ククイ「ついにアローラリーグのエントリーが始まったな!!」:ポケモンBBS(掲示板) ククイ「ついにアローラリーグのエントリーが始まったな!!」:ポケモンBBS

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SS

ククイ「ついにアローラリーグのエントリーが始まったな!!」

 ▼ 1 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/11 22:56:40 ID:FB5zWoAI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「やっぱり出場するのはサトシとカキ…かな?」

サトシ「…当たり前だ!!今度こそ優勝するぜ!!」

カキ「悪いが優勝するのは俺だぜ!」

サトシ「いいや俺だ!!」

カキ「俺だ!!」

スイレン「…燃えてる、2人」

リーリエ「…待ってください…サトシはアローラリーグの参加資格が無いのでは…?」

サトシ「…へ?」

サトシ「えええええーーー!!!!」

サトシ「う、嘘でしょ!?」

ロトム「…ちょっと待つロト…」

ロトム「あ!ほんとロト!!アローラリーグの参加資格は島巡りを達成している者かもしくは他地方のポケモンリーグでベスト8以上の成績を残している者のみとす、と書いているロト!!」

マーマネ「…サトシはまだウラウラとポニの大試練を終えてないよね…」

サトシ「…」

サトシ「あ!この条件なら俺も出れるじゃん!!」
 ▼ 235 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/21 20:36:48 ID:pQ82K7SU [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リザードン「…グオオ…」

ボスゴドラ「…ゴドラ…」シュウウ

ボスゴドラは大量の炎を浴び、体から煙がわき上がっていた。

シンジ(…耐え切った!!)

シンジ(…やはりひかりのかべの効果は絶大…)

シンジ(奴は目の前だ…)

シンジ(防御力の下がった奴に、今度こそ至近距離でラスターカノンを叩き込む!!)

シンジ「今だボスゴドラ!ラスター…」

サトシ「リザードン!!決めるぞ!!修行の成果をシンジとボスゴドラに見せてやれ!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」

シンジ「!!!」

シンジ(…何かしてくる…!!)

シンジ「避けろボスゴドラ!!」

ボスゴドラ「ゴ…ドラ…」ダンッ

シンジ「!!!!」

シンジ(予想以上にダメージが溜まっていたか…!)

シンジ(…まさか!!)

シンジ(このシチュエーションが奴の狙いだったのか!!)

リザードン「グオオオオオ!!」ガシッ

リザードンはボスゴドラを掴み、飛び上がる…

そしてボスゴドラを掴んだまま、空中で円を描くように回転した…

シンジ「アレは……!!」

〜観客席〜

タケシ「あのワザは…」

リーリエ「…?」

カスミ「…最初からアレが狙いだったのね…」

タケシ「ああ!!」

タケシ「ボスゴドラが弱るのを待って…確実に決められるタイミングを狙ってたんだ!!」
 ▼ 236 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/21 21:02:27 ID:pQ82K7SU [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「……」

〜回想〜

サトシ「ゲッコウガ、リザードン、俺は今のお前たちの実力が知りたいんだ!」

サトシ「だから2人で戦ってみてくれないか?」

リザードン「グオオオ!!」

ゲッコウガ「コウガ!!」


ゲッコウガ「コウガァッ!!」ダンッ

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオ

サトシ(実力はほぼ互角…いや、相性の影響でゲッコウガがわずかだが押している…!)

ゲッコウガ「コウガァッ!!」ダンッ!!

リザードン「グオオオ!!」ガシッ

サトシ「…ん?アレは…!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」ギュルルルルル

ドッガァァアアアアアン!!!

サトシ「!!!!」

ゲッコウガ「…コウガ…」ドサッ

サトシ「リザードン!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」

サトシ「驚いたぜリザードン!!またあのワザを覚えたんだな!!」

サトシ「しかも昔より威力が上がってる!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サトシ「……」

サトシ(決める!!)

サトシ「リザードン!!ちきゅうなげだァッ!!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」ギュルルルル 

リザードンが猛回転しながらボスゴドラと共に地面に急降下して行く…

ドッガァァアアアアアアン!!!!

リザードンとボスゴドラが高速で地面に激突した…
 ▼ 237 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/21 21:19:36 ID:pQ82K7SU [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
砂煙が晴れるとそこには…

立っているリザードンと倒れているボスゴドラが見えた。

シンジ「!!!!」

審判「ボスゴドラ戦闘不能!!リザードンの勝ち!!」

ナレーター「決まったァッーーーーー!!!!シンジ選手のボスゴドラに翻弄されつつもリザードン、気合いのちきゅうなげで一蹴ーーーーーッ!!!」

シンジ「戻れボスゴドラ、よくやった…」ピュ-ン

シンジ「……」

シンジ「…まさかあそこから逆転するとはな…」

シンジ「途中までは俺の想定どうりだった…」

シンジ「想定外だったのは、お前のリザードンの攻撃力、耐久力の高さと」

シンジ「最後のワザ…」

サトシ「…でも俺はわかってたぜ!」

サトシ「俺を追い詰めつつも、リザードンの最後のワザを警戒してた事…」

シンジ「!!!」

シンジ「…気づかれてたか…」

サトシ「効果いまひとつの2つのワザと、ひかりのかべで効果が半減されたかえんほうしゃ…」

サトシ「お前は計3つのワザの威力を殺した…」

サトシ「だが、それでも3つ…」

サトシ「リザードンはもう一つワザを持ってる!」

サトシ「お前なら、必ずそれを警戒するはず…そう思ったんだ…」

サトシ「お前ほどの奴に警戒されれば、決めるのはそう簡単じゃない…」

サトシ「だから俺は、お前がどんなに早く次の指示を出しても、対処できない状況になるまで待ったんだ…!」

シンジ「…それがあの時、というわけか。」

サトシ「ああ!!」

サトシ「ボスゴドラがダメージを喰らえばいつか必ず弱り、怯むタイミングが来る!」

サトシ「そうなればお前がどれだけ早く指示を出しても関係ない!!」

サトシ「ボスゴドラがその指示通りに動けないんだからな…!」

サトシ「俺はそうなるまで、あえて不利とわかってるワザ攻め続けた…ってわけだ!」

シンジ「…なるほど。全てはあの一撃への伏線だったという事か…」

 ▼ 238 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/21 22:16:12 ID:pQ82K7SU [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「……」

シンジ(だがまだ状況は五分と五分…いや、リザードンのダメージを加味すれば俺の方が有利だ…)

サトシ「さあ!次だ!」

シンジ「ブーバーン、バトルスタンバイ!」

ブーバーン「ブーバーンッ!!」

ナレーター「シンジ選手、三体目はブーバーンだァッーーーーー!!!!」

〜観客席〜

コジロウ「おい!見ろよアイツ!!」

ムサシ「あ!アレって…!!」

ニャース「苦労人の元トレーナーニャ…」

ムサシ「へえ〜、ジャリボーイの二回戦の相手はアイツかぁ〜」

コジロウ「2体2、いつのまにか結構すすんでたんだな…」

ムサシ「どっちが勝とうとあたしたちには関係ないけどね…」

ニャース「そうでも無いニャ」

ムサシ「?」

ニャース「いつもニャー達をボコボコにしているジャリボーイがこんなところで負けたら、ニャーたちの存在意義が著しく低下するニャ…」

ムサシ「…あんたいつもそんな事言ってるわね…」

ニャース「…しかも」

ニャース「この大会にはガオガエンも出てるニャ、他はどうでもいいが、アイツには頑張って欲しいんだニャ!」

ムサシ「…そういやアンタ、アイツがニャビーの時から妙に肩入れしてたもんね…」

ニャース「ニャーはポケモンを見抜く目はあるんだニャ」

ムサシ「まぁアタシも、苦労人のゴウカザルが出るんならジャリボーイを応援するけどね…」

ムサシ「…特に相手がアイツなら…」


審判「サトシ選手、ポケモンの交代は?」

サトシ「このままでお願いします!」

シンジ「!!!」

シンジ「そのダメージを負ったリザードンでブーバーンに勝つ気か…?」

サトシ「…ああ!」

シンジ「…さっきのちきゅうなげ…少し関心したが…やはりお前の考えの甘さは変わっていないな…」

シンジ「…それがどれだけ無謀な事か、教えてやる…!」
 ▼ 239 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/21 22:39:02 ID:pQ82K7SU [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「ブーバーン、がんせきふうじ!!」

ブーバーン「ブーバーン!!」ダンッ ダンッ

サトシ「かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオ

リザードンのかえんほうしゃががんせきふうじを焼き尽くした…

シンジ「スモッグ!」

ブーバーン「ブーバーン…」ハァァァァ

サトシ「飛べ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バサッ

リザードンは飛び上がり、スモッグの射程から外れた…

シンジ「かえんほうしゃ!!」

ブーバーン「ブーバーン!!」ブオオオ

サトシ「かえんほうしゃで迎えうて!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオオ

ドッガァァアアン!!

かえんほうしゃがぶつかり合い、巨大な爆発が起こる…

サトシ「突っ込んできりさく!!」

リザードン「グオオオオオ」シュンッ

煙の中からリザードンが現れ…

リザードン「グオオオオオ!!」ダンッ

ブーバーンを両腕できりさいた。

ブーバーン「ブーバーン!!」ドザァッ

シンジ「!!」

サトシ「いいぞ!リザードン!!」

ナレーター「おおーーーッとォ!!二連戦のリザードンが先にブーバーンに食らわしたァッーーーーー!!!!」

シンジ「……」

シンジ(ボスゴドラから受けたダメージはかなり大きいはず…それでもあのキレ…)

シンジ(…あのリザードン、よく育てられてるな…)

 ▼ 240 メックス@フレンドボール 17/11/22 02:34:57 ID:bP3TiUn6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 241 ーメイル@みずのいし 17/11/22 06:07:13 ID:uVT10GOk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 242 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 06:24:45 ID:8c3k79Ww [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ(…しかもほのお、ひこうタイプのリザードンにほのおのからだは効果が無い…)

シンジ「……」

シンジ「がんせきふうじ!」

ブーバーン「ブーバーンッ!!」ダンッ ダンッ ダンッ

サトシ「かえんほうしゃで焼き尽くせ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオオ

シンジ「ほのおのパンチ!」

ブーバーン「ブーバーン!!」ダッ

サトシ「きりさく!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ダッ

腕にワザを纏った2匹が接近し…

そしてぶつかり合う。

ダンッ!!

リザードン「グオオ…」グググ

ブーバーン「ブーバー…」グググ

サトシ「また互角!」

シンジ「……」

シンジ(…違うな…)

シンジ(リザードンは今、きりさくでブーバーンの体を押すのに全神経を集中させている。)

シンジ(だがブーバーンはあえてリザードンと力が釣り合うように手を抜いている!!)

シンジ(…コイツ本来のパワーなら…ブーバーンの全開のパワーと互角…いや、押し勝っていたかもしれん…)

シンジ(だが、ボスゴドラが受けたダメージの影響が少しずつ出てきたな…)

シンジ(あのキレは最初だけだったか…)

シンジ(もうそのキレもパワーも無い…)

シンジ(いくらあのリザードンが強かろうが、ダメージによるパフォーマンスの低下をどうにかすることは誰にも出来ない!!)

シンジ「ブーバーン、力を入れてリザードンを押し出せ!」

ブーバーン「ブーバーン!!」ダンッ

リザードン「グオオオオオ!!」ズザザ

サトシ「何ッ!?」

サトシ(あのリザードンが…パワー負けした?)

シンジ「この間合いなら飛ぶ隙も無い…ブーバーン、スモッグ!」
 ▼ 243 マルルガ@ハーバーメール 17/11/22 07:45:37 ID:bP3TiUn6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 244 シギソウ@ファイヤーメモリ 17/11/22 12:48:29 ID:bP3TiUn6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 245 ンバット@どくどくだま 17/11/22 16:03:57 ID:5quOcKAA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 246 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 18:26:20 ID:8c3k79Ww [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブーバーン「ブーバーンッ!!」ハァァァァ

リザードン「グオオッ!!」

リザードンはブーバーンの吐いた煙に飲まれた…

サトシ「リザードン!!」

リザードン「グ…オオ…」ビリビリ

サトシ「!!!」

サトシ(…毒か!!)

〜観客席〜

リーリエ「ああッ!!毒状態に…!!」

タケシ「…ただでさえボスゴドラ戦のダメージがあるのに…これはかなり苦しいぞ…!」

カキ「……」


サトシ「…くッ…!!」

サトシ(……リザードンはもうかなり消耗してる…!)

サトシ(毒のダメージに耐えながら長時間戦うだけの体力はもう残っていない!!)

サトシ(ならば…)

サトシ(速攻だ!!)

サトシ「リザードン!!ブーバーンに接近しろ!」

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

シンジ「……」

サトシ「ちきゅうなげ!!」

リザードン「グオオオオオッ!!」ガシッ

リザードンはブーバーンを掴み、飛び上がる。

シンジ「…フン…」

シンジ(やはり単純だ…)

シンジ「ほのおのパンチ!!」

ブーバーン「ブーバーンッ!!」ブオオオ

ブーバーンは右手に炎を纏い…

ちきゅうなげに移行するためにブーバーンを持ち上げ、飛び上がっているリザードンの腹を思いっきり殴った。

ダンッ!!

 ▼ 247 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 18:33:44 ID:8c3k79Ww [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リザードン「グオオオオオッ!!」パッ

リザードンはたまらずブーバーンを掴んでいた手を離してしまった…

サトシ「リザードンッ!!」

リザードン「グオオオッ!!」バッ

リザードンはほのおのパンチで殴られ吹き飛んだが、地面に激突する前になんとか体勢を立て直し、着地した。

シンジ「!!!」

シンジ「……ほう」

シンジ(…リザードンはもう限界もいいとこ…だがまだ耐えるか…)

シンジ(……だが…)

シンジ「やはりぬるいな…」

サトシ「!!!」
 ▼ 248 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 19:05:10 ID:8c3k79Ww [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「…リザードンが毒状態になって焦った結果がそれだ…」

シンジ「お前は速攻を決めようと急接近してちきゅうなげを出させた…」

シンジ「…だが」

シンジ「そんな単純な攻めが俺に通用すると思ったのか…?」

シンジ「やはりお前相変わらず甘いな…」

サトシ「!!!」

シンジ「…通用するわけないだろう…」

シンジ「…なぜならお前はリザードンが毒状態になった事しか見ていないからだ!」

サトシ「!!!!」

シンジ「…お前は考えていなかっただろう?」

シンジ「リザードンが消耗してパフォーマンスが落ちている事を…」

シンジ「俺がちきゅうなげを警戒して、カウンターを食らわせてくるかもしれないということを…」

サトシ「……」

シンジ「…お前は毒の事しか考えていなかったからその事に気づかずに結果、攻撃に失敗した…」

シンジ「昔からお前はそうだ…」

シンジ「流れに乗っている時は何をしでかすか分からない…」

シンジ「だが」

シンジ「逆に相手のペースに乗せられている時のお前はかなり単純だ…」

シンジ「…考えが手に取るように読める…」

サトシ「…くッ…!」

シンジ「…ポケモントレーナーとして高みに立ちたいなら、一つの事に囚われず常に周りの全てを把握し、理解しろ!!」

シンジ「お前の視野は狭すぎる…」

サトシ「……」
 ▼ 249 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 19:26:34 ID:8c3k79Ww [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ(…さっきは甘い考えで接近してカウンターを食らった…)

シンジ(ならばお前が次に取る行動は…)

サトシ「リザードン!!」

シンジ(かえんほうしゃだ…)

サトシ「かえんほうしゃ!!」

シンジ「かえんほうしゃで迎えうて!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」ブオオオオ 

ブーバーン「ブーバーンッ!!!」ブオオオオ

ドッガァァアアアアアン!!!

