【SS】もしポケモンスクールに来たのが、サトシではなくシンジだったら part2:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】もしポケモンスクールに来たのが、サトシではなくシンジだったら part2:ポケモンBBS

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【SS】もしポケモンスクールに来たのが、サトシではなくシンジだったら part2

 ▼ 1 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/07 14:41:35 ID:x534qabA NGネーム登録 NGID登録 報告
前作はこちらになります。→http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=527457&l=1-1000#
 ▼ 356 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:00:07 ID:1c/q6/cg [1/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
今日はアーカラ島に課外授業に行く日。シンジ達は課外授業の前に、バトルで腕を均していた。


リーリエ「シロン“あられ”です」

シロン「コォン」


バトルフィールドに霰が降り、シロンは姿を消した。


マーマネ「シロン消えちゃったよ!!」

シンジ「特性“ゆきがくれ”だ。霰状態の時、相手の攻撃が当たりにくくなる」

マオ「カキはどうするんだろ…」

カキ「くっ、バクガメス目で追うな!! 気配で感じるんだ!!」

リーリエ「今です。“ふぶき”」


強力な吹雪がバクガメスを襲う。


カキ「炎タイプのバクガメスに、氷技の“ふぶき”は効果はいまひとつ。小手調べのつもりか?」

リーリエ「いいえ、全く」

カキ「なっ、あれは…!!」


カキがバクガメスの足元を見ると、凍って動けなくなっていた。
 ▼ 357 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:05:47 ID:1c/q6/cg [2/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
バクガメス「ガ、ガメェ!?」

カキ「落ち着けバクガメス!! “かえんほうしゃ”で氷を溶かすんだ!!」

リーリエ「そんな暇は与えません。シロン“あやしいひかり”」


シロンの体が光り出し、それを見たバクガメスは混乱してしまう。


カキ「バクガメス!!」

リーリエ「さぁ、トドメです。シロン“ムーンフォース”」


シロンが放った光の球はバクガメスに直撃、バクガメスは力尽きて地面に倒れた。


ククイ「バクガメス戦闘不能!! よって勝者リーリエ!!」

リーリエ「やりました!! 遂にカキを倒しましたよ!!」

シロン「コォン」
 ▼ 358 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:12:22 ID:1c/q6/cg [3/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「まさかカキに勝っちゃうなんて…」

スイレン「リーリエ、カッコいい」

マーマネ「3日前のパートナー交換からだよね。リーリエが変わったのって」

シンジ「それでポケモンに触れるようになったんだ。いいんじゃないか?」


シンジ達が話していると、リーリエが駆け寄ってくる。


リーリエ「さぁ、シンジ。次は貴方の番です」

シンジ「行ってくる」

マーマネ「いってらっしゃい」

モブ「誰か!! ケンタロスが暴れてる!!」


シンジがリーリエとのバトルを始めようとすると、突然ケンタロスが暴れてるという悲鳴が聞こえてくる。


ケンタロス「ンモォ!!」

ククイ「どうしたんだ!?」

モブ「カキが負けたショックで、ケンタロスが暴れ出したんです…」
 ▼ 359 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:18:13 ID:1c/q6/cg [4/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「シンジ、ケンタロスを止めます。手伝って下さい」

シンジ「あぁ」


シンジとリーリエがケンタロスに向かっていくと、空から1匹の真昼の姿のルガルガンが降りてくる。


リーリエ「お兄様のとは違う姿のルガルガンです」

カキ「あのルガルガンは…」

ライチ「アローラ!!」


シンジ達の後ろから、ルガルガンのトレーナーと思わしき褐色の女性・ライチが現れる。ライチはケンタロスの前に座り、優しく顔を撫で始める。


ライチ「そんなに怒らないの。よ〜し、よ〜し」


一通り撫でると、ライチはケンタロスの鼻にキスをする。


全員「ええええぇぇぇぇぇぇ!!!!?」
 ▼ 360 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:24:37 ID:1c/q6/cg [5/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
全員が驚くのも無理はない。ポケモンにキスする人間など、初めて見たのだから。


ケンタロス「ンモォ〜♪」


キスされたケンタロスは、さっきとは打って変わって上機嫌である。


ライチ「カキ!! ちょっと見ない間に逞しくなっちゃって!! カッコいいじゃない!!」


ライチは来て早々カキを見つけ、力一杯抱き締める。流石のカキも、若干顔が引きつる。


シンジ「知り合いか?」

カキ「あぁ。アーカラ島の島クイーン、ライチさんだ」

シンジ「この人が…」


ライチの登場によってケンタロス騒動は治まり、シンジ達はライチと共に教室へと戻る。
 ▼ 361 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:30:53 ID:1c/q6/cg [6/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ククイ「というわけで、このクラスは今日からアーカラ島への課外授業に出掛けるわけだが…」

ライチ「今回の課外授業は、私が仕切るから。よろしくね。じゃ、まずは…キャー!!」


生徒達に何かを渡そうとするライチだったが、ヒールを履いているためバランスを崩し転んでしまう。


ライチ「あはは…。気にしない気にしない…」


笑って誤魔化しながら、ライチは小さな巾着袋を開ける。


ライチ「はいこれ」


中には綺麗な宝石がぎっしり詰まっていた。


マオ「素敵です!!」

スイレン「おぉ〜」

マーマネ「?」


宝石に喜ぶ女子組に対して、男子組はあまり嬉しく無い様子だった。
 ▼ 362 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:37:17 ID:1c/q6/cg [7/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「…」

ライチ「そりゃアクセサリー貰っても、男の子は微妙よね…」

シンジ「いえ」

ライチ「実はね、私…ほら。手作りのショップもやってるんだ」


ライチは左腕に巻かれたZリングを見せる。リングには、グラジオ同様イワのZクリスタルが装着されていた。


ライチ「君は島巡りしてるのかな?」

シンジ「はい。この課外授業中に、貴女にも挑もうと思っています」

校長「ンゴッ!!」


ライチが振り返って歩こうとすると、ナリヤがライチにぶつかりダメージを負った。


ナリヤ「折角来たんだから、生徒達のポケモン達をまずは予習したらどうかナットレイ!!」

ライチ「あはははは!! ナットレイって、なにそれふはははははは!!」

全員「」
 ▼ 363 ソハチ@ツメのカセキ 17/08/18 13:44:08 ID:TRnjyB3c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>356
バクガメスは焱ドラゴンだぞ
 ▼ 364 ルビアル@じめんのジュエル 17/08/18 13:44:44 ID:TRnjyB3c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>363
炎ドラゴンね
 ▼ 365 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:45:09 ID:1c/q6/cg [8/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「ワーオ!! どの子もいい顔!!」


ライチは校庭に出て、生徒達のポケモンとふれあっていく。


ライチ「お日様の香り〜」


フクスローに頬擦りし匂いを嗅ぐライチ。フクスローも嬉しそうである。


スイレン「なんだか、ライチさんもポケモンみたい」

ライチ「おいで」


ライチはニャビーに視線を移し、自分の元に誘う。


リーリエ「ライチさん、そのニャビーは私とシンジにしか…」

ライチ「大丈夫」

ニャビー「ニャオン」


ニャビーはこれまでに無い笑顔で、ライチに抱き抱えられる。
 ▼ 366 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:46:02 ID:1c/q6/cg [9/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>363
そうでしたね。忘れてました。
ご指摘ありがとうございます。
 ▼ 367 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 13:53:54 ID:1c/q6/cg [10/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ「島クイーンの中でもライチさんは特別だろうな。大試練に挑んだ時は驚いたぜ。それまでバクガメスが、初対面の人に気を許す事なんて無かったからな。きっとライチさんには、ポケモンの心を開かせる何かがあるんだろう」

イワンコ「イャウ」


イワンコは進化系のルガルガンの匂いを嗅いで回る。


ライチ「ルガルガン、可愛い後輩が出来て良かったわね」

ルガルガン「ワン!!」


それから数十分経過し…。


ライチ「うぅ…。ゲットまでにいろいろあったのね、ニャビー…。シンジんトコ来て良かったわねぇ…」

リーリエ「ライチさん、よかったら」

ライチ「あら、ありがとう」


リーリエは涙を流すライチに、自前のハンカチを手渡す。


ライチ「ブジュー!!」

リーリエ「」


ライチは涙を拭くと同時に、リーリエのハンカチで鼻をかんだ。リーリエは少しショックを受けている。


スイレン「忙しい人。笑って泣いて鼻かんで…」
 ▼ 368 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:03:47 ID:1c/q6/cg [11/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「君も大試練に挑戦してきた頃より、随分逞しくなったね」


バクガメスはライチに会えた喜びから、彼女の頭にかじりつく。この光景に、カキは若干引き気味である。


ライチ「よし。ポケモン達の話聞かせてくれたお礼に、アーカラ島の事話しちゃお!!」


ライチは階段に達、アーカラ島の説明を始める。


ライチ「アーカラ島はヴェラ火山の神聖な炎に育まれた、人々に感謝と恐れを抱かせる島。で、そのアーカラ島の守り神と言われているポケモンの事、皆知ってる?」

マーマネ「カプ・テテフ!!」

ライチ「その通り。アーカラ島の守り神カプ・テテフは、鱗粉を振り撒く事があるの。その鱗粉に触れた者は、たちまち元気を取り戻すと言われてるんだ」

マーマネ「そっか。だからあの時…」


マーマネは初めてカプ・テテフに会った時の事を思い出した。


ライチ「カプ・テテフは命の神。その光は傷をも癒し、命に力を与えてくれる」

マーマネ「また会えるかな?」

ライチ「勿論。君が会いたいって思っていたらね」
 ▼ 369 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:12:26 ID:1c/q6/cg [12/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「皆がこの課外授業でカプ・テテフの息吹に触れて、命って何なのか考えてくれたら嬉しい。そして私達とポケモン、命と命が出会う事でそのパートナー同士にだけ生まれる何かを感じてほしい」

ライチ「じゃあ話は終わり!! アーカラ島へレッツゴー!!」


ライチの話が終わり、全員は船のある港まで向かう。港に着くと1隻の船が停まっており、まずはライチが中に入ろうとするが…。


ライチ「うわぁ!!」


もはやお約束というレベルで、盛大に転んでしまう。


全員「…」

ライチ「大丈夫大丈夫〜…」

マオ「ライチさんカッコいいよねぇ」

マーマネ「そう?」


全員が船に乗り、アーカラ島へと出発する。


全員「行ってきまーす!!」

ナリヤ「元気で行ってコイキング」


どうやら、ナリヤは留守番のようだ。
 ▼ 370 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:21:02 ID:1c/q6/cg [13/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
生徒達は外板に出て、さざ波の音と海の潮風を味わっていた。


