Ss モブ男「チャンピオンになる」:ポケモンBBS(掲示板) Ss モブ男「チャンピオンになる」:ポケモンBBS

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Ss モブ男「チャンピオンになる」

 ▼ 1 ネブー@ほしのかけら 17/02/22 19:49:39 ID:6jPsw7CY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
この物語の主人公はモブ田モブ男。彼の故郷であるカノコタウンから物語は始まる。

モブ男「うーんいい朝だ。絶好の旅立ち日和だ。な!ヨーテリー?」

ヨーテリー「グルルルルル……」

モブ男のパートナーはヨーテリー。モブ男が初めて手にしたポケモンで10年来の親友である。

モブ母「モブ男ー!もう朝よ!起きなさーい!」

モブ男「おっと、早く降りないとまた長〜いお説教を食らうことになっちまう。行くぞ!ヨーテリー!」

ヨーテリー「グルルルルル……」
 ▼ 2 イコウオ@ちからのこな 17/02/22 20:10:06 ID:6jPsw7CY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「おはよー母さん。」

ヨーテリー「キャンキャン」

モブ母「はいおはよう。それにしても旅立ちの日にこんな調子で大丈夫なのかしら?」

モブ男「うぐ……だ、大丈夫だよ!今日はちゃんと起きてたし、ヨーテリーだっているし。な?ヨーテリー?」

ヨーテリー「グルルルルル……」

モブ母「そうね。ヨーテリーがいれば大丈夫ね。ね?ヨーテリー?」

ヨーテリー「キャンキャン!」

モブ男「さてと、じゃあそろそろ行くね。」

モブ母「もう少しゆっくりしていきなさいって言いたいけど、寂しくなるだけだもんね。張り切って行って来なさい!チャンピオンになるまで帰って来ちゃダメよ!」

モブ男「もちろん!」

ヨーテリー「キャンキャン!」

今、モブ男の冒険の幕が上がる……
 ▼ 3 コッチ@エスパーZ 17/02/22 20:54:47 ID:6jPsw7CY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「さてと、いよいよ旅立ちなわけだけどなんか実感湧かないんだよなあ……なんでだと思う?」

ヨーテリー「グルルルルル……」

モブ男「ああ、分かったお前と一緒だからだ。なんか家族旅行みたいな感じなんだよ。安心するって言うかさ。」

ヨーテリー「グル……」

そんな事を言っていると、モブ男の横を同じく今日旅立つのであろう少年が通り過ぎて行った。傍らには研究所で管理されていた特別なポケモン。手には赤い見たことのない機械。表情は自信に満ち溢れているように見えた。

モブ男「……行くぞヨーテリー……。」

ヨーテリー「グルルルルル……」

なにか言い知れないモヤモヤを感じながら、モブ男は少年を追うように町を出た。
 ▼ 4 ニューラ@ホイップポップ 17/02/22 21:04:31 ID:f5M4trkM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
しえん
 ▼ 5 ェリンボ@シールぶくろ 17/02/22 23:23:09 ID:4hakQqME NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜1番道路〜

モブ男「何回も来たことあるはずだけど……なんだろうなこの感じ……」

ヨーテリー「グルルルルル……」

モブ男とヨーテリーは慣れ親しんだカノコタウンを出発し1番道路に足を踏み入れていた。他の街に向かうときには必ず通る道なので良く知った場所なのだが、初めての旅という状況と先ほど感じた妙な感情が景色を全く違うものに見せていた。

モブ男「旅するとなると、さすがにお前だけじゃ厳しいよなあ。なんかポケモン捕まえて……」ガサッ

モブ男「!!」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男「ミネズミか……よし、行け!ヨーテ……」

そこまで言って気付いた。モンスターボールを持っていない。

モブ男「ははは……ダメだこりゃ……」

ヨーテリー「クゥーン……」

自分の抜けっぷりに苦笑いしながらモブ男はカラクサに向けて再び歩き出した。

???「…………」

そんなモブ男を見つめる影……
 ▼ 6 イガニ@あおぞらプレート 17/02/22 23:23:50 ID:94Uq10a6 NGネーム登録 NGID登録 報告
Ss...
あっ
 ▼ 7 マズン@タポルのみ 17/02/23 00:05:35 ID:QpkXay3E [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜カラクサタウン〜

モブ男「さてと、まずはモンスターボールの調達かな。」

ポケモンセンターにヨーテリーを預け、フレンドリーショップで買い物を済ませたモブ男はヨーテリーの回復が終わるまで町を散策することにした。

モブ男「どこから見て回ろうかな……ん?」

大男「〜〜〜!」

モブ男「なんだ?選挙演説でもしてんのか?ちょっと聞いてみるか。」

大男「皆さん!ポケモンをどのような存在だとお考えですか?友達?家族?それも良いでしょう。」

大男「ですが!!!」

大男「ポケモンは本来、人間と生活を共にする様な存在ではないのです!ポケモンはとても高等な生命。人間と同列の存在ではありません!」

大男「人間と一緒に過ごすことはポケモンの尊厳を奪う事なのです!皆さん!ポケモンを真に思うならばポケモンを解放するのです!」

マントを身に纏った大柄の男はこういった主張を延々と繰り返す。初めは耳を貸していた聴衆も、やがて「聞いてられん」とばかりに一人また一人と立ち去って行ったが、モブ男だけは最後まで演説を聞いていた……。何故かその場を離れることが出来なかった……。
 ▼ 8 リゴンZ@かいがらのすず 17/02/23 01:05:34 ID:QpkXay3E [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜ポケモンセンター〜

