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ウツロイドに支配され、正気を失ったルザミーネの手持ちは恐ろしいほどの強化を施されており、俺のポケモンは完膚無きまでに叩きのめされてしまった。
ほしぐものおかげで、ウルトラスペースからの脱出には成功したが、解き放たれたウルトラビーストに抗う術はなく、アローラは確実にビーストの手によって侵食されていった。
アーカラ島、ウラウラ島、ポニ島が本来の姿を失いつつある中、唯一ビーストの被害が少なかったメレメレ島に人々は生活の拠点を移した。そこにも、一匹のビーストが花畑に出現していたが、それは一切人間に敵意を持つことはなかった。人々は束の間の平和な日々に僅かな安心感を抱いたが、ビーストの間接的な脅威が、平和なメレメレ島を襲った。ウラウラ島の地熱発電所が破壊され、電力の供給がストップしたのだ。
人々はすぐに解決策を考えた。でんきタイプのポケモンを使うという意見が出たが、メレメレ島に生息するポケモンでは電力供給が不十分だとして、その案は破棄された。それでも人々は試行錯誤を繰り返し、地熱発電よりも効率の良い発電方法を探し回った。その結果、とある科学者は後にビースト以上の脅威となる施設を造り出してしまっだ。極小の物質から莫大なエネルギーを生み出せる発電所が、ハウオリシティに建設されたのだ。
メレメレ島の子供達は、再び訪れた便利な生活に歓喜の声を上げていた。膨大な電力の復活により、活気を取り戻していったハウオリシティに反して、大人達の漂わせる雰囲気はとても重苦しく、まるでそこに怪物でもいるかのような面持ちをしていた。ハウオリシティから引っ越す人も大勢いた。その頃の俺は、新たな発電所の恐ろしい側面について何も知らなかったため、大人達のそういった言動に深い疑念を抱いていたが、ルザミーネに敗れたという過去を払拭するべくビーストへの対抗策を練っていたことで、それを知ったのは発電所が崩壊した後だった。
かつてポニ島と呼ばれていた島に強大な力を持った『何か』が現れ、アローラ全土に大規模な地震を発生させた。メレメレ島にも甚大な被害が及んだが、その過程で発電所が大爆発を引き起こした。全てが手遅れだった。大量のエネルギーを秘めていた物質には、大量の有害な物質が含まれていたことを、俺はククイ博士から教わった。もはや人もポケモンも住めるような環境ではなくなったアローラを、人々は手放すという計画を立てるに至った。アローラを離れるといっても地方間の移動ではなく、人が生活できる他の星に移住するまでの大事となり、全員が不安を抱いて宇宙へ旅立った。
比較的住みやすい環境の整った星が見つかり、新たなアローラ地方が誕生してから数年が経ったが、たった一人だけ、荒廃したアローラに残った彼は元気に過ごしているだろうか……。