サマヨール「ようこそ、怪談図書館へ・・・」 :ポケモンBBS(掲示板) サマヨール「ようこそ、怪談図書館へ・・・」 :ポケモンBBS

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サマヨール「ようこそ、怪談図書館へ・・・」

 ▼ 1 XluLEifYBs 15/02/05 22:32:35 ID:GYn1Dr9I NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「私、当図書館で司書をしております。サマヨールと申します」

サマヨール「当図書館では、怪談を取り扱っております。内容は実話や都市伝説など……怪談に関係するものであれば、様々な話が置いてあります」

サマヨール「……さて、そろそろお話に移りましょうか」



サマヨール「皆さん、幽霊が出る時間帯というのは、いつ頃だと思いますか?」

サマヨール「皆さん、夜や丑三つ時……夜中の2時ごろと答えるでしょう。
ですが、夕方も出やすいと言うことはご存知でしょうか?
さらに言うと、昼にも出るんですよ。まあ、確率は低いですがね……」

サマヨール「さあ、まずは、昼に出る幽霊のお話をしましょうか……」



story1 誰の足音
 ▼ 102 XluLEifYBs 15/02/16 20:30:10 ID:3ZO.KKIQ [1/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ギシ……

ラムダ「うおっ!?」

ランス「安心してください、貴方が立てた音ですから」

ギシ、ギシと床を鳴らしながら、私達はどんどん進んでいきます。家具等が残されており、それらはもうボロボロとなっています。

何でも、すぐに人が引っ越したり、失踪したりするからなんだとか。
引っ越す人は、気味が悪くて、家具を置いていってしまうようです。

アポロ「階段が見えますね……あそこを上がれば、二階なのでしょう?」

ラムダ「おうよ!部屋に血濡れのベッドがあるとかないとか……」

アテナ「ちょっと、やめてよ!」

下らない……私は今も半信半疑です。
確かに、多少の恐怖心や、出るかもしれないという気持ちはありますが。
 ▼ 103 XluLEifYBs 15/02/16 20:34:00 ID:3ZO.KKIQ [2/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ランス「ここを上がれば二階ですね……」

ラムダ「おう。さっさと上がっちまうぞ!」

こうして、私達は二階へと上がりました。



アテナ「さ、さっさと帰るわよ!」

アポロ「おや?声が震えていますが……」

ランス「貴方もです、アポロ」

二階もボロボロ。正に廃屋という感じです。

ラムダ「あった、あった……この部屋だぜ」

ラムダがある部屋の前で立ち止まりました。その部屋のドアは閉まっています。
ラムダは躊躇なく、ドアを開けました。



ランス「本当にあるのですね……」

アテナ「本当の血だわ……!!」

目の前には、血濡れのベッドがありました。
 ▼ 104 XluLEifYBs 15/02/16 20:37:16 ID:3ZO.KKIQ [3/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
白いはずのシーツは紅に染まり、何があったかを想像させます。

ラムダ「ほら、これだよ、これ!」

ラムダはベッドを指差しました。
指を指さずとも、目の前にあるからわかるのですが。

アポロ「まさか本当にあるとは……ガセではなかったようですね」

アテナ「そうね。さぁ、何か起こる前に帰りましょう」

そのアテナの一声で、私達は部屋を出ようとしました。


・・・と、その時。



キャハハハハ……


何処からか、赤ん坊の声が聞こえてきたのです。
 ▼ 105 XluLEifYBs 15/02/16 20:43:11 ID:3ZO.KKIQ [4/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ランス「赤ん坊……!?」

ラムダ「な、何でこんなところで……!!」

私達がいくら疑問をぶつけようとも、その声が止むことはありません。むしろ、だんだん大きくなっている気がするのです。

アテナ「な、何……!?」

アポロ「と、とにかく!早く帰りますよ!!」

私達は、逃げるようにしてその場を走り去りました。赤ん坊の声を聞いたまま……


ラムダ「ゼー、ゼー……もう、二度とあんな思いはしたくねえ」

アポロ「言い出しっぺがそう言ってどうするのです。もう貴方の誘いには二度と乗りませんからね!」

私達は全員息を切らし、顔面蒼白状態。
さっきのことが余程怖くて、不気味に感じたのでしょう。

ランス「私もあんな思いは、もう二度としたくありませんね……ん?」

私は手に握られている数珠に目を向け、あることに気がつきました。私に続き、三人が数珠に目をやると、三人とも同じことに気づいたようです。


数珠が切れていることに――



story8 事件現場―END―
 ▼ 106 XluLEifYBs 15/02/16 20:47:19 ID:3ZO.KKIQ [5/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「story8はこれで終わりです」

