【ポケダンSS】炎と氷の探検隊:ポケモンBBS(掲示板) 【ポケダンSS】炎と氷の探検隊:ポケモンBBS
1000レスです。これ以上の書き込みはできません。

  ▼  |  全表示1000   | << 前100 | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【ポケダンSS】炎と氷の探検隊

 ▼ 1 1◆MR00PBvMIc 16/12/24 09:26:20 ID:z9pZoJEI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter1 晴れの日に

?「ううっ…」

寒いなぁ…あれ、ここどこだ…。

見上げると雲ひとつない青い空、強い日差しが照りつけている。そこへ可愛らしい顔の1匹のポケモンが僕の視界を遮ーー

?「あなたはだぁれ?」

フフッなるほど夢か。ポケモンが喋るなんてありえない。ならもう少し寝ていよう。

?「大丈夫?けがしてるの?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 60 1◆MR00PBvMIc 16/12/30 15:34:56 ID:Q2FPexeY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユキノオー「……さて、ワシはユキカブリの様子を見に行くが、どうじゃ?くるか?」

はっ。そうだ、そういえば最後、僕がぶっ飛ばしたんだった。

ロコン「い、いきます。」

ニューラ「来なくても結構だと思うぜ。」

ロコン「あっ、ニューラ。」

いつの間にかベッドの横にニューラが立っていた。

ニューラ「さっきあいつも起きた。よほど悔しかったんだろうな。起きた途端に泣き出しちまった。」

ユキノオー「泣いているのか。絆の一族たるものが情けない。」

ロコン「絆の一族?」

そういえばバトルの前になんか言ってたっけ。

ユキノオー「そうだ。これもまた、特別な力じゃ。」
 ▼ 61 1◆MR00PBvMIc 16/12/30 15:51:50 ID:Q2FPexeY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユキノオー「何回も言うが、かつて地上に君臨した、ヒトという種族がいた。その種族は、ポケモンを従え、やがてポケモンに莫大なエネルギーを注ぎ込み、進化を超えた進化、『メガシンカ』というポケモンを爆発的にパワーアップさせる方法を発見したのじゃ。そして、そのメガシンカの莫大なエネルギーを未だに体に宿す者たちがおる。それが、絆の一族。ワシもメガシンカを扱える。」

ふーん。まぁどうやら僕にはあまり関係ないようだ。

ユキノオー「まぁ、きにするな。ロコン系統がメガシンカするなんてのは聞いたことがない。」

Rロコン「ただいまー。ニューラ君報告ご苦労様。……ユキノオーさん、どうだった?」

ユキノオー「喜べ。探検隊をやってくれるそうだ。」

リンの真っ白な顔に少しずつ赤みがさしていくのがここからでもわかる。次の瞬間、リンは飛び跳ねていた。

Rロコン「やったぁーーーーーー!!!よろしくね!エン!おかーさんに言ってくるーーー!!!」

リンが勢いよく医務室を飛び出す。迷ったが、探検隊をやることにしてよかったかもしれない。


 ▼ 62 ャノビー@ファイヤーメモリ 16/12/31 01:51:46 ID:e6G9Ko3A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 63 ナッキー@ピーピーエイド 16/12/31 03:54:09 ID:JIC/kPxU NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
デビチルかと思った
 ▼ 64 1◆MR00PBvMIc 16/12/31 09:27:27 ID:Lg2tqHyQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーー余談ーー歓迎会

バトルのあったその日、僕はギルドに泊まらせてもらった。最初はリンが「一緒に帰ろう」と言ってくれたのだが、ユキノオーさんが、「怪我をしているから」という理由でギルドに泊まらせてくれたのだ。そして次の日の朝ーー

ロコン「ふぁぁ。……えっ!もうこんな時間?!」

医務室に置いてある時計を見ると、17:00を示している。(ポリゴン型置き時計)まずい、ほぼ半日寝ていたわけか。もう朝じゃないじゃん!急いで医務室から出……

パァーーン!パーーン!

ロコン「!?」

医務室のドアから出ると、破裂音とともに、左右から紙吹雪が僕の頭にかかる。クラッカーだ。

ニューラ&Rサンド「イェェーーイ!ギルド入門おめでとう!」

ロコン「へ?へぇ?」

ユキカブリ「おめでとう!よくもやってくれたなこのやろー!」

未だにキョトンとしている僕にユキカブリが殴りかかるふりをする。

ユキノオー「エン。昨日言ったじゃろ。歓迎会するぞって。」

うん?確かに言ったような気もする。じゃあこれは歓迎会か。
 ▼ 65 1◆MR00PBvMIc 16/12/31 10:19:24 ID:Lg2tqHyQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユキノオー「さて、あっちにご馳走を用意しておるぞ。……ユキカブリ、食堂まで案内しろ。」

ユキカブリについて行くと、大きなテーブルを囲んで何人かがご馳走を待っている。

Rロコン「あっ、エンー!おはよう。」

ロコン「リン!おはよ……おはよう?」

おはように違和感があるのは時間のせいだろう。

?「あらぁ……この子が新人さん?カワイイ子……」

雪女のようなポケモンが僕に近づいてくる。怖い。

エンペルト「ユキメノコさん、茶化さないで……私の名はエンペルト。私と言っているのは紳士だからだ。決して女ではない。そこにいるジュゴンと組んで探検隊をしている。宜しく。」

ジュゴン「よろしく〜早く食べよ〜」

ユキメノコ「フフッ。……私はユキメノコよ。よろしくねぇ……オニゴーリと組んでるわ……」

オニゴーリ「よう小僧。昨日会ったな。よろしく。」

ロコン「初めまして。ロコンのエンと言います。これからよろしくお願いします。」
 ▼ 66 チエナ@ちかのカギ 16/12/31 23:00:36 ID:aWA5p0gU NGネーム登録 NGID登録 報告
しうん
 ▼ 67 ガカメックス@バクーダナイト 16/12/31 23:10:06 ID:Lg2tqHyQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユキノオー「……一応この二組がうちの看板探検隊だ。変なやつらだが以来達成率は90%以上を誇る凄腕だぞ。……前はもっとすごい奴がいたんだがなぁ。」

へぇ。まぁすごいポケモンということはわかった。……ところで何かがこすれあう音がするが気のせいかな。

ガチャジャラジャラガチャン

……なんかするなぁ。

?「……ユキノオーさん。その子が例の新人ですか?」

!?いつの間にか後ろに何かでかいポケモンが立ってる。

ユキノオー「おおジャラランガ。急に呼び出してすまんの。そうじゃ。こいつがロコンのエンじゃ。」

ジャラランガ「ふーん。僕はジャラランガ。このギルドの副長やってるよ。よろしく。……さて、ギルドに住み込んでる弟子は全員呼んできましたよ、ユキノオーさん。」

ユキノオー「すまんな。ありがとう。」

……全員?
 ▼ 68 1◆MR00PBvMIc 17/01/01 11:22:54 ID:bOLCfqao [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ロコン「え?ギルド所属の探検隊って1000以上いるんじゃ……?」

ユキノオー「確かに所属はな。ただそのほとんどはフリーの探検隊で、うちは依頼を掲示板に出しとくだけだ。うちに住み込みで働いてるのはそこの2組に加え、ユキカブリたちのチーム、お主らのチーム、そしてあと3チームおる。」

……あと3チームから自己紹介されたし、自己紹介したが、めんどくさいから省略していく。

ルクシオ「ふふふふふふ……君が新人さんか……我の名はルクシオ……別名を電撃(厨二臭いので以下省略)

フタチマル「すみませぬ。此奴はこんな性分でしてな。儂はフタチマル。ルクシオと二人でチームをしておる。」

リオル「やぁ!僕はリオル!この中では多分一番まともだから頼ってね!そこのタマザラシとチームやってるよ。」

タマザラシ「zzz」すぴー

ブラッキー「こんにちは。僕はブラッキー。」エーフィ「そして私がエーフィ!」

エフィブラ「「夫婦で探検してまーす♡」」

……後ろからエンペルトさんの舌打ちが聞こえたのは気のせいだろう。


 ▼ 69 ンドール@ヒコウZ 17/01/01 11:55:02 ID:psFJPnDY NGネーム登録 NGID登録 報告
更新遅いぃ
がんばしえん
 ▼ 70 1◆MR00PBvMIc 17/01/01 13:06:36 ID:bOLCfqao [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
正月で親孝行してるから更新遅いのは許して



エンペルト「……このバカップルが……滅んでしまえ……」

うん。絶対気のせいじゃないな。絶妙にあの二人に聞こえないように負のオーラを放ってる。

ユキノオー「まぁ、これがうちのギルドの仲間だ。仲良くしてやってくれ。」

Rロコン「そしてこれからは私と探検隊だよ。いろんなこと教えてあげる!」

ロコン「ありがとう、リン。……皆さん!これからよろしくお願いしまぁぁっす!!」

皆「おおーー!」

ユキノオー「うむ!それでは手を合わせて……」

皆「いただきまぁーす!」

「あっ、ニューラテメェ俺の肉とってんじゃねぇ!」「早いもん勝ちだよこのマヌケリオルがァ!」
「ジャラジャラガチャン」「この野菜おいし〜」「……(無言の食事)」
「はい、あーーん」「おいしいよマイハニー!」「……(無言で肉にフォークを刺す)」
「あら、このきのみ美味しい……」「おいこのガキども座れ!」
「フフフフ……この肉に封じられし魔獣の力を我が力に……」「美味!」
「zzz」「エン、早く食べないと無くなるよ!」「あっ、うん!」

