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頭いい。
天才。
どれもこれも、僕に付きまとって来た評価。
幼い頃から、勉強がよくできた僕に、母さんはもっともっとと勉強を押し付けて来た。
父さん曰く、姉ちゃんには普通だったというから、やっぱりこれは、僕が悪いのだろう。
僕が、よくできたから。だから母さんは、変わった。
だけど、本当は苦痛だった。勉強なんて、もう嫌だ。そう叫んでしまえれば、どんなに楽だっただろう。
結局、僕にそんな勇気はなかった。姉ちゃんが1匹立ちし、父さんが死んじゃって、家には僕と母さんだけ。
そんな中で、そんなことを言えるとは、到底思えなかった。
代わりに、僕を救ってくれたのは、姉ちゃんがもう着なくなった、服の数々だった。
僕、姉ちゃんになりたい。姉ちゃんなら、純粋に、頭とか抜きで愛してもらえるのに。
そんな風に心にへばりつく囁き声が、僕をそそのかした。
服に袖を通すと、すっと気が楽になった。姉ちゃんになれた、気がした。
誰にも言えない、僕の趣味。女装、すること。
溜まりに溜まった憂鬱の発露は、そんな不自然な形で起こったのだった。
これは、そんな僕、テールナーを照らしてくれた、淡く優しい光の物語。