サマヨール「よくわかったでしょう?遊び半分で、事件現場や心霊スポットに行ってはいけないことが……」

サマヨール「ちなみに、この話のモデルとなる廃墟が東海地方某所にあるのです。興味のある方は、“三角屋敷”で調べるといいと思いますよ?」

サマヨール「さて、次のお話へ参りましょうか・・・」



サマヨール「卒業後の同窓会。元・同級生達が集まり、それは楽しいこととなるでしょう」

サマヨール「……でも、まあ、楽しいだけとは限りませんがねぇ・・・」




story9 同窓会
 ▼ 107 鴨川◆C17Yiij8s2 15/02/16 20:55:21 ID:dfpuM1AE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 108 シギソウ@ヒメリのみ 15/02/16 21:17:01 ID:piRUOaOM NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今から風呂なんですが








入れなくなったではないか(´◦_◦`)
 ▼ 109 ンテール@オーキドのてがみ 15/02/17 21:16:12 ID:5bsc2bCw NGネーム登録 NGID登録 報告
寝るの怖くなっちまったじゃねぇかw
 ▼ 110 XluLEifYBs 15/02/18 20:52:35 ID:b0x6coYQ [1/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
story9 同窓会



「おー、来た来た〜!」「遅いぞ!」「やだっ、開始時間まであと十分もあるのに?」「こっち来いよ、ダイゴ〜」

ダイゴ「ああ、ごめんごめん。連れていく石を決めていたら、遅れてしまったよ」

同級生「お前、相変わらず石好きだよなー……そのキャリーバッグの中身、もしかして、全部石か?」

ダイゴ「勿論!この石は――」

同級生「わかった、わかった!」

今日は、高校時代の同級生が集まった、同窓会なんだ。

数年ぶりに集まる人たち――雰囲気が変わって、「誰?」と思う人や、全く変わっていなくて、自然に「君、○○君だよね?」と言える人。



沢山の面々がいて、石を探したり観察したりする時には劣るけど、楽しい会になりそうだ。
 ▼ 111 鴨川◆C17Yiij8s2 15/02/18 20:53:41 ID:hxJYgq3E NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 112 XluLEifYBs 15/02/18 20:58:36 ID:b0x6coYQ [2/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
幹事「お待たせ〜〜!!」

「おいー!」「おいおい!」「幹事が一番最後に来てどうするんだよ〜」

幹事「ごめんごめん。電車乗り間違えてたわ」

「ハハハハッ!」「馬鹿だろ、お前!」「本当相変わらずだよねー」「しかも見た目も変わってない!」

ダイゴ「ははっ……」

幹事が来たから、と言うことなので、僕たちは同窓会をすることになった。



幹事「レディーーースアンドジェントルメン!これから、○○高校同窓会を始めます!」

その瞬間、沸き上がる歓声。その中で、幹事が色々説明をしていった。

最後はビンゴ大会もあると言うことで、僕は景品の一つ、サファイアの原石を狙うことに決めた。
 ▼ 113 XluLEifYBs 15/02/18 21:03:18 ID:b0x6coYQ [3/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
出し物のマジックや劇が終わった後、皆仲の良かった者同士集まって、楽しく思い出話をしていた。
僕もさすがに仲の良い人はいたので、その人達と思い出話に花を咲かせた。

同級生「で、その時ツワブキ君が――」

同級生「本当、ダイゴって石に関する話題ばっかりなんだよな〜」

ダイゴ「いやぁ、そうでもないと思うけど……」

全「いやあるだろ」

確かに、今までの話を聞いてみる限り、僕の話には必ず、一回は“石”という単語が出てきていた。
確かに、僕は昔から石が好きだったからね。

ダイゴ「あれ?そういえば、」
 ▼ 114 XluLEifYBs 15/02/18 21:04:05 ID:b0x6coYQ [4/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>113
途中送信


