【ポケダンSS】炎と氷の探検隊:ポケモンBBS(掲示板) 【ポケダンSS】炎と氷の探検隊:ポケモンBBS
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【ポケダンSS】炎と氷の探検隊

 ▼ 1 1◆MR00PBvMIc 16/12/24 09:26:20 ID:z9pZoJEI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter1 晴れの日に

?「ううっ…」

寒いなぁ…あれ、ここどこだ…。

見上げると雲ひとつない青い空、強い日差しが照りつけている。そこへ可愛らしい顔の1匹のポケモンが僕の視界を遮ーー

?「あなたはだぁれ?」

フフッなるほど夢か。ポケモンが喋るなんてありえない。ならもう少し寝ていよう。

?「大丈夫?けがしてるの?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 961 1◆MR00PBvMIc 18/03/19 22:39:46 ID:X4.Lizjw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Mアブソル「ふざけてるのか?」


ディアルガ「いいから黙って答えろ。」


Rロコン「『3』に決まってる。」

そう答えたリン。ディアルガは満足そうに頷く。


ディアルガ「どうだ?何か分かったか?」

ロコン「だから、どういうことだよ!」


ディアルガ「気付かないだろうな。そういうことだ。」

ピカチュウ「気づかない?」

ディアルガは、りんごを3つ目の前に置いた。

ディアルガ「幾つに見える?」


ロコン「3つ……ん?」

Mアブソル「ん?」

ピカチュウ「いや、これは……2つでしょ。どう見て……ん?」
 ▼ 962 ンシカイオーガ@カイスのみ 18/03/19 22:40:40 ID:MfWsFvPE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コナンのCM明けを思い出す分かりやすいまとめ
円にコンパス使ってて感心した
 ▼ 963 1◆MR00PBvMIc 18/03/19 22:50:51 ID:X4.Lizjw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「常識の改変。」

「お前たちはりんごが二つあればそれを『2』と認識する。だがそれがいつの間にか『3』と認識することに誰も気付かない。」

「よく考えろ。星の停止を修正する時、タイムパラドックスによって未来の物は全て消える筈だった。」

「だが消えなかった。なぜか?」

「星の停止は過去の出来事だから。そうは考えられないか?」



ロコン「どういうことだ?」


ディアルガ「星の停止が未来にあったというのはお前たちの思い込みだ、そうは考えられないか?」

ピカチュウ「バカな!だってヨノワールは過去のことを全て知っていた!」

ディアルガ「私が教えたとしたら?」

ピカチュウさんは口を噤んだ。


ディアルガ「そういうことだ。ではここでもう一つ問う。」


「お前は誰だ?」
 ▼ 964 1◆MR00PBvMIc 18/03/19 22:57:50 ID:X4.Lizjw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
全員答えられない。

その問いに答えることの無意味さを感じたからだろう。


ディアルガ「私は一体何のために存在しているのだろう。」


ボシュッ


奇妙な音がした。

ディアルガから光の玉が漏れ出してる。


ピカチュウ「まさかそれは!!」

狼狽を隠さないピカチュウさん。


ディアルガ「ギラティナが私を呼んでいる。最後の抵抗にするつもりかもしれんな。」


ピカチュウ「『消滅光』!」

ディアルガ「安心しろ。まだ私は死なぬ。」


光は収まった。

ディアルガ「さて、では過去改変をすることができない理由について、細かく言ってやろう。」
 ▼ 965 1◆MR00PBvMIc 18/03/20 14:06:53 ID:4rtTdyEA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「元々時の停止は未来に起きるべき出来事だった。だが、それをピカチュウ、お前達が止めた。」

