【R18SS】六つの尻尾と二つの尻尾【ぷ】:ポケモンBBS(掲示板) 【R18SS】六つの尻尾と二つの尻尾【ぷ】:ポケモンBBS

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【R18SS】六つの尻尾と二つの尻尾【ぷ】

 ▼ 1 わすれちゃった◆3P9scls6N2 17/06/07 18:14:35 ID:uTg1USRQ [1/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 そのポケモンは放浪者だ。

 青々とした草の生えた、長閑な草原。そこには場違いに枯れ木が一本。

 先の災害から一年が経った。恐らくこの辺りも一面枯れ果てたであろうに、植物の生命力の高さには感心させられる。枯れ木に見えたその枝にも新芽が顔を覗かせていた。
 ▼ 2 3P9scls6N2 17/06/07 18:15:41 ID:uTg1USRQ [2/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 災害というのは、世界規模で降り注いだ大雨のことである。その雨は微量の毒を含み、さらに粘度が高いという正体不明の雨で、短時間の降雨であったが植物に多大な影響を与えた。

 そのポケモンは、腰の古びたポーチから、小さな木の実を取り出して口に放り込んだ。

 オレンジ色の体毛に、黄色い、浮袋を思わせる袋状の器官。僅かに吊り上がった切れ長な目。筋の通ったマズル。整った面貌は放浪者らしく、どこか遠くを見つめている印象を受ける。

 そのポケモンはフローゼル。あちこちを彷徨い、訪ね、留まったり留まらなかったり、気の赴くままに旅している。
 ▼ 3 3P9scls6N2 17/06/07 18:16:49 ID:uTg1USRQ [3/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 今日この日も、フローゼルは気ままに、居心地のよさそうな野原を歩いていた。


「おおっ!」


 フローゼルの視線が一点に留まる。その先には、赤いシルエット。

 六つの尾を持ったキツネの様なポケモン。ロコンだ。


「あの毛並み、体格、顔立ち。どれを取っても一級品だァ」


 その目は真剣そのもの。獲物に狙いを定めたムクホークと比べても遜色ない。が、口元はだらしなく歪んでいる。

 どうやら放浪者然と、遠くを見つめているように見えたのではなく、本当に遠くを見ていただけのようだ。
 ▼ 4 3P9scls6N2 17/06/07 18:17:52 ID:uTg1USRQ [4/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルが、声を掛けるべくして近付くと、ロコンが気付いた。はっとした様に声を挙げる。


「おいっ! そこのた、短足胴長イタチ!」


 想像していたものよりもやや低い声。その声は少しだけ震えていた。

 この声はァ……メスじゃねえなァ

 フローゼルがあたりをつける。


「ここらで見ない顔だな? 余所者か? 余所者だろ!」

「ん? あァ確かに余所者だが……」

「水タイプのポケモンだなっ?」


 フローゼルに向かってキャインと吠える様に問うロコン。


「キャインってゆーな!!」
 ▼ 5 3P9scls6N2 17/06/07 18:18:43 ID:uTg1USRQ [5/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルが少し考え問いを返す。


「確かにオレは水タイプだが、だから何だァ?」

「お前最近になって川を堰き止めてるポケモンだな! そのせいで下流で木の実が取れなくなって困ってるんだ!」


 そこまで聞いてフローゼルが答える。


「いやァオレじゃねぇなァ」

「そんな事水タイプ位しかしないだろっ」

「それがいつ頃からか知らねぇが、オレがこの辺に来たのは昨日あたりだァ。少しばかり無理があるんじゃねぇか?」

 あと、それならダムの近くの奴に聞くべきだと思うが、とフローゼルが付け加える。全くその通りだ。
 ▼ 6 3P9scls6N2 17/06/07 18:19:28 ID:uTg1USRQ [6/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「だまれっ!」


 言い負かされたロコンが青白い炎をいくつか作り出し、それをフローゼルに向かって飛ばした。……が、遅すぎる。

 二匹の距離も相まって、青い火球がフローゼルに届くまでたっぷり10秒程かかった。

 会話の途中で技を放たれたにもかかわらず、遅すぎるその火球は当然フローゼルに当たることはない。

 太陽がギラギラと輝く下、ロコンが地団太を踏んだ。


「避けるなっ!」


 当たる方が難しいというものだ。


「うるさいっ」


 怒られた。
 ▼ 7 3P9scls6N2 17/06/07 18:20:04 ID:uTg1USRQ [7/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「じゃァ次は避けねぇよ」