二つのかえんほうしゃがぶつかり合い、爆発した。

シンジ(…かえんほうしゃの衝突、そして爆発。)

シンジ(次にお前が取る行動…それは…)

シンジ(煙に紛れて接近…)

サトシ「ブーバーンに近づけ!!」

リザードン「グオオオオオッ!!」バッ

シンジ「ブーバーン、自分の周りにがんせきふうじ!!」

ブーバーン「ブーバーンッ!!」ダンッ ダンッ ダンッ

ブーバーンはがんせきふうじで自分の周り全方位を囲った。

リザードン「グオオオ!!」ドシッ

サトシ「!!!」

リザードン「グオオ?」

リザードンはブーバーンを囲っている岩石の一つに衝突した…

シンジ(…あそこか…)

シンジ「ブーバーン、奴がぶつかった岩にほのおのパンチ!!」

ブーバーン「ブーバーンッ!!」ドガァッ!

リザードン「グオオオオ!!」ドザァッ

サトシ「リザードン!!」

ブーバーンは岩石ごとほのおのパンチでリザードンを殴った…
 ▼ 250 ルノズク@スチールメモリ 17/11/22 20:14:21 ID:uVT10GOk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 251 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 20:23:26 ID:8c3k79Ww [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

タケシ「なんだがさっきからシンジのヤツ…」

タケシ「まるでサトシの動きを読み切ってるみたいだ…」

リーリエ「……」

リーリエ「あの発言です」

タケシ「!!」

リーリエ「サトシがかえんほうしゃを指示したのは偶然ではありません…」

リーリエ「…シンジさんがそうなるように誘導しました。」

タケシ「……」

リーリエ「…シンジさんはサトシが迂闊に接近し、痛いしっぺ返しを食らった事をあえて注意しました。」

リーリエ「その事によってサトシの頭に何も考えず突っ込めばやられる…という考えを出させたのです。」

リーリエ「そうなればまずは遠距離のかえんほうしゃを使うはず」

リーリエ「初手さえ読めればあの人ならその次の手だって予測できるはずです…」

タケシ「なるほど…さっきと同じようにサトシに手の内を明かす事で自分の有利な方向に勝負を持って行こうと考えた訳か」

リーリエ「…もうひとつあります」

リーリエ「むやみやたらに攻めればやられる、とサトシに考えさせることができれば」

リーリエ「サトシは慎重になる…」

リーリエ「その間に毒で体力を削ろう、とも考えていると思います…」

タケシ「…そうか!毒がある以上、リザードンの体力が尽きるまでの間。少しでも攻撃の機会を増やさなければならない…」

タケシ「そういった面ではサトシの速攻作戦も間違っていなかった…」

リーリエ「はい」

リーリエ「だからシンジさんは、サトシがあえて慎重に攻めるように仕向けました…」

リーリエ「サトシが慎重に攻めれば、より確実な攻撃が来ますが、その代わり攻撃回数は必ず減ります…」

リーリエ「リザードンの体力が尽きるまで、引いて守れば必ず逃げ切れます…」

リーリエ「…ですが、シンジさんはサトシの攻撃も誘導し、予測して先をつける…」

リーリエ「次の手が読める以上、引いて守る必要はありません。」

リーリエ「…シンジさんはここからさらに…攻めて来るはずです…」

タケシ「…つまりサトシにもまだ逆転の目はあると…?」

リーリエ「…はい。引かずに攻めてくる以上、シンジさんの裏をかくことができれば…チャンスはあります!」

リーリエ「裏をかくことができれば…ですが…」
 ▼ 252 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 20:59:59 ID:8c3k79Ww [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「…!」

リザードン「グオオ…」ムクリ

シンジ「……」

シンジ(…まだ耐えるか…だがやせ我慢が見え見えだ…)

シンジ(あと一撃で充分…いや、それまでの間に毒でやられる可能性だってある…)

シンジ(…だが最後まで油断はしない!アイツのポケモンは追い詰めた時が1番強いからな…)

シンジ「ブーバーン、かえんほうしゃ!!」

〜観客席〜

タケシ「やっぱり!!」

リーリエ「攻めて来ましたか…!」


ブーバーン「ブーバーンッ!!」ブオオ

サトシ「岩の影に隠れろ!!」

リザードン「グオオ!!」バッ

リザードンは岩の裏に隠れてかえんほうしゃを防いだ…

シンジ(がんせきふうじを利用したか…!)

サトシ「リザードン、ドラゴンテール!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ダンッ!!

リザードンはドラゴンテールで岩を打った…

激しく叩かれた岩は砕け、その破片がブーバーンの方に飛んでいく。

シンジ「焼き尽くせ!かえんほうしゃ!!」

ブーバーン「ブーバーンッ!!」ブオオオ!!

サトシ「接近しろ!!」

リザードンはブーバーンがかえんほうしゃをしている隙にブーバーンの間合いに入り込んだ…

サトシ「ブーバーンを掴め!!」

リザードン「グオオオ!!」ガシッ

シンジ(ちきゅうなげか!!)

サトシ「投げ飛ばせ!!」

リザードン「グオオオ!!」ブンッ

シンジ「!!!」

リザードンはブーバーンを空に向かって思い切り投げ飛ばした。
 ▼ 253 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 21:13:12 ID:8c3k79Ww [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ(…何をする気だ!?)

サトシ「リザードン!!!ちきゅうなげ!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」バッ

リザードンは空中に飛び上がり…

ブーバーンを掴んだ。

シンジ(…そうか!!)

シンジ(…さっきはブーバーンを掴んで飛び上がっている間にほのおのパンチのカウンターを受けた…)

シンジ(アイツはそれをさせない為に、最初にブーバーンを投げて…)

シンジ(空中からちきゅうなげに入った…!)

シンジ(このタイミングだと反撃できない…)

リザードン「グオオオオオ!!」ギュルルルル

リザードンが猛回転しながら地面に向かって急降下する…

そして

ドッガァァアアアン!!!!

地面に高速で激突した…


 ▼ 254 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 21:21:38 ID:8c3k79Ww [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
砂煙が舞い、やがて晴れる…

ブーバーン「…ブー…バー…」ムクリ

シンジ(良し、耐えた!)

シンジ「反撃だブーバーン、かえん…」

シンジ「…!!!!」

シンジ(…ヤツはどこだ!?)

シンジ(…上か?)

シンジ(いや、違う…)

シンジ(まさか…!!)

サトシ「急接近だ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

リザードンが岩の裏から現れ、ブーバーンに近づく…

サトシ「ドラゴンテール!!」

シンジ「!!!」

シンジ「ほのおパンチ!!」

ほのおのパンチを繰り出すブーバーン。

だが…

ほのおのパンチがリザードンに命中する前にリザードンがドラゴンテールをブーバーンの首に叩き込んだ。

ブーバーン「ブーバーンッ!!」ドッザァァ

シンジ「ブーバーン!!」

サトシ「良しッ!!」

リザードン「グオオ!!」

ブーバーン「…ブー…バー…」ムクリ

サトシ「!!!」

サトシ(まだか!!)

シンジ(立ち上がった!!)

ブーバーン「ブッ…バァッ…」ドサァッ

審判「ブーバーン戦闘不能、リザードンの勝ち!」




 ▼ 255 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 21:38:04 ID:8c3k79Ww [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナレーター「決まったァッーーーーーー!!!!リザードン、大量のダメージを喰らいながらも二連撃でブーバーンを沈めたァッーーーーーー!!!」

ナレーター「強力なポケモン相手に2タテの大金星だァッーーーーーーッ!!!!」

〜観客席〜

タケシ「すごいぞ!リザードン!!まさかあの二体を倒すなんて…!」

カスミ「さすがね…サトシのリザードン…」

リーリエ「サトシは残り2匹なのに対してシンジさんはエレキブル1匹…しかもゲッコウガ戦のダメージもあります!」

タケシ「不利から一転、一気に有利になったぞ!サトシ!!」

リーリエ「はい!!」

〜Aブロック選手控え室〜

ヒロシ「…驚いた…」

ヒロシ(あの時の、サトシの言うことを聞かず戦闘放棄したあのリザードンが…)

ヒロシ(今、サトシと息ピッタリの戦いを繰り広げ、大活躍している…)

ヒロシ(あのリザードンが…)

ヒロシ「成長したね、サトシ!!」

〜観客席〜

ムサシ「あのリザードン、2匹も倒したわよ…」

コジロウ「…すげえな…あんな強そうなの相手に…」

ニャース「…でもニャーはリザードンよりも親分か苦労人が見たいニャ。」


シンジ「……」ピュ-ン

サトシ「さあ!シンジ!!追い詰めたぜ!」

シンジ「……」

サトシ「お前のあの言葉のお陰で、周りを利用して戦うことが出来たよ!礼を言うぜ!!シンジ!!」

シンジ「……フン」

シンジ(あの作戦は逆効果だったか…失策だった…)

シンジ(…だが、勝つのは俺だ…)

シンジ(俺にはまだコイツがいる…!)

シンジ「エレキブル、バトルスタンバイ!」

エレキブル「エレキブルッ!!」

ナレーター「シンジ選手、最後の1匹のエレキブルを繰り出したァッーーーーーー!!!!」
 ▼ 256 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 22:03:38 ID:8c3k79Ww [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
審判「サトシ選手、ポケモンの入れ替えは?」

サトシ「このままいきます!」

ナレーター「おおーーーッと!!!サトシ選手、再びリザードンで勝負だァッーーーーーー!!!!」

サトシ「……」

サトシ「リザードン、かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオッ!!」

リザードンがかえんほうしゃを撃とうとしたその時、

リザードン「…グオオ…」ビリビリ

毒がリザードンを襲う…

サトシ「リザードン!!」

シンジ(今だ!!)

シンジ「地面にかみなり!!」

エレキブル「エレキブル!!」ダンッ

エレキブルは地面に手をつき、かみなりを放出した。

エレキブル「エレキブルーーーッ!!!」バリバリ

フィールドが破壊され、地面がまき上がる…

サトシ「これは…シンオウリーグの時の…!!」

空からフィールドの破片が雨のように降ってくる…

サトシ「焼き尽くせ!かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオオ…」ガクッ

サトシ「リザードン!!」

リザードン「!!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ドガッ バコッ

破片の雨がリザードンを襲う…

リザードン「…グオオ……」ドサッ

サトシ「リザードン!!!」

審判「リザードン戦闘不能、エレキブルの勝ち!」

ナレーター「おおーーーーーッとォ!!エレキブル、リザードンをかみなりの変則使用で倒したァッーーーーーー!!!!」

ダイゴ「……やはりダメージは限界を超えていたか…」

ククイ(無理もない…強敵二連戦に毒…立っているのがやっとだったはずだ…)
 ▼ 257 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/22 22:18:54 ID:8c3k79Ww [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

リーリエ「リザードン、やっぱり限界でしたか…」

タケシ「…無理もない…あの連戦の後だ…」

カスミ「これで残りはお互い1匹…」

リーリエ「……」

リーリエ(頑張って下さい…サトシ!)


サトシ「これでお互いラスト1匹か…」

サトシ「シンジ、相変わらずお前はすごいよ…いつも俺より上をいってる…」

サトシ「でも勝つのは俺だ!」

シンジ「……」

シンジ「俺もお前に勝つ!勝ってもっと上に行く!」

シンジ「今度こそな…」

サトシ「……」

サトシ「勝っても負けてもこれが最後の勝負だ!行け!!ピカチュウ!キミに決めた!!!」

ピカチュウ 「ピッカァ!!」

シンジ「!!!」

シンジ「…アイツじゃないのか…?」

サトシ「ああ!残念だがゴウカザルは登録した6匹の中に居ないぜ!」

シンジ「…残念だ…俺のエレキブルはアイツにリベンジする気満々だったのにな…」

サトシ「…リベンジか…」

サトシ「それはこっちのセリフだぜ!!」

シンジ「…何?」

サトシ「これはピカチュウのリベンジだ!あの時お前のエレキブルに負けた…ピカチュウのな!!」

シンジ「なるほどな…」

サトシ「…行くぞシンジ!!」

シンジ「全力で受けて立つ!!」
 ▼ 258 ルード@リニアパス 17/11/23 01:23:11 ID:VdDusvpo NGネーム登録 NGID登録 報告
やっぱりこの二人のバトル好きだわ
 ▼ 259 ッタ@レインボーパス 17/11/23 03:42:24 ID:UjfENhrQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最高のライバル関係だな
 ▼ 261 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 07:15:17 ID:zCAFmmIo [1/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

コジロウ「おい見ろよ!ジャリボーイのポケモン、苦労人のゴウカザルじゃないぞ!」

ムサシ「嘘ッ!マジィ〜?」

ニャース「…しかも親分でもないニャ…」

ニャース「でもあのピカチュウには頑張ってもらわないと行けないのニャ…」

ムサシ「なんだ結局誰でも応援するんだ…」

ニャース「当たり前だニャ…どうせどっちかしか勝てないんならジャリボーイに勝ってほしいと思うのは当然の事ニャ!」


シンジ「フィールドにかみなり!」

エレキブル「エレキブルッ!!」バリバリ

ドォオオオオオオン!!!

再びフィールドがまき上がり、その破片がピカチュウを襲う…

サトシ「ピカチュウ、でんこうせっか!!」

ピカチュウ「ピッカァッ!!ピカピカピカピカ!!」ヒュン ヒュン ヒュン

シンジ(やはりでんこうせっかで破片の間をすり抜けて接近…)

シンジ(だが焦る必要は無い…)

シンジ(でんきエンジンがある以上、ピカチュウはでんこうせっかかアイアンテールしか打って来ない…)

シンジ(つまり近づかせ無ければ、アイツは何も出来ない…!)

サトシ「ピカチュウ、10万ボルト!!」

シンジ「!!!」

ピカチュウ「ピィ〜カァ〜チューーーーーッ!!!」バリバリバリ

ピカチュウの10万ボルトがエレキブルに命中した…

エレキブル「エレキブルッ…」ビリビリ

シンジ「……馬鹿め」

サトシ「!!?」

シンジ(エレキブルの特性、でんきエンジンを忘れたのか?)

エレキブル「エレキブルッッ!!」グルグル
 ▼ 262 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 07:28:51 ID:zCAFmmIo [2/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

タケシ「ああッ!まずいぞ…!」

リーリエ「…どうしたのですか?」

タケシ「あのエレキブルの特性、でんきエンジンだ…」

リーリエ「!!!」

タケシ「あのエレキブルにでんき技は効果がない…それどころか、でんき技を浴びるたびに速くなるんだ…」

タケシ「…サトシのヤツ、まさかその事を忘れたのか!?」

リーリエ「…そんな…エレキブルがこのまま加速して行けば…ピカチュウの得意な 速さで翻弄する 戦いが出来ないじゃないですか…!」

タケシ「……」


シンジ「エレキブル、接近しろ!」

シンジ「エレキブルッ!!」バッ

サトシ「!!!」

サトシ(速い…!)