ダイゴ「あれ?そういえば、イチハラさんっていたよね?その人は?」

その一声で、周りの雰囲気が一気に暗くなった。
 ▼ 115 XluLEifYBs 15/02/18 21:09:52 ID:b0x6coYQ [5/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ダイゴ「え?皆どうしたのさ?」

それまで和気あいあいとしていた会場は、一瞬で、しーんと静まり返ってしまった。

同級生「ツワブキ……。実はな、イチハラは、もう、亡くなってるんだよ」

ダイゴ「ええ!?何で!?」

同級生「自殺したの。就職先の一室で首を吊って――そっか、ツワブキ君は、お葬式に来れなかったんだっけ」

成る程、だから皆暗くなったのか――


同級生「しかも、イチハラの自殺の原因が、あいつらなんだよな。あいつらから酷いいじめを受けてたから……」

指差された方向を見ると、三人の女性がこちらをじっと見ていた。何処か気まずそうに。
何となくわかる。いつも三人で固まっていた人達だろう。


三人とも成績は優秀だったけど、裏がありそうな人達だったからなぁ・・・
 ▼ 116 XluLEifYBs 15/02/18 21:17:44 ID:b0x6coYQ [6/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
数人が、僕に教えてくれた。

イチハラさんは、あの人達と一緒の会社に就職したこと。
元々大人しく、いつも一人でいるような印象のあるイチハラさんだったが、仕事だけはきちんとでき、すぐに上司のお気に入りとなったらしい。

それが気に入らなかった三人が、彼女を徹底的にいじめ始めたらしい。

ダイゴ「・・・酷い話だね」

まさか、楽しいはずの同窓会でこんな話を聞くことになるとは――まあ、僕が原因なんだけど。

幹事「……ま、まあまあ!そんな元気なくしてないで!予定より早くビンゴゲームやろう!」

幹事のこの一声で、予定よりも早く、ビンゴゲームをすることになった。



幹事「レディーーースアンドジェントルメン!これからビンゴゲームを始めたいと思います!」

その瞬間、再び沸き上がる歓声と拍手。それは、ビンゴゲームの始まりを告げた。
 ▼ 117 XluLEifYBs 15/02/18 21:25:53 ID:b0x6coYQ [7/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
幹事「まずは…………四番!」

「うわっ、ラッキー!」「やったぁ!」「あー、もう違うじゃん!」「十四番ならあったのによ〜」

ダイゴ「四番は……あった!」

これで、サファイアへの道が、一歩進んだよ……!

幹事「それでは!次の番号は――」



「ビンゴーーー!!」

何処からか、ビンゴを告げる声が聞こえた。

幹事「おめでとうございます!じゃあ、どれにする?」

ダイゴ(ああ……サファイアは取られないでくれ……!!)

だけど、案ずる必要もなかったみたいで、その人は嬉しそうに、WiiUを持っていった。
 ▼ 118 XluLEifYBs 15/02/18 21:30:54 ID:b0x6coYQ [8/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
――ビンゴ大会が終わり、二次会へ行く者は二次会へ、そうでない人は各自解散ということになった。

同級生「ダイゴ!二次会行くぞ〜、あ、拒否権なしな!」

ダイゴ「拒否権なし!?」

僕はサファイアも手に入れたし、帰りたかったんだけどなぁ……拒否権なしなら仕方ない。
まあ、殆どの人が二次会行くみたいだし。


「私達は遠慮するわ」
「二次会なら三人だけでするし〜」
「というわけで、じゃねー!」


あの三人だけは帰るみたいだけど。さっきのことが気まずいからなのか、それとも別の理由か――
特に気にすることなく、僕は二次会へ向かった。
 ▼ 119 XluLEifYBs 15/02/18 21:35:21 ID:b0x6coYQ [9/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
――後日。

ダイゴ「ええ!?あの三人がなくなった!?」

同級生『そうなんだよ。何でも、飲み屋へ行く途中で思いっきり道を外したらしくてよ……』

突然電話がかかってきて、何事かと思ったら、同級生の一人から、あの三人が亡くなったという連絡があった。

交通事故で、即死だったらしい。




三人が死んだのは、ただの不幸な事故なのか……



それとも・・・




story9 同窓会―END―
 ▼ 120 XluLEifYBs 15/02/18 21:41:02 ID:b0x6coYQ [10/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「これで終わりです」

