【スワップSS】リーリエ「母さま、これってなんですか?」 ルザミーネ「これはね…」:ポケモンBBS(掲示板) 【スワップSS】リーリエ「母さま、これってなんですか?」 ルザミーネ「これはね…」:ポケモンBBS

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【スワップSS】リーリエ「母さま、これってなんですか?」 ルザミーネ「これはね…」

 ▼ 1 ラサダ◆72o7rsc9R6 17/10/21 18:23:34 ID:XNrwOi2. NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「母さま、どうしてジムリーダーさんのポケモンさんのレベルは低いのでしょう?」

ルザミーネ「挑戦者に合わせてるのよ。いきなりレベル100だと誰も勝てないわよ」

リーリエ「ではどうしてアカネさんは強いミルタンクを?」

ルザミーネ「トレーナーの壁になるのもジムリーダーの仕事なの」

リーリエ「でもアカネさんの胸は大きいですよ」

ルザミーネ「わたくしは壁にふさわしいって言いたいのかしら?」ゲンコツ




リーリエ「母さま、トリプルバトルってなんですか?」

ルザミーネ「ポケモンを3匹同時に戦わせるバトル形式の一つよ。ダブルバトルにもう1匹ずつ戦うポケモンが増えたものと思えば良いわ。アローラではさかさバトルよりもマイナーね」

リーリエ「アローラにはトリプルバトルで活躍できそうなポケモンさんが多いのに……」

ルザミーネ「サン、ムーンの容量不足のせいよ。ウルトラサン、ウルトラムーンに期待しましょう」




リーリエ「母さま、スワップSSってなんですか?」

ルザミーネ「詳細はこのスレ『【SS企画】スワップSS祭 本スレ【集えSS書き】http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=690223』にあるわ」

リーリエ「SSの1レス目を誰かが書いて、続きはある方法で割り当てられた他の参加者さんが書くというSS企画なのですね」

ルザミーネ「そうよ。もちろんこのSSもこの企画に参加しているわ」
 ▼ 2 トベトン@ゴツゴツメット 17/10/21 18:25:00 ID:YWl92bXA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
スマップSSに見えた
 ▼ 3 Sj7ThG2d/M 17/10/22 10:49:04 ID:ejY/aIVE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
私が書かせていただくことになりました
よろしくお願いいたします
 ▼ 4 ラサダ◆72o7rsc9R6 17/10/22 12:41:32 ID:Jamgy2pM NGネーム登録 NGID登録 報告
こっちこそお願いします
一応ポケットモンスターサンを舞台にした1レスギャグ(?)SSですが、>>3さんのお好みに合わせて調理してください。

では続きをお願いします!
 ▼ 5 Sj7ThG2d/M 17/10/22 15:56:25 ID:ejY/aIVE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
私情で忙しくなるので書き始めは少なくとも二三日後に……お話がお話なのでもう少し遅くなるかもしれません
すみませんm( _ _)m
 ▼ 6 Sj7ThG2d/M 17/10/25 22:41:57 ID:7dMgk/jw [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「母さま、アローラにはなぜ同じ種類なのに他の地方と姿が違うポケモンがいるのですか?」

ルザミーネ「住んでいる場所の環境が違うからよ。カントー地方のロコンが雪山に住んだら凍えてしまうでしょう?」

リーリエ「なるほど。アローラのナッシーは、成長しやすい環境にいるから背が高いのですね」

ルザミーネ「ええそうよ。あなたもこのまますくすく成長してほしいわね」

リーリエ「私はちゃんと成長できるのでしょうか……」

ルザミーネ「なんで私の方を見るのよ?」




リーリエ「母さま、Zワザってなんですか?」

ルザミーネ「トレーナーとポケモンが、力を重ねて全力で解き放つとてもすごいワザのことよ。これにはZリングとZクリスタル、なによりトレーナーとポケモンの相性が必要なの」

リーリエ「ではあの不思議な踊りは必要ないのですか?」

ルザミーネ「あれももちろん必要よ。でもそうね、初めにあの踊りにたどり着いた人はすごいと思うわ」
 ▼ 7 Sj7ThG2d/M 17/10/25 22:48:02 ID:7dMgk/jw [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「母さま、スカル団とはどんな人たちなのですか?」

