【SS】届きはしない大声:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】届きはしない大声:ポケモンBBS

  ▼  |  全表示109   | <<    前    | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【SS】届きはしない大声

 ▼ 1 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:14:35 ID:2KWYTZQ2 [1/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
※この作品には嘔吐シーンや食虫シーンが含まれています。
※ポケモンが日本語を話す世界です。
そういうのが苦手な方は閲覧に注意して下さい。


とある病院

僕「はぁ……はぁ……」

キレイハナ「大丈夫……?」

僕「もう……ダメかも知れない……」

キレイハナ「お医者さん!タローの様子が!」

医者「う〜む……」

僕「はぁ……はぁ……」

キレイハナ「ど……どうしましょう………」

医者「これはもう腹パンするしかないようですね……」
 ▼ 2 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:18:40 ID:2KWYTZQ2 [2/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「は……腹パンすればいいんですか……?」

僕「(やめろ……)」

医者「早くしないと大変なことになりますよ……!」

キレイハナ「で……でも……」

医者「いいから早く!」

キレイハナ「は、はい!」

キレイハナ「あなたには申し訳ないわ」

キレイハナ「でもこれは医者の指示であって私のせいではないわ」

僕「(こ……こいつヤバいよ……)」

キレイハナ「いくわよ……!!」
 ▼ 3 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:23:52 ID:2KWYTZQ2 [3/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「くたばれーッ!」

ドンッ

僕「うぐっ……!」

ぽろん

キレイハナ「……………」

キレイハナ「な……何これ……?」

医者「タロー君の口からタマゴが出てきましたね」

キレイハナ「き……気持ち悪い……」

医者「しかしよく見てください、タロー君の口元を」

キレイハナ「?」
 ▼ 4 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:28:34 ID:2KWYTZQ2 [4/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「これは!?」

医者「口元に歯磨き粉がついています」

医者「よってタマゴはそれなりに清潔なものだと思われます」

キレイハナ「なるほど」

キレイハナ「それでもって中身は……?」

医者「それはよくわからないですけど」

医者「多分あなた達の子どもとかじゃないですかね?」

キレイハナ「そんなわけ……」

医者「とにかく持って帰って温めておいたほうがいいでしょうね」

キレイハナ「そ……そうなんですか……」
 ▼ 5 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:33:29 ID:2KWYTZQ2 [5/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
医者「気絶してるタロー君は私が運びます」

キレイハナ「タロー君気絶してたのね……」

医者「なのでタマゴはあなたにおまかせします」

キレイハナ「あ……はい……」

自宅

キレイハナ「到着」

医者「タロー君はどの辺に置いとけばいいですか?」

キレイハナ「テキトーにその辺にでも置いといてください」

医者「うぃーす了解でーす」

ドサッ
 ▼ 6 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:36:53 ID:2KWYTZQ2 [6/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
医者「では私はこの辺で失礼します」

キレイハナ「あ、お気をつけて」

タッタッタッ……

キレイハナ「……………」

キレイハナ「不思議ねぇ……」

キレイハナ「男の人がタマゴを生むなんて」

キレイハナ「しかも口から……」

キレイハナ「本当に何か生まれてくるのかしら……?」
 ▼ 7 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:40:26 ID:2KWYTZQ2 [7/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
タマゴ「ピキピキ……」

キレイハナ「ひぃ……!!」

キレイハナ「中に何かが……」

キレイハナ「この50cmくらいのタマゴの中に一体何が入っているの……!?」

タマゴ「ピキピキピキ………!!」

キレイハナ「産まれる!ついに!」

パカッ

キレイハナ「…………!?」
 ▼ 8 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:46:32 ID:2KWYTZQ2 [8/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「はっ…これは……!?」

ナゾノクサ「……………」

ナゾノクサ「…………?」

キレイハナ「ナゾノ……クサ……?」

ナゾノクサ「う”ぇっへっへっへww!?ww!?www」

キレイハナ「まさに……まさにナゾノクサって感じだわ!」

ナゾノクサ「www!?」

キレイハナ「あら、何か伝えようとしてるのかしら?」

ナゾノクサ「ww!?www!!」

キレイハナ「さっぱり聞き取れないわ」

キレイハナ「なんかめっちゃ笑ってるし……腹立つ子ね……」
 ▼ 9 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:50:50 ID:2KWYTZQ2 [9/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
次の日