シンジ「かわらわり!」

エレキブル「エレキブルッ!」ダンッ

ピカチュウ 「ピッカァッ!!」ドザァッ

ナレーター「おおーーーーーッとォ!!!エレキブルのかわらわりがピカチュウに命中ゥーーーーーッ!!」

ナレーター「これは強烈だァッーーーーーー!!!」

サトシ「ピカチュウ !!」

シンジ「……」

シンジ(流石に今ので気づいただろう…)

シンジ(ここからはもうでんき技は撃ってこない筈…)

シンジ(…だが、でんきエンジンで加速した今のエレキブルの速さなら、充分アイツのピカチュウと勝負できる…!)

シンジ(これで速さに翻弄されない…)

シンジ(常に距離を取り、近づかせず、かみなりで少しずつ体力を削る…!)

サトシ「ピカチュウ 、エレキボーーーールッ!!」

シンジ「!!!!」

シンジ「何ッ!!?」
 ▼ 263 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 07:42:51 ID:zCAFmmIo [3/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ピカ!!ピカピカピカピカ、チュッピィッ!!!」ボンッ

ドッガァアアアアン!!!

ピカチュウのエレキボールがエレキブルに命中した…

だが

エレキブル「エレキブルッッ!!」グルグル

ナレーター「おおーーーッとォ!!エレキブル、ピカチュウの二連撃をもろともせずーーーーーッ!!!」

シンジ(当然だ…)

シンジ(ダメージが無いんだからな…)

シンジ「ヤツに近づけ!!!エレキブル!!」

エレキブル「エレキブルッ!!」ヒュンッ  

サトシ「!!!」

シンジ「かわらわり!!」

サトシ「かわせッ!!」

エレキブル「エレキブルッ!!」ダンッ

しかし、ピカチュウが躱す前にエレキブルが高速でかわらわりを叩き込んだ…

〜観客席〜

グランド(あのエレキブル、おそらく特性はでんきエンジン…)

グランド(二度もでんき技を受け、加速した今のエレキブルの速度は…)

リーリエ「…ピカチュウと互角かそれ以上…」

タケシ「…まずいぞ!ただでさえパワーで負けてるのにさらに速さも同等以上って…」

カスミ「もうピカチュウに勝ち目は無いじゃない!!」

マオ「ええっ!?もうサトシの負けってこと!?」

カキ「…いや、サトシにはまだアレがある…」

一同「「「!!!!」」」

リーリエ「Zワザ…ですか…」
 ▼ 264 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 07:57:29 ID:zCAFmmIo [4/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「……」

シンジ(馬鹿め、まだ気づかないのか…?)

シンジ(でんきの勢いを利用して突進するボルテッカーならば…まだ突進分のダメージは与えられる…)

シンジ(だがあの二つは完全に無効化できる…)

シンジ(お前のやっている事は完全に無意味、それどころか自分の首を締めているんだぞ!)

サトシ「……」

サトシ「行くぞ、ピカチュウ !!」

サトシはZワザのポーズを取り始めた…

シンジ「!!!」

シンジ(来たか…!一回戦でグラジオのシルヴァディを倒したZワザとかいうアローラに伝わる不思議な力…)

シンジ(…紛れもなく“それ”がお前の奥の手…!!)

シンジ(…だが…)

シンジ「…負けん!!」

〜観客席〜

カキ「ノーマルのZワザ、ウルトラダッシュアタックで一撃で決めれば…!」

リーリエ「Zワザの威力なら、相手を一発で倒す事だって不可能ではありません!!」

リーリエ「…しかも、エレキブルはゲッコウガ戦のダメージが残っています…」

リーリエ「全快ではありません!可能性は充分にあります!!」


しかしサトシが取り始めたのは…

でんきのZワザのポーズだった。

〜観客席〜

カキ「何ッ!!!」

リーリエ「何を考えてるんですか…サトシは!?」


サトシ「見せてやる!!」

ピカチュウ「ピッカァッ!!」

サトシ「これが俺たちの…全力だァッーーーーーーッ!!!!」

ピカチュウ 「ピカピカピカピカ…!!」バリバリバリ

サトシ「スパーキングギガボルト!!!!」

ピカチュウ 「ピッカァッ!!!!」バリィッ!!
 ▼ 265 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 08:27:07 ID:zCAFmmIo [5/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは巨大なでんきの球を放出した…

シンジ「……」

シンジ(…でんきのZワザ…)

シンジ(…でんきエンジンをぶち抜いて決めるつもりか…それともまだ気づいてないのか…)

シンジ(どちらにせよ、さらに加速するチャンスだ…)

シンジ(これほどの電気を食えば、もうピカチュウでも見切れない程の速度に達する事が出来るはず…!)

シンジ「受け止めろ!!!」

エレキブル「エレキブルッ!!」バッ

ドッガァアアアアアン!!!!!

スパーキングギガボルトがエレキブルに命中した…

巨大な爆発が起こり、爆風が会場中に吹き荒れる。

サトシ「…くッ!!」

シンジ「……」

エレキブル「エレキブルッッ!!!」グルグル

サトシ「!!!」

シンジ「よし!!」

〜観客席〜

カキ「耐えられた…!!」

タケシ「…それだけじゃない」

タケシ「でんきエンジンの効果でエレキブルはさらに加速した…」

タケシ「アレほどの電撃を食らっての加速…」

タケシ「もはやピカチュウでもついていけない速度になっている筈だ…!」

タケシ「しかもその速度が上乗せされたパワー…」

タケシ「下手すれば今、この瞬間だけなら大会最強は…」

タケシ「あのエレキブルかもしれない…」

リーリエ「……!!!」

リーリエ「ま、まさか…そんな事って……」

タケシ「…どうした?」

リーリエ「…分かりました!サトシの狙いが!!」

一同「「「!!!!」」」
 ▼ 266 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 08:43:08 ID:zCAFmmIo [6/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グランド「…なるほど…」

グランド「……サトシも面白い事を考える…」

グランド「………」

グランド(…まさかあんな作戦を思いつくなんて…)

グランド(俺も思いつかなかったし、さっきのZワザで始めて気づいたよ…)

グランド(シンジもおそらくこればっかりは読みきれんだろうな…)

グランド(なぜならサトシの作戦は言わば完全な裏…)

グランド(意識の死角…考えの外…!)

グランド(…そういったところからの攻撃…)

グランド(…アイツには予測するどころかその可能性を考える事すら出来んな…)

グランド(…論理的思考から緻密にバトルを組み上げるシンジには…特に…)


シンジ「…ミスを犯したな…」

サトシ「!!!」

シンジ「エレキブルの特性、でんきエンジンを忘れたか…?」

シンジ「エレキブルにでんきワザは効かない!それどころか、でんきワザを喰らう度に加速する!!」

サトシ「……」

シンジ「…随分ご馳走してくれたからな…もう今のエレキブルは、ピカチュウよりも圧倒的に速い!!」

サトシ「…なあシンジ」

シンジ「…?」

サトシ「…おかしいと思わなかったか?」

シンジ「!!!」

サトシ「初見ならまだしも…戦った事のあるお前のエレキブル…」

サトシ「…シンオウリーグではその特性、でんきエンジンに苦しめられた…」

サトシ「そんな俺が、何も考えずでんきワザを連発すると思ったのか…?」

シンジ「…何か考えがあったと言うのか…?ありえん、でんきエンジンをでんきワザで破る事など…神にも出来やしない!!」

サトシ「…破る?俺はそんなつもりは全くないよ…」

シンジ「!!!」

サトシ「“利用”させてもらった…お前のでんきエンジンを…!」
 ▼ 267 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 08:52:27 ID:zCAFmmIo [7/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「利用…だと…?」

サトシ「…とにかく…かかっこい!バトルフィールドは話をする所じゃないぜ!!」

シンジ(…何を考えているか知らんが…今のエレキブルが負ける筈がない…!!)

シンジ「エレキブル、接近してかわらわり!!」

エレキブル「エレキブルッ!!」ゴウッ

エレキブルは目視できないほどの速さで動いた…

次の瞬間、エレキブルはピカチュウを通り過ぎ、フィールドの奥の地面にかわらわりをぶつけていた…

シンジ「!!!!」

観客「ずげーーーーーッ!!フィールドの端から端を一瞬で移動したーーーーッ!!」

観客「速すぎるーーーーッ!!!」

シンジ「…はりきりすぎだ、エレキブル…もう一度ヤツに近づけ!」

エレキブル「エレキブルッ!!」ゴウッ

今度はエレキブルがピカチュウの目の前に…

全く反応できないピカチュウ。

サトシ「……」

シンジ「かわらわり!」

エレキブル「エレキブルッ!!」ダンッ!!

ワザの出だしが見えないほどの速度でエレキブルがかわらわりを発動する…

しかし

かわらわりはピカチュウの真横の地面を砕いていた…

シンジ「!!!」

シンジ(外した…?エレキブルが…あの至近距離で…)

シンジ「!!!!」

シンジ(まさか…)

シンジ「……お前…まさか…!!」

サトシ「!」

サトシ「やっと気づいたか!シンジ!!」

 ▼ 268 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 09:04:32 ID:zCAFmmIo [8/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

タケシ「エレキブルを加速させすぎた…?」

リーリエ「…はい、正確には…エレキブルが急激に速くなりすぎた…」

リーリエ「でんきワザを大量に浴び、本来自分がコントロールできる加速の限界を超えたのです…」

リーリエ「確かに今のエレキブルは紛れもなく大会最速…」

リーリエ「…ですがエレキブルにはその速度をコントロールすることは出来ません…」

リーリエ「結果、ピカチュウに攻撃を当てる事が出来ない…」

リーリエ「今のエレキブルは速すぎるんです…至近距離で動けないピカチュウすら捉えられないくらいに…」

タケシ「つまり、サトシの狙いはこれだったって事か!」

リーリエ「…はい、効かないと知っててでんきワザを撃ちまくったのもおそらくこのため…」

グランド「……」

グランド(にしてもあのサトシ、とんでもない作戦を考える…)

グランド(相手を強化しすぎて、逆に弱くするなんて…!)

グランド(普通なら“切り札”として扱うZワザ…それすら布石…!)

グランド(まさに予測不能…相手の意表をつく奇想天外な戦い…)

グランド(リーリエがバトルスタイルを取り込む訳だ…!)
 ▼ 269 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 09:20:07 ID:zCAFmmIo [9/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ピカチュウ 、アイアンテール!!」

シンジ「かわせ!!!」

エレキブル「…エレキブル……」ガクッ

シンジ「!!!」

ピカチュウ 「ピィ〜カァッ〜チュッピィッ!!」ダンッ

エレキブル「エレキブルッ!!」ドサッ

シンジ「エレキブル!!」

ナレーター「決まったァッーーーーーー!!!!ピカチュウ 、アイアンテールでカウンターだァッーーーーーーッ!!!」

ダイゴ「…アレは!!」

ダイゴ(…エレキブルの足が、速すぎる速度に耐えきれず壊れたんだ…!たった二回の移動で…!)

ダイゴ(足に力が入らず、動けない…!)

ダイゴ(サトシ君はここまで予測していたと言うのか…!!)

ククイ「ククク…!!」

ククイ(カスミの時といい…まったく面白い戦い方をするぜ…!サトシは!!)

シンジ「…くッ!!!」

シンジ(エレキブルが動けない…!?)

シンジ(加速のし過ぎで足への負荷が限界を超えたのか!?)

サトシ「もう一度アイアンテール!!」

ピカチュウ 「ピィ〜カァッ〜チュッピィッ!!!」ダンッ

ナレーター「おおーーーッと!!再びアイアンテール!!二連撃だァッーーーーーー!!!!エレキブル動けないッ!!!」

サトシ「決めるぞ!!ピカチュウ !!でんこうせっか!!!!!」

ピカチュウ 「ピィカァッ!!」

ピカチュウは後ろに下がり…

ピカチュウ 「ピカピカピカピカピカピカ!!」

そこから一気にでんこうせっかで加速する…

シンジ「かわせ!!エレキブル!!」

エレキブル「エレキブルッ…」ガクッ

動けないエレキブルに向かってピカチュウは一直線に走る

ピカチュウ 「ピッカァッ!!!!」

ダンッ!!

ピカチュウが全速力でエレキブルに激突した…
 ▼ 270 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 09:38:47 ID:zCAFmmIo [10/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エレキブル「…エレキ…ブル…」

ピカチュウ 「…ピッカァッ…!!」

ナレーター「ピカチュウがでんこうせっかでエレキブルに激突ゥーーーーーッ!!さあ、どうなったァッーーーーーーッ!!!!!」

ピカチュウ 「ピッカァッ!!」スタッ

エレキブル「…エレキ…ブ……」ドサッ

シンジ「エレキブルッ!!!」

審判「エレキブル戦闘不能、ピカチュウの勝ち!よって二回戦第2試合は…」

審判「サトシ選手の勝ち!!」

ナレーター「決まったァッーーーーーー!!!!でんこうせっかでピカチュウがエレキブルを倒したァッーーーーーーッ!!!サトシ選手、激戦を制し三回戦進出ゥーーーーーッ!!!」

サトシ「やったぜェーーーーーッ!!!!」

ピカチュウ 「ピッカァッ!!」

サトシ「ピカチュウ!!ありがとう!よくやった!!本当に良くやったよ!!!」

ピカチュウ 「ピッカァッッッ!!!」

〜観客席〜

マオ「やったァッーーーーーー!!!!サトシ勝ったァッーーーーーーッ!!!」

スイレン「やった!!やった!!」

マーマネ「あの怖い人に勝っちゃった…サトシ…!」

カキ「さすがサトシだぜ!!」

カスミ「相変わらずメチャクチャだったけどね〜〜」

タケシ「まぁ何にせよサトシは勝ったんだ…いいじゃないか…!」

リーリエ「はい!!サトシもポケモンも…本当によく頑張りました…!!」

コジロウ「やったァッーーー!!ジャリボーイが勝った!!」

ムサシ「やっぱりあたしらが鍛えてあげてるから〜あんなむっつりボーイには負けない、って感じ〜?」

ニャース「当たり前ニャ!ジャリボーイ!!このまま優勝するんだニャー!!!」

コジロウ「おうよ!!途中で負けたら承知しないからな!!」

ショータ「…やはり勝ち上がりましたか!サトシ…!僕も頑張らないと…!」

アラン「やっぱりいつ見てもサトシのバトルは熱いな…」

キビモチ「…とても二回戦とは思えんハイレベルな戦い…制したのはあのサトシか…」

グランド「………」
 ▼ 271 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 10:00:17 ID:zCAFmmIo [11/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シンジ「……エレキブル、いいバトルだった…」ピュ-ン