「だけど消えずに残っている。ジュプトルやヨノワールたちが生きていることからも明らかだ。」

「つまり時の停止は過去に起きたものとして処理された。」


ピカチュウ「嘘だ!だって、ジュプトルは、時の停止が過去に起きたから未来が狂った!だからそれを変えに来た!」


ディアルガ「それも全て掌の上なんだよ。ジュプトルたちの世界は確かに一時的に狂っていた。」

「確かに時の停止だが、それは果たして何が原因か考えたことはないか?」

「時の停止に匹敵するような出来事。私が狂うようなこと。」


「アルセウス様の関与だ。」



Rロコン「えっと、つまり、過去のどこかに、その、アルセウスが、時の停止が起こるように仕込んだってこと?」


ディアルガ「そう考えるのが自然じゃないか?」

ロコン「自然?」

ディアルガ「さっきお前達にやって見せたように、私も多少なら常識改変、つまり過去改正ができる。だが限定的なのものだ。」

ピカチュウ「僕を蘇らせたのはディアルガ、お前だけど。」


ディアルガ「未来世界ごと過去世界に飛ばすような大掛かりなことができるのはアルセウス様だけだ。」
 ▼ 966 1◆MR00PBvMIc 18/03/20 14:28:02 ID:4rtTdyEA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「つまりどういうことかわかるな?」

Rキュウコン「もし過去を変えようものなら、アルセウスが黙っちゃいない」

ディアルガ「そういうことだ。」

Rロコン「でもなんで?アルセウスは、過去に一度協力……じゃないけど、ちょっと意味は違うけど、世界を飛ばしてまで時の停止の消滅から世界を助けたんでしょ?」


ディアルガ「そうだ。アルセウス様の求めるものは『完璧』だからな。」

ロコン「完璧?」


ディアルガ「あの方にとって失敗するものは自分の創造物じゃない。」


ピカチュウ「失敗したものは、消して仕舞えばいい……」


ディアルガ「そうだ。時の停止を止めて、消えていく世界はあの方の求めた世界じゃない。」


ロコン「……まぁ、それは分かった気がする。でもなんで?なんでディアルガが死ぬ?」

ディアルガ「何度言えばわかる。アルセウス様にとって失敗するものは消してしまえばいいんだよ。」


ディアルガ「意識を保ってるのに時の管理すらできないボンクラなんぞな」
 ▼ 967 1◆MR00PBvMIc 18/03/20 16:31:01 ID:4rtTdyEA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「つまり……あの時、ディアルガは闇に侵されてたから、アルセウスが直接手を下したけど……もしディアルガ自ら時の改変を行おうものなら……」


ディアルガ「私が死ぬくらいならまだいい。最悪はそもそも私の存在自体が、アルセウス様の都合のいいように書き換えられることだろう。今この瞬間、私がお前達を襲い出すとも限らない。」

Rロコン「ひどい……」

ディアルガ「非道いか。だがこれは非常に都合のいいシステムだと思うがな。」

ロコン「都合がいいシステム?」


ディアルガ「そうだ。アルセウス様は完璧な世界を創ろうとした。だが時間空間を司る我らに自我をどうしても与えたかった。宇宙を管理させるためにな。」

「何度か休眠を挟んでいることから分かるように、全てを管理することはアルセウス様であろうと相当なエネルギーを消費する。だが感情という不完全な物を与えることは不本意だったはずだ。」


「そこで、勝手に、完璧に向けて進化していくシステムを導入した。それが相対する力の存在だ。」


ロコン「だけど、もしアルセウスの意にそぐわない進化をすれば……」


ディアルガ「消す。人間にそうしたようにな。」


Rキュウコン「前例あり……か。」

Mアブソル「いつやってもおかしくないと、そういうことか。」


Rロコン「それを、止めれないの?」
 ▼ 968 1◆MR00PBvMIc 18/03/20 16:45:28 ID:4rtTdyEA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「……ないわけでないが」

ロコン「!」

ピカチュウ「先にいいなよ。何が八方塞りだって……」



ディアルガ「アルセウス様を倒す。至ってシンプルで、至高に難しい。」

「アルセウス様のいる場所へ到達するには私そしてパルキアがギラティナから力を取り戻さねばならぬ。」



ロコン「……でも不可能じゃないんだろう?」

ディアルガ「そして私がギラティナに干渉しようとすればアルセウス様がそれを止めるだろう。」


Mアブソル「……なるほどね。」

ピカチュウ「そりゃ厄介だ……アルセウスの場所へ行くためにアルセウスを上回る必要があるのか。」


ロコン「待って、さっきさ、ディアルガがギラティナに呼ばれてると。」


ディアルガ「……ギラティナ、レックウザ、キュレム、ジガルデ。こいつらはアルセウス様が生み出さずに生まれたポケモン達だ。こいつらに関してはアルセウス様も手出しできない。あと、例外的に古代レジギガスはアルセウス様と同等になれる。」
 ▼ 969 1◆MR00PBvMIc 18/03/20 16:52:55 ID:4rtTdyEA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「半暴走状態にあるギラティナは私とパルキアを取り込む気だ。そうすれば実質アルセウス様と同等になる。」