フローゼルが指をちょいちょいとして挑発する。触発されてロコンが再び青白い火の玉──おにびを放った。挑発されながらもおにびを放つとは、さすがロコンだ。


「えっへん!」


 別に褒めてない。

 先程と同じように長い時間をかけておにびがフローゼルに届く。

 フローゼルは宣言通り避けず、それは見事命中した。
 ▼ 8 3P9scls6N2 17/06/07 18:20:48 ID:uTg1USRQ [8/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「やったか!?」


 やってない。

 フローゼルは何事もなかったかの様に、ポリポリとマズルを掻き、一つ大きな欠伸をした。


「んあっ!? なんで聞いてないんだ!?」


 因みにおにびは当たった相手を火傷にする技だ。


「お答えしよう……みずのベールって知ってるかァ」


 みずのベールとは、火傷にならなくなる特性のことである。先程述べたようにおにびは相手を火傷にする技。効果がないのも当然だ。
 ▼ 9 3P9scls6N2 17/06/07 18:21:15 ID:uTg1USRQ [9/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「ずるいぞっそんなの!」

「とにかく、先に仕掛けたのはお前さんだからなァ」


 フローゼルがロコンとの距離を詰める。速い。一瞬でロコンの背後に移動し、短い両前足でロコンの腰をがっしりと掴み動きを封じた。──そう。後ろから、腰を掴み。
 ▼ 10 3P9scls6N2 17/06/07 18:21:59 ID:uTg1USRQ [10/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ロコンの腰から右前足を離し、ただ一点を狙って突く。
それはロコンの六つの尻尾を掻き分け、その根元の少し下。ロコンが口にしたものが最後に辿り着く場所。終の洞窟に侵入した。


「ぎゃっ」


 ロコンが短い悲鳴を上げる。


 「さァ覚悟はいいかァ?」


 ロコンの終の洞窟のその奥まで、フローゼルが指を突っ込んだ。


「いだぁあああああああい!!!!」


 フローゼルの穴を掘る攻撃。


「ぎゃっ」


 効果は抜群だ!
 ▼ 11 3P9scls6N2 17/06/07 18:22:34 ID:uTg1USRQ [11/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 静かな野原に、ロコンの悲痛な叫び声が響く。

 因みに、野外での交尾は発情期の野生のポケモンであるなら普通に見られることで、辺りのポケモンはあまり気に留めない。つまり、ロコンを助ける者は誰も居ないのだ。オス同士、それも無理矢理となると、さすがに日常茶飯ではないが。

 先程までギラギラと輝いていた太陽もいつの間にか隠れ、空はどんよりとした雲に覆われている。

 フローゼルが辺りの茂みにロコンを連れ込んだ。

 アナルに前足を突っ込まれたまま移動させられたロコンは、洞窟内をかき乱され続けている。
 ▼ 12 ィグダ@リピートボール 17/06/07 18:24:00 ID:DtxHyxmg NGネーム登録 NGID登録 報告
ロコンの終わりの洞窟で草
 ▼ 13 3P9scls6N2 17/06/07 18:25:49 ID:uTg1USRQ [12/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルが、ロコンの白いお腹が上になるように寝かせた。ロコンからしてみれば服従のポーズであり、屈辱極まりない所である。しかし、痛みやら何やらでそれ所では無い様だ。

フローゼルが穴から前足を引き抜いて、再びがっちりとロコンの両後ろ足を固定する。そのまま唐突にロコン股ぐらに顔をうずめた。

穴から手を引き抜かれ、一息つこうとしていたロコンが眼を剥いた。


「は? ちょっ、君どこに……ひゃ」


 実に良い声でロコンが鳴く。

 柔らかく白い腹の毛の中に隠れたロコンの陰茎が、フローゼルの口内でびくっと跳ねた。

 痛みで萎えきっていたソレに突然湿っぽく温かい刺激を与えられ、血が集まりだす。
 ▼ 14 3P9scls6N2 17/06/07 18:27:46 ID:uTg1USRQ [13/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルの口の中で一際の熱と、弾力を持った物体がロコンの陰茎を撫でた。舌だ。