……僕は今日の日のご馳走ほど美味しいものを食べることはこれからもないだろうと思った。
 ▼ 71 バルオン@ブレイズカセット 17/01/01 13:28:48 ID:pTZ00yhE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
親孝行なんて偉いなぁ
 ▼ 72 1◆MR00PBvMIc 17/01/01 17:01:25 ID:NjBVMVpU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Chapter3 依頼

あの日から僕はギルドに住ませてもらっている。3個ある男部屋のうち僕はユキカブリ、ニューラ、Rサンドと一緒に寝ている。一番驚いたのはジャラランガさんはドラゴンなのにいつも雪の降る外で夜を過ごすことだ。本ポケ曰く、「修行」ということらしい。
そして今日はユキノオーさんに呼び出された。エンペルトさんもいる。何事だろうか。

ユキノオー「さて、今日エンとリンを呼びだしたのは他でもない。エンに対する探検許可状が本部から正式に出た。……つまり、どういうことかわかるか?」

?僕はサッパリ分からない……が、隣のリンは顔を輝かせている。

Rロコン「じゃあ…………やっと!エンと探検ができるんですね!」

ロコン「!」

ユキノオー「うむ。そこでな……わかるな?エンペルト。」

エンペルト「……ハァ……僕に新人の面倒を見ろというんですか?」

ユキノオー「そうじゃ。……リンは経験者じゃがな。プロの仕事を見ておくのも良かろう。」

エンペルト「……断ることはできないようですね。ハァ……わかりました。星6ランクくらいのお尋ね者を探して来ます。」

Rロコン「ほ、星6のお尋ね者ぉ!?」

 ▼ 73 1◆MR00PBvMIc 17/01/01 17:57:02 ID:NjBVMVpU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「ねぇ、リン。星6ってなに?」

Rロコン「ええっ?まぁ、そりゃ知らないか。えっとねぇー……

Rロコン「五分でわかるリンの探検隊講座ー。」

まず、探検隊にはランクが下から
ノーマル
ブロンズ
シルバー
ゴールド
ダイヤモンド
ウルトラ
スーパー
ハイパー
マスター
があるの。マスターの中にもランクがいくつかあって、その一番上がギルドマスターランク。ギルドマスターランクの探検隊はギルドを開くことが許されるんだよ。そしてランクを上げるには、数多くの依頼をこなす必要があるんだ。そしてその依頼の難しさにもランクがあるの。
下から
E、D、C、B、A、S、星1〜星9ね。
私はいつもE〜A辺りの依頼をやってるの。依頼の難しさによってポイントがあって、一番簡単なEランクと、さっきエンペルトさんが言った星6ランクはポイント差が100倍あるんだよ。

Rロコン「凄さがわかった?つまり、単純に考えて私がいつもやってる依頼より100倍難しいってこと。わかった?」

ロコン「……!大変すごそうな印象を受けた。」

ユキノオー「まぁ、最初はそんなもんでええじゃろ。」
 ▼ 74 1◆MR00PBvMIc 17/01/01 18:06:12 ID:NjBVMVpU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>73別にここ読まなくても、なんかエンペルトすごいなーって印象を持ってれば大丈夫です。


エンペルト「ありました。『大氷山』ダンジョンF13のゲンガー討伐依頼ですね。」

ユキノオー「うむ。それじゃ準備をして行ってこい。」

エンペルト「ハァ……わかりました。その代わり、報酬2倍はどうです?」

ユキノオー「当然、却下じゃ。」

エンペルト「……チッ」

僕的にはエンペルトさん(自称紳士)が一番外道に見えるんだけどなあ。
 ▼ 75 ールル@プロテクター 17/01/01 21:28:37 ID:3bc9GOWw NGネーム登録 NGID登録 報告
SS自体あんまおもろくないけどポケダンやりたくなってくるな
 ▼ 76 ッタ@ヒレのカセキ 17/01/01 21:31:47 ID:P1YmJfxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
俺は面白いと思うけどね

支援
 ▼ 77 1◆MR00PBvMIc 17/01/02 11:27:06 ID:xE4fsHHg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「チッ……まぁ依頼を受けた以上仕方ない。リン、エン、ついてこい。……ジュゴン!仕事だ!」

ジュゴン「はいはーい。今日はなに?」

エンペルト「簡単だ。すぐ終わる、場所は大氷山。町で新人と準備してから来てくれ。私はダンジョンの前にいる。」

ジュゴン「りょーかい。……さっ、いこっ!エンくんにリンちゃん。」

Rロコン「うん!」

ロコン「あっ、はい。」

ジュゴンさんは優しい。なんでエンペルトさんと探検隊やってんだろう。

 ▼ 78 1◆MR00PBvMIc 17/01/02 12:25:47 ID:xE4fsHHg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜〜〜inトレジャータウン

ジュゴン「ここがトレジャータウン。リンちゃんの話だと一回は来たけど施設は知らないんだよね。……だいじょぶ?」

ロコン「ううっぷ……」

だめだあの入り口のエレベーター……降りるときも驚いたけれど上がる時はもっと気持ち悪りぃ……

ジュゴン「ははは……まぁそのうち慣れるさ。それより案内したいけどいい?」

ロコン「お……お願いします……」

ジュゴン「まずそこにあるのが、ヤミラミが経営してる銀行ね。お金を預けたり、宝石を渡したらお金をくれたりするんだよ。ちなみに渡した宝石は食べてるんだって。彼曰く、ダイヤが一番美味しいらしいよ。お金は食べないから安心してね〜。」

ジュゴン「そしてあれがカクレオンのお店。ダンジョン内にもたまにお店を出してるね。ダンジョン内でのみ、めっちゃ強くなってる。Lv1ダンジョンでも彼らがめっちゃ強いのは永遠の謎だよ。彼女募集中だって。」

ジュゴン「あれがガルーラさんの倉庫。もうそのまんま。倉庫だよ。最近はお子さんの反抗期が悩みなんだって。」

……その後もジュゴンさんはたくさんお店を紹介してくれた。そしてその度にどうでもいいようなことを言ってくる(例えば、食堂のデカグースさんは34歳とか、アクセサリー屋のミミロップさんは今まで26人男を振ったとか)。いい人なんだろうが、すごく時間がかかる。多分2時間ぐらいかかったかな。

ーーーーー
大氷山 入り口

エンペルト「……………………遅い!」

ーーーーー
 ▼ 79 ガミミロップ@ハスボーじょうろ 17/01/02 12:28:40 ID:bFymZv5I NGネーム登録 NGID登録 報告
スレタイでマーティンオマージュかと思ったのけどロコンか
 ▼ 80 1◆MR00PBvMIc 17/01/02 18:29:04 ID:R3o5TkAw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジュゴン「ごめ〜ん。待ったでしょう。」

エンペルト「……喧嘩を売っているなら買わせていただくが。」

ジュゴン「なにも売ってないよ?」

エンペルト「じゃあなぜですか!?どうやればただ準備するのに1時間と56分と21秒かかるんですか!?ギルドを出て町で準備するのに10分、ここまでくるのに5分、15分もあれば十分でしょう!?それに……」


ロコン「(エンペルトさんいつもこんな細かい?)」

Rロコン「(いつもはちょっと遅いと0.1秒まで指摘するよ。)」


エンペルト「あああ……っっっ!もういい!早く行きましょう!」

ジュゴン「うん。おいでー、エンくん、リンちゃん。」

どうやらジュゴンさんがなだめきったようだ。

 ▼ 81 1◆MR00PBvMIc 17/01/02 18:50:01 ID:R3o5TkAw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>74訂正 F13→F9

大氷山F1

エンペルト「……さて、なんだかんだ言いましたけども、ここはもう不思議のダンジョンの中です。気をつけて。」

ロコン「ねぇ、不思議のダンジョンって何?」

エンペルト「……帰るか?」

ロコン「え」

唐突。ちょっと疑問に思ったから聞いただけなんですが。

ジュゴン「まぁまぁ、初めての探検だし多目に見てあげてよ。」

Rロコン「あっ、私がそこは説明しときます。」

エンペルト「……フン。まぁ、ジュゴンに免じて多目に見ましょう。リン、しっかり説明しときなさい。」

?「グルァァ!」

エンペルト「!!」
 ▼ 82 ドキング@アシレーヌZ 17/01/03 18:35:37 ID:XsW7c7xk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「……アブソルですか。まぁ雑魚でしょうが、エン、戦って見たらどうです?」

エンペルトさんが指した先には全身もふもふの体毛で白い覆われた、湾曲した角が生えているポケモンがこちらを睨みつけている。

ロコン「ええ!?いや、待ってください。何で戦わなきゃいけないんですk

エンペルト「ワープの種。」

何か食べたかと思ったらエンペルトさんが急に消えてしまった。同時にアブソルが『電光石火』で突っ込んでくる。

ロコン「お、落ち着いて!話せばわかる!」

こっちの言葉なんて気にする様子はない。やべ……

ジュゴン「オーロラビーム!」

アブソル「?!グウゥゥ!」

ジュゴンさんが出した虹色の光が僕の横をすり抜けてアブソルに命中する。途端にアブソルがその場へ静かに倒れる。





 ▼ 83 1◆MR00PBvMIc 17/01/03 19:34:54 ID:XsW7c7xk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「あ、ありがとうございます……」

ジュゴン「いいよ。それよりエンペルトくん!急に消えることないでしょ!」

ボフン

え?

