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ポケモン

【SS】彼の記憶

 ▼ 1 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/14 18:40:55 ID:UPhiHy3o [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「それ」は突如地から目の前に現れる。彼には前もって分かっていたがあまり気持ちのいい物ではない
「それ」は彼の姿を確認すると一気に襲ってくる

彼は臆さず目を閉じる。すると「それ」の中にある心臓のようなものが見えてくる

彼は目を開け「それ」に居合切りを構えて飛び掛る

刹那、一瞬で心に見えた急所を現実に投影しながら切り裂く

「それ」は一瞬のたうち回り、消え去っていく



彼がジガルデとともに負のエネルギー壊滅を初めて1年が経とうとしている

そして、「彼」、ゲッコウガが旅立ったあのトレーナーを想わなかった日は一日もない

彼は今何をしているのだろうか。新しい仲間はできただろうか。またバトルを楽しんでいるだろうか
そしてゲッコウガは自問する。

彼が新しくゲットした仲間に、自分と同じ現象を起こせるものはいるのだろうか

そしてすぐに自答する

いや、自分を超える絆を持てるポケモンはいないと
 ▼ 2 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/14 18:55:15 ID:UPhiHy3o [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
彼と共に戦った日々、彼の仲間と過ごした日々、時には敵と手を組み、組織を壊滅させた時。
ゲッコウガはその思い出に浸ることを諦め、カロスを駆け回っている

1回だけ、ミアレ周辺にあの兄妹を見たことがある。しかしゲッコウガは声をかけなかった

いや、かけられなかったのだ。再開してしまったら、一度カロスを守ると誓った気持ちがぐらついてしまうから。

ゲッコウガはフレア団が遺した負のエネルギーがまたカロスに蔓延する前にそれを断ち切らなければならないと自分を厳しく律した

その使命が終わって、初めてまた彼と共に戦えるとゲッコウガは信じていた




日が暮れるころ、森の道を駆ける少年を見た

そして同時に地の下に潜むツタも見た

彼は休んでいた木陰から飛び出した

 ▼ 3 つばん@リザードナイトX 16/12/14 18:56:01 ID:C6Pc48oQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 4 ーダイル@バンジのみ 16/12/14 18:59:59 ID:tyneIp0g NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ssタグつけ忘れてるよ。
 ▼ 5 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/14 19:02:26 ID:UPhiHy3o [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ツタは少年の先およそ3Mに現れた。彼は立ちすくみ、身動きすらできない

恐怖の色を顔いっぱいに浮かべ、震える足を何度も動かそうともがく

そしてとっさに横から飛び出したゲッコウガを見つけた。「たすけて」と声にならない声を出す

ゲッコウガは一瞬でツタを切り裂いた

あまりの早業に少年があんぐりと口を開け、やがて安心したのかへなへなと地面に座り込む

ゲッコウガは手を差し伸べ、少年を立たせると木々を駆け抜け走り去る

少年は礼を言う気力も残っていなかった

たき火の跡が残る洞窟には、Z1とZ2が待っていた
 ▼ 6 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/14 19:09:32 ID:UPhiHy3o [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>4
今からでも付けれますか?

Z1「遅かったなゲッコウガ。我らは小1時間ほど前に帰ってきてたぞ」

ゲッコウガ「今日はよくツタを見かけました」

Z2「うむ、それは余も薄々感じていた。何かの前兆でなければいいが・・・」

Z1「だとしたらフレア団と別の集団か・・・?」

ゲッコウガ「その可能性もなくはないです。だとすれば誰が一体・・・」

ゲッコウガはたき火にあたりながら木の実を1つ手に取る

Z2「まあ我らの考えすぎかもしれぬな」

結局考えらしい考えは浮かばず、3人は眠りについた
 ▼ 7 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/14 19:17:52 ID:UPhiHy3o [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
今から塾があるのでたぶん今日はこれが最後です

一体、フレア団はどのくらいのエネルギーを残したのか。

来る日も来る日も蔦を破壊し民を守る、これは使命なのだと自分に言い聞かせるが、彼らとの日々をどうしても懐かしく思わずにはいられない

彼と出会ったのは自分がまだ未熟で、自分の力を信じられず、人をも信じられなかったころだった

しかし、傷ついた自分を身を挺して守り、救ってくれた彼の姿に心を動かされた

この人間なら自分と強くなれる、この人間になら自分の全てを託してもいい

そう思えたから彼は自分でトレーナーを選んだ

 ▼ 8 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/14 19:19:01 ID:UPhiHy3o [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>3
支援ありがとうございます。中学生の身ですが精一杯書ききろうと思います
楽しんでくれたら幸いです
 ▼ 9 ブト@げんきのかたまり 16/12/15 18:26:03 ID:z5cJfBIA [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ちょっとだけ再開

彼はゲッコウガをどこまでも真っすぐに信じていた

ゲッコウガの強くなりたいという意思に彼は全力で応えた

そして、ゲコガシラに進化した時、その現象はそれを待っていたかのように起きた

彼と、体に隅々まで通じ合っている。そんな感覚は強さというよりもより近くで彼と一緒に戦っているという安心感があった

言葉に出さなくても彼の意図が解るようになり、ゲッコウガはより速く動けるようになった

自分がゲコガシラだった頃に、ゴジカに言われた言葉の意味を分かっていた気になっていた

勝手に。これが自分の全てだと信じ込んで

最後のジム戦、ウルップと戦った時にゲッコウガは悟った

負けたのはサトシのせいではない。サトシともっと心を通じ合わせようとしなかったのだと

結局自分は怠慢だったのだ。他のポケモンにはない特別な能力に自惚れていた

そう過剰に自分を責め、サトシの前から姿を消した
 ▼ 10 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/15 18:39:43 ID:z5cJfBIA [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
結局、サトシと心は完全に通じ合い、ゲッコウガは更なる力を手に入れた

