【悪役SS】エーテル財団の先輩後輩:ポケモンBBS(掲示板) 【悪役SS】エーテル財団の先輩後輩:ポケモンBBS

  ▼  |  全表示42   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【悪役SS】エーテル財団の先輩後輩

 ▼ 1 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:27:01 ID:UowDxxEw [1/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ここは某島のエーテルハウス。

僕は、ここで新入職員として働くことになった。


職員♀A「お、君が新人クン? よろしくね!」

職員♂「は、はい! 宜しくお願いします!」

職員♀A「ははっ、固くなんなくていいって〜」

職員♂「は、はい……」

職員♀A「私になんっでも聞いて! ね?」

職員♂「! わかりました!」

職員♀B「えー、アンタに教えられんの?」ニヤニヤ…

職員♀A「と、とーぜんっ!」

職員♀B「だってアンタ、あたし達の代の中で誰よりも仕事でミスしてたろ?」

職員♀A「む、昔のことでしょ!?」

職員♀B「いや、結構最近までミスしまくってたけどな、てか昔つってもまだ入社して3年目だろ」

職員♀A「っ……後輩の前でやめてよ恥ずかしい!」

職員♀B「まぁ、そんなんだからエーテルパラダイス勤務出来なかったんだからな」
 ▼ 3 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:30:59 ID:UowDxxEw [2/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「来年こそは絶対に行くの! てかあんたこそ!」

職員♀B「あたしは、エーパラ勤務はめんどくさそうだから適当にやってるだけだ」

職員♀A「む〜〜〜!」

職員♂「あ、あの……」

職員♀B「あぁ、ゴメンな。この娘ったら後輩が出来るからって張り切っちゃって」

職員♀A「そ、そんなことないってば!」

職員♂「あはは……」

職員♀A「と、とにかくこっち来て! 色々教えたげる!」ギュッ!

職員♂「!?」ドキッ!

職員♀A「行くよ、こっちにパソコンあるから!」グイッ!

職員♂「は、はいっ!」

職員♀B「おーおー、積極的〜」
 ▼ 4 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:33:26 ID:UowDxxEw [3/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告





職員♀A「──そんなわけで、ポケモンの保護以外にも、生態系調査や自然環境の調査とか、他にも仕事は盛り沢山なんだよ!」

職員♂「遣り甲斐がありますね!」キラキラ!

職員♀A「でしょ!」キラキラ!

職員♀B「あらら、新人クンはそっち側の人だったかー」

職員♀A「そっち側って何よ」

職員♀B「まぁ、やる気があるのは良いことだけどな〜」

職員♀A「あんたはもうちょいやる気を出しなよ」

職員♀B「えーだるいー」

職員♀A「ったく……」

職員♀B「っと、じゃああたし酒買ってくるわ、歓迎会用にな〜」

職員♀A「……あんたが飲みたいだけでしょ、ってか、まだ職務時間中なんですが?」

職員♀B「いーのいーの、どうせ誰も見てないって、んじゃな〜♪」ガチャッ!

バタンッ……
 ▼ 5 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:35:18 ID:UowDxxEw [4/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♂「行っちゃいましたね……」

職員♀A「ったく、素直じゃないんだから……」

職員♂「え?」

職員♀A「どうせ酒なんてのはついでよ、ポケモン保護しに行ったの」

職員♂「そうなんですか!? じゃあなんであんなこと……」

職員♀A「そーゆー奴なの、ポケモン大好きなくせにやる気がないふりして……」

職員♂「やっぱりポケモンは好きなんですね!」

職員♀A「……全く、バレてないとでも思ってるのかな?」

職員♂「じゃあ僕も早速ポケモン保護に──」ガタッ!

職員♀A「──待って!」ギュッ……

職員♂「ふぇ!?」ドキッ!

職員♀A「……そんな焦らないで、せっかく邪魔物が居なくなったんだから……」ニコッ

職員♂「え、え……!?」ドキドキ…

職員♀A「二人きりで、みっちり教えてア・ゲ・ル……」


い、一体何を……!
 ▼ 6 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:35:47 ID:UowDxxEw [5/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告

──ドサッ!