ピカチュウ「解決じゃないか。」


ディアルガ「そして取り込んだ瞬間宇宙を支えるものがなくなり、アルセウス様、ギラティナの2体だけが無に残る。」


ロコン「……ダメか。」

ディアルガ「……」



葬式のような空気になってしまった。


Rロコン「……そうだ!」

ロコン「?」


Rロコン「確か!レジギガスを目醒めさせてるんでしょ!?じゃあレジギガスにアルセウスを抑えてもらって……」



ディアルガ「確かにそうだ。私も最初はそのつもりだった。だが矢張り無理だったようだ。」
 ▼ 970 1◆MR00PBvMIc 18/03/20 17:52:44 ID:4rtTdyEA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「無理?」

ディアルガ「ガオガエン、ミロカロス、ルカリオ。帰ってきていない。」


Rキュウコン「あの3体が!?」


ディアルガ「そして、今は私が抑えているが、超古代ポケモンも目覚めた。正直言って、先のことを心配できるほどこの星の状況は甘くない。


「そういうわけだ。だから段階を踏む。」


Mアブソル「段階?」


ディアルガ「そうだ。そもそもお前達が早とちりしすぎなのだ。まだ方法はある。」

Rロコン「え?でもさっきからもうダメだ的なこと……」


ディアルガ「全部一気にやろうとするからだ。そもそもこっちの話を遮ったのはそっちだろう。」

ロコン「……」



ディアルガ「私が反転世界に関わることはできないが、こっちにはいい手がある。お前達がUBを止めてる間、思いついた。思いつきだ。リスキーだがやらんよりはいいだろう。」
 ▼ 971 1◆MR00PBvMIc 18/03/21 21:31:27 ID:jhJSfzKk [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「そして順を追えば、お前たちが元の世界へ帰れるかもしれない。」

アブソル「本当か!」

ディアルガ「そうだ。そのためにはアブソル、お前の協力が不可欠だ。『なぞのばしょ』を使う。」


ロコン「なぞのばしょ……」


ディアルガ「そうだ。そこについては前にも説明したな。反転世界に行くのは至って簡単だ。」


Rロコン「いきかた?」


ディアルガ「死ねばいい。」


ピカチュウ「言うと思った。魂の世界ってことは要するにあの世じゃないか。」


ディアルガ「だがそうすると帰ってくるのが非常に難しい。そこで、だ。なぞのばしょを通ることを思いついた。」


Rキュウコン「……でも、結局は運任せなのね。」


ディアルガ「なぞのばしょばかりは私の管轄でもない。そこについてある程度知識のあるアブソルの協力が必須だ。」
 ▼ 972 1◆MR00PBvMIc 18/03/21 21:42:58 ID:jhJSfzKk [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アブソル「……なぞのばしょは、お前たち時の守護隊に見つからないように使う道だ。あの世に繋がってるとは思えない。」

ディアルガ「『送りの泉』へ行ってもらう。そこから洞窟へ入れ。その奥に反転世界への道がある。」


アブソルが嫌そうな顔をした。


アブソル「……そうか。ならばなんとかなるはずだ。」


Rキュウコン「送りの泉って?」


ディアルガ「宇宙中にある銀河の中の地球全てに必ず存在する泉だ。黄泉とこの世を繋ぐ役割を持ってる。」


ピカチュウ「じゃあわざわざなぞのばしょを使わなくても人海戦術で探せばいいんじゃ?」


ディアルガ「普通に探してもまず見つからん。周辺はいつも深い霧に囲まれている。さらに生い茂る木々が特殊なエネルギーを帯びており、死んだ魂を誘うが、生者を決して入れはしない。」


