【安価SS】ニューラの「どろぼう」:ポケモンBBS(掲示板) 【安価SS】ニューラの「どろぼう」:ポケモンBBS

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ポケモン

【安価SS】ニューラの「どろぼう」

 ▼ 1 ククラゲ@あかぼんぐり 17/10/10 22:29:59 ID:WuxV70Sg [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ーーーここはアルカポケズーーー
とてつもない大罪を犯したポケモン達が収容される監獄である

このポケモン、ニューラ
元々は大盗賊団のリーダーをつとめていたが、今は檻の中で大人しく過ごすばかり
だがしかし、彼の中に流れる盗賊の血は檻の外のまだ見ぬ財宝へと向けられていた!
渾身の辻斬りで格子を切り裂いたニューラはその素早い身のこなしで一瞬で夜の街へと溶け込むのであった
 ▼ 2 ゲチック@ズリのみ 17/10/10 22:31:19 ID:vCPxF3eA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
安価ならバンギ
 ▼ 3 ライガー@きんのいれば 17/10/10 22:36:19 ID:WuxV70Sg [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>2
バンギありがとうございます!
初SSでこんなに早くレスつけていただけて嬉しい限りですのでバンギは何かしらの形で出させていただきます!

諸注意
・SS初めて しかも日本語下手(頑張らないとは言っていない)
・種族値は考慮しません アギルダーと同速のニューラとかもあるかもです
・盗賊団等で安価するときは状況によりますがなるべく陸上で活動できるやつをお願いします
 ▼ 4 マルルガ@オレンのみ 17/10/10 22:42:11 ID:WuxV70Sg [3/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニューラ「ハァ...ハァ...」
ニューラは肩で息をしながら額の汗を拭った
彼の体は彼のタイプからこおりタイプが消え去ってしまうほどに火照っていた
「脱獄した...抜け出せたんだ...!」
ニューラは高揚感に包まれた、しかしそれと同時に行き詰ってしまったとも思った
「盗賊団時代は仲間がいたから勇気付けられた夜も、一人でいると寂しいもんだな...」
「とりあえず捕まっていない団員を探して他の奴らの情報も聞こう」
ニューラはこの街の地下でバーをやっているという元盗賊団員バンギラスのもとへ今は無い〇〇盗賊団の仲間達の情報を聞くために向かった

〇〇に入る盗賊団の名前
一番かっこいいやつにします
>>6
>>7
>>8
 ▼ 5 インディ@でかいきんのたま 17/10/10 22:42:42 ID:WuxV70Sg [4/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>5>>6>>7にしまそ
 ▼ 6 シギバナ@むげんのふえ 17/10/10 22:43:14 ID:WuxV70Sg [5/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
バカやった>>7>>8>>9
あんま集まらなかったらこっちで決めます
 ▼ 7 ポッコ@オーロラチケット 17/10/10 22:48:10 ID:WuxV70Sg [6/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
なんか自惚れてた恥ずかしいンネ

盗賊団の名前はチームセール・グリフにします
どっちもフランス語で鉤爪って意味らしいです

安価はもっと人集まったらにします
 ▼ 8 ビゴン@きよめのおこう 17/10/10 22:56:11 ID:WuxV70Sg [7/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
つづき

カランコロン...
?「いらっしゃい...って!ニューラちゃんじゃない!」
ニューラ「しーっ!声がでかいよデンリュウちゃん!」
彼女はデンリュウ、セール・グリフの良き理解者でありバンギラスの妻である
デンリュウ「主人なら厨房の奥にいると思うわ」
デンリュウに通された先は砂埃と蜘蛛の巣だらけの今にも壊れそうな煉瓦造りの部屋だった
そこにはこちらに背を向け何か作業をするバンギラス
バンギラス「何しに来た...」
「よう!相変わらずの強面だな!ふっふっふ、なぁに驚くなよ この大盗賊ニューラ様があんなちっぽけな監獄から抜け出せないとでも?」
「何しに来たかも言えないような奴にされちまったか アルカポケズってのぁ恐ろしいとこだな」
「まま待ってくれって!.....今日は、セール・グリフ復活の話をしに来た...!」
「悪いが俺ァパスだ」
「!?」
 ▼ 9 ッタイシ@サファリボール 17/10/10 23:00:55 ID:/93G6Npc NGネーム登録 NGID登録 報告
行間は1行空けた方が見やすいンネ
支援ネ
 ▼ 10 ッカニン@ウォーターメモリ 17/10/10 23:04:27 ID:pRopWtTI NGネーム登録 NGID登録 報告
頼むからSSのタグつけてくれ
 ▼ 11 ャスパー@どくのジュエル 17/10/10 23:06:22 ID:WuxV70Sg [8/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニューラ「どういうことだよ!バンギラス!」
バンギラス「これを見ろ...」
バンギラスは手に持っていた物を見せた
「ものしりメガネ、っつーもんだ 俺は今これを作る工場で働かせてもらってる 今日は休みだが...レンズの試作品を考えて来てくれってことになってたんだよ...」
「バンギラスが?はたらいてりゅ?」
バンギラスは俯き加減で続ける
「確かにあの時の俺は輝いていた... 数々の修羅場をくぐり抜けて、生きてる、ってことを全身で感じてた
ウィンディの野郎のインファイトをきのみを使って返り打ちにしたこともあったなぁ...ヘヘッ... 確かに俺は輝いてた」
「だがな、それじゃダメだったんだよ 俺には嫁がいる 来年には子供も生まれる 今度は俺じゃない、アイツを、デンリュウを輝かせてやる番なんじゃねぇかってな... 夢は失ったわけじゃねぇ、でもそれよりももっと大きなもんを見つけちまったワケよ... 俺は変わっちまった、だが後悔は無い すまんが他を当たってくれ」
ニューラはショックだった 長年の友とのあの時間はもう戻ってこないのだと...
そのせいで話をあまり聞いていなかったがバンギラスは嫁が大好きなんだなぁとニューラは思った
 ▼ 12 ルシェン@たまむしプレート 17/10/10 23:14:36 ID:/bKDCHyE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 13 ククラゲ@こだいのツボ 17/10/10 23:18:43 ID:WuxV70Sg [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>9支援ありがとんね!行間気をつけるぞい!
>>10どうやるンゴ...このにわかに指南のほどをよろしくお願いしますぢゃ

ニューラ「うぐっ... な、なら!他の仲間達はどk

バンギラス「死んだよ」

「へ...?」

「死刑になった 当たり前だよなぁあんなことしまくってたんだから 俺が今生きて入られてること自体奇跡だ」

「じゃあ俺は...」

「ソルジャーズって組織を聞いたことがあるか?」

「あの荒くれ者集団のことか」

「あいつらここ最近で一気に力をつけやがった どうやらアブナイ薬に手を出した上に王室と繋がっているらしい さらに噂では連続放火殺人事件の犯人であるブーバーがソルジャーズと一緒にいるところを見たっつー情報もある」

「アルカポケズにぶち込まれたあいつがか!? でも、どうして...?」

「つまりだ、王室はソルジャーズの人員を薬を使って増員、そいつらが副作用で暴れ出したところを逮捕、検挙率を上げるっつーことをしようとしているワケだ ソルジャーズも名前が知れら上に罪を犯すのは薬でおかしくなったアルカポケズのやつらだしで一石二鳥だしな」

「そ、そんな...」

ニューラは震えた セールグリフ血の掟、人を傷つけないという信念に基づいて盗みを働いていたニューラにとって、ごろつきに成り下がるというのは最大の屈辱であり恐怖だったからである 震えたのはトイレに行きたかったせいもあった ニューラはバンギラス家のトイレを借りた

 ▼ 14 ユルド@ポケモンのふえ 17/10/10 23:28:23 ID:WuxV70Sg [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>12支援サンクスザングース!(ナリヤ感)

ニューラ「ふぅ...」

バンギラス「落ち着いたか...」

用を足したニューラは今までの話が全く信じられなくなってきた 自分はあのごろつき集団に入れられる為だけに生かされ仲間達は殺された...?彼の目からはあまりの動揺に涙さえ流れてこなかった

「ひとつ、提案がある」

バンギラスが口を開いた

「いや、俺は何もしてやれねぇんだが、イキのいいやつが少し先の港の倉庫にいるって話だ そいつらを誘ってみるってのも一つの手なんじゃねぇか?」

「そんな...俺は昔の仲間じゃねぇと...」

「あまったれんじゃねぇよ!」ガタン!

「盗賊団に必要なのはなんだ!状況を把握し分析し、そこから最善の策を導き出すことだろ!?お前が今するべきことはウジウジすることじゃねぇ!新しい仲間と前に進むことだろぉが!」

緊迫した雰囲気 バンギラスの目には彼の弱点であるはずの水が居場所を見つけられないといったようにその場でただただ潤んでいた

「そう...だよな... 目が覚めたぜ... 俺は、世紀の大盗賊、ニューラ様だ...!こんなとこで駄々こねてちゃ始まんねーもんな!」

バンギラスは懐かしさと仲間の成長への侘しさを感じながらニューラに港の倉庫への地図を渡した

 ▼ 15 インディ@ドリのみ 17/10/10 23:36:40 ID:WuxV70Sg [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニューラ「行ってくるよ」

バンギラス「あぁ、またな...」

そう言って古びた部屋を後にするニューラ

デンリュウ「あら、もうお帰り?」

うん、と言いながらお腹を見ると先ほどは急いでいて気づかなかったが昔とは比較にならないほどに膨らんでいた 妊娠しながらも仕事を続けるデンリュウを見て女性とは素晴らしい生き物であるなぁとニューラは感じた

「バンギラスはーーやっぱりいいやつだったよ じゃねデンリュウちゃん!またきぼんぐりパンケーキ食べにくるね!」

ニューラは賑やかな店を後にした

店を出たニューラはふと仲間達がいないという現実を全身で感じた 大声で泣き出しそうだった だがしかし、ニューラは男だった ぐっとこらえこころを押し殺し、それを詰め込んだたった一滴の涙を流した 流れた涙は固まって、海より深い青色をしたしんぴのしずくとなった

ニューラは港の倉庫へと歩いた
 ▼ 16 バット@シルフスコープ 17/10/10 23:38:23 ID:WuxV70Sg [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
小休止やで
次安価いれるから人こーーい!
 ▼ 17 オスバメ@ラグラージナイト 17/10/11 00:00:22 ID:cKK/I/h. [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
なんかちょっとロックかけられとった
○すって使わん用にせんとな

ニューラ「ここか...」

この街は水産業や貿易で割と港は栄えているがここはすでに使われていない倉庫にさのようだ

ニューラ「あ、あそこだけ開いてる」

扉が少しだけ開いている倉庫を見つけたニューラはこっそり近付く

(怖すぎる奴だと一緒にやりづらいんだけどなぁ...)

?「隠れてなくてもいいってwww」

明らかに自分に声をかけられた 驚きのあまりニューラは扉に体を打ち付け音を立ててしまった

>>18「ほら、出てきなよ バンギラスのアニキから話は聞いてるよ」
 ▼ 18 イプ:ヌル@きれいなハネ 17/10/11 00:05:04 ID:cKK/I/h. [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
見てる人...(´;ω;`)
一応安価下
 ▼ 19 カマル@プロテクター 17/10/11 00:07:05 ID:H9s6Kfu2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドリュウズ@黒いメガネ
 ▼ 20 ブリー@アイスメモリ 17/10/11 00:16:30 ID:2PYe3km2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
ウィンディ× ウインディ○
 ▼ 21 ォッコ@ゴツゴツメット 17/10/11 00:18:19 ID:cKK/I/h. [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>19ああありがとうー!

ドリュウズ「さぁ出て来てくださいよ」

黒いメガネをかけたドリュウズがどっしりと構えている

ニューラ「やぁ、こんばんは... はは...えっと今日は」

「盗賊団団のお誘いですよね?イイっすよ あっしはやりますぜ」

「えっ!?」

なぜそのことを知っているのか、そして、なぜこの男はそこまで即答できるのか ニューラはマメパトがタネマシンガンを食らったような顔になった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ドリュウズ「というわけなんすな」

ニューラ「なるほど...」

ドリュウズはあの時バンギラスのバーに新しく、ニューラが店を出た後にバンギラスから話を聞き、急いで穴を掘って帰って来たそうだ

ドリュウズももともと小さな盗賊団の一員だったらしい しかしある時入り込んだところに警察が待ち伏せ 仲間達のおかげでドリュウズは間一髪逃げ切ったが、肝心の仲間達は逮捕、アルカポケズ送りとなり今は意識朦朧とした顔つきでソルジャーズにいるのだという

「ここまで同じ境遇の人に会えるのも何かの縁っす 是非協力させて欲しいっす」

「でも、そんな簡単にいいの...?」

「いや、一つだけ頼みがあるっす」

「盗みに行くものはズバリ『>>21』にさせて欲しいんす!」
 ▼ 22 ーバー@かわらずのいし 17/10/11 00:19:11 ID:cKK/I/h. [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>20ありがとう!そして超恥ずかしい!()
気をつけます

安価下
 ▼ 23 コルピ@よごれたハンカチ 17/10/11 00:22:40 ID:cKK/I/h. [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
うぉーん人いない 実力が足りてませんね... もっとテンポ重視したほうがいいのかな?
安価下
 ▼ 24 イケンキ@ヨロギのみ 17/10/11 00:32:51 ID:H9s6Kfu2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
安価なら道具欄
変なの出たらゴメンね
 ▼ 25 ンカラス@ドラゴンのホネ 17/10/11 00:49:46 ID:cKK/I/h. [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>24きのみおk!そろそろ寝て続きは明日かな

ニューラ「ヨロギのみぃ!? そんなのどこでも買えるんじゃ...」

ドリュウズ「いや、ただのヨロギじゃないんす フルーツパーラーナッシーで最近開発された新種のヨロギで、それを持っていけばこの街の>>27から盗賊団の仲間になり得る人の情報を教えてもらえるかもなんす!」

「それにあそこ売れてる割には警備の薄いところなんす あっし達ならいけるとおもうんすよ!」

「まぁ、いいけど...(確かにヨロギがあれば弱点のタイプを一つ半減できるし、まぁいいか)」

ニューラはなんだかやり甲斐を感じることはできなかったが、新しい仲間との初めてのミッションだということにはワクワクしていた

「それじゃあ早速、フルーツパーラーに向かうっす!準備するものは>>28>>29っすね!」
 ▼ 26 マゲタケ@よごれたハンカチ 17/10/11 00:55:01 ID:cKK/I/h. [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
とりあえず寝ます!

おさらいと設定

ニューラ(25)
16の時に盗賊団を結成 19歳の時に逮捕されアルカポケズ送り 少しだけお馬鹿
暗闇に溶け込み、素早く動く 鍵垢とツメによるこうげきが特技

バンギラス(27)
ニューラの古き良き友であり元盗賊団メンバー 逮捕は免れたが、盗みの稼業からはすっかりと足を洗った
現役時代は追ってくる警察達をストーンエッジで一掃したり、陽動したりする係だった


ドリュウズ(24)
やんす口調なのかどうか悩ましいところのポケモン 黒いメガネをかけていてなかなかに似合っている
穴を掘り、脱出ルートを確保したり、頑強な金庫をドリルによってこじあけたりする
別の盗賊団に入っていた
 ▼ 27 カット◆iOHcoAxbYI 17/10/11 00:59:26 ID:24t7TXC. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 28 ーケン@おいしいみず 17/10/11 01:03:17 ID:/a9qwcPU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
名前欄
 ▼ 29 ウカザル@ローラースケート 17/10/11 01:05:00 ID:lANPAV.Y NGネーム登録 NGID登録 m 報告
道具欄
 ▼ 30 ーケン@いかずちプレート 17/10/11 01:05:45 ID:/a9qwcPU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
道具欄
 ▼ 31 ノムッチ@おとしもの 17/10/11 22:58:12 ID:cKK/I/h. [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
帰宅 風呂入ったら書きますね
 ▼ 32 ダリン@アイスメモリ 17/10/11 23:54:16 ID:cKK/I/h. [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
時代背景が微妙だったので王室→この国の政府に変更です

ニューラ「ここがナッシーフルーツパーラー...」

ガラス張りの大きな建物の中には様々な機器とそれに管理されしっかりと育ったきのみのなった木々が見えた

ドリュウズ「それじゃあ早速侵入していくでやんすよ」

「いや、どうやって!?穴を掘ったら君のことを特定されるのも時間の問題だろうし、持ってきたのもローラースケートといかずちプレートだけだよね!?」

「まぁそう焦んないでほしいっす いかずちプレートはでんきタイプの技の威力を上げるために微弱な電流が流れているんでやんす そしてこの形状、これはもうまさに...」ピピッ

「カードキーの代わりになるとは思いませんか?」

いかずちプレートが全てのカードキーに対応しているかはニューラには分からなかった だがそんなことはこの緊迫した雰囲気名前に打ち消された 辺りに漂うきのみの香りは今か今かと食べられるのを待っているようだった

「一つ注意をしておくでやんす フルーツパーラーの中にはここを管理しているナッシーが警備を兼ねて寝泊まりしてるっす 木と同化して寝ていたりするでやんすから充分注意してくださいでやんすよ」

息を押し殺しニューラ達はパーラーへと足を踏み入れた 土の上を歩く度に地面に染み込んだきのみの匂いが湧き出ているのではないかと思うほどの香りの中を、ニューラはドリュウズに続いて進む

ドリュウズの黒いメガネの下の目は周りを注意深く観察しているようだった

マトマのみがなっている木々を抜けるとそこにはヨロギのみがたくさんなっていた ふと見ると一本だけ室内なのにもかかわらずきのみに袋をかぶせてある木がある

「これが特別なヨロギってやつでやんすね...」

ドリュウズとニューラはいそいそときのみを袋に詰める あたりのきのみも目ぼしいものは袋に詰め込めるだけ詰め込んだ 仕事を終えた二人は脱出の準備へ取り掛かった

「ここでローラースケートを履いてください」ヒソヒソ

不器用そうな手からは想像もつかないほどの素早さでドリュウズは靴紐を結んだ ニューラはローラースケートを履きながらきのみの匂い中に不吉な予感を感じた 二人は出口に向かいローラースケートを滑らせた
 ▼ 33 ベルタル@だいちのプレート 17/10/12 00:06:48 ID:i15ihGxc [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニューラ達は車輪の音に気をつけ、全神経を集中させ出口を目指した ふとパイルのみがなる木の横を通った時、ニューラはこのあたりにナッシーが隠れていそうだなと考えた

それが、いけなかった

横を見ていたニューラはそのまま前方の木に衝突、いやナッシーに衝突した

突然の衝撃に目覚めるナッシー 辺りを見回し呆然と立ち尽くす二匹を見たナッシーは状況をすぐに理解した

ナッシー「侵入者だ!侵入者だッシー!」

ナッシーが足元のスイッチを押すが早いか二人は出口へ駆け出した どこに隠れていたのかナッシーと一緒に数匹のヘルガーやテッカニン達も追いかけてきている

ナッシー「外に出てもムダッシー!僕がボタンを押さない限りは施設内の通路の表面に電流を流してあるッシー!観念するッシー!」と走りながら叫ぶナッシー

ニューラ「おい!そうに言ってるぞ!本当だとしたらどうするんだ!?」

ドリュウズ「そのためのローラースケート!ゴムのタイヤは電気を通さないでやんすからね!」

勢いよく外に飛び出した二匹は颯爽と出口を抜けて行く なおも追いかけてくるテッカニン達を物ともせず、路地裏を駆け抜ける二人を追いかける物はいつしかいなくなった ニューラはとてつもなく時間が早く過ぎたように感じた

「やった...やったぞー!わーっはっはっはーい!」

きらめき輝く特別なヨロギのみを手にし喜ぶ二匹

するとその状況を空から見ている者がいた

アーケン「約束は守られたギャ 汝の願うことなんでも教えてしんぜようギャ」

アーケンは二匹の持つ特別なヨロギのみを確認し、嬉しそうにそう言った
 ▼ 34 クスロー@チーゴのみ 17/10/12 00:24:54 ID:i15ihGxc [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
きのみを食べながら三匹の話は続いた

アーケン「なるほどギャ、汝らは行動を共にしてくれる仲間が欲しいと申すのギャ」

ドリュウズ「そうそう 誰かいい奴、いないでやんすか?」

ニューラ「できれはこの街のかなにいるやつでがいいなぁ」

「我はなんでも知っているギャ 汝らの願いにはこの街に住む>>35>>36がいいと我は思うんギャ」

>>35>>36!? ...って言ったら、俺らと同じ頃に現れた悪名高い盗賊コンビじゃねぇか! これだけの事件を起こしておきながら、一度も警察に尻尾をつかませず、盗みの失敗もしてこなかったっつー... ていうか...あいつらまだ捕まってなかったのか...」

「どうするでやんすか?ニューラのアニキ 別のやつにしときやすか?」

ニューラはバンギラスの言葉を思い出した ここで立ち止まってるわけにはいかない フルーツを齧るニューラの決心は早かった

「いや、会いに行こう 会いに行って、話をするんだ もしかしたら協力してくれるかもしれないし、ちょっと嫌なやつらだが仲間になったら心強いやつらだろうしな」

「話は決まったんギャね 我が空を飛び汝らを導いてしんぜようギャ しっかりついてくるんギャ」

最後のきのみを食べ終わった三匹は、夜の街を>>35>>36に会いに行くため走った アーケンの行き先はドンドンと大通りへと近づいて行く

「ここんギャ」

随分と走った 案内されたのは街はずれの大きなカジノだった 強大なギャングから各地の富裕層までが揃うこの店に、汗ときのみの香りをまとわせた二匹はあまりに不似合いだった

「換金コーナーBで215530と言うんギャ さすればおのずと汝らの求める物は現れるギャ」

そう言い残し、アーケンは夜の闇へと消え去って行った 二人は体を小さくなるべく目立たないようにカジノへと入って行った カジノの騒がしさに隠れ、ひっそりとある換金コーナーBにはおとなしげなコロトックが見飽きた店内をぼーっと見るように佇んでいた
 ▼ 35 ライオン@キーのみ 17/10/12 00:29:51 ID:vVGxAb9U NGネーム登録 NGID登録 報告
サザンドラ
 ▼ 36 ルフォン@ふしぎなアメ 17/10/12 00:31:38 ID:1Zx1ps7I NGネーム登録 NGID登録 報告
アクジキング
 ▼ 37 コロモリ@ハイパーボール 17/10/12 00:48:48 ID:i15ihGxc [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>35>>36 や っ た ぜ


二匹はコロトックに教えられた数字を伝えた

コロトック「マサカマダアノカタガタニゴイライノアルカタガイラッシャルナンテネェ...ホホホ...」

不気味な笑みを浮かべたコロトックはきているカジノの制服から小さなボタンを取り出した

コロトック「私がこれを押しましたら...そこの金庫の中の右側の壁を押して通路を通り抜けて行ってください...時間はあまり長くはとれませんから手早くお願いしますよ...」

そう言うとコロトックはボタンを押した 瞬間、カジノ内の全照明が消え、あたりは騒然とした 呆気にとられるニューラ達をコロトックの手がむりやり金庫に押し込んでくる

二匹「むぐぐぐ!」

ギチギチになった金庫の壁を押すとパタンという音を立て向こう側に壁が倒れた

ニューラ「こ、こんなところにいるのかアイツラは...」

ドリュウズ「ニューラのアニキ!外で警備の奴らが騒がしくなってきたでやんす!早く金庫の中から出ないと!」

ドリュウズに急かされニューラはなんとか金庫を出る そこは舗装も何も全くされていない、ただ掘られただけというような地下道だった 二匹の行く手にはシェルターの入り口のようなドアがある 「アクジサザンのキングな基地」ドアに下げられている板にはそう書かれていた

「アクジ先輩とサザン先輩はこんなところにいるでやんすか...」

「まぁ、凄腕の盗賊とはいえ変わったやつらだったからな...」

二人はドアのハンドルを軋ませながら回し中へと入って行った
 ▼ 38 チリス@バクーダナイト 17/10/12 01:05:40 ID:i15ihGxc [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
意外にも明るい部屋の中にアクジキングの姿はなかった

ニューラ「なんでアクジサザンがいないんだ...?」

不思議がるニューラの頭上から猛スピードでサザンドラが接近してきた

サザンドラ「オウコラニューラ久し振りじゃねぇかぁぁぁ! なんだ捕まったって聞いてたがやっぱさすがお前、抜け出してこれたんだな! いやー、なっつかしいなぁ!はっはっは!」

ニューラ「ち、ちょっと落ち着けって... 用があって来たんだこっちは...」

「用?何の用だ?」

ニューラは今までのことを話した ニューラの仲間達のことを聞いたサザンドラは、自分のことのように悲しんだ サザンドラを落ち着かせつつ、ニューラは本題を切り出した

「俺の仲間になれぇ? お前誰に向かって言ってんだ入り口にかけてあったのを見なかったのか!? 俺たちは、アクジキングと、サザンドラ揃って『アクジサザン』っつーチームがもうできてんだぜ!?それにーー

「アクジキングはどこにいるんだよ」

サザンドラはニューラの一言に顔をしかめ、その後うつむいた

「ソルジャーズのやつらが...あいつを連れ去って行っちまいやがった... 気がついたら、アイツが帰ってこなかったんだよ... ウチに来たのはアクジじゃなくてソルジャーズの奴らからの手紙だった ソルジャーズ繁栄のために貴方のパートナーであるアクジキング様を頂戴いたします、ってな...」

ドリュウズ「またソルジャーズ、でやんすか...」

「俺らは元々カジノにくる訳ありな店員に対応する店員だったんだ だが店側の方針で俺たちはそういう客層を絶やさないためにも奴らにヘコヘコ対応して、時にはこのゲームはやり直しだァ!...なんて、無茶な願いを聞かされたりもした...」

「ある日だ、この店に大分金をつぎ込んでるギャングの頭がカジノで機嫌を損ねちまった なんとかいい気持ちになってもらおうと店側も俺らも必死だった そしたらそいつは言ったんだ 『役に立たない店員どもは盗みでも働いて俺に媚びへつらえ』ってな... カジノ側もカジノ側だ 本当にそんなものでご機嫌が取れるかどうかも怪しいのに、俺たちに本当に盗みをさせやがった」

「それを皮切りに何度も仕事を重ね、ついにはこんなことになっちまったってわけさ」
 ▼ 39 ガハガネール@ぼうごパッド 17/10/12 01:17:36 ID:i15ihGxc [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニューラ「そんなことが...」

サザンドラ「そんで無しは戻るんだが、俺たちは客の『依頼』で『盗み』を働いて来た 客でもない奴と仲間になって盗みを働いてくれなんてのは無理な話だ」

ドリュウズ「つまり...?」

「俺は仲間にはなれねぇ...」

「ッ...」

ニューラはてっきり二匹は協力してくれるものだと思っていた もしかしたらここまでが上手くいきすぎていたのかもしれない

「お、オイラたちは、き、客でやんす」

ドリュウズが口を開いた

「あぁ?」

「アクジサザンさん方に『オイラ達と共に』盗みを働いてくれという正式な『依頼』をしにきたんでやんす」

「おいニューラ、なんだこいつは」

「いや、違うんだよハハ(汗)おい!ドリュウズ!変なことを言い出すのは

「微塵も変じゃないでやんす! オイラは、オイラが盗賊を目指したきっかけをくれた『憧れの大先輩』に『正式に依頼』してるだけでやんす! たのんます!ニューラのアニキのためにも!どうか我々の盗賊団と手を組んでいただけやせんか!?」

ドリュウズは地に頭をつけた

「お、おいやめろってお前! わかった、わかったから顔をあげろよ...」

サザンドラは暫く考えた後何かを決心したような顔をした
 ▼ 40 グレー@ぼうけんノート 17/10/12 01:28:05 ID:i15ihGxc [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
サザンドラ「わかった...お前らと行こう...!」

二匹「!!」

「ただし!2つ条件がある! まずは仲間を集めること!ソルジャーズを逮捕せんとはびこる警察に打ち勝って盗みを成功させるためには三人じゃ足りないだろうしな」

ニューラ「それはまぁ大体大丈夫だけど...もう1つのお願いってのは?」

「アクジを助けること」

ドリュウズ「それはつまり、ソルジャーズとの全面戦争を引き起こすってことでやんすか!?」

「そうまでは言ってねぇだろが! ただ...それくらいの覚悟は必要になると思う... 急激に成長しだした奴らのことだからな... だけど、この条件は曲げられねぇ!これが無理ってんなら、俺はこの話降りさせてもらうぜ」

「わかった...いいぜ? アクジの野郎を、助け出してやろうじゃないの...!」

「流石アニキでやんす!あっしも、精一杯頑張るでやんす!」

「お前ら...」

三匹は男達の友情の名の下に、熱く堅い契りを交わした アクジキングを救い出すため、彼らは勇める仲間を探しに行くのである!

翌日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サザンドラ「よし、準備はできたぜ」

ニューラ「じゃあ、行くとしますか」

地上へ上がるための通路を三人は登って行く 朝の日差しが彼らを明るく照らした
 ▼ 41 ガスピアー@まんぷくおこう 17/10/12 01:31:51 ID:i15ihGxc [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニューラ「くあっ...!眩しっ...」

ドリュウズ「ところでニューラのアニキ、仲間を探すといってもどうするでやんすか? すいやせんがあっしは不甲斐ないことにもう探すツテはないんでやんす...」

サザンドラ「それならいいのがいるぜ 一年前知り合った>>42ってやつなんだがよぉ なかなか行きのいい奴だぜ」

「よし、じゃあまずは>>43のところへ行ってみよう」
 ▼ 42 ワライド@いかりまんじゅう 17/10/12 01:34:24 ID:i15ihGxc [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ごめん安価>>43
読めばわかるけど夜も更けて眠くなり文章表現がカスみたいになってきたので今日は寝ます

サザンドラ(26)
ニューラと同期の盗賊コンビ『アクジサザン』の一人
超強くて凄腕 ただしニューラよりもさらにちょっと馬鹿

ナッシー(54)
ナッシーフルーツパーラーの経営者 金持ちだがどこか抜けている
 ▼ 43 ルキア@ひかりごけ 17/10/12 07:23:14 ID:PbznGoCA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ギルガルド
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