マーマネ「あっ、カキが映ってる!!」


マーマネはスマホで、とあるサイトにカキが映っているのを発見する。


マオ「なにそれ?」

マーマネ「アーカラ島の観光ガイドだよ。カキん家が紹介されてるんだ」


マーマネのスマホのページには、緊張して顔を歪ませながらチーズを持ったカキが映っていた。


スイレン「あっ、何か跳ねた!!」


スイレンの声に反応し、海に注目するクラスメイト達。


マーマネ「う〜ん。何も居ないけど…」


マーマネが双眼鏡で覗いてみるも、それらしき姿は見えなかった。しかし少し行ったところで、大量のハクリューが海を飛び跳ねているのが見えた。
 ▼ 371 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:29:14 ID:1c/q6/cg [14/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「ハクリューか。丁度いい、ゲットするか」

リーリエ「ドラゴンタイプなら、シロンが有利です。ここで新メンバーゲットです」

ククイ「ゲットは島に着いてからだ」

シンジ・リーリエ「…」


ククイがシンジとリーリエを止めると、1匹のハクリューが体を光らせ雨を降らせる。


マーマネ「これハクリューがやったの!?」


ハクリューの雨降りゾーンを抜け、船は島の付近に到着する。


スイレン「ケイコウオ、メノクラゲ、ネオラント、ラブカス、サニーゴ、シェルダー…。あっ、ルギアも!!」

シンジ・リーリエ「ルギア!? どこに!?」

マオ「もう、シンジとリーリエ信じてるし。んなわけないでしょ?」

ライチ「もっと何か居ないかなぁ〜。キャー!!」


柵に身を乗り出したライチは、そのまま海に落っこちてしまう。


ライチ「皆もおいでよ。すっごい綺麗」
 ▼ 372 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:35:33 ID:1c/q6/cg [15/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「はっ!!」


シンジは柵を飛び越え、海に飛び込んだ。


リーリエ「では私も…」

マオ「待った待った!! その格好で入ったら、後々大変な事になるわよ!! 色褪せるし、透けるし…」

リーリエ「問題ありません。これがあります」


リーリエはバッグの中から、一着のウェットスーツを取り出した。一方シンジとライチは海の中を探索し、1匹のホエルコを発見する。


シンジ「ホエルコ?」

ライチ「岩にはまり込んでる!!」


シンジとライチはホエルコに近づき、力一杯ホエルコを押してみる。しかし2人の力を持ってしても、ホエルコを動かす事は出来なかった。


ライチ「ちょっと待って」


ライチが不思議に思い海に潜ると、1匹のハギギシリがホエルコに狙いを定めていた。
 ▼ 373 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:42:40 ID:1c/q6/cg [16/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ「何かあったんですか!?」


クラスメイト達を乗せた船が、シンジとライチを追ってやってくる。


ライチ「ホエルコが岩に挟まってるの。原因はハギギシリよ。この辺りはハギギシリの縄張りなよかも。サイコパワーを浴びたら厄介よ」

ロトム図鑑「ハギギシリ、はぎしりポケモン。水・エスパータイプ。頭の突起からサイコパワーを放つ時、とても耳障りな音が周りに響く」

ライチ「どうしよう…。あのままじゃ溺れちゃう…」

シンジ「大丈夫です。俺が下から支えますから」

ライチ「わかった。無理しないでね」


シンジは海に潜り、下からホエルコの体を支える。


ハギギシリ「ハギィ!!」


縄張りに侵入したライチ達にキレたハギギシリは、クラスメイト達の居る船に向かって飛びかかってくる。


リーリエ「シロン“ムーン…」


シロンで撃退しようとするリーリエだが、既にウェットスーツに着替えてモンスターボールを船内に置いてきた後だった。
 ▼ 374 シャーモ@オーロラチケット 17/08/18 14:47:09 ID:BGWApKWU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
シロンがムンフォ使えんのおかしくね?と思ったがそういえばタマゴから産まれたんだったな
 ▼ 375 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:51:34 ID:1c/q6/cg [17/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「ルガルガン“いわなだれ”」

ルガルガン「ルゥガァ」


ルガルガンの“いわなだれ”はハギギシリに直撃し、ビビったハギギシリは遠い海の向こうに逃げていった。


ライチ「ホエルコを助けるよ!! シンジ一旦海から…」

カキ「いや、あれ…」


カキが海面を指差すと、中からシンジがVサインを出していた。


ライチ「1人で大丈夫って事ね。今行くわ」


ライチは再び海に潜り、ホエルコのところへ向かう。サイコパワーに侵されたホエルコは、混乱して暴れていた。


マオ「いくらシンジでも、あの巨体で暴れられたら…」

カキ「いや待て」


ライチはホエルコの体を優しく撫でる。


ライチ「大丈夫大丈夫。私達を信じて。アナタを助けたいの」


ライチの想いが届いたのか、ホエルコは次第に大人しくなる。
 ▼ 376 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 14:58:30 ID:1c/q6/cg [18/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「ライチさん、お薬です!!」


リーリエは薬を投げ渡し、ライチはそれをキャッチ。ホエルコに口を開けさせ、薬を一錠飲ませた。


ライチ「よかった。よく頑張ったわね、ホエルコ。シンジ、もういいわよ」


ライチが指示を出すと、海の中からシンジが顔を出した。


シンジ「終わったんですね?」

ライチ「えぇ。貴方のお陰よ」


シンジとライチは船に戻り、ホエルコはどこかへ去っていった。


カキ「やっぱりライチさんは凄いや」

ライチ「うっ!!」


ライチは突然後ろに倒れる。


ライチ「足が…。足がぁ…」

スイレン「忙しい人。助けたり、足つったり」

マオ「カッコいい!!」

マーマネ「えぇ…」
 ▼ 377 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 15:08:38 ID:1c/q6/cg [19/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
夜になり、全員は宿泊先のポケモンセンターに到着した。


マーマネ「ちゃんと宿あったんだね」

スイレン「てっきり野宿かと思った」

シンジ「キャンプの意味は無かったな」

マオ「そんな事無いよ。マシェードゲット出来たし」

カキ「得したのお前だけだろ…」

ククイ「さぁ、明日から課外授業スタートだ。明日に備えて、今日はゆっくり眠れ」

カキ「シンジ、これから一勝負どうだ?」

シンジ「いいだろう。全力で叩き潰してやる」

ククイ「人の話を聞け」


ククイは外に出ようとするシンジとカキを止める。


ライチ「シンジ!!」

シンジ「?」

ライチ「私と戦いたければ、この課外授業をクリアする事。それが私と戦う条件よ」

シンジ「わかりました。では、課外授業の後を楽しみにしておきます」
 ▼ 378 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 15:18:00 ID:1c/q6/cg [20/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
次の日の朝、生徒達はポケモンセンター前に集合する。


ククイ「アローラ!! 皆揃ってるな」


ポケモンセンターからククイとライチが出てきて、生徒達の前に立つ。


ククイ「今日からいよいよ、アーカラ島での課外授業だよ」

マオ「調理実習とかあります!?」

シンジ「あるわけないだろ…」

マオ「なによぉ〜」


シンジの言葉に、マオは少し不機嫌気味になる。


ククイ「まずはここから高速移動だ」


という掛け声で、シンジ達はムーランドが集う牧場にやってくる。


マオ「わぁ!! ムーランドがいっぱい!!」

カキ「ハーデリアとヨーテリーも居るぞ!!」
 ▼ 379 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 15:26:51 ID:1c/q6/cg [21/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
飼育小屋に入ると、大量のライド用ムーランドが飼育されていた。


ライチ「今日はライドポケモンムーランドに乗って宝探しよ」

全員「宝探し?」

ライチ「珍しい食材や石、化石なんかも見つかるかも。いかにムーランドと仲良くなって、サーチ能力を引き出すか。それが課題よ。そして最高のお宝を見つけた子が優勝!!」

ククイ「まずは自分と相性の良いムーランドを選んでくれ」


生徒達はそれぞれ、自分に合ったムーランドを選んでいく。


カキ「俺はこのムーランドに決めた」

マオ「私はこの子」

マーマネ「僕はこの子にするよ」

リーリエ「私はこの子にします」

スイレン「えっと、私は…」


スイレンは飼育小屋を見渡すと、やけに頑固ジジイっぽさを持つムーランドを見つける。


ライチ「この子はこの中でも、一番の暴れん坊だよ。まだライドポケモンとしても未熟なところがあるし、他の…」

スイレン「私この子がいい。澄んでる。この子の目」
 ▼ 380 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 15:36:34 ID:1c/q6/cg [22/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「…」

ムーランド『ブワゥ…』

ニャビー『ニャアウ!!』


シンジは1匹のムーランドの前に立ち、ニャビーとムーランドの事を思い出していた。


ククイ「シンジ」

シンジ「!!!」

ククイ「もう皆決めたぞ」

シンジ「はい。こいつにします」


全員がムーランドを決め、飼育小屋の外に集まる。


ククイ「それじゃルールの説明だ。どこに探しに行ってもいいが、鐘がなったら一旦ここへ戻ってきてくれ」

ライチ「私の鑑定で、お宝の点数を中間発表するよ」

ククイ「そして2度目の鐘がなったら終了だ」

全員「はい!!」

カキ「シンジ、どっちがより高い点をとるか勝負だ」

シンジ「いいだろう。勝つのは俺だ」

リーリエ「私も負けません」

マーマネ「どうせだし、最下位は罰ゲームでもしない?」

マオ「いいねそれ。最下位は1位の言う事聞くって事で」


こうして、罰ゲーム付き宝探し競争が幕を開ける。
 ▼ 381 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 15:44:28 ID:1c/q6/cg [23/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「ムーランド、トレジャースタンバイ」

カキ「こっちも行くぞ」

リーリエ「絶対に負けません」

マオ「ムーランドお願い」

マーマネ「僕達は岩場にレッツゴー!!」


スクール生徒のうち、5人が一斉にムーランドを走らせる。


スイレン「私達も出発ね」

ムーランド「グワゥ!!」

スイレン「うわぁ!!」

ククイ「スイレン、大丈夫か!?」


ムーランドは激しく揺れ動き、スイレンを振り落とした。しかしスイレンは諦めずムーランドに乗り、ムーランドも仕方なく出発する。


スイレン「そっちにお宝があるの?」


ムーランドはスイレンに返事などせず、無愛想な顔を浮かべ適当に動き回る。


カキ「古い地層が剥き出しになっているぞ。ここなら…」


カキは地層に向かって、ムーランドを走らせる。一方スイレンのムーランドは、木に生ったオボンの実を食していた。


スイレン「それを食べたら宝探しに行こうね」

ムーランド「…」

スイレン「はぁ…」
 ▼ 382 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 15:53:21 ID:1c/q6/cg [24/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「うわぁ、小さなキノコだ。これバターでソテーにすると美味しいんだよねぇ。あっ、大きなキノコ。これポトフに入れると美味しいんだよねぇ。やったね、ムーランド」