職員♂「……え?」

目の前に置かれたのは、山積みのファイルや本。

職員♀A「この資料、今日中に読んで理解してね♪」ニコッ♪

職員♂「……こ、この量をですか……?」

職員♀A「それから、パソコンを使って本部への報告の仕方とかも覚えてもらうから!」

職員♂「ち、ちょっと待って……」

職員♀A「あ、あと、この周辺のポケモンの生息地域とかも覚えてもらわないとね!」

職員♂「……」シュウゥ…


職員♀A「じゃ、早速行ってみよー♪」ルンッ!

職員♂「ひえぇぇぇぇぇぇぇぇ……っ!」サアァァ…



そこから先は、地獄だった。
 ▼ 7 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:38:17 ID:UowDxxEw [6/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♂「  」チーン

職員♀A「よし、じゃあこんなもんで今日は終わりにしよっか、お疲れ様ー!」

職員♀B「ただいママンボウー」ガチャッ

職員♀A「おかえリーシャン」

職員♂「  」

職員♀B「……どしたん?」

ヤドン「やぁん?」

職員♀A「! そんなことより可愛いそのコは!?」

職員♀B「……あぁ、なんか着いてきちゃった……怪我してるから治療してあげて」

ヤドン「やぁん」

職員♀A「ふふっ、またポケモン保護してきたんだ、ありがとね!」ニコッ

職員♀B「ち、ちがわい! ……着いてきただけっだっつの!」

職員♀A「今さら隠すことないでしょ〜? 酒買ってくるだけには遅すぎだし」

職員♀B「っ……そ、そんなことよりほら! 新人クン死んでるけどいいの?」

職員♂「  」チーン
 ▼ 8 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:39:51 ID:UowDxxEw [7/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「もー、話そらさないでよ〜 新人クンも起きて〜!」ユサユサ

職員♂「っ……はっ!」ビクンッ!

職員♀A「やっと起きた、大丈夫?」

職員♂「亡くなったお祖母ちゃんが見えました……」

職員♀B「いやそれヤバいやつじゃん……あんたどんだけ厳しくしたの?」

職員♀A「べ、別に、私の最初と同じぐらいの量だけど……」

職員♀B「は? あんたバカァ!?」

職員♀A「……? ……あ、わかった! アスカの真似でしょ? ガンダムかなんかの!」

職員♀B「いやアスカはエヴァだよ!」

職員♀A「そっちかー」

職員♀B「って、モノマネしたわけじゃなくて、あんたの最初って、先輩から止められたのに自分で量増やしてやったやつでしょ!?」

職員♀A「そーだっけ?」

職員♀B「そーだよ、しかもアンタその次の日熱だして倒れたでしょうが!」

職員♀A「そーだっけ?」
 ▼ 9 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:43:03 ID:UowDxxEw [8/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「はぁ……その何日か後仕事に来たとき、アンタなんて言ったか覚えてる?」

職員♀A「さぁ……?」

職員♀B「『亡くなったお祖父ちゃんが見えました』つったの!」

職員♀A「おぉ! 新人クンとリンクしてるねぇ!」

職員♀B「だからヤバいんじゃないかっつってんの!」

職員♀A「うーん……どう、新人クン?」

職員♂「先輩がやったなら僕も負けてられません! 明日からはもっと仕事量を──」

職員♀B「──増やすつもりじゃあるまいな?」

職員♂「……ダメですか?」

職員♀A「いや、その意気だよ!」

職員♀B「アンタは黙ってろ」

職員♀A「はーい」プスー

職員♀B「……いい、新人クン? やる気があるのは凄く良いことなんだけど……」

職員♂「……はい」

職員♀B「……仕事ばっかりになって、本当にしたいことを忘れないでほしい」
 ▼ 10 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:46:33 ID:UowDxxEw [9/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「?」

職員♂「したいこと……ですか?」

職員♀B「君は何がしたくてエーテルに入ったの?」

職員♂「少しでも多くのポケモンを幸せにすることです!」

職員♀B「……うん、君はまだわかってるね」

職員♂「?」

職員♀A「どういうこと?」

職員♀B「……アンタにも、最初に会ったとき同じ質問したと思うんだけど、覚えてる?」

職員♀A「えーっと……『全てのポケモンを幸せにしたい』とか?」

職員♀B「そう、アンタは実現不可能な目標を言ったわけよ、しかも大真面目に」

職員♀A「なにか悪い?」ムッ

職員♀B「悪いわけじゃないけど、そういう純粋バカほど仕事を押し付けられたりすんの」

職員♀A「はぁ!?」

職員♀B「そんで、仕事ばっかりになって本当にしたいことを忘れてしまう……」

職員♀A「私がそうなるっての!?」
 ▼ 11 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:51:51 ID:UowDxxEw [10/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「そうじゃないけど、最近悪い噂が絶えないから……」