ルザミーネ「人のポケモンを奪ったり、迷惑なことをして回ったり、不良行為を繰り返すろくでもない連中よ」

リーリエ「悪い人たちなのですね……」

ルザミーネ「大丈夫よ。それが悪いと分かっているなら、あなたはきっと立派になれるわ」

リーリエ「……」チラ

ルザミーネ「だからなんで私を見るのよ?」




リーリエ「母さま、ウルトラビーストってなんですか?」

ルザミーネ「あら、誰からそんな言葉聞いたのかしら。……そうね。彼らについてはまだ分かっていないことの方が多いわ。でもポケモンの一種ではあるのよ。私たちとは違う世界に住んでいるの」

リーリエ「違う世界のポケモンですか。どんな姿をしているのでしょう……」

ルザミーネ「きっと美しい姿に違いないわ。いつか出会えるといいわね……。さ、お話はこの辺りまでにして、今日はもう寝ましょう」

リーリエ「はい。おやすみなさい……」

ルザミーネ「おやすみなさい、リーリエ」
 ▼ 8 Sj7ThG2d/M 17/10/25 22:53:56 ID:7dMgk/jw [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「母さまー?」

ルザミーネ「ごめんなさいリーリエ! 今手が離せないのー」

リーリエ「分かりましたー。ええと……。あ、ビッケさん!」

ビッケ「はい、リーリエさま。どうかなさいましたか?」

リーリエ「質問したいことがあるのですが、よろしいですか?」

ビッケ「もちろんです。なんでもお聞きください」




リーリエ「ビッケさん、大きくなるにはどうしたらよいのでしょう?」

ビッケ「リーリエさまが良い子にしていれば、ちゃんと大きくなれると思いますよ?」

リーリエ「そうでしょうか……。私、不安で……」

ビッケ「心配しなくても大丈夫ですよ。そうだ! 成長にいいとされていて、私が小さいころによく飲んでいた、モーモーミルクという飲み物でも今度お持ちしましょうか?」

リーリエ「はい! ぜひ!」

ビッケ「ずっ、ずいぶん興味津々ですね」
 ▼ 9 Sj7ThG2d/M 17/10/25 22:58:21 ID:7dMgk/jw [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「ビッケさん、母さまは今なにをなさっているのですか?」

ビッケ「代表は、今エーテル財団が行っている研究の中心として実験を進めていらっしゃいます」

リーリエ「それは、空間の裂け目と異次元についての研究ですか?」

ビッケ「あら、よくご存じですね」

リーリエ「はい! 母さまにいろいろ聞きました」

ビッケ「なるほど。リーリエさまは勉強熱心なのですね」




リーリエ「ビッケさん、あの人は誰ですか?」

ビッケ「彼はエーテル財団支部長のザオボーです。優秀な科学者ですよ」

リーリエ「? フライゴン……?」

ビッケ「違いますよ。あのサングラスはソラマメです」

リーリエ「?? ……?」
 ▼ 10 ラサダ◆72o7rsc9R6 17/10/25 23:05:40 ID:LLqZdkfE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
母さまがまだおかしくなる前なのね
 ▼ 11 Sj7ThG2d/M 17/10/26 23:59:15 ID:soOx0yGs NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「フラっ……。ザオボー、あの、聞きたいことがあるのですが」

ザオボー「……これはリーリエさま。私を呼び捨てにして、なんのご用ですか?」

リーリエ「なぜあなたはエーテル財団の幹部にまでなれたのでしょう?」

ザオボー「聞きたいですか? いいでしょう、教えて差し上げますよ。私の輝かしい実績を。 まず、私は今『ウルトラボール』という道具の開発を行っています。これは異世界のポケモンをも簡単に捕獲できるというすばらしい発明なのです。それから財団が行っている『タイプ:ヌル』についての研究においても私は重要な役割を担っており……」

リーリエ「も、もういいです。ザオボー、お答えありがとうございました」

ザオボー「おや、もういいんですか? これからが面白いというのに。特に私が支部長という地位にまで上り詰めた理由とも言えるものがありまして……」




リーリエ「そんなことよりザオボー、兄さまがどこにいるのか知りませんか?」

ザオボー「私の出世話よりグラジオさんですか……。彼ならタイプ:ヌルのいるラボの方へ向かうのを見ましたよ」

リーリエ「分かりました。どうもありがとうございます」ニコ

ザオボー「いえいえ。私の話を聞きたい時はいつでもどうぞ」

リーリエ「はい。では私はこれで。ごきげんよう、ザオボー」タッタッタ

ザオボー「また呼び捨て……支部長である私を……。それに気まぐれ……まったくこれだからお子様は好きになれないんです……」グチグチ
 ▼ 12 Sj7ThG2d/M 17/10/27 00:15:52 ID:BFgfVxCo NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「兄さまー、兄さまー?」トコトコ