ジョーイ「ヨーテリーはすっかり元気になりましたよ!」

モブ男「ありがとうございます。いくぞヨーテリー。」

ヨーテリー「グルルルルル……」

〜1番道路〜

モブ男は先ほど逃してしまったミネズミを捕まえるため1番道路に舞い戻っていた。

モブ男「探すと見つからないんだよなこういうのは……なんですか、物欲センs」ガサッ

ミネズミ「ハハッ」

モブ男「あ、いた。よし、行ってくれヨーテリー。」

ヨーテリー「グルルルルル……」

そこからは早いもので、モブ男とヨーテリーは抜群のコンビネーションでミネズミを追い詰めあっという間にゲットしてしまった。

モブ男「やっぱり旅は賑やかな方が良いよな」

モブ男は一人そう呟く。まるで自分に言い聞かせるかの様に。
 ▼ 9 イロス@メタグロスナイト 17/02/23 11:46:22 ID:2Gtw8I.c NGネーム登録 NGID登録 報告
Ssなのに文章まともとは
 ▼ 10 チルゼル@クリティカット 17/02/23 18:59:24 ID:4cJe5y2I [1/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜2番道路〜

モブ男「仲間も増えたし、いよいよ旅って感じになってきたな。な!ミネズミ、ヨーテリー!」

ヨーテリー「グルルルルル……」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男、ヨーテリー、ミネズミはカラクサタウンを抜け2番道路を訪れていた。ジムのあるサンヨウシティに通じる道路とあって、腕自慢のトレーナーの溜まり場となっておりチャンピオンを目指すモブ男にとっては絶好の修行場である。

モブ男「何気に俺たちポケモンバトルやった事ないんだよなあ……。誰かに相手してもらうか?」

ヨーテリー「グルルルルル……」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男「よし、じゃあさっそk」???「僕が相手をしようか?」

そう声をかけて来たのは緑髪長身の青年だった。

???「君のポケモンの声も聞きたいしね……。」

モブ男「(ポケモンの声……?)じゃあ、頼むよ…。1対1で良いよな?」

???「構わないよ。あまりトモダチを傷付けたくないしね。

モブ男「よし、やるぞ!ヨーテリー!」

???「頼むよ。チョロネコ。」
 ▼ 11 ーブル@マトマのみ 17/02/23 19:18:17 ID:s/cFgv0I NGネーム登録 NGID登録 報告
もしやこれ主人公の立ち位置がモブ男になるやつか
 ▼ 12 リーン@トロピカルメール 17/02/23 19:51:45 ID:4cJe5y2I [2/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「ヨーテリー、体当たり!」

ヨーテリー「グルルルルル!」

モブ男はポケモンバトルの経験こそないものの、チャンピオンになる為特訓は10年間続けて来た。タイミングは完璧。威力も申し分ない。1撃で決まる。そのはずだった……

???「ふいうち」

メキッ

鈍い音と共にヨーテリーの体は崩れ落ちる。

モブ男「えっ?」

何が起きたのか理解出来なかった。分かるのは自分が負けたという事だけ。それだけの力の差が2人にはあった……

???「ポケモンの声が聞こえない君ではこんなものか……」

青年の去り際の言葉もモブ男には届かない。

大男「どうでしたか?彼は」

???「取るに足りない存在だよ。今はね……」

大男「今は?」

???「彼はいつか再び僕の前に現れる。そんな気がする……」
 ▼ 13 ニョニョ@ジュカインナイト 17/02/23 20:33:41 ID:4cJe5y2I [3/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
大男「ふむ……そうですか。ところで先ほどの少年はどうだったのです?」

???「ポカブを連れた少年かい?彼は良いね……。ポケモンの声が聞こえているし実力もある……」

〜ポケモンセンター〜

モブ男「お願いします……」

ジョーイ「お預かりいたします。ヨーテリーだけでよろしいのですか?」

モブ男「ええ……」

モブ男は打ちひしがれていた。負けた事だけが悔しいのではない。文字通り「何も出来なかった」。その姿を目に止めることすら。その事実がたまらなく悔しかった……。

モブ男「ミネズミ……」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男「負けちまったよ。ヨーテリーもボロボロにしちまって……。こんなんでチャンピオンなんて笑っちまうよな……。」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男「もう諦めようかな、チャンピオン……」