周りを煙が覆う。そして煙が晴れると……

エンペルト「ん?どうでした?あつまれ玉早かった?」

エンペルトさんがグミを食べている。のんきにしてるな。

ジュゴン「あのねぇ、何で急に消えるの!?」

エンペルト「いや、経験積ませようと思って……」

ジュゴン「初心者だって知ってたでしょーが!」


Rロコン「はは……ごめんね、エン。エンペルトさんいつもこんなでねぇ……いつもはジュゴンさんがリードしてくれるんだけど……あまりに唐突すぎちゃったみたいで……」

ロコン「う、うん。」

もう絶対エンペルトさん信用しねぇ……
 ▼ 84 ライガー@バグメモリ 17/01/03 19:36:11 ID:3QSuN2Ak NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これ ダークライのしわざです
 ▼ 85 1◆MR00PBvMIc 17/01/04 09:53:03 ID:6T2Ctl22 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「……すみませんでした。」

ジュゴン「わかればよし。エンくーん、リンちゃーんおいでー。」

Rロコン「うん。」

ロコン「はい。」

……終わったようだ。またエンペルトさん言い負けてるし……

エンペルト「……お前らは遅れてもお咎めなしなのにな……」

ジュゴン「なんか言った?」

エンペルト「滅相もございません。」

……ひどい上下関係を見た気がする。





 ▼ 86 1◆MR00PBvMIc 17/01/04 14:09:34 ID:6T2Ctl22 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「わかりましたよ。見てればいいんでしょう。」

ジュゴン「うん。ちゃーんと助けなさいよ。」

エンペルト「ふいふい。」

エンペルトさんは渋々了承してくれたようだ。

エンペルト「ほら、あそこに手頃なジバコイルがいる。」石のつぶてポイー

ジバコイル「?!」

うわぁ……不意打ちェ……そりゃ怒るとは思いますけどね……

ジバコイル「ジンバァァァアアア!!」

ジバコイルが電気を部屋全体に放つ。おそらく『放電』だろう。……考えてる場合じゃないか。エンペルトさんとジュゴンさんは落ち着いている様子だが。僕とリンは電気を避ける。

Rロコン「冷凍ビーム!!」

リンが攻撃を仕掛ける。うし、僕も行こう。








 ▼ 87 1◆MR00PBvMIc 17/01/04 15:00:41 ID:6T2Ctl22 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジバコイル「」

ジバコイルが一瞬で凍りつく。が、すぐに鉄の塊がジバコイルの周りに集まり、爆発する。ジバコイルを覆っていた氷が砕け散る。『マグネットボム』か。そして、爆発しなかった鉄の塊がこちらへも飛んでくる。

Rロコン「こなゆき!……エン!」

ロコン「うん!ひのこ!」

マグネットボムをこなゆきで相殺したリンが僕に合図する。合図に合わせて打ち込んだひのこがジバコイルに命中し、ジバコイルが炎に包まれる。効果バツグンだし、どうだ?

ジバコイル「……ジバァァ!」

Rロコン「まだ……きゃっ!」

ロコン「!?え?」

追撃に移ろうとしたリンが突然吹き飛ぶ。何が起こったか一瞬分からなかったが、すぐにわかった。自分も吹き飛んだのだ。地面が唐突に爆発を起こした。地面にマグネットボムを仕掛けたのだろう。と、視界の端に捉えたジバコイルが電気を放つ準備をしているのが見えた。まずい。

ロコン「……うらぁぁぁぁ!」

眩しい。『日照り』が発動した。
 ▼ 88 1◆MR00PBvMIc 17/01/05 10:05:43 ID:48PmtIRw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジバコイル「うわっまぶし」

電撃が逸れる。太陽が目くらましになったようだ。

ロコン「フレアドライブ!」

ジバコイルが目を伏せている間に着地して、『日照り』により文字通り火力が上昇したフレアドライブを叩き込むために炎を纏う。

ジバコイル「ジバァァァ!!」

ジバコイルも電気を纏う。『スパーク』だろう。多少はダメージを覚悟するしかない。

Rロコン「エン!止まってぇ!」

リンが何か言っているが聞こえない。このフレアドライブをぶち込めば倒せるだろう。

ドォォン!

!前の床が爆発した。爆発の粉塵で前が見えない。構うものか。粉塵の中に突っ込む。
 ▼ 89 1◆MR00PBvMIc 17/01/05 10:20:30 ID:48PmtIRw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
煙から出る。だがジバコイルはいない。どういうことだ?だがここで一抹の不安がよぎる。

ーーーもしあの電気が『スパーク』じゃなかったら?電気を溜めているだけだとしたら?

溜めた電気は放出しないといけない。僕は今煙を突っ切った。つまり向こうからの電気はこちらへは向かない。じゃあ溜まった電気をどこへだす?ジバコイルの前には……

リンがいる!まずい!

ロコン「うわぁぁぁぁぁあぁぁ!!!」

ひのこを乱射する。が、手応えはない。ゆっくりと煙が晴れる……

エンペルト「……悪い癖ですね。」

煙が晴れた先ではエンペルトさんの前にジバコイルが落ちている。どうやらエンペルトさんが倒したようだ。

ロコン「あ、ありがとうございます……」

エンペルト「……エン、こっちへ来なさい。」

エンペルトさんは険しい顔をしている。
 ▼ 90 1◆MR00PBvMIc 17/01/05 23:43:33 ID:48PmtIRw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「……なぜ探検隊をしようと思った?」

……なぜ?理由など考えたことはない。強いていえばユキノオーさんが誘ってくれたことか。

ロコン「…………」

エンペルト「……私は最初、憧れた。かっこいい探検隊の姿にな。いつか自分もああなりたいと思った。あんな風にかっこよくなりたかった。」

エンペルト「そう思って私はまだポッチャマの頃に探検隊になった。けど、現実はそう甘くない。……矢先、ある事件が起きた。」

エンペルト「……私が憧れていた探検隊が、死んだ。」

ロコン「!?」

エンペルト「依頼でお尋ね者を捕まえようとして、思わぬ反撃を受けたらしい。」

エンペルト「彼らはいつも優しかった。今思えば、彼らは探検隊には向いてない。優しさは迷いにつながる。」

エンペルト「今のお前にも迷いがある。お前はなぜ探検隊をやっている?いや、そもそもお前は誰だ?何が目的でここへ来た?」

エンペルト「迷いがあるならうちはらえ。それか探検隊をするんじゃあない。……悲しいだけだ。」

……確かに迷いと言うならばある。僕は何者なのか?欲しいのはその答えだ。けれどポケモンである生活にも『楽しい』と感じれるようになってきた。

………………僕は誰だ?人間なのか?ポケモンなのか?

ロコン「……」

エンペルト「悩め。いくらでも悩んで答えを出せ。自分がしたいことをな。迷いがあるよりマシだろう。……もう行くぞ。」
 ▼ 91 1◆MR00PBvMIc 17/01/06 13:12:43 ID:SQPlMzF. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「すまん。もう行きましょう。」

ジュゴン「変なこと言ったんじゃないの?」

エンペルト「……うん。」

Rロコン「エンくーん!わたしは大丈夫だよー。早く来てよー!」

ロコン「う、うん。」

なかなか難しい問題だ。僕はなんでこんなことしているのだろう。……いや、余計なことは考えるな。今は依頼と、このダンジョンの突破を考えよう。
 ▼ 92 1◆MR00PBvMIc 17/01/06 13:28:47 ID:SQPlMzF. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
__2F

エンペルト「バブル光線」

吹き飛んで壁にめり込んだサマヨール「」

__5F

ムチュール「qうぇrちゅいおぱ、hすsj」(ほろびのうた)

ジュゴン「神秘の守り……エン!」

ロコン「フレアドライブ!」

__8F

ロコン「ひのこ!」

グライオン「キカネェナァ」

Rロコン「冷凍ビーム!」

グライオン「エ、チョットマッt」


エンペルト「……さて、次のフロアだな。お尋ね者。」
 ▼ 93 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 09:49:20 ID:39Z.flAE [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「はぁ……」

ジュゴン「あ、いた。」

ゲンガー「……どちら様?」

エンペルト「えーこちら雪のギルドから来ました、探検隊でーす。」

ジュゴン「ざいじょーはっぴょー」

エンペルト「あなたは、ムウマージさんとロトムさんに対しての暴行を働いたという風に聞いてます。」

ゲンガー「……そうか……探検隊か……」

ゲンガー「あいつらと俺は仲良しだった……けど俺は、ある日変わってしまった……ある日、俺は……」

ゲンガー「地面に足が着いたんだ……」

ゲンガー「そしたらあいつらは急によそよそしくなった……俺を気味悪がりやがった……」

ゲンガー「だから!やったんだよォ!俺は悪くねぇ!後悔もしねぇ!こい、お前らぁ!」

ゴーストs「「「「「「「ウィーっすwww 」」」」」」」

エンペルト「……1、3、……7?雑魚7匹+ゲンガーかな。よし、雑魚は任せた。私はゲンガーをぶっ飛ばす。」

ゲンガー「舐めてんじゃねぇぞ!」
 ▼ 94 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 10:04:35 ID:39Z.flAE [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「シャドーボール!」

エンペルト「バブル光線!」

ゲンガーの放った影の塊とエンペルトさんの放った泡が激突し、爆発する。そして二人は煙に紛れて見えなくなる。

ジュゴン「……さて、こっちもやりますか。私が5匹やるからそっちは1匹ずつお願いね。」

ゴースト1「5匹www舐めてますねwww」

ゴースト2「望みどおりやってさしあげましょう。」

ロコン「……いいんですか?一人で5匹も。」

ジュゴン「へーきへーき。そっちも気をつけてね。」

ゴースト3「シャドーボール!」

Rロコン「冷凍ビーム!」

向こうではリンがもう戦っている。行くか。
 ▼ 95 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 10:14:43 ID:39Z.flAE [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴースト4「そこの坊やはワイが相手をするで。」

ロコン「あ、よろしくお願いします。」

ゴースト4「不意打ち!」

ゴーストの拳が急に飛んで来た。躱せたけど、こっちが挨拶してる途中だったじゃねぇか!