職員♂「そうなんですか?」

職員♀B「入ったばかりの新人クンにこんなこと言いたくないんだけどね……」

職員♂「悪い噂って、具体的にどういう物なんですか?」

職員♀B「ん、まぁ簡単に言うと社畜的な?」

職員♀A「社畜ぅ? でもあたし達の仕事は全然厳しくないでしょ」

職員♀B「うん、悪い噂ってのはエーテルパラダイスで、なんだよ」

職員♂「えっ!?」

職員♀A「……いやいや、エーパラは本部なんだから、仕事量が多いのは当たり前でしょ?」

職員♀B「まぁ、あくまで噂だからな」

職員♀A「それに、私はポケモンの為だったらいくらでも仕事出来るし」

職員♀B「だから、そーゆーのが危ないんだって……」

職員♀A「……なんか今日、やけに真面目だね」

職員♀B「は?」

職員♀A「いつもは仕事だるーい、とか眠ーい、とかしか言わないくせにさ」
 ▼ 12 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:53:51 ID:UowDxxEw [11/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「う、うっさい、新人クンが来たからしっかりしようと思っただけだって」

職員♀A「……ま、暗い話にはそれぐらいにして、歓迎会やろー!」

職員♀B「……そうだな」

職員♂「本当ですか!? やったぁ!」パアァ…

職員♀A「ほら、早く酒寄越して!」

職員♀B「はい、新人クン」スッ

職員♂「ありがとうございます!」

職員♀A「ちょっと無視しないでよ!」

職員♀B「買ってきたのはあたしだぞ? あたしが全権を握ってるの、わかる?」

職員♀A「新人クンの教育全部任せた癖に!」

職員♂「け、喧嘩は止めてください〜!」アワアワ

職員♀A「! ……ごめんね、新人クンの歓迎会だもんね」
 ▼ 13 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:54:55 ID:UowDxxEw [12/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「だな……ほいっ」シュッ

職員♀A「さんきゅ」パシッ

職員♀B「それじゃあ新人クン、乾杯の音頭をヨロシク」

職員♂「え? ぼ、僕ですか?」

職員♀A「一言お願いね!」

職員♂「え、えっと……その……」

職員♀B「3人しかいないし、緊張しなくていいから」

職員♂「えー……ほ、本日はお日柄もよく……」

職員♀A「ぷっw」

職員♀B「お見合いかw」

職員♂「そ、その……まず、お疲れ様でした!」

職員♀A&B「「お疲れ様てしたー!」」

職員♂「えと……頑張りますので、これからもご指導のほど、宜しくお願い致します!」

職員♀A「固いなーw」

職員♀B「まぁいいんじゃない?」
 ▼ 14 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:57:25 ID:UowDxxEw [13/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♂「それでは……乾杯っ!」スッ

職員♀A&B「「かんぱーい!!」」



カシャーン!



職員♀A「っ……」ゴクゴク…

職員♀B「ん……」ゴクゴク……

職員♂「……」ゴクゴク……


職員♀A「っぷはぁ〜っ! やっぱ仕事終わりの一杯最っ高!!」

職員♀B「だな〜♪」

職員♂「ぷはっ! ……美味しいです!」

職員♀A「でしょ〜!」ゴクゴク……

職員♀B「あ、おつまみも買ってきたぞ〜」

職員♂「ありがとうございます!」
 ▼ 15 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 22:59:31 ID:UowDxxEw [14/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「さっすが、気が利くぅ〜!」

職員♀B「ったく、調子いいんだから」

職員♀A「あ、お酒お代わり!」

職員♀B「早っ! もう飲んだの!?」

職員♀A「へへ……美味しいんだもん……///」カアァ…

職員♀B「もう赤くなってるし……アンタ酒に弱いんだから気を付けろよ?」スッ

職員♀A「ありがとぉ……」プシュッ!

職員♂「す、すいません。僕も良いですか?」

職員♀B「新人クンも早いな〜、ほい」スッ

職員♂「ありがとうございます、仕事で喉がカラカラだったので……」プシュッ!