僕「……………」

僕「ハッ……!!」

僕「ここは……僕の部屋……?」

???「お父さん!」

僕「誰!?」

ナゾノクサ「僕だよお父さん!ナゾノクサだよ!」

僕「…………?」

僕「お父さんって何……?」

僕「そして何がどうなったの……?」
 ▼ 10 ゲキッス@ミュウツナイトY 16/10/25 02:52:59 ID:DIKuH6jo NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
なんかあれみたいやな、あれ…ここまででかかっとるんやけどなぁ〜
 ▼ 11 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 02:56:56 ID:2KWYTZQ2 [10/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「腹パンされたお父さんが口からタマゴ出してそこから僕が生まれたのさ!」

僕「なるほどふ〜ん」

ナゾノクサ「まぁそういうことッス」

僕「とりあえず僕のことはお兄さんと呼んでくれると嬉しい」

ナゾノクサ「お兄さん!」

僕「おぉ〜」

ナゾノクサ「ところでもう朝ごはんの時間だよ!」

僕「あっそうなの」
 ▼ 12 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 03:00:37 ID:2KWYTZQ2 [11/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「よし、じゃあ行くか」

ナゾノクサ「オーケイ!」

茶の間

僕「うぃーす今日もキレイだねぇ〜」

キレイハナ「……………」

キレイハナ「さぁ座って座って」

僕「はーい」

ナゾノクサ「承知」
 ▼ 13 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 03:04:35 ID:2KWYTZQ2 [12/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「今日の朝ごはんはサラダで〜す」

僕「やったぜ!」

ナゾノクサ「サ……サラダ苦手なんだよね……」

キレイハナ「ナゾノクサちゃんも喜んでるみたいね〜」

僕「は?」

ナゾノクサ「はぁ?」

キレイハナ「???」

キレイハナ「だってほら、どう見ても喜んでる声じゃない」
 ▼ 14 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 03:09:56 ID:2KWYTZQ2 [13/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「喜んでるの?」

ナゾノクサ「いや……全然……」

僕「だってさ」

キレイハナ「どう見ても笑ってるじゃない」

僕「…………?」

キレイハナ「それとねあなた、あんまりナゾノクサに話しかけるとダメよ?」

僕「と言うと?」

キレイハナ「あなたにまで変なしゃべり方が移っちゃうからよ」

僕「ますますよくわからん」

キレイハナ「さっきからナゾノクサちゃんが変に笑ってるの見てたでしょ?」

キレイハナ「www!?ww!w!?ww」

キレイハナ「こんな感じで」
 ▼ 15 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 03:16:16 ID:2KWYTZQ2 [14/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「一回もそんなとこ見てないけど …」

キレイハナ「はぁ?ラリってんのあなた?」

僕「もしかしたらそうかも……」

ナゾノクサ「お兄さん………」

キレイハナ「ほら今も笑ってた!」

僕「え……?」

僕「(もしかしてコイツにはナゾノクサが話してることが日本語に聞こえてないのか……?)」

僕「(だとしたら結構ヤバいぞ……)」

僕「(言葉が通じない世界だなんて何されるかわかったもんじゃない……)」

キレイハナ「あなた!」

僕「あ……うん確かに笑ってたな……ごめんごめん……」
 ▼ 16 。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 03:22:58 ID:2KWYTZQ2 [15/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「もう、さっさとわかればいいのよ!」

僕「ご……ごめん……」

ナゾノクサ「お兄さん………」

キレイハナ「?」

キレイハナ「お前はなんで笑ってるだよボケがぁ!」

パァン!

ナゾノクサ「い……痛いよぉ………」

キレイハナ「まだ笑ってんのか?」

僕「もうやめたほうがいいんじゃないのか」

キレイハナ「あぁん?何様のつもりだよテメェ」

僕「子どもの自由を奪う権利なんてお前には無いんだよ」

キレイハナ「はぁ?」
 ▼ 17 日はここまで。◆7EKIxx0XLM 16/10/25 03:27:26 ID:2KWYTZQ2 [16/16] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「その子を生んだのは僕だ」

キレイハナ「……………」

キレイハナ「チッ………」

キレイハナ「おらさっさとメシ食うぞ、早くしろよ」

ナゾノクサ「……………」

僕「はぁ………」
 ▼ 18 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:28:42 ID:5e3w62og [1/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
食後

