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SS

【クリスマスSS】偽りのプレゼント

 ▼ 1 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/09 19:51:27 ID:lhs8.uIQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ピカチュウ、一緒に頑張ろうね!」

「ピカ……!」


彼女の夢は、ポケモンマスター。

相棒はボク。


ボクは、彼女……ユウちゃんのことが大好きだ。

ユウちゃんもボクのことを大切にしてくれている。


でも……。

ユウちゃんが見ているボクは、本当のボクじゃない……。
 ▼ 83 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 22:19:02 ID:4KtVbQKw [1/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボクとユウちゃんのコンビネーションは抜群で、野生のポケモンやトレーナーを次々倒していった。

……こうして、ウラウラ島にやってきた。


ユウ「ピカチュウ、ここはマリエシティっていうんだよ!」

ミミッキュ「ピカ?」

ユウ「……ちょっと寄りたいところがあるんだ」

ミミッキュ「ピ!」


……ここで、ボクの予期せぬことが起こった。
 ▼ 84 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 22:19:31 ID:4KtVbQKw [2/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウちゃんが向かった先は……図書館。

……嫌な予感がする。

その予感は見事に当たってしまった。


ボクたちはマリエ図書館の中に入る。


ユウ「……もっとピカチュウのこと知ろうと思って」


そう言ってユウちゃんがポケモン図鑑を手に取る。

……まずい、このままだと"ミミッキュ"の存在がバレてしまうっ……!!
 ▼ 85 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 22:23:16 ID:4KtVbQKw [3/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミッキュ「ピカキュゥッ!」

ユウ「ピカチュウ!?」


ボクは、ユウちゃんが持っていた図鑑を叩き落とした。


ユウ「ちょっとピカチュウ……! 図書館の本なんだから大切に扱わないと……!」

ピカチュウ「ピ……」


う……。

確かにそうだ。


ユウ「図鑑が嫌なの?」


ユウちゃんがボクに訊く。

どう答えれば……。
 ▼ 86 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 22:43:04 ID:4KtVbQKw [4/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時。


「どうしたのー? そこにいるお姉ちゃん」


誰かが声をかけてきた。


ユウ「えっと……どなたですか?」

アセロラ「アセロラー!」


彼女は、アセロラというらしい。


アセロラ「ん、お姉ちゃんが連れているのは……」


あっ……!

ボクは、すぐさま洗脳光線を浴びせた。


アセロラ「お姉ちゃんが連れてるのはピカチュウだね! かわいい!」

ユウ「ありがとう! 私はユウ。よろしくね」
 ▼ 87 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 22:43:21 ID:4KtVbQKw [5/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アセロラ「ねぇユウお姉ちゃん、アセロラ、そのピカチュウと二人でお話してもいい?」

ミミッキュ「ピッ……?」

ユウ「えっ……? まあ、いいけど……」



アセロラは一体何を考えているのだろう。

ボクとアセロラはユウちゃんから少し離れたところで話を始めた。


アセロラ「ねぇ、ピカチュウ……いや、ミミッキュ」

ミミッキュ「ピィッ……!?」


……バレた。

ミミッキュだということが、バレている……!
 ▼ 88 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 22:57:16 ID:4KtVbQKw [6/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アセロラ「えへへ、ピカチュウだと思わせるようにしたみたいだけど、アセロラちゃんそういうの効かないんだよね」

ミミッキュ「ピ……キュ……」


アセロラ……一体何者……?


アセロラ「それと、アセロラちゃんあなたの言葉わかるんだ」

ミミッキュ「キュッ!?」


ほんとに何者……?


アセロラ「今まであったこと、全部話してくれないかな……?」

ミミッキュ「……」


信頼……出来るかな。

ボクは、アセロラすべてを話すことにした。
 ▼ 89 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:05:45 ID:4KtVbQKw [7/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アセロラ「……なるほど。そんなことが」

ミミッキュ「……」

アセロラ「アセロラちゃんおくちあんぐりー!」

アセロラ「なにそれなにそれ! クリスマスの奇跡ってすごいっ!!」


アセロラがいきなり大声を出す。


ミミッキュ「大きな声で言ったらユウちゃんにバレちゃう……! ……あとここ図書館だから静かに……」

アセロラ「あっ! ごめん……」


一旦おさまった後、アセロラは言った。


アセロラ「……そろそろ本当のことを言わないとマズいよ……?」

ミミッキュ「っ……」


聞きたくない言葉だった。
 ▼ 90 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:06:08 ID:4KtVbQKw [8/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボクだって心のどこかではわかっていた。

いつかは、バレてしまう。

だから、いつかは伝えないといけない日がやってくる。


でも……。でも……!