ミネズミ「は?」

モブ男「冗談だよ冗談……」

モブ男は力なく笑った。
 ▼ 14 Q.E3mu26z6 17/02/23 23:00:50 ID:yZnc1F9g NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜ポケモンセンター〜

ジョーイ「ヨーテリーは(ry」

モブ男「ありが(ry」

〜2番道路〜

モブ男「ごめんなヨーテリー……俺のせいで……」

ヨーテリー「グルルルルル……グルルルルル……」

モブ男「慰めてくれるのか。ありがとな……」

モブ男はヨーテリーの頭を軽く撫でると顔を上げ、呟く。

モブ男「さて、自分の今の実力を思い知らされたところで鍛え直すとするか」

モブ男「幸いここにはトレーナーもたくさんいるし、修行には持ってこいだしな」

ヨーテリー「グルルルルル……」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男「さてと、じゃあまずは……」

 ▼ 15 Q.E3mu26z6 17/02/24 18:10:01 ID:JBooUYY. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜サンヨウシティ〜

修行を終えたモブ男達はサンヨウシティに足を踏み入れていた。

モブ男「しかし、街中ではポケモンをボールから出しちゃいけないなんてなあ……」

〜5分前〜

町民A「ようこそサンヨ……ああ!ポケモンをボールにしまってください!早く!」

モブ男「えっあっはい……」

町民A「ふう……この街ではポケモンを連れ歩く事は禁止なんです。

モブ男「なんで?」

町民A「町長夫人がポケモンが大の苦手でして……全く、町長もどうしてあんな財産n」モブ男「ストップ」

モブ男「その話長くなる?ジムに行きたいんだけど。」

町民A「ジムに行くなら、まずは「ゆめのあとち」で証を手に入れて頂かないと。」

モブ男「そんなルールあるんだ。」

町民A「前は無かったんですが、財産n」モブ男「分かった。行ってくるよ。」

町民A「ゆめのあとちでもポケモンの連れ歩きは禁止ですからね。違反すると、財産狙いの若作り夫人の連れ子であるドラ息子2人につまみ出されますから気を付けて下さい。」

モブ男「悪口を詰め込むなよ。どんだけ嫌いだ。」
 ▼ 16 Q.E3mu26z6 17/02/24 19:15:58 ID:JBooUYY. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜現在〜
〜ゆめのあとち〜

モブ男「ここがゆめのあとちか……。廃墟みたいなのあるしやたら広いし、こりゃ大変だな……」

ジムに挑戦する証を手に入れるため「ゆめのあとち」を散策するモブ男、しばらく散策していると何処からともなく声が聞こえてきた……。

…ら…めの…り…せ!や…げて…お!

モブ男「何だ?なんかトラブルか?」

ボオン!!!

現場に向かおうとモブ男が向きを変えたまさにその時、大きな火柱が上がった。モブ男からは距離が遠く煙がたちこめていてよく見えなかったが、大人と思しき影が2つ逃げ去るのが辛うじて確認できた。

モブ男「問題なさそうだな……うん……多分……」

…………………

ベル「ありがとうブラック!」

ブラック「危ないとこだったな。それにしてもなんでまたあんな無茶を…。」

ベル「だって可哀想だったんだもん……何回も叩かれて……」

ベル「おら!ゆめのけむり だせ!」

ブラック「やめたげてよお!(迫真」

ベル「おいやめろ」ブラック「お前が始めたんだろ。」
 ▼ 17 ジョッチ@のんきのおこう 17/02/24 21:49:20 ID:6Hadu8GM NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 18 Q.E3mu26z6 17/02/25 01:00:21 ID:kbKNcZqM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ブラック「っと、そんな事言ってる場合じゃない。ジムに行かないと。」

ベル「ジムに?何しにいk」ブラック「ジム戦だよ」

ベル「わー!ジム戦?私見た事ないんだ。見に行って良い?」

ブラック「良いけど、乱入するなよ。」スタスタ

ベル「しないよ!」スタスタ

???「:(;゙゚'ω゚'):」

…………………

モブ男「証ちゃんやーい」

モブ男はいまだ証を求めて彷徨っていた。

モブ男「そもそも、証ってのがザックリしすぎなんだよな。物体なのか「ゆめのあとち」の奥底までポケモンに頼らずよくたどり着いた!感動した!的なやつなのか……。」

モブ男「いや、「手に入れる」って言うからには物体なのか……?うーん……。」

ふいにモブ男の足が止まる。

モブ男「突き当たりか……。前も右も左も壁壁壁……どうしたもんかね。」

その時、モブ男の耳がバサッバサッという奇妙な音を捉える。

モブ男「羽音……?どこから……?」
 ▼ 19 Q.E3mu26z6 17/02/25 06:50:09 ID:8AlmtuBk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「どこも何も、後ろしかないよな……」