「あ。や、やめっ。あひっ! 何してるの!」


 フローゼルが咥えながらそれに答える。


「何って、……先に仕掛けたのはそっちだからなァ。まだ勝負はついちゃいねぇぜ」


 答えになっていない。


「んー! ダメっ!! 喋らないで!」
 ▼ 15 3P9scls6N2 17/06/07 18:30:07 ID:uTg1USRQ [14/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルは放浪者だ。行く先行く先で刹那的な関係を結び、離れ、また結ぶ。

 そうして欲望のままに生きてきた。

 フローゼルは舌を休ませない。先端と、その裏筋を重点的に刺激する。

 各地を渡り歩いてきたその技に、ロコンはただ声を上げることしかできなかった。


「やめて……はうっ! お願い」


 羞恥。恐怖。そして、認めたくない、得体の知れない少しの快感。それらがブレンドされた声は裏返り、甲高い声でロコンは鳴く。
 ▼ 16 3P9scls6N2 17/06/07 18:32:10 ID:uTg1USRQ [15/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 技を放とうとも、力が入らない。それでも、とロコンが火球をフローゼルに放とうとした時……。

 フローゼルがロコンの陰茎を大きく吸い上げた。


「ひゃあ」


 一矢報いるどころか一層いい声を上げ、逆にフローゼルを悦ばせるロコン。


「お前さん初めてだろう? こんなに感度がいいのは稀だなァ」


 力の差があり過ぎる。精一杯全力で抵抗しようにも、ロコンには暴れることすら許されない。
 ▼ 17 3P9scls6N2 17/06/07 18:33:29 ID:uTg1USRQ [16/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 口から開放された頃には、ロコンの陰茎にはしっかりと芯が通り、重力に逆らって真っ直ぐと屹立していた。

 それを見たフローゼルが満足そうにニタつき、再び顔を下ろす。

 狙いは、白いお腹に高く聳える赤い槍……のその下。六つの尻尾の付け根の少し上。

 先程少し弄られたロコンの終の洞窟だ。


「ひゃ、ばか! そこっ、きたな」


 ロコンが六つの尻尾を必死にバタつかせ拒もうとするも、それはフローゼルの顔をモフモフと刺激するだけ。結局二度目の侵入を許してしまった。
 ▼ 18 3P9scls6N2 17/06/07 18:33:54 ID:uTg1USRQ [17/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 くすぐったさと不慣れで不快な感覚に声を失う。混乱しすぎてかえって冷静になったロコンは考える。

 これ、夢? そうだよね。夢に決まってる。

 ところがどっこい夢じゃありません。そんな風に、否が応にも、フローゼルから与えられるあまりにもリアルな刺激に反応してしまうロコンの体が、願望を軽々と跳ね返す。
 ▼ 19 3P9scls6N2 17/06/07 18:34:35 ID:uTg1USRQ [18/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ロコンの両後ろ足を固定していたフローゼルの前足が一瞬離れた。それと同時に洞窟の入り口周辺の湿っぽい感触も消える。

 やっと、終わった?

 目の端に涙を浮かべたロコンが、滲んだ視界で確認しようとすると、肛門に先程よりも強烈な異物感が襲ってきた。


「ひぐっ……」


 思わずむせぶロコン。ズッズッと、明らかに自分の物ではないと分かる熱を持ったモノが、ロコンの腸壁を掻き分けて体内に侵入してくる。


「いやっ! それはダメっ! 抜いて……ひうっ」


 恍惚とした表情で快楽を貪るフローゼルに、ロコンの声など届いていない。
 ▼ 20 3P9scls6N2 17/06/07 18:35:16 ID:uTg1USRQ [19/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルが腰をゆっくりと動かし始める。


「いやぁ……動かさないでぇ」


 自分ではないモノ。それが自分の体内をかき分ける音が身体を通してロコンの耳に響く。

 ゴリッとした感触が、洞窟を開拓しているフローゼルの陰茎の先端を襲った。


「あひっ」


 同時にロコンが艶やかな声を上げ、ブルブルと身体を震わせる。
 ▼ 21 3P9scls6N2 17/06/07 18:36:20 ID:uTg1USRQ [20/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルがにまーっと笑った。


