【SS】ずっと一緒。(ヨウリエ):ポケモンBBS(掲示板) 【SS】ずっと一緒。(ヨウリエ):ポケモンBBS

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【SS】ずっと一緒。(ヨウリエ)

 ▼ 1 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/11 20:04:34 ID:uAbWLG4U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告

ーキミが【parasite】か、ー

………じぇる………




ーキミって、中々強いんだね。ビックリしたよ。ー

……じぇるる………



ー良かった……研究の実験台にされなくて………ー




………じぇる………るっぷ………。



ーこれからはよろしくねー





ー【ウツロイド】ー
 ▼ 18 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/11 21:17:13 ID:uAbWLG4U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今日は一旦ここまで
 ▼ 19 クロズマ@アッキのみ 17/02/11 21:36:48 ID:koXYiPfA NGネーム登録 NGID登録 報告
ルザミーネ「私にもここまで心を開いてくれればよかったのに」
 ▼ 20 リミアン@ダウジングマシン 17/02/11 23:08:43 ID:7N45SLvw NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
なんか俺の考えてたssとそっくリーリエ
支援
 ▼ 21 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 21:14:55 ID:qt13Cp8k [1/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜エーテルパラダイス、保護区〜

「♪〜。」

「随分とご機嫌だな、リーリエ。」

朝から上機嫌にサニーゴを世話している
妹にグラジオが話しかける。

「えへへ、分かります?」

「一目見れば当然だ。」

「今日はヨウさんとお出かけの日なんです。だからまだ約束の時間まで30分もあるのに楽しみで。」

「やれやれ、気の早いやつだ。」

グラジオがそうぼやいた直後、
その人物は保護区に現れた。

「アローラ!!おはようリーリエ!!」

「よ、ヨウさん!?」

「なっ………!!」

そこにいたのは今話さっきまで話に出ていたヨウだった。
 ▼ 22 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 21:24:20 ID:qt13Cp8k [2/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「会いたかった〜!!」

ヨウはそう言うなりグラジオの目の前だと
いうのにいきなりリーリエを抱きしめる。

「きゃっ!」

「なっ!?」

突然の抱擁に、リーリエ自身も、
第三者のグラジオも驚きを隠せない。

「お……オイお前!いきなり何してるんだ!!」

「? 何って、リーリエにハグだけど?」

「そんな事を聞いてるんじゃない!!何でそれをいきなりやってるんだと聞いている!!」

「何でって………リーリエに会いたかったから、だから30分早く来てこうしてるんだよ。」

「よ………ヨウさん………///」

突然の告白にリーリエは真っ赤になる。

「だからってそれを何でオレの前でやろうとするんだ!!
バカップルを、見せつけるとか、ない!!」

「アリだよ。」

グラジオの愚痴をヨウはさらっと受け流した。
 ▼ 23 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 21:29:50 ID:qt13Cp8k [3/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「お、お前って奴は………」

「さぁ行こうリーリエ!!」

ヨウはグラジオを無視してリーリエを引っ張って行く。

「きゃっ!!」

「なっ!おい待て!!」

あわててグラジオが追いかけるが、ヨウは
慣れた動作でリザードンを呼んで飛び立ってしまっていた。

「くそっ………何なんだアイツは………」

今日のヨウは何となくいつもと違っていた。
普段のヨウなら待ち合わせ前に来るなんて事しない、
グラジオの前でリーリエを抱きしめたりしない。
ここまで物事を強引に引っ張っていくような奴じゃない。

「………どうしたんだ、アイツ………」

グラジオは今日のヨウに違和感を感じていた。
 ▼ 24 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 21:55:18 ID:qt13Cp8k [4/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜コニコシティ〜

「ねぇリーリエ、ここお香屋さんって気にならない?」

「お香?」

エーテルパラダイスから飛んで来た2人は、コニコシティで買い物をしていた。

「お香って確か………ポケモンさんに持たせると良いんですよね?」

「うん、そうなんだけど、ここってポケモンのお香だけじゃなくて人にも使えるように香水みたいにしても売ってるんだよ。」

「へぇ………香水とかもあるんですね。」

「うん、例えば………」

そう言いながらヨウはお香の見本を物色して、その1つを手に取る。

「ホラ、これなんかは寝る前に炊くと快適に眠れるお香だって。他にも嗅ぐとリラックス出来るお香とかもあるし………






香水なら異性を引き寄せる匂いってのもあるらしいよ?」

「ふえっ!?い、異性ですか………」

突然のチョイスにリーリエは少し驚く。
 ▼ 25 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 22:04:46 ID:qt13Cp8k [5/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「ねぇ、出来たらでいいんだけど………リーリエ、香水付けてみてくれない?」

「え………ええ!?」

そしてヨウの突然の要望に更に吃驚する。

「香水付けたリーリエってどんな感じかな〜って、思ってさ………」

「うぅ………分かりました。ヨウさんが付けてみてほしいっていうなら………」

「ホント!?ありがとう!!じゃあコレ買います!!」

リーリエが付けると聞いて、ヨウはその香水を購入した。

「あの………お金は………」

「いいよ、ボクが付けてほしいって頼んだんだから、ボクからのプレゼントってことで。」

「じゃ………じゃあ、ありがとうございます。」

リーリエは香水を貰うと、その場で自分に使ってみた。

「うぅーん……香水ってもっと大人になってから使うと思ってたんですけど………どうですか?」

香水を付けた感想をヨウに聞くが、
肝心のヨウ自身が目をキョトンとさせたまま動かない。

「………ヨウさん?」

不安になったリーリエがヨウの前で手を振ったりするが反応がない。と、突然ヨウはリーリエに抱きついた。
 ▼ 26 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 22:22:14 ID:qt13Cp8k [6/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「きゃっ!?」

「う〜ん………凄いよリーリエ、香水も付けてるからか君が普段の3倍増し魅力的に見えるよ〜。」

「よ、ヨウさん………///」

お香屋の目の前でこんな事をしてるのだから、
道行く人は悪態をつきながらヨウ達を睨む若者や、
2人を見て笑ってるカップルなど、様々な人がいた。

それから2人は色んな場所を周った。
ハウオリシティのショッピングエリア、
メレメレの花畑、
マリエシティ、

何処に行っても今日のヨウはリーリエを褒めたり、
リーリエに甘えたり甘やかしたり、
いつにも増して積極的だった。

リーリエ(こんなに積極的なヨウさんも………素敵です。)

リーリエもそんな積極的なヨウを心地よく思ったりもしていた。







………アレが起こるまでは。
 ▼ 27 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 22:32:41 ID:qt13Cp8k [7/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヨウがリーリエに対して積極的になってから数日が過ぎたある日。



〜ロイヤルアベニュー〜

「シロン、美味しい?」

「コーン!」

ヨウとリーリエは、何時ものように
ほのぼのとした時を過ごしていた。
彼女の膝元にちょこんと座ってポケマメを食べてるのは、
この前ヨウがリーリエにプレゼントした
タマゴから孵ったリージョンフォルムのロコンだ。
白く美しい毛並みを持つこのロコンを
リーリエは【シロン】と名付け可愛がっていた。

「シロン、随分とリーリエに懐いたね。」

「はい!私も嬉しいです!シロンも嬉しいよね?」

「コーン!!」

シロンもそうだよと言わんばかりにリーリエに身体を擦り付ける。

「きゃはは、くすぐったい。」

「あはは、見ているこっちも口元が緩んじゃいそう。」
 ▼ 28 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 22:40:09 ID:qt13Cp8k [8/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヨウもその光景に笑顔になる。

「シロンが美味しそうにポケマメ食べてるのを見たらボクもお腹空いちゃった。ちょっとマラサダを買って来るよ、リーリエはアマサダでいい?」

「え?いいんですか?じゃあ、お願いします。」

「了解、ちょっと待っててね。」

ヨウはそう言うとマラサダを買いにその場を離れた。



リーリエとシロンがヨウを待ってる時、
ふと、リーリエの頭上を1匹のアブリーが飛んで行った。

「コン?コーン!」

アブリーを見たシロンは興味津々でリーリエの膝元から飛び出した。

「あっ!?シロン!待って!」

突然飛び出したシロンを追ってリーリエもその場を離れた。
 ▼ 29 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 22:51:16 ID:qt13Cp8k [9/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
飛び出したシロンはそのままアベニューを出て、
6番道路まで走っていた。