サマヨール「三人は本当に、ただの不幸な事故で死んだのでしょうか……?」

サマヨール「もしかしたら、自分達の所縁で死んだ同級生の呪いかもしれませんね……?」

サマヨール「さて、次のお話へ参りましょう」



サマヨール「いよいよ、最後のお話となりました」

サマヨール「最後のお話は……今までとは少し違うお話です」



story10 図書館
 ▼ 121 ピナス@ディフェンダー 15/02/18 21:42:25 ID:wJve17WY NGネーム登録 NGID登録 報告
いよいよ最後か・・・。
支援
 ▼ 122 ルシェン@イトケのみ 15/02/19 00:38:47 ID:RYrxkjgo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
フウラン神隠しの犯人はこいつです。
http://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=66624
 ▼ 123 リジオン@ゴージャスボール 15/02/19 13:25:37 ID:huSlb4Ss NGネーム登録 NGID登録 報告
なんでここのホラーは余計怖いんだ…
 ▼ 124 XluLEifYBs 15/02/19 19:39:21 ID:OJ3SJcok [1/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
story10 図書館


これは、とある場所の図書館のお話。



その図書館にも司書はいるけれど、誰も見たことがないと言われていて、その図書館に入って、帰ってきた人もいないと言われている。

では――その図書館の司書は誰なのか?

その謎を解くために、私はこの図書館にやって来た。

セレナ「大丈夫、きっと帰って来られる……」

そう信じて。



セレナ「こんにちはー……」

私は震える足を一歩、前に出した。
 ▼ 125 XluLEifYBs 15/02/19 19:44:47 ID:OJ3SJcok [2/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「おやおやお嬢さん。いらっしゃい。ここに人が来るなんて、珍しいですねぇ……」

そこにいたのは、一匹のサマヨール。まさか、このサマヨールが司書……!?

サマヨール「ああ、申し遅れました。私、サマヨールと申します。この図書館の司書をやっております」

ああ、やっぱりこのサマヨールが司書なのね……


図書館は不気味なくらいシーンとしていて、人一人の姿さえ見当たらない。足音ひとつしない。休日の昼間なのに、これは可笑しい。

サマヨール「ところで……貴女は私に、怪談を聞かせに来てくれたのでしょうか?」

セレナ「へ?怪談?」

私が間抜けな声を出すと、サマヨールはコクン、と大きく頷いた。
 ▼ 126 H代目◆pQFjCl9TGQ 15/02/19 19:47:36 ID:EPuNQnPk NGネーム登録 NGID登録 報告
あーもう落ちてるなこの話
 ▼ 127 XluLEifYBs 15/02/19 19:48:09 ID:OJ3SJcok [3/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「私、怪談を聞くのが大好きで……。来客者には、こうして聞くのです。
ああ、怪談なんてすぐに話せるものではないですし、強制ではないんですがね」

怪談……実は、話せるような怪談はいくつかある。この際、話してみるのもいいかもしれない。

セレナ「じゃあ、何個かお話しします!」

サマヨール「ほほお……では、ぜひ、貴女の知っている怖い話をお聞かせください」


その声に続き、私は知っている話を全部話した。
 ▼ 128 ンヤンマ@カムラのみ 15/02/19 19:49:42 ID:RYrxkjgo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>124>>125
お前が犯人かー!
 ▼ 129 XluLEifYBs 15/02/19 19:55:30 ID:OJ3SJcok [4/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
最初に話したのは、家でいつも聞こえる足音の話、次はとおりゃんせの話、次は――

そんな感じで、全部で9つくらい話した。

サマヨール「ありがとうございます。なかなかのお話でしたよ」

さっきよりも少し明るい声で、サマヨールは拍手をしながら言葉を発した。

サマヨール「お礼と言ってはなんですが……私からもひとつ、怪談をお話しましょう。まあ、怪談と言えるかどうかは微妙ですが……」

サマヨールは小さく息を吸った。



サマヨール「これは、ある図書館のお話です――」
 ▼ 130 XluLEifYBs 15/02/19 20:02:27 ID:OJ3SJcok [5/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨールが話してくれたのは、こんな話。