アブソル「なぞのばしょを歩いていると、霧に囲まれる場所がある。その周辺はいつも嫌な空気がある。」

Rロコン「嫌な空気?」

アブソル「……そうだ。どんなと言われたら、嫌な、としか言えない。」
 ▼ 973 1◆MR00PBvMIc 18/03/21 21:52:53 ID:jhJSfzKk [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「そして反転世界に入ったら、おいかけっこが始まる。」

Rロコン「おいかけっこ……よく友達とやったあれ?」

ディアルガ「そうだ。鬼は、反転世界の王だからな。捕まったら殺されると思え。」


ピカチュウ「ぶっ倒せばいいんじゃないの?」

ディアルガ「……レジギガスを確保したい。どうしてもだ。こっちの切り札は真の力を取り戻したあいつだ。今5匹いるが、半分はまた、番人の洞窟へ行ってもらう。」

Rキュウコン「それと何の関係が?」

ディアルガ「ピカチュウ、キュウコン、アブソル。戦闘だけ考えれば、お前たちが上から3人だ。ゴウカザルも連れて4体で番人の洞窟へ向かってほしい。」


Rロコン「……ってことは、私と、」

ディアルガ「……ロコン二人で、ギラティナの相手を頼みたい。」


ピカチュウ「……」

ロコン「そんな無茶な!」


ディアルガ「待て待て。倒して意識を飛ばせば、ギラティナの暴走も止まる。本当はそうしたかった。だけどそんなことは言わない。おいかけっこと言っただろう。」
 ▼ 974 1◆MR00PBvMIc 18/03/21 22:03:45 ID:jhJSfzKk [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……おいかけっこ。」

ディアルガ「反転世界に入ったら、直ぐにそれをギラティナが嗅ぎつける。生きた物は反転世界に存在できないからな。排除しにやってくるわけだ。」

「お前たちはそれから逃げつつ、反転世界の奥へ向かえ。そして、『はっきんだま』を奪ってこい。」


ロコン「はっきんだま?」


ディアルガ「正八面体をした、黄金に輝く宝石だ。そしてそれを取って、反転世界からギラティナごと脱出しろ。」


Rロコン「どうやって?」


ディアルガ「はっきんだまはギラティナの化身ともいうべき宝玉だ。それを取ればギラティナは必ず奪い返そうとする。ギラティナを引きつけて、再びこの世界への門をくぐれ。そうすればギラティナも付いてくる。」

「ギラティナには魂が取り憑いて、暴走させている。反転世界から引きずり出してしまえは魂はギラティナから剥がれる。」


ロコン「じゃあ、その後ギラティナは僕らを襲わないのか?」



ディアルガ「ギラティナを引きずり出したら、私とパルキアはギラティナに吸収されるよう仕向ける。」

 ▼ 975 1◆MR00PBvMIc 18/03/21 22:21:36 ID:jhJSfzKk [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「!」

Rキュウコン「でも、それは……」


ディアルガ「そうだ。私は死ぬ。だから八方塞がりと言っただろう。私にとっては、私が死ぬことは既に規定路線なのだ。」


ピカチュウ「お前は……いいのか?それで。」



ディアルガ「……私は一度道を外した。既に死んだようなものだ。できることがあるならば、私ができることがあるならば、喜んで、この命くれてやろう。」

「時空間の力をギラティナに与えることで、アルセウス様と釣り合うだけの力を持たせる。そうすれば、時間を改正することもできるようになるはずだ。そのあとで、レジギガスの力を借りる。」


ロコン「……」

Rキュウコン「分かったわ。じゃあ、そうしましょう。」






Rロコン「……」

───
 ▼ 976 リキザン@オニゴーリナイト 18/03/22 01:49:35 ID:oqUv7xmw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
話難しい…理解するのに少し時間かかる…
だいぶ長いから前のほうの話忘れてる…読み返すには長い気がする
でも面白いよ👍
 ▼ 977 1◆MR00PBvMIc 18/03/22 10:04:23 ID:nai0RLeM [1/4] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>976
すみません…
即興書きだとどうしても矛盾を突破するためにこうなってしまいました
よく分からなくなったら>>957を読むとだいたいわかると思います
 ▼ 978 1◆MR00PBvMIc 18/03/22 10:10:20 ID:nai0RLeM [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────