「はぁっ……はぁっ………待って、シロン!」

シロンの予想以上の足の速さに息を切らしながら
リーリエが追いかける。
そこでようやく自分が主人に呼ばれてることに
気がついたシロンは、その場で足を止める。
しかし、上空のアブリーばかりに気を取られていたシロンは
自分がケンタロスの顔に乗っかってる事に気づいていなかった。

「………!!」

眠りが浅かったのか、
はたまたシロンの足の置き場所が悪かったのか、
ケンタロスが嫌な顔をして目覚めた。
その顔は睡眠を邪魔された所為か怒りがモロに顔に出ていた。

「あっ!シロン危ない!!」

リーリエが叫んだのもつかの間、
シロンは起き上がったケンタロスに思いっきり吹き飛ばされた。

「コーンっ!!」

「ああっ!!」

上空に飛ばされたシロンはそのまま地面に落下する。
 ▼ 30 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:02:08 ID:qt13Cp8k [10/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「シロン!!危ないっ!!」

リーリエは落下するシロンを受け止めようと駆け寄った。
しかし怒りに燃えるケンタロスは駆け寄って来るリーリエ
にさえ、強烈な突進を繰り出した。

ドガアッ!!

「きゃああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

ケンタロスの突進を受けたリーリエは思いっきり吹き飛ばされた。

「あぐぅっ!!っあぁっ………」

激痛が全身に響き、立つ事すら困難にさせた。
対抗する為手持ちのポケモンを使おうとして、
致命的な失敗をしていた事に気づく。

(!?嘘!!何でこんな時に………!!)

リーリエの腰にモンスターボールが無かった。
出かける時、エーテルパラダイスの自分の机の上に
全て置き忘れていたのだ。
つまり今のリーリエに戦えるポケモンはシロンだけ。
しかしそのシロンも産まれたばかりで、全く戦闘経験が無い。
圧倒的なLvの差で、シロンは一方的にケンタロスに嬲られ続ける。

「ああぁ………シロン………シロン………!!」

 ▼ 31 ネネ@シルフスコープ 17/02/12 23:06:17 ID:yUMZCDS2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 32 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:07:44 ID:qt13Cp8k [11/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
このままではあの時と同じだ。

戦の遺跡の吊り橋でコスモッグがオニスズメ達に襲われてる時、
いや、オニスズメ達の方が数は多かったとはいえ、
まだ攻撃力では優しい部類に入っただろう。
でも今目の前で攻撃してるのは力自慢のケンタロス、
このままではシロンの命が危ないのは一目で分かる状態だった。

「誰か………シロンを助けて………ヨウさん……!!」

リーリエがそう呟いたその時だった。








「ルガルガン!WアクセルロックW!!」
 ▼ 33 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:15:48 ID:qt13Cp8k [12/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
目にも留まらぬ高速の攻撃をケンタロスに直撃させたのは、
ヨウのルガルガンだった。

「大丈夫!?リーリエ!!」

ヨウは倒れ込んでるリーリエに駆け寄って抱き抱える。

「あっ………ヨウさん………助けて…くれた………」

まだ痛みが続いてる為か、喋る言葉が少し途切れとなる。

「シロンはもう大丈夫だ。」

リーリエが見ると、ルガルガンの背にぐったりとしてるが、
確かにシロンの姿があった。

「あぁ……シロン……!!」

「クゥーン……」

ルガルガンから降ろされたシロンは弱々しい鳴き声をあげた。

「リーリエ、【かいふくのくすり】だ。シロンに使ってあげて。」

ヨウはリュックから薬を取り出してリーリエに渡す。

「あっ……はい………」

ヨウから薬を受け取りすぐさまシロンの治療を始める。
 ▼ 34 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:25:04 ID:qt13Cp8k [13/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ケンタロスは突然の乱入者に驚きながらも、
新しい怒りの矛先としてルガルガンを捉えていた。
自慢の突進をルガルガンめがけて繰り出した。


「遅い、WストーンエッジW」


だが、ルガルガンは突進のタイミングを
待ってましたと言わんばかりに
WストーンエッジWを繰り出した。
ケンタロスの突進の最中に放たれた岩の刃は
地面から現れた時、ケンタロスの腹部を完璧に捉えていた。
急所に不意の大打撃を喰らい、ケンタロスは堪らず転倒する。

「WいわなだれW」

転倒するケンタロスにダメ押しだと言わんばかりに
ルガルガンのWいわなだれWが炸裂した。
連続で大打撃を受けたケンタロスは戦意を喪失し
その場から逃げ出そうとした。








「逃がすな、WアクセルロックW」
 ▼ 35 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:35:41 ID:qt13Cp8k [14/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「!?」

「え………っ!?」

この指示にルガルガンとリーリエは驚いた。
普段のヨウなら傷付いたポケモンを深追いするなんて絶対に
あり得ない事だった。

「どうした?ルガルガン、言う事を聞けないの?」

ヨウの言葉に戸惑いながも、
ルガルガンはWアクセルロックWをケンタロスに直撃させる。

手塩にかけて育てられたルガルガンの
トレーナーに対する忠義は絶対で、
ずっと行動を共にしていたヨウの指示に逆らえなかった。

「WストーンエッジW」

ケンタロスの右側から岩のヤイバが突き出る。
地面から現れた岩の刃は、その勢いで
ケンタロスの右目を潰し、右ツノをへし折った。
視界を奪われ、ケンタロスは再び転倒する。

「ケンタロスの左脚に集中してWいわなだれW」

ルガルガンはWいわなだれWを発動する。
集中して狙われたケンタロスの左脚が、
襲いかかる落岩の重圧に耐えきれずに、
嫌な音をたてて折れた。
 ▼ 36 ネネ@ミュウツナイトX 17/02/12 23:39:40 ID:8Nl0s/nk NGネーム登録 NGID登録 報告
これは完全にじぇるるっぷされてる
 ▼ 37 ママ@トレジャーメール 17/02/12 23:43:02 ID:8w5mWjdQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケンタ・・・
 ▼ 38 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:43:24 ID:qt13Cp8k [15/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「ひぃ………っ!」

足が折れる音に恐怖したリーリエが思わず耳を塞ぐ。
もう既にケンタロスの瞳から怒りの色は消えていた。
今はもう、この怪物に殺されるという恐怖と、
この場から逃げなければという焦りの色しか宿してなかった。
何とか立ち上がり、左脚を引きずりながら逃げようとする。

「WかみくだくW」

ヨウの指示により、ルガルガンはケンタロスの尻尾に噛み付いた。
ケンタロスが悲痛な叫び声を上げる。
そして次の瞬間、恐ろしい指示を出した。












「W千切れW」
 ▼ 39 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:49:08 ID:qt13Cp8k [16/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「え………っ!?」

横にいたリーリエには、その支持の意味が分からなかった。
その指示を聞いたルガルガンは、一瞬躊躇したが、
その指示を実行した。



ブチブチブチィッ!!



「いやああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

ケンタロスの三本の尻尾の内、
二本を噛み千切ったルガルガンに
リーリエは悲鳴をあげる。
ケンタロスも両目から涙をボロボロ零し、
今にも倒れそうだった。


「………まだだ………」


「………リーリエとシロンが受けた痛みは…………」



「………こんな生温いものじゃ…………ないっ………!!」
 ▼ 40 ワンコ@いましめのツボ 17/02/12 23:49:58 ID:8w5mWjdQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
グロ注意
 ▼ 41 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:54:27 ID:qt13Cp8k [17/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエは見た。ヨウの表情を、
いつもの彼ではない、その表情を、
まるで





正気を無くしていた母の時のようなその瞳を、

「………止めて………。」

リーリエがか細い声で呟く。

「トドメだ。」

そう呟いたヨウのZリングに光が収束した。



「もう止めてぇっ!!!!」



リーリエはヨウに制止しようとして抱きついた。

「うわっ!?」

背後から抱きつかれ、ヨウは転倒する。
ケンタロスはその隙にその場から逃げ出していた。
 ▼ 42 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/12 23:55:30 ID:qt13Cp8k [18/18] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今日はここまで、
ケンタロスはそんなに悪くない、
ウツロイドも良かれと思ってやってるから悪くない。
悪いのは神経毒という毒物。
 ▼ 43 ロモリ@つりざお 17/02/12 23:57:34 ID:8w5mWjdQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
あんなボロボロの状態で逃げられるのかケンタ
 ▼ 44 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 19:27:15 ID:HT99KJOU [1/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「お願いです!もうケンタロスさんを攻撃しないで!!いつもの優しいヨウさんに戻ってぇっ!!」

リーリエは泣きながらヨウに抱き続ける。

「り、リーリエ!?どうして泣いてるの!?」

「!? 分からないのですか………!?」

何気ないヨウの返事にリーリエは愕然となる。

「あんなにケンタロスさんを痛めつけるなんて間違ってます………。何で………何であんな事を………」

「何でって?そんなの………
















アイツは殺されても当然の事をしたからだよ。」
 ▼ 45 マヨール@フシギバナイト 17/02/13 19:35:47 ID:VJjmLghw NGネーム登録 NGID登録 報告
>>1特有の殺意の波動ヨウ嫌いじゃないよ
 ▼ 46 メラ@ラティオスナイト 17/02/13 19:36:33 ID:RxX5qQVU NGネーム登録 NGID登録 [s] m 報告
暗黒進化ヨウ君キター!
 ▼ 47 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 19:37:09 ID:HT99KJOU [2/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………えっ?」

聞き間違いか?リーリエはヨウの返答に呆然とする。

「アイツはリーリエとシロンに大怪我を負わせたんだよ?そんな奴、殺して当然だと思うんだけど………どうしてリーリエが庇うの?」

聞き間違いなんかじゃない。
ヨウはこんな残酷な事を平気で言うような人じゃない。

「………して………」

リーリエは俯きながら小さく呟いた。

「え?」

聞き取れなかったヨウが顔を近づけると………



「………返してええぇぇっ!!」



リーリエはそう叫ぶと突然ヨウに飛びかかった。

「うわっ!?」

リーリエは仰向けに倒れたヨウに馬乗りになり、
その胸板を握り拳で叩き始めた。
 ▼ 48 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 19:39:02 ID:HT99KJOU [3/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「返して返して返してぇぇっ!!私が大好きな優しいヨウさんを返してぇぇっ!!」

ヨウの胸板を叩きながら、リーリエは涙をボロボロ零し
子供のように泣きじゃくる。

「な、何言ってるのリーリエ………ボクはココに………」

「違う!貴方はヨウさんじゃない!!私が好きなヨウさんはポケモンさんにそんな酷い事をしないっ!!貴方なんか………アンタなんか………!!



















ヨウさんなんかじゃないっ!!!!」

「!!!!」
 ▼ 49 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 19:41:26 ID:HT99KJOU [4/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
その瞬間、ヨウはリーリエを突き飛ばした。

「きゃあっ!!」

突き飛ばされたリーリエが叫ぶ。


「………で………」

「………えっ?」

今度はヨウが俯きながら小さく呟いた。

そして、





「何でなんだよぉっ!!!!」




「!!」

突然強く叫んだ。
 ▼ 50 ゴジムシ@ビアーのみ 17/02/13 19:51:44 ID:rfXGYNBw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエがアンタと呼ぶあたりヨウを突き放した感があるね。
 ▼ 51 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 19:53:34 ID:HT99KJOU [5/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「何でなんだっ!アイツはリーリエを傷付けたのだから死んで当然じゃないか!!ボクはリーリエの為にやったのに!!リーリエが喜んでくれると思ったから痛い目を見せてやったのに!!何で………何でそのリーリエがボクを否定するんだよぉっ!!」

「ヨウ………さん………?」

明らかに様子がおかしいヨウにリーリエが少しだけ近付いた。

「ボクは………ボクは………リーリエが幸せならそれでいいのに………何で否定するんだ………なぁ、ルガルガン………ボクは間違っていないよなぁっ………?」

ヨウは自分の意見の賛同を求めようとルガルガンを見た。
だが………

「…………」

「!!」

ヨウのルガルガンでさえ、この現状を目の当たりにして、
主人の事を心配そうに、不安そうな、
そんな複雑な思いが詰まった目でヨウを見ていた。

「そんな………そんな目をするなルガルガン!!戻れっ!!」

苛立ったヨウはルガルガンをボールに戻した。

「ヨウさん………」

傷付いたシロンを抱きながらリーリエが声をかけた。
 ▼ 52 ネブー@アクアカセット 17/02/13 19:55:05 ID:CEK3QITw NGネーム登録 NGID登録 m 報告
この凶暴さはルザミーネさんより危険だなあ
 ▼ 53 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 19:57:19 ID:HT99KJOU [6/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「…………ボクは………」

「ボクは………間違ってなんかいないっ!!」

ヨウはそう叫ぶと、ライドギアを使い、ライドウェア
に着替える間も無くリザードンに乗って飛んで行ってしまった。

「あっ!!ヨウさん待って!!」

リーリエが呼び止めようとする前に、
リザードンは大空へと羽ばたいて行った。

「ヨウさん………」

出来る事なら自分も今すぐライドギアを使って
追いかけて行きたい。だが、今は………

「………急いでシロンをポケモンセンターに連れて行かなくっちゃ。」

今現在危険な状態のシロンをポケモンセンターに運ぶ事が優先だった。
 ▼ 54 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 20:09:17 ID:HT99KJOU [7/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
シロンは何とか大事には至らなかった。
早めに連れてきた事と、かいふくのくすりによる
応急処置がシロンを救ったと言っても過言ではない。
シロンの状態を聞きリーリエは安堵する。
しかし、今度は別の不安が気にかかった。

「ヨウさん………どうしてしまったの………?」

試しに何度かヨウのロトム図鑑に通信を試みた。
しかし、一向に繋がる気配が見えず、断念した。

「…………」

自分と一緒に居る時は普段みたく優しいヨウである。
確かに自分が傷つけられた時、ヨウが起こった時もある。
だが、今回ばかりはあまりにも異常だ。

「…………何があったの………?」

答えが見つからないまま、只々時が過ぎていった。





〜ヨウの家〜

「ヨウ………どうしたロトか?」

リュックからロトム図鑑が出て、彼に話しかけた。
 ▼ 55 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 20:15:29 ID:HT99KJOU [8/8] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………どうしたって何?ボクは何ともないよ?」

「そんなの嘘ロト、リーリエとケンカしてからヨウおかしいロト、ヨウ、どうしちゃったロトか?」

「………別に、関係ないだろ、ロトムには。」

「関係あるロト!ヨウが何かあったらみんな心配するロト!ロトムだって心配になるロト!」

「うるさいなぁっ!!」

ヨウは目の前のロトム図鑑を強く握りしめた。

「!!よ、ヨウ………」

「っ!!………ゴメン……今は心底機嫌が悪いんだ……そっとしておいてくれないか。」

しかし、悪いと思ったのか、すぐにロトム図鑑から手を離した。
そして、そのまま机に突っ伏した。

「ヨウ………」

普段はここまで怒らないヨウに、ロトム図鑑も不安を感じていた。
 ▼ 56 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 21:17:26 ID:BZjE3fEE [1/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ー数日後、ナッシーアイランドー


「はぁ………」

リーリエは落ち込んでいた。
あの日以来ヨウとは全く会っていない、
通信は繋がらないし、家に行く勇気も無い。
あと一歩のところを踏み出せない情けない自分が嫌になり、
そうして落ち込んで、気分を晴らそうと
ナッシーアイランドで溜息をつく。
ここ最近そんな日々を過ごしていた。

「ヨウさん………一体どうして………」

素直に自分からヨウの所に行けないのも悪いのだが、
あんな事を平然とやってのけて、何も言いに来ないヨウも
ヨウだ、一体何を考えてるのだろう?
そうして考えてはまた落ち込む事を繰り返す。







その所為か、リーリエは自分の背後の空間に
亀裂が入ってる事に微塵も気づかなかった。
 ▼ 57 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 21:23:56 ID:BZjE3fEE [2/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
一方その頃ー

「………ハァ………」

ヨウはバトルツリーの手前で溜息をついた。

「駄目だ………気分が晴れない。」

リーリエとの喧嘩の後、ヨウはリーリエと連絡すら取ってない。
その事実がまた、ヨウの気分を暗くさせる。
大好きなポケモンバトルをすれば気分を紛らわせるかと思ったが、
リーリエの事が頭から離れず、バトルどころではなかった。

「会いたい………リーリエ………」

と、その時、

カタカタカタカタ!