シンジはサトシの方に歩み寄る…

サトシ「…シンジ!」

シンジ「…リベンジを果たした、というわけか…」

サトシ「ああ!」

シンジ「…俺がお前に言った、ポケモントレーナーとして高みに立たないなら、常に周りを把握し、理解しろというあの言葉…」

シンジ「どうやらその言葉の意味を真に理解していないのは俺の方だったようだ…」

サトシ「…シンジ…」

シンジ「俺はお前相手に対策を講じ、万全の状態で挑んだ…」

シンジ「だが、負けた…」

シンジ「俺もまだまだ甘かったって事だ…」

サトシ「……そんな事ないぜ!!」

シンジ「!!」

サトシ「お前はあの時よりさらに強くなってた…!」

サトシ「…だけど俺も負けたくないって必死で戦って…!」

サトシ「お互いに全力でぶつかり合って…」

サトシ「その結果、僅かな差で俺が勝ったってだけだ!」

シンジ「ああ、だがその差が俺とお前の勝負を分けた…」

シンジ「…そこが俺に足りない所だ…」

シンジ「じゃあな…俺はもう行く…」

サトシ「……シンジ…」

シンジ「…またバトルをやろう…今度こそ…今度こそ俺が勝つ…!」

サトシ「!!!」

サトシ「ああ!!約束だぜ!シンジ!!」

シンジはバトルフィールドを後にした…

サトシ「……」

サトシ(お前とのバトル、最高だったぜ!シンジ!!)
 ▼ 272 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 10:26:58 ID:zCAFmmIo [12/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナレーター「さぁーーーーーッ!!激戦の第2試合も終わり、次は第3試合!!ホムリエ選手対ディオ選手だァッーーーーーー!!!」

観客「ワァーーーーーッ!!」

〜スタジアムの外〜

シンジ「…ヤツの次の相手は…あのグランドか…」

シンジはキッサキでの事を思い出していた…

シンジ(…シンオウリーグの後、俺がジンダイさんに挑もうとキッサキに戻った時。)

シンジ(先客が1人いた…)

シンジ(そいつはジンダイさんに6対6のフルバトルを挑み…)

シンジ(2体を温存したまま…4体でジンダイさんを倒した…)

シンジ(…目の前で起きたことが信じられなかった…)

シンジ(…俺を完封したジンダイさんに、勝ってしまうトレーナーがいるなんてな…)

シンジ(…そういえば本当かわからんが、アイツもかつてジンダイさんに勝ったと言っていたな…)

シンジ(だが、俺にとっては実際にジンダイさんの敗北を目の当たりにしたあの時の印象はかなり強かった…)

シンジ(ジンダイさんはヤツを“今まで出会った中で最も完璧に近いトレーナーの1人”と評し…)

シンジ(ヤツはジンダイさんを“過去最強の難敵”と評した…)

シンジ(…その男の名は、グランド…)

シンジ(ジンダイさんに挑むため、わざわざシンオウまでやってきたらしい…)

シンジ(今日のヤツのバトルを見て、改めてアイツの強さを実感した…)

シンジ(だが、ジンダイさんから言わせれば、アイツも完璧ではなかった…)

シンジ(俺にも見つけられない、トレーナーとして足りない部分が…アイツにもあるということだ…)

シンジ(アイツがグランドに勝つ方法があるとすれば…そこを突く事…ぐらいか…)

シンジ「……」

シンジ(関係無いな…アイツが勝とうが…グランドが勝とうが…強くなって2人とも俺が倒す!)

シンジはラナキラマウンテンを後にした…
 ▼ 273 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 10:59:15 ID:zCAFmmIo [13/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

マオ「あ!サトシ!三回戦進出おめでとう!!」

サトシ「サンキュー!で、今どうなってる?」

リーリエ「最終局面です…コテツさん対ヒロシさんのバトル…」

ナレーター「さぁーーーーッ!!二回戦第4試合も最終局面だァッーーー!!!」

ヒロシ「レオン、10万ボルト!!」

レオン「ピカアアァッ!!」バリバリ

ルカリオ「グオッフ!!!」ビリビリ

ルカリオ「…グオオ…」バタッ  

審判「ルカリオ戦闘不能、ピカチュウの勝ち!よって二回戦第4試合はヒロシ選手の勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーーー!!!ルカリオ、やはりリザードン戦の疲労が残っていたかァッーーーーーー!!!」

サトシ「お!ヒロシが勝ったか!!」

タケシ「…ヒロシのヤツ、あの時とは比べ物にならないくらい強くなったな…」

カスミ「リザードもリザードンに進化してたしね…!」


それからBブロックの二回戦も順調に進んだ…

第5試合はイモタローが、第6試合はティエルノが、第7試合はテンペストが勝ち進んだ…

そして午前の部最後の第8試合…

アヤカ対キビモチ

アヤカ「アブソル、メガホーン!!」

メガアブソル「アブソッ!!」

キビモチ「ロケットずつき!!」

カメックス「カメッ!!」

ドンッ!!

ロケットずつきとメガホーンがぶつかり合う…

僅かに力負けしたメガアブソルが吹き飛んだ…

キビモチ「トドメだ!カメックス、ハイドロポンプ!!」

カメックス「カメェーーーッ!!」

ハイドロポンプがメガアブソルに命中した…

アヤカ「アブソル!」

アブソル「…アブソ…」ドサッ
 ▼ 274 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 11:06:30 ID:zCAFmmIo [14/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
審判「アブソル戦闘不能、カメックスの勝ち!」

審判「よって二回戦第8試合は…キビモチ選手の勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーー!!キビモチ選手がシードの強さを見せつけ三回戦進出ーーーーッ!!!」

〜観客席〜

タケシ「メガ進化使いを2体で…さすがはカントーリーグの王者…」

リーリエ「これで午前の部…終了ですね…」

マオ「午後からの第9試合はいよいよ…」

カキ「ああ!俺の出番だ!」

サトシ「頑張れよ!カキ!アランは強いぜ〜」

カキ「ああ!絶対勝つ!!」

マオ「昨日の特訓の成果…見せてよ!」

カキ「勿論だ!」

アラン(…次はいよいよ、カキとのバトル…)

アラン(…楽しみだ…!)

マノン「頑張ってよ!アラン!!」

アラン「…ああ、ありがとうマノン…」

 ▼ 275 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 11:47:46 ID:zCAFmmIo [15/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナレーター「さぁーーーーッ!!!昼休憩も終わりいよいよ午後の部開始だァッーーーーーッ!!!!」

ダイゴ「午後の試合も楽しみですね…」

ダイゴ(…特に第9試合はアランが登場する…)

ダイゴ(どれだけ強くなったか、見せてもらうよ!!)

ナレーター「では!!さっそく第9試合の2人の選手に登場してもらいましょう!!」

エレベーター状の足場から2人の男が出くる…

ナレーター「一回戦を相性の不利な水使いのフロスト選手相手に善戦し、勝利を掴んだカキ選手!!」

ナレーター「迎え撃つは…!!」

ナレーター「カロスリーグミアレ大会の王者!!シードにして優勝候補の1人、アラン選手だァッーーーーーッ!!!!!」

観客「ワァーーーーーッ!!!」

カキ「…ついにこの時が来たな!!」

アラン「…ああ、楽しみにしてたんだ…!君とのバトル!!」

カキ「お互い全力でやろう!」

アラン「ああ!もちろんだ!!」

審判「…では、只今より二回戦第9試合、アラン選手対カキ選手の試合を行います!」

審判「使用ポケモンは3体、ポケモンの交代はどちらかのポケモンが戦闘不能になったタイミングのみとします!」

審判「先に手持ちポケモン全てが戦闘不能になった方の負けです!」

審判「…では両者、あらかじめ申請した1匹目を!」

アラン「…出てこい!メタグロス!!」

メタグロス「メッタァッ!!」

カキ「…まずはお前だ!行け!ガラガラ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」

ナレーター「アラン選手の1匹目はメタグロス、カキ選手はアローラのガラガラだァッーーーーーッ!!」

観客「ワァーーーーーッ!!!!」

審判「では、バトルスタート!」

カキの王者への挑戦が始まった…
 ▼ 276 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 13:34:54 ID:zCAFmmIo [16/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

リーリエ「出だしはカキが有利ですね!」

マオ「…へ?」

サトシ「ああ!はがね、エスパータイプのメタグロス相手なら…!」

リーリエ「ガラガラの放つワザはほぼ全て効果抜群です…!!」

タケシ「…いいぞ!このまま流れに乗れれば…!!」

カスミ「…行ける…!」

カキ「速攻かけるぞ!ほねブーメラン!」

ガラガラ「ガッラァッ」ヒュン

ガラガラは骨をなげると同時に走り出す…

アラン「メタルクロー!!」

メタグロス「メッタァッ!!」ダンッ

メタグロスはメタルクローで骨を弾いた…

だが

ガラガラがすぐ近くに接近していた…

カキ「ガラガラ、ずつき!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」ダンッ

ナレーター「おおーーーーーッとォ!!ガラガラ、先制攻撃を決めたァッーーーーーッ!!!」

ガラガラ「ガッラァッ!」シュタッ

ガラガラは骨をキャッチし、着地した。

アラン「…なるほど」

アラン(いい動きだ…)

〜観客席〜

サトシ「よしッ!!ガラガラが速攻を決めたァッ!!」

マオ「そのまま行けーーーッ!!カキィーーー!!ガラガラァッーーー!!」
 ▼ 277 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 13:50:30 ID:zCAFmmIo [17/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「こうそくいどう!!」

メタグロス「メッタァッ!!」シュバッ

カキ「!!!」

カキ「ほねブーメラン!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」ブンッ

ガラガラは骨をなげる…が、こうそくいどうするメタグロスを捉えられず攻撃は外れた…

アラン「コメットパンチ!!」グッ

メタグロス「メッタァッ!!」ダンッ

メタグロスが星のようなパンチをガラガラに喰らわさせた…

ガラガラ「ガラァッーーーッ!!」ドザァッ

カキ「ガラガラ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」シュタッ

ナレーター「おおーーーッと!!コメットパンチが命中するもガラガラ、直ぐに立ち上がったァッーーーーーッ!!」

アラン「……」

アラン(…効果はいまひとつだからな…まぁ仕方ない…)

アラン(だがこれは効果抜群だろう?)

アラン「いわなだれ!!」

メタグロス「メッタァッ!!」

ガラガラの頭上から岩石が降ってくる…

カキ「走れ!!ガラガラ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」ダッ

ガラガラは持ち前のスピードでいわなだれの射程から抜けた…

そして骨をキャッチする。

たが

ガラガラが走る位置を知っていたかのように目の前にメタグロスが立ち塞がった。

カキ「何ッ!!」

アラン「メタルクロー!!」

メタグロス「メッタァッ!!」ダンッ

ガラガラ「ガラァッーーーーーッ!!」

ガラガラは吹き飛んだ…

カキ「ガラガラーーーッ!!!」
 ▼ 278 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 14:05:32 ID:zCAFmmIo [18/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナレーター「おおーーーッとォ!!再びメタグロスが決めたァッーーーーーッ!!!」

カキ「大丈夫か!?ガラガラ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」シュタッ

ナレーター「おおーーーッと!!ガラガラ、まだまだ元気そうだァッーーーーーッ!!!」

カキ「…よし!まだ行けるな!?」

ガラガラ「ガラァッ!!」コクッ

カキ「ヤツに向かって走れ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」ダッ

アラン「いわなだれ!!」

カキ「骨を回して盾にしろ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」ギュルルルル

バシッ!ガシッ!

ガラガラが骨を上に向けて猛回転させ、防御していることにより、岩石は弾かれガラガラに届かなかった。

アラン「何ッ!!」

カキ「フレアドライブ!!」

ガラガラ「ガラガラガラガラ…」

ガラガラが炎を纏い…

メタグロスに激突する。

ガラガラ「ガッラァッ!!」ダンッ

メタグロス「メッタァッ!!!」

アラン「メタグロス!!」

ガラガラ「ガラァッ!!」シュタッ

アラン「!!!」

アラン(…反動がない…まさか!)

アラン(ヤツの特性は“いしあたま”か!!)

カキ「シャドーボーン!!」

ガラガラ「ガラガァッ!!」

ダンッ!!

ガラガラは黒い力を骨に纏い、その骨でメタグロスを思いっきり殴った…
 ▼ 279 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 14:25:24 ID:zCAFmmIo [19/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メタグロス「メッタァッ!!」ドザァッ

アラン「メタグロス!!」

審判「メタグロス戦闘不能、ガラガラの勝ち!」

ナレーター「おおーーーーッとォ!!ガラガラ決めたァッーーーーーッ!!カキ選手!王者相手に先手を取ったァッーーーーーッ!!!」

カキ「ガラガラ!!」

ガラガラ「ガラァッ!!」

カキ「よくやった!お前のガッツが俺たちに先勝を引き寄せてくれたぜ!!」

ガラガラ「ガラァッ!!」

アラン「……」ピュ-ン

ナレーター「さぁーーーッ!!先手を取られたアラン選手!2匹目は何だァッーーーーー!!!?」

アラン「行け!バンギラス!!」

バンギラス「バァーーーーン!!!」

バンギラスの登場と同時に会場にすなあらしが巻き起こる…

〜観客席〜

タケシ「アランの2匹目バンギラスか…」

リーリエ「いわ、あくタイプのバンギラス相手ではガラガラのワザは全て効果いまひとつです…」

カスミ「今度は相性の有利を突いてきたって訳ね…」

タケシ「しかもバンギラスの特性、すなおこしによるすなあらしでさらにアランが有利だ…」


審判「カキ選手、ポケモンの交代は?」

カキ「します!!」

ガラガラ「ガラッ!?」

カキ「戻れ!ガラガラ!!」ピュ-ン

カキ「…また後で出番が来るぞ、ガラガラ!」

アラン(やはり下げて来たか…当然だ…相性が不利すぎるからな…)

アラン(だが、どれを出しても同じだ!)

アラン(このバンギラスは、炎使いの君対策のポケモンだからな!!)

カキ「出てこい!リザードン!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

ナレーター「おおーーーッとォ!!カキ選手の2匹目はリザードンだァッーーーーーッ!!!」
 ▼ 280 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 14:43:43 ID:zCAFmmIo [20/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

タケシ「カキの2匹目はリザードンか…」

マオ「ライドの防具外してる姿…初めて見たかも…」

サトシ「俺もアイツが戦う所…初めて見るな…」

カスミ「ええっ!!あのリザードン!!ポケモンバトルしたことないの!?」

サトシ「…少なくとも俺が来てからは一回も…」

マオ「あたしも見たことない…」

マーマネ「僕も!!」

スイレン「私も!!」

カスミ「うそォ…」

リーリエ「あのリザードンはライドポケモンと言って、カキがアーカラ島からメレメレ島のポケモンスクールに登校する時に使うポケモンなんですよ…」

リーリエ「だから基本はバトルはしないかと…」

カスミ「ダメじゃない!!こんな大事なバトルにそんなペーパードライバーみたいなポケモンを使ったら!!」

サトシ「…でもカキの事だし何かしらあるんだと思うぜ…!」

サトシ「特訓とかしたんだろ…多分…」


アラン「君もリザードン使いだったのか…!」

カキ「…ああ」

アラン「…できれば俺のリザードンとも戦わせてやりたかったが…その願いは叶いそうに無いな…」

カキ「…そいつはどうかな?」

アラン「…とにかく見せてもらうよ!君のリザードンの実力!!バンギラス、ストーンエッジ!!」

バンギラス「バァッーーーン!!」

カキ「飛べ!!」

アラン「尻尾で打て!」

バンギラス「バァーーーン!!」ドガッ

カキ「何ッ!!?」

石の破片がリザードンに向かって飛んで行く…

カキ「焼き尽くせ!かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオオオオ!!」ブオオオ

リザードンはかえんほうしゃで石の破片を焼き尽くした…

カキ(…危なねぇッ!!)
 ▼ 281 コン@うすもものミツ 17/11/23 15:01:49 ID:QsKKkx3M NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 282 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 16:04:55 ID:zCAFmmIo [21/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「……」

アラン(指示を一瞬で理解し、行動した…)

アラン「あのリザードン…」

アラン「…かなりの経験をつんでるな…」

カキ(…サトシ以外は知らないから驚くだろうけど、このリザードンはじいちゃんのパートナーだったんだ!)