「お前さんココが感じるんだなァ? 感度良好感度良好。嬉しくなるねぇ」


 腰に角度をつけ、フローゼルがその一点を重点的に突き上げる。


「ふにゃー」


 角度が変わったその槍は、的確にロコンの男のGスポット、前立腺に圧刺激を加えていく。

 たちまちロコンが仰け反り、恥ずかしさからか前足で顔を隠す。

「な、なにしたの?」

「ちぃとお前さんの前立腺をな。ホレ」

「ひゃん」

「ホイ」

「にゃあ」

「ホレホレホレホレ」

「はぅーーーっ」

 緩急をつけながら、ロコンの反応を楽しむフローゼル。
 ▼ 22 回はちょっと長いので◆3P9scls6N2 17/06/07 18:37:32 ID:uTg1USRQ [21/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 それにしても、初めてを、それもレイプで、更に同性に奪われておきながら良い声で鳴いてしまうとはとんだ淫乱狐だ。


「う、うるさい」


 感じながら言われても説得力の欠片もない。


「さァそろそろ一発目だァ」

「ひうっ……い、一発目?」


 解れてきたのか、緩み始めた結合部からお互いの体液が漏れ、ズチュズチュとリズムよく水音を立てて滴り落ちる。
 ▼ 23 を分けて投下します◆3P9scls6N2 17/06/07 18:38:45 ID:uTg1USRQ [22/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「イ、イクぞ……っ」


 フローゼルが身体を強張らせ、腰を前に突き出しプルプルと細かく震える。

 すると、怒張したイツモツが腸の奥の奥まで圧迫し、ロコンを悶えさせた。


「ひゃっ。 な、なんか出てるぅ!?」


 経験した事の無い不快感から逃げ出そうとするようにロコンが暴れる。

 しかしフローゼルは果てながらも力を緩めていなかった。圧倒的な力を前にして、ロコンができることはせいぜい肉球でポムポムと叩く位が関の山だ。
 ▼ 24 旦終わり◆3P9scls6N2 17/06/07 18:39:33 ID:uTg1USRQ [23/23] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルの陰茎は尚も脈打つ。中に白い弾丸を注ぎ込こまれ続け、目に涙を浮かべるしか出来ないロコン。

 その射出もようやく収まり、解放されたと思った刹那。


「さァもう一発だァ」


 フローゼルが腰の反復運動を再開する。

 その日、辺りがオレンジ色に染まるまで、ロコンの悲痛な叫び声が鳴り止むことはなかった。
 ▼ 25 ルダック@ミクルのみ 17/06/07 18:41:28 ID:cMDV4sEw NGネーム登録 NGID登録 報告
おつ
ふぅ...
 ▼ 26 リジオンの人◆QhqpxfPSAI 17/06/07 19:48:30 ID:.rSzl0sw NGネーム登録 NGID登録 報告
ほう……続けたまえ
支援
 ▼ 27 かちう◆Xq21k6pIJA 17/06/07 20:19:35 ID:pejljcNk NGネーム登録 NGID登録 報告
ぷしーさんってエロも書くんですね
支援です
 ▼ 28 3P9scls6N2 17/06/07 22:32:56 ID:ZpfdpjvQ [1/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 草の上。夕方特有の赤い太陽が、薄い雲の上で輝いているのを見上げていたロコンは、時折すんすんと鼻を啜り上げている。

 自棄を起こした様に両後ろ足を放り、自分の秘穴からダラダラと零れる白濁を拭うおうともしない。

 同じように、ロコンの隣でフローゼルが寝そべっている。
 ▼ 29 3P9scls6N2 17/06/07 22:36:07 ID:ZpfdpjvQ [2/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ロコンが忌々しそうにフローゼルを見た。


「なんでキミ、まだ居るのさ」

「何でって、事後の余韻は一緒に味わうもんだろ」


 フローゼルがへへらと笑う。


「お前さん、中々の名器だったぜぃ。その辺のメスよりよっぽどだァ」

「ふ、ふざけないで!」


 顔を赤らめているのが、元々赤い毛並みの上からでも伝わってくる。やっぱり淫乱狐だ。


「淫乱ってゆーな」


 じゃあ変態で。
 ▼ 30 3P9scls6N2 17/06/07 22:38:53 ID:ZpfdpjvQ [3/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 それより、とフローゼルが問う。


「お前さん、口調が変わってねぇか?」


 はっと、思い出したかのようにロコンが口調を改める。


「そんなことないっ! 黙れどっかいけっ!」


 へいへいとフローゼルは立ち上がり、赤い太陽を背に歩き去る。再び放浪の旅に戻るのだろうか。
 ▼ 31 ラエナ@ロメのみ 17/06/07 22:39:24 ID:7L5C/JcY NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 32 3P9scls6N2 17/06/07 22:41:45 ID:ZpfdpjvQ [4/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 さて、ロコンの口調についてだが、これには浅い訳がある。