アセロラ「もう、ユウお姉ちゃん勘づいてるんじゃないかなぁ」

ミミッキュ「えっ……?」

アセロラ「だって、ここまでずっと島巡りしてきたんでしょ?」

ミミッキュ「う、うん……」

アセロラ「だったら、ユウお姉ちゃんがミミッキュという存在を知らなかったとしても……」

アセロラ「あなたが偽っているということはもう、バレていると思う」
 ▼ 91 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:06:29 ID:4KtVbQKw [9/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミッキュ「……」

アセロラ「……やっぱり、自分の口から言った方がいいと思うよ……?」


やっぱり……。

伝えるべきか……。


ミミッキュ「……でも、どうやって……? ボク、ユウちゃんには言葉が伝わらない……」

アセロラ「言葉が通じなくたって伝えることは出来るよ」

アセロラ「自分で、本当のことを伝えてみるのが大事だと思う」


……アセロラの言葉が身に染みる。


アセロラ「頑張って、ミミッキュ! アセロラちゃん応援してる!!」

ミミッキュ「……ありがとう」
 ▼ 92 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:09:22 ID:4KtVbQKw [10/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボクたちは、ユウちゃんのところへ戻った。

ユウちゃんは小説を読んで待っていた。


ユウ「遅かったね。何話してたの?」

アセロラ「んー、ちょっとまあ色々……」

ミミッキュ「ピ……」

ユウ「ふーん。まあいいけど」


ユウちゃんは椅子から立ち上がり、言った。


ユウ「調べ物しようと思ったけど、結構時間経っちゃったしいいかなぁ」

ユウ「ってことで、ポケセン行こっか、ピカチュウ」

ミミッキュ「ピカ……!」

ユウ「アセロラ、じゃあまたいつか!」

アセロラ「うん! また会おうね!」


ボクとユウちゃんはアセロラに別れを告げた。
 ▼ 93 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:21:10 ID:4KtVbQKw [11/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンセンターの宿泊所に着いた。

ユウちゃんがベッドに寝転ぶ。

ボクはずっと、どう伝えようか考えていた。


ユウ「ピカチュウ、どうしたの? さっきから何か考えてるみたいだけど」


ミミッキュ「ピカッ!? ピ……」


ユウちゃんに見透かされていたようだ。
 ▼ 94 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:22:25 ID:4KtVbQKw [12/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「そういえば、島巡り始めてから半年くらい経ったんだねー」

ミミッキュ「ピカ」


もう、半年もたっているのか。

アローラは年中暑いから、気づかなかった。


ユウ「本当に、あっという間だったね」

ミミッキュ「ピカ!」

ユウ「本当に、楽しかった!」


……少しの間が生まれる。

……どうしたんだろう?


ユウちゃんが口を開いた。
 ▼ 95 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:23:49 ID:4KtVbQKw [13/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「ねぇ、ピカチュウ。あなた、何か私に隠してない……?」

ミミッキュ「ピカッ……!?」


アセロラの言う通り。

ユウちゃんにはとっくにお見通しだった。


……伝えるなら……今しかないだろう。


よし。

ボクは、ユウちゃんに本当のことを伝えたいっ……!
 ▼ 96 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:24:08 ID:4KtVbQKw [14/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……強く願った瞬間、ボクの体が光り始めた。


ユウ「ど、どうしたのピカチュウ!?」


しばらくすると、光は収まった。


ミミッキュ「あ……話せる……!」

ユウ「ピカチュウが喋った!?」


……クリスマスの奇跡のおかげだろうか。

ボクは人間の言葉が喋れるようになったようだ。
 ▼ 97 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:24:34 ID:4KtVbQKw [15/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミッキュ「っ、ユウちゃん……」

ユウ「ピカチュウ……?」

ミミッキュ「ボクはずっと……あなたに隠していたことがありました」

ユウ「……」


怖い。

言うのが怖い。


ユウちゃんの悲しむ顔は見たくない。

でも……。

いつかはバレる。バレてしまう。

だから……!
 ▼ 98 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:25:56 ID:4KtVbQKw [16/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボクだって、今まで辛かった。

本当に辛かった。


とても楽しかった島巡り。

同じくらい辛かった。


だって。

ユウちゃんはボクのことを"ピカチュウ"としてしか見てくれないんだもの。

でも、ボクはそれを望んでいる……。


はずなのに辛いんだ。

わかってる。わかってる。


ボクは、ありのままの自分をユウちゃんに見てほしいんだっ……!
 ▼ 99 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:26:20 ID:4KtVbQKw [17/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ボクは、少しずつ話していった。


ミミッキュ「ユウちゃん……ごめんなさい。ボクは、ミミッキュじゃないんです」

ユウ「……」

ミミッキュ「ミミッキュっていう、ポケモンなんです……」

ユウ「……」


ユウちゃんは黙っている。


ミミッキュ「クリスマスプレゼントで……ピカチュウを頼んだと思うけど……」

ミミッキュ「ピカチュウはいなくて……だから代わりにボクが……」
 ▼ 100 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:27:58 ID:4KtVbQKw [18/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「……」


ユウちゃんは黙っている。


ミミッキュ「ずっと隠しているのは辛かった……。人を騙すのも大変だった……けど」

ミミッキュ「ユウちゃんの悲しむ顔が見たくなかったから……!」

ミミッキュ「嫌われたく……なかったから……」


ボクは、全て、包み隠さずユウちゃんに話した。

涙が溢れて止まらなかった。
 ▼ 101 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:30:16 ID:4KtVbQKw [19/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ユウちゃんは、無言でボクを抱きしめた。

なんで……?