アブソル「……ここだ」


真っ暗な地面を歩いているのか歩いていないのか。

上も下も右も左も前も後ろもひたすらに暗黒が支配する世界を進む。

ここはなぞのばしょ。


アブソルに従って動くと入ることができた。


特殊な動きらしい。


その世界に仄かに霧が漂っている。



ロコン「ここから現実に戻ると、泉なのか?」

アブソル「そうだ。」

Rロコン「……なんだか嫌な霧。」


アブソル「アローラの周辺を覆っている雲とはわけが違う。魂を誘う霧だ。気をつけろ。」


ロコン「……そっちもね」

『あなぬけのたま』を使い、なぞのばしょから脱出。
────
 ▼ 979 1◆MR00PBvMIc 18/03/22 10:16:20 ID:nai0RLeM [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────

出てくると、そこは桟橋の先だった。

Rロコン「……泉は?」

ロコン「……多分、この下じゃないかな。」


桟橋の下を見ると、霧が溜まっている。大きな盆地のようになっているようだ。


Rロコン「霧の発生源は、この下のまだ見えない泉ってわけ?」

ロコン「だと思う。」


桟橋から離れて、盆地に沿うように歩き出す。盆地の中へ降りる場所を探すためだ。


やがて、なんとか足を引っかければ降りれそうな崖が見つかった。



ロコン「降りよう。」

Rロコン「うん」
 ▼ 980 1◆MR00PBvMIc 18/03/22 10:21:55 ID:nai0RLeM [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
崖の小さな窪みに足を掛けて、ゆっくりと降りていく。

降り終えると、足場があった。


リンが広い地面を踏みしめるように、走っていく。

追いかける。


すると、泉に辿り着いた。


Rロコン「……見て」


正面の斜め上に、桟橋が見える。


ロコン「正面ってことは、泉を半周したんだ。」

Rロコン「……泉の中。」


水は透き通っており、その湖底には骨が見える。


次の瞬間。凍えるような不気味な風が頬を撫でた。

驚いて振り向いた。


洞窟の口が、ぽっかりと穴を開けていた。
 ▼ 981 ルロック@ダークボール 18/03/22 23:54:21 ID:ENlMCMjg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本編のマップにも忠実なのか
 ▼ 982 ガハッサム@アップグレード 18/03/23 05:14:38 ID:LCGd1I7I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 983 ポッコ@ネットボール 18/03/24 02:31:33 ID:OxaBaUYQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>977
サンクス
 ▼ 984 1◆MR00PBvMIc 18/03/24 13:29:04 ID:IXRdMWMk [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
────

『もどりのどうくつ』



Rロコン「……不気味」

ロコン「……」


洞窟の中は、ひんやり、とは違う冷たさと霧に包まれていた。


ロコン「ひかりのたま」

霧が晴れた。


正方形の部屋の中央に柱。

そこには文字が刻まれているようだった。


そして入り口も含め4面に一つずつ出入り口があるように見える。



リンが段差を駆け下り、柱に近付く。
 ▼ 985 1◆MR00PBvMIc 18/03/24 13:37:39 ID:IXRdMWMk [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Rロコン「エン!」


呼ばれた。


ロコン「どしたの?」

Rロコン「アンノーン文字!」


柱に近付くと、確かに掠れた文字が見える。


Rロコン「エンって、読めたよね?」

ロコン「多分ね。」


ところどころはもう潰れてしまっているが、少しだけ見える。



……3ほんの はしらを ぬけて……
まどろむ ……の もとへ……
……が 30を こえるまえに……



なんとも言い難い文章。


Rロコン「どういう意味?」

ロコン「……わからない。」
 ▼ 986 フーライ@デンリュウナイト 18/03/24 15:35:48 ID:IXRdMWMk [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Rロコン「3本の柱……そして、30を越える前に……何が?」

ロコン「はしら……?」


目の前に柱があるが、これのことか?