ゴースト4「なんや。不意打ちがずるいと思うてる顔やな。何もずるいことはあらへんやろ。坊やが相手にしてるのはお尋ね者やで。」

……それもそうだ。今のは僕が悪かった。

ロコン「ひのこ!」

ゴースト4「シャドーボール!」

ひのこが相殺される。これは予想していた。1Fでは煙に突っ込んで失敗し
 ▼ 96 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 10:28:49 ID:39Z.flAE [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>95誤送信 続けて読んでください。

ひのこが相殺される。これは予想していた。1Fでは煙に突っ込んで失敗したんだ。じゃあどうするか……

ロコン「吠える!」

煙を吹き飛ばす。ゴーストが吹き飛ばされないようこらえているのが見えた。

ロコン「フレアドライブ!」

すかさずフレアドライブをゴーストへぶつける。ゴーストが吹き飛ぶ。

ゴースト4「坊……ちゃん……なか……なか…………やる……な……」

ロコン「フゥ……」

ゴーストが動かなくなる。目をやると、リンもゴーストを倒したようだ。そして……

ジュゴン「オーロラビーム」

ゴースト5「」

ジュゴン「あっ、そっちも終わった?」

ゴースト12567「「「「「」」」」」

うわぁ……えげつねぇ……
 ▼ 97 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 10:44:26 ID:39Z.flAE [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲンガー「シャドーボール!……はぁ、はぁ、くそ、なぜあたらねぇ……」

エンペルト「お前の攻撃なんざスローすぎるんだよ。……お仲間はみんな負けたようですね。」

ゲンガー「なぁ!?くそ、あいつら……!」

エンペルト「そしてお前も終わり。ラスターカノン。」

ゲンガー「シャドーボール!シャドーボール!シャドー……くそ!うわああぁあ!!…………」

エンペルトさんの放った銀色の光がシャドーボールごとゲンガーを飲み込む。ゲンガーは光に包まれ、見えなくなった。そして、次に見える時には地面に倒れ伏せていた。

エンペルト「……依頼達成。」

エンペルトさんが探検隊バッジをゲンガーにかざす。するとゲンガーは消えてしまった。

ロコン「え?消えた?」

エンペルト「ギルドへ送られたんだ。これで依頼達成。私たちも帰りましょう。」

ロコン「へぇ〜」

?『コチラヘコイ』
 ▼ 98 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 10:55:16 ID:39Z.flAE [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……!?なんか聞こえた?

エンペルト「ほら」

ジュゴンさんとリンが探検隊バッジの力で消える。

?『コチラヘコイ』

!やっぱり何か聞こえる。上から?

エンペルト「おい、エン!聞こえてるのか?おい!……エン?どうした?おい、どこへ行く?!」

自分はどこへ向かっているんだ?なぜ足を動かしている?なんだ、あの声は?

エンペルト「おい!」

エンペルトさんに捕まえられる。ここでようやく正気に戻る。

エンペルト「早く戻るぞ!どうした!ここの中腹より上は立ち入り禁止だ!」

ロコン「……呼んでる。」

エンペルト「ああ?一体何が呼んでるっていうんだ!ここより上はほとんど生物すらいない!何が呼んでるんだ!」

それでも僕の足が進むことを自分では止められない。僕は行かなければならない。

 ▼ 99 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 11:05:24 ID:39Z.flAE [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エンペルト「……チッ。早くしろよ!」

文句を言いながらエンペルトさんは僕についてきてくれる。

ロコン「……これは?」

エンペルト「これはガルーラ像だ。本来はダンジョンの中間地点であることを示すが、この『大氷山』では別の意味を持ってる。こっから上は本来は立ち入り禁止だ。」

ロコン「……なぜ?」

エンペルト「……『時の回廊』がある。」

エンペルト「そいつは一説には世界を滅ぼせる力を持っている、一説には時と空間を超えるための物だとか言われてる。……わかっているのはそれがやばい物だということだ。だから誰も近づかせてはいけない。」

……それが僕を呼んだ?

エンペルト「ここから上はどんな理由があろうが本来は立ち入り禁止だ。……この上に行こうってのか?」

ロコン「……」

僕は行かなければならない。そんな気がした。
 ▼ 100 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 11:23:05 ID:39Z.flAE [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……本当に何もいない。立ち入り禁止というのは本当のようだ。

光が見えた。あれが山頂だろうか。

ロコン「あれが、『時の回廊』?」

山頂に出た。そして目の前には扉のような輪郭の青い渦がある。なんとも美しい。

エンペルト「満足か?もう帰るぞ。…………なんだ?ありゃあ。」

ロコン「……エンペルトさん、構えて。」

青い渦が乱れ始めた。燃えるような音を立てて渦が光を放ち始める。隣では危険を察知したエンペルトさんが身構えている。

ゴオオオ!!!

ものすごい音とともに爆風のようなとんでもない強風が渦から巻き起こる。しかし僕もエンペルトさんも目を逸らすことはできない。なぜなら、得体の知れない触手が回廊から出てきたからだ。

?「じぇるるっぷ……」

エンペルト「なんだ……こいつは?見たこともねぇ……」

出て来たのはクラゲのような見たこともない奇妙なポケモンだった。
 ▼ 101 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 20:10:25 ID:39Z.flAE [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
?「じぇるるっぷ……」

クラゲのような何かは紫色の液体を生成し、放つ。

エンペルト「バブル光線!」

エンペルトさんがバブル光線で紫色の液体を相殺する。液体が地面に飛び散り、接着した地面が溶けて煙をあげる。

ロコン「毒液!」

エンペルト「……敵意を確認した。エン!援護しろ!『アクアジェット』!」

激流に包まれたエンペルトさんが得体の知れないクラゲに突っ込む。クラゲは高速で上へ逃げて行き、それをエンペルトさんが追いかける。

エンペルト「逃すか!」

?「…………」

エンペルト「むっ!?」

クラゲが不意に動きを止める。そして触手を開き、エンペルトさんを頭部が飲み込む。

ロコン「えええっと、、ひ、ひのこ!」


 ▼ 102 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 20:23:47 ID:39Z.flAE [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ひのこは確かに命中したはずだ。しかしクラゲは全く動じない。

ロコン「!!……エンペルトさぁーーん!!」

?「……!!?」

クラゲが震えだす。そして体内から爆発し、エンペルトさんと一緒に落ちてくる。

エンペルト「ううっ!」

?「……!!」

2匹が地面に打ち付けられる。エンペルトさんは何かに濡れているようだ。

エンペルト「痛う……!」

ロコン「エンペルトさん!」

エンペルト「触るな!くそ!毒だ……私が鋼じゃなければ死んでるぞ……!まぁ体ん中からラスターカノンぶっ放してやったが……奴はどうなった?」

クラゲの方を見る。ラスターカノンがかなり効いたようで痙攣しているが、また浮き上がろうとしている。

?「……イ…」

?「…………ジメ……ル…ナ」
 ▼ 103 1◆MR00PBvMIc 17/01/07 20:48:44 ID:39Z.flAE [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「え……!?」

エンペルト「喋った……?」

?「……イジメルナ。」

エンペルト「……ふん。先に攻撃を仕掛けたのはそっちだろう。私達はそれに対抗しただけだ。」

?「…………」

クラゲはスッと体制を整える。そして光る鉱石を創り出した。

エンペルト「……下がれ!」

ロコン「…はい!」

エンペルトさんの合図で二人とも後ろへ跳ぶ。すると光る鉱石からエネルギーが放射される。さっきまで僕らがいた地面がえぐられる。

エンペルト「……あれは『パワージェム』。………エン、これ以上は危険だ。奴は気になるが……もう引くぞ。」

そういうとエンペルトさんはどこからか取り出した青い玉を地面に投げつける。その青い玉が煙を上げ、その煙が晴れると、『大氷山』の入り口ヘ戻っていた。

エンペルト「なぜお前が何かを山頂から感じたのか……奴が何者なのか……気になることはいくらでもあるが、今日は帰るぞ。」

……あのクラゲはなんだったのか?あの僕を呼んだ声は?

様々な疑問が交錯するが、今日は諦めよう。何より今日は自分のしたいことを考える必要を思い知った。迷いがあっては仲間が危険になる。

__エンペルトさんと僕はギルドへの帰り道についた。
 ▼ 104 パー@ミミロップナイト 17/01/08 23:36:33 ID:3BJg.C.I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 105 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 09:40:40 ID:WfdKG66I [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーーー
ギルド前

__もうすっかり暗くなってしまった。ジャラランガさんが雪の中に立っている。

エンペルト「…ジャラさん。」

ジャラランガ「…………ユキノオー、怒ってるぞ。」

エンペルト「ですよねー」

ロコン「すいません……」

立ち入り禁止のとこに入ったんだから当たり前か。おまけに僕は一回目の探検でさっそくやらかしたことになるんだよなぁ。

ジャラランガ「……早く入れ。もうみんな寝てるから静かにな。」
 ▼ 106 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 09:49:15 ID:WfdKG66I [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エレベーターが止まると、前にはユキノオーさんが仁王立ちで待っていた。

ユキノオー「……お帰り。」

エンペルト「……ただいま戻りました。」

ロコン「…すいません……」

ユキノオー「……こっちへこい。ワシの部屋じゃ。理由はそこで聞こう。」
 ▼ 107 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 10:04:17 ID:WfdKG66I [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーー

ユキノオー「さて、質問するぞ。」

ユキノオー「お主ら、何を見た?」

?何を見た?