カキ(…年老いて能力は落ちて来てるが…それでもかつての島キングのパートナーの力は健在だ!)

アラン「なるほど…ますます俺のリザードンと戦わせてやりたくなったよ…!」

アラン「でも途中の入れ替えは無しだからな!!残念だがその願いは叶わない!!」

カキ「いいや!叶えてやるさ!お前のバンギラスを倒してな!!」

カキ「リザードン!昔のカンは取り戻せたか!?」

リザードン「グオオオオオ!!」

カキ「良し!行くぞ!!」

カキ「リザードン!かえんほうしゃ!!」

アラン「あくのはどう!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

バンギラス「バァーーーン!!」

ドッゴォオオオオオン!!

かえんほうしゃとあくのはどうがぶつかり合い、爆発が起きる。

アラン「接近してかみくだく!!」

バンギラス「バァーーーン!!」バッ

カキ「ドラゴンクローで防御しろ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

ダンッ!!!

バンギラスはリザードンではなくドラゴンクローに噛み付いた…

カキ「今だ!!リザードン!!かみつく!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ガブッ

リザードンはバンギラスの首に噛み付いた…

バンギラス「バァーーーン!!!」

アラン「…くッ…!!」
 ▼ 283 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 16:20:55 ID:zCAFmmIo [22/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リザードン「グオオオオオ!!」ガブゥゥッ

カキ「いいぞ!リザードン!!」

リザードンはバンギラスの首に噛み付いて離さない…

アラン「抜け出せ!!あくのはどう!!」

バンギラス「バァーーーン…」キュィィィ

バンギラス「ギッラス!!」ダンッ!!

バンギラスの口から放たれたあくのはどうがリザードンの腹に命中した…

リザードン「グオオオオオ!!」ドザァッ

カキ「リザードン!!」

リザードン「グオオオオオ!」ムクリ

カキ「よし!まだ行けるな!?」

リザードン「グオオオ!!」グッ

〜観客席〜

マオ「…なんだあのリザードン…強いじゃん…!」

スイレン「おどろき…」

マーマネ「戦わないんじゃなかったの!?」

サトシ「……」

サトシ「ああッ!!思い出した!!」

一同「「「!!!?」」」

サトシ「あのリザードン、カキのじいちゃんの元パートナーだったんだ!!」

マーマネ「島キングの!?」

サトシ「うん!!」

リーリエ「島キングの元パートナー…それなら強くて当然ですね…!」

タケシ「だが…」

タケシ「忘れちゃいけないぞ…すなあらしの効果を…」

一同「「「!!!」」」


リザードン「グオオッ!!」ビシッ ビシッ

カキ「リザードン!!」

カキ(すなあらしか…!)
 ▼ 284 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 17:07:08 ID:zCAFmmIo [23/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「……」

アラン(君のリザードンはすごいよ…俺のバンギラスと互角に戦うなんてな…)

アラン(だが、すなあらしがある以上…俺のバンギラスが有利だ!)

カキ「…クッ…」

カキ「リザードン、かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオ

アラン(攻撃が単調だ!)

アラン「バンギラス、ストーンエッジで防御だ!!」

バンギラス「バァーーーン!!」ダンッ ダンッ ダンッ

バンギラスはストーンエッジでかえんほうしゃを防いだ…

アラン「あくのはどう!!」

バンギラス「バァーーーーン!!」

カキ「かわせ!」

リザードン「グオオオ!!」バッ

リザードンはあくのはどうを躱し、そのままバンギラスに接近した…

カキ「ドラゴンクロー!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ダンッ

リザードンはバンギラスにドラゴンクローで攻撃した。
 ▼ 285 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 17:13:06 ID:zCAFmmIo [24/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バンギラス「バァーーーーン!!」

アラン「踏ん張れバンギラス!!」

バンギラス「バァーーーーン!!」

アラン「良しッ!!」

アラン「奴を掴め!」

バンギラスは両手でリザードンを掴んだ…

カキ「リザードン!!」

アラン「至近距離で決めろ!はかいこうせん!!」グッ

バンギラス「バァーーーン…」キィィィィ

リザードン「グオオ!グオオ!」グッ グッ

カキ「…リザードン!かえんほうしゃ!」

リザードン「グオオ…」

アラン(…遅い!)

アラン「撃て!バンギラス!!」

バンギラス「…ギラスッ!!」ビビビビビビ

ドッガァアアアアアン!!!

バンギラスのはかいこうせんが0距離でリザードンに命中した…

カキ「リザードン!!」

アラン「……」

アラン(決まったな…)

アラン(はかいこうせんを撃つと、反動でしばらく動けなくなるが…)

アラン(威力は他のワザとは桁違いに高い…)

アラン(…それを0距離で…立っていられる筈がない…)

リザードン「……」

カキ「リザードン!!」

カキ「起きろ!!リザードン!お前の闘志を見せてくれ!!」

審判「……」

リザードン「グオオ…」ガッ

アラン「何ッ!!?」

リザードン「グオオオ!!」ムクリ

アラン(立ち上がる…だと…!?)
 ▼ 286 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 17:13:33 ID:zCAFmmIo [25/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バンギラス「バァーーーーン!!」

アラン「踏ん張れバンギラス!!」

バンギラス「バァーーーーン!!」

アラン「良しッ!!」

アラン「奴を掴め!」

バンギラスは両手でリザードンを掴んだ…

カキ「リザードン!!」

アラン「至近距離で決めろ!はかいこうせん!!」グッ

バンギラス「バァーーーン…」キィィィィ

リザードン「グオオ!グオオ!」グッ グッ

カキ「…リザードン!かえんほうしゃ!」

リザードン「グオオ…」

アラン(…遅い!)

アラン「撃て!バンギラス!!」

バンギラス「…ギラスッ!!」ビビビビビビ

ドッガァアアアアアン!!!

バンギラスのはかいこうせんが0距離でリザードンに命中した…

カキ「リザードン!!」

アラン「……」

アラン(決まったな…)

アラン(はかいこうせんを撃つと、反動でしばらく動けなくなるが…)

アラン(威力は他のワザとは桁違いに高い…)

アラン(…それを0距離で…立っていられる筈がない…)

リザードン「……」

カキ「リザードン!!」

カキ「起きろ!!リザードン!お前の闘志を見せてくれ!!」

審判「……」

リザードン「グオオ…」ガッ

アラン「何ッ!!?」

リザードン「グオオオ!!」ムクリ

アラン(立ち上がる…だと…!?)
 ▼ 287 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 17:25:51 ID:zCAFmmIo [26/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「良しッ!!」

その時…

フィールドのすなあらしがやんだ…

アラン「!!!」

〜観客席〜

タケシ「やった!!すなあらしがやんだぞ!!」

カスミ「しかもバンギラスははかいこうせんの反動で動けない…大チャンスよ!」

サトシ「決めろ!!カキ!!」


カキ「リザードン!!ばがねのつばさ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バサッ

リザードンは飛び上がり

翼に鋼の力を纏い

バンギラスに向かって一直線に飛んで行く…

リザードン「グオオオオオ!!!」

アラン(…頼むバンギラス!ここは耐えてくれ!!)

リザードン「グオオッ!!」

ダンッ!!!

リザードンがはがねのつばさでバンギラスに攻撃した。

バンギラス「バァーーーーン!!」ドザァッ

リザードン「グオオ…」ズシン...

アラン「バンギラス!!」

バンギラス「バァー…ン…」ムクリ

カキ「!!!」

バンギラス「…ギ…ラ……」ドザッ

アラン「!!!!」

審判「バンギラス戦闘不能、リザードンの勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーーッ!!!リザードン、はかいこうせんを至近距離で喰らいながらも気合のはがねのつばさでバンギラスを一蹴ーーーーッ!!!」


 ▼ 288 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 17:43:20 ID:zCAFmmIo [27/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「やったァッーーーーーッ!!!リザードン!!」

リザードン「グオオオ!!」

アラン「…戻れ、バンギラス…」ピュ-ン

〜観客席〜

タケシ「これで3対1…!」

カスミ「…追い詰めたわね!」

スイレン「…すごい…」

マオ「カキが優勝候補のアランを追い詰めてる!!」


ショータ「…そんな…あのアランが…追い詰められてる…?」

ショータ(…いえ、まだです…アランにあのポケモンがいる限り…追い詰めたとは言えません…!)


マノン「…頑張って!アラン!!負けちゃダメーーーーッ!!!」


サトシ「…いや」

一同「「「!!!!」」」

サトシ「まだ追い詰めたとは言えない…たとえどれだけ優位に立とうが…アイツがいる限り…」

サトシ「リザードンがいる限り…アランを追い詰めたとは言えない…」

サトシ「何せアランのリザードンは俺のゲッコウガにすら勝った奴だからな…」

マオ「…ゲッコウガってアレでしょ?シンジのエレキブルにやられてたポケモンでしょ?」

マオ「そんなに強そうだったかなぁ…」

サトシ「!!!」

サトシ「本来のアイツはもっとつえーんだよ!ゲッコウガの強さはあんなもんじゃないって!!」

マオ「…ほんとかなぁ…」

サトシ「ぐッ…!!」

タケシ「まぁまぁ…とにかくアランの最後の1匹のリザードンはめちゃくちゃ強いって事だろ?」

サトシ「…ああ…」

リーリエ「…でも3対1ですよ…?その差を覆す程あのリザードンは強いのですか?」

サトシ「…まぁ」

サトシ「見ればわかるよ…」
 ▼ 289 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 18:13:04 ID:zCAFmmIo [28/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「……」

アラン「ついに追い詰められてしまったな…」

カキ「…の割には余裕そうじゃないか…」

アラン「そうでもないさ…内心かなり焦ってるよ…まさかメタグロスとボスゴドラが負けるなんてな…」

アラン「だがそれ以上に、君とのバトルが楽しいんだ!」

カキ「…そうか…」

カキ「俺もすごく楽しいぜ!初めて参加してみたが…ポケモンリーグってのは最高だな!」

カキ「…だが勝たせてもらう…勝たなきゃうれしくないからな…!」

アラン「…俺も最強になるために…君に負けるわけにはいかない!」

アラン「さぁ!行くぞ!!これが最後のポケモンだ!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」

カキ「…出たな!リザードン!」

ナレーター「おおーーーッと!!アラン選手最後のポケモンはリザードンだァッーーーーーッ!!」

ダイゴ「……」

ダイゴ(…出たか、リザードン…)

〜観客席〜

マノン(頑張って…!アラン、リザードン…!)


審判「カキ選手、ポケモンの交代は?」

カキ「このまま、リザードンで行きます!」

ナレーター「おおーーーーッとォ!!これは、リザードン対リザードンだァッーーーーーッ!!!」

アラン「…行くぞ!カキ!」

カキ「…来い!!」
 ▼ 290 ンニュート@エネコのシッポ 17/11/23 18:21:06 ID:Gilg49os NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 291 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 20:04:08 ID:zCAFmmIo [29/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「かえんほうしゃ!!」

カキ「同じくかえんほうしゃだ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

ボッガアアアアアアン!!!

2つのかえんほうしゃが衝突し、爆煙がフィールドを包む…

そして煙が晴れる。

カキ「!!!」

カキ「アランのリザードンがいない…」

バサッ

カキ「!!!!」

カキ「上か!?」

アラン「かみなりパンチ!!」グッ

リザードン「グオオオオオ!!」ドンッ

アランのリザードンのかみなりパンチがカキのリザードンを襲う。

リザードン「グオオオオオ!!」ダンッ

カキ「リザードン!」

アラン「かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオオオオオ!」ブオオオ

リザードン「グオ…!!」

ボッグォオオオオン!!

かえんほうしゃがカキのリザードンに命中した…

リザードン「…グオオ……」バタッ

審判「カキ選手のリザードン戦闘不能、アラン選手のリザードンの勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーーッ!!!リザードン対決を制したのは…アラン選手のリザードンだァッーーーーーッ!!!」

 ▼ 292 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 20:19:47 ID:zCAFmmIo [30/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「リザードン、よくやった」

リザードン「グオオオオオ!!」

カキ「…戻れ、リザードン…」

〜観客席〜

サトシ「相変わらずすごいな…あのリザードン…」

リーリエ「…はい、バンギラス戦のダメージがあるとはいえ…カキのリザードンをあんなにあっさり倒すなんて…」

マオ「…でもまだカキは2体も残してるんだよ!?大丈夫だよ…!」

リーリエ「…どうでしょう…」

リーリエ「あのリザードンが身につけている道具…」

タケシ「…アレはまさか…」

カスミ「……」


カキ「…強いな、お前のリザードン…」

アラン「当然だ…俺とリザードンが目指すものは最強…これぐらいはやらないとな…」

カキ「目指すは最強か…ならコイツも同じだな!!出て来い!ガラガラ!!」

ガラガラ「ガラァッーーーーーッ!!!」ドガッ

ガラガラはカキに頭突きをした…

カキ「が、ガラガラ!悪かったって!戦況的に仕方なかったんだ!!お前を下げたのは…!」

ガラガラ「ガラァッ!」プイッ

アラン「…躾が出来てないな…」

カキ「わりぃ、わりぃ…だがコイツは強いぜ…」

アラン「そうか…ならこちらも全力で行こう!」

アランはキーストーンに指をかざした…

アラン「我が心に答えよ!キーストーン!!」

カキ「!!!!」

アラン「進化を超えろ!メガ進化!!」

リザードンを光が纏い…

メガリザードンにメガ進化した…

メガリザードン「グオオオオオ!!!」

カキ「メガ進化か!!?」
 ▼ 293 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 20:35:42 ID:zCAFmmIo [31/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

マオ「アレってハナダジムの時にカスミとタケシが使ってた…」

スイレン「メガ進化…」

マーマネ「あの黒いのがメガリザードンかぁ…かっこいいなぁ…」

リーリエ「あはりアレは…リザードナイトでしたか…」

サトシ「メガリザードンになったって事はアランもこっからが全開か!」

カキ「……」

カキ(ただでさえあの強さのリザードンがメガ進化か…)

カキ「………」ゴクリ

アラン「……」

アラン(負けられない…プラターヌ博士の…みんなの想いに答える為にも…!!)

〜回想〜

プラターヌ「そういえばアラン、アローラリーグの招待状に応じるみたいだね…」

アラン「…はい、各地方から強者が集まるリーグ…最強を目指す俺にとっては…必ず出場しなければならない大会です!!」

プラターヌ「アローラリーグに出るんなら…コレもいるんじゃないのかな…?」

プラターヌはあるものを引き出しから取り出してアランの前に置いた…

アラン「…これは…!キーストーンとリザードナイト!!」

アラン「フレア団の証拠品としてジュンサーさんに渡した筈…」

プラターヌ「ジュンサーさんが返してくれたんだよ…アランがアローラリーグに出場するって言ったら、じゃあコレが必要ね!って…」

アラン「…しかし…それは…!」

プラターヌ「ジュンサーさんも言ってたよ…コレはもう証拠品として充分にその仕事を果たしたし、コレはトレーナーの元にないと只の2つの石…それは余りにも勿体なすぎる。って…」

プラターヌ「僕もそう思ったよ…」

アラン「プラターヌ博士…」

プラターヌ「だがコレを受け取るかどうかは君次第だ…」

アラン「!!!」

プラターヌ「コレを渡す事が君に対する重圧(プレッシャー)になるのなら…無理に受け取れとは言わないよ…なにせコレを受け取るという事は…僕を含めたカロス中の期待を背負うという事だからね…」

アラン「…プラターヌ博士…」

アラン「俺はコレを貰います!!そしてみんなの期待に応え、必ず俺が初代アローラチャンピオンになってみせます!!」

プラターヌ「うん…いい返事だ…」

 ▼ 294 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 20:45:43 ID:zCAFmmIo [32/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜〜〜

アラン(プラターヌ博士の…いや、カロス中の…そしてマノンの期待に答えるため、俺はこんなところで消えるわけにはいかないんだ!!!)

