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...私の名はミュウツー。戦う為だけに人間によって造られたポケモンだ。
造られた、と言っても、ポリゴンの様に一から人間に作られた訳では無く、ミュウというポケモンの遺伝子の改造によって造られた、所謂、生物兵器である。
しかし、例え、生物兵器であったとしても、この星の生き物である事に変わりはない。その証拠に、この胸の中では絶えず心臓が脈打っており、全身には温かな血液が流れている。
元々は、とある組織の下で兵器として働いていたが、色々あって、今では辺り一面、美しい緑を放つ平野の端くれに、ひっそりと口を開けている洞窟に一匹で住んでいる。
一匹で寂しく無いのか?と、数少ない知り合いによく聞かれるが、そんな事は無い。寧ろ、私からすれば、兎に角大勢で群がりたいという心理の方が謎である。ただただストレスを溜め込むだけではないか。
という訳で、今日も一匹で目覚め、一匹で朝を満喫するのである。
「...やはり、蒼く澄んだ空は、観ていて心地が良い」
まだ寝起きだからか。欠伸をしながらそう言い、暫く風でも感じようかと思ったその時。
「きゃああっ!!誰か助けて!!」
「へっへ、叫んでも無駄だぜ?此処には誰も来ないからな」
甲高く、耳に突き刺さる様な悲鳴と、低く、濁っている怪しい声が、さも私の思考を遮るかの様に聞こえて来た。
「...またか」
溜め息こそ出なかったものの、私は、酷く呆れた顔をしてそう呟いた。というのも、先程の怪しい声が述べていた通り、この辺りは人間はおろか、ポケモンですら滅多に立ち入らない場所である。それを利用して、よく拉致魔が拉致したポケモンを、一晩かけて此処へと連れて来るのだ。
無論、私には全くの無関係なのだが、悲鳴を聞いたからには放っておく訳にもいかない。そう思って、いつも助けてやっているのである。
今回も、いつもの様に、声が聞こえた方へと歩みを進めて行く。