ロコン「……時の回廊」

ユキノオー「それだけか?」

エンペルト「……おっしゃりたいことがよくわかりませんね。あなたも知っているでしょう。山の中腹より上には本来何もいないと。」

……あの後、帰り道であのクラゲの事は隠そうという事をエンペルトさんに言われた。あそこには本来何者たりともいてはいけない。奴に敵意はあっただろうが、なるべく話を聞きたい、攻撃されたからといってむやみに敵と決め付けたくはないとのことだった。が__

ユキノオー「……エンペルト、お前に隠し事は無理なようだな。なら単刀直入に言おう。探検隊本部から、マスターランク以上の探検隊だけに、つまり全国に数えるほどしかいない強者達に向けて、『極秘司令』が出た。」

エンペルト「……極秘司令?」

ユキノオー「異世界の生物の調査、及び保護、もしくは___

ユキノオー「抹殺だ。」
 ▼ 108 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 10:20:29 ID:WfdKG66I [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
抹殺。この言葉が重くのしかかる。心臓が高鳴る。しかしまず、異世界の生物とはなんなのか。

ロコン「……どういうことですか?」

ユキノオー「異世界の生物……本部はこれらを『UB』と呼んだ。」

エンペルト「ウルトラビースト……?」

ユキノオー「最近、世界各地の時間、空間が若干歪む事件が起きておる。本部がそれをずっと調査していたというのじゃ。そして、その原因に、異世界からの訪問者の存在を突き当てた。」

ユキノオー「今確認されたUBは一種類。巨大な口を持つ、異形の形をしたなんでも飲み込んでしまう化け物ということじゃ。すでに被害を受けた森があるのじゃ。かなりの大きな森だったが、半分以上がもう荒地になってしもうた。」

ユキノオー「そして、その荒地に残る特殊なエネルギー波を観測したところ、『時の回廊』と同じエネルギーを発していた。そして今日、『大氷山』の時の回廊から膨大なエネルギーが放出されたのを観測できた。お主らがちょうどそこに行っている時じゃ。」

ユキノオー「……もう一度聞くぞ。お主らは何を見た?」
 ▼ 109 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 11:41:53 ID:WfdKG66I [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちらっとエンペルトさんの方を見る。エンペルトさんもこちらを見て、頷く。

エンペルト「……私達は、クラゲのような形をした見たこともない生物と遭遇、さらに一戦交えました。」

ユキノオー「やはりか。特徴を聞かせてもらえるか?」

エンペルト「体長は1.2mほど、タイプは毒に加え、鋼が弱点のタイプであると予想します。放つ毒は非常に強力であり、その毒自体にどのような効果があるかは不明。私は毒を受けましたが、鋼により無効化できたことから、タイプの概念は通用するように思います。」

エンペルト「……非常に危険です。」

ロコン「炎を特に苦にしてなかったので、多分毒、岩だと……見た目はクラゲなんですがね。」

エンペルト「一度私は飲み込まれました。ですが、殺そうとしたわけでもなかったようです。」

ユキノオー「……ふむ。わかった。この事は他言無用じゃ。ワシが預かる。お主らは、明日からいつも通り探検に励め。……と、言いたいが、違反は違反じゃ。エンは初めての探検という事で多目に見るが、エンペルトは3日間謹慎じゃ。」

エンペルト「……はい。」

ロコン「すみません……」


こうして、僕の初の探検は終わった。
 ▼ 110 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 11:52:46 ID:WfdKG66I [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
部屋に戻ると、ユキカブリ、ニューラ、Rサンドがまだ起きていた。

ユキカブリ「お、アホが来たぞー!」

Rサンド「初日から違反とは、なかなかのチャレンジャーだね〜。」

ニューラ「で、どうだったよ?女の子との初めての探検は?」

ロコン「茶化すなよ、みんな。こっちは大変だったんだぞ。」

ユキカブリ「ま、それが探検隊ってもんよ。処分は?」

ロコン「特にお咎めなし。エンペルトさんは3日間謹慎。早く寝ようよ。」

ニューラ「ちぇ、つれねぇなぁ。サンド、もう窓に藁かけて。雪が明るい。」

Rサンド「はいはい。………………じゃ、おやすみ。」

ユキカブリ「おやすみ」

_________
______
___
_
 ▼ 111 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 17:12:49 ID:WfdKG66I [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
………………ここは……またか……この夢を見るのは3回目かな?妙にリアルな夢……ここはどこだろう?黒い世界……

向こうにはあのクラゲと、赤く光る筋肉マン、それと巨大な口を腹に持つ黒い化け物……

?「……ゴメンネ、ミンナ……」

?「ウツロイド、キニスルコトハナイ。モンダイハ『アクジキング』、オマエダ。バリバリショウコヲノコシテキタノカ?ワレラノケイカクヲワスレタワケデハアルマイナ?」

アクジキング「スマナイ……『マッシブーン』、ハラガヘッタンダ……」

マッシブーン「ダカラプロテインヲジサンシロトイッタノダ。マァイイ。ツギハワタシガイク。『ウツロイド』!ツギニゲートガアクノハイツダ?」

ウツロイド「シバラクアカナイトオモウナァ……ソレヨリ、ムコウニモツヨイカラダヲモッタセイブツガイタヨ。」

マッシブーン「ソレハタノシミダナ。アクジキング!オマエモイチオウジュンビダ!」

アクジキング「ワカッタ。」

_________
______
___
_
 ▼ 112 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 20:18:38 ID:WfdKG66I [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
___

ロコン「……ふあぁあ。」

窓にかけられた藁の間から光が射し込んでいる。3バカ(ユキカブリ、ニューラ、Rサンド)はまだ寝ているようだ。広間へ行くか……

……思えば昨日は色んなことがあった。初めての体験だらけだったなぁ。

そしてまた見た。不思議な夢。妙にリアルな夢。何かの暗示なのだろうか?僕はあのクラゲは見たことがある。というか戦ったし……

だけども筋肉マンや口の化け物を見たことなどない。『ウツロイド』『マッシブーン』『アクジキング』なんて名前も聞いたことがない。僕の想像力だろうか?だとしたら想像力が足りすぎてるなぁ。
 ▼ 113 1◆MR00PBvMIc 17/01/09 20:37:11 ID:WfdKG66I [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エーフィ「あら、朝が早いのね。おはよう。」

広間ではエーフィさんがコーヒーを啜っていた。

ロコン「おはようございます。……ブラッキーさんは?」

エーフィ「彼は夜型なの。私は朝型。私達が探検隊活動をするのは14時から18時までの4時間だけ。夫婦なんだけどね。」

エーフィ「……彼は本当は奥手でねぇ。私にプロポーズする時なんか、黒い体真っ赤にしてたのよ。だけど、一生懸命強がって、ラブラブを演じようとしてるの。自分を大きく見せようとしてね。」

エーフィ「……かわいいでしょう。私はそんな頑張ってる彼が好き。寝顔もかわいいんだけどねー」

ロコン「人に歴史ありってやつですか?」

エーフィ「フフ。そうね。ごめんなさい、変なこと言って。……あなたが気づくのはいつかしらね?朝のココアでもどう?」

ロコン「……気づく?……あ、ありがとうございます。」

エーフィさんはココアを僕にくれた。ブラッキーさんとエーフィさんはバカップルのように見えたが本当は二人ともクールなのかもしれない。ポケモンは見かけによらないようだ。
 ▼ 114 ロアーク@かわらずのいし 17/01/10 22:03:28 ID:4EXyKtsY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 115 1◆MR00PBvMIc 17/01/10 22:13:38 ID:tyoJPJ8s [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「おはよ〜」「おはようございます」「ねみい」

みんなもまばらに広間へやってきた。……エンペルトさんはいなかったが。ジュゴンさんは少し心配そうな顔をしていたが、僕には何も聞かなかった。恐らく口止めがかかっている、それかエンペルトさんに直接聞いたのかもしれない。

こちらから声をかけると、「今日は探検お休みだぁぁ」と退屈そうに言っていた。

その後、朝礼を済ませ、みんなもそれぞれの仕事へ向かう。もちろんそれは僕とリンも例外ではない。

Rロコン「……昨日は大変だったね。」

事情を知っているのだろか。どうも元気がない。

ロコン「……うん。……ねぇ、元気出していこっ!今日は二人で探検するのは初めてなんだから!」

Rロコン「……うん!ありがと!…じゃあ、依頼選びにいこ!」

ロコン「うん!」
 ▼ 116 1◆MR00PBvMIc 17/01/10 22:47:59 ID:tyoJPJ8s [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……これが、依頼掲示板?」