マオのムーランドはマオと気が合うからなのか、食べ物を中心に探していた。


マーマネ「う〜ん。この辺りで高得点を取れるお宝は…と」


マーマネは自作の機械で、高得点を取れるだろうお宝を探していた。


マーマネ「ふむふむ。300年前アーカラ島には隕石が落下し、その際に飛び散った星の欠片が島中に点在している。これだ!!」


マーマネは星の欠片を求め、落ちたであろう位置を分析する。


スイレン「ムーランド食べ過ぎ…」


ムーランドは宝探しに一切興味を示さず、ひたすらオボンの実を食べ続けていた。そこに前半戦終了の鐘の音が聞こえてくる。


スイレン「あっ、鐘だ!! ムーランド戻るよ」
 ▼ 383 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:02:10 ID:1c/q6/cg [25/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ククイ「全員戻ったな?」


宝探しから戻った6人は、宝を木箱の上に乗せ白い布で覆い隠した。


ククイ「ライチさん、鑑定よろしく」

ライチ「じゃあ、まずはシンジから」


ライチが白い布を取ると、木箱の上には大量のハートのウロコが置かれていた。


マオ「凄い量ね」

シンジ「ラブカスが落としていった」

ライチ「とっても綺麗ね。でも0点」

シンジ「なっ!!」

ライチ「この授業はね、ムーランドと協力して宝を探すのものなの。ムーランドに頼らず1人の力で見つけた物には、何の価値も無いの」

シンジ「くっ…」

ライチ「見張らせといてよかったわ」

ルガルガン「ルガゥ」


ライチはルガルガンの顔を撫でる。どうやらシンジを尾行させていたようだ。


ライチ「マオは小さなキノコと大きなキノコ。合計20点」

マオ「やったぁ!!」
 ▼ 384 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:10:44 ID:1c/q6/cg [26/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「マーマネとスイレンは、まだ何も見つかってないから0点」

マーマネ「僕は一発逆転の大物狙いだから大丈夫!!」

ライチ「そしてリーリエは…」


リーリエの手前の木箱には、雪の結晶と炎の紋章が付いた石が置いてあった。


マオ「炎の石はわかるけど、こっちは…」

ライチ「氷の石ね。アローラのロコンを進化させるのに使うの。50点×2で100点」


リーリエがマオに大きく差をつけて1位となる。


ライチ「最後はカキ」


カキが採ってきたお宝は、大きな石だった。


シンジ「これは…」

ライチ「ポケモンの化石。ズガイドスの頭の一部だね。カキは100点。リーリエと並んでトップよ」


中間発表
1位:カキ、リーリエ
3位:マオ
最下位:シンジ、スイレン、マーマネ
 ▼ 385 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:19:01 ID:1c/q6/cg [27/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
中間発表が終わり、後半戦に臨む生徒達。しかしスイレンのムーランドは、その間に寝転がり眠ってしまう。


スイレン「えぇ!? 寝ちゃうの!? 起きてよムーランド!!」


スイレンはムーランドに呼びかけるが、ムーランドは一切反応しない。


スイレン「仕方ない。ちょっとズルになるけど、私達だけで探しに行こ」

アシマリ「アォウ!!」


ムーランドに探してもらうのを諦めたスイレンは、アシマリと共に岩山を登っていく。


アシマリ「アゥア!!」

スイレン「どうしたの!?」


先に進むと、そこには野生のダストダスが居た。スイレン達を敵だと思ったのか、何の迷いも無く攻撃してくる。


スイレン「わぁ!!」


スイレンはアシマリを抱え、走ってその場から逃げ出す。
 ▼ 386 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:28:12 ID:1c/q6/cg [28/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
スイレン「このままだとムーランドが…」

アシマリ「アゥ!!」


アシマリはスイレンから離れ、臨戦態勢に入る。


スイレン「アシマリ“バブルこうせん”」


アシマリは“バブルこうせん”で攻撃するが、ダストダスの“ヘドロばくだん”の残弾に当たり倒れてしまう。


スイレン「アシマリ!!」

ダストダス「ダァス」

スイレン「私が守る!! アシマリもムーランドも!!」

ムーランド「…」


スイレンはアシマリを抱えながら、ダストダスの前に立ち塞がる。


ダストダス「ダァ…」

ムーランド「ムフゥ!!」


スイレンを攻撃しようとしたダストダスを、ムーランドが強力なタックルで吹っ飛ばした。


スイレン「ムーランド!?」
 ▼ 387 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:34:39 ID:1c/q6/cg [29/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ムーランド「ウォブォ!!」


今度は“ギガインパクト”を喰らわせ、ダストダスを戦闘不能に追い込んだ。


スイレン「ありがとうムーランド!!」


スイレンはムーランドに抱き着いた。


カキ「…」

ムーランド「ワゥ」

カキ「見つけたのか?」

ムーランド「ウフゥ」


カキはムーランドと共に精神を統一させ、野生の勘を頼りに化石を探していた。


マオ「ムーランド、食べ物より化石の方が点数高いみたいだよ」

ムーランド「ワホゥ!!」


ムーランドは大はしゃぎで走り出す。


マオ「おっ、もしかして化石!?」


しかしムーランドが向かった先には…。


マオ「わぁ!! 美味しそうなフルーツがいっぱい!!」
 ▼ 388 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:43:36 ID:1c/q6/cg [30/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
マーマネ「300年前に落ちた隕石は回収された。よってその位置から、破片がどこへ飛び散ったかをシミュレーションすれば…」


マーマネは電子地図で星の欠片があるだろう場所を探す。


マーマネ「よし、こっちだムーランド!! RUN!!」


マーマネが星の欠片求めて走っていった頃、シンジは…。


シンジ「アローラのイシツブテが電気タイプだったとはな。育ててみるか」


そして遂に終了の鐘が鳴る。


スイレン「終了の鐘なっちゃった…」

ムーランド「ウワゥ」

スイレン「何か見つけたの?」


ムーランドは洞窟内に入り、地面を掘り始める。


スイレン「これって…」
 ▼ 389 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 16:54:36 ID:1c/q6/cg [31/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
空がオレンジ色に染まり、前半戦と同じ場所で採点が行われる。


ククイ「それじゃライチさん、鑑定結果をお願いします」


ライチがまず鑑定したのはシンジのお宝。


ライチ「ちゃんとルガルガンに見張らせてたけど、今度はちゃんと協力したみたいだね。デカい金の玉と大きな真珠、星の砂にノーマルジュエルか。全部合わせて120点」


続いてはマオの鑑定。木箱の上には巨大な木の実が置かれていた。


ライチ「マオはサンの実。こんなに大きいのはかなり珍しいよ、75点。前半戦と合わせて、合計95点」

マオ「あっちゃ〜。100点超えなかったか…」

マーマネ「次は僕だね」

ライチ「マーマネが見つけたのは、300年前にアーカラ島に落ちた隕石の一部。星の欠片とも呼ばれている隕鉄だよ。よく見つけたね、150点」

マオ「マーマネがトップ!?」

マーマネ「ま、まぁね?」
 ▼ 390 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/18 17:01:44 ID:1c/q6/cg [32/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「さて、リーリエは…」


リーリエの木箱には、前半戦同様進化の石が置いてあった。


リーリエ「雷の石と水の石とリーフの石です」

ライチ「凄いじゃないか。150点。前半戦と合わせて250点だ」

マーマネ「あっさり抜かれた…」

ライチ「では、続いてカキ」


カキが見つけたお宝は、リーリエ同様前半戦と同種の物だった。


ライチ「これはアーケンの化石だね。200点。合計300点だ」

リーリエ「負けてしまいましたか…」


5人の鑑定が終わり、残るは前半戦無得点のスイレンのみ。


ライチ「スイレンのは…」


スイレンの木箱には、男子組が持つZリングによく似た石が置かれていた。


シンジ「これは…」

ライチ「Zリングの原石だよ」

全員「ええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
 ▼ 391 日はここまで◆kDdT4vyqmg 17/08/18 17:08:38 ID:1c/q6/cg [33/33] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「点数は500点。ムーランドに乗って宝探しは、スイレンの優勝!!」

カキ「凄いなスイレン!!」

マーマネ「原石なんて初めて見たよ!!」


優勝したスイレンの元に、クラスメイト達が集まってくる。


ライチ「この原石でZリングを作るよ」

スイレン「Zリング…。もしかして私の…?」

ライチ「勿論!!」

リーリエ「スイレンがZワザを!? 凄いです!!」

マオ「流石スイレンだよ!!」

シンジ「ここまでやるとはな」

スイレン(ありがとうムーランド…)

マオ「さて今日の授業も終わったし、皆で美味しい夕食を…」

シンジ「待て」

マオ「何?」

シンジ「最下位は何をするんだったか?」


1位:スイレン=500
2位:カキ=300
3位:リーリエ=250
4位:マーマネ=150
5位:シンジ=120
最下位:マオ=95


マオ「」
 ▼ 392 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 13:28:07 ID:hm1HFzfE [1/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
アーカラ島の課外授業3日目。今日は自由行動。スイレンはポケモンセンターで、釣り竿の手入れをしていた。


スイレン「♪〜」

シンジ「釣りにでも行くのか?」

スイレン「うん。メガギャラドスの天然物釣るの」

シンジ「メガギャラドス?」


カロス地方を旅した事の無いシンジは、スイレンの言うメガギャラドスがわからなかった。


スイレン「ギャラドスの進化系」

シンジ「そんな奴が居るのか…」

スイレン「嘘です♪」

シンジ「おい」

スイレン「メガギャラドスを釣るっていうのは嘘。でもメガギャラドスは実在する」

シンジ「そうか」

スイレン「シンジも一緒に行く?」

シンジ「以前も言ったが、俺は釣り竿を…」

スイレン「貸してあげる」

シンジ「2度もお前に借りを作る気は無い」

スイレン「私のボディガードでお支払い」


スイレンはシンジに、1本の釣り竿を貸した。
 ▼ 393 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 13:34:17 ID:hm1HFzfE [2/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジとスイレンは釣り竿片手にポケモンセンターを出ようとすると、カキ達クラスメイトと出くわす。


シンジ「お前達もどこか行くのか?」

カキ「あぁ。俺ん家に行きたいんだとさ」

マオ「だって牧場だよ!? 新鮮なモーモーミルクから作られた、バターにチーズにヨーグルト」

マーマネ「ソフトクリームも忘れちゃいけないね」

リーリエ「モーモーミルクをベースとした、新しいポケモンフーズを作る良い機会ですので」

カキ「お前らは?」

シンジ「釣りだ」

スイレン「メガギャラ…」

シンジ「それはもういい」

スイレン「てへ」


シンジとスイレンがポケモンセンターから出ると、ライド用ケンタロスに乗ったライチと鉢合わせる。
 ▼ 394 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 13:41:45 ID:hm1HFzfE [3/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「おぉ〜、お二人さんわぁ!!」