ユウ「……っ、嫌いになるわけないじゃんっ……!」

ミミッキュ「ユウ……ちゃ……ん」


ユウちゃんの言葉が、ボクの胸に暖かく染み込んでいく。


ユウ「今まで、辛い思いさせててごめんねっ……!」

ミミッキュ「ユウちゃぁ……ん……」


ボクもユウちゃんも泣きながら抱き合っていた。
 ▼ 102 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:32:49 ID:4KtVbQKw [20/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「今まで……ありがとね、ピカチュウ」

ミミッキュ「ユウちゃ……キュ?」


あ……。

力が切れたのか、人間の言葉が喋れなくなってしまった。


ユウ「今まで、私のために、ピカチュウのフリをしてくれて、ありがとう……!」

ミミッキュ「キュ……?」


……ボク、捨てられるの……?


……嫌だっ……!

もっと、もっともっとユウちゃんと……。


一緒にいたいっ……!
 ▼ 103 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:35:40 ID:4KtVbQKw [21/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「……これからも、よろしくね……ミミッキュ……!」

ミミッキュ「……!」


ユウちゃん……!


ユウ「私は、ピカチュウが好きだよ? 好きだけど……でもね」

ユウ「私が一番好きなのは、私の相棒……あなたなの」

ユウ「それが、ピカチュウでもミミッキュでも変わらない」


ユウ「あなたは……あなただから」

ミミッキュ「……!!」


ユウちゃんは……。

ボクを嫌いになんかならなかった。


ユウちゃんは、今までも本当のボクを見ようとしてくれてたんだ……!
 ▼ 104 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:38:11 ID:4KtVbQKw [22/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「では……ピカチュウ改めミミッキュ」

ミミッキュ「キュ?」


ユウちゃんが立ち上がる。

そして、こう言った。



ユウ「ミミッキュ、一緒に頑張ろうね!」

ミミッキュ「ミキュ……!」


こうして、ユウちゃんとボクの……"ミミッキュ"の島巡りが始まった。
 ▼ 105 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:42:51 ID:4KtVbQKw [23/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……後日。

スーパーメガやす跡地にて。


ここが試練の場らしいが……。


ユウ「キャプテン、いないのかな……?」

ミミッキュ「キュー?」


アセロラ「おーい! ユウお姉ちゃーん!」


向こうの方から、アセロラが走ってきた。


ユウ「アセロラ! 久しぶり!」
 ▼ 106 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:44:49 ID:4KtVbQKw [24/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ボクはアセロラに、ユウちゃんに正体を告げたことを言った。


アセロラ「ミミッキュっ……! よくやったねっ!」

ミミッキュ「……ッキュ……!」

ユウ「それにしても本当にピカチュウに似てるよね、ミミッキュ」

ミミッキュ「キュー」

アセロラ「ミミッキュは色々あって、ピカチュウの格好してるみたいだよ」

ユウ「へー」


生まれつきこの布をかぶっていたからよくわからないけど……。

これがミミッキュという種族特有のものらしい。
 ▼ 107 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:47:42 ID:4KtVbQKw [25/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ユウちゃんがアセロラに尋ねた。


ユウ「ねぇアセロラ。ここのキャプテンって知らない?」

アセロラ「ここのキャプテンはねー、アセロラちゃんでーす!」

ミミッキュ「ミキュ!?」

ユウ「えーっ!? アセロラってキャプテンだったの!?」

アセロラ「えへへ、言ってなくてごめんねー!」


なるほど。

だからボクとも話せたのかもしれない。
 ▼ 108 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:48:51 ID:4KtVbQKw [26/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……。

時は経ちクリスマス三日前。


ボクたちはこの後も数々の試練をこなした。


ウラウラ島での試練。

マーマネの試練。
アセロラの試練。
クチナシの大試練。

デンキZ、ゴーストZ、アクZゲット。


ここでの島巡りもあっという間だった。
 ▼ 109 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:49:32 ID:4KtVbQKw [27/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして今日、ユウちゃんからこんなことを言われた。


ユウ「近くに、サンタの町があるらしいよ」

ミミッキュ「……!」


おそらく、あの、一年前のあの村だ……!


ボクたちは、そこへ向かうことにした。
 ▼ 110 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:50:37 ID:4KtVbQKw [28/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……近くとはいうものの、島の外れの方にあるため、行くのに一日ほどかかった。


……今日は12月24日。

クリスマスイブだ。


ちょうど、去年と一緒。


……と、そこに、こちらへやってくる影が……。


デリバード「ミミッキュ! ミミッキュだよね!? 久しぶり!」


あのときのデリバードだ!


ミミッキュ「