僕「ごちそうさま」

キレイハナ「…………」

ナゾノクサ「…………」

僕「部屋に戻るぞ、ナゾノクサ」

ナゾノクサ「はい……」

トコトコ……

キレイハナ「…………」

キレイハナ「覚えてろよ……ナゾノクサ……」

キレイハナ「可愛いくもない私の子供……」

 ▼ 19 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:32:41 ID:5e3w62og [2/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
タロー部屋

僕「はぁ〜マジでやばいわ〜あいつ」

ナゾノクサ「うん……」

僕「あいつには君の言葉は通じないっぽいね」

ナゾノクサ「同じ種族なのにね……」

僕「それね〜」

ナゾノクサ「ね〜」

僕「もしかして生みの親が僕だったから……とか?」

ナゾノクサ「でも見た目は完成にナゾノクサですよ?」
 ▼ 20 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:38:50 ID:5e3w62og [3/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「僕とは似つかないよね」

ナゾノクサ「ですね」

僕「あのさ」

ナゾノクサ「?」

僕「本当に僕から生まれた子なの?」

ナゾノクサ「はい?」

僕「生まれたとこ見てないからさ」

ナゾノクサ「そう言えばそうですね」

ナゾノクサ「でも本当にお兄さんが吐いたタマゴから生まれたらしいんですよ」

僕「そんな例聞いたことないけど……」

ナゾノクサ「でも本当なんですよ!」
 ▼ 21 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:45:15 ID:5e3w62og [4/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「まぁ信じるけどさぁ……」

僕「確かにタマゴを吐いたとこの記憶はある」

ナゾノクサ「まぁそういうことなんですよ」

僕「理解しがたいけど信じるしかないよなぁ」

ナゾノクサ「それとですね」

僕「なに?」

ナゾノクサ「1つ気になることがありまして」

僕「言ってごらん」

ナゾノクサ「なんで僕はこんなに物心がついているのかと言う話です」
 ▼ 22 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:49:29 ID:5e3w62og [5/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「なるほど」

僕「確かにそれは僕も気になってたところなんだよ」

ナゾノクサ「やっぱり気になりますよね」

僕「日本語ペラペラだしそれなりに周りの空気も読める」

ナゾノクサ「それはどうも」

僕「生まれたてにしては出来すぎてる感じはあるよね」

ナゾノクサ「我ながらそう思います」

僕「生まれて1日の子にそんな能力は普通無いはず」

僕「でも人とポケモンとではその辺の違いがあるのかも知れない」

ナゾノクサ「その説ありますね」
 ▼ 23 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:53:22 ID:5e3w62og [6/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「そういうことにしておこっか」

ナゾノクサ「そっすね」

僕「なんか朝から疲れたし仮眠とることにするよ」

ナゾノクサ「どうぞどうぞ」

僕「んじゃ、おやすみな」

ナゾノクサ「おやすみでーす」

僕「………」zzZ

ナゾノクサ「……………」

ナゾノクサ「事の真相はよくわかりませんなぁ」
 ▼ 24 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 01:57:12 ID:5e3w62og [7/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
夕方

ナゾノクサ「やばい漏れる……!」

ナゾノクサ「トイレに急げ……!」

タッタッタッタッ

ドンッ!

ナゾノクサ「誰!?」

キレイハナ「うふふふふふ♪」

ナゾノクサ「ひぃ……!!」

タッタッタッタッ

キレイハナ「逃がすか!」

ひょい

ナゾノクサ「………………」

キレイハナ「つーかまえた♪」
 ▼ 25 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 02:01:27 ID:5e3w62og [8/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「はなせ!」

キレイハナ「相変わらず元気な子ねぇ」

ナゾノクサ「うるせぇババァ!」

キレイハナ「突然ですが質問があります」

ナゾノクサ「は、はぁ……」

キレイハナ「タロー君のこと好き?」

ナゾノクサ「もちろんだぜ!お兄さんだぜ!」

キレイハナ「好きそうねぇ〜」
 ▼ 26 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 02:04:54 ID:5e3w62og [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
キレイハナ「タロー君を喜ばせたい?」