職員♀A「おかわりー!///」

職員♀B「いや早すぎだろ!!」

職員♀A「あ、新人クンが飲んでるのも美味しそう〜♪」

職員♂「っ!?」ゴクゴク…
 ▼ 16 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:01:28 ID:UowDxxEw [15/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「いや全部同じだし……待って、今新しいのだすから……」

職員♀A「やだ〜、これがいいっ!」パシッ!

職員♂「あっ!」

職員♀B「コラ、人のを取るな! しかも後輩のを!」

職員♀A「あぁ? あんたはお母さんかっつーのぉ!」

職員♀B「ダメだ……完全に酔ってる……」

職員♂「ぼ、僕は別にいいんですけど……一度、口つけちゃいましたよ?」

職員♀A「知るかぁ〜!」ゴクゴク…

職員♂「あ」

職員♀A「っ……ぷっはぁ〜! もう一杯プリーズ!///」ポイッ!

職員♀B「あーもー! 缶をその辺に捨てんな!」

職員♂「ぼ、僕が拾います!」ダッ!

職員♀B「ありがと……ったくそれに比べてお前は……」

職員♀A「えー、あんたももっと飲みなよ、折角の歓迎会だよ〜!///」

職員♀B「っ…………よしっ! こうなったらとことん飲んでやるっ!!」プシュッ!

職員♂「ぼ、僕もっ!」プシュッ!
 ▼ 17 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:04:57 ID:UowDxxEw [16/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告





〜一時間後〜

職員♀B「だからテメーは使えねーんだよ!! このカスがっ!!///」ドンッ!

職員♀A「ふえぇ……そんな言うことないじゃんよぉ……///」グスッ…

職員♂「……」ガクガク…

職員♀B「あぁ!? チビで穀潰しのテメーがエーパラ勤務なんか出来るわけねぇだろ!」

職員♀A「チビは関係ないじゃんよバカぁ〜〜!」ポロポロ…

職員♀B「ガキみてぇな行動ばっかだしよぉ〜、ちょっとは世話する気持ちになってみろってんだ!」

職員♀A「ふ、ふえぇぇぇ〜〜ん!」ダキッ!

職員♂「せ、先輩!?///」ドキッ!

職員♀A「たしゅけてぇ……」ウルッ

職員♀B「おい! あたしのもんに手ぇだしてんじゃねーぞ!!」
 ▼ 18 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:05:36 ID:UowDxxEw [17/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♂(先輩のものでも無いと思いますけど……!)←怖くて言えない

職員♀A「今日はわたしがめんどーみたんだからねー、べ〜だ!」ベー!

職員♀B「あぁ……? じゃあ本人にどっちのものになるか決めてもらおうじゃねーか!」

職員♀A「のぞむとこりょだよ!」フンス

職員♂(えぇー……)ダラダラ…

職員♀B「さぁ、どっちが好きか言ってみな?」ズイッ!

職員♀A「さあ!」ズイッ!

職員♂「え、えと……」ダラダラ…

職員♀B「当然あたしだろうけどね?///」ニヤッ

職員♀A「わたし……だよね?///」ウルッ

職員♂「そ、その、あの……」アタフタ

顔を赤く染めて迫る二人を前に、僕は正常に頭が働くわけがなかった。

こんなの、決められるわけ無い……
 ▼ 19 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:06:00 ID:UowDxxEw [18/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
同僚♀「ほ〜ら、あたしのが胸、大きいぞ?///」ムニュッ

職員♂「!?!?///」カアァァ…!

職員♀「わたしだって……ないわけじゃないし……///」プニッ

職員♂「あ……ぁ……///」

職員♀&同僚♀「「……ねぇ、どっち?///」」


職員♂「ふぇぇぇ……///」ボシューッ!


あまりの刺激に、僕の頭はオーバーヒートしてしまい……


職員♂「……qあwせdrftgyふじこlp」ブシャー!



僕は、鼻血を盛大に噴き出して──


バタッ!


──ぶっ倒れた。
 ▼ 20 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:07:07 ID:UowDxxEw [19/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告





職員♂「……?」パチッ

目を開けると、そこは知らない天井だった。

職員♂「あぁ、そっか……」

今日からここで寝起きするんだった。

確か……倒れたんだよね。

てことは……二人が運んでくれたんだ……後でお礼を言わなくちゃ──


──ムニュッ。


職員♂「!? せ、先輩……?」キョロキョロ

職員♀A「んぅ……むにゃむにゃ……」スヤァ…

職員♀B「ZZZ……」スヤァ…

職員♂(なんで僕の両隣で寝てるんですかぁぁぁぁっ!?)
 ▼ 21 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:08:41 ID:UowDxxEw [20/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
しかも仕事着のまま……僕をベッドまで連れていってくれた後に寝ちゃったのか?