「浅くない!」


 浅くないらしい訳がある。

 フローゼルにロコンが何も出来なかった事から察せられるように、このロコン、非常に弱い。

 同年代のポケモンはとっくの昔に進化して、強者として野生を生き抜き、家庭を持つ者もいるというのに。

 ロコンは炎の石で進化することが出来るのだが、ロコンはいまだにそれを見つけることが出来てない。

 実力もなければ運もないのだ。あるのは精々メスに負けない程の快感を与える穴くらいか。
 ▼ 33 3P9scls6N2 17/06/07 22:46:27 ID:ZpfdpjvQ [5/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「炎の石があればボクだって」


 そう言っているが、進化以前に臆病な性格を克服しなければどうにもならないだろう。


「だから克服するために頑張ってるんでしょ」


 どちらかというと自棄になっていると思う。

 とにかく、ロコンが当たりの強い口調をつかい、無謀な勝負を仕掛けているのは、このように、ロコン曰く浅くない訳があるらしい。
 ▼ 34 3P9scls6N2 17/06/07 22:52:53 ID:ZpfdpjvQ [6/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルにいきなり喧嘩を仕掛けたのも、強くなりたいという思いからの行動だったのだ。

 その結果返り討ちに合い、挙句犯されてしまったのだから救いようがない。


「……うるさい」


 今迄も弱かったというのに、どうして急に強くなろうとしているのか。フローゼルも言っていたけど、いつか本当に痛い目見るよ。犯される程度で済むなら幸運だ。


「う・る・さ・い!」


 ロコンは立ち上がり、すたすたと歩き去ってしまった。少し言い過ぎただろうか。
 ▼ 35 3P9scls6N2 17/06/07 22:56:22 ID:ZpfdpjvQ [7/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ロコンの住処は洞穴だ。L字状の構造をしており外から中が見えにくく、雨風も凌げるというかなりの優良物件である。夏は涼しく冬は……かなり底冷えするのだが、炎タイプのロコンからすればあまり気にならない。このような住み心地の良い洞穴に、弱いロコンがありつけたというのも奇跡に近い。

 ロコンの親、と言っても母親しかいないが、はこの近くにある別の洞穴に住んでいるらしい。

 自立のためにと、それまで母親と一緒に住んでいた洞穴を抜け出しておいて、しかしその近くに住むというのがいかにもロコンらしい話だ。
 ▼ 36 3P9scls6N2 17/06/07 22:58:42 ID:ZpfdpjvQ [8/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 翌日。昨日と同じように野原を歩き回るロコン。
 今日も喧嘩を売る相手を探しているようだ。


「パトロールだっ」


 口調も喧嘩腰である。


「パトロール!」


 失礼。パトロール口調で張り切っている。昨日あんな目に合っておいて懲りていない。実はまた犯されたいのだろうか?


「だまれっ」


 目をギラギラさして食いついてくるロコンの心中は、昨日のフローゼルのことで一杯だ。

 あいつのせいでまだお尻が痛い。ついでにお腹も痛い。絶対にとっちめてやる、と穏やかでない。
 ▼ 37 3P9scls6N2 17/06/07 23:02:12 ID:ZpfdpjvQ [9/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 そんな風に殺気立っている所に、お誂え向きにガサガサと揺れる怪しい草むら。当然うっぷん晴らしに──


「パ・ト・ロ・オ・ル!!」


 パトロールのために見に行く。しかし、もともと戦いが苦手で、好きではないロコンだ。直前までの勢いはどこへやら。抜き足差し足で茂みへ忍び寄る。
 ▼ 38 ンプク@ドラゴンメモリ 17/06/07 23:02:30 ID:4q09PTKM NGネーム登録 NGID登録 報告
わくわく
 ▼ 39 3P9scls6N2 17/06/07 23:04:51 ID:ZpfdpjvQ [10/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 揺れの元に近づくにつれ、妙な違和感を覚えた。