ライチはケンタロスから派手に落下する。


ライチ「今日は釣りデートかい?」

スイレン「そそそそんなんじゃないです!!///」

シンジ「ただの釣りです」

ライチ「そうだ。せせらぎの丘近くにある池に、池の主って呼ばれてる大物が居るのよ」

スイレン「池の主!?」


その単語を聞いた瞬間、スイレンの目つきが変わる。そして少しの間歩き、せせらぎの丘に到着した。


シンジ「かなり広いな」

ロトム図鑑「ここに池の主が居るロト!?」

シンジ「池の主…。名前だけだと主ポケモンを連想するが」

スイレン「釣ってみればわかる」

シンジ「だな。なら早速…」

おじさん「待たれい!! そこの釣り人よ!!」


胡散臭いおじさんが、シンジ達を止めに入る。
 ▼ 395 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 13:48:14 ID:hm1HFzfE [4/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
スイレン「シンジ、使い方わかる?」

シンジ「授業でやったからな。ちゃんと憶えている」

おじさん「待たれい!! そこの釣り人よ!!」

スイレン「雑に扱っちゃダメ。壊したら弁償」

シンジ「チッ」

おじさん「頼むから話を聞いてくれ!! ワシを雑に扱わないで!!」


無視される事に耐えられなくなったおじさんは、シンジ達に泣きついてくる。


シンジ「はぁ…。貴方は?」

おじさん「よくぞ聞いてくれた。ワシはアーカラ島の釣り名人じゃ」

スイレン「釣り名人?」

おじさん「ここで池の主とバトルするには、ワシの許しが…」

シンジ「行くぞ」

スイレン「そうだね」


シンジとスイレンは、早速釣りのための準備を始める。
 ▼ 396 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 13:58:52 ID:hm1HFzfE [5/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
おじさん「待ってくれぇぇぇ!!!」


おじさんはシンジの足に掴みかかる。


シンジ「離せ!!」

おじさん「池の主を釣るにはボートが必要なんじゃ!! お主らはボートを持っておるのか!?」

スイレン「持ってない…」

おじさん「そんじゃろうそんじゃろう!! だが今回は釣り名人生活40年のワシが、特別にボートを貸してやろう」

スイレン「ホント!?」

おじさん「あぁ。ワシの試練をクリア出来たらな」

シンジ「面倒だ。シロデスナで代用するぞ」

おじさん「頼む!! ワシの試練を受けてくれ!!」

スイレン「おじさん可哀想…」

シンジ「勝手にやってろ」


シンジはスイレンを置いて、さっさと行ってしまう。


スイレン「それで何をすればいいの?」

おじさん「この池でヒンバスを釣り上げてみせるのじゃ」

スイレン「はい」

おじさん「!?」


スイレンは言われて数秒も経たないうちに、ヒンバスを釣り上げる。
 ▼ 397 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 14:15:46 ID:hm1HFzfE [6/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
おじさん「では、このヒンバスと交換でボートを貸してやろう」

スイレン「ありがとうございます」


しかしスイレンがおじさんから貸し出されたのは、今にも沈みそうなおんぼろ舟だった。


おじさん「釣り名人のワシと共に、70年も池の主と死闘を繰り広げてきた代物じゃ」

ロトム図鑑「さっきより30年もプラスされてるロト…」

スイレン「ど、どうも…」


ボートに乗ったスイレンは、池の主を探して漕ぎ始める。


スイレン「あれ? そういえばシンジは?」

ロトム図鑑「あそこロト」


シンジはシロデスナの中から釣り糸を垂らし、獲物がかかるのを待っていた。


スイレン「シンジも池の主狙うの?」

シンジ「あぁ。主ポケモンなら相当強いハズだからな。なにより水タイプなら、ライチのルガルガンに有利だ」
 ▼ 398 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 14:23:06 ID:hm1HFzfE [7/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
スイレン「…!! 大物の予感!!」


スイレンは獲物を感知し、勢い良く釣り糸を投げ込んだ。


スイレン「う、うわぁ!!」

シンジ「チッ」


魚に引っ張られて落ちそうになるスイレンだが、シロデスナから出てきたシンジに間一髪のところで助けられる。


スイレン「あ、ありがとう…」

シンジ「いいから引き上げるぞ」


スイレンとシンジが釣り竿を引っ張ると、見た事無い巨大な魚が姿を見せる。


おじさん「どわあぁぁぁぁぁ!!!」

ロトム図鑑「正体不明正体不明!!」

シンジ「こいつが…」

スイレン「池の主…」
 ▼ 399 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 14:33:34 ID:hm1HFzfE [8/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
おじさん「うおぉ!! 釣り名人生活80年!! 生まれて初めて池の主の姿を目にしたわい!!」

シンジ「彼奴いくつなんだ?」

おじさん「そんな事より池の主じゃ!! その娘はヤツに、バトルの相手として認められたんじゃ!!」

スイレン「やる!! バトル!!」


スイレンは勇ましく釣り竿を引く。一方その頃、カキの家に行ったクラスメイト達はというと…。


カキ「おい、少しは手伝えって…」

マオ「だって、出来たてのチーズ美味しひんだもん。次はバターを味見してみよっと。ん〜ひぃあわふぇ〜」

リーリエ「凄いです!! モーモーミルクを出してあげただけで、こんなに美味しそうに食べるなんて!!」

マーマネ「カキ、ソフトクリームダブルでおかわり!!」


マオはチーズ、マーマネはソフトクリームを食べ、リーリエはシロンにモーモーミルク入りのポケモンフーズを与えていた。


カキ「ダメだこりゃ…。今頃シンジ達は、楽しく釣りしてるんだろうな…」
 ▼ 400 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 14:41:08 ID:hm1HFzfE [9/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
スイレン「負けない!!」


とてつもない勢いで引き寄せる主に、スイレンは精一杯食らいつく。


スイレン「うわぁ!!」


舟は勢い良く陸にぶつかり、シンジとスイレンは舟から投げ出され陸に着地する。


おじさん「釣り名人歴99年!! こんな凄いバトルは初めてじゃ!!」

スイレン「アシマリ“バブルこうせん”で、主ポケモンの気を引いて」

アシマリ「アォウ!!」


池に飛び込んで主と対面するアシマリだが、恐怖のあまり陸地に戻ってくる。


アシマリ「アゥ…」

スイレン「アシマリ…。そうだよね、怖いよね。ありがとう、あとは私が…うあっ!!」


スイレンは池に引きずり込まれそうになる。


ロトム図鑑「一人で釣るなんて無理ロト!!」

スイレン「そんな事無い…」

アシマリ「アォ…」
 ▼ 401 ヒダルマ@ダークボール 17/08/19 14:44:50 ID:qz3cqj6k NGネーム登録 NGID登録 m 報告
シンジがぬしポケモン捕まえる気満々で草
 ▼ 402 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 14:47:28 ID:hm1HFzfE [10/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
アシマリ「アゥ!!」


スイレンの勇姿を見て覚悟を決めたアシマリは、池に潜って主を攻撃する。


スイレン「くっ…」

アシマリ「アォウ!!」

スイレン「アシマリ!!」


スイレンが主と引き合っていると、突然アシマリが何者かに攻撃され飛び出してくる。


シンジ「まさか…」


シンジが池の中に潜ると、主の仲間と思わしきママンボウの姿があった。ママンボウは“いやしのはどう”で、主の体力を回復する。


シンジ(なるほどな。キングドラ、バトルスタンバイ)


シンジは水中で有利なキングドラで応戦する。
 ▼ 403 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 14:55:07 ID:hm1HFzfE [11/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ(“りゅうのはどう”)

キングドラ「ドゥルァ!!」


キングドラは“りゅうのはどう”を打ち込み、ママンボウを退散させた。


シンジ(あとは…)

スイレン「っ…」


スイレンは依然、主に苦戦していた。


おじさん「流石池の主。釣り名人生活99年と1ヶ月のワシに相応しい宿敵じゃ!!」

スイレン「このままじゃ…」

池の主「グワァ!!」


池の主が突如として苦しみ出す。スイレンが池の中を見ると、キングドラが池の主に“どくどく”を決めたようだ。


スイレン「ありがとう。あとは任せて!!」


スイレンが思いっきり釣り竿を引っ張ると、とうとう池の主が水中から姿を現す。


スイレン「出た!!」
 ▼ 404 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:01:50 ID:hm1HFzfE [12/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
水面を泳ぐ主は、猛スピードでスイレンに襲いかかってくる。


スイレン「!!!」

アシマリ「アオォウ!!」


ママンボウに攻撃されたアシマリは、スイレンを守るために復活。体に水を纏い、主の体を貫く。


スイレン「あれは…」

ロトム図鑑「“アクアジェット”ロト!!」


“アクアジェット”で貫かれた主はバラバラになり、その正体を見せる。


ロトム図鑑「大発見ロト!! 池の主はヨワシの群れ!! 群れた姿だったロト!!」

おじさん「そ、そうなんじゃよ!! よくその答えに気付いた!! 池の主を釣り上げ、その正体を暴く。お主にワシの99年と2ヶ月の…」


というおじさんの話はスルーし、シンジ達はヨワシの群れに注目していた。


ヨワシ「ヨワシィ…」


1匹の泣きそうな目をしたヨワシが、シンジとスイレンに近づいてくる。
 ▼ 405 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:05:22 ID:hm1HFzfE [13/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
スイレン「え?」

シンジ「ゲットしろって言ってるんだろ」

スイレン「そうなの?」

ヨワシ「ヨワィ」

スイレン「はい」


スイレンはヨワシの額に優しくモンスターボールを当て、ヨワシをモンスターボールに入れた。


スイレン「出てきてヨワシ」

ヨワシ「ヨワァ」


モンスターボールから出てきたヨワシが口を開けると、水のZクリスタルが入っていた。


ロトム図鑑「水のZクリスタルロト!!」

スイレン「くれるの?」

ヨワシ「ワァイ」

スイレン「ありがとうヨワシ。これからよろしくね」

アシマリ「アォウ」
 ▼ 406 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:11:51 ID:hm1HFzfE [14/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「は〜い、お待たせ」