Rロコン「うん、そうだよ。」

リンに案内された掲示板にはたくさんの張り紙があり、そしてその一つずつに顔が載っている。

Rロコン「いちおう初めてな訳だし……これなんかは?」

リンがさした張り紙は探し物の依頼らしい。内容は『銀の平原』での……『ドラゴンオーブ』を探す。依頼主は……フカマル?ランクは……

C

Cランク……なんか低く感じるのは僕だけかな。

ロコン「……ねぇ?なんか低くない?この前星6だったよね?」

Rロコン「逆。前が高すぎるの。あれはエンペルトさん達がついてきてくれてたから。」

そういうもんだろうか。まぁそういうもんなんだろう。
 ▼ 117 ングース@ウタンのみ 17/01/11 20:48:16 ID:UiZD93Dg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 118 1◆MR00PBvMIc 17/01/12 19:25:26 ID:zxAjr1KI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「……じゃ、行こう!」

Rロコン「うん。」

入り口へ向かう。しかし、そこには……

エンペルト「……エン、ちょっとこい。」

エンペルトさんが立っていた。

エンペルト「(……実は、あのクラゲをこちらから呼び出せるかもしれん。)」

ロコン「(え!?)」

エンペルトさんが持っている探検隊バッグから小さなカプセルを取り出す。

エンペルト「(こいつは、エネルギーを吸収する特殊な素材を使ったカプセルだ。ここにあの、『時の回廊』のエネルギーを溜め込んだ。こいつを使えば、こっちからあいつをおびき寄せられるかもしれない。)」

ロコン「(いつの間に……?)」

エンペルト「(私を舐めるな。実は前から時の回廊に興味があってな。機会があればエネルギーをコレに取ろうかと思っていたのだ。……まぁそこでな。私は今外に出れない。お前が、時の回廊の情報を集めて欲しい。)」

ロコン「(そんなことしたら、こんどこそ……)」

エンペルト「(バレない程度に、よろしく頼む。お前以外には頼めないんだ。)」

エンペルト「じゃあエン、リン、探検頑張れよ!」

ロコン「あっ、ちょっt」
 ▼ 119 ガルガン@はつでんしょパス 17/01/13 21:15:57 ID:kjBYc646 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 120 1◆MR00PBvMIc 17/01/13 23:09:26 ID:6Vpy/I/o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Rロコン「……?なんだったんだろ?エン、何喋ったの?あのカタブツなエンペルトさんが激励なんて、珍しい。」

ロコン「……え!?あっ?いや、なんでもない……」

一応UBのことは秘密になっているし……別にいう必要はないだろう。

ロコン「じゃ、行こうか!」

Rロコン「……?うん!」

___目指すは銀の平原、探すのはドラゴンオーブ、僕とリンの二人での、初めての探検が始まる。
 ▼ 121 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 10:04:34 ID:bDV1zmS. [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
依頼主とちょっと会った後、意気揚々と銀の平原にやってきた___

寒い。

銀の平原というだけあって、ただひたすらに雪が積もり、視界はホワイトアウトしているほどの吹雪。これがダンジョンになっているのか。

?「ビビッ!」

ロコン「ん?」

Rロコン「冷凍ビーム!」

コイル「」

後ろから声がしたと思ったらリンが冷凍ビームを放つ。僕が後ろを見るときにはコイルが氷漬けになっていた。

Rロコン「油断はしちゃダメだよ。……でもこのコイル変だね?」

何が変だというのか?変哲のないただのコイルだが。
 ▼ 122 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 10:15:24 ID:bDV1zmS. [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Rロコン「ここって雪の関係上、氷タイプのポケモンが多いの。だから、鋼タイプであるコイルはこの辺では強いポケモンになるから、上層にいることが多いんだ。なのにこのコイルは1F、それも入り口に……?」

よく見れば、頭のネジには小さなヒビが入っている。

ロコン「誰かに追い出された……?」

Rロコン「かもしれない。」

ロコン「上に、何かいる?」

上にを見る。雪で何も見えないが、この上に何かいる。なんとなくそんな感じがしてきた。

 ▼ 123 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 10:30:35 ID:bDV1zmS. [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
__2F

ロコン「かえんほうしゃ!」

ユキワラシ「かげぶんしんwww」

Rロコン「『ゆきふらし』っ!」

ユキワラシ「アイスボディで回復www」

Rロコン「吹雪!」

ユキワラシ「必中は勘弁www」ピキーン
 ▼ 124 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 11:02:07 ID:bDV1zmS. [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
__3F

コイル「」

ムチュール「」

ポッチャマ「」

ロコン「なんだこれ……」

Rロコン「ひどい……」

たくさんのポケモン達が傷つき、倒れている。どうやら何かがいることは間違いないようだ。依頼は4F、このダンジョンはかなり短い方だと聞いているが……なぜここまで……

ふつふつと疑問が巻き起こる。やがてそれが熱いものに変わっているのがわかる。

ウリムー「ううっ……」

ロコン「あっ!」

倒れていたポケモンの一体がうめき声をあげる。
 ▼ 125 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 12:06:07 ID:bDV1zmS. [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「大丈夫ですか?!」

ウリムー「……赤い……ポケモン……」

Rロコン「赤い?この辺に赤いポケモンと言えばデリバードくらい……」

ウリムー「ブー…………バー……ン」

再び気を失ったようだ。ブーバーン?そういったのだろうか?

Rロコン「ブーバーン……?」

ロコン「知ってるの?」

Rロコン「最近話題に上がることが多い盗賊団のメンバーよ。かなり人数がいてね……何人か捕まえて自白させたら、その盗賊団のリーダーがかつて最強とも言われた探検隊と言われていたポケモンだったんだ。」

ロコン「へぇ」

Rロコン「だからその盗賊団には様々な憶測があってね。知ってはいけないことを知った、とか世界に何か起こることを予知しているとか、ね。だけど、悪さをしていることに変わりはないから。」

Rロコン「何より、なんでこんな非道いこと……」

ロコン「……行こう、リン。」

Rロコン「うん!許すもんか!」
 ▼ 126 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 13:19:36 ID:bDV1zmS. [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
__4F

ブーバーン「どこだ?おい、そっちはどうだ!」

ブーバー1「ダメっすねぇ。ないです。」

ブーバー2「こっちもないです。」

ブーバーン「ううむ、どうしたことか……」

〜〜〜〜
岩陰

ロコン「(どうする?あいつらなんか探してるけど。)」

Rロコン「(奇襲をするの!だから隠れたの!)」

Rロコン「(こっちの技は大体全部効果が小さいから、奇襲して倒す!)」

ロコン「(作戦は?)」

Rロコン「(いい?今から……

〜〜〜〜
 ▼ 127 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 13:28:37 ID:bDV1zmS. [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロコン「おい!」

ブーバーン「あ?なんだおめえは?……お前ら、早くこいつを放り出せ!」

ロコン「僕は探検隊だ!お尋ね者、ブーバーン!お前を捕まえる!」

〜〜〜

Rロコン『いい?まずエンがあいつらの正面に出るの!』

ロコン『え』

Rロコン『奴の炎はエンには効かない!特性『もらいび』でね。』

ロコン『なるほど。』

Rロコン『炎が効かないことに戸惑ったあいつらに、私が後ろからふぶきを叩き込んでやる!』

ロコン『……もしあいつらが炎技を使わなかったら?』

Rロコン『そのときは………………そのときよ!』

ロコン『ええぇ……』

〜〜〜

神様お願いします。炎技を打ってください。お願いしますお願いしますお願いします。

ブーバー1、2「はじける炎!」
 ▼ 128 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 13:33:48 ID:bDV1zmS. [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>1です。一応冬の学校長期休業期間が終わっているので、更新ペースが遅くなりました。土、日にはなるべく進めて行こうと思うので、お願いします。セリフが思いつかないときは絵でも投下してるかもしれません。
 ▼ 129 ーバー@くろいビードロ 17/01/14 14:28:54 ID:W7pmCiHA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 130 ロカロス@ダイブボール 17/01/14 15:45:22 ID:ampUTbxU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
特性もらいび?
 ▼ 131 1◆MR00PBvMIc 17/01/14 16:29:56 ID:bDV1zmS. [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>130
時闇空では特性が2つあるときは2つとも持ってた。例えばドーミラーが浮遊と耐熱両方持ってるとか。
当時は夢とかなかったから今続編出したらどうなるかわからないですけどね。

この中では通常特性だけのポケモンと、通常+夢の特性を持つポケモンがいると思ってくだされ。
ロコンの通常特性はもらいびだけど、夢は日照りだから、このロコンはもらいびと日照り両方を持ってる。



 ▼ 132 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 00:05:09 ID:lPjjVA9g [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
神は残酷ではなかった!

ロコン「グワア」

なるほど、確かに暑いが、ダメージを受けるほどの熱さではない。

ブーバー1「おらおらおらぁ!」

ロコン「なんつって」

ブーバー2「?……なぜだ!」

ロコン「(いまだつ!)ひかりのたま!」ボッ

ブーバーン「ぐっ!」

ひかりのたまから放たれる強烈な光はブーバーンたちを怯ませる。これが合図だ!

Rロコン「ふぶき!」
 ▼ 133 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 00:30:01 ID:lPjjVA9g [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
___勝った。そう思った。

後ろからとびだしたリンに全く反応できなかったやつらはあっという間に氷に包まれた。

Rロコン「きゃあっ!」

___はずだった。

ブーバーン「お嬢ちゃん、お坊っちゃん、俺を舐めすぎじゃないかい?」

バカな。当たった。ふぶきは間違いなく、やつを仕留めた。

ブーバーン「光の玉を使われた瞬間、全身から熱を出した。防御のために。ただのうのうと犯罪者やってるわけじゃあないんだぜ?危機回避の能力はバカじゃない。……そうだろ!お前ら!」

ブーバーs「もちろん!」パキーン

まずい。非常にまずい。
 ▼ 134 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 00:57:32 ID:lPjjVA9g [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
だが、こうなってしまった以上仕方がない。真正面からぶつかるだけだ!