ナゾノクサ「そりゃあもちろん!」

キレイハナ「イエスの顔ね」

キレイハナ「それじゃあ」


キレイハナ「今日の晩ごはんはナゾノクサちゃんに決まりね」


ナゾノクサ「……………」

ナゾノクサ「は………?」
 ▼ 27 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 02:09:20 ID:5e3w62og [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
キレイハナ「彼サラダ好きだからきっと喜んでくれるはずよ」

ナゾノクサ「やめろー!はなせババァ!」

キレイハナ「うふふふ♪」

キレイハナ「きっと喜んで暴れているのね〜」

ちょこん

キレイハナ「まな板の上ではじっとしてるのよ?」

ナゾノクサ「い……嫌だ………」

ナゾノクサ「た……助けて……!!」

キレイハナ「うふふ♪」

スパーン!!
 ▼ 28 日はここまで。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 02:13:59 ID:5e3w62og [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ナゾノクサ「あ………あぁ…………」

スパーン!!

キレイハナ「あははははは〜♪」

スパーン!!

スパーン!!

ナゾノクサ「」

キレイハナ「うふ……うふふふふ♪」

キレイハナ「カットされた姿も可愛いわよ」

キレイハナ「でも彼にはもう自分の子であることすら気付いてもらえない」

キレイハナ「永遠にさまようといいわ……うふふ……♪」
 ▼ 29 リーザー@ピントレンズ 16/10/26 02:16:26 ID:wCM6Hm0o NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
sage進行でよろしくお願いします
 ▼ 30 。◆7EKIxx0XLM 16/10/26 02:52:43 ID:5e3w62og [12/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>29
優しい注意ありがと
 ▼ 31 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 01:49:52 ID:EWgeLh2g [1/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告


キレイハナ「今日の晩ご飯はサラダで〜す」

僕「またか……」

キレイハナ「文句があるなら自分で作ったらどう?」

僕「あの……はい……」

僕「ところでさ」

キレイハナ「何?」

僕「ナゾノクサはどこ?」

キレイハナ「………………」
 ▼ 32 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 01:52:52 ID:EWgeLh2g [2/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「外で遊んでるわ」

僕「放っておいていいの?」

キレイハナ「草に擬態するのがナゾノクサの仕事よ」

僕「なるほどそういうことか」

キレイハナ「(コイツがあほで良かった……)」

キレイハナ「わかったらさっさと食べるわよ」

僕「はーい」

キレイハナ「ふふっ……」
 ▼ 33 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 01:58:13 ID:EWgeLh2g [3/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「いただきまーす」

パクッ

僕「………………」

キレイハナ「うふふ……どう?」

僕「泣いてる……」

キレイハナ「は?」

僕「なんか……食材が泣いてるような気がするんだ……」

キレイハナ「サラダが泣くわけねぇだろラリってんのかボケ」

僕「そ、それもそうだねごめん……」

僕「ところで君は食べないの?」

キレイハナ「あっ……えっとそれは……」
 ▼ 34 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:03:00 ID:EWgeLh2g [4/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「私は草アレルギーなのよ」

僕「へぇ〜」

キレイハナ「(まんまと騙されたわね)」

僕「(とりあえず草アレルギーじゃないことだけはわかった)」

キレイハナ「とにかく早く全部食べてしまいなさい」

僕「あ、はい」

僕「う〜ん……」モグモグ

僕「なんか美味しいけど食べづらいと言うか……」

僕「この感じはなんだろう………?」
 ▼ 35 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:05:56 ID:EWgeLh2g [5/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
食後

僕「ごちそうさまー」

キレイハナ「片付けは私がするから、さっさと部屋に戻ってなさい」

僕「はーい」

トコトコ……

僕「………………」

僕「しかしアレはなんのサラダだったんだろう………」

僕「………………」

僕「まさか……ね………」
 ▼ 36 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:09:49 ID:EWgeLh2g [6/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
タロー部屋

僕「はぁ〜」

僕「なんかモヤモヤするなぁ……」

僕「なんか普通の生活をしてないと言うか……」

僕「うまく言えないけど最近いろいろおかしい気がする」

僕「…………」

僕「もう寝よ」

僕「おやすみ」

僕「…………」zzZ

「タスケテ……!」

僕「!?」
 ▼ 37 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:14:02 ID:EWgeLh2g [7/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「誰!?」

