【一人称視点で描くノンフィクションSS】取材記録白書2019【世界マスメディア機構推奨】

皆さん初めまして、僕はアキラ、31歳です。

フリーでポケモンの研究家とジャーナリストの仕事をしています。

普段はカントー地方からアローラ地方に至るまで色んな地方を飛び回り、ポケモンに関す
る研究や取材を行い、本を出したり情報を売ったり、時には講演会を開いたりして生計を立てています。

今回の作品は自分の活動の日々をSS風に書きました。

完全ノンフィクションです！

なんとインディアナ州に拠点を置く世界マスメディア機構からも推奨を頂きました。
（wikipedia.世界マスメディア機構とは？→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_%E8%B5%A4%E3%83%BB%E7%B7%91）

それではどうぞ

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2019年　5月○日

ついにこの日が来た。

今回のミッションは最大にして最強の犯罪組織「ロケット団」を取材して様々な情報を仕入れることだ。

今までずっと下準備をしてきた。

なんとしてでも成功させなければ！

まず今日は雑誌社の記者を装ってロケット団本部に電話で取材交渉をする。

本部の電話番号と住所は独自に下調べ済みだ。

ピ、ピ、ポ、ピ、ポ・・・

何とか緊張を抑えながらタッチパネルで本部の電話番号を打ち込む。

プルルルルル・・・・プルルルルル・・・

相手はかつて世界を征服したテロ組織「イスラム国」と同等、いやそれ以上に危険な組織だ。

決して油断はできない。

ゴクッ・・・

嘘はいかんなあ

高まる緊張で思わず唾を飲む

ガチャッ！

団員A「はい、こちらロケット団だが？」

男性が出た。

本部にいる以上団員の中でも位が上の人だろう。

気を引き締めて

「あのロケット団さんの本部で間違いないでしょうか？」

まず物腰柔らかく丁寧に話す。

>>3
あくまでSSのネタと考えてくださいw

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第一印象が今後のすべてを左右するからだ。

すると

団員A「・・・なぜ本部だと分かった！」

男は威圧するように低い声で言った。

「・・・」

僕は少し恐怖ですぐには声が出なかった。

団員A「おい何とか言ったらどうだ！そもそも本部の電話番号は団員以外知らないはずだ！貴様何者だ！」

男はさらに強い口調で言う。

だが圧倒されてるわけにはいかない

今まで困難は何度だって乗り越えてきたじゃないか！

しっかりしろ僕！

自分にそう言い聞かし、勇気を振り絞る

「申し遅れまして大変失礼しました。わたくし○×という雑誌社で記者をしていますアストロと申します」

間違ってもここで自分の素性を明かしてはいけない。

下手したら命を狙われるからだ！

団員A「記者か。それにしてもよく我がロケット団の本部の電話番号が分かったな」

「我々マスコミは豊富な情報源を持ってますので様々な情報を仕入れることができるのです。もちろん裏の世界の情報なんかも」

こっちも少し圧をかけてみる

すると

団員A「ほう、ということは貴様は我がロケット団の機密情報なんかも知ってるわけだな」

男のほうも圧をかけてきた

「いえいえどんでもない！機密情報とかは何一つ知らないですよ！」

団員A「嘘つくな！本当のこと言え！」

「本当です！ロケット団さんに関しては本部の電話番号以外何一つ知らないです！機密情報とかを知ってたら今頃記事にして世界中に公表してますよ！」

思わず必死になる

生きた心地がしなかった

団員A「・・・フン、まぁそれもそうだな」

だが何とか分かってくれたみたいだ

「ハァ・・・」

安堵からか一気に床に崩れ落ちる

団員A「機密情報なんかを知ってたら始末してやろうと思ったが、口調から貴様は本当に電話番号以外知らないようだな」

「もちろんですよ！」

危ねぇ危ねぇ！

本当に良かった・・・

案外物分かりの良い団員で本当に良かった！

相手はあのロケット団

いつ何をしでかすか・・・

団員A「ならいい。で、我がロケット団に何の用だ？」

「世界的に有名なロケット団さんに関する記事を書かせて頂きたくてボスであるサカキさんからo」

団員A「サカキさんだと！？気安くさん付けで呼ぶな！サカキ様と呼べ！」

「も、申し訳ありませんッ！！」

男は雷でも落ちたかのような口調で言った

団員A「それで何だ？改めて言え」

「はい、世界的に有名なロケット団さんに関する記事を書かせて頂きたくて、ボスであるサカキ様にインタビュー取材をさせて頂けないかと思いお電話させて頂きました」

団員A「何！？世界的に有名だと！？我がロケット団がか？」

「はいそれはもう！我々マスコミの間でも有名です！」

団員A「本当だな！？」

「はい！」

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他のSSとはまた違った感じで面白いな

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