グラジオ「こっちだリーリエ。なにか用か?」

リーリエ「兄さま! そこにいらっしゃったのですか。なにをなさっているのです?」

グラジオ「ああちょっと、ここの様子を見たくなってな」

リーリエ「勝手に入って大丈夫なのですか?」

グラジオ「別に大丈夫だろう。こっそり忍び込んでいるというわけでもないからな」





リーリエ「兄さま、このタイプ:ヌルってどんなポケモンなのですか?」

グラジオ「こいつは強いポケモンだ。とてつもない可能性を秘めている」

リーリエ「可能性ですか?」

グラジオ「ああ……。仮面に封印されし力はまさに全知全能、万物を司る白銀の神は、この世に黎明と終焉を齎す……」

リーリエ「ちょっと何言ってるか分からないです」
 ▼ 13 Sj7ThG2d/M 17/10/28 00:04:38 ID:XWlQ68Uw [1/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「兄さま、今日はなぜここに来たのですか?」

グラジオ「なんとなくだ……。 なあリーリエ、……母さまをどう思う?」

リーリエ「え? 母さまですか? ええと……。そうですね……、聞くとなんでも答えてくれる優しい方です」

グラジオ「……」

リーリエ「とても良いお母さまだと私は思います」

グラジオ「そうか……。ならいいんだ。」




リーリエ「兄さま、大丈夫ですか? 顔色が悪いようですが?」

グラジオ「大丈夫だ。心配するな。それより、お前はもう戻れ。そろそろ母さまが心配しなさる」

リーリエ「そうですね。では兄さまもご一緒に」

グラジオ「いや、俺はもう少しだけここにいようと思う」

リーリエ「そうなのですか? では、私は先に戻っていますね」

グラジオ「ああ、そうしてくれ」

リーリエ「ここは寒いんですから、体調にはお気をつけくださいね」トコトコ

グラジオ「ああ、……お前もな」




グラジオ「すまん……。リーリエ……」
 ▼ 14 Sj7ThG2d/M 17/10/28 00:41:57 ID:XWlQ68Uw [2/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「母さま、ただいま帰りました」

ルザミーネ「おかえりなさいリーリエ。あなたモーモーミルクが飲みたいらしいわね?」

リーリエ「あぁ、そういえばビッケさんにそう言いました」

ルザミーネ「100ダース用意したわ!」

リーリエ「え?」

ルザミーネ「私、あなたのその気持ちを応援するわ!」

リーリエ「なっ、なんのはなしですか?!」

ルザミーネ「立派に育って欲しいってことよ♪」




リーリエ「母さま、モーモーミルクって腐ったりしないんですか?」ゴクゴク…

ルザミーネ「財団の冷凍保存技術と防腐技術を持ってすれば大丈夫よ」

リーリエ「でも、私だけで全部はとても飲みきれませんよ。母さまもいかがですか?」

ルザミーネ「私はいいのよ、ありのままでいようって決心したもの……」

リーリエ「ま、真顔です……」
 ▼ 15 Sj7ThG2d/M 17/10/28 00:53:41 ID:XWlQ68Uw [3/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「ビッケさん、モーモーミルク美味しいですね」

ビッケ「本当ですか? それは良かったです」

リーリエ「はい。ちなみにあと1198本あります」

ビッケ「へ?」

リーリエ「1198本です。正確に言うと1198と4分の3本です」

ビッケ「へ?」




リーリエ「ザオボー、モーモーミルクを買って頂けませんか?」

ザオボー「お店やさんごっこですか? ……私は今忙しいのですよ」

リーリエ「ダメ……ですか……?」

ザオボー「これだからお子さまは……。1ダースいくらです?」

リーリエ「6480円です!」

ザオボー「まったくこれだから……部下に配ると2ダースですね……。まったく消費税が……まったく……」ブツブツ
 ▼ 16 Sj7ThG2d/M 17/10/28 01:10:17 ID:XWlQ68Uw [4/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「ビッケさん、モーモーミルクをもっと美味しく飲む方法なんてないですか?」