ロコン「フレアドライブ!」

ブーバーン「お前ら!手ぇ出すな。俺一人でやる。……雷パンチ!」

フレアドライブ。この技には自信があった。大抵の相手はこれで充分だった。雷パンチに負けやしない、そう思った。

___景色がひっくり返った。それが自分が浮いている、真正面から押し負けた、と気づくのに時間はいらなかつた。

ロコン「ぐぅ!」

壁に叩きつけられる。霞んだ視界で冷凍ビームをかえんほうしゃで押し返さ
れこちらに飛んでくるリンが見えた。

Rロコン「きゃあ!」

___勝てない。たった一回ぶつかって、そう思ったとき、怖くなった。さっきまでの燃えるような怒りは冷たい恐怖に変わってしまった。
 ▼ 135 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 09:56:14 ID:d1QR4Rk. [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ブーバーン「終わりかぁ?手応えなんてあったもんじゃねぇな。……なぁ、坊ちゃん。」

辛うじて立ち上がる。足がすくむ。体が小刻みに震える。怖い。

ブーバーン「てめぇらみてえな弱っちょろい奴らが探検隊?笑わせんじゃねぇ!とっとと消えろ!何を迷う!」

……迷う。

いつか言われた。最近だ。

そうか、僕は迷っているのか。このブーバーンと戦うか迷っているのか。迷っていたら弱くなる。じゃあとるべき道は一つ。

そんなことを考えていると冷静になってきた。足の震えは消えた。エネルギーが戻ってきた。

駆け出す。迷うことはない。自分の持っている全てを目の前のあいつにぶつけるだけ。シンプルに。そのためだけに動け。『日照り』を発動させる。

ロコン「フレアドライブ!」

ブーバーン「……へぇ、男じゃあねぇか!雷パンチ!」

 ▼ 136 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 10:06:23 ID:d1QR4Rk. [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガッ

雷と炎が音を立てて激突する。さっきはすぐ吹き飛ばされた。けど今は拮抗している。

ブーバーン「ふん!……生意気にぃ!」

雷が大きくなる。また僕は吹き飛ばされた。

ロコン「うわぁ!」



ブーバーン「ははっは!これが探検隊かぁ!口ほどにもねぇ!」

Rロコン「ううっ……大丈夫?エン?」


あれ?この状況は……見たことがある……



ブーバーン「だが、ガッツはあるな!そのガッツに免じて、全力で叩き潰してやろう!これを見ろ!」
 ▼ 137 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 17:06:59 ID:d1QR4Rk. [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
そう言い放ったブーバーンが懐から何か取り出そうとした……

?「やめろ。ブーバーン。」

背後から声がした。背後には……

アブソル「やめろ。もういい。」

何か言いようのない威圧感を放つポケモンが近づいてくるが、動くこともできない。それほど凄まじい威圧感だった。

Rロコン「あ…ああ……『天災』アブソル……」

ロコン「天災?」

Rロコン「あの人の通り名……あの人はもともと最強の探検隊の一角だった……あの人の通った後にはお尋ね者が1匹も残らない……それがまるで嵐のようで、お尋ね者からは『天災』って呼ばれてた……それが今は……」

アブソル「ほう。詳しいな。ならば俺が今盗賊団のリーダーをしていることも知っているな。」

!このポケモンが、ブーバーン達のリーダー!?

アブソル「ブーバーン、今日は引くぞ。厄介なことになってきた。」
 ▼ 138 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 17:45:02 ID:d1QR4Rk. [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ブーバーン「……アニキ、そりゃないですよ。今からが楽しいのに。」

アブソル「じゃあ間違いなく何人か犠牲になるが?『時の守護隊』に嗅ぎつけられた。」


ドオオオオオオン!


壁が爆発で吹き飛んだ。

アブソル「……そら来た。」

?「この若造供がぁ……よくもうちのカワイイ娘に手ェ出してくれちょんなぁ?」

誰だ?逆光で見えない。

アブソル「ブーバーン!ブーバー!」

ブーバーン「火炎放射!」

ブーバー「はじける炎!」



 ▼ 139 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 17:55:21 ID:d1QR4Rk. [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
3つの炎が光の柱となって発射される。しかし__

?「冷凍ビーム」

相性は有利な筈の炎が氷に弾かれている。炎に照らされて浮かび上がった冷凍ビームの発射台は……

Rロコン「おかあさん!?」

Rキュウコン「この畜生風情が…うちの娘に何さらしてくれとんじゃボケェェェェ!!!」

ブーバーン「う…………うわっ!」

ついには冷凍ビームが火炎を押し潰してしまった。ブーバーン達は辛うじて避けたものの完全にパワー負けした。

Rキュウコン「リン、エン大丈夫?」

Rロコン「う、うん……」

ロコン「はい……」

Rキュウコン「ああよかった。遅れてごめんね。……久しいね!アブソル!」

アブソル「それはこっちのセリフだ。」
 ▼ 140 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 18:15:11 ID:d1QR4Rk. [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
アブソル「お前の旦那の葬式以来か?遺体はまだ見つかってないらしいな!」

Rキュウコン「ふん。あんたも変わったね!昔は丁寧ないい子ちゃんだったのにね!通り名なんか貰っていい気になって!確か……ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の砂糖野郎!」

アブソル「それは『甜菜』じゃねぇか!」

……ものすごく程度の低い口喧嘩だな。

アブソル「チッ、テメェが出てくる幕かよ……!」

Rキュウコン「私だけじゃあないよ!」

ブーバーン「……ブーバー?ブーバー?!どこへいる!」

?「ここだ。」

ブーバーs「」

ブーバーン「ブーバー!」

アブソル「ヨノワール……!」

ヨノワール「久しぶりだな。アブソル。」
 ▼ 141 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 21:31:34 ID:d1QR4Rk. [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
アブソル「ほら見ろ。犠牲が出た。」

ブーバーン「確かに……それにヨノワールにキュウコンが相手は分が悪い。」

ヨノワール「ごちゃごちゃ喋るんじゃあない。お前達は私が捕まえる。」

アブソル「……逃げるか。だが、その前に少し喋らせてもらおう。」

「お前達は今自分の世界に何が起きているか知っているか?」

「お前達は知らないだろうが、今、世界には巨大な災難が降りかかろうとしている。」

「それに気づきもしない間抜けな探検隊供より先に私は気づいた。」

「例えどんな手段を使おうと私はそれを止める。」

「私はそのためになら如何なる犠牲も払う。」

「まずは間抜けなお前らに余興を見せてやろう。」

「……この黒い玉は『闇のオーブ』。私達がここへ来た理由は『ドラゴンオーブ』があると聞いたからだ。オーブは世界に17個!この全てを集めた時、私の目的は達成される!」

「お前達が世界の危機に気づく時!私はこの世の全てを知り!神となるのだ!」

「これが私の力!見せてやろう!」

「メガシンカ!」
 ▼ 142 1◆MR00PBvMIc 17/01/15 21:48:14 ID:d1QR4Rk. [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
アブソルが光に包まれていく。アブソルが光り輝く石の幕から解き放たれた時、全てを圧倒するようなエネルギーを纏ったアブソルだったものが光から現れた。

白い体毛は逆立ち、翼のようだ。角はさらに大きく鋭く威圧感を放つ。

これが……『メガシンカ』

Mアブソル「それではご静聴ありがとう。さ・よ・う・な・らっ!」

発達した角でMアブソルは雪に『辻斬り』を打ち込む。そのエネルギーは深く積もった雪ごと地面をえぐり、巨大な衝撃波を生み出した。

Rキュウコン「リン、エン、ヨノワールさん、後ろに!オーロラベール!」

ドゴオオオオオオオ!!!!

_______
____
__
_



 ▼ 143 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 10:01:40 ID:OJ7F87Pk [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
Chapter3 氷の島の探検

ロコン「あくのはどう!」

Rロコン「マジカルシャイン!」

メガヤンマ「ちっ……ちっくしょおおおお!!」

ロコン「よし!」

Rロコン「やった!」

今、僕とリンは探検隊活動に勤しんでいる。あれから色々な依頼をこなしてきた。

__そういえば、あれ以来、不思議な夢も見ていない。大きな事件もない。『あれ』というのはアブソルやブーバーン達と一戦を交えたことだ。
 ▼ 144 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 10:14:04 ID:OJ7F87Pk [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
______

煙が晴れた。キュウコンさんの後ろの足場は無傷。だが、アブソルがいた場所を中心に巨大なクレーターが出来上がった。もちろんアブソルとブーバーンの姿はない。

Rキュウコン『逃げたか……』

ヨノワール『私が追いかける。キュウコンはジュプトル達と合流して、報告してくれ。』

そういうと、ヨノワールと呼ばれたポケモンは煙のように消えてしまった。

Rキュウコン『オーブ……確か特定のタイプに働く道具……一体なんだというの……?』

ロコン『キュウコンさん……』

Rキュウコン『……一回家に戻りましょうか。』
 ▼ 145 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 10:33:44 ID:OJ7F87Pk [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
Rキュウコン宅