ヨウの腰にあったウルトラボールが、突然揺れだした。
それに続いて、その横のモンスターボールも激しく揺れる。

「うわっ!?ほしぐも!?ウツロイド!?どうしたんだ?」

突然揺れた2つのボールを投げ、
中にいたウツロイドとルナアーラが飛び出した。
どうやら2体共何やら落ち着かない様子だった。

「どうしたんだ突然………」
 ▼ 58 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 21:38:25 ID:BZjE3fEE [3/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヨウの問いに答えるかのように、ルナアーラは地に降り、
自らの背をヨウに差し出した。

「………乗れって?」

本来ならアローラ地方はライドギアによって呼び出された
リザードンで飛ばないと違法となる。しかしルナアーラが
落ち着きの無い様子でヨウを乗せて飛ぼうとしてるのには
ちゃんとした訳があるのだろう。

「今回だけ………ゴメンなさいね!」

ヨウは誰に言うこともなく謝るとルナアーラの背に乗った。
それを確認したウツロイドが、道案内をするかのように
先行して宙に浮いた。ルナアーラも後に続いて
アローラの空へ飛び立った。





ー少し前、ナッシーアイランドー

「エーフィさん!WサイコキネシスW!」

リーリエは手持ちのエーフィを指示してウツロイドと戦っていた。
 ▼ 59 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 21:49:32 ID:BZjE3fEE [4/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
(まさか私がUBと戦う事になるなんて………)

突如としてナッシーアイランドに現れたウルトラホール、
そこから現れたウツロイドとリーリエは交戦していた。

(母様を蝕んだUB………ここで止めなくちゃ!!)

ウツロイドがナッシーアイランドのポケモン達に憑依したら
ここのポケモン達にも被害が及ぶ、それだけは避けたかった。

「エーフィさん!WサイケこうせんW!」

エーフィが放ったWサイケこうせんWに対抗するかのように
ウツロイドはWヘドロウェーブWを放つ。
WサイケこうせんWはWヘドロウェーブWを打ち消して
ウツロイドに命中する。しかし、WヘドロウェーブWが
ナッシーアイランド全体に拡散して、周囲のポケモン達が
苦しみだした。

「ああっ!みなさん!!」

焦ったリーリエの一瞬の隙をつき、ウツロイドが
再度放ったWヘドロウェーブWがエーフィに命中した。
直撃を受けたエーフィの体に、運悪くWどくWがまわった。

「ああっ!エーフィさん!!」

このままエーフィで戦うのは危険と判断したリーリエは、
エーフィをボールに戻した。
 ▼ 60 カンプー@きのみジュース 17/02/13 21:55:40 ID:5Ro/AfYs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 61 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 22:01:11 ID:BZjE3fEE [5/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「だったらこの子です……!行って……!!」

そう意気込んで2体目のポケモンを出そうとしたその時、

リーリエの腕が触手に絡みとられていた。

「えっ!?」

驚いたリーリエが後ろを見ると、
そこには今戦っているウツロイドとは別個体の
ウツロイドが、リーリエを捕まえていた。

「っ!?そ………そんな………2体目………」

愕然とするリーリエを無視し、ウツロイドは彼女の首に
触手を巻き付けた。

「!!うえぇっ!苦しいっ!!」

首を絞められ、リーリエが呻き声をあげる。
触手で首を固定したウツロイドは、
別の触手をリーリエの耳から侵入させた。

「う゛あ゛あ゛っ!!止めでえ゛え゛っ゛!!」

感じた事のない感覚にリーリエが叫ぶ。
リーリエの耳から侵入した触手は、彼女の脳に到着すると、
神経毒を注入した。

それは、ヨウのウツロイドが主人にやった事と全く同じ行程だった。
 ▼ 62 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 22:08:02 ID:BZjE3fEE [6/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっ゛!!!」

神経毒を注入されたリーリエが叫ぶ。
脳が焼き尽くされそうな程に熱い。
凄まじい頭痛で体が痙攣を起こす。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっ゛!え゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっ゛!!」

痛い、
頭が痛い。信じられない位痛い。
想像を絶する激痛に白目すら向いて喘ぐ。

「あ゛っがが………あ゛がががが………」

このまま自分は神経毒に脳を壊されて死ぬのではないのか、
そんな事が頭を過ぎったその時だ。




「ほしぐも!!WシャドーレイW!!」

リーリエは飛びかけた意識の中で、聞き覚えのある声を聞いた。
 ▼ 63 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/13 22:08:48 ID:BZjE3fEE [7/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
予定により今日はここで切ります。
明日は仕事休みなのでまとめて書き上げられるかな………?
 ▼ 64 ーダイル@きせきのみ 17/02/13 22:36:47 ID:rfXGYNBw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエの触手プレイなのにどこか嬉しくない・・・
 ▼ 65 ドクイン@ポケトレ 17/02/13 22:59:16 ID:bhtv0OZU NGネーム登録 NGID登録 報告
下手なホラー映画とかよりも
はるかに怖い
支援
 ▼ 66 ートロトム@うみなりのスズ 17/02/14 03:17:14 ID:2bG2Xvg. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 67 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:00:02 ID:YlLM68dU [1/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ちょっと予定があったので書けなかった。
今日中に終わらせられるかな?
 ▼ 68 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:11:30 ID:YlLM68dU [2/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「マヒナペーアッ!!」

ルナアーラのWシャドーレイWがリーリエを捕らえていた
ウツロイドを寸分の狂いもなく狙撃した。
大技が直撃したウツロイドは思わずリーリエを離す。

「リーリエぇっ!!」

ルナアーラがナッシーアイランドに到着した直後、
ヨウがウツロイドから解放されたリーリエを抱き抱える。

「リーリエ!大丈夫!?しっかりして!!」

「……ぁ………ヨウ………さん………」

頭の痛みはまだ残るが、意識を失う前に解放されたみたいだ。

「………少しだけ待っててね。」

ヨウはリーリエを下ろし、ルナアーラと
自分のウツロイドを従えて、2匹のウツロイドと対峙する。

「「………………」」

その時、ウツロイド達の背後に再びウルトラホールが開いた。
ルナアーラのWシャドーレイWをきっかけに
2匹のウツロイドが自身のエネルギーを放出して、
ウルトラホールを開けたのだ。
2匹はルナアーラ達と戦う姿勢を見せる事なく
ウルトラホールに向かった。
 ▼ 69 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:18:37 ID:YlLM68dU [3/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「逃がすか!WシャドーレイW!!」

ルナアーラのWシャドーレイWが炸裂し、
2匹のウツロイドを捉えた。
しかし2匹は少し怯んだだけでそのまま
ウルトラホールの中へと消えていった。
それと同時に、ウルトラホールも閉じていった。