「ダレカ……タスケテヨ……」

僕「ひぃ!?」

僕「助けたいけど……誰?どこにいるの?」

僕「……………」

僕「…………?」

僕「消えた……?」

僕「しかし怖いイタズラだった……」

僕「もう本当に寝よう……」
 ▼ 38 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:17:41 ID:EWgeLh2g [8/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「…………」zzZ

そして数日後の朝

僕「はぁ……」

僕「結局あの声はなんだったんだろう……」

僕「ナゾノクサも帰ってこないし……」

僕「何もかもがよくわからない……」

僕「はぁ………」

僕「……………」

僕「うっ……!!」
 ▼ 39 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:21:32 ID:EWgeLh2g [9/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「(と……突然吐き気が……!!)」

僕「(この部屋からトイレまでは結構な距離がある……マズい……!!)」

僕「(許せ……頼むぞゴミ箱……!!!)」

僕「うぐぉほ……!!」

ぽろん

僕「!?」

僕「なんだと!?」

僕「た……タマゴ………?」

僕「これは……あの時と同じ感じだ………」
 ▼ 40 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:28:53 ID:EWgeLh2g [10/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
タマゴ「!!」 ドンドン!

僕「タマゴが自主的に生まれようとしている……!?」

パカッ

僕「…………!?」

僕「お前は……!」

ナゾノクサ「………!!」

ナゾノクサ「お兄さん!!」

僕「2匹目のナゾノクサだ!!」

ナゾノクサ「うぇ〜ん!お兄さぁん!」ぎゅっ

僕「おぉ〜、よーしよしよし」ナデナデ
 ▼ 41 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:33:04 ID:EWgeLh2g [11/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「お兄さん……僕ね……」

僕「どうした?」

ナゾノクサ「2匹目のナゾノクサなんかじゃないんだ……」

僕「なんだと……」

ナゾノクサ「あの時のナゾノクサだよ!」

ナゾノクサ「前まで一緒にいたナゾノクサなんだよ!」

僕「!?」

僕「ど……どういうこと……?」
 ▼ 42 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:38:46 ID:EWgeLh2g [12/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「僕……ずっと怖かった……」

僕「……話してごらん」

ナゾノクサ「実は数日前にキレイハナお母さんに……」

ナゾノクサはキレイハナのナゾノクサ殺害事件について話した

僕「そ……そんなぁ……」

僕「怖かっただろう……ナゾノクサ……」

ナゾノクサ「うん……」

僕「しかし気になることが」

ナゾノクサ「?」
 ▼ 43 。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:43:27 ID:EWgeLh2g [13/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「なぜそれから僕のタマゴから出てきたのか」

ナゾノクサ「謎ですね」

ナゾノクサ「もしかしたらそういう便利な体のつくりなのかもしれませんね」

僕「今んとこナゾノクサしか出てきてないけど」

ナゾノクサ「何かそういう体になるキッカケがあったのかも知れません」

僕「なるほどなるほど」

僕「生物を体内で復元させる能力か……」

ナゾノクサ「便利ですね〜」

僕「そだね〜」
 ▼ 44 日はここまで。◆7EKIxx0XLM 16/10/27 02:49:06 ID:EWgeLh2g [14/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
僕「しかしそれが生物以外にも対応されているのか」

ナゾノクサ「気になりますね」

僕「と言うことでここにある単2電池を食べてみようかと思う」

ナゾノクサ「やばそう」

僕「なーに、心配するな弟よ」

ナゾノクサ「マヨネーズとかいります?」

僕「あっじゃあ貰うわ」

ナゾノクサ「はい」

僕「電池とマヨネーズって合うのかな?」

ナゾノクサ「きっと大丈夫っス」

僕「そうか……よしいくぞ……!」

僕「……………」パクッ
 ▼ 45 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:17:04 ID:XKFXQZ2s [1/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「電池残量とか調べ忘れましたね」

僕「サビが取れたか取れないかで判断しよっか」

僕「もしかしたら単3電池になってるかも知れない」

ナゾノクサ「なるほど」

5分後

僕「あー出る、出る出る………うっ……」

ポロン

ナゾノクサ「……………」

僕「……………」

ナゾノクサ「きれいな単2電池ですね」
 ▼ 46 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:21:30 ID:XKFXQZ2s [2/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「タマゴ無しに直接出てくることもあると」

