―ある海洋学者の航海日誌より―
水面に近い海域を、悠然と泳ぐ魚達と戯れる。そうして海の美しさ、楽しさを少し理解していくうちに、1つの疑問が沸き上がる。
「海の底はいったいどうなっているのだろう?」
その答えを見つけるために、深い深い海の底へと沈む。
そこは生命流転の場所であった。
朽ちたーーー巨大なるーーー沈んだーーーかつて生命を持っていたものの残骸が、そこかしこに散らばる。年代に関係なく、生命の儚さを感じずにはいられない一方で、海底に棲むーーーやーーーように、透けた体を持つ華麗な生物に魅せられる。
そうして改めて思い知らされる。
海とは、美しさと物悲しさが同居する場所なのだと。
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