モブ男が振り向くとそこにいたのは……

モブ男「モルフォンか……なんか普通のよりでかくないか……?」

モブ男は思わず呟く。それもそのはずで、目の前にいるモルフォンは普段目にするものの2倍はある。いわゆる主とか、そういった類のものなのだろう。

モルフォン「brrrrrrrrrrrr!」バサバサ

モブ男「うわわわ!何だ何だ!」

モルフォン「brrrrrrrrrrr!」バサバサ

モブ男「なんか妙に気が立ってるな……。……?」

ここでモブ男はある異変に気付く。自分の周囲、正確には自分達がいる空間全てに何か粉の様なものが充満しているのだ。

モブ男「毒鱗粉か……。」

 ▼ 20 タモン@ながながこやし 17/02/25 11:43:47 ID:cPzv26n6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 21 ダカ◆EFC.zmnhr2 17/02/25 11:45:34 ID:Y.4reUzY NGネーム登録 NGID登録 報告
ミネズミがミッk

支援
 ▼ 22 Q.E3mu26z6 17/02/25 12:26:22 ID:l/I6IfdE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男は咄嗟に片腕で口と鼻を覆った。続けて、腰のボールに手を伸ばし……その手を戻す。

モブ男(既に鱗粉が充満してる状態で出しても、みすみす毒を浴びせるだけだ……。)

モブ男(こいつらに頼る選択は無し……。と、なると……)

モブ男は部屋を見渡した。しかし、見渡す限り壁壁壁。出口は勿論、通気口の様なものすら見当たらない。

モブ男(やっぱりダメか……。突破するにはモルフォンの横をすり抜けるしか……。)

モルフォン「brrrrrrrr!」バサバサ

モブ男(とはいえ、あんだけ気が立ってる状態じゃあ……。……!?)

モブ男は倒れそうになる身体を必死に立て直す。

モブ男(めまいがしてきた……。そろそろまずいな……。)

その時……

ボムッ!

ハーデリア「グルルルルル!!」
 ▼ 23 Q.E3mu26z6 17/02/25 13:27:19 ID:zg5zSheo NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「ハーデリア!?」

モブ男「何やってんだ!はやくボールに……」

ハーデリアはモブ男を軽く見やると、すぐにモルフォンに視線を戻す。そして……

ハーデリア「グオオオオオオオオオオ!!」

モルフォン「Σ(゚д゚lll)」

その声を聞いたモルフォンは一目散に逃げていく。

「吠える」相手を大声で威圧し、戦闘態勢の解除及び戦闘圏内からの離脱を強制する技。必要のない戦闘を避けるためにとっておいたこの技が、モブ男達の窮地を救ったのだ。

しかし、吠えるためには当然一度大きく息を吸い込まなければならない。毒鱗粉の充満した室内でそれをしたハーデリアは……

ハーデリア「グルル……」ドサッ

モブ男「ハーデリア!!!」

モブ男はハーデリアに駆け寄り抱き上げると、出口に向かって走った。

走ると息がきれ鱗粉を大量に吸引する事になるが、そんな事は気にしない。

「ハーデリアを助ける」モブ男の頭にあるのはそれだけだった。
 ▼ 24 Q.E3mu26z6 17/02/25 17:45:45 ID:ViDXoaS. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「しっかりしろ、ハーデリア!」

建物から脱出したモブ男はハーデリアを地面におろし、カバンの中を漁り始める。

モブ男「確かカラクサであれを……。」

モブ男「あった!毒消し!」

モブ男は素早く毒消しをハーデリアに吹きかけると、続けて木の実を探し始める。

モブ男「木の実もいくつかあったはず……。くっ……!」

モブ男を再び強い目眩が襲う……

モブ男(今は参ってる場合じゃない……とにかくハーデリアの処置が終わるまで……)

モブ男は何とか木の実を探し当て、ハーデリアに食べさせる。そして……

ハーデリア「グルルルルル……」スースー

モブ男(良かった。呼吸が落ち着いて来たみたいだ……。これで一安s……)ドサッ

………………

夢を見ている……。遠い遠い昔まだまだ子供だった頃……。

俺とハーデリアの出会い……そして俺たちがパートナーになるきっかけになった

"あの時"の夢を……。
 ▼ 25 ニョニョ@サファイア 17/02/25 19:37:50 ID:Y7uTM2dQ NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 26 Q.E3mu26z6 17/02/25 20:14:10 ID:l/I6IfdE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
俺たち2人は並んでベッドに寝ている。

母さんと医者の先生が俺たちを見守る様に立っている……。

母さんは泣いてる……だけど、悲しんでるわけじゃない。安心して泣いてる……。

声が聞こえる……俺達を呼ぶ声。母さんの……先生の……。それから……

………………

???「おいあんた!起きろ!」

モブ男とハーデリアは見知らぬ男2人の声で目を覚ました。

???「ここではポケモンをボールから出すのは禁止だ……。今すぐ出て行ってもらうぞ!」

モブ男(ああ、こいつらが例のドラ息子どもか……なるほどね……。)