カキ「ほねブーメラン!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」ブンッ

アラン「受け止めろ!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!」ガシッ

カキ「何ッ!!」

カキ(…弾くどころか…受け止めただと…!?)

カキ「フレアドライブ!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」

ガラガラが炎を纏い、メガリザードンに向かって跳ぶ…

アラン「かみなりパンチ!!」グッ

メガリザードン「グオオオオオ!!!」

ダンッ!!!

フレアドライブとかみなりパンチが激突する…

ガラガラ「ガラガラァ…」ビリビリ

メガリザードン「グオオオ…」ビリビリ

メガリザードン「グオオオオオ!!!」

ダンッ!!

ガラガラが押し負け、吹き飛んだ…

カキ「何ッ!!!」

カキ(ガラガラのフレアドライブが…押し負けた…!?)

ガラガラ「ガッラァッ!!」シュタッ

アラン「!!!」

アラン「そういえば特性“いしあたま”で反動は無いんだったな…」

アラン「かえんほうしゃ!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!」ブオオオオ

メガリザードンが青い炎を吐く…
 ▼ 295 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 20:56:49 ID:zCAFmmIo [33/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「かわせ!!」

ガラガラ「ガッラァッ!!」バッ

ガラガラは持ち前のスピードでかえんほうしゃの射程から抜けた…

その時

ガラガラに骨が飛んでくる…

ガラガラ「ガラァッ!?」パシッ

カキ「前た!ガラガラ!」

ガラガラ「ガッラッ!!」

目の前にメガリザードンが立っていた…

カキ(パワーだけじゃない…スピードも上がってる…!)

アラン「ドラゴンクロー!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!」

ガラガラ「ガッラァッ…!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!!」

ザシュッ!!

メガリザードンがドラゴンクローでガラガラを引き裂いた…

カキ「ガラガラ!!!」

ガラガラ「…ガ…ラ…」ドサッ

審判「ガラガラ戦闘不能、リザードンの勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーー!!!メガリザードン、圧倒的ィーーーーーッ!!!」

ダイゴ「……」

ダイゴ(さすがにアランのメガリザードンは桁違いに強いな…)

ククイ(あっと言う前1対1にした…あのリザードン…強すぎる…!!)

〜観客席〜

マオ「ああッ!!もう2体もやられた…!!」

マーマネ「…強すぎるよ…あのリザードン…」

タケシ「いくらダメージが残っているとはいえ…あそこまであっさり倒されるか…」

スイレン「あのガラガラが…」

リーリエ「…でもまだカキも奥の手を残しています…!」

サトシ「…ああ…」

サトシ&リーリエ「……Zワザ…」
 ▼ 296 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 21:09:05 ID:zCAFmmIo [34/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「そうか…Zワザなら…!!」

カスミ「あたしのメガギャラドスもピカチュウのZワザにやられたしね…!」

リーリエ「決まれば…可能性はあります…!」


カキ「戻れ、ガラガラ…」ピュ-ン

アラン「これで1対1だ…!」

カキ「……」

カキ「メガ進化か…」

カキ「ハナダジムを思い出すな…」

カキ「…あの時は負けたが…今度は負けん!!」

カキ(負けられない…負けられない…!!)

〜観客席〜

アマラ「…カキィーーーッ!!負けるなーーー!!!」

シブ「勝てーー!!カキーーー!!」

ホシ「頑張ってーーー!!お兄ちゃんーーッ!!」


カキ(父さんや母さん…ホシの為にも…)

カキ(そして…)

〜回想〜

マオ「明日は絶対勝ってね…!」

〜〜〜〜〜〜〜〜

カキ(マオの為にも…俺は負けられない!!!)

カキ「俺は負けん!!絶対に勝つ!!勝つんだ!!!」

カキ「頼むぞバクガメス!!最後の勝負だァッ!!!!」

バクガメス「ガメーーーースッ!!」

アラン「……」

アラン「これでお互い…エースが出揃ったか…」

アラン「…決着と行こう!!行くぞリザードン!!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!!」

カキ「俺たちの全てをぶつける…!!行くぞバクガメス!!!」

バクガメス「ガメーーーーッ!!!」
 ▼ 297 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 21:48:23 ID:zCAFmmIo [35/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「バクガメス!!からをやぶるだ!!」

バクガメス「ガメーーーースッ!!!」

アラン「!!!!」

〜観客席〜

マオ「ええーーッ!!いきなりからをやぶる!!?」

マーマネ「アレ使ったらダメージを受けやすくなるんだよね!!?」

マオ「あのリザードン相手に…自殺行為だよ…」

タケシ「…いや」

マオ「!!!」

タケシ「アレは正しい判断だよ…」

リーリエ「…わたくしもそう思います…」

サトシ「…確かにからをやぶるを使うとダメージを受けやすくなる…でもあのリザードンと戦うにはバクガメスのパワーとスピードじゃダメだ…」

サトシ「…それに引いて慎重になった所で、あのリザードン相手に長く持つ筈も無い…」

サトシ「…だからアレで正解なんだ…」

マオ「…へえ〜」

サトシ「…さすがはカキ!!ちゃんと勝負所をわかってるぜ!!!」


アラン「からをやぶる…か…」

アラン(まさに捨て身の特攻…覚悟は決まったというわけか…)
 ▼ 298 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 21:54:03 ID:zCAFmmIo [36/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アラン「リザードン!接近しろ!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!」バッ

カキ「バクガメス!奴に近づけ!!」

バクガメス「ガメーーーーッ!!」バッ

アラン「!!!!」

アラン(俺のリザードンとスピードが互角!?)

アラン(ならパワーは…)

アラン「ドラゴンクロー!!」

カキ「ドラゴンテール!!」

メガリザードン「グオオオオオ!!!」

バクガメス「ガメーーーースッ!!!」

ダンッ!!

2つの攻撃がぶつかり合い…そして弾かれた…

カキ「…くッ!!」

アラン「何ッ!!」

アラン(パワーも互角…だと?)

アラン「かみなりパンチ!!」グッ

カキ「背中を向けろ!!」

バクガメス「ガメェッ!!」バッ

リザードン「グオオオオオ!!!」ダンッ

リザードンがかみなりパンチで背中を殴る…

リザードン「グオッ!?」

バクガメス「ガメスッ!!」キ----ン

ドッゴォオオオオオン!!!

バクガメスの背中の棘が爆発した…

メガリザードン「グオオオ!!」ドザッ

アラン「なっ…!!」

アラン(背中の棘が爆発!?そんな事も出来たのか!!)
 ▼ 299 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 22:05:05 ID:zCAFmmIo [37/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「…よしッ!!」

バクガメス「…ガメス…」ガクッ

カキ「!!!!」

カキ(バカな…バクガメスの硬い背中で防御したんだぞ…?)

カキ(ダメージを受けやすくなってるとは言え…それほどのダメージを喰らうのか!?)

カキ(やはりあのリザードン…圧倒的だ…)

カキ「…ならば!」

カキ「決めるぞ!バクガメス!!」

カキはZワザのポーズを取り始めた…

アラン(来たか…!!)

〜観客席〜

スイレン「出た!Zワザ!!」

マオ「決めろーーーーッカキーーーーーッ!!!」

サトシ「……」

リーリエ「……」

タケシ「…これで…決まる……!!」


カキ「俺の全身!全霊!全力!すべてのZよ!アーカラの山の如く、熱き炎となって燃えよ!!」

バクガメス「ガメスッ!!」

カキ「ダイナミック〜〜〜フルフレイムーーーーーーッ!!!!!」

バクガメス「ガメガメガメガメ…」

バクガメス「ガメェッスッ!!」ブォォォォォン

バクガメスは巨大な火球を放出する…

アラン「……」

アラン「受け止めろ!!リザードン!!!」

カキ「!!!?」

メガリザードン「グオオオオオ!!!」バッ

リザードンは回避も反撃もせず、ただZワザを待ち受ける…

そして

ブオッゴオオオオオオン!!!

Zワザ命中し、爆発した…
 ▼ 300 リデプス@トポのみ 17/11/23 22:12:23 ID:Eppo.ECk NGネーム登録 NGID登録 報告
炎ドラゴンで四分の一だしね
 ▼ 302 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 22:18:09 ID:zCAFmmIo [38/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
巨大な爆発が起き、会場を爆煙が包む…

カキ「!!!!」

カキ(アランのやつ…Zワザを正面から受けるだと…!?)

カキ(どうなった…!?)

煙が晴れるとそこには…

ボロボロになりながらも、立っているリザードン…

アラン「良し!!」

カキ「何ィッ!!?」

カキ(…Zワザに耐えるだと!?)

アラン「反撃だリザードン!!」

メガリザードン「グオオ!!」

アラン「ブラストバーン!!!」グッ

メガリザードン「グオオオオオ!!!」ダンッ

メガリザードンが青い炎を纏い、地面を殴る…

地面を炎がつたい…バクガメスの足元で一気に爆発した…

ボッゴォォォオオオオオオン!!!!

カキ「バクガメスッ!!!」

バクガメス「…ガメ…ス…」ドサッ

カキ「バクガメスゥーーーーーッ!!!!!」

審判「バクガメス戦闘不能、リザードンの勝ち!」

審判「よって二回戦第9試合は…アラン選手の勝ち!!」

ナレーター「決まったァッーーーーーッ!!!一時は3対1に追い詰められるも、リザードンが圧倒的強さで3タテを決め…アラン選手が三回戦進出ーーーーーーッ!!!」

ダイゴ「……」

ダイゴ(…3タテか…流石だな…)

ククイ「……」

ククイ(…終わったか……)
 ▼ 303 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 22:49:02 ID:zCAFmmIo [39/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜観客席〜

スイレン「…カキ…負けちゃった…」

マーマネ「あーあ…やっぱり王者には勝てないかぁ…」

マオ「……」

タケシ「惜しかったな…あとちょっとだったんだけどな…」

カスミ「…そうね…」

サトシ「…でもカキはよくやったよ…あのアランをあそこまで追い詰めたんだから…」

リーリエ「…はい……」


アマラ「あーーー!!カキ、負けちゃた!」

ホシ「お兄ちゃん、負けちゃったの?」ウルウル

シブ「泣くなホシ…お兄ちゃんが一番悔しい筈なんだから…」

ショータ「…あのカキというトレーナー、かなり強かったですがやはりアランには届きませんでしたか…」

キビモチ「……」

キビモチ(…圧倒的強さだ…あのリザードン!!)

グランド「……」


カキ「…戻れ、バクガメス…」ピュ-ン

アランはカキの方へ歩み寄る…

アラン「最後のZワザ、恐ろしい威力だったよ…」

カキ「!! 」

カキ「……アラン…」

アラン「だが俺はあえてそれを受けさせた…」

アラン「俺のメガ進化と君のZワザ…どちらが上か見てみたかったんだ…」

アラン「…リスクはあったが、これで俺のリザードンはZワザにも耐えれる事が証明された…」

カキ「……」

アラン「…いいバトルだったよ…」

カキ「!!!」

アラン「勝った俺が言うのもなんだが…すごく楽しかった…」

アラン「またバトルをやろう…」サッ

カキ「…ああ!」グッ

2人は握手を交わした…
 ▼ 304 ラエッテ@にじいろのはね 17/11/23 22:58:00 ID:acsu3ozE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バンギがゴドラになってましたがミスでしょうか?
 ▼ 305 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 23:29:02 ID:zCAFmmIo [40/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナレーター「さぁーーーッ!!第9試合の余韻も冷めぬままですが!早速次の第10試合に移りましょう!!」

観客「ワァーーーーーーッ!!!!」

〜第1選手退場口〜

〜通路〜

カキ「…負けた…」

カキ「…もう終わりか……俺のアローラリーグ…」

サトシ「カキーー!!!」

カキの元にサトシ達が走ってきた。

カキ「サトシ…みんな…」

カキ「すまねぇ…負けちまった…」

マオ「…カキ…」

カキ「…ごめんな、マオ…昨日遅くまで付き合ってくれたのに…」

カキ「…俺は…俺はッ…!」

サトシ「なーに後ろめたい顔したんだよ」

カキ「!!!」

サトシ「いいバトルだったじゃないか…もっと胸を張れよ!今日のお前のバトル、最高だったぜ!」

カキ「…サトシ…」

マオ「あたしも好きでカキに付き合ったんだから…そんな事言わないで…」

マオ「むしろカキが頑張ってくれてあたし嬉しかったよ!」

カキ「…マオ……」

タケシ「よく頑張ったじゃないか!」

カスミ「ほんと、はじめてのリーグであんないいバトルを見せるなんてサトシとは大違いね〜」

サトシ「なっ…!いいだろ!!俺は!!」

マーマネ「僕も頑張ったと思うよ!カキ!!」

スイレン「私も!!

マオ「…ね?カキは頑張ったよ…明日からのサトシの試合、みんなで応援しよ?」

カキ「…ああ!」

カキ「ありがとう、みんな!」

最終成績…ベスト32…

カキのアローラリーグへの挑戦は…こうして幕を閉じた……
 ▼ 306 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 23:31:21 ID:zCAFmmIo [41/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>304
すみません…ボスゴドラではなくバンギラスですね。
 ▼ 307 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/23 23:49:35 ID:zCAFmmIo [42/42] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラリーグ二回戦第14試合…

ショータ対マムトは最終局面を迎えていた…

ショータ「いっきに決めますよ!!ジュカイン、ハードプラント!!」

メガジュカイン「ジュカァッ!!」ゴゴゴゴ

マムトのエンブオーはハードプラントに飲み込まれた。

マムト「エンブオーッ!!」

審判「エンブオー戦闘不能、ジュカインの勝ち!!」

審判「よって二回戦第14試合は…ショータ選手の勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーーッ!!!ショータ選手、メガジュカインでマムト選手を圧倒的し、三回戦進出ゥーーーーーッ!!!!」

ショータ「やりました!ジュカイン!!」

ジュカイン「ジュカァッ!!」

〜観客席〜

サトシ「おお!やっぱりショータも勝ち進んだか!!」

タケシ「二回戦も残るは2試合…か」

〜〜〜〜〜〜〜〜

二回戦第16試合

ドサッ!!