「!! くそ!逃げられた!!」

リーリエの借りを返せなかったヨウは悔しげに舌打ちする。
だがそれも一瞬の事で、ヨウはリーリエに駆け寄って
彼女を再び抱き抱える。

「リーリエ……大丈夫か………?」

「………大丈夫です………痛みも少し引きました………。」

「良かった………。ゴメン、リーリエ……君が危険なのにボクは直ぐに気付けなかった………。」

「そんな事無いです………普通の人だったら助けにすら来れない事ですよ………,。」

「でも………ボクは………!!」

「………ありがとう……。」

「えっ?」

ヨウの抱擁にリーリエも抱きしめ返す。
 ▼ 70 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:26:58 ID:YlLM68dU [4/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「私を助けに来てくれてありがとう………私………ヨウさんに冷たくあたったのに………」

「………確かにそれは辛かったけど………ボクはリーリエの助ける為なら何だってする、どんな時でも………必ず駆けつける。」

そう言ってリーリエをより強く抱きしめる。

あぁ………ヨウさん………

こんな冷たくあたった私に対してもこんなに優しい………
嬉しい………やっぱりヨウさんは素敵です………。


ヨウさんはやっぱり素敵です。
橋の上でほしぐもちゃんを助けてくれた時も………
エーテル財団で助けてくれた時も………
母様を救ってくれた時も………













………この間のケンタロスの時も。
 ▼ 71 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:30:49 ID:YlLM68dU [5/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヨウさんはいつも私の事を想ってくれてる。
私もそんなヨウさんが好き。

大好き。










誰にも渡したくない、私のヨウさん………。











「………とりあえず、僕の家でゆっくり休んでよ。」

ヨウはリーリエの想いを知る由もなく
今度はリザードンを呼んで、アローラの空へ飛んだ。
 ▼ 72 ゾノクサ@ヒレのカセキ 17/02/14 21:38:21 ID:p086QcXc NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 73 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:43:24 ID:YlLM68dU [6/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜ヨウの家〜

ヨウはリーリエを自分のベッドまで運んだ。

「ゴメンね、今日母さんは用事で家にいないんだ。少しここで休んでて、飲み物持って来るから。」

そう言ってリビングへ行こうとした。
すると、リーリエがヨウの手を掴んで止めた。

「えっ?リーリエ?」

「………行かないで。」

「えっ?」

「一緒に………いたいっ!」

「うわっ!?」

リーリエはヨウをベッドに引きずり込み、突然キスをした。

「はむっ!?んぐっ……むぐっ………」

リーリエのキスはそのままお互いの舌を絡め合う
濃厚なディープキスへ変わる。

「んんっ………れろっ………ちゅっ………」

「んくっ………ふうっ………はぁっ………」
 ▼ 74 ギルダー@ひみつのカギ 17/02/14 21:45:13 ID:qhrqU5NU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
こ、これはまたもやセッ●スか!?
 ▼ 75 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:52:02 ID:YlLM68dU [7/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
そのキスでヨウの理性は飛んだ。
自分の欲望に従い、リーリエを服を脱がし始めた。












「………♪」

その様子をウツロイドはボールの中から見つめていた。
実はこれは全てウツロイドの計画だった。ウツロイドは
リーリエがよくナッシーアイランドに行くことは知っていた。
だからそのナッシーアイランドがあるポニ島の
バトルツリーでUBのエネルギーを巻きながら戦っていたのだ。
そうする事でUBのエネルギーが巻かれたポニ島に
ウルトラホールが現れやすくなる。しかも
リーリエは、一度ウルトラホールを通った事のある
【Fall】、その条件が重なって、ナッシーアイランドに
ウルトラホールが現れた。そこから現れた2匹のウツロイドも
ヨウのウツロイドが出していた共鳴反応により行動していた。
だからウツロイドはリーリエに神経毒を注入したのだ。
その結果、今の2人は本能で互いに互いを求め合う存在。
準備が整ったウツロイドは、ボールの中で喜んでいた。
 ▼ 76 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 21:53:33 ID:YlLM68dU [8/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今回はエロ主題では無い為、本番は飛ばします。
期待してる人ゴメンなさいね。
 ▼ 77 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:01:03 ID:YlLM68dU [9/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜数日後〜

ここ最近、リーリエの様子がおかしい。
グラジオはそう思っていた。
話しかけてもボーッとしてる事が多いし、
以前にも増して口を開けばヨウの話題をしていた、

「………一体どうしたんだ?」

手待ちのポケモンは保護区のポケモン達に対しては
普段通りなので、そこまで問題があるわけでは無いのだが、
そんな事を想ってると、財団の厨房から
リーリエの声が聞こえた。

「リーリエ?何やってるんだ?」

「あっ、兄様。」

厨房に立ってるリーリエの前にはお菓子作りの本、
どうやら菓子を作っていたようだ。

「菓子なんて作ってどうするんだ?」

「ホラ、今日はバレンタインじゃないですか、だからヨウさんの為にチョコを作っていて………」

「あぁ、そうか。」

(忘れていた。今日はバレンタインか。)

女性の知り合いが皆無だったグラジオは
バレンタインの事をすっかり忘れていた。
 ▼ 78 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:01:53 ID:YlLM68dU [10/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ここぞとばかりにバレンタイン要素を無理矢理ぶち込んでます。
バレンタインネタ書けなくてゴメンね!!
 ▼ 79 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:13:11 ID:YlLM68dU [11/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「たった今チョコを作り終えたのでヨウさんに渡さなくっちゃ。」

「そうか、なら早いとこ渡しに行くんだ………な………」

何気なくリーリエを見ていたグラジオだが、
リーリエの左手を見て驚愕する。

「お………おい!?どうしたんだその指!!」

「あ、コレですか?」

リーリエは左手をぷらぷらと振ってみせる。
その指先は傷絆創膏だらけだった。

「ちょっと痛かったですけど、チョコ作りに必要だったので仕方ないですよ。」

「そ、そうなのか………?そんなに失敗したのか?」

「いえ、作る事自体は簡単だったんですけど………あっ、早くヨウさんに届けなくっちゃ。」

リーリエはチョコを包み、そのまま厨房から出た。

「リーリエ………そんなにチョコ作りが大変だったのか?」

「………ん?………待て………?




【チョコ作りに必要だから】切った?失敗したのでは無く?………何でチョコ作りに指を切る必要が有るんだ………?」
 ▼ 80 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:32:23 ID:YlLM68dU [12/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ふと、ゴミ箱を見ると血の付いたティッシュが
いくつか目についた。リーリエが指切った時に拭った
物だろう。グラジオはその1つを持ち、厨房から去った。




「うふふ〜、ヨウさんとても喜んでくれたなぁ〜。」

リーリエは遅く帰って来ておきながら、反省の色も
見せず1人で浮かれていた。

「…………」

その様子を見ていたグラジオは、何を思ったか
突然リーリエの頭を叩いた。

「痛っ!?何するんですか兄様!」

「遅く帰って来ておきながら浮かれるな馬鹿。」

「だからって叩かなくてもいいじゃないですか!」

「あぁあぁ悪かった悪かった。」

「んも〜ぅ………」

リーリエはとぼとぼ去って行った。
彼女の頭を叩いたグラジオの手には、
リーリエの髪の毛が一本握られていた。
 ▼ 81 ワガノン@たんけんセット 17/02/14 22:34:30 ID:oT08Hf4o NGネーム登録 NGID登録 m 報告
すごい不穏な展開だがちゃんとハッピーエンドで終わるのかな
SSタイトルも意味深すぎる
 ▼ 82 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:38:25 ID:YlLM68dU [13/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「リーリエさんを調べてほしい?」

「坊っちゃま、それはどういう事ですか?」

グラジオはエーテルパラダイスの地下研究所に
ビッケとザオボーを呼んで話をしていた。

「話してる通りだ、リーリエを調べてほしい。」

「調べるって何を………」

「コレだ。」

困惑するザオボーの前にグラジオは小さなジップロックを出す。

「コレは………何ですか?」

「リーリエの血がついたティッシュとリーリエの髪の毛だ。」

「「な………っ!!」」

予想外の依頼に2人は更に困惑する。

「コレを調べて何か問題が無いか調べてほしい。」

「ちょ………ちょっと坊っちゃま!一体どうしたんですか!?」

困惑するビッケにグラジオは説明する。

「最近………リーリエの様子がおかしいんだ。」
 ▼ 83 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:50:18 ID:YlLM68dU [14/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「おかしい………と、申しますと?」