モブ男はやっとの思いで身体を起こすとハーデリアをボールに戻し尋ねる。

モブ男「出ていくのは出ていくけど、せめて名前くらい教えて貰えませんかね。得体の知れない人の言う事は聞くなって「ママに」言われてるもんで」

???「俺はドラム」???「俺はスコーr」モブ男(ああ、2人合わせてドラ息子ってか。)

モブ男「それともう一つ」

バカ「何だよ……」バカ2「おれ達も忙しいんだがな。」

モブ男「さっき、大きな火柱が上がった時どこにいたんですかね?あれ、明らかにポケモンの技でしたけど。」
 ▼ 27 Q.E3mu26z6 17/02/26 00:52:22 ID:kbWGimfg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
バカ「そ、それは……」

バカ2「管理室であとち全域の監視をしていたのだ……」

バカ2人は一際高い建物を指差し、続けた。

バカ「お前のいう火柱とやらが上がった時、たまたま2人とも違うところを見ていて気付かなかったのだ。」

バカ2「そうだ、気付いていれば現場に……」

モブ男「へー。あんなにデカい音がして派手に火柱が上がっても2人とも気付かないもんなんですか。向いてないですよ、監視員。」

モブ男には、バカ2人は気付いていてわざと現場に向かわなかったのだという確信があった。

モブ男(町民の話からして、こいつらがポケモンを連れ歩いてる人達を無理矢理あとちから追い出してるのは確実……)

モブ男(さっきの俺達への態度からして、人に対する気遣いとか思いやりとかそういうのも持ち合わせてないんだろう。なのに、あの火柱の現場にだけは赴かなかった……。)

モブ男(考えられる理由なんて一つしかないよな。)

モブ男「本当は気付いてて行かなかったんでしょ?現場にいるポケモンがあんまりにも強そうだったから。」

バカ1&2「ば、バカな事を……」

モブ男「じゃあ説明して貰えます?馬鹿でかい火柱を見逃す様な人達が、建物の陰に隠れてほとんど見えない位置に倒れてる俺たちの事はすぐに見つけられた理由。」

バカ1&2「黙れ!とにかく違反は違反だ!さっさと出て行け!出て行かないなら力尽くで……」

モブ男「だから言われなくても出て行きますって。俺も、あんたらの職務怠慢を皆に早く話したくてウズウズしてるんですから。」
 ▼ 28 Q.E3mu26z6 17/02/26 01:44:08 ID:Yzd14fa. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
バカ1&2「ナニイ!?」

ここで少し町長一家について説明しておこう……。

バカ2人は生来堪え性がなく、どんな仕事をしても全く続かないような連中でひどい時には「制服が気に入らない」という理由で初日に仕事もせずに退職した事まである始末。

そんな2人を見かねたバカ親(町長夫人)がそれまでは存在しなかった「ゆめのあとち監視員」なる職を勝手に作りそこに息子2人をあてがって現在にいたる。

その後2人の給料分だけ税金が引き上げられたのだが、結局その分は全て夫人の懐に入っている。これが夫人が「財産目当て」とされる所以である。

それだけやりたい放題に振舞っているので、当然町民の不満は相当なもの。そんな所に自分たちの今までの悪どい所業が暴露されればどうなるか。さすがのバカ2人でも容易に想像出来た。

故に……

バカ1&2「分かった……今回だけは見逃してやる。次はないからな……。」

モブ男「ありがとーございまーす(棒」

因みに、この後結局別の旅人に傲慢な振る舞いを暴露されバカ2人は失職。夫人は家を追い出され、見て見ぬ振りを決め込んでいた町長も失脚するのだがそれはまた別のお話……。
 ▼ 29 Q.E3mu26z6 17/02/26 08:21:54 ID:tKc/QTaA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「そうだ……あそこ行ってみるか……」

モブ男はまだダルさの残る身体を引きずるようにして、ある場所に向かった。その場所とはもちろん……

モブ男「さっき火柱が上がったの、この辺りだったよな……。」

モブ男「もし万が一炎に巻き込まれて誰か倒れてたら大変だと思って来てみたけど、大丈夫みたいだな……。ん?」

モブ男は足元に光る物があることに気付き手を伸ばす。

モブ男「これって……ラ」バカ2人「おい、お前!」

モブ男「今度は何ですか……?」

モブ男はウンザリといった様子で振り返る。

モブ男「ポケモンだって出してないし、別に……」

バカ「そうではない。」

バカ2「俺たちから、マ……母上に進言してやった。今回だけは特例で証無しでもジム戦をさせてやってくれとな。」

バカ「マ……母上は快諾して下さった。だから、もうお前はここにいる必要がないのだ。町までつれていってやろう。」

モブ男(ようするに、これ以上自分たちがボロ出す前に出ていってくれって事か……)

モブ男(もうちょっと奥まで見て回りたかったけど、まあ変にモメても面倒だしな……。)