Rロコン「ぬけるんだから、この三つ入り口のうちどこかが、三つの柱のある部屋に続いてる?」

ロコン「仮に一部屋に三つの入り口があって、それの内どれかが柱のある部屋に続いてる……?」


三分の一、それぞれがまた三分の一、またそれぞれに三分の一、またそれぞれに三分の一?


ロコン「81分の1で柱を三つ見ることができる?」

Rロコン「でもさ、左左左ときたら元の部屋に帰るよ?」



……えっと、じゃあ三分の一のうち2パターンは一つ削っていいのか?




ロコン「」

Rロコン「よし!考えてもしかたない!行こっ!」
 ▼ 987 1◆MR00PBvMIc 18/03/24 15:39:46 ID:IXRdMWMk [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりあえず、部屋の左側の入り口に入った。


ロコン「……え?」

Rロコン「え?」



また正方形の部屋。

そして……左側にまた入り口が……あ……る?



 ▼ 988 1◆MR00PBvMIc 18/03/24 15:49:26 ID:IXRdMWMk [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>987誤送信


とりあえず、部屋の左側の入り口に入った。


ロコン「……え?」

Rロコン「え?」



また正方形の部屋。

そして……左側にまた入り口が……あ……る?


Rロコン「……なんで?外にあれ以外の入り口があった?」

ロコン「……い、いや、なかった……っけ?」


左左ときたら、外に出るはず。

だけど左の入り口には……光が見えない。



何処に続いてるんだ?
 ▼ 989 シャマリ@チーゴのみ 18/03/24 15:53:55 ID:wzIR.ID. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 990 1◆MR00PBvMIc 18/03/24 17:49:02 ID:IXRdMWMk [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんとなく気になったので、また左の道を選択する。

やはりそこはまた正方形の部屋だった。


ロコン「……ここはさ、不思議のダンジョンじゃないんだよね?」

Rロコン「そういって……た。」


不可解すぎる。

なぜ外に出ないんだ。


ロコン「ダンジョンじゃないけど、何かしら謎があるのか……?」


ふと後ろを振り返ったら、前にいたはずの部屋に、柱が見えた。

リンも気づいたようだった。


Rロコン「なんで?ここ三つ目の部屋だよね?二つ目の部屋に柱があった?」

ロコン「……わからない。とりあえず、今度はまっすぐ行ってみよう。」
 ▼ 991 1◆MR00PBvMIc 18/03/24 17:57:00 ID:IXRdMWMk [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4つ目の部屋も正方形だったが、少しだけ違っていた。

部屋の中央部に、ポツンと柱が立っていた。



ロコン「はしら。」

Rロコン「……エン、あれ、またなんか書いてない?」


近寄ってみた。



1
3



Rロコン「……数字?」

ロコン「数字だね。」


1と3?
 ▼ 992 ッスグマ@こだいのせきぞう 18/03/24 18:47:36 ID:wzIR.ID. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 993 ョロボン@ネクロプラスソル 18/03/25 00:38:48 ID:qUVVR2ic NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そろそろ次のスレ作らないと… URL貼られるの待ってます。
 ▼ 994 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 09:48:05 ID:0FGVtHyw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……わかんないな。」

Rロコン「……」


再び、入ってきた入り口を除くと、やはり前の部屋に無かったはずの柱が見える。


ロコン「……謎、か。」


Rロコン「さっき、後ろを見ながら進んでみたの。」

ロコン「どうだった?」

Rロコン「一瞬、霧が覆って、また一瞬で晴れたら、そこは柱があった。」


ロコン「……どう思う?戻っていいと思う?」

Rロコン「……嫌な感じ。戻らない方がいいと思う。」


ロコン「じゃあ次、どっち行く?」

Rロコン「ひだり」

ロコン「合点承知。」
 ▼ 995 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 10:11:21 ID:0FGVtHyw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 996 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 10:12:50 ID:0FGVtHyw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 ▼ 997 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 10:13:44 ID:0FGVtHyw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 ▼ 998 トム@みどりのかけら 18/03/25 10:14:24 ID:rxt.1lB2 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 999 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 10:14:40 ID:0FGVtHyw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
 ▼ 1000 1◆MR00PBvMIc 18/03/25 10:15:21 ID:0FGVtHyw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
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