しかし、ゲッコウガはこれが完全ではないと信じ、さらに特訓を重ねた

リーグでは自分の力をすべて出し切ったと断言できる

しかし、アランとリザードンに一歩及ばなかった事実は、たまらなく悔しい

それと同時に、そんな感情を抱かせてくれたサトシにも、アランとリザードンにも感謝していた

そして、フラダリ戦の最後。自分にはどこを破壊すればいいか解っていた

そして、自分のために時間を稼いでくれたジムリーダーたちの思いにも全力で応えなければいけないと疲弊した体に鞭を打った

結果、自分たちは勝ったが、これから先自分にしなければいけないことは分かった

サトシと離れ、ジガルデと共にフレア団の遺したエネルギーを殲滅させなければいけないと

サトシはゲッコウガの気持ちを分かっていた。だから、これで終わりじゃないと誓ってくれた

そしてゲッコウガは現在に至る
 ▼ 11 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/15 18:51:07 ID:z5cJfBIA [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲッコウガはまだ薄暗い洞窟を見渡した

そういえばウルップに負けてサトシから“逃げた”とき、Z1が声をかけてくれたのもこんなところだったなと思い返す

独り回想に浸っていると、不意に森のほうから地響きのするような轟音が鳴った

慌てて飛び起きたZ1とZ2に呼び掛ける

ゲッコウガ「何があったのでしょうか」

Z1「それは余にもわからない、とにかく急がねば」

3人は森の木々を全速力で駆け抜ける

音のなった現場はすぐに着いた。しかし、そこには誰も見たことも経験したこともない光景があった

昨日よりはるかに大きい蔦が3本、倒れている老人に襲い掛かる

ゲッコウガはとっさに老人を抱え、間一髪で蔦を躱した

老人を安全な場所へ連れていき、礼も言わせずにすぐに戻った

 ▼ 12 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/15 18:59:37 ID:z5cJfBIA [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
Z1「あのニンゲンは?」

ゲッコウガは次々と襲い掛かる蔦を切り裂きながら答えた

ゲッコウガ「連れて行きました。町の方角へ」

ゲッコウガ「しかし、何故複数の蔦が・・・?今までは単体だったのに」

Z2「今は考えるな!目の前に集中しろ!」

Z1とZ2は周りのコアを即座に吸収し、10%フォルムと呼ばれる姿に変化した

3人は木々を飛び交い、蔦を攻撃するが、相手は速さが格段に上がっていた

両者とも攻撃が当たらず、苦戦を強いられるが、ゲッコウガの斬撃が1本を切り裂いた

残りは2本。ゲッコウガに切り裂かれた1本は黒い光を放ち消え去る

その姿を傍目に見ながらゲッコウガはZ1とZ2に加勢した
 ▼ 13 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/15 19:05:39 ID:z5cJfBIA [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
Z2の竜の波動がモロに1本に直撃する。しかし、その1本に気を取られたZ1がもう1本の蔦に弾き飛ばされる

ゲッコウガは最後の一本を切り裂き、Z1のもとへ駆け寄った。

ゲッコウガ「大丈夫ですか」

Z1「うむ、特に致命的なダメージは無かった」

3人は一度洞窟の中に戻った

ゲッコウガ「あいつら・・・なぜ複数で?」

ゲッコウガは戦っていた時と同じ質問を繰り返した。Z2も補足する

Z2「しかもあの戦いぶり・・・確実に知性があった」

Z1「今まで蔦が共同で戦っていなかったのだが、これだけは言える」

Z1「奴らは知性を“与えられた”。何者かによって」

 ▼ 14 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/15 19:16:43 ID:z5cJfBIA [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゲッコウガ「それじゃあ・・・カロスの事件は、終わっていなかったと?」

Z2「その可能性はある。フレア団ではなくとも、別の組織だとすれば」

Z1「そうなれば、蔦に知性があったことも複数で襲ったことも説明がつく」

ゲッコウガ「それでは、巡回の範囲を広げましょうか。人気のあまりないところも警戒するために・・・」

Z1「いや、そこまでしなくてもいいだろう、奴らは確実にニンゲンを狙っている。」

Z2「むしろ町周辺を警戒すべきだな」

ゲッコウガ「分かりました。それでは明日から街よりのエリアを重点的に捜索します」

Z1「余は森の中腹を見る。Z2はツタの出所を追ってくれ」

Z2「破壊する必要はないか?」

Z1「出所がわかったら破壊してくれ」

ゲッコウガはミアレに行ってシトロンに協力をしてもらおうと考えた

これは逃げではないと自分で勝手に理屈をつけ、それ以上考えるのはやめた


今日はここまでです。また明日書きます
 ▼ 15 鹿苑寺◆npkUOIO60g 16/12/15 23:24:31 ID:z5cJfBIA [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
大筋は纏まってるんだけど細部まで考えるの辛い・・・
あとから見返してだいぶ拙いなと思いました
おやすみなさいです。また明日やります
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