アローラ名探偵ヨウ！

ポケモンと人間は今や共存して生きている。...だがポケモンを利用して様々な悪事を働く者達も存在していた。そんな事件を解決する探偵がアローラに存在していた。I.Qを200で運動神経も抜群！その名は...名探偵ヨウ！

第一話、謎の凶器

リーリエ「...中々依頼来ませんよね」

ヨウ「そう簡単に事件は起こらないさ」

ヨウはコーヒーに砂糖を入れながら助手のリーリエに言う。

リーリエ「今月の家賃も危ないのに...」

ヨウ「大丈夫さ」

そう言った瞬間...玄関のベルが鳴り響く。リーリエが玄関のドアを開けると...少年が立っていた。

カキ「ここがどんな事件を解決してくれるって噂の探偵事務所か？」

ヨウ「...そろそろ依頼が来る頃だと思ったよ」

そう静かに呟いた。

支援

リーリエ「どうぞ」

リーリエがコーヒーを少年に差し出す。少年は礼を言い、コーヒーを少し口に入れると口を開いた。

カキ「自己紹介がまだだったな、俺はカキ...近くの牧場に住んでる。貴方に...依頼したい事件があるんだ」

ヨウ「...どんな事件ですか？」

カキ「俺の...親友を殺した奴を見つけ出して欲しい...」

リーリエ「親友を...殺した...？」

カキ「そうだ...警察には事故として処理されたけどな」

ヨウ「...詳しく聞かせてくれませんか？」

カキ「この事件は今から2週間前に起きたんだ...俺が朝早くに学校に行くと...親友が...倒れていたのを見つけたんだ」

ヨウ「それで？」

カキ「俺は急いで救急車を呼んだ！だが...あいつは！助からなかった...！その時だった...あいつが死ぬ前に妙な事を呟いたのを思い出したんだ」

ヨウ「妙な事？」

カキ「...『最近誰かにつけられてる気がする』その時は冗談だと思った...だがあいつは死んだ！その時思ったんだ！そ親友をストーカーしてた奴が親友を殺したってな！」

リーリエ「警察には話したんですか？」

カキ「話したさ！だが警察は聞いてくれなかった！だから...ここに依頼しに来たんだ！」

カキの声からは怒りと悲しみを感じた。

ヨウ「わかりました。その事件の真相を私が解き明かしましょう」

カキ「感謝する...！」

カキが帰るとヨウは事件の資料をまとめていた。

リーリエ「今回の事件はポケモンを使った殺人事件なんでしょうか？」

ヨウ「いいや、普通の殺人事件だよ」

リーリエ「何か分かったんですか？」

ヨウ「資料を見る限り...どうやら犯人は被害者を階段から突き落とした事が推測される」

ヨウは資料から2人の写真を机に置く

リーリエ「その写真人達は？」

ヨウ「この事件の容疑者だよ」

リーリエは写真に書いてある名前を読み上げる

リーリエ「えーと...スイレン、マーマネ...この2人が容疑者なんですか？」

ヨウ「そうさ。この2人はあの日...不審な点あった事が分かったんだ」

リーリエ「不審な点？」

ヨウ「それは明日話すよ...」

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