ザオボーの質問にグラジオは答える。

「最近ボーッとしてる事が多く、以前にも増してヨウの話をするようになった………いや、最近は口を開けばヨウの事しか喋ってない。まるでオレらに興味が無いかのように。」

「そんな………」

「それだけじゃない、以前バレンタインがあっただろ。そのティッシュはそのバレンタインの日に採取した物なんだ。」

「バレンタイン………?」

「………チョコ作りでリーリエの左手が傷だらけになったんだ。しかし話を聞いてみると、別に作るのに失敗した訳ではないらしい。だが、指を切るのがチョコ作りにどうしても必要だったとか言ってたんだ。一体何でそんな事を………」

「「………………」」

話を聞いていたビッケとザオボーも
事態の深刻さに口を閉じてしまう。

「………分かりました。」

先に沈黙を破ったのはビッケだった。

「お嬢様は今までとても苦労してきました。もし何かお嬢様が危険な状態なら私はその助けになりたいです。」

ビッケに続きザオボーも答える。

「こんな私でも力になるのなら、喜んで代表の力になりましょう。」

「ビッケ………ザオボー………ありがとう。」
 ▼ 84 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 22:57:46 ID:YlLM68dU [15/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「もし何か分かったらすぐに知らせてほしい。もしかしたら事態は一刻を争う状態になってるかもしれないからな。」

「「了解しました。」」

こうしてビッケとザオボーによるリーリエの
状態検査が始まった。







〜ヨウの家〜

「はぁ〜………」

ヨウは家に帰って来るなり、布団に倒れこんだ。

「ヨウ〜、最近お疲れロトね。」

ロトム図鑑がヨウの周りと浮いている。

「何かさ〜、最近疲れが早いんだよね〜。」

「ホントロト、今日の防衛戦だってあと一歩指示を間違えていたらやられていたロトよ?」

「はぁ〜………こんな時はリーリエに会って癒されたいな〜。」

「もう午後6時ロト、リーリエに迷惑ロトよ?それに最近リーリエと会う時にボクを電源を切って寂しいロト、ボクリーリエに全然会えてないロト、一体何してるロか?」
 ▼ 85 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:03:55 ID:YlLM68dU [16/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「そ………それは………色々と?」

「そゆなんじゃ分からないロト、今はいいから何時かちゃんと教えてロトね?」

「分かったよ。」

言いたい事を言い終わるとロトム図鑑はリュックに戻っていった。








ーその夜ー

「リーリエ………」

ヨウは依然としてリーリエの事ばかりを考えていた。

「はぁ………こうもリーリエが頭から離れないと気が散って何も出来ないよ………。」

と、突然ウツロイドがボールから飛び出した。

「うわぁっ!?どうしたのウツロイド?」

突然飛び出したウツロイドにヨウは驚く。
 ▼ 86 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:08:12 ID:YlLM68dU [17/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………」

ウツロイドは何も言わず、
ヨウの目の前で触手を一本揺らした。

「え?何?どうしたの?」

ヨウの問いに、ウツロイドは触手を揺らしながら、
ヨウの目の前に差し出した。

「もしかして………掴めって事?」

ヨウ慎重にウツロイドの触手に触れた。すると……

「ん………頭の中に声が聞こえる………?」

ヨウの頭の中に誰かの声が響いた気がした。

「!まただ。………もしかして………君なの?」

ヨウの問いに対して脳中に肯定の言葉が聞こえた。

「凄い!ウツロイド、テレパシー出来たんだね!」

ウツロイドの意外な能力にヨウは驚く。

「………………」

ウツロイドはそのままテレパシーでヨウに話しかけた。
 ▼ 87 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:12:51 ID:YlLM68dU [18/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「ふんふん………『リーリエの事ばかりを考えてて集中出来なくて大丈夫か?』余計なお世話だって。」

ウツロイドの質問にヨウは愚痴る。

「ん………えっ?『そんなに一緒に居たいのか』だって?それはそうだよ。今だって頭から離れない位大好きなんだもの。」
























「………えっ?『そんなに好きならずっと一緒に居ればいい、リーリエとずっと一緒に居られて、不自由無く過ごせる場所を知ってる?』そ、それは何処なの!?」
 ▼ 88 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:18:15 ID:YlLM68dU [19/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜数日後、エーテルパラダイス〜

「リーリエ、入るぞ。」

グラジオはノックをしてリーリエの部屋に入る。

「?居ないのか?」

グラジオが入った妹の部屋は、留守だった。
今日は特にリーリエも予定は無かったはずだ。

「どこに行ったんだ………ん?」

ふと、グラジオの目がある物に止まった。



それは、リーリエの日記だった。



「あいつ………日記なんて付けてたのか。」

そんな事を思いながら部屋の外に出ようとして、
ピタリと足を止める。

「………リーリエ………日記になんて書いてるんだ?」

普段のグラジオならそんな事は考えない。
しかし、現在のリーリエは少し様子がおかしい。
今、彼女がどんな日記を付けてるのか、非常に気になった。
 ▼ 89 カンプー@ボロのつりざお 17/02/14 23:18:55 ID:qhrqU5NU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
日記はやばい・・・
 ▼ 90 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:32:48 ID:YlLM68dU [20/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………………」

悪いとは思ったが、確認せずにはいられなかった。
辺りにリーリエが居ない事を確認すると、
リーリエの日記を読み始めた。

【…月…日、今日は母様が保護区のポケモンと触れ合っていました。以前の優しい母様に戻ってくれて、本当に良かったです。】

【…月…日、今日はヨウさんと買い物デートをしました、私が選んだ服は綺麗だと褒めてくれましたが、ヨウさんは自分自身の服選びのセンスがあまり良いとは言えませんでした。服のセンスといえば、兄様のセンスはどうなんでしょうか。】

【…月…日、今日は久しぶりにポニ島のハプウさんと会いました、初めて会った時はしまクイーンになりたてだったハプウさんも、今では立派なしまクイーンになってました。やっぱりハプウさんは凄いてます。】


何気無い日常的が書かれているごく普通の日記だった。
だが………


【…月…日、今日はヨウさんと買い物をしました、ヨウさんは私に髪留めをプレゼントしてくれました。ありがとうヨウさん、大好きです】

【…月…日、今日はヨウさんのポケモン特訓に付き合いました。始めは一緒に練習してたのに、気がついたらヨウさんばかりを見つめてました。やっぱりヨウさんは素敵です。】

【…月…日、今日はヨウさんに会えなくて悲しい、最近は時間があるといつもヨウさんの事ばかり考えてしまいます、ヨウさん、会いたい、ヨウさん、愛してます。】

ある日を境に日記にはヨウの事ばかりが書かれることになっていた。
 ▼ 91 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:42:50 ID:YlLM68dU [21/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………?」

不思議に思って日記を見返すと、日記の内容が変化
する直前、2、3日程日記を付けていない日があった。
この日に一体何があったのか………
少し不安になりながらも再び日記を見ると、
そこに思いがけない事が記されていた。

【2月14日、今日はバレンタインデー、大好きなヨウさんの為に頑張ってチョコを作りました。大好きなヨウさんの為に手作りのチョコを渡して正解でした。

ヨウさんに私自身の味も知ってほしくて、隠し味に私の血液も混ぜたけど、ヨウさんは分かってくれたでしょうか?

包丁で自分の指を傷付けるのは痛かったけど、ヨウさんの前では些細な問題です。でも、途中で兄様がやって来た時には止められないかとヒヤヒヤしましたが、無事に渡せて良かったです。】

「な………っ!?」

グラジオは愕然とした。
チョコレートに自分の血を入れた?
あの指の傷はその為の傷?