モブ男「じゃあ、お願いします。」
 ▼ 30 Q.E3mu26z6 17/02/26 10:46:58 ID:WL7l7NNI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
バカ「ではついて来い。言っておくが、道中で出会う人間に話しかけることは許さん。」

モブ男「(変なこと言うなって事ね)はいはい……」

モブ男はバカ1&2に挟まれる形で歩き始めた。

歩き始めて数分、緑のどんぐり帽子をかぶった少女とすれ違った。傍にポケモンを携え、何かを探している様子であったがバカ2人は一切声かけする事なく通り過ぎた。

モブ男(ポケモン連れてる様に見えたけど、さすがのこいつらでも女の子を無理矢理連れ出すのは気が……)

バカ1&2「:(;゙゚'ω゚'):」

モブ男(あっ)

モブ男はバカ2人の表情から事情を察した。

モブ男(なるほど……さっきの現場にいたのはあの娘なのか……。いやはや、みかけによらないというか何と言うか……。)

バカ「ついたぞ!」

バカ2「ジムには話を通している。まっすぐジムに向かえ!!」

モブ男「ハーデリアを回復させてから行きたいんですけど……。」

バカ1&2「ぐっ……ならばその後ジムに向かえ!!」

モブ男「はいはい」
 ▼ 31 Q.E3mu26z6 17/02/26 12:33:27 ID:i5jJN7u. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
〜ポケモンセンター〜

ジョーイ「ハーデリアはすっかり元気になりましたよ。毒の後遺症も出ていません。」

モブ男「ありがとございます!」

ハーデリア「グルルルルルルル……」

モブ男「しかし、お前は本当無茶するよな……。もうダメかと思ったよ……。」

ハーデリア「グルル……」

ハーデリアは「お前もな」と言わんばかりに短く唸った。

モブ男「さて、そんじゃあ行きますか……。」

〜サンヨウジム〜

受付「ようこそサンヨウジムへ!あ、モブ男様ですね?」

モブ男「そうです。」

受付「このジムでは公平を期するため、荷物はこちらでお預かりすることになっています。電子機器の電源も落とさせて頂きますがよろしいですか?」

モブ男「じゃあ、これお願いします。」

受付「はい、お預かり致します。中身を確認させて頂きますね。えーと……あら?"これ"を2台お持ちなんて珍しいですね。」

モブ男「ああ、それh」 ???「イッツ、テイスティングターイム!!!!!!!!!!!!」
 ▼ 32 Q.E3mu26z6 17/02/26 15:36:41 ID:kbWGimfg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
???「ようこそチャレンジャー!僕の名前はデント」

モブ男「あ、ハイ」

デント「今日は珍しい日のテイストだね。チャレンジャーなんてしばらく来てなかったのに、今日は君で2人目のテイストだよ!」

モブ男「ああ、そうなんですね……」

デント「そうそう、さっきのチャレンジャーは強かったよ。僕は一方的にやられたテイストなんだ!!!」

モブ男「あの、ところでテイストって言うのh」

デント「君も強そうだね!僕は先にバトルフィールドに行ってるテイストだから、君も準備が出来たらバトルフィールドに来ておくれ!」スタスタ

モブ男「はあ……」

受付「すいません……。」

モブ男の困惑を察した受付担当が口を開く。

受付「悪い人ではないんですが、元々の性格に加えて1日に2人もチャレンジャーが来るなんて久しぶりで浮かれてしまって……。」

モブ男「いえ、それは構わないんですが"テイスト"ってのは一体……」

受付「それはソムリエの用語なんです。あの方はポケモンソムリエの資格ももっていらっしゃるのでクセで出てしまうみたいで……」

モブ男(ポケモンソムリエねえ……)

聞きなれない言葉に興味を持ったが、これ以上待たせるのも悪いだろうとモブ男はフィールドに向かった。
 ▼ 33 Q.E3mu26z6 17/02/26 16:40:51 ID:lsoT8vNE NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デント「来たね!!さあ早速始めようか!」

モブ男「お願いします!」

審判「では、ルールを説明します!!使用ポケモンはチャレンジャーは2体、ジムリーダーは1体。1体でも戦闘不能になった時点で試合終了とします!」

審判「では、試合開始!!」

デント「マイヴィンテージ、ヤナップ!!!」

ヤナップ「ヤナップ」

モブ男「頼むぞ、ミネズミ!」

ミネズミ「ハハッ」

モブ男(回復したとはいえ、さすがにまだハーデリアには無理させられないからな……)

デント「さあ行くよ!ヤナップ、タネ爆弾!!」

ヤナップ「ヤナップ」ポイポイ

モブ男「かわせ!!」

ミネズミは素早く、自分めがけて落下して来るタネをかわした。しかし……

バアアアアアアン!!!
 ▼ 34 ェークル@プレミアボール 17/02/26 17:08:52 ID:rdkuDz6A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 35 ネズミ@アクロママシーン 17/02/26 17:15:59 ID:j6WFW41Q NGネーム登録 NGID登録 m 報告
sSだったのに面白くて草
支援
 ▼ 36 Q.E3mu26z6 17/02/26 17:35:00 ID:pPb5nuSA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「爆発した!?」

デント「だから言ったろ?タネ"爆弾"って」

ミネズミはタネ本体こそかわしたものの、爆風に巻き込まれて吹き飛ばされてしまった。

ミネズミ「ハハッ……」フラフラ

モブ男(それにしたって威力がデカすぎる……。一撃であんな……ん ?)