僕「はしたねぇ……」

ナゾノクサ「そっすね、では拭きましょう」

フキフキ

僕「おぉ〜結構ピッカピカだね、新品みたい」

ナゾノクサ「今度はこれいってみましょうか」

僕「何それ」

ナゾノクサ「ボロボロになった図鑑?みたいな本です」
 ▼ 47 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:25:32 ID:XKFXQZ2s [3/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「あっそれ僕が昔燃やしたやつ」

ナゾノクサ「アグレッシブですね」

僕「小さい頃はなんでも燃やしたくなるんだよ」

ナゾノクサ「そういうものなんですね」

僕「では食べてみよう」

ナゾノクサ「そのままいきます?」

僕「多分いけると思う」

パクッ
 ▼ 48 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:29:40 ID:XKFXQZ2s [4/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「……………」モグモグ

ナゾノクサ「どうですか?」

僕「に…苦い……」

ナゾノクサ「でしょうね」

ナゾノクサ「マヨネーズありますよ」

僕「いただこう」

僕「んっ」ゴクゴク

ナゾノクサ「マヨネーズは飲み物ですからね」

僕「そうみたいだね」

僕「しかしまだ美味しくはないな」

ナゾノクサ「でしょうね、でも我慢です」
 ▼ 49 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:35:13 ID:XKFXQZ2s [5/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
3分後

僕「うっ……!」

ナゾノクサ「お、電池のときより早いぞ」

僕「うぐっ……!」

ポトッ

ナゾノクサ「おっ出ましたね」

僕「喉痛い……」

ナゾノクサ「またタマゴ無しですよ」

僕「な……何の差なんだろう……」

ナゾノクサ「しかし本は読める状態になりましたね」
 ▼ 50 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:39:02 ID:XKFXQZ2s [6/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「あっ本当だ」

ナゾノクサ「耐水性だったみたいです」

僕「この上ない都合の良さ」

ナゾノクサ「そっすね」

僕「どうやら珍しい寄生生物についての図鑑らしいね」

ナゾノクサ「悪趣味ですね〜」

僕「読んでみる?」

ナゾノクサ「残念ながら興味はないですね」
 ▼ 51 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:42:44 ID:XKFXQZ2s [7/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「そっか」

僕「しかし寄生生物の本か……」

僕「こんなもの買った覚えはないんだけど……」

ナゾノクサ「きっと物忘れですよ」

僕「うん……きっとそうだね……」

ナゾノクサ「ところで」

僕「何?」

ナゾノクサ「タマゴの有無についてです」

僕「あっ、すっかり忘れてた」
 ▼ 52 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:48:50 ID:XKFXQZ2s [8/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「ナゾノクサには有り、電池と本には無し」

ナゾノクサ「う〜ん……」

僕「生物かそうでないか……とか?」

ナゾノクサ「なるほど〜!」

ナゾノクサ「では早速実験してみましょう!」

僕「お前……他人事だと思って………」

僕「なんか知らないけどこれめっちゃ体力使うんだよ……」

ナゾノクサ「じゃあちょっと休憩しますか?」

僕「そうしよっか」
 ▼ 53 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:55:47 ID:XKFXQZ2s [9/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
しばらくして

僕「と言うことで食べ物の他にいろいろと用意したわけですが」

ナゾノクサ「疲れましたね、お店まわるの」

僕「さすがに疲れたから今から休憩しよっか」

ナゾノクサ「ですね」

僕「と言うことでお昼ごはんのポケモンパンを食べようと思う」

僕「飲み物はアクエリアス」

ナゾノクサ「それキレイハナさんには怒られないんですか?」

僕「なんか知らないけど今日は家にいない様子だったよ」

ナゾノクサ「そういえばいませんでしたね」

僕「なんでだろうね」

ナゾノクサ「謎じゃ」
 ▼ 54 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 04:59:34 ID:XKFXQZ2s [10/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「あっそれと」

僕「どした」

ナゾノクサ「そのお昼ごはんがお腹から出てくることはないんですか?」

僕「あれは出そうと思ってからじゃないと出ないっぽいんだよね」

ナゾノクサ「それは便利ですね」

僕「でもタマゴの有無はどうにもならないみたい」

ナゾノクサ「まぁあれは本屋さんのブックカバーみたいなもんですよ」

僕「あったら便利だけど無くてもどうにかなる感じだね」

ナゾノクサ「では食べましょう」

僕「いただきましょう」
 ▼ 55 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:02:50 ID:XKFXQZ2s [11/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
食後

