐれた子ピカが、泣き喚いている。それを見つけた親ピカが駆け寄るも、子ピカは破壊光線で吹き飛ばされた。
怒りで電撃を放つ親ピカだが、鍛えられたカビゴンにあっけなく返り討ちにされた。
 ▼ 45 スゴドラ@ピントレンズ 16/09/25 19:20:23 ID:LUhYsW8. [32/32] NGネーム登録 NGID登録 報告
生き残った数匹のピカチュウが、駆け寄りまくしたてる
「お前のせいでこうなったんだ」と

ピカチュウは呆然とし、何も言い返せなかった。
そしてリザードンの炎が迫ってきた。
泣き叫び、再び散り散りに逃げ惑うピカチュウたち。しかし、すぐさま姿を捕らえられ、炎で焼かれて灰すらも残らなかった。

我に返り、ピカチュウも逃げ道を探した。
その時、あのメスピカが木の陰で泣いているのを見つけた。

メスピカは、ピカチュウに怨言した。

「あの時、自分がアンタのことを受け入れていなければ...
アンタがこの集落に来なければ、こんなことにはならなかったのに」と

ピカチュウは、全てを悟った。もう自分の人生には、温もりも愛も、何も得られることは無いのだと。だから、他人がどうなってもいい。自分のために他人を利用することを許されたのだと、自分の中で悟った。
 ▼ 46 トロン 16/09/25 19:21:57 ID:UtbVnS2M NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカ虐の奴?パクリか???
 ▼ 47 ックル@ポイントカード 16/09/25 19:34:57 ID:7LgYeyBE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 48 ガラティアス@みどりのバンダナ 16/10/07 19:41:44 ID:vlXIB4a6 NGネーム登録 NGID登録 報告
わろた
 ▼ 49 ッカニン@こうこうのしっぽ 16/10/07 20:08:42 ID:O4lwhmuM NGネーム登録 NGID登録 報告
これまんまピカ虐じゃん
  ▲  |  全表示49   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