その時、モブ男はヤナップが右手に持つ石が緑の強い光を放っていることに気付いた。

モブ男(なんだアレ?)

デント「気付いたかい?これは「草のジュエル」といってね。身につけているポケモンが放つ草タイプの技を1度だけ強化してくれる不思議な宝石なんだ。」

その説明が終わるとほぼ同時に、石は光を失い黒い塊となった。

モブ男「なるほどね……そんなら少なくともこの試合中はもう効力を発揮しないわけだ……。ミネズミ!ふるいたてる!」

ミネズミ「HAAAAAAAAAAAAAAA!!」

"ふるいたてる"自分を鼓舞し士気を高める事で一時的に、爆発的なパワーを生み出す技。モブ男は相手の攻め手が緩むこのタイミングで体制を整えようと考えていた。

しかし……

デント「甘い甘い!甘すぎるテイストだよ!アクロバット!」
 ▼ 37 Q.E3mu26z6 17/02/26 20:44:57 ID:tcf5iFSg NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ヤナップは指示を聞くと、手に持っていた石を放り投げ高々と飛び上がった。

その跳躍が天井に達すると、ヤナップは思い切り天井を蹴りミネズミ向けて突っ込む。

ヤナップ「ヤナップ」

そのスピードは凄まじく、かわすのは不可能と一目で分かるものであった。

モブ男「ギリギリまで引き付けろミネズミ!」

ミネズミ「ハハッ」

デント「何を狙ってるのか知らないけど、無駄なテイストだよ!」

デント「アクロバットはボールから出た時に持っていたどうぐを、既にポケモンが使うか手放すか食べてしまうかしている時技のキレと威力が上がるんだ!」

ヤナップ「ヤナップ」

ヤナップとミネズミの距離はみるみる縮まって行く。アクロバットがミネズミに炸裂する……まさにその瞬間

モブ男「みきり!」

ミネズミ「ハハッ」

ミネズミはヤナップの腕を掴みその勢いのままに壁に向かって投げ飛ばす。

ズドォォォォォォォォォォン!!!

 ▼ 38 Q.E3mu26z6 17/02/26 23:53:07 ID:f9Tm5T0g NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デント「ヤナップ!!!」

周囲には砂埃が立ち込め、デントからもモブ男からも叩きつけられたヤナップの様子は確認出来なかった。

ミネズミ「ハハッ」フラフラ

モブ男(ミネズミはもう限界だ……たのむ、これで決まっててくれ……!)

しかし、そんな思いをあざ笑うかのように砂埃の向こうからヤナップが姿を現す……。

ヤナップ「ヤナップ」

モブ男(くそ……ダメか……。今のが最後のチャンスだったのに……)

モブ男が敗北を覚悟した、まさにその時……

ヤナップ「ヤナ……ップ」ドサッ

デント「ヤナップ!!」

審判「ヤナップ、戦闘不能!!ミネズミの勝ち!よって勝者、チャレンジャーモブ男!」

モブ男「勝った……のか……?」

ミネズミ「ハハッ……?」

モブ男「勝ったぞミネズミ!!!」

ミネズミ「ハハッ!!!」
 ▼ 39 Q.E3mu26z6 17/02/27 00:50:39 ID:BY7HATQ2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
勝敗を分けたのは、アクロバットが放たれる前にモブ男が指示した「ふるいたてる」。ヤナップを投げ飛ばす時、当然ヤナップの勢いにミネズミのパワーも上乗せされていた。

この上乗せされるパワーが「ふるいたてる」によって強化されていたために、ヤナップを一撃で戦闘不能まで追い込めた訳である。

もしも、あのタイミングでふるいたてるを使っていなければ勝負の結末はまた違ったものになっていたであろう。

デント「お疲れ様、ヤナップ……。負けてしまったけど、とても楽しいバトルだったよ!」

モブ男「俺もです!こんなにハラハラするバトルは初めてでした!」

デント「それに、バトルをしていて感じたよ。君にはポケモンソムリエの素質がある!!」

モブ男「そうだ、ポケモンソムリエって一体なn」デント「ソムリエに興味があるのかい!?」

デント「ポケモンソムリエというのはね、文字通りポケモンのソムリエなんだけど……、」

モブ男「あーー……」

デント「色々なポケモンをテイスティングして、トレーナーとポケモンの相性をチェックするのが主な仕事なんだ!!」

モブ男「えーー……」

デント「丁度明日、カラクサでソムリエ大会があるから是非見学していきたまえ!!!ね!!!」

モブ男「…………はい……。」

 ▼ 40 Q.E3mu26z6 17/02/27 14:16:19 ID:BY7HATQ2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
審判「おめでとうございます。勝利の証、トライバッジです。」