その図書館には、こんな噂がある。
司書はいるけど誰かわからなくて、その図書館から帰ってきた人は一人もいない――

ある日、とある少女がその図書館に入った。
そこには、一匹のサマヨールがいた。サマヨールから話を聞くと、彼がこの図書館の司書だと言う。

サマヨールは、少女に怪談を求めた。少女は自分の知っている怪談を、9つ程話した。
サマヨールはそれを喜び、お礼に、と言うことで、怪談を話し始めた。

サマヨールの話した話は……


セレナ「・・・あれ?」

私はそこで、気づいてしまった。
 ▼ 131 XluLEifYBs 15/02/19 20:07:53 ID:OJ3SJcok [6/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
セレナ「もしかして、この話は……」

サマヨール「フフフ……。ようやくお気づきになりましたか……」

サマヨールの話している話の少女は……“私自身” なんだ。

サマヨール「そうです!この話の主人公は、貴女自身なのです!
……さて、お話に戻りましょうか」

セレナ「……嫌っ!私、帰ります!」

嫌な予感しかしなくて、私は出口へ急いだ。だけど……


セレナ「出口が……ない!?」

出口なんて、何処にも存在しなかった。私の周りにあるのは、本棚と壁だけ。
これじゃあ、出られないじゃない……!
 ▼ 132 ガリザードンY@アップグレード 15/02/19 20:11:18 ID:AUGjiDMI NGネーム登録 NGID登録 報告
サマヨール「なんてことはないんですがねwwww」
 ▼ 133 XluLEifYBs 15/02/19 20:14:38 ID:OJ3SJcok [7/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「結局……その後、その少女の姿を見た者は、誰もいないということです」

背後でそんな声が聞こえた。

とても恐ろしく、不気味な声。背筋に寒気が走り、冷や汗がたらりと垂れた。
きっと今の私の顔は、顔面蒼白そのものだろう。

セレナ「っ……!?」

次の瞬間、激しい目眩が私を襲った。

セレナ「(どういうこと……!?息も苦しい……誰、か……)」

間もなく、私は意識を手放した。
最後にぼんやりと見たのは――サマヨールの姿だった。



その後、セレナの姿を見た者はいない――




story10 図書館―END―
 ▼ 134 オナ◆3rAYZ0gfB. 15/02/19 20:20:52 ID:fcpeO7co NGネーム登録 NGID登録 m 報告
やべぇ、なんだこの臨場感は…
同じSS書きとして尊敬します。支援
 ▼ 135 XluLEifYBs 15/02/19 20:21:57 ID:OJ3SJcok [8/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
サマヨール「これで終わりです」

サマヨール「結局、この少女は何処に行ったのでしょう?……それは誰にもわかりません」

サマヨール「まあ、ただ一人だけ、知っている人物はいますけどねぇ……フフフフフ……」

サマヨール「えっ?それが私かって?……どうでしょう」



サマヨール「おっと。そろそろ、皆さんとお別れの時が来たようです」

サマヨール「如何でしたか?私の怪談は……」

サマヨール「さあ、次は貴方の知っている怪談をお話しください。まあ、強制ではありませんがね……」

サマヨール「さあ、帰り道にお気を付けて。まあ、その帰り道があるかどうかはわかりませんが……ね?」





サマヨール「ようこそ、怪談図書館へ・・・」―END―
 ▼ 136 ガゲンガー@クイックボール 15/02/19 20:23:12 ID:XmMmR9nQ NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
 ▼ 137 ワンテ@エネコのしっぽ 15/02/19 20:30:56 ID:RYrxkjgo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
お疲れさまでした!
すごく怖かったです・・・。
 ▼ 138 XluLEifYBs 15/02/19 20:32:13 ID:OJ3SJcok [9/9] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
これで完結です。たくさんの支援やコメント、ありがとうございました!
余談ですが、怪談レストランを小学校の時に全巻集めていたのを思い出してこの作品を書きました。

またホラーSSを書きたいと思っています。ここまで本当にありがとうございました!
 ▼ 139 ニータ@ベリブのみ 15/02/19 20:38:23 ID:MtJSzO/o NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 140 ネッコ@ロメのみ 15/02/19 20:38:28 ID:RYrxkjgo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>138
楽しみにしてます!
 ▼ 141 リーン@ネストボール 15/02/20 20:59:31 ID:QAJlJBVA NGネーム登録 NGID登録 報告
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