僕「ごちでーす」

ナゾノクサ「お腹いっぱいです」

僕「僕はお腹いっぱいまでは食べれないけどね」

ナゾノクサ「そりゃあ実験の続きがありますから当然ですよ」

僕「なんか性格変わったね」

ナゾノクサ「そうですね」

僕「では早速始めよう」
 ▼ 56 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:06:11 ID:XKFXQZ2s [12/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ナゾノクサ「何からチャレンジします?」

僕「このセミの亡骸からいただこう」

ナゾノクサ「うわきっも」

僕「お前が拾ってきたんだぞ」

ナゾノクサ「そうでしたっけ?」

ナゾノクサ「まぁ生き返ればいいですね」

僕「昆虫食の中でもセミは割りとマシなほうだからきっと大丈夫だよ」

ナゾノクサ「僕はバッタが好き」

僕「ではいこう」
 ▼ 57 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:10:15 ID:XKFXQZ2s [13/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「……………」バリバリ

ナゾノクサ「うわぁ……」

僕「やっぱり加熱したほうが良かったかなぁ」

ナゾノクサ「そりゃあそうですよ」

僕「まぁいい、結果を待とう」

3分後

僕「来るぞ……!」

ナゾノクサ「あら早い」

僕「よいしょ」

ポロン

ナゾノクサ「おぉ〜」

僕「ふぅ……」

ナゾノクサ「出すのにも慣れてきましたね」

僕「この道のプロになれるんじゃないか?」

ナゾノクサ「1人でやってどうぞ」
 ▼ 58 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:14:50 ID:XKFXQZ2s [14/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「冷たいね」

ナゾノクサ「これ見てください」

僕「あ、うん」

ナゾノクサ「タマゴがついてます」

僕「あっホントだ」

ナゾノクサ「割ろうぜ」

僕「いきますよ」

パカッ

ナゾノクサ「おぉ〜」

僕「………………」

僕「……!?!?」

ナゾノクサ「こ……これは………」
 ▼ 59 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:21:12 ID:XKFXQZ2s [15/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セミ「……………」チラッ

僕「うわっ!」

セミ「!?」

ナゾノクサ「い……生き返った……?」

セミ「お…オイラ……まだ生きているのか……?」

僕「(なんかしゃべった………)」

セミ「オイラは成虫になってからきっかり7日経ったハズなのに……」

僕「エリートゼミだったのか」

ナゾノクサ「セミプロですよ」

セミ「あらま!」

僕「なにさ……」

セミ「あんた…オイラの言葉がわかるのかい……?」
 ▼ 60 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:26:41 ID:XKFXQZ2s [16/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「なんかよくわかんないけど伝わってますね……」

ナゾノクサ「僕も〜!」

セミ「ここは……死後の世界なのかい……?」

ナゾノクサ「勝手に殺すなや」

僕「死後の世界でもないし、お前も見たのころ死んでないぞ」

セミ「な…なんでなんだろうか……?」

セミ「1日目は成虫になったばっかりでじーっとしてたらその日が終わり」

セミ「2日目はミンミン鳴いてたらいつの間にか次の日になってて……」

僕「………………」

ナゾノクサ「………………」
 ▼ 61 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:32:39 ID:XKFXQZ2s [17/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セミ「そして3日目は彼女ができて……」

ナゾノクサ「はぁ?」

僕「落ち着けナゾノクサ」

セミ「4日目は彼女と交尾を済ませて……」

ナゾノクサ「………………」

僕「(何を聞かせられてんの僕ら……)」

セミ「5日目は誰が一番うるさく鳴けるかの勝負をして……」

セミ「しかしアブラゼミにはやっぱり敵わなくて……悲しくなって……」

僕「……………」

セミ「6日目にはもう体が結構衰えてきてみんなおとなしくなり始めて……」

セミ「7日目はもう眠ってたらいつの間にか死んでた気がする」

ナゾノクサ「ほ〜ん」

僕「ふ〜ん」
 ▼ 62 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:37:35 ID:XKFXQZ2s [18/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
セミ「そして今に至る」