Rキュウコン『ジュプトルー!セレビィちゃーん!いるー!?』

?『遅かったな。こっちはカラ回りだ。』

Rキュウコン『こっちは収穫ありよ。』

?『本当!?』

キュウコンさんと喋っている緑色、紫のポケモン2匹。

ロコン『あのー…』

?『キュウコン、そこの2匹は誰だ?』

Rキュウコン『ジュプトル、紹介するわね。白いのは私の子。赤いのは元人間の娘のパートナー。』

ジュプトル『!人間!』

セレビィ『!ピカチュウ以外にも元人間のポケモンが!?』
 ▼ 146 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 10:47:51 ID:OJ7F87Pk [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュプトル『人間……気になることはあるが、まずはその収穫とやらを聞かせて貰おうか。』

そしてキュウコンさんは先ほど起こったことを話していく。

セレビィ『ふーん。オーブねぇ……』

ジュプトル『つまり、奴らの目的は、そのオーブを集めて、何かをしようとしているわけか。』

Rキュウコン『そう。そして気になるのが……』

ジュプトル『世界に降りかかろうとしている巨大な災難……』

Rキュウコン『ええ、これが何を意味しているのか……?皆目、見当もつかないわ。』

ジュプトル『時の停止はポケダンズが食い止めた。未来も草木が溢れた。一体何が問題なんだ……?』

セレビィ『ジュプトルさん。』

ジュプトル『ああ、俺たちはこれから世界に17個あるというオーブを探す。キュウコンはヨノワールと引き続き奴らを追ってくれ。』

Rキュウコン『ええ、武運を。』

ジュプトル『そっちもな。』

セレビィ『おじゃましました。』

2匹のポケモンは静かに出て行った。
 ▼ 147 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 10:57:35 ID:OJ7F87Pk [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
Rロコン『あの人達は?』

Rキュウコン『……時の守護隊よ。時の神様が、時代に悪影響を与えると判断した者を密かに裁くの。私もその一員。』

Rキュウコン『いい?ここで見たことや聞いたことは他の人には言わないこと。』

Rロコン『わかった。』

ロコン『わかりました。』

Rキュウコン『じゃあギルドに戻りなさい。依頼失敗はユキノオーさんに私がうまくいうから……』

Rロコン『依頼は成功してるよ』っドラゴンオーブ

Rキュウコン『……え?いつとったの?』

Rロコン『最初に奇襲する時、あいつらの後ろに落ちてた。』

Rキュウコン『うーん。一応依頼だし……危険だけど、まぁ返しときなさい。』

____

こうして、アブソル達との事件は幕を下ろした。
 ▼ 148 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 12:16:29 ID:OJ7F87Pk [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
_____
ギルド

ジャラランガ「うん。依頼達成。メガヤンマは引き渡し終わったよ。お疲れ様。」

ロコン「ありがとうございます。」

Rロコン「やったあ!」

ジャラランガ「うん。チーム結成からこんな短期間で30位依頼をこなしたのかな?すごいね。」

Rロコン「すごいでしょ〜」


ユキカブリ「ちぇ。おいお前ら!俺たちも依頼いくぞ!」

Rサンド「はいはい。」

ニューラ「もう疲れた。」

ユキカブリ「新人にノルマ潰されて悔しくないのかぁぁぁぁ!!」

ニューラ「ノルマ潰されたじゃん。」

ユキカブリ「あ」

Rサンド「馬鹿かよ。」
 ▼ 149 1◆MR00PBvMIc 17/01/16 13:12:32 ID:OJ7F87Pk [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>146
誤字
時の停止→星の停止
 ▼ 150 バゴ@まるいおまもり 17/01/17 21:34:35 ID:PpFpJk2c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 151 チミル@ピンクのバンダナ 17/01/18 22:06:25 ID:kTmlMpVU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 152 1◆MR00PBvMIc 17/01/19 00:35:04 ID:tPEEVZ6Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
__部屋

エンペルト「……誰もいないな?情報はどうだ?」

ロコン「結構聞きこみしましたけど、大きな進展は……」

エンペルト「そうか……」

……実は嘘である。『時の回廊』がこの『氷の島』の奥地、『未開拓地域』にあるという噂を捕まえたお尋ね者達から何回か聞いた。しかし、言わないのには理由がある。僕は今、あることを疑っている。

__このギルドの中に、スパイがいるのではないかという疑いだ。
 ▼ 153 1◆MR00PBvMIc 17/01/20 23:00:55 ID:0JLjtM9Q NGネーム登録 NGID登録 報告
考え過ぎだと思う。だが理由はある。

アブソルは、『ドラゴンオーブ』があるから銀の雪原に来た、と言っていた。

もう探検隊でないはずのアブソルがなぜそれを知っているのか?

僕が銀の雪原に行ったのは、紛れもなく依頼を受けたからだ。つまり、ドラゴンオーブは本来あんな場所にある物ではない。依頼の情報がどこからか漏れた、もしくは漏れている、と考えずにはいられなかった。

じゃあ、どこから漏れた?探検隊以外には渡らないはずの情報が……

見方を変えよう。

これを知ることができたのは探検隊だけである。

つまり、このギルドの中の誰かが情報をリークした。僕はそう考えた。
 ▼ 154 グロコ@ノワキのみ 17/01/21 08:11:35 ID:BcqTgHBY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 155 1◆MR00PBvMIc 17/01/21 08:26:53 ID:oMRIfgQ. [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
この疑いはリンには喋ったが、最初、半信半疑、といった感じだった。

まぁリンは僕よりこのギルドにいる時間も、このギルドのみんなと過ごして来た期間が長い。疑いにくいかもしれない。

だけど__

Rロコン『……エンはそう思ってるんだね?』

Rロコン『……分かった。私も少し考えとく。』

Rロコン『いいのかって?当たり前でしょ!パートナーなんだから!』

__リンも少しは念頭に置いて、迂闊な情報を流さないことを約束してくれた。

…本当に、感謝せねば。


ユキノオー「リン、エン、ユキカブリ、ニューラ、サンド、いるかーーーー!!!?」

エンペルト「……広間か?呼ばれてるぞ。」

ロコン「はい、じゃあまた。」

エンペルト「おう」

______
__
_
 ▼ 156 1◆MR00PBvMIc 17/01/21 13:33:24 ID:oMRIfgQ. [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユキノオー「うむ、全員来たか。」

ユキカブリ「急になんだってんだ……」

ユキノオー「まぁ、ここじゃ話せんからワシの部屋に入れ。」

__ユキノオーの部屋

ユキノオー「うむ。じゃあ言うぞ。お前達に、『探検隊らしい』仕事を頼みたい。」

ニューラ「はい?」

ユキノオー「この度、めでたく『未開拓地域』への探検許可が本部から降りた。そこでな……」

Rサンド「僕たちが、先陣を切れるってことですか?!」

ユキノオー「その通りじゃ。」

ユキノオー「未開の地の探検!見たこともない場所!見たこともないお宝!そこには夢とロマンが詰まっておる!……どうじゃ?行ってはくれぬか?」
 ▼ 157 1◆MR00PBvMIc 17/01/21 13:40:58 ID:oMRIfgQ. [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユキカブリ「うう〜し!燃えて来たぜ!行くぞ、お前ら!」

Rサンド「僕ら燃えたら死ぬけどね。」

ニューラ「真顔で水差すな!……確かに死ぬけどね!特にお前ら二人!」

3バカが部屋を出る。

Rロコン「うん!よおし、がんばろ!エン!」

ロコン「うん!」

ユキノオー「…ああ、そうじゃ。エンは残れ。」

ロコン「え?」
 ▼ 158 1◆MR00PBvMIc 17/01/21 14:05:23 ID:oMRIfgQ. [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
リンも部屋から出て、部屋は僕とユキノオーさんの二人になった。

ロコン「……なんですか?」

ユキノオー「……ここからが本題じゃ。」

ロコン「?」

どういうことだ?未開拓地域への探検が本題じゃないのか?

ユキノオー「UB情報だ。」

ロコン「!」

ユキノオー「それもこの島での情報だ。しかも大氷山の時の回廊からエネルギー波は観測されておらん。つまり……わかるな?」

ロコン「別の…………時の回廊。」

ユキノオー「ああ。その調査だ。今回探検の許可が降りた場所は5ヶ所。そのうち、お前とリンには『太古の森』を調査してもらう。」

ユキノオー「他、ワシとジャラランガで2ヶ所、エンペルトとジュゴンに1ヶ所、ユキカブリ、ニューラ、サンドにもう一ヶ所。」

ユキノオー「ワシとジャラランガで発見できればいいとは思っているが、万に一つお主らが見つけた場合、リンにも説明し、報告しろ。そしてそこを立ち入り禁止にする。これが、今回の目的だ。」
 ▼ 159 1◆MR00PBvMIc 17/01/21 14:16:31 ID:oMRIfgQ. [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ロコン「…今回見つかったUBは?」

ユキノオー「……紅く光る肉体美を持ち、ポージングを決めてから襲いかかる謎の行動が特徴じゃ。物理攻撃はほとんど通用しなかったという。そして口には……えーーと、なんだったけのぉ?」

紅く光る肉体美……えーとどこかで見たことが……?

ロコン「蚊のような口?」

ユキノオー「おお!そうじゃった!……って、お主なんで知っておる?」

ロコン「え、夢で見ました。」

ユキノオー「夢?うーむ。夢?なんの偶然じゃろうな?」

なんの偶然かはこちらが聞きたい。確かあの紅いの……『マッシブーン』だった気が……この夢と、ブーバーンと遭遇することを予知していた夢……2つも偶然が重なっている。

ユキノオー「まぁよい。『太古の森』はこの島でも最も寒い場所だ。気をつけろ。それでは明日の明朝!9人で出発じゃ。」

ロコン「わかりました。」

  ▲  |  全表示1000   | << 前100 | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