【SS】天使と悪魔は紙一重【グロ注意】:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】天使と悪魔は紙一重【グロ注意】:ポケモンBBS

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【SS】天使と悪魔は紙一重【グロ注意】

 ▼ 1 eSUYfw5ijE 17/06/06 00:39:26 ID:r8z6u6ps [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ほとんどのポケモンがやれ学校だの会社だので忙しいであろうある日の午前中、オレはひとり寂しく居酒屋で呑んでいた。

もちろん、この時間帯にこんな場所にいるということはオレは前述したほとんどのポケモンのうちには入らない。言ってみれば社会不適合者だ。

オレは今から22年前、この世に生を受けた。しかし、オレの今までのポケ生は散々なものだった。その理由はオレが『アブソル』という種族のポケモンであったからだ。

アブソルはわざわいポケモンという分類に属しており、多くのポケモンから忌み嫌われる存在である。これまでに出会ったポケモンたちは、オレが『アブソル』だからというだけでろくにわかり合おうともせず、オレのことを嫌った。

そのことから逃げるようにオレは怠惰で自堕落な生活に浸っていった。酒、タバコに溺れ今では借金まである。しかし、それをどうにかしてくれるかもしれない両親は、もうこの世にはいない。

オレは自分がアブソルであることを心の底から憎んでいた。できるならばこの世界に復讐したいと思っていた。この世界をぶっ壊してやりたいと考えていた。しかし、憎んでいるだけではどうにもならない。半分やけになりながら次の酒に手を伸ばそうとした、その時だった。

???「ねぇ、そこの君、救いが欲しくないかい?」

オレは突然誰かに話しかけられた。声の高さからしてどうやら相手は女らしい。

アブソル「は?誰だ?お前?」

トゲキッス「ボクの名はトゲキッス。世界に恵みをもたらす存在さ。」

アブソル「それで、オレに何の用だ?オレは金なんて持ってないぞ。」

トゲキッス「ふふ……そんなことはわかっているよ。君が今どんな状況に置かれているのかもね。今日はそんな君に救いをもたらしにきたんだ……」

アブソル「なっ……」

トゲキッス「アブソル君、キミ、とあるゲームに参加してみないかい?キミがそのゲームで勝ち残ることができたならキミの願いを何でもひとつ叶えてあげるよ。」



 ▼ 2 eSUYfw5ijE 17/06/06 00:51:17 ID:r8z6u6ps [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
アブソル「何でも……?本当にそんなうまい話があるのか……?」

トゲキッス「ああ、本当さ。ボクたちは全てのポケモンに恵みをもたらしたいと考えているのだけど、なかなかそうもいかなくてね。そこでとあるゲームに打ち勝った勇気あるもののみに恵みを与えることにしたのさ。」

トゲキッス「もし、ゲームに参加する気になったのならばこのチケットを君に渡そう。今、この場で参加するかどうかを考えてくれ。ただし、断った場合もう二度とチャンスは回ってこないかもしれないよ?」

アブソル「…………ちょっと考えさせてくれ。」

この女の言うことは明らかに怪しい。だが、騙されてもともとではないか。それに、ここで呑んでいたところで状況が変わるわけでもない。それならば目の前に突然現れた奇跡に賭けてみるのも悪くないな……

アブソル「わかった、参加しよう。」

トゲキッス「よし、このゲームに参加する覚悟ができたんだね?なら早速会場へ向かおうか」

トゲキッスがそう言うと、オレの意識は急激に遠のいていった…………
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