 風に乗って聞こえる声は二つ。“そのどちらにも”ロコンは聞き覚えがあった。さらに聞こえるのはリズムよく何かがこすれる音。荒い息遣い。そして──


「ココがァ! イイんだなァ?」


若干間延びした、特徴的な声。そう、フローゼルの声だ。
あ、あいつ! と、憤りながら昨日の尻の痛みを思い出す。

 ロコンは勇み足……ではなく、忍び足で一歩一歩着実に揺れの源に近づいていく。そして聞き覚えのあるもう一つの声の正体を見た。


「あ、あぁん。イイわぁフローゼルさぁん」


 高い声で鳴き快楽に溺れて喘いでいたのは、ロコンの友達の、その母親であるゾロアーク。

 かなりショッキングな出来事である。ロコンと同年代の息子を持つ、ということは自分の母親程の年齢の相手が、フローゼルに覆いかぶされる形で二匹密着し、身体を揺すり声を上げているのだ。
 ▼ 40 3P9scls6N2 17/06/07 23:07:47 ID:ZpfdpjvQ [11/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 なぜゾロアークおばさんが……きっとボクみたいに無理矢理されているに違いない。そうに決まってる。助けなければ。と、勇み、待て待てとブレーキを掛ける。

 自分の息子程の子供にそんな場面見られたら、おばちゃん傷つくのでは?

 心の中で正義感、復讐心、そして気遣いが葛藤する。

 ロコン自身は真剣に考えているつもりのようだが、傍から見れば単なるノゾキだ。
 ▼ 41 3P9scls6N2 17/06/07 23:09:15 ID:ZpfdpjvQ [12/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 しばらくして、ようやく助ける方に決心が固まったようである。

 義を見てせざるは勇無きなり、とフローゼルに飛びかかろうとした時、自身に起こっていたある異変に気付いた。

 おったっていたのだ。ビンビンに。この状態で飛び出し、フローゼルを突飛ばそうものなら、義を見てせざるは勇無きなりなどではなく、据え膳食わぬは男の恥になってしまう。

 先程ノゾキのようだ、といったが完全にノゾキだ。

 落ち着け、静まれ、とロコンは自分に言い聞かせるが、体は言う事を聞いてくれず、股間のそれは一向に静まる気配はない。恐ろしいのは、自分の母親のような歳のメスが犯されているのを見て興奮してしまうロコンの若さか。
 ▼ 42 3P9scls6N2 17/06/07 23:10:58 ID:ZpfdpjvQ [13/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 いかにして自分の分身を静めるか思案していたところ、高く官能的な声に思考が中断された。


「あぁん。あ、あたし、そろそろ……もうダメっ……!」、

 ん? とロコンが聞き耳を立てる。


「あっあっあっあっん……イ、イクっ!」


 何かおかしいぞ、とロコンが気付いた。

 いきりたったまま再び情事に目を向ける。もう言い逃れ様の無いノゾキだ。
 ▼ 43 3P9scls6N2 17/06/07 23:13:19 ID:ZpfdpjvQ [14/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 観察してみると、二匹の間に無理矢理といった感じはまるで無く、むしろゾロアークの方が求めているような印象を受けた。

 ロコンの思考が停止する。

 草の揺れる頻度が高くなる。フローゼルが大きくストロークを取り、深く大きく止めを刺す。奥まで突き刺さった肉棒から与えられる快感にゾロアークは一段と声高く喘ぎ、フローゼルは動きを止め、身震いをする。そのまま全身の力が抜けたように倒れこみ、二匹余韻を楽しんでいた。

 ロコンはそっと二匹に背を向けて、そそくさとその場を後にする。
 ▼ 44 3P9scls6N2 17/06/07 23:13:58 ID:ZpfdpjvQ [15/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 いつもの野原の、枯れかけた木の根元。ロコンはそこで丸まっていた。

 昨日掘られた相手に、今度は自分の友達の母親が貫かれていた。その事実がロコンに大きなダメージを与えていた。

 覗いていた時の元気は、ロコンも、ロコンの分身も無くなりしょぼんとしている。
 ▼ 45 3P9scls6N2 17/06/07 23:17:34 ID:ZpfdpjvQ [16/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 自分で覗いて自分でダメージを負っているのだから自業自得といったところだろう。