職員♂(……落ち着け、今はとりあえずゆっくりと、起こさないように抜け出そう……)ソロッ…

職員♀A「むにゃ……新人クン……ぎゅっ」ギュッ!

職員♂(!? 腕掴まれた!? 本当に寝てるんですよね!?)ビクッ!

職員♀B「……ZZZ……いただきます……」カプッ!

職員♂(痛っ!? 首噛まれてる!?)

職員♀A「むにゃ……はなれないで〜……んぅ……」ギューッ…

職員♀B「……おいしい……ZZZ……」カプッカプッ…

職員♂(う、動けない……!)

 ▼ 22 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:09:20 ID:UowDxxEw [21/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告




〜午前7時〜

チュンチュン…

職員♀A&B「「っ……申し訳ございませんでしたぁ──っ!!」」ドゲザー

職員♂「えっ、いえ、そこまでして頂かなくても……」オロオロ

職員♀A「いや、本っ当にごめんっ! いつの間にか一緒に寝てたり、して……」

職員♀B「あたし達は酔っててあんま覚えてないけど……絶対なんか迷惑掛けたよな?」

職員♂「ぜ、ぜ、全然です!」フルフル

職員♀A「本当?」

職員♂「勿論です!(困りはしたけど、結果役得だったし……)」

職員♀B「まぁ、新人クンは優しいからな……」

職員♀A「こうなったら……"アレ"でお詫びをするしかないね!」

職員♀B「そうだな」

職員♂「"アレ"……?」キョトン
 ▼ 23 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:09:45 ID:UowDxxEw [22/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「ふふっ、必ず満足させてあげるからね……♪」ニコッ

職員♂「っ!?」ドキッ

職員♂(……まさかとは思うけど、まさかじゃないですよね? 昨日のアレのせいでよからぬことばかり浮かんでしまう……!)

職員♀B「とりあえずシャワー浴びてきな、昨日は入んないで寝ちゃっただろ?」

職員♂「しゃ、シャワー……ですか!?」

職員♀B「? うん」

職員♂「せ、先輩方は?」

職員♀A「後で入るからいいよ、先入って。……準備もあるし、ね?」

職員♂(じゅ、準備……)

職員♀B「それとも……一緒に入るか?」ニヤッ

職員♂「っ……一人で入ってきますっ!」ダッ!

ダダダ……バタンッ!


職員♀B「……フラれちったー」

職員♀A「当たり前でしょ……ていうか新人クンで遊ばないのっ!」
 ▼ 24 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:10:10 ID:UowDxxEw [23/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「しゃーない、準備始めっか〜」

職員♀A「うん、絶対満足させて見せるんだから!」


〜その頃、風呂場〜

職員♂(あ〜! 断っちゃって本当に良かったのか!? でも多分てか絶対冗談だし、『はい』って言ったら多分ドン引かれてたし、これでいいはず……てかこの後の満足させるって何!? 準備って何の!? あぁ〜〜〜もう!)モヤモヤ


一人憐れに悩んでいた。





職員♀A「じゃーん! 私特製アローラカレー♪」バーン!

職員♀B「いぇーい」パチパチ!

職員♂(ですよねー)

職員♀A「おかわりもいっぱいあるからじゃんじゃん食べてね!」

職員♂「あの……さっき言ってたやつって……」
 ▼ 25 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:10:34 ID:UowDxxEw [24/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「うん、これだよ! 絶対満足すると思うから、食べてみて!」キラキラ

職員♂(お腹を満足させるって意味だったか……変な期待した僕が悪いけど……)

職員♂「……では、いただきます……!」パクッ

職員♀A「どう?」

職員♂「っ……うまい! 美味しいです!」パアァッ!