「何考えてるんだリーリエ………!!」

不安になり日記を見ると、もうページが終わりらしく、
あと3、4ページしか残っていなかった。

「…………」ゴクリ、

不安になりながら、グラジオはページをめくった。

すると………
 ▼ 92 レディア@たんけんセット 17/02/14 23:46:34 ID:diEx7pu. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
すると…?
 ▼ 93 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:46:57 ID:YlLM68dU [22/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………ん?」

最後の1つ手前のページは、書き方がおかしかった。
日記を開いて、ノートの1番左上と、1番右下の部分にだけ
文字が書かれていた。

【ヨウさん好き。
















                        だーい好き。】

(………何だコレは?)

そう思いながらグラジオは最後のページをめくった。

そこには…………
 ▼ 94 ルレイド@ナナのみ 17/02/14 23:51:10 ID:fA1La.F6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今日完結は無理そうやね
 ▼ 95 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/14 23:54:24 ID:YlLM68dU [23/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
【好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きすきすき好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキススキスキスキスキキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキススキスキスキスキキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ】

日記の最後のページは、赤と黒のボールペンで余白を埋め尽くして書かれ、真っ黒に染まっていた。
 ▼ 96 ードリオ@コオリZ 17/02/14 23:59:40 ID:qhrqU5NU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ギーグかな?
 ▼ 97 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 00:14:59 ID:gSXlKaCE [1/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「うわあああぁぁぁっ!?!?」

グラジオはリーリエの日記を放り投げ後退った。

「な………何なんだコレは………何があったんだリーリエ!!」

明らかに異常な日記にグラジオは恐怖する。
すると、

「坊っちゃま!!ここですか!!」

「た、大変な事が分かったんです!!」

リーリエの部屋にビッケとザオボーが慌てて入って来る。

「ビッケ!?ザオボー!!どうしたんだ!?」

「はぁ………はぁ……リーリエお嬢様の血液と毛髪から採取した遺伝子検査をしたところ………」

「とんでもない結果が出たんです………!!」

「ど、どんな結果だったんだ!?」

「まず落ち着いて………ウツロイドを覚えてますか?」

「ウツロイド………最初に財団で発見されたUBだったか………まさか………!!」

「えぇ、そのまさかです………リーリエお嬢様から………

ウツロイドの神経毒が発見されました。」
 ▼ 98 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 00:19:49 ID:gSXlKaCE [2/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「!? そ………そんな馬鹿な!!UBは全てヨウの奴が捕獲したはずじゃないのか!?」

「でも確かに検査ではそう出てました………しかも、危険なのはここからなんです。」

「何………?」

ビッケの説明にザオボーが手助けする。

「グラジオ様………大変申し上げ難いのですが………リーリエお嬢様の神経毒は…………











以前のルザミーネ代表から検出された神経毒よりも数十倍程強力な反応で出たのです……。」

「な………!!」

信じ難い結果にグラジオは言葉を失った。
 ▼ 99 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 00:22:15 ID:gSXlKaCE [3/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ここで切ります。
あぁ………バレンタイン中に終われなかった。
本当に申し訳ない。

ちょいと言いますと、次の話で手描きしたイラストを
挿絵として貼ります。お気に召さない人の方が思うので
閲覧注意でお願いします。
 ▼ 100 イタラン@やまぶきのミツ 17/02/15 00:43:18 ID:5RByynSU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
おいおい大丈夫かこの展開
 ▼ 101 日ゴロゴロンダ◆XTk1MeLTks 17/02/15 01:03:54 ID:NdhiRqss NGネーム登録 NGID登録 報告
深夜に読むとまたなんとも
支援
 ▼ 102 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 17:55:02 ID:Ojz/bT4o [1/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「今のリーリエお嬢様はあの時のルザミーネ代表よりも遥かに危険な状態です、一刻も早い治療をしなければ取り返しがつかなくなるかもしれません。」

「坊っちゃま、リーリエお嬢様は何方へいらっしゃいますか?」

ビッケの質問にグラジオは苦い顔をしながら答えた。

「………分からないんだ。」

「えっ!?」

「この部屋には居なかった………財団内をくまなく探せ!職員たちにも協力を要請してくれ!!」

「りょ、了解しました!!」

ザオボーがグラジオの指示に従って部屋を飛び出した。

「ビッケ!後は任せた!!オレはパラダイスの外を探す!!」

「了解しました!」

後の事をビッケに任せ、グラジオは外に飛び出した。
 ▼ 103 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 18:36:30 ID:Ojz/bT4o [2/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
グラジオはリーリエを探しにクルーザーを飛ばした。
出来る事ならライドギアを使い空から探したかったのだが、
グラジオはライドギアを持っていなかった。
クルーザーを飛ばした彼が真っ先に向かったのは
メレメレ島のヨウの家だった。

「リーリエ!ここに居るのか!!」

ノックもせずにヨウの家の扉を開け、中に居たヨウの母が驚く。

「きゃあっ!?グ、グラジオ君!?いきなりどうしたの!?」

「あっ、す、すみません………」

いきなり押し入ってしまった事を謝罪しながら手身近に話した。

「あの!ここにリーリエは来てませんか!?」

「リーリエちゃん?少し前にヨウと一緒に出かけちゃったけど……、あらっ?もしかしてグラジオ君聞いてなかった?」

「!! やっぱりここに居たんですね!?どこに行くか聞いてませんか!?」

「さぁ………?そこまでは言ってなかったから………」

「………そうですか、ありがとうございました。」

グラジオがヨウの家から立ち去ろうとすると、ヨウの母が呼び止める。
 ▼ 104 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 18:47:57 ID:Ojz/bT4o [3/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「待って、もしリーリエちゃんが帰って来たら私がグラジオ君に連絡するわ。」

「!本当ですか!?ありがとうございます!!」

ヨウの母に礼を言い、次の手がかりを求めて行こうとしたその時、

「待って待ってロト〜!!」

ヨウの部屋の方からロトム図鑑が飛んで来た。

「お、オマエはロトム図鑑!?ヨウのリュックに入ってるんじゃなかったのか!?」

「それが分からないんだロト!ボクが目を覚ましたらヨウはとっくにいなくなっちゃってたんだロト!!」

「………くっ!」

どうやらヨウはロトム図鑑を置いて行ったらしい。
その為ヨウ達と通信して居場所を特定する手段は使えなくなった。

「今までこんな事無かったロト!!ヨウもリーリエも最近何かおかしいロト!!」

「………ん!?」

ロトム図鑑の何気ない一言を聞き、
グラジオはロトム図鑑を捕まえて問い出した。
 ▼ 105 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 19:07:07 ID:Ojz/bT4o [4/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「おい!!リーリエだけじゃなくてヨウもおかしかったってどういう事だ!?」

「わあっ!!びっくりロト!!いきなり捕まえないでほしいロト!!元々おかしくなったのはヨウの方ロト!!そしたら最近リーリエまでおかしくなっちゃったロト!!」

「!!」

衝撃の事実にグラジオは驚愕する。

「リーリエだけじゃなくて………ヨウもおかしかった………?それに、最初におかしくなったのはヨウの方………?まさか………」

まさかとは思うが、もしかしたらヨウも
ウツロイドの毒に侵されているのかもしれない。
だとしたら今、このアローラ地方に
危険な神経毒で精神を汚染されている者同士が
一緒に行動してるという事だ。
予想出来る最悪の展開を思い浮かべ、
グラジオの背筋が凍りつく。

「………こうしてはいられない!!急がなくては!!」

グラジオはロトム図鑑をつかんだままヨウの家を飛び出した。

「わぁっ!!グラジオどこに行くロ!?」

「立ち止まって話してる時間すら惜しい!!オマエも付いて来い!!」
 ▼ 106 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 19:31:15 ID:Ojz/bT4o [5/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「………くそっ!ここもダメか!」

ポケモン研究所を後にしながらグラジオは悪態をついた。
ククイ博士なら何かを知っているんじゃないかと思ったが、
残念ながらククイ博士は何も手がかりを持っていなかった。