夜になり、スイレンはライチから出来立てのZリングを貰う。スイレンはZリングにミズZを装着する。


マオ「スイレン、それって…」

スイレン「うん、ミズZ。メガギャラドス釣ってゲットしたの」

全員「メガギャラドス!?」

スイレン「嘘です♪」

全員「」

ライチ「まぁいいじゃないか。これでZワザ使いが4人」

シンジ「…」

カキ「ふっ」

マーマネ「へへっ」

スイレン「♪〜」

リーリエ「私達だけ仲間外れみたいで寂しいですね」

マオ「くぅ〜!! こうなったら、私もZリングとZクリスタルゲットしてやるぅ!!」
 ▼ 407 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:26:53 ID:hm1HFzfE [15/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
課外授業も今日で4日目。今日はヴェラ火山付近の祭りで授業するらしい。


ククイ「このヴェラの火祭りは、100年以上も続いている伝達ある祭りなんだ。祭りを楽しみつつ、アーカラ島の歴史と文化を学ぶ。それが今日の授業だ」

カキ「シンジ、お前炎タイプのポケモン持ってるよな?」

シンジ「あぁ。ニャビーとヤトウモリが居る」

カキ「この祭りは、炎タイプのポケモンを強く出来るんだ」

シンジ「本当か!?」

スイレン「嘘です♪」

カキ「本当だ!!」


ヴェラ火山の鳥居前に着くと、多くの人集りが出来ていた。鳥居の下には、島クイーンのライチが立っていた。


ライチ「皆さん、今日は待ちに待ったヴェラ火山祭りの日。アーカラ島を育むヴェラ火山に感謝し、熱く燃え上がりましょう」

ギャラリー「ヴェーラ!! ヴェーラ!! ヴェーラ!! ヴェーラ!! ヴェーラ…」


???「…」
 ▼ 408 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:35:32 ID:hm1HFzfE [16/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
炎ポケモンを連れたトレーナー達が順番に並び、鳥居を潜って階段上に居るライチに冠を被せてもらっている。


リーリエ「今日はライチさん、島クイーンのお仕事をしていらっしゃったんですね」

マオ「カッコいいなぁ〜」

シンジ「あの冠は?」

ロトム図鑑「岩の塊ロト」

カキ「あれはヴェラの冠だ。溶岩で出来た冠をポケモンに被せると、ヴェラ火山のように雄々しく強くなれると言われている」

ククイ「特に炎ポケモンには、効果抜群らしいぜ」


カキとククイの言うように、冠を被れされたマグマラシは激しく燃え上がった。


シンジ「あれでニャビーとヤトウモリが強くなれるのか」

リーリエ「ニャビーはまだしも、メスのヤトウモリに雄々しいというのは…」
 ▼ 409 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:42:15 ID:hm1HFzfE [17/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「お前のバクガメスもした事あるのか?」

カキ「あぁ、去年な。あの役、昔は俺の爺ちゃんがやってたんだ。小さい頃、いつか爺ちゃんから自分のポケモンに冠を被せてもらうのが夢だった」

ククイ「きっとお祖父さんも、カキが自分のパートナーを連れて祭りに来ているのを喜んでくれてるさ」


手前のトレーナーのブースターが冠を被せてもらい、遂にシンジの番がきた。


ライチ「来たねシンジ」

シンジ「お願いします」


まずはニャビーがライチの前に出る。


ライチ「ヴェラ火山の御加護がありますように…」


ニャビーに冠を被せようとすると、何者かが冠を掻っ攫っていく。


シンジ「彼奴は…」

ガラガラ「ガァラ」
 ▼ 410 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:48:40 ID:hm1HFzfE [18/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ロトム図鑑「ガラガラ、アローラの姿。炎・ゴーストタイプ。手にした骨は大切な物であり、最大の武器にもなる。炎を灯して攻撃してくる」


カキ「冠を返せ!!」


カキがガラガラを捕まえようとするが、ガラガラはいとも簡単に避けて踊り出す。


ガラガラ「ガァラガラガラ!! ガァラガラガラ!!」

マーマネ「うわぁ、なんかイラつく…」

リーリエ「とにかく捕まえないと!!」

ガラガラ「ガッルァ!!」

全員「うわぁ!!」


ガラガラは生徒達を飛び越え、一目散に逃げていく。


ライチ「こらぁ!! ガラガラ待ちなさい!!」

ククイ「ライチさん、とにかく皆を一旦落ち着かせないと…」

ライチ「でも…」

カキ「俺が取り返します!!」

シンジ「あれは俺の冠だ!!」
 ▼ 411 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 15:55:47 ID:hm1HFzfE [19/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジとカキはガラガラを探していると、2つに分かれた道に辿り着く。するとそこには、倒れたブーバーに呼びかける山男の姿があった。


山男A「しっかりしろ!! ブーバー!!」

カキ「大丈夫か!?」

山男B「やぁ君!! 君もガラガラを追いかけるつもりかい?」

カキ「ガラガラはどっちに…」

山男C「やぁ君!! 君もガラガラを追いかけるつもりかい?」

カキ「ガラガラはど…」

山男A「やぁ君!! 君もガラガラを追いかけるつもりかい? やめた方が…」

カキ「ヤツはどっちに行ったぁぁぁ!?」

山男達「ガラガラはあっちに行ったよ!!」


山男達は爽やかな笑顔で、ガラガラが逃げた方の道を指差した。


シンジ「そんな奴らは信用ならん。二手に別れるぞ」


シンジは山男が指した方とは、別の道を進む。
 ▼ 412 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:02:25 ID:hm1HFzfE [20/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ「なんなんだ…」


カキは山男に呆れながら道を進むと、先程のガラガラに遭遇する。


ガラガラ「ガラ?」

カキ「大人しく冠を返せ!!」

ガラガラ「ガラガァラ」

カキ「俺とバトルするつもりか? いいだろう。勝って取り返してやる」


カキはバクガメスを選出する。ガラガラは武器の骨で自分の頭を軽く叩き、炎を灯して剣道のような構えをとる。


カキ「“かえんほうしゃ”」

ガラガラ「ガラァ!!」


ガラガラは素早い動きで、バクガメスの攻撃を避ける。


カキ「“ドラゴンテール”だ」

ガラガラ「ガッラァ!!」

バクガメス「ガメェ!!」


ガラガラは“ドラゴンテール”を避け、隙を突いて“シャドーボーン”を喰らわせる。
 ▼ 413 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:06:20 ID:hm1HFzfE [21/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ「くっ、一気にカタをつけてやる!! いくぞ!!」


カキはZリングを構える。


カキ「“ダイナミックフルフレイム”」


バクガメスは渾身のZワザを放つが、ガラガラに簡単に避けられ“アイアンヘッド”を受け倒れる。


カキ「大丈夫か!? バクガメス!!」

シンジ「チッ、彼奴らの言葉は本当だったか…」


別の道に進んだシンジが、カキの道を辿ってやってくる。


ガラガラ「ガァラガァラ」


ガラガラは冠を被ったまま逃げ去った。


カキ「バクガメス!!」

シンジ「遅かったか…」
 ▼ 414 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:17:30 ID:hm1HFzfE [22/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「まさかカキとバクガメスが負けるなんて…」


クラスメイト達が心配するなか、カキはバクガメスと共に外に出る。


カキ「…」

シンジ「治ったみたいだな」

カキ「シンジ…」


階段に座り込むカキの横に、シンジが座る。


カキ「すまないバクガメス」

バクガメス「ガメッ!?」

カキ「冠を取り返そうと焦って、相手をちゃんと見ていなかったんだ。Zワザさえ出せば勝てると思ってしまった。バトルとは相手をよく見て理解する事だって、爺ちゃんに言われてたのにな…」

カキ「いつか爺ちゃんみたいな、ポケモンと心を通わせ皆を守れるような、本当に強いトレーナーになりたいと思ってきた。バクガメスがパートナーになってヴェラの冠を被せてもらい、強くなった気がしていた」

カキ「だけどまだまだだった。冠を被れてもらっても、それだけで満足してちゃダメなんだ。あのヴェラ火山のように、常に熱く強くなろうって燃え続けていかないと」

シンジ「ヴェラ火山みたいに…か」

カキ「なれるかどうかもわからない目標だ」

シンジ「いいんじゃないか? 俺が昔戦ったヤツは、ポケモンマスターなんて何かもわからないものになろうとしてたからな」
 ▼ 415 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:24:12 ID:hm1HFzfE [23/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ「ポケモンマスター? なんだそれ?」

シンジ「さぁな。だがここで立ち止まるのは、お前らしくないだろ」

カキ「そうだな。負けたままってのは悔しいからな。あのガラガラに勝って、冠を取り返してやる!!」

シンジ「なら始めるか」

ニャビー「ニャアウ」


シンジはニャビーを出してバトルフィールドに立つ。


シンジ「ニャビー“かえんほうしゃ”」

カキ「こっちも“かえんほうしゃ”だ」


2匹の“かえんほうしゃ”がぶつかり合う。


シンジ「走れ。“シャドークロー”」

カキ「バクガメス“ドラゴンテール”」


バクガメスは“ドラゴンテール”で迎え撃つが、ニャビーに避けられ“シャドークロー”を喰らう。


カキ「くっ、これじゃガラガラの時と一緒だ…」
 ▼ 416 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:29:53 ID:hm1HFzfE [24/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ「スピードでは絶対勝てない。どうすれば…」

シンジ「“かえんほうしゃ”」

バクガメス「ガメェ!!」


ニャビーの“かえんほうしゃ”を受け、バクガメスは後ろに倒れる。


カキ「バクガメス!!」

バクガメス「ガメッ…」

カキ「!!!」


カキはバクガメスの目が燃え盛るのを感じた。


カキ「バクガメス、見せてくれ!! お前の中のヴェラ火山を!!」

バクガメス「ガァムェ!!」

シンジ「これは…」


バクガメスの体が白い光を放つ。
 ▼ 417 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:38:33 ID:hm1HFzfE [25/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
そして朝。課外授業5日目。


山男「ぬおおぉぉぉぉぉぉ!!! ジョーイさん、ブーバーを助けてくれぇ!!」


ガラガラにやられた山男のブーバーが、ポケモンセンターに搬送される。


マオ「あのガラガラ、どうして冠持ってっちゃったのかな?」

ライチ「ヴェラの冠は、このアーカラ島にとって大事な宝だからね。このままにしておくわけにもいかない」

ククイ「ライチさんがガラガラを!?」

ライチ「島クイーンとして責任があるからね。行ってくる」

カキ「待って下さいライチさん!!」


ロビーの向こうからカキが現れ、ライチを止める。


カキ「お願いがあります。ガラガラからヴェラの冠を取り返すのは、俺にやらせて下さい」

ライチ「出来る?」

カキ「出来ます」

スイレン「え、いいの?」

マオ「なんだかカキ、昨日と感じが違うね」
 ▼ 418 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:51:46 ID:hm1HFzfE [26/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガラガラ「ガラッ」


ガラガラはヴェラの冠を通して、太陽を見つめていた。


カキ「ガラガラ、もう一度勝負だ」

ガラガラ「ガラァ」


カキ達の存在に気付いたガラガラは、骨を構えて臨戦態勢に入る。


ガラガラ「ガッラァ!!」

カキ「“ドラゴンテール”」

ガラガラ「ガラッ!!」


走ってきたガラガラはバクガメスの“ドラゴンテール”を躱し、“アイアンヘッド”を叩き込む。


ガラガラ「ガンルァ!!」

カキ「“かえんほうしゃ”」


バクガメスは“かえんほうしゃ”で“ホネブーメラン”を相殺。フィールド中に爆風が吹き荒れる。
 ▼ 419 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 16:59:51 ID:hm1HFzfE [27/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マーマネ「これは文字通り熱い戦いだ」

カキ「バクガメス後ろだ!!」

マーマネ「上手い!! “トラップシェル”で吹き飛ばす気だ!!」

ガラガラ「ガルァ!!」


ガラガラは骨をトゲの無い場所に突き立て、もう一度ジャンプする。


マオ「避けた!!」

カキ「まだいける!!」


バクガメスは再び後ろを向き、ガラガラに“トラップシェル”の爆発を浴びせる。


カキ「今だバクガメス!! “からをやぶる”」

バクガメス「ガァメェ!!」


バクガメスは昨晩の修業で習得した“からをやぶる”で、防御力を犠牲にスピードを上げる。
 ▼ 420 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 17:07:44 ID:hm1HFzfE [28/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
バクガメス「ガメス」

ガラガラ「ガラァ!?」

カキ「“ドラゴンテール”」


バクガメスはガラガラすら驚く程のスピードで接近、すかさず“ドラゴンテール”を喰らわせる。


カキ「俺の全身、全霊、全力!! 全てのZよ!! アーカラの山の如く赤き炎となって燃えよ!! “ダイナミックフルフレイム”」


ガラガラはバクガメスのZワザを避ける事が出来ず、爆炎をその身に受けて倒れた。


ガラガラ「ガァラ」


ガラガラは潔く負けを認め、カキにヴェラの冠を差し出す。


カキ「お前この冠を被ってもっと強くなりたかったんだろ?」

マオ「そうなの?」

カキ「バトルしてわかった。俺達と同じ熱い心を持ってるヤツだってな」

スイレン「心がピーン」

リーリエ「わかりあえたからこそ、ガラガラも素直に返してくれたのですね」
 ▼ 421 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/19 17:11:35 ID:hm1HFzfE [29/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガラガラ「ガルァ」

カキ「お前もしかして俺と…。よーし!!」


カキはモンスターボールを投げ、ガラガラをゲットする。


カキ「出てこいガラガラ」

ガラガラ「ガンラ」

カキ「これからよろしくな」

バクガメス「ガメス」

ガラガラ「ガァ!!」


ガラガラは突然キレて、バクガメスに攻撃してくる。


マオ「次は勝つって言ってるのかな?」

シンジ「だろうな」

ガラガラ「ガッ!? ガラガラァ!!」


ガラガラはバクガメスの腹部の穴にハマり、出られなくなってしまう。


カキ「何やってんだか…。気を付けろよ」
 ▼ 422 日はここまで◆kDdT4vyqmg 17/08/19 17:19:01 ID:hm1HFzfE [30/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「ヴェラの冠が無事に帰ってきた!! 祭りのやり直しよ!!」


ライチはヴェラの冠を掲げ、祭りの参加者達に再開を宣言する。


ライチ「はい」

ニャビー「ニャウ」

ヤトウモリ「ヤトゥ」


ニャビーとヤトウモリはヴェラの冠を被せてもらう。が、大き過ぎて首に掛ける状態になる。


ライチ「さぁ、次は貴方の番よ」


ライチはカキのガラガラに、ヴェラの冠を被せる。


ライチ「貴方にもヴェラ火山の御加護がありますように」

ガラガラ「ガッラガラガラ!! ガッラガラガラ!!」


ガラガラは嬉しさのあまり踊り出す。


カキ「これからはガラガラと共に強くなろうぜ。バクガメス」

ロトム図鑑「折角だから、記念撮影をするロト。はいチーズ」


その後撮った写真を確認したところ、全てに山男達が写っていたという。
 ▼ 423 ージュラ@こぶしのプレート 17/08/19 18:30:17 ID:oF5E.yl6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 424 コリザル@すごいつりざお 17/08/19 19:36:56 ID:Cp/bAMcE NGネーム登録 NGID登録 報告
すげえな
ポケベースの回は特に改善してると言えるんじゃないか
Z技の登場までの流れが凄い自然だし
 ▼ 425 ビビール@GBプレイヤー 17/08/19 20:03:58 ID:LJxq.mqs NGネーム登録 NGID登録 m 報告
シンジがサトシの話を出したの凄く好き(小並感)
支援
 ▼ 426 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 12:57:46 ID:foIrjnbE [1/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
アーカラ島課外授業6日目。


シンジ(この授業が終われば、大試練に挑める…)

ガラガラ「ガルァ!!」

バクガメス「バクァ!!」


バクガメスとガラガラは、目から火花を散らし睨み合っている。


ガラガラ「ガラァ!!」

バクガメス「ガメェ!!」

ガラガラ「ガッ!? ガラガラァ!?」

カキ「こらこら、喧嘩はよせ」


バクガメスの腹の穴に嵌るガラガラに呆れたカキは、2匹をモンスターボールに戻した。そこにククイとライチが現れる。


ククイ「アローラ」

ライチ「課外授業の内容を発表するよ。さぁ、こっちよ…うはぁ!!」


部屋から出ようとするライチだったが、スイングドアに弾き返されてしまう。
 ▼ 427 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:04:37 ID:foIrjnbE [2/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「今日の課外授業は、アーカラ島の伝統料理・アーカラカレーを作る事よ」

マーマネ「料理かぁ…。僕苦手なんだよねぇ」

リーリエ「私も分量を間違えないようにしないと…」

カキ「なんだお前ら情けないなぁ」

シンジ「お前は作った事あるのか?」

カキ「ない。俺が作るのは家庭料理だからな」

シンジ「カレーも家庭料理だろ…」

マオ「たしか伝統料理アーカラカレーには、滅多に手に入らない食材が必要だったような…」

ライチ「その通りよ」

ククイ「今日の授業は、料理を作る事だけじゃない。食材探しも課題の一つだ」

ライチ「まずは3つのチームに分かれて、食材探しをしてもらうよ」

ククイ「じゃあ、チームと食材の発表だ」
 ▼ 428 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:13:22 ID:foIrjnbE [3/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「カキ・リーリエチームはこれ。マーマネ・スイレンチームはこれ。シンジ・マオチームはこれよ」


ライチは予め決めていた3つのチームに、それぞれ3枚ずつ食材の描かれたカードを配る。


シンジ「今回はアタリを引いたな」

マーマネ「何そのハズレが居るみたいな言い方!?」

リーリエ「聞き捨てなりません!!」

シンジ「誰もお前らの話はしてないだろ。で、採ってくる食材はマゴの実、復活草、キセキの種…か」

マオ「最後のキセキの種ってのが、滅多に手に入らないと言われているの」

ライチ「簡単な地図も渡すね。1つでも足りないと、アーカラカレーは出来ないからね。それじゃあ、レッツゴー!!」


シンジ達はライチから地図を渡され、アーカラカレーの食材探しに臨む。
 ▼ 429 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:21:49 ID:foIrjnbE [4/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「一番近いのはマゴの実か」

マオ「あの丘の上にあるみたいだね」

シンジ「ん? こいつは…」


シンジとマオが丘まで行くと、沢山の野菜が生えていた。


ロトム図鑑「それはポケモンロト。カリキリ、かまくさポケモン。昼間は眠りながら、葉を四方に広げ光合成をしている」


ロトム図鑑の説明通り、カリキリ達はぐっすりと眠っている。


マオ「起こしちゃ可哀想だよ」

シンジ「そんな事は知らん。さっさと行くぞ」


シンジがカリキリ達を気にせずマゴの実のある木に向かうと、落ちている枯れ木を踏んでカリキリを起こしてしまう。


カリキリ「キィ!!」

シンジ「くっ…」


怒ったカリキリは“このは”で攻撃。シンジは間一髪のところで避ける。
 ▼ 430 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:28:51 ID:foIrjnbE [5/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「ニャビー“かえんほうしゃ”」

ニャビー「ニャアビァ!!」


ニャビーの“かえんほうしゃ”で、カリキリ達を焼き払う。


マオ「ちょ、何してんの!?」

シンジ「襲ってきたのはこいつらだ。今のうちにマゴの実を摂るぞ」


シンジは木に生るマゴの実をもぎ採り、1つ目よ食材をクリアした。


シンジ「次は復活草か」


シンジ達は復活草を探して、とある洞窟にやってくる。


シンジ「どこにも無いな」

マオ「岩と岩の隙間とかに生えてるのかも」

シンジ「なら、こいつに任せるか」


シンジはイワンコを狭い洞窟内に入れ、草の匂いを辿らせる。


イワンコ「ャン!! ャン!!」


少しして、イワンコは復活草を発見。口に咥えて、シンジ達のもとに持っていった。
 ▼ 431 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:38:26 ID:foIrjnbE [6/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「最後はキセキの種だな。…これ食材なのか?」

マオ「立派な食材だよ。この洞窟を抜けたところにあるみたいだし行こ」


シンジとマオは、さっきとは違う洞窟の中に入る。


マオ「どっちに行けばいいんだろう…」


入ってすぐの道が2つにわかれていた。


ロトム図鑑「こっちが正解の確率50%。あっちが正解の確率50%ロト」

シンジ「二手にわかれるぞ」

マオ「いや、私戦えないし…」

シンジ「はぁ…。仕方ない。適当に進むか」


シンジは左を選択し、マオと共に進む。しかし進んだ先でも、道は2つにわかれていた。


シンジ「チッ。右だ」


今度は右に進む。
 ▼ 432 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:44:09 ID:foIrjnbE [7/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「ちょっと待って!!」

シンジ「なんだ?」


シンジがマオの制止で立ち止まると、足元に1匹のディグダが居た。


ロトム図鑑「この洞窟はディグダの巣窟ロト。推定100匹は居るロト」

シンジ「なるほどな。だったら話が早い」

マオ「まさか、ゲットして案内させようってんじゃ…」

シンジ「そのまさかだ。ニャビー“ほのおのキバ”」

ニャビー「ニャビッ!!」


ニャビーは自慢の“ほのおのキバ”で、ディグダをKOする。


シンジ「モンスターボールアタ…」

ディグダ「ディグゥ!!」


シンジ達を恐れたディグダは、一目散に走り去る。


シンジ「待て!!」

マオ「そっちが待ってよ!!」


シンジはディグダを、マオはシンジを追って洞窟内を駆けずり回る。
 ▼ 433 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 13:54:09 ID:foIrjnbE [8/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「っ…。どこ行った!?」

マオ「ここって…」


ディグダを追うシンジ達は、気付けば洞窟を抜け森に出ていた。


マオ「もしかして、ここにキセキの種があるのかも…」

シンジ「これか」


シンジは大量の木の実が入った樹洞の中から、キセキの種を見つけ出す。


マオ「やった!! これで3つ全てクリアだよ!!」

???「ラルァン」

シンジ・マオ「!?」


ポケモンの鳴き声が聞こえ後ろを振り向くと、通常の倍の大きさのラランテスを発見する。


ロトム図鑑「ラランテス、はなかまポケモン。草タイプ。カリキリの進化系。まるで花のような姿と香りで、敵を誘き寄せて仕留める。でもこのラランテスは、通常より倍以上大きいロト!!」

マオ「ホントだ!! 大きい!! って事は主ポケモン!?」

シンジ「ほう」
 ▼ 434 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:03:46 ID:foIrjnbE [9/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「フクスロー、バトルスタンバイ」

フクスロー「スロォ」

マオ「まさか戦う気!? そんな事せずに逃げようよ!!」

シンジ「“はがねのつばさ”」


フクスローは驚異的なスピードで、ラランテスに“はがねのつばさ”を打ち込む。するとラランテスは、両手に光を吸収し始める。


ラランテス「ラァラァ…」

シンジ「“ソーラービーム”か」

ロトム図鑑「いや、あれは“ソーラーブレード”を出すための予備動作ロト」

シンジ「“ソーラーブレード”?」

ロトム図鑑「言ってみれば、“ソーラービーム”の物理バージョンロト」

シンジ「なるほど。“ブレイブバード”」

フクスロー「ッスロォ!!」


今度は“ブレイブバード”を叩き込んだ。
 ▼ 435 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:08:50 ID:foIrjnbE [10/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ラランテス「ラッラァ!!」

シンジ「動くな」

マオ「えっ!?」


シンジの指示通りフクスローは動かず、“ソーラーブレード”をモロに喰らう。


マオ「何やってんの!? 攻撃喰らっちゃったじゃん!!」

シンジ「“ソーラービーム”の物理版なら、フクスローには大したダメージにはならない。それに“ブレイブバード”の反動ダメージで避けられず、フクスローが焦って勝機を見失う可能性もあった」

マオ「で、でも…」

ラランテス「ララァン!!」

ポワルン「ポワン」


ラランテスが叫ぶと、森の中から1匹のポワルンが出てくる。


ロトム図鑑「なんと、仲間を呼んだロト!!」

シンジ「ヨワシの時のママンボウみたいなモンか」
 ▼ 436 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:17:34 ID:foIrjnbE [11/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ポワルン「プォワァ!!」

シンジ「チッ」


ポワルンは“にほんばれ”で、天気を快晴にする。そしてポワルンは、顔を太陽のような形に変えた。


ロトム図鑑「太陽の姿ロト!! ポワルンは天気によって、姿やタイプが変わるロト!!」

シンジ「一気にカタをつけるぞ。フクスロー“ブレイブバード”」

ポワルン「ポワワワァン!!」


“ブレイブバード”で勢い良く突っ込んでいくフクスローだったが、ポワルンの“ウェザーボール”を喰らい池に落ちる。


マオ「何あれ!?」

ロトム図鑑「“ウェザーボール”。天気によってタイプが変わる技ロト。快晴の時は炎タイプ。フクスローには効果抜群ロト」

ラランテス「ラッルァ!!」

フクスロー「スロォ!!」


起き上がろうとするフクスローに、ラランテスは溜め無しの“ソーラーブレード”で攻撃する。


ロトム図鑑「絶体絶命ロト!!」
 ▼ 437 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:23:53 ID:foIrjnbE [12/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「アマカジ“あまいかおり”」

アマカジ「カァジィ!!」

ラランテス「ララァン?」

ポワルン「ポワァン?」


ラランテスとポワルンは、“あまいかおり”で気分を落ち着かせる。


マオ「よし。今のうちに逃げ…」

シンジ「まずはポワルンだ。“みだれづき”」


シンジはマオの言葉など聞かずバトルを続行。フクスローの“みだれづき”により、ポワルンを撃破する。


シンジ「“はがねのつばさ”」

フクスロー「ッロォ!!」


すかさずラランテスに攻撃。ラランテスはダメージが溜まり、地面に膝をついた。


ロトム図鑑「やったロト!! もう一押しロト!!」

ラランテス「ラッララァン!!」


ラランテスは“こうごうせい”で体力を回復。快晴のため、通常よりも多く体力を回復する。
 ▼ 438 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:31:01 ID:foIrjnbE [13/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「ダメージが無かった事になったわけじゃない!! フクスロー“ブレイブバード”」

フクスロー「スゥロォ!!」

ラランテス「ラッテェ!!」


フクスローが攻撃するのを待っていたかのように、ラランテスはフクスローが来たタイミングで“ソーラーブレード”を振りかざした。


シンジ「フクスロー、曲が…」

マオ「アマカジ、フクスローを助けて!!」

アマカジ「カジィ!!」


アマカジはフクスローとラランテスの間に入り、“ソーラーブレード”を受ける。


シンジ「何をやっている!?」

マオ「草タイプのアマカジなら、“ソーラーブレード”を受け切れるよ」

アマカジ「ッジィ…」


しかしマオの期待も虚しく、アマカジはかなりのダメージを負っていた。


マオ「アマカジ!!」

ロトム図鑑「バトル慣れしてないのに、無茶するからロト」
 ▼ 439 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:38:13 ID:foIrjnbE [14/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ラランテス「ラァルァ!!」


ラランテスは瀕死寸前のアマカジに、“ソーラーブレード”を振り下ろす。するとその時…。


アマカジ「カッジュウィ!!」

ラランテス「ラァ…」

マオ「アマカジ!?」

シンジ「まさか…」


アマカジの体が青白く輝き、人型のようなポケモンに姿を変える。


アママイコ「アマァイ」

マオ「進化した…」

ロトム図鑑「アママイコ、フルーツポケモン。草タイプ。身を守るため、ヘタが発達。硬いヘタから繰り出される“おうふくビンタ”はかなり強力」

アママイコ「アンマァイ!!」


アママイコは進化の光に怯んだラランテスに、新しく覚えた“おうふくビンタ”をお見舞いする。


マオ「凄い!! “おうふくビンタ”を覚えたのね!!」
 ▼ 440 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:44:22 ID:foIrjnbE [15/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ラランテス「ラッラァ!!」


キレたラランテスは、再びアママイコに“ソーラーブレード”を振り下ろすが…。


マオ「“おうふくビンタ”で弾いて」

アママイコ「アマァイ!!」

シンジ「“はがねのつばさ”」


アママイコが“ソーラーブレード”を弾き、フクスローが“はがねのつばさ”で攻撃。それでもラランテスは倒れなかった。


ラランテス「ラァ…」


ラランテスは最後の力を振り絞って“ソーラーブレード”を撃とうとするが、“にほんばれ”の効果が切れエネルギー吸収が必要になってしまう。


マオ「よぅし、トドメいくよ!!」

シンジ・マオ「“はっぱカッター”」

ラランテス「ラァン…」


フクスローとアママイコの“はっぱカッター”で、遂に主ポケモンラランテスを倒す事に成功する。
 ▼ 441 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:49:34 ID:foIrjnbE [16/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「ったぁ!!」

シンジ「モンスターボールア…」

マオ「待った待った!! その前に…」


マオはシンジを止め、バッグから復活草を取り出す。


マオ「多めに持ってきておいて良かった。はい」

アママイコ「アマイ」


マオとアママイコは、ラランテスとポワルンに復活草を食べさせる。


ラランテス「♪〜」

マオ「さぁ、次はフクスローに…」

シンジ「必要無い。ポケモンセンターで診てもらう。それより、まずはそいつを…」

ライチ「おめでとう!! シンジ、マオ!!」

シンジ「うぉ!!」

マオ「ライチさん!?」


シンジがラランテスをゲットしようとすると、岩陰からライチが出現する。
 ▼ 442 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 14:57:44 ID:foIrjnbE [17/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「ラランテス達も、よく頑張ってくれたね」

シンジ「頑張った?」

マオ「って事は…」

ライチ「そう。この課題はシンジに出した試練なのよ。3つの食材を探し、主ポケモンのラランテスを倒す事がね」

マオ「えぇ!? なんで言ってくれないんですか!? シンジはまだしも、私にくらい話してくれても…」

ライチ「マオって面倒見いい分、肝心なところで甘やかすトコあるでしょ?」

マオ「うっ…」

ライチ「それなら、いっそマオも試練に巻き込んじゃおうって」

マオ「そんなぁ…」

シンジ「でも良かったじゃないか。欲しかったんだろ? Zクリスタル」

マオ「へ?」

ライチ「試練を突破したのは、シンジだけじゃないわ。貴女もよマオ」

マオ「えっ、じゃあ私…」

ライチ「貴方達2人の試練突破を、島クイーンとして承認します!!」

マオ「えぇ!?」
 ▼ 443 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:05:55 ID:foIrjnbE [18/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ラランテス「ララァン」

マオ「えっ、何!? 何!?」

ライチ「ラランテスは、シンジよりマオにゲットしてほしいみたいね。そのZクリスタルと一緒に」


ラランテスの右手には、クサZが握られていた。


マオ「でもこれ…」

シンジ「お前も試練を突破したうちの1人だ。俺は別ルートで手に入れる」

ライチ「だそうよ」

マオ「じゃあ、お言葉に甘えて…」


マオは軽くモンスターボールを投げ、ラランテスをゲットする。


マオ「超希少食材、ラランテス&クサZゲットだよ!!」

アママイコ「アンマァイ」

ロトム図鑑「ではでは、試練突破を祝して写真を撮るロト!! はいチーズ!!」
 ▼ 444 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:12:52 ID:foIrjnbE [19/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
その夜、生徒達が集めた食材を使い、伝統料理・アーカラカレーが振る舞われた。


全員「いただきます!!」

マーマネ「あ〜辛っ」

アママイコ「アマァイ」

マオ「うわぁ…」

ライチ「あはははは!! マーマネもアママイコも何言ってんのよ!!」

カキ「シンジだけでなく、マオまで大試練に挑むとはな」

スイレン「それにZクリスタルもゲットしてる」

リーリエ「私だけ1つも持ってません…」

マオ「大丈夫。今のリーリエなら、すぐ手に入るって」

リーリエ「本当ですか!?」

スイレン「嘘です♪」

マオ「やめなさい」

カキ「それで大試練はどっちが先に受けるんだ?」

ライチ「あぁ、大丈夫大丈夫。そこんトコは、ちゃんと考えてあるから」

シンジ・マオ「?」
 ▼ 445 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:24:40 ID:foIrjnbE [20/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
アーカラ島の課外授業も今日で1週間。ポケモンスクールのメンバーは、ポケモンセンター裏のバトルフィールドに集まっていた。


マオ「“ブルームシャインエクストラ”」

シンジ「Zリング無しで何やってるんだ?」

マオ「いいじゃない。気分くらい味わわせてよ」

カキ「2人同時って事は、ダブルバトルか。俺の時は1vs1だったが…」

シンジ「お前はバクガメスで勝ったのか?」

カキ「あぁ。相手が岩タイプはうえに、ライチだったからかなり苦戦したぜ」

マオ「やっぱライチさん凄いねぇ」

マーマネ「で、そのライチはどこに?」

シンジ「遺跡だろう。ハラさんも大試練の時は、遺跡で祈りを捧げていた」


シンジの予想通り、ライチは命の遺跡でカプ・テテフに祈りを捧げていた。


ライチ「アーカラを守りし命の神よ。カプ・テテフよ。我、島クイーン・ライチ。ここに島巡りに挑みし者を迎えん」
 ▼ 446 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:32:38 ID:foIrjnbE [21/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ククイ「ここが今回の大試練の舞台となる命の遺跡だ」


ポケモンスクールの面々は、大試練を行う命の遺跡にやってくる。


シンジ「命の遺跡…」

カキ「アーカラ島の守り神、カプ・テテフが祀ってある遺跡さ」

ククイ「今日は皆で、シンジとマオの大試練を見学。そして応援もよろしくな」

全員「はい!!」


バトルフィールドに到着し、シンジとマオ以外の生徒は階段に腰を下ろす。


ロトム図鑑「記録は僕に任せてほしいロト」


ロトム図鑑は記録係。ククイは審判。そしてライチと向かい合うように、シンジとマオがフィールドに立つ。


ライチ「これより島巡りの儀式、大試練を行う。アーカラを育みしヴェラ火山、命の神カプ・テテフ。我と島巡りの若者を見守り力を与えたまえ」

マオ「ライチさんカッコいい!!」

シンジ「対戦相手だぞ」
 ▼ 447 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:38:04 ID:foIrjnbE [22/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「で、準備はいい?」

スイレン「あっ、いつものライチさん」

ククイ「それではこれより、シンジとマオvs島クイーン・ライチの…」

スイレン「ちょっと待った!!」


大試練のスタートに、スイレンが待ったをかける。


マオ「どうしたのスイレン?」

スイレン「マオちゃん、これ…」


スイレンはマオにZリングを差し出す。


マオ「これって…」

スイレン「使って。これでZワザ撃てる」

マオ「ダメだよ!! これはスイレンがゲットしたやつで…」

スイレン「マオちゃん、宝探しの罰ゲーム覚えてる?」

マオ「え?」

スイレン「最下位は1位の言う事を聞く。つまりマオちゃんは私の言う事を聞く。これマオが言ったから取り消せない。だから使って。これが私からの命令」

マオ「スイレン…」
 ▼ 448 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:44:33 ID:foIrjnbE [23/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「ありがとう。絶対勝つよ」

スイレン「うん!!」


マオはスイレンのZリングを受け取った。


マーマネ「いいの?」

カキ「本来なら注意するところだが、理由が理由だからな。一時的に貸すくらいなら問題無いだろ」

ククイ「では改めて、シンジとマオvs島クイーン・ライチの大試練バトルを開始する!!」

ライチ「アーカラで一番ハードなポケモン勝負。ガツンといくよ」

マオ「はい!!」

ライチ「私の相棒は、ゴツくて可愛い岩タイプのポケモンばかりさ。いけダイノーズ、ルガルガン」

ルガルガン「ルガァウ!!」

ダイノーズ「ドァイ!!」

ロトム図鑑「ダイノーズ、コンパスポケモン。岩・鋼タイプ。チビノーズと言われる3つのユニットを、磁力で自由自在に操る」

シンジ「やはりルガルガンか」
 ▼ 449 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 15:54:30 ID:foIrjnbE [24/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「私達も。いくよアママイコ」

アママイコ「アマァイ」

カキ「やはりマオはアママイコか。問題はシンジだが…」

マーマネ「有利なのは、フクスロー、シロデスナ、キングドラとか?」

リーリエ「相手が岩タイプである以上、飛行タイプを持つフクスローが有利とは言えません」

スイレン「だったらナッシー?」

シンジ「ニャビー、バトルスタンバイ」

ニャビー「ニャウ!!」

マオ「えっ!?」

カキ「はぁ!?」


クラスメイトの予想を大きく裏切り、シンジは不利なニャビーで大試練に挑む。


ライチ「度胸あるね。嫌いじゃないよ」

マオ「まさかシンジ…」

シンジ『お前はバクガメスで勝ったのか?』

カキ『あぁ。相手が岩タイプはうえに、ライチだったからかなり苦戦したぜ』

マオ(カキに対抗しようとしてる!?)
 ▼ 450 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 16:00:45 ID:foIrjnbE [25/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「ニャビー“かえんほうしゃ”」

ライチ「フォーメーション」


ライチが指を鳴らすと、ルガルガンとダイノーズは同じ位置に集まる。


ライチ「“いわなだれ”で防御」


ニャビーが放った“かえんほうしゃ”を、“いわなだれ”で防ぐ。


ライチ「“すなあらし”」

ルガルガン「ルッガァ!!」


フィールドの中心を目に、砂嵐が吹き荒れる。


マオ「私達も戦わないと。アママイコ“はっぱカッター”」

ライチ「“ステルスロック”」


アママイコは岩タイプに有利な“はっぱカッター”で攻撃するが、ニャビーとアママイコを囲う石柱により防がれてしまう。


シンジ(こんな技だったか?)
 ▼ 451 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 16:07:23 ID:foIrjnbE [26/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
マオ「囲まれちゃった!!」

ライチ「ルガルガン“いわなだれ”」


石柱で逃げ場を失ったニャビーとアママイコは、共に“いわなだれ”の餌食となる。


カキ「ニャビーには効果抜群だぞ!!」

ライチ「“マグネットボム”」


ダイノーズは3つのチビノーズを自在に動かしていく。


マオ「ここは任せて。アママイコ“おうふくビンタ”でチビノーズを弾き返しちゃって!!」

シンジ「待て!!」


アママイコはチビノーズの弾き返そうとするが、触れた瞬間にチビノーズが爆発する。


マオ「アママイコ!!」

マーマネ「触るだけでもアウトなの!?」

リーリエ「それにこの威力。まさかあのダイノーズの特性は“すなのちから”!?」
 ▼ 452 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 16:12:50 ID:foIrjnbE [27/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
シンジ「ニャビー、ルガルガンに“シャドークロー”」

ライチ「砂の中で強いのは、ダイノーズだけじゃないのよ。ルガルガン躱して」

ルガルガン「ルァウ!!」


ルガルガンは瞬間移動のような速さで、ニャビーの攻撃を躱す。


ライチ「貴方はアローラに来てそう長くないそうね。ルガルガンの特性は“すなかき”。砂嵐の中では、スピードが倍増するのよ」

シンジ「“かえんほうしゃ”」

ライチ「“いわなだれ”」


ルガルガンはニャビーが攻撃する前に、“いわなだれ”を叩き込む。


ライチ「少し大人しくしてもらうわよ。ダイノーズ“でんじほう”」

ダイノーズ「ダダダドゥ!!」


ダイノーズはニャビーに向かって、電気の塊を飛ばす。
 ▼ 453 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 16:22:26 ID:foIrjnbE [28/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
アママイコ「アムァイ!!」


アママイコがニャビーの前に出て、“でんじほう”から庇おうとする。


シンジ「ニャビー“にほんばれ”」


アママイコが“でんじほう”を喰らうと同時に、砂嵐が消え去り天気が快晴になる。


アママイコ「アマァ…」

マーマネ「砂嵐を消した!!」

カキ「これだけじゃない。アママイコが麻痺効果を持つ“でんじほう”を受ける際に、快晴にする事で“リーフガード”の特性を発動させたんだ」

スイレン「“リーフガード”?」

リーリエ「快晴の時に限り、状態異常にならない特性です。これでもう“でんじほう”は怖くありません」

ライチ「ルガルガンからスピード、ダイノーズから力を奪い、かつアママイコを麻痺から救うとはね。でもルガルガンのスピードは“すなかき”だけじゃない。“アクセルロック”」


ルガルガンは砂嵐でもないのに、素早い動きでニャビーに接近し攻撃する。


ロトム図鑑「“アクセルロック”は、絶対先に攻撃出来る技ロト!!」

シンジ「っ…」
 ▼ 454 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 16:30:11 ID:foIrjnbE [29/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「“マグネットボム”」

ダイノーズ「ダァイィ!!」


ニャビーとアママイコは、チビノーズ達に囲まれる。


シンジ「“かえんほうしゃ”」


ニャビーはチビノーズに“かえんほうしゃ”を撃ち、1つずつ燃やしていく。


マーマネ「そうか!! 快晴だから炎技が強くなってるんだね!!」

シンジ「これならいけるか。“かえんほうしゃ”」

ニャビー「ニュアビィ!!」


ニャビーは威力の上がった“かえんほうしゃ”で、周りを囲む12本の石柱のうち前方の3本を溶かす。


ライチ「それを待ってたわよ。ルガルガン“アクセルロック”」

ニャビー「ニャア!!」

マオ「受け止めてアママイコ」


ニャビーは“アクセルロック”で後ろに吹っ飛ばされるが、それをアママイコが頭のヘタで優しくガードする。
 ▼ 455 彦◆kDdT4vyqmg 17/08/20 16:35:37 ID:foIrjnbE [30/30] NGネーム登録 NGID登録 報告
ライチ「ダイノーズ“ギガインパクト”」

ダイノーズ「ドゥダダドゥイ!!」

マオ「アママイコ、ニャビーを上空に投げて」

アママイコ「アマァイ!!」


ダイノーズは“ギガインパクト”で接近。アママイコはニャビーをヘタに乗せ、石柱よりも上空に放り投げる。


ライチ「ルガルガン、ニャビーは上よ。“アクセルロック”」

ルガルガン「ルァガァ!!」


ニャビーは“アクセルロック”よりも早く動けず、逃げ場の無い上空で攻撃される。


シンジ「“かえんほうしゃ”」

ニャビー「ニャバァ!!」

ルガルガン「ルグァ!!」


ルガルガンは“かえんほうしゃ”を受けて落下。ニャビーは石柱に着地に成功するが、ルガルガンはアママイコの前に落ち、ダイノーズの“ギガインパクト”を受けてしまう。


ライチ「ルガルガン!!」
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