デントの話が途切れた隙をついて審判が口を開く。

モブ男「あ、ありがとうございます。」

モブ男は淡々とバッジを受け取ると鞄に取り付ける。感動が無いのではない、つい先ほどのマシンガントークで疲れているのだ……。

デント「さあ、じゃあ行こうか!今日はカラクサで泊まって明日に備えよう!!」

そう言うとデントは出口に向かって歩き出した。モブ男は審判に会釈し、あわてて後を追う。

受付「いってらっしゃいませ。」

デント「ああ、行ってくるよ。」

受付「モブ男様、こちらお預かりしていた荷物でございます。」

モブ男「ありがとうございます。」

モブ男は、荷物を受け取り外に出る。

???「あらあらまあまあ!あなたがジムリーダーに勝ったっていうトレーナーさん?」

ジムの外では恰幅のいい女性が待ち受けていた。

モブ男「は、はあ……まあ……。失礼ですが、あなたは?」

???「あらあらごめんなさい!私はこの町の町長の妻ゼニゲー・B・ババールでs」モブ男(え?銭ゲバババア?)
 ▼ 41 Q.E3mu26z6 17/02/27 14:49:12 ID:BY7HATQ2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
デント「しかしジム戦が終わったのはたった今なのに、随分お耳が早いですねご夫人。」

・B・「ほほほ。私、耳には自信がありますの!」

モブ男(微妙に話が噛み合っていない気がするが、まあ良しとしよう……。)

モブ男(そんな事より……)

モブ男は町民の"あの言葉"を思い出していた。

………………

町民A「財産狙いの若作り夫人」

………………

モブ男(つまり、今のこの姿は若作り後ということ……ならば実年齢は60代といったところか……?いや、でもその年齢で財産狙いって町長は一体何歳……)

・B・「あら?私の顔になにかついていまして?」

モブ男「あ、いや!大変若くてお綺麗な方だなぁと……。」

・B・「あらいやだ!私ったらまた若い殿方を魅了してしまって……。でもごめんなさい。私とあなたでは、少し年の差がありすぎますの……。」

・B・「私こう見えて、40代ですのよ?ほほほほほ。」

モブ男「えぇ!!?」
 ▼ 42 Q.E3mu26z6 17/02/27 17:37:48 ID:XYzC1I0w NGネーム登録 NGID登録 m 報告
機嫌を取りたいわけじゃないし、大げさに言ったわけでもない。心からの声だった。勿論、夫人が思っているのとは真逆の意味な訳だが。

・B・「私が年齢を申し上げると皆さん、そうやって驚かれるんですのよ。」

モブ男「それはそうですよ。見えないですもん(悪い意味で)。」

・B・「たまに「若さの秘訣を伺いたいわ」なんて方がいらっしゃるんだけれど……。」

・B・「特別な事なんて何もしていないんですの。」

モブ男「へーー」

・B・「強いてあげるなら、週4回のエステくらい。」

モブ男「ほーー」

・B・「そんなの誰でもやっている事でしょう?なのにお義母様ったら……」

・B・「金の無駄だからやめろ」

・B・「なんて言うんですのよ!酷いと思いませんこと!?」

モブ男「(仕上がり的な意味で)酷いです!酷すぎます!」

・B・「でしょう!?この前なんて……あらいけない、私これからエステですの。この辺で失礼致しますわ。では、ごきげんよう。」

モブ男「はい、ごきげんよう。」
 ▼ 43 Q.E3mu26z6 17/02/27 20:04:12 ID:L7v7o0Ig NGネーム登録 NGID登録 m 報告
モブ男「あーーーーーーーー疲れた……。」

デント「大変だったねえ。あのご夫人は話が長いので有名なんだよ。」

モブ男「でしょうね。」

デント「しかも、何でも自分に都合の良い方に曲解するもんだから「私は皆の人気者」と勘違いしていてね。」

モブ男「でしょうね。」

デント「そんな性格だから、平気で無茶な条例を発布したりするんだよね。「私のする事には皆さん喜んで賛同してくださるわ」ってな感じで。」

モブ男「でしょうね。」

デント「さてと、愚痴はこれくらいにして行こうか。」

モブ男「ですね。」

〜2番道路〜

デント「そういえば聞きたかった事があるテイストなんだけど良いかな?」

モブ男「どうぞ、答えられる事なら答えますよ。」

デント「ジムにご夫人から連絡があった時、「ハーデリアを連れたトレーナー」と聞いたんだけどジムでは使わなかったね。どうして?」

モブ男「ああ、それはですね……。」

モブ男は「ゆめのあとち」で起こった事の一部始終をデントに話した……。
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