僕「ほう、つまり死んだのは確かだと」

セミ「恥ずかしながら……はい……」

ナゾノクサ「やっぱり生き返りましたね」

僕「そう……みたいだね……」

ナゾノクサ「良かったじゃないですか」

セミ「あの……なんかありがとうございます……」

ナゾノクサ「セミの癖にあのリア充アピールはちょっと許せませんけど」

僕「そんくらい許せよ」

セミ「実はオイラ、結構モテるほうなんでやんす」

僕「もうやめろ」

ナゾノクサ「……………」
 ▼ 63 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:42:23 ID:XKFXQZ2s [19/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「しかし実験には成功したな」

ナゾノクサ「そうでやんすね」

セミ「実験……?」

僕「ものや生き物をイイカンジの状態にする実験」

セミ「それでオイラが生き返った……ということですか……?」

僕「その通り」

セミ「さ……さすが人間の化学力っス!」

ナゾノクサ「すげぇだろ」

セミ「すごいっス!」

僕「(なんでお前がやったみたいにしてんの……?)」

ナゾノクサ「この調子でどんどんイイカンジの状態に戻していきましょう」
 ▼ 64 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:48:47 ID:XKFXQZ2s [20/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「しかし不可解だな」

ナゾノクサ「何が?」

僕「なぜあくまで『イイカンジの状態』に戻っているのかと言う話だ」

セミ「と言うと……?」

僕「ナゾノクサが生まれた時も記憶は元通りだった」

ナゾノクサ「確かに」

僕「そしてセミもまた成虫のセミの状態」

セミ 「そっすね」

僕「そして酸化してコゲた本がコゲる前の状態に戻ったこと」

ナゾノクサ「つまり?」
 ▼ 65 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:53:29 ID:XKFXQZ2s [21/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「これは体内で物体そのものの時を巻き戻す能力なんじゃないか」

僕「本を復元したとき僕はそう思ってた」

ナゾノクサ「ほう」

僕「しかしセミやナゾノクサの記憶はしっかりある」

セミ「そっすね」

ナゾノクサ「た…確かに……」

僕「記憶を残したまま元の姿に戻る」

僕「つまり体内で時が戻ったわけではないと言うことのようだ」

ナゾノクサ「なるほど」

セミ「難しい話は苦手っス><」
 ▼ 66 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 05:59:17 ID:XKFXQZ2s [22/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「これは物体の寿命を先伸ばしする力と考えてもいいのか?」

ナゾノクサ「先伸ばしにするだけなのに元の姿に戻るんですか?」

僕「そうみたい」

僕「あくまでイイカンジの状態に戻ってるみたいだね」

ナゾノクサ「物体を修復した上で中身は元の状態ってことですか?」

僕「それに近いな、実に不可解である」

セミ「><」

ナゾノクサ「それが本当なら人のため地球のためにもっと活発に行うべきですよ!!」

僕「そうみたいだね」
 ▼ 67 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 06:04:22 ID:XKFXQZ2s [23/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「物は元の姿に戻るけどセミが幼態になったりすることはないと」

ナゾノクサ「単2電池が単1や単3になることもなかったですね」

僕「あれは割りと別物だからしょうがないかな」


ガチャ


ナゾノクサ「ひぃ……!!!」

僕「お、お前は……!!」
 ▼ 68 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 06:09:10 ID:XKFXQZ2s [24/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
キレイハナ「ハロ〜」

僕「な…何をしに来たんだい……?」

キレイハナ「ちょっと様子を見にきただけよ」

僕「……………」

キレイハナ「それと、今日から私はここの家の隣の空き家で暮らすことになったわ」

僕「な……なんで?」

キレイハナ「私にも……いろいろあるのよ………」

僕「そうなのか……」

僕「これ以上理由は聞かないでおこう」
 ▼ 69 。◆7EKIxx0XLM 16/10/29 06:15:04 ID:XKFXQZ2s [25/25] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
僕「さすがあなた、ものわかりのいい人ね」

キレイハナ「そしてナゾノクサちゃん」

ナゾノクサ「な…なんだよ!」

キレイハナ「……………」

キレイハナ「大好きよ」

ナゾノクサ「………!!」

ナゾノクサ「お母さん……」

キレイハナ「ふふっ……まだお母さんって呼んでくれるのね」

ナゾノクサ「……!?」

キレイハナ「それじゃあね」

バタン
  ▲  |  全表示109   | <<    前    | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