職員♀A「本当!? 良かった〜!」

職員♀B「普段はドジな癖に料理はうまいんだよな〜」モグモグ

職員♀A「うるさいな……って、なんであんたも食べてんのよ!」

職員♀B「腹減ったし、アンタも食べなよ」

職員♀A「ん〜、私は先シャワー浴びてくる。新人クンのおかわり入れてあげてね」

職員♀B「わかった」モグモグ

職員♂「え、大丈夫です! 自分でやりますよ!」

職員♀B「まーまー遠慮すんな」モグモグ
 ▼ 26 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:11:08 ID:UowDxxEw [25/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「そうそう、料理に関してはそれぐらいしか出来ないんだから。じゃねー」スタスタ…

職員♀B「あぁ!? ちょ待て──」

──バタンッ!

職員♀B「ち……舐めやがって……あたしだって簡単なのだったら出来るっての!」ガタッ

職員♂「!」ビクッ!

職員♀B「見てな新人クン、あたしがデザートのマラサダ作ったげる」グッ!

職員♂「お、お願いします」

職員♀B「えーと、これとそれを混ぜて……あ? あれがない……まぁ、これで代わりにするか……そしたらあぁして、こうしてから……レンジでチンすれば……」


職員♂(やな予感が……)


職員♀B「よし、スタート!」ピッ!


ボンッ!!!


職員♀B「おわっ!?」

職員♂「ひいっ!? 爆発したっ!?」ビクッ!
 ▼ 27 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:11:33 ID:UowDxxEw [26/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「ちょっと何の音!?」ガチャッ!

職員♂「!!??///」ブシャー!

職員♀A「!? 新人クン鼻血出てるよ!?」

職員♀B「アンタが裸だからだろーが! タオル位巻いてこい!」

職員♀A「きゃっ!? ……い、いつものクセで……///」カアァァ…

職員♂(本当にありがとうございました……!)バタンッ!

職員♀A&B「「! 新人クン〜〜っ!?」」





職員♀A「あんたは料理しないでって前にもいったよね!?」

職員♀B「裸でキッチンに出てくる痴女にいわれたくないなー」

職員♀A「なっ!?/// だってあんな大きな音がしたら誰だって……」

職員♀B「いやいや……だからせめてタオル巻けよ」

職員♀A「う、うるさいっ!///」
 ▼ 28 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:11:50 ID:UowDxxEw [27/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「ちょっと何の音!?」ガチャッ!

職員♂「!!??///」ブシャー!

職員♀A「!? 新人クン鼻血出てるよ!?」

職員♀B「アンタが裸だからだろーが! タオル位巻いてこい!」

職員♀A「きゃっ!? ……い、いつものクセで……///」カアァァ…

職員♂(本当にありがとうございました……!)バタンッ!

職員♀A&B「「! 新人クン〜〜っ!?」」




職員♀A「あんたは料理しないでって前にもいったよね!?」

職員♀B「裸でキッチンに出てくる痴女にいわれたくないなー」

職員♀A「なっ!?/// だってあんな大きな音がしたら誰だって……」

職員♀B「いやいや……だからせめてタオル巻けよ」

職員♀A「う、うるさいっ!///」
 ▼ 29 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:12:30 ID:UowDxxEw [28/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>28
ミス
 ▼ 30 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:14:13 ID:UowDxxEw [29/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♂「あ、あの、もうその辺で……」

職員♀A「! もう大丈夫なの?」

職員♂「はい、鼻血も止まりましたし……」

職員♀B「……ごめんな新人クン、料理も出来ない癖にでしゃばったりして……」

職員♀A「私も、デリカシー無かったよね……ごめん……」

職員♂「い、いえ、謝るほどの事では……」

職員♀B「てかアンタ随分素直だな、新人クンの前だと」

職員♀A「そ、そっちこそ!」

職員♀B「別に、あたしはいつも素直だ」

職員♀A「嘘つき〜!」

職員♀B「あ? もっかい言ってみろ──」

職員♂「─あ、あのっ!」

職員♀A「……あ、ごめん、また私達……」

職員♂「いえ、そうじゃなくて……ありがとうございました!」ペコッ

職員♀B「え……?」
 ▼ 31 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:14:35 ID:UowDxxEw [30/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♂「二人とも、俺の事を思ってやってくれた事じゃないですか、謝ることないですよ」

職員♀A「し、新人クン……」ウルッ

職員♂「だから、僕は感謝してます、迷惑なんかじゃありません!」

職員♀B「アンタ……かなりのお人好しだね」

職員♂「へ、そうですか?」

職員♀B「まぁ、嫌いじゃない……ってか、好きだけどね」

職員♂「ふぇ!?」

職員♀A「新人クンっ!」ダキッ!