テンホー「カポエラーッ!!」

審判「カポエラー戦闘不能、イーブイの勝ち!」

審判「よって二回戦第16試合は…バージル選手の勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーー!!二回戦の最終試合はバージル選手がシードの実力を見せつけ、危なげなく勝ち進んだァッーー!!」

〜観客席〜

サトシ「さすがバージルさん!」

タケシ「これで二回戦も終わり…最初は60人もいたのに、もう16人だ…」

カスミ「…あと4回勝てば優勝ね!」

マーマネ「4回かぁ…」

サトシ「何回だろうと関係ないぜ!全員倒して優勝する!!」

カキ「…頼むぞサトシ…俺の分も頑張ってくれよな…」

サトシ「ああ!!」
 ▼ 308 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 00:13:23 ID:1XogpZ5w [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナレーター「さぁーーーーーッ!!!激闘の二回戦もついに終了!!」

ナレーター「明日の三回戦からは6対6のフルバトルだァッーーーーーッ!!!」

ナレーター「明日はさらに目が離せないぞォーーーーーッ!!!!」

観客「ワァーーーーーーッ!!!」

ナレーター「…ホウエンチャンピオン、ダイゴさん。本日はありがとうございました!」

ダイゴ「いえ…今日の試合は本当に面白かった…何試合か地方リーグの決勝レベルの試合もありましたしね…」

ナレーター「…なるほど!!」

ナレーター「明日はシンオウチャンピオンのシロナさんに来ていただきます!!」

ナレーター「明日も9時30分から第1試合スタートだァッーーーーーッ!!!!」

ナレーター「それではみなさんッ!!」

ナレーター「また明日ァッーーーーーッ!!!」

観客「ワァーーーーーーッ!!!!」
 ▼ 309 ュナー◆mEq.Fp/iL. 17/11/24 00:17:04 ID:u3TrJxZk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>288
サトシのゼンリョク、まじですごいからな…
覚えてろよ、マオ
 ▼ 311 ガガルーラ@マトマのみ 17/11/24 06:56:07 ID:LuyYpVMk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すごくおもしろい!話作るのうまいな
 ▼ 312 ゲキ@たつじんのおび 17/11/24 07:07:01 ID:Pa9YPV.I NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 313 ガイアス@みかづきのはね 17/11/24 07:21:24 ID:XL5poj0E [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 314 スマス@ちいさなキノコ 17/11/24 07:24:49 ID:XL5poj0E [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そういえばこのアローラリーグのssパクってるやついるな。気を付けてねイッチ
 ▼ 315 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 18:53:20 ID:1XogpZ5w [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜会場の外〜

サトシ「さぁーて、帰るかぁ…」

サトシ「明日のグランド戦の対策を考えないとな!」

リーリエ「…あの…サトシ……」

サトシ「何?」

リーリエ「もしよろしければ…そのグランドさん対策…わたくしのお屋敷でしませんか?」

サトシ「!!!」

サトシ「…へ?」

リーリエ「わたくしのお屋敷にはバトルフィールドもありますし、ポケモンに関する資料も図書館に負けない程多く貯蔵しています…!」

リーリエ「まさにポケモンバトルの調整にピッタリの所かと…」

サトシ「…その気持ちはうれしいけど…でも迷惑じゃないか…?泊まることになるんだぜ?」

リーリエ「大丈夫です!空き部屋ぐらい何室もありますから!」

リーリエ「…それに……」

リーリエ「もしサトシが嫌でなければ…わたくしも明日の対策を一緒に考えたいなぁ…なんて…」

サトシ「!!!!」

サトシ「リーリエ!!手伝ってくれるのか!!?」

リーリエ「…サトシが宜しければ…ぜひ……!」

サトシ「助かるよ!じゃあお願いしようかな!」

リーリエ「!!」

リーリエ「ほんとですか!?あ、ありがとうございます!!」

サトシ「いやいや…お礼が言いたいのは俺の方だって!!」

リーリエ「わたくし…精一杯頑張らせていただきますッ!!!」

サトシ「おう!ありがとな!!リーリエ!!」

マオ「サトシ〜?もう乗船場行きのバス来ちゃうよ〜?」

サトシ「先に帰ってて!俺今日リーリエん家に泊まるから!!」

カキ「そうか…じゃあな!」

マーマネ「頑張ってね〜」

スイレン「また明日!」

マオ「バイバイ!!」

サトシ「おう!!またな!」

リーリエ「さよなら〜」フリフリ
 ▼ 316 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 19:11:07 ID:1XogpZ5w [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜〜〜〜〜〜〜〜

サトシ「…みんな、帰ったな…」

リーリエ「あと五分程でジェームズが来ると思いますので…もう少しお待ちください…!」

サトシ「わかった!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜リーリエ邸〜

リーリエ「どうぞ!」

サトシ「お邪魔しまーす!!」

リーリエ「…まずは晩御飯としましょう…その後お風呂に入ったらすぐに対策会議を始めますよ!!」

サトシ「…休まなくていいの?リーリエ…」

サトシ「俺はいいけどさ…」

リーリエ「大丈夫です!!」

サトシ「…そっか!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜映像室〜

リーリエ「ジェームズが録画してくれていた、タクトさん対グランドさんのテレビ中継をスクリークで見ていきましょう…」

リーリエ「まずは黒いリザードン…このポケモンの脅威はやはりコレ…」ピッ

サトシ「!!!」

リーリエ「攻撃の完全把握による直前回避です」

リーリエ「…正直言って性能はあのダークライの方が上でした…」

リーリエ「ですがあのリザードンは、それを上回る圧倒的技術でダークライを倒しました…」

リーリエ「その最大の脅威がコレです。」

サトシ「……」

リーリエ「サトシももう気づいていると思いますが…この直前回避は並大抵の鍛錬では会得できません…」

リーリエ「たしかにワザの威力やスピードを把握していれば可能かも知れません。」

リーリエ「ですがワザの威力には個体差があります…」

リーリエ「あのリザードンはそれを恐ろしいほど鋭い“カン”で見極めています…」

リーリエ「あのリザードンを倒すには…あの直前回避の対策を考えないといけませんね…」

サトシ「…何か考えある?リーリエ…」

リーリエ「…いえ…今のところは何も思いつきません…」

サトシ「…そっか……」
 ▼ 317 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 19:35:42 ID:1XogpZ5w [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「次はこのポケモン…スイクンですね…」

サトシ「…二回戦で伝説相手に2連勝した奴だ…」

リーリエ「動画を見る限り、このスイクンにリザードンの様なテクニックは無いと思います…」

サトシ「…ほう」

リーリエ「…このスイクンの強みはただ一つ…」

リーリエ「圧倒的強さ、それだけです。」

リーリエ「実際今日の戦いも相性差があるとは言え、2匹を力ずくでねじ伏せました…」

リーリエ「…グランドさんの的確で素早い指示も、その立役者の1人ですが…」

リーリエ「…それでもこのスイクンのスピード、ワザの威力は圧倒的です!」

リーリエ「…それにおそらく耐久性も高い…」

リーリエ「明日はこのスイクンが、最大の障壁となるでしょう…」

サトシ「判明してる手持ちはリザードン、スイクンだけかぁ…」

リーリエ「明日からは6匹…あと4匹は一体どんなポケモンなのか…どんなバトルスタイルなのか…一切不明です。」

サトシ「逆に俺の手持ちはジュナイパー以外全部バレちまってる…」

リーリエ「……開幕から少し不利、ですね…」

リーリエ「とにかく…その2匹の対策からですね!」

リーリエ「その後はグランドさんのバトルスタイルから“指示”に対する対策を考えます!」

リーリエ「…あ、でもサトシはポケモン達の調整もしなければいけませんね…」

サトシ「…適当なタイミングでやるよ!」

リーリエ「…そうですか…!」

コンコン、バタッ!

サトシ「!!!」

リーリエ「…どうしました?ジェームズ?」

ジェームズ「…テレビにグランド選手が出ておりますが…」

サトシ「!!!」

リーリエ「!!!」

サトシ「リーリエ…」

リーリエ「見ましょう!今すぐ!!」

2人はリビングに向かった…
 ▼ 318 ウカザル@ミュウツナイトX 17/11/24 19:46:41 ID:7uOnJCiQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 319 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 20:17:52 ID:1XogpZ5w [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜リビング〜

サトシ「ちょうど始まったとこか…」

リーリエ「はい…」


アナ「皆さんこんばんは〜!!アイドルリポーターのアナでーーす!!!」

アナ「本日の『突撃!アローラリーグ!』は一回戦を全て一撃で終わらせ!二回戦では優勝候補のタクト選手を破った本大会1のダークホース、グランド選手にインタビューをしてみようと思います!!」

アナ「…では早速!グランド選手の部屋に入られせていただきましょう!」

アナ「おじゃましまーーーーす!!!」

グランド「…!!」

グランド「…ようこそ……」

アナ「こんばんは!グランド選手!!」

アナ「…調べ物ですか?」

グランド「…明日の対戦相手のデータを見ていたんですよ…」

アナ「なるほどーーーッ!!対策も怠らない、というわけですね!!!?」

アナ「明日の相手はそれほど強そうなのですか!!?」

グランド「…はい…彼はいわば意外性No.1トレーナーですね。」

グランド「彼の奇想天外な策を…どれだけ封じるか…にかかっています…」

アナ「なるほどーーーーッ!!!明日の相手を強敵と判断し、対策を練っているわけですね!!」

グランド「…いえ」

アナ「!!!!」

グランド「コレと同じことは一回戦、二回戦もやってましたよ…」

アナ「な!なんですとーーーッ!!!」

グランド「…というかこの程度の対策は誰が相手でもやっています…」

グランド「…俺の信条でしてね…どんな相手でも手を抜かず全力で相手する…」

グランド「相手を格下と判断し、手を抜くのは相手に対して失礼ですからね…俺もそんなこと絶対にされたくありませんし…」

グランド「俺はたとえ相手が初心者トレーナーであろうと、チャンピオンであろうと、全力で相手します…」

グランド「…それに油断や慢心は付け入る隙を生みますからね…」

グランド「ちょっとやり過ぎぐらいが丁度いいんですよ…」

アナ「な、なるほど!!素晴らしい持論をお持ちなんですね!!」

グランド「…まぁ、それが正しいかどうかと聞かれれば…正しくないと言う人も多数いると思いますがね…」
 ▼ 320 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 20:31:22 ID:1XogpZ5w [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グランド「…しかし俺は…」

グランド「勝負に“絶対”は無い…と思っています…」

グランド「絶対勝てる勝負なんて無いんです…」

グランド「例え観客全員が、俺が勝つ…と言い張ったとしても」

グランド「絶対に負けないなんて保証はどこにもありません…」

グランド「…ならせめて、勝つために人事を尽くそう…」

グランド「俺が考えている事はそれだけですよ…」

アナ「な、なるほど…まさに盤石…というわけですね…!!」

アナ「…明日の三回戦も頑張って下さいね!!グランド選手!!」

グランド「ありがとうございます…」

アナ「以上!本日の『突撃!アローラリーグ!』でした〜!!スタジオに戻します!!」

ブツッ…

サトシ「……」

リーリエ「…まさに死角は無し…ですね…」

サトシ「…アイツの強さによる油断をつければ…と一瞬考えた時もあったんだが…どうやらそれは無理そうだな…」

リーリエ「“油断”なんてあの人から一番遠い言葉ですからね…」

サトシ「……」

サトシ「…ポケモンの調整…してくるぜ…」

リーリエ「…はい…」

サトシは屋敷の外のフィールドに向かった…
 ▼ 322 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 20:53:29 ID:1XogpZ5w [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ククイハウス〜

ククイ「…ただいまぁ…」

ロトム「…博士、サトシがいないロト!」

ククイ「ああ…アイツは今日リーリエん家で特訓するから泊まるらしいぜ…」

ロトム「な!なんだってェーーーーーッ!!!!」

ロトム「…せっかく三回戦進出おめでとうって言ってあげようと思ってたロトに…」

ククイ「ははは」

ロトム「散々ロト!!しゃべる図鑑は出禁、って会場に入れないから仕方なくテレビ中継で観戦してたロトに…!!」

ククイ「…まぁそう言うな…仕方ねえだろ。しゃべる図鑑が隣にいたらイカサマと感じとる客も多いはずだからな…」

ククイ「…それを配慮した上の判断だろう。」

ロトム「……残念ロト…」

ククイ「…じゃあな…俺はもう疲れたから寝るわ…」

ロトム「おやすみロト、博士…」
 ▼ 323 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 21:10:51 ID:1XogpZ5w [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜フィールド〜

サトシ「ふぅー、こんなもんでいいか…」

サトシ「…今日はもう遅いし、もう寝るか!」

サトシ「みんなお疲れさん!明日に向けてゆっくり休んでくれ!」

ピカチュウ「ピッカァッ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

ゲッコウガ「コウガ!!」

ルガルガン「ガウ!!」

ガオガエン「ニャアァッ!!」

ジュナイパー「ホー!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜

サトシ「くぁああ…」

サトシ「…ん?」

サトシ「リーリエの部屋…電気ついてるぞ…」

サトシ「……」

サトシがリーリエの部屋に入ると…

リーリエが机に伏せて眠っていた…

サトシ「…これは…」

サトシはビッシリ書き尽くされたメモを手に取る…

サトシ「…これ全部…グランド対策!?」

サトシ「…しかも8枚もある…」

リーリエ「……論…理的…結論…からして……」ムニャ

サトシ「…ん?」

リーリエ「……勝て…ます……」ムニャ

サトシ「!」

サトシ「……」

サトシ「ありがとう、リーリエ…勝手に悪いが借りるぜ、コレ…」

サトシ「おやすみ、リーリエ…」

サトシは8枚のメモを自室に持ち帰り、寝る前にそれを全て読んだ…
 ▼ 324 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 21:46:58 ID:1XogpZ5w [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜翌朝〜

サトシ「おはよう!リーリエ!!」

リーリエ「…おはようございます、サトシ…」

サトシ「あ、そういやコレ…」

サトシは8枚のメモを取り出した…

サトシ「…ごめん、勝手に借りちゃった…」

リーリエ「…構いませんよ、元々サトシにあげるつもりでしたし…」

リーリエ「…参考になりしたか?」

サトシ「ああ!すっげえ役に立ったぜ!!」

リーリエ「なら良かったです…!」

リーリエ「朝ごはんを食べて行きましょう、多分みんなもラナキラマウンテンに向かってます!」

サトシ「おう!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

朝8時30分

〜ラナキラマウンテン〜

サトシ「あ!みんな居た!!」

マオ「!!!」

マオ「サトシ〜!!リーリエ〜!!おはよーー!!」

リーリエ「おはようございます!」

カキ「サトシ、グランド対策は?」

サトシ「リーリエのおかげでバッチリだぜ!!」

マーマネ「お!期待できそうだね!」

スイレン「うん!」

タケシ「お〜い、サトシ〜!!」

サトシ「カスミ!タケシ!!」

タケシ「おはよう、サトシ…今日も頑張れよ!」

サトシ「ああ!!」

カスミ「ピカチュウも頑張ってね!!」

ピカチュウ「ピッカァッ!!」

サトシ「よーし、みんな揃った事だし…スタジアムに出発だァッーーーーッ!!!」
 ▼ 325 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 22:09:17 ID:1XogpZ5w [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ラナキラスタジアム〜

マーマネ「まだ1時間前だというのに…」

リーリエ「…多いですね…観客…」

マオ「なんか昨日よりも人増えてない?」

タケシ「まぁ今日からはフルバトルだからな…気になる客も多いだろう…」

スイレン「あ!あそこの最前列空いてるよ!!」

マオ「ほんとだ!!」



9時30分

ナレーター「アローラリーグ4日目!!ここからは6対6のフルバトルだァッーーーーッ!!!」

観客「ワァッーーーーッ!!!」

ナレーター「本日のゲストはシンオウチャンピオンのシロナさんだァッーーーーッ!!!」

シロナ「よろしくおねがいします」

ナレーター「それでは早速、三回戦第1試合を行いましょう!!本日のスタートを飾るのはこの2人!!」

ナレーター「一回戦、二回戦と激戦を繰り広げ勝ち上がったサトシ選手と!!」

ナレーター「本大会1のダークホース!!グランド選手だァッーーーーッ!!!」

エレベーター状の足場から2人の男が現れる…

〜観客席〜

タケシ「出てきた!」

リーリエ「頑張ってくださーーーい!!サト…」

観客「ワァーーーーーーーッ!!!!!」

リーリエ「ひッ!?」

観客「来たァッーーーーッ!!!グランドだァッーーーーッ!!!」

観客「今大会のNo.1ダークホース!!」

観客「今日も魅せてくれーーーーッ!!!」

観客「期待してるぞーーーーッ!!!!」

リーリエ「…なんですか…コレは…?」

タケシ「…おそらく、優勝候補のタクトさんを倒した事により、その人気を食ったんだな…」

リーリエ「!!!」
 ▼ 326 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 22:23:24 ID:1XogpZ5w [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「…人気を…」

タケシ「…ダークライ使いのシード、シンオウの王者…」

タケシ「そんなトレーナーを倒したんだ…人気が出ない方がおかしい…」

タケシ「それに観客は、強いヤツを応援したいだろしな…」

タケシ「…しかも色違いの黒いリザードン、伝説のポケモンスイクン…」

タケシ「手持ちも絵になる…」

タケシ「…さらにあの味のある戦い…バトルに向ける姿勢…」

タケシ「その全てが、観客達の心を鷲掴みにしたんだろう…」

カスミ「…そんな…この歓声だと…」

カスミ「…まるでサトシが敵役(ヒール)みたいじゃない…!」

タケシ「……」

リーリエ「…サトシ……」

リーリエ「!!!」

リーリエ(…笑ってる?)