「うるさい……」

「オレはてっきりお前さんも参加するもんだと思ってたんだがなァ。覗いて終わりとはやっぱりウブだなァ」

「うるさいっ!! ……ってお前!」

「いやいや、昨日と同じ所でロコンに会えるとは、ツいてるなァ」

「なっ……気安く呼ぶな!」


 フローゼルは気にも留めずに続ける。


「もしかして、お気に入りの場所なのかァ」

「う、うるさい……ってそれよりも」


 ノゾキ。完全にバレてますね。
 ▼ 46 3P9scls6N2 17/06/07 23:20:08 ID:ZpfdpjvQ [17/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 フローゼルが一切の警戒もなしにロコンの隣に腰掛ける。警戒する必要もないのだろう。

 フローゼルが口元を歪ませる。


「出歯亀とはなかなかの趣味じゃねぇかァ」

「え、いや、それは違くて……って気配殺してたのになんでわかるの!?」


 口調戻ってますよ。


「あれで殺しているつもりだったのか? 息を荒げてこっちを凝視してたから、てっきりただのノゾキとばかり」

「そんなことしない!」


 してましたね完全に。
 ▼ 47 3P9scls6N2 17/06/07 23:23:57 ID:ZpfdpjvQ [18/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 そういえば、とフローゼルが話題を転じる。


「今日と言い、昨日と言い、何をそんなに無理してるんだ?」

「む、無理なんかしてないっ」

「ホラ、それ」


 フローゼルがロコンを前足で指す。


「口調。あと、オレにいきなり食い掛ってきたこともなァ」


 どの道襲う気だったけどな、とフローゼルが心の中で付け加える。


「別に……」

「オレで良ければ話ぐらいなら聞いてやるよ。伊達に渡り歩いちゃいねぇからな」


 襲っておいてよくもこんなことが言えたものだ。が、ロコンはフローゼルに話し始める。自分が弱いことがコンプレックスであること。だから強くなりたい、と。誰でも良いから、話してしまいたかったのだろう。

 正直強くなりたいからと言って口調を変えても仕方ないと思うが。
 ▼ 48 3P9scls6N2 17/06/07 23:26:16 ID:ZpfdpjvQ [19/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「なんだァ? そんなことで悩んでいたのかァ」

「『そんな事』じゃない! ボクの周りのポケモン達はどんどん強くなっているのに。でも、ボクは」


 周囲から見たら些細な事で、いずれ時が解決してくれると分かっている様な事でも、当事者からしてみれば重大な問題であるということは往々にしてある。メスのようにか弱い見た目をしていることも、ロコンのコンプレックスを加速させていた。
 ▼ 49 3P9scls6N2 17/06/07 23:28:32 ID:ZpfdpjvQ [20/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「ま、手っ取り早く強くなる方法もあるにはあるなァ」

「! どうやって?」


 フローゼルがギラリとロコンを睨む。前のめりになっていたロコンは思わずたじろいだ。


「でも、おすすめはできねぇよ。……ま、月並みだが、地道にコツコツと、が一番だァ」

「そんなの……」

「何事も『急いては事を仕損じる』ってやつだァ」

「……何で」

「ん?」


 フローゼルが聞き返す。


「何で急に優しくなるの? ……昨日はあんなに酷い事したくせに」


 フローゼルが笑う。


「愚問だなァ。かわいい子には優しくするもんだろ?」
 ▼ 50 た明日◆3P9scls6N2 17/06/07 23:29:09 ID:ZpfdpjvQ [21/21] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
「な! ……う、うるさいっ!」


 フローゼルを置いて、ロコンは一匹去っていってしまう。

 残されたフローゼルは呟いた。


「行っちまったかァ……。なんか、危なっかしいねぇ。さて、どうしたものかァ」
 ▼ 51 クガメス@ジャポのみ 17/06/08 06:26:26 ID:/id/vC36 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 52 ーディン@カードキー 17/06/08 09:53:02 ID:RoKSQ/EE NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 53 ラチーノ@メンバーズカード 17/06/08 15:29:20 ID:0MHGOTi. NGネーム登録 NGID登録 m 報告
前の奴と繋がってんな
 ▼ 54 3P9scls6N2 17/06/08 18:53:32 ID:Kt.SZT2U NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 それから数日経ち、ロコンの尻と腹の調子が収まってきた頃、ロコンはフローゼルが言っていた通り、川をせき止めているダムの周りを見回りに出た。

 実はロコンも、ダムによる水量減少が木の実に影響を与えているならば、真っ先にココに来るべきであるというのは分かっていた。ただ勇気がなかっただけ。それでも何もしないのは、と勝手に思い中途半端なパトロールに出ていたのである。
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