「グラジオ………落ち着くロト………。」

「っ!分かってる!!だが………!!」

苛立ってもこの状況は解決しない、
次に思い当たる場所に行こうとしたその時、

「あれー?グラジオどうしたのー?」

「ハウ!!」

グラジオに声をかけたのはハウだった。

「!! ハウ!確かオマエはヨウと同時に島巡りを始めたんだよな!?」

「? そーだけど?どうしたの?」

「頼む!力を貸してくれ!!このままだとヨウとリーリエが危険なんだ!!」

「えぇーっ!?どういうこと!?」

「説明は後でする!何処かヨウとリーリエが行きそうな場所に心当たりはないか!?」
 ▼ 107 ルンゲル@シャドーメール 17/02/15 19:43:10 ID:nBpCRTVA NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 108 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 19:52:08 ID:Ojz/bT4o [6/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「えーと………よく分かんないけど、確か今日はヨウ、ポケモンリーグの防衛戦を予定していたはずだけど………」

「!! そうか!だったらリザードンを呼んでポケモンリーグまで連れて行ってくれ!!説明は飛んでる時にする!!」

「わ、わかったー。」

ハウはライドギアを使い、リザードンを呼んでグラジオと共にアローラの空に飛んだ。








「よし、着いたぞ。」

グラジオはリザードンから飛び降りると
真っ先にポケモンリーグへと向かった。だが………

「悪いが今日は立ち入り禁止だ。」

何と門番から門前払いをくらってしまった。

「な………何故だ!?」

グラジオの問いに門番は苦い顔をして答えた。

「………チャンピオンと連絡が取れないんだ。」
 ▼ 109 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 20:04:15 ID:Ojz/bT4o [7/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「な………に………?」

「今日はリーグの防衛戦がある予定なのに、時間になっても一向にチャンピオンが来る気配が無いんだ。連絡を取ろうとしても音沙汰も無いし………」

「ぼ、ボクにはそんな反応無かったロトよ!?」

ロトム図鑑も困惑する。
だが、ヨウがリーグに来ないのは考えれば
分かるはずだった。チャンピオンの部屋に入れるのは、
四天王を倒した挑戦者とチャンピオンだけ、
第三者のリーリエを連れては立ち入れないはずだ。
リーリエが挑戦者だったら別かもしれないが、

「くそっ………時間をロスした………!!」

グラジオは早まり過ぎた自分に後悔してると、
背後から声をかけられた。

「あれっ?グラジオ君?」

「!! オマエは、四天王の………」

「はーい!古代のプリンセス、アセロラちゃんです!」

グラジオの背後に居たのは四天王の1人アセロラだった。

「オマエはここで何をしてたんだ?」

「それはこっちの質問なのにー、まぁいいや。アセロラ、ヨウを探しに行こうとしてたんだけど、何処にいるか分かる?」
 ▼ 110 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 20:11:54 ID:Ojz/bT4o [8/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「!! オマエもヨウを探すのか!だったら手伝ってくれ!」

「え?えっ?グラジオもヨウを探してるの?」

「厳密にはヨウとリーリエを探してるんだが………今は説明してる暇は無い、何処かヨウが行きそうな場所に心当たりはないか!?」

「えー?うーんとねぇ………ヨウの家……ククイ博士の研究所………」

「そこはもうあたった!でも居なかった!!他には無いか!?」

「えーっとねぇ………バトルツリー………ホクラニ天文台………うーん………うーんと………あっ!!」

「どうした!?」

「そういえばヨウ、ナッシーアイランドがリーリエとの思い出の場所だって言ってたよ?」

「!! ナッシーアイランドか!ありがとう!感謝する!!」

「えへへぇ〜、どういたしまして〜。」

「オマエもヨウを探してるのだろう?だったら付いて来てくれ!」

「えっ?」

「向こうでハウがリザードンを待機させて待っている!!行こう!!」

「えぇーっ!?強引な誘いにアセロラちゃんお口あんぐり!!」

グラジオはアセロラの腕を掴んでハウの所へ戻っていった。
 ▼ 111 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 20:13:40 ID:Ojz/bT4o [9/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
なんとなく、
なんとなくアセロラちゃんを出したかったんだ。
この気持ちわかるよね?
 ▼ 112 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 20:24:11 ID:Ojz/bT4o [10/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜ナッシーアイランド〜

「ここがナッシーアイランドか………。」

ナッシーアイランドに辿り着いたグラジオ達だが、
そこは何の変哲も無い、
平穏なポケモン達が住む小さな島だった。

「ヨウ!リーリエ!!居るのか!?」

「ヨウー!リーリエー!みんな心配してるよー!!」

「防衛戦を放って置いて何処行っちゃったのー!?」

三人共、周りに声をかけてみるが、反応は無い。

「くそっ!!ここもダメかっ!!大体何だこの場所は!何も無いじゃないか!!」

「でもヨウはここで大事な物を手に入れたって………」

「ねぇねぇー!これ見てー!」

ハウが呼んだ方向に2人は走っていった。

「ねぇ、その大事な物ってもしかしてこれじゃない?」

ハウは島の上にあった祭壇の前に立って居た。
彼が指差した方向には、祭壇から何かが抜き取られた跡があった。

「………何々、【月の笛】?」
 ▼ 113 ーブル@おしえテレビ 17/02/15 20:35:51 ID:XokHqQss NGネーム登録 NGID登録 報告
>>111
次はアセロラのSSを書くのかい?
 ▼ 114 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 20:48:33 ID:Ojz/bT4o [11/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
祭壇の立て札にはそう書かれていたが、そこに笛は無かった。

「ねぇ、もしかしてヨウが手に入れた大事な物って月の笛の事なんじゃない?」

「仮にそうだとしても………何故………?」

疑問に思うハウとグラジオを前にアセロラが答えた。

「私、分かるよ。だってヨウのルナアーラは月の笛でコスモウムが進化した姿だって聞いたから。」

「何だって!?その笛にそんな力があったのか!?」

グラジオは以前ヨウにルナアーラの事を
聞いたことがあったが、ヨウは
『あの時のほしぐもちゃん………コスモッグが進化したんだ』
としか答えなかった。まさかその笛の力で進化していたとは………

「そうだ!そのルナアーラに進化させた場所は月輪の祭壇ロト!ヨウとリーリエにとっても思い入れのある場所ロト!」

「!! 月輪の祭壇か!よし行こう!!もう辺りも暗くなってきてる!」

様々な場所を詮索したので、気がつけば空は夕焼けに染まっていた。急いでリザードンで飛ぼうとしたその時、
 ▼ 115 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 20:49:21 ID:Ojz/bT4o [12/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>113
アセロラちゃんのSSはまだ考えたことが無いです。
 ▼ 116 ラップ@おとしもの 17/02/15 21:02:13 ID:3QuLaBcA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ▼ 117 けがらミミッキュ◆5SWiiVnCgk 17/02/15 21:06:01 ID:Ojz/bT4o [13/13] NGネーム登録 NGID登録 m 報告

カタカタカタカタ!!

突然グラジオが持っているシルヴァディのボールが揺れた。

「!? どうしたんだシルヴァディ!」

ボールの中から様子を伺うと、
シルヴァディは何かを非常に警戒してるようだった。

「まさか………感じるのか、UBを。」

元々シルヴァディはUBに対抗する為に作られた人工ポケモン、
本能でUBの気配を感じるのか、辺りを見回していた。
しかし、ここにはウルトラホールが開く気配は無い、
とすると、

「………ここにいたんだな、UBが。」

グラジオの問いにシルヴァディは頷いた。

「ハウ、アセロラ、これから月輪の祭壇に向かうが、もしかしたらUBがいるかもしれない。用心してくれ。」

「分かったー。」

「了解〜。」

(無事でいてくれ………リーリエ、ヨウ!)

最後の手がかりとなる月輪の祭壇に向けてリザードンは羽ばたいた。
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