サトシ「…えらく人気なんだな、グランド…」

グランド「…声援なぞどうでもいいさ…俺は自分の評価しか信用してないんでね…」

グランド「少なくとも、この大歓声で浮かれるなどというみっともない姿は見せないよ…」

グランド「…それよりも俺は今、バトルの事ばかり考えている…」

グランド「だからお前も、周りを気にせずに全力で向かって来い!!」

サトシ「…ああ!!」

サトシ「もちろん全力で戦うぜ!!」

サトシ「…そして勝つ!!」

グランド「!!!」

グランド(…そうだ…それでいい…全力で戦ってくれ…!)

審判「……」

審判「では只今より三回戦第1試合、サトシ選手対グランド選手の試合を行います!」

審判「使用ポケモンは3体、ポケモンの交代はどちらかのポケモンが戦闘不能になったタイミングのみとします!」

審判「先に手持ちポケモン全てが戦闘不能になった方の負けです!」

審判「…では両者、あらかじめ申請した1匹目を!」

 ▼ 327 モネギ@ファイトメモリ 17/11/24 22:30:38 ID:8yYRzwWo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フルバトルじゃないの?
 ▼ 328 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 22:41:05 ID:1XogpZ5w [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グランド「…出て来い、リザードン…」

リザードン「グオオオオオ!!!」

サトシ「!!!」

〜観客席〜

タケシ「グランドの1匹目はリザードンか…」

マオ「あのめちゃくちゃ強い…」

カキ「…黒いリザードン…」

リーリエ「……」


アラン(あのリザードンも…かなり強いぞ…)


キビモチ「……」


サトシ「…予想通りだぜ!」

グランド「!!」

サトシ「お前の先鋒は…絶対リザードンだって…!」

サトシ「そこだけは変えないって思ってた!!」

グランド「……」

サトシ「悪いな!初戦は俺が有利だぜ!!」

サトシ「出て来い!ルガルガン!!」

ルガルガン「アオーーーーンッ!!!」

〜観客席〜

タケシ「1匹目はルガルガンか…!」

リーリエ「やはり…リザードンで来ると読んで、サトシは一番有利な相性抜群のルガルガンを出しましたか!!」

タケシ「ここであのリザードンを倒す事が出来れば…」

リーリエ「…一気に優位に立てます…!」


サトシ「……」

グランド「……」

審判「では、バトルスタート!!」

サトシの最大の挑戦が今、始まった…
 ▼ 329 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 22:41:50 ID:1XogpZ5w [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>327
すみません。6体のミスです
 ▼ 330 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 23:05:40 ID:1XogpZ5w [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ルガルガン、アクセルロック!!」

ルガルガン「ガウ!!」

ルガルガンが岩の力を纏い、リザードンに突進する…

グランド「…かわせ」

リザードン「グオッ!」バッ

リザードンはギリギリでルガルガンの突進をかわした。

サトシ「!!!」

グランド「ドラゴンクロー!」

リザードン「グオオオオオ!!」

ザンッ!!

リザードンがドラゴンクローでルガルガンをきりつけた…

ルガルガン「ガウッ!!」

サトシ「ルガルガン!!」

ルガルガン「ガウッ!」シュタッ

サトシ「…大丈夫か!?ルガルガン!?」

ルガルガン「ガウッ!!」コクッ

サトシ「……」

〜観客席〜

タケシ「…やはりあの直前回避、かなり強力だな…」

カスミ「…完璧なカウンターを打ち込めるもんね…」

マオ「どういうこと?」

リーリエ「…回避というものは本来、相手の攻撃の射程から外れるために、大きく体勢が崩れるんです。」

リーリエ「後ろに飛び上がったり、横に跳んだり…みたいに」

タケシ「…その結果、体勢が大きく崩れる…崩れてしまうものなんだ…」

タケシ「中には一瞬で体勢を立て直して、カウンターを撃ち込むポケモンもいるが…」

リーリエ「それでも、100%の威力は出せません…回避でバランスが崩れた状態からの攻撃は…中々完璧に決まるものではありません…」

タケシ「だが、あのリザードンの回避は…ほとんど動いていない。つまり体勢も一切崩れていないんだ…」

リーリエ「つまりほぼ100%のカウンターが撃てる、さらに回避から攻撃までのインターバルも短い…というわけです」

タケシ「厄介すぎるぞ…アレは…」
 ▼ 331 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 23:15:19 ID:1XogpZ5w [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「……」

サトシ「フーッ…」

サトシ「…行くぜ!」

ルガルガン「ガウッ!!」

サトシ「いわおとし!!」

ルガルガン「ガウッ!!」バッ

ルガルガンは跳び上がり、いわおとしを発動する…

グランド「ドラゴンクローで切り裂け!!」

リザードン「グオオオオオッ!!」

ザシュッ!! ズバッ!!

ナレーター「おおーーーッとォっ!!これはすごい!!リザードン、落ちて来る無数の岩石を、ドラゴンクローの連続斬りで防いでいるゥーーーッ!!!」

サトシ「アクセルロック!!」

ルガルガン「ガウッ!!」ダッ

グランド「!!!」

リザードンが全ての岩石を防ぎ終わったと同時に

ルガルガンがリザードンに向かって猛突進して来た…

グランド(このタイミング…!回避が間に合わないッ!!)

グランド(ならば…)

グランド「受け止めろ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

ダンッ!!!

サトシ「!!!」

リザードンはアクセルロックを真正面から受け止めた…

 ▼ 332 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/24 23:30:04 ID:1XogpZ5w [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ(効果抜群のアクセルロックを真正面から受け止めた!?)

グランド「掴め!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ガシッ
 
サトシ「!!!」

サトシ(…怯みすらしないのか!?)

サトシ「ふり払え!!」

ルガルガン「ガウッ!!ガウッ!!」ガッ ガッ

必死にもがくルガルガン…

だが外せない…

グランド「……」

グランド(俺のリザードンが回避できない僅かなタイミングを突いてきた事は褒めておこう…)

グランド(だが、お前の攻撃は威力に欠ける!!)

グランド「至近距離で決めろ!リザードン、かえんほうしゃ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオオオ

サトシ「ルガルガン!!」

ボッゴォォォオン!!

ルガルガン「ガウウッ!!」ドザァッ

ルガルガンはかえんほうしゃを喰らい、吹き飛んだ。

ルガルガン「…ガ…ウ…」ドサッ

サトシ「ルガルガンッ!!」

審判「ルガルガン戦闘不能、リザードンの勝ち!」

ナレーター「決まったァッーーーーッ!!!相性差を覆し、まずはリザードンが先勝ーーーーッ!!!」

観客「ワァーーーーーーーッ!!!!」
 ▼ 333 プ・テテフ@まんまるいし 17/11/25 05:54:06 ID:ZVhgCpMg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 334 グマラシ@マグマのしるし 17/11/25 08:09:06 ID:fah015q2 NGネーム登録 NGID登録 報告
おや?
流石にサトシでも勝てないか...?

支援
 ▼ 335 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/25 08:16:57 ID:EVdpb3Fo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「…くっ…!」

グランド「……」

〜観客席〜

タケシ「…効果抜群のアクセルロックを真正面から受け止めるなんて…」

カキ「…耐久力も並みじゃないぞ…あのリザードン…!」

リーリエ「…先制されてしまいました…」

カスミ「…サトシ…」


サトシ「……」

サトシ(流石にそう簡単には行かないか…黒いリザードン破り!)

サトシ(…だが、あの僅かなタイミングを付ければ攻撃が当たる事が分かった…!)

サトシ(…攻撃が当たるなら、倒せない事は無い!)

サトシ「…2匹目はお前だ!リザードン、君に決めた!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

ナレーター「おおーーーッと!!サトシ選手の2匹目はリザードンだァッーーーーーッ!!!!」

審判「グランド選手、ポケモンの交代は?」

グランド「このままでお願いします。」

ナレーター「グランド選手は黒いリザードンから交代しないーーーーッ!!!リザードン対リザードンだァッーーーーッ!!!!」

〜観客席〜

カキ「…そのままで行くのか?」

スイレン「…わたし、てっきり相性抜群のスイクンに変えて来るのかと思った…!!」

タケシ「…温存だろうな…」

マオ「…へ?」

リーリエ「グランドさんはスイクンを温存する事により、サトシを圧倒するつもりなんでしょう…」

マーマネ「どういう事?」

タケシ「まだ6匹全て判明してないから、一概にそうとは言えないが…まぁグランドのエースはリザードンとスイクンだろう…」

リーリエ「…つまり、リザードンとスイクンを倒せば勝てる可能性は高くなる…」

タケシ「…サトシもあの2匹を倒す事を最優先に考えている筈だ。」

リーリエ「もし、あの2匹を倒す事が出来れば、サトシは精神的にも状況的にもかなり優位に立てます!」

タケシ「…その可能性を潰すために…グランドは序盤はスイクンを温存しておくつもりなんだろう…」

マーマネ「…へぇ〜」
 ▼ 336 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/25 08:30:16 ID:EVdpb3Fo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タケシ「…まぁ、単純に、序盤はリザードン、終盤はスイクンというプランに沿っているだけの可能性もあるがな…」

リーリエ「…いずれにせよ、あえて相性で有利なスイクンを出さないということは…グランドさんには何か考えがあるのでしょう…!」


グランド「……」

グランド(…1匹目、2匹目…予想通りだな。)

グランド(最初は俺がリザードンで来ると読んでルガルガンを、ルガルガンがやられたら次はリザードンを…)

グランド(…これはサトシの作戦…というよりリザードンの希望だろうな…)

グランド(…昨日の試合、あのリザードンもモンスターボールの中から見ていた筈だ…)

グランド(…なら俺のリザードンと戦いたいとアイツが思うのは当然の事…)

グランド(俺のリザードンもアイツに興味を持ってたしな…)

グランド(リザードン同士なら相性は有利ではないが、かといって不利だというわけでもない…)

グランド(…ならトレーナーとして叶えてやるべきだろう?)

グランド(2匹のリザードンの望みを…!)

サトシ「…下げなかったんだな、リザードン!」

グランド「…まぁ、スイクンは基本温存するのが俺のスタイルなんでな…」

グランド「行ける限りはコイツで行く…!」

グランド「コイツが一番…戦い易いからな…」

グランド「…それに」

グランド「下げるわけにも行かんだろう…あのリザードン眼を見てしまったら…」

サトシ「!!!」

サトシ「…そっか!」

サトシ「…リザードン対決、勝たせてもらうぜ!グランド!!」

グランド「……」

グランド「…俺のリザードンは同じリザードンに負けた事が無い…」

グランド「もちろん今日も負けん!!」

 ▼ 337 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/25 08:43:46 ID:EVdpb3Fo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「リザードン、かえんほうしゃ!」

グランド「かわしてかえんほうしゃ!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオオオオオ

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

グランドのリザードンは直前回避でかえんほうしゃを躱し、カウンターのかえんほうしゃを発動する。

サトシ「かわして急接近!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオッ

サトシのリザードンもかえんほうしゃをかわし、低空飛行で一気にグランドのリザードンに接近する…

サトシ「きりさく!!」

グランド「ドラゴンクロー!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」

ダンッ!!!

2匹のリザードンのきりさくとドラゴンクローがぶつかり合う…

サトシ「まだだ!ドラゴンテールッ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

サトシのリザードンはドラゴンテールをグランドのリザードンに向かって放つ…

グランド「かわせ!!」

リザードン「グオオオ!!」バッ

グランドのリザードンはドラゴンテールをギリギリで躱した…

グランド「だいもんじ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ブオッッ

大の字の炎がサトシのリザードンに直撃する…

ボッガァアアアアン!!!

サトシのリザードンは吹き飛び、爆発した…

サトシ「リザードン!!」

ナレーター「おおーーーーッとォ!!激しい攻防を制し、初撃を叩き込んだのは…グランド選手の黒いリザードンだァッーーーーッ!!!!」
 ▼ 338 明けのコイキング◆f0L1H50Mfo 17/11/25 09:15:44 ID:EVdpb3Fo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リザードン「グオオ…」ムクリ

サトシ「リザードン!!」

リザードン「グオオオオオッ!!!」

ナレーター「おおーーーーッとォ!!!サトシ選手のリザードン、吠えたァッーーーーーッ!!!」

ナレーター「まだまだ元気そうだァッーーーーー!!!!」

グランド「!!!」

グランド(…0距離でリザードンの一撃を食らって…)

グランド(コイツもかなり頑丈だな…)

サトシ「行くぞ!!リザードン!!!」

サトシ「接近しろ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

サトシ「きりさく!!」

リザードン「グオオオオオ!!」

グランド(単純だ!)

グランド「かわせッ!!」

リザードン「グオオオオオ!!」バッ

グランドのリザードンはきりさくをギリギリで躱した。

サトシ「まだだ!体をひねってドラゴンテール!!」

リザードン「グオオオオオ!!」ギュルッ

グランド「かわせ!!」

リザードン「グオオオオ!!」バッ

グランドのリザードンはこれも直前回避で躱した…

サトシ「続けろ!!回転しながらきりさくとドラゴンテール!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」ギュルルルルル

グランド「かわし続けろ!!」

リザードン「グオオオオオ!!!」バッ バッ バッ

ナレーター「おおーーーーッと!!!これはすごい!!サトシ選手のリザードンの猛回転による攻撃をグランド選手のリザードン、全てかわしているゥーーーーーッ!!!!」


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