職員♂「わっ!? せ、先輩っ?」ドキッ!

職員♀A「……わかった、もう謝らないよ……だから、その代わりにっ……」ズイッ

職員♂「か、代わりに……?」ドキドキ…

職員♀A「……私が、なんでも、なんっでも教えてあげるから! 仕事の事!」

職員♂(ですよねー)

職員♀A「いや……何か悩みがあれば仕事の事じゃなくても良いよ……なんでも聞いて!」

職員♂「! ……はい、ありがとうございます……!」
 ▼ 32 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:14:57 ID:UowDxxEw [31/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀B「今なんでもって言ったな?」

職員♀A「? 言ったけど?」

職員♀B「じゃあ新人クン、スリーサイズでも聞いてみな」ニヤニヤ

職員♂「えっ!?///」

職員♀A「! そ、そーゆーのは……………………うん、まぁ、いいけど……///」カアァァ…

職員♂(良いんですか!? って、絶対駄目だろ!)

職員♂「いやいや、それは結構ですっ! 失礼ですしっ!///」

職員♀B「まぁ冗談は置いといて」

職員♀A「もうっ、変な冗談は止めてよ!」

職員♀B「あたしにも色々聞いてくれて良いんだからな? コイツはドジだから当てにならんし」

職員♀A「ちょっと! 誰がドジだって!?」

職員♂「ははっ……それじゃあ先輩達、これからよろしくお願いします!」

職員♀A「……うん、こちらこそ!」

職員♀B「おう、んじゃ早速ポケモン保護に行くか!」

職員♂「はいっ!」
 ▼ 33 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:18:11 ID:UowDxxEw [32/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
職員♀A「あなたが仕事に行こう、だなんて雪が降るんじゃない?」

職員♀B「うっさい、今日はせいぜいドジらないでよ?」

職員♀A「ど、ドジんないよっ!」

職員♂「……やっぱり、先輩達仲良いですよね!」

職員♀A&B「「……どこが?」」

職員♂「そういうところですよ!」

職員♀A「……?」

職員♀B「……?」

職員♂「ぷっ」クスッ

職員♀A「……ま、それは置いといて行こっか!」ダッ

職員♀B「……だな」ダッ!

職員♂「あっ、置いてかないで下さい!」ダッ!


なんやかんやあったけど、こうして僕のエーテル職員生活は始まった。

愉快な先輩達との新しい生活。

明日はどんな日になるのかな。
 ▼ 34 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:19:00 ID:UowDxxEw [33/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告








            ─END─






 ▼ 35 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:21:56 ID:UowDxxEw [34/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
見てくださった方、ありがとうございました!

企画の締切ギリギリになりましたが大丈夫でしょうかね?

まぁ、それはそうと、やっぱり女先輩ってのは良いですね……って、最近思ったので書いてみました。

気が向いたらこれで長編書くかも。


それではまたどこかのスレで……
 ▼ 36 マンタ@リュガのみ 17/05/31 23:27:37 ID:k3k1PmWA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
エーテル財団に就職したらシリーズの方ですか?
 ▼ 37 ◆LHFMcrOYv. 17/05/31 23:34:16 ID:UowDxxEw [35/35] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>36
そーです
 ▼ 38 リジオンの人◆QhqpxfPSAI 17/05/31 23:39:21 ID:F6pztJm6 NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
2、3日に一回ぐらいのペースで新しい話を見たくなるこの感じ……いいですねぇ
 ▼ 39 ャルマー@たいようのいし 17/05/31 23:46:11 ID:k3k1PmWA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>37
おぉ!エーテル職員の物語やっぱ面白いなと思いました!新作楽しみにしてます!
 ▼ 40 バゴーラ@アップグレード 17/06/01 06:30:45 ID:0PtfWKNs NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 41 ラルバ@だっしゅつボタン 17/06/02 19:53:48 ID:sZt0wVZg NGネーム登録 NGID登録 報告
悪役ssってどいう意味?
悪役要素あった?
 ▼ 42 ルーグ@オボンのみ 17/06/02 20:27:39 ID:WVnVjlS. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>41
悪役SS企画の本スレ見てきんしゃい
エーテル財団は悪役扱い
  ▲  |  全表示42   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
スレの消えている画像復旧リクエスト
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