【SS】ポケモン三国志 :ポケモンBBS(掲示板) 【SS】ポケモン三国志 :ポケモンBBS

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【SS】ポケモン三国志

 ▼ 1 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 22:25:32 ID:Qkhf2pIE [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
昔、チューゴク地方の小さな村にとある親孝行で心優しい一匹のアチャモがおりました。

アチャモ「ふぅ…今日も疲れたなぁ。これで終わりにしよう。母さん、明日は町へ行ってこれを売って来るよ!」

バシャーモ「ありがとう、アチャモや。いつもいつも仕事を手伝ってくれてすまないねぇ。」

アチャモ「全然そんなことはないよ。さあ、もう母さんは休んで!」

アチャモの家はとても貧しく、アチャモは母親と二人きりで、草履やむしろを作って暮らしておりました。その頃、チューゴク地方は王朝が廃れ、あちこちでポケモンたちが反乱を起こしていました。特に、コウキン党と呼ばれる集団は勢力を広げ、あちこちで略奪や殺戮を行ない、王朝を脅かしておりました。まさに戦乱の世だったのです。
 ▼ 2 ノハナ◆aD3Svz6kNY 15/02/12 22:26:13 ID:RXk/5feU NGネーム登録 NGID登録 報告
面白そう
これは期待
 ▼ 3 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 22:26:24 ID:Qkhf2pIE [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
かなり更新は遅いと思います
 ▼ 4 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 22:27:30 ID:Qkhf2pIE [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜〜町〜〜

アチャモ「やっと全部売れたぁ!これだけお金があれば遂に母さんにお茶を買ってやれるぞ!」

当時、お茶というものはとても高級で、一般のポケモンたちはまず飲むことができないほどの飲み物だったのです。

アチャモ「こんにちは!ここでお茶を売っていると聞いたのですが。」

カクレオン商人「お茶だって?お茶なんてお前さんみたいな貧しい若者が買えるもんじゃないよ。」

アチャモ「母さんにお茶を飲ませてあげたいんです。少しでもいいので売ってください!」

カクレオン「ほう、そりゃ感心なこったね。あんたどんだけ金持ってんだい?」

アチャモ「これで…」ジャラ

カクレオン「おうおう、こりゃよく貯めなすったな。どれ、少ししか売ってあげられないけどお茶をあげよう。」

アチャモ「わぁ!ありがとうございます!」

カクレオン「母親にお茶を買ってやるとはたいした若者だ。さあ、少ないけど持っていきなさい。」

アチャモ「はい!」

ジクザクマ「わーっ!!」
マッスグマ「助けてくれぇ!」

ドカーン!ドカーン!

アチャモ「!!」
 ▼ 5 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 22:38:21 ID:Qkhf2pIE [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
アチャモ「どうしたんですか!」

カクレオン「た、大変だ!お客さん!コウキン賊が商人たちを襲ってやってきたんだ!早く逃げるんだ!」

アチャモ「ええっ!!」

グラエナ「それそれぇ!金目の物は全部奪い取るんだ!!」

アリアドス「家は焼き払っちまえ!」

スピアー「邪魔だどけぇ!」ドスッ

ヒマナッツ「きゃぁぁぁ!!」
マダツボミ「助けてぇ!!」

グラエナ「わはははは!!」

アチャモ「く、くそぅ……僕のひのこで…」

カクレオン「お客さん、やめなさい!あんたのような若者が勝てる相手ではない!今は命が大事だ!さあ逃げなさい!!」

アチャモ「う、うう…わ、わかった」ダッ
 ▼ 6 ルッグ@まんたんのくすり 15/02/12 22:40:32 ID:jwRSnQs2 NGネーム登録 NGID登録 報告
横山ベースかな?
面白そう
 ▼ 7 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 22:47:36 ID:Qkhf2pIE [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
アチャモ「はぁ…はぁ…」
「く、くそぅ…なんてことだ…こんなことが許されていいのか!僕は絶対許さない!いつまでもそのままにはしないぞ!僕は誓ってやる!」

???「へぇー!いつまでもそのままにはしないだってよ!」

アチャモ「!!」

???「若造のくせに生意気なこと抜かすんじゃねぇよwww」

アチャモ「くそっ!ひのこ…」

どかっ!

アチャモ「うう…」

グラエナ「お前みたいなやつが俺たちに勝てると思うなよ」

ポチエナ「へぇ、いいモン持ってるじゃねぇか。そいつをこっちに寄越しな!」

アチャモ「こ、これは母さんのために買った大切なお茶だ!渡すもんか!」

グラエナ「ああ?逆らうなんていい度胸してんじゃねえか!おい!やっちまえ!」

ポチエナ「アイアイサー!」

どかっ!ばきっ!

???「やめろ!!」
 ▼ 8 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 22:57:44 ID:Qkhf2pIE [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
アチャモ「!」

グラエナ「ああん?なんだテメエは?」

ミズゴロウ「おれはミズゴロウってもんだ。そいつを離しな!」

ポチエナ「俺たちに命令するってのかwwww笑えるぜwwww」

グラエナ「たっぷり挨拶してやるよ!あくのはどう!」ドドドド

ミズゴロウ「みずてっぽう!」

ドカーン!

グラエナ「うわっ!!」

ポチエナ「て、テメエ!かみつく!」

ミズゴロウ「ちょろいぜ!マッドショット!!」

ベシャーン!!

グラエナ「う、うわぁ!」

ガシッ!

ミズゴロウ「おいお前!死にたくなかったらとっとと消えな!」

グラエナ「に、逃げろ!」ダダダッ

ポチエナ「ひぇーっ!!」
 ▼ 9 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 23:05:29 ID:Qkhf2pIE [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ミズゴロウ「ふっ…たわいもないやつらだぜ…おい、そこのあんた!しっかりしろ!」

アチャモ「はっ!あなたは!」

ミズゴロウ「コウキン賊のやつらに攻撃しようなんて無茶だぜ…あんたは?」

アチャモ「あ、はい!アチャモと言います!山の向こうの村に住んでいるものです。」

ミズゴロウ「へぇ…」

アチャモ「あなたは命の恩人です!本当にありがとうございます。」

ミズゴロウ「へへ…いいってことよ。さあ、他の奴らが来ねえうちにさっさと帰りな。俺にはまだ仕事があるんでね。」

アチャモ「あ、あの…」

ミズゴロウ「そうだ、お前さんは目の輝きが違うな。きっと只者じゃあないんだろう?またどこかで会うことになるかもな。じゃな!」タタッ

アチャモ「ああ…行っちゃった…」
 ▼ 10 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 23:16:40 ID:Qkhf2pIE [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
【1.桃園の誓い】

○○年後…
アチャモ「母さん、今日は町にむしろを売りに行く日だよ!」

バシャーモ「ああ、そうだったねぇ。気をつけて行くんだよ。」

アチャモ「はい、母さん。」

〜〜町〜〜

ワイワイガヤガヤ……

アチャモ「どうしたんですか?」

サイホーン「こりゃなんて書いてあるかわかるかい?俺たちゃ字がよくわかんねぇんだ。」

アチャモ「ああ、これはコウキン賊を討つために兵を募集してるんですよ。」

サイホーン「兵隊か…コウキン賊をいつまでも放っておくわけにゃいかないしな…」

イシツブテ「オラたちも兵隊に志願するべ!」

サイホーン「それじゃ役所に届け出よう!」

イシツブテ「家族にも伝えるべ!」

アチャモ「………」

???「よう!」
 ▼ 11 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/12 23:30:13 ID:Qkhf2pIE [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
アチャモ「あっ!」

ミズゴロウ「久しぶりだな。また会ったな。」

アチャモ「いつぞやのミズゴロウさん!あの時はお世話になりました。」

ミズゴロウ「いやいや、そういうのはよしてくれwww」

ミズゴロウ「ところで、お前さんこの立て札を見てなにも思わないのか?」

アチャモ「……いえ、別に」

ミズゴロウ「そんなはずはないだろ!?あんたのその目を見りゃ俺にだってわかる!何かを感じてるはずだ!」

アチャモ「……」

ミズゴロウ「今の世の中を見ろよ!コウキン賊が溢れ、王朝は廃れ、あちこちで反乱が起きてるんだ。都の奴らは遊んでばかりでロクな軍隊も派遣せず、世の中は乱れるばかりだ!俺にはこんな世の中間違ってるとしか思えねぇ!」

アチャモ「……」

ミズゴロウ「どうだ?これでもなんとも思わないと言うのか?なぜ俺があんたにこういうことを言うのか…それはあんたが只者じゃないからだ!俺は今までたくさんのポケモンを見てきたがお前にはほかの奴らにはない何かがあるんだ。」

アチャモ「………うう」

ミズゴロウ「これだけ言ってもあんたはなにも思わないのか……そうか、俺が間違っていたよ…じゃあな…またどこかで会えたらいいな。」

アチャモ「待ってください!」
 ▼ 12 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/13 00:03:35 ID:XJmPw/1k NGネーム登録 NGID登録 報告
アチャモ「ごめんなさい、僕は本心を隠していました。これほど乱れた世の中を黙って見ている気はありません。本当は世のため、ポケモンたちのためにいつか立ち上がりたいと思っていたのです。僕には年老いた母がいますし、家のことで精一杯です…なかなか本心が打ち明けられなかったんです…」

ミズゴロウ「やはりそうだったか。」

アチャモ「実は…僕はチューゴク王朝の皇帝の末裔なんです。この紋章がその証です。どうしてこの世の中のことを心配せずにいられましょうか。」

ミズゴロウ「………!!!」

ミズゴロウ「や、やっぱり俺の目に狂いはなかった!皇帝の血筋を引く方だったとは…ぜひあなたにお使えさせていただきたい!共にこの世の中を立て直しましょう!」

アチャモ「ち、ちょっと待ってください!急に言われてもどうしようもないですし…それに準備も必要です。なら…時が来たら、必ずや山の向こうの僕の家を訪ねて来てください。そして僕に力を貸してください。」

ミズゴロウ「わかった。近いうちに、きっと…きっと立ち上がってくだせえ!約束です!」

アチャモ「はい!」
 ▼ 13 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/13 18:57:23 ID:aFqyN1L6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
………

ミズゴロウ「…俺はついに本当の主人を見つけた気がするぜ…あの人こそ俺が仕えるべき真の方だ!」

ミズゴロウ「そうだ!キモリにもアチャモのことを知らせてやろう!善は急げだ!」
…………
……
〜〜キモリ宅〜〜

どん!どん!
ミズゴロウ「おい!キモリ!いるか!生きてるか!」

キモリ「ああ…?なんだこんな時間に…」

ミズゴロウ「おお!生きてたんだな!さっさと鍵を開けろ!」

キモリ「その声はミズゴロウだな?私がいつ死んだんですかねぇ…今開けるから待ってろ…」ガチャ

ミズゴロウ「おう、久びさだなキモリ!ちょっと話したいことがあってな…まずは…その…あれだよ」

キモリ「はいはい、わかったわかった。今だしてやるよ。」

コトッ

ミズゴロウ「ぐびぐびぐびぐび…」
「ぷはーっ!こう言う時は酒に限るぜ!」

キモリ「で、話ってなんだよ?」

ミズゴロウ「ああ…」
 ▼ 14 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/13 19:06:27 ID:aFqyN1L6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミズゴロウ「実はな…かくかくしかじかでな…」

キモリ「ほう…親孝行で立派なアチャモのことはこちらにも噂が流れて来るよ。」

ミズゴロウ「俺はそいつに仕えようと思ってるんだ。キモリもどうだ?俺の目に狂いはないぜ?」

キモリ「お前みたいな奴が惚れ込むなんてそうとうだな…」

ミズゴロウ「善は急げだ!早くアチャモのところに行って正義のために立ち上がろうぜ!」

キモリ「バカやろう!今何時だと思ってんだ!迷惑しかかからないのが分からんのか!」

ミズゴロウ「そんなに怒らなくたっていいじゃねぇか…」

キモリ「とにかく、本当に気があるならもっと準備をしてからにしろ、いいな?」

ミズゴロウ「へぃ…てことでもう一杯」

キモリ「この酒飲みめ」
 ▼ 15 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/13 19:20:54 ID:aFqyN1L6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
………………
………

〜〜村〜〜

おーい!!

アチャモ「!!」

ミズゴロウ「またせたな。」

アチャモ「来てくれたんですね!そちらの方は?」

キモリ「町に住むキモリというものです。あなたの噂はかねがね聞いています。あなたのような方に会えて光栄です。」

アチャモ「お二人さん、狭い家ですがどうぞ入ってください!母さん!」

バシャーモ「おお!よく来てくださいました。息子から話は聞いています。」

キモリミズゴロウ「おお!」

キモリとミズゴロウは、アチャモの母の凛とした姿に思わず頭を下げました。

アチャモ「母さん、僕は…」

バシャーモ「わかってますよ。お前が立ち上がる時がついに来たんです。こんな嬉しいことはありませんよ。私があなたの旅たちを祝う準備をしましょう。待っておいでなさい。」

アチャモ「準備ったってうちには…」

バシャーモ「…」ニコッ
 ▼ 16 ガアメモース◆POWA.hL3fE 15/02/13 19:41:32 ID:aFqyN1L6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
……………
………

バシャーモ「さあさあ、みなさん!こちらにおいでなさい!」

アチャモキモリミズゴロウ「??」

おおっ!!

満開の桃の花の下、広げられていたのは貧しい家のものとは思えないほど素晴らしい宴席と、美しい幕が張られていました。

アチャモ「母さん…!」

バシャーモ「母にしてあげられるのはここまでです。あとは三人でゆっくり楽しみなさい。」

アチャモキモリミズゴロウ「はい!」

三人は心ゆくまで飲み交わしました。そして。

ミズゴロウ「なぁ、俺たちは世のため、ポケモンのために戦うんだ。俺たちはもう三人で一つ、素晴らしい仲間だ。どうだ?ここで義兄弟の契りを交わさないか?」

キモリ「お前にしちゃなかなか良いこというじゃないか。もちろんいいとも。」

アチャモ「みなさん、よろしくお願いします!」

キモリ「ではアチャモ殿を1番上の兄として義兄弟となろう!」

ミズゴロウ「よぅし!」

アチャモ「わかった!」
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