ビッケ「そうですね……、甘いものと一緒におやつに飲んだり……ですかね」

リーリエ「太ったりしませんか?」

ビッケ「どうでしょう……。私はそれが一番好きなのですが」




リーリエ「ザオボー、今日のおやつは何でしたか?」

ザオボー「研究室にあった金平糖をつまんで……って、何言わせるんですか!」

リーリエ「それ……」

ザオボー「え?」

リーリエ「分けてくださいませんか?」
 ▼ 17 Sj7ThG2d/M 17/10/28 01:36:16 ID:XWlQ68Uw [5/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「モーモーミルクよし、金平糖よし、おやつを食べながら読書でもしましょう」

ルザミーネ「あら、贅沢なことしてるじゃないリーリエ」



リーリエ「母さま、たくさん勉強してたくさん大きくなれば、私も母さまのような人になれるのでしょうか?」

ルザミーネ「そうね。 私の言うことをちゃんと守っていれば、あなたはきっと立派な大人になれるわ」



エーテル財団員「ルザミーネ代表! 大変です!」バンッ

ルザミーネ「どうしたの?」

エーテル財団員「タイプ:ヌルが、一匹脱走したようです!」

ルザミーネ「なんですって?! 今行くわ! ごめんなさいリーリエ、また後でね」

リーリエ「いえ……」




リーリエ「……ふむふむ、アローラでは母さまの他にも、ククイ博士やバーネット博士といった優秀な人たちが日夜様々な研究をしているのですね……」ポリポリ

リーリエ「なるほど、アローラの四つの島にはそれぞれに守り神となるポケモンがいるのですか……」ゴクゴク

リーリエ「Zワザは、攻撃技だけでなく変化技でも使うことがあると……」ポリポリ

リーリエ「これがカントーのロコン、そしてこれがアローラのロコン。どちらも可愛らしいですが確かに姿が違いますね……」ゴクゴク
 ▼ 18 Sj7ThG2d/M 17/10/28 01:46:26 ID:XWlQ68Uw [6/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「ふう、これはなかなかいいですね。とてもリラックスして本に集中できます。」

リーリエ「この金平糖、とっても美味しいですね……」ヒョイ

「ピュイ!」

リーリエ「へ? きゃ!」ポロ

リーリエ「あ、金平糖が!」

「ピュイ!!」サッ

リーリエ「わわっ」

「ピュイピュイ……!」パク


リーリエ「ポケモン……? でしょうか、見たことのない種類ですね」
 ▼ 19 Sj7ThG2d/M 17/10/28 01:53:42 ID:XWlQ68Uw [7/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「あなた、名前はなんというのですか?」

「ピュイ?」

リーリエ「……。どこから来たのでしょう?」

「ピュルピュイ!」

リーリエ「エーテルパラダイスで保護しているポケモンでしょうか……?」

「ピュイー」

リーリエ「困りました……誰かが来るのを待ちましょうか……」




ザオボー「リーリエお嬢さま!」バタン

リーリエ「ザオボー、いい所に!」

ザオボー「こちらにポケモンが来ませんでしたか? 小さい雲のようなポケモンなのですが」

リーリエ「その子なら今ここに……あれ? どこへ行ってしまったのでしょう?」

ザオボー「チッ……また逃げられましたか……。失礼しました」バタン

リーリエ「消えてしまったのでしょうか……?」
 ▼ 20 Sj7ThG2d/M 17/10/28 02:04:19 ID:XWlQ68Uw [8/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「いつの間にか、外が何やら騒がしいですね。何が起きているのでしょう……」

「ピュイ!」シュン

リーリエ「わわっ! ……あ!」

リーリエ「今あなた……瞬間移動……、テレポートが使えるのですか?」

「ピュイピュイ!」

リーリエ「どうしましょう……ザオボーが探していたようですし、連れていった方がよいでしょうか……」

「ぴゅーい」パクパク

リーリエ「金平糖……好きなのですか?」

「ピュイ!」

リーリエ「そうです……確か金平糖は研究室に置いてあったはずです……。ということは、もしかしてこの子は研究室から来たんじゃ……」

「ぴゅい?」

リーリエ「あの、私と一緒に来てくれませんか? もしかしたら金平糖が沢山あるかもしれませんよ?」

「ぴゅ……?」

リーリエ「私がバッグへ入れて運んであげますから」

「ぴゅ、ピュイ!」コクン

リーリエ「本当ですか?! 良かった、ありがとうございます! ええと……そうだ、あなたの名前……」

リーリエ「うーん。雲のような体で、星のような模様があって…………。そうだ! 『ほしぐもちゃん』と呼んでもいいですか?」

コスモッグ「ピュ!」

リーリエ「では行きましょう、ほしぐもちゃん!」

コスモッグ「ピュイ!!」
 ▼ 21 Sj7ThG2d/M 17/10/28 15:25:47 ID:XWlQ68Uw [9/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
────

リーリエ「ここが研究室ですね。ほしぐもちゃん、着きましたよ。あなたはここから来たのですか?」

コスモッグ「……」

リーリエ「ほしぐもちゃん?」

コスモッグ「……ぴゅ」スピー

リーリエ「寝てしまったのですか? まるで赤ちゃんのようですね」

リーリエ「……中に誰かいるでしょうか」

リーリエ「失礼します」ガラッ

リーリエ「……。誰もいませんね」

リーリエ「あ、あそこに金平糖が置いてあります」

リーリエ「先ほど探しに来たのはザオボーでしたから、論理的結論としてはここにいるのが正しい確率が最も高いでしょう」

リーリエ「しばらく待ってみましょうか……」
 ▼ 22 Sj7ThG2d/M 17/10/28 15:51:41 ID:XWlQ68Uw [10/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
コスモッグ「ぴゅーい……」スヤスヤ

リーリエ「可愛らしい寝顔ですね」

コスモッグ「ピュイ……」スヤスヤ

リーリエ「それにしても不思議なポケモンです。どんな本にも載っていませんでしたし……」

リーリエ「どこから来たのでしょう……。もしかして、誰も知らない新種のポケモンなのでは?」

コスモッグ「ぴゅー……」スヤスヤ




ザオボー「まったく……コスモッグはまだ見つからないのですか」ガラッ

リーリエ「ザオボー!」

ザオボー「リーリエお嬢さま? なぜここにいるのです?」

リーリエ「この子がもしかしてこの研究室から来たのではないかと思いまして」

コスモッグ「ぴゅぃ……」スヤスヤ

ザオボー「これは……素晴らしい! よくやってくださいました!」

リーリエ「良かった、やっぱりここから出てきてしまったのですね」

ザオボー「ええ、ありがとうございます。さ、はやくそのコスモッグをこちらへ」

リーリエ「ほしぐもちゃんは『コスモッグ』という名前なのですね」

ザオボー「ほしぐもちゃん……?」

リーリエ「この子に私がつけた名前です。とても可愛らしかったので」

ザオボー「……そうですか」
 ▼ 23 Sj7ThG2d/M 17/10/28 16:06:41 ID:XWlQ68Uw [11/11] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
リーリエ「ザオボー、ほしぐもちゃんはどんなポケモンなのですか?」

ザオボー「このポケモンは財団が発見した新種のポケモンです。星の子とも言われていて、強力な力を秘めています」

リーリエ「強力な力……ですか」

ザオボー「はい。その力は、空間と空間を繋ぐトンネルを生み出すほどのものです」

リーリエ「では、空間と異次元の実験にもほしぐもちゃんが関わっているということですか?」

ザオボー「そうですね」




リーリエ「ザオボー、ほしぐもちゃんがそのトンネルを作ると、どんなことが起きるのでしょう?」

ザオボー「それはこれから調べるのですよ」

リーリエ「では、ほしぐもちゃんはどのようにしてトンネルを作るのですか?」

ザオボー「その話はいいでしょう。私は早急に実験を再開しなくてはならないのです。さぁさぁ、もうご自分の部屋にお戻りください」

リーリエ「私もその実験を見させてはいただけないでしょうか」

ザオボー「ダメです。それに今、財団は少し物騒ですから、なるべくじっとしていて下さい」

リーリエ「そうですか……わかりました」

ザオボー「聞き分けが良くてよろしい。さ、帰った帰った」

リーリエ「は、はい……」
 ▼ 24 ジョフー@はつでんしょキー 17/10/29 00:30:12 ID:7t02iIL6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 25 Sj7ThG2d/M 17/10/29 09:42:28 ID:VF0eHBQ6 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
────

リーリエ「どうして見させてもらえないのでしょう。とても気になりますのに……」

リーリエ「はぁ。本を読んでいたらもうすっかり夜ですね……」

ルザミーネ「……」バタン

リーリエ「あ、母さま」

ルザミーネ「リーリエ、ごめんなさい。私は今気分が悪いから早めに寝るわね……」

リーリエ「いえ……、お仕事お疲れ様です」

ルザミーネ「ええ、……あなたも早く寝なさいね」

リーリエ「はい母さま。おやすみなさい」

ルザミーネ「おやすみなさいリーリエ」

────
 ▼ 26 Sj7ThG2d/M 17/10/29 10:18:35 ID:VF0eHBQ6 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「母さま、昨日は何があったのですか?」

ルザミーネ「気にしなくていいわよリーリエ」

リーリエ「でも大変そうなご様子でしたが」

ルザミーネ「心配ないわ。それよりほら、今朝はうちのシェフが手作りしたマラサダよ。きっとモーモーミルクとよく合うわよ」

リーリエ「はい……。いただきます」




リーリエ「ビッケさん、昨日は何があったのでしょう?」

ビッケ「さぁ、私昨日は保護しているポケモンたちの世話をしていたので良く分からないのです。 そんなことよりリーリエさま、これモーモーミルクによく合うと評判のマラサダです。お一つ差し上げます」

リーリエ「いえそんな。悪いですよ」

ビッケ「いえいえどうぞ。マラサダは栄養満点で育ち盛りにはピッタリな食べ物なんです。ぜひお食べください」

リーリエ「そ、そこまで言うなら……。ありがとうございます……」




リーリエ「ザオボー、昨日は何があったのですか?」

ザオボー「さあ? 何かあったようで、どさくさに紛れてコスモッグが逃げてしまいましたが、それ以外は知りません」

リーリエ「そうですか……」

ザオボー「そんなことより、昨日のお礼としてこちらを差し上げましょう。アローラで評判の店から取り寄せたマラサダです」

リーリエ「え……またですか」

ザオボー「お気に召しませんか? モーモーミルクともよく合うと聞きましたが」

リーリエ「いえ……。ありがたく頂戴します」
 ▼ 27 Sj7ThG2d/M 17/10/29 10:26:52 ID:VF0eHBQ6 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
────

リーリエ「弱りました……。昨日なにかあったはずなのに誰も知らないだなんて……」

リーリエ「そうだ、タイプ:ヌルがどうだとか言ってました」

リーリエ「それなら兄さまに聞きましょう」

リーリエ「兄さまならきっと教えてくださいます!」




リーリエ「母さま、兄さまはどこにいらっしゃいますか?」

ルザミーネ「っ……。ごめんなさいリーリエ、その話は後にしましょう」

リーリエ「え? 私は兄さまに聞きたいことが……」

ルザミーネ「……ダメよ。……」

リーリエ「ど、どういうことですか……?」
 ▼ 28 Sj7ThG2d/M 17/10/29 11:01:30 ID:VF0eHBQ6 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルザミーネ「グラジオは……、あの子はタイプ:ヌルを一匹盗んでどこかへ行ってしまったのよ……」

リーリエ「え……? なぜですか……?!」

ルザミーネ「分からないわ……。こんな家出のようなこと……。」

ルザミーネ「あんなに大切にしてあげたのに……。あんなに愛情を注いであげたのに……! なぜ!」

リーリエ「兄さまが……」

ルザミーネ「裏切られた気分よ……。 ごめんなさい。しばらく一人にしてもらえないかしら……?」

リーリエ「は、はい……」


────


リーリエ「兄さまがタイプ:ヌルを盗んで……? どうして突然……」

リーリエ「何か不満があったのでしょうか」

リーリエ「……」


────

───

──
 ▼ 29 Sj7ThG2d/M 17/10/29 11:36:09 ID:VF0eHBQ6 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「兄さまがいなくなってしまわれてから、1年と数ヶ月ほど経ちました……」

リーリエ「母さまは、あれから少しずつ、より熱心に研究を進めるようになりました」

リーリエ「ですが私には、変わらず優しく接してくださいます」

リーリエ「私はあれ以来、兄さまがどうしていなくなってしまったのか、その理由を探してきました」

リーリエ「タイプ:ヌルと一緒に逃げたということは、その辺りに何か原因があるはずです」

リーリエ「そこで私は少し前、好奇心も相まって、タイプ:ヌルについての実験を、こっそり除き見してしまいました」

リーリエ「……私は、それを後悔しています」

リーリエ「行われていたのは、非人道的であまりにも惨い実験……」

リーリエ「度重なる耐久テスト……、休むことなく施される能力強化の末、継いで剥いだような体は、至る所に無数の傷が出来ていました……」

リーリエ「私はなぜこんなことをするのかと訪ねました」

リーリエ「何も知らないような素振りで職員の一人にが答えます。『訪れるべく脅威に備えて。』と」

リーリエ「そこで私はやっと悟りました。どうして兄さまが急に行方をくらましたのかを」

リーリエ「同時に私は分からなくなりました。今まで私が接してきた人や物は本当に正しかったのでしょうか」

リーリエ「母さまや、優しかった財団の人々は……。私が今まで学んできたことは……」
 ▼ 30 Sj7ThG2d/M 17/10/29 12:56:02 ID:VF0eHBQ6 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「分からないのです……」

リーリエ「どちらが正しくてどちらが間違っているのか……」

リーリエ「どなたにお尋ねすれば良いのか…………」


────


リーリエ「母さま、ほしぐもちゃん……コスモッグは研究とどう関わっているのですか?」

ルザミーネ「異世界のポケモンを呼び出すために、コスモッグを使って扉を開くのよ」

リーリエ「使う……?」

ルザミーネ「そうね。人為的に力を引き出すのよ。あのポケモンは、自分に危険が迫ると、ウルトラホールを発生させるの」

リーリエ「それは……つまりほしぐもちゃんに、酷いことをしているということですか……?」

ルザミーネ「酷いこととは心外ね、力を借りるために最小限起こってしまう些細な弊害よ。リーリエ、安心してちょうだい。私たちは正しいことをしているわ」

リーリエ「そうですか……すみません母さま……」

ルザミーネ「いいえ、分かってくれたならいいのよ」

リーリエ「……はい」

────
 ▼ 31 Sj7ThG2d/M 17/10/29 13:34:30 ID:VF0eHBQ6 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「母さまは、いつも正しいことを教えてくれます……」

リーリエ「ですが私は、時折それが正しいとは思えなくなります……」

リーリエ「……もしかすると、正しい答えを求めるのには、何でもかんでも人に聞くのではなく、自分自身で考えて答えを出さなければいけない時があるのではないでしょうか?」

リーリエ「たぶん……いえ、きっとそうだと私は思います」

リーリエ「だから私はこう考えます。 どんな理由があったとしても、罪のないポケモンを傷つけることは、絶対に間違っていることだ……と」

リーリエ「……私は決めました。ほしぐもちゃんを母さまに傷つけさせるわけにはいきません」

リーリエ「ここを出ます……。ほしぐもちゃんと一緒に」

リーリエ「母さまやお世話になった人たちを裏切るようで、とても心が痛みます……」

リーリエ「でも……、きっとそれが正しいことなのです……」

リーリエ「私自身が出したこの答えは、間違ってなどいないはずです」

リーリエ「私は私を信じます」


リーリエ「母さま、エーテルの皆さん……」

リーリエ「今まで私に、たくさんの事を教えてくれて、ありがとうございました」




おしまい
 ▼ 32 Sj7ThG2d/M 17/10/29 13:36:14 ID:VF0eHBQ6 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
終わります

お付き合いくださり、ありがとうございました
 ▼ 33 ネズミ@もののけプレート 17/10/29 14:45:52 ID:AaD9ms4A NGネーム登録 NGID登録 m 報告
 ▼ 34 ラサダ◆72o7rsc9R6 17/10/29 14:46:54 ID:Kr3M7mk. NGネーム登録 NGID登録 報告
乙!
まさかギャグ風に作ったものがこんな風になるとは
 ▼ 35 ガメタグロス@グラシデアのはな 17/10/29 15:01:09 ID:Iw.33PjQ NGネーム登録 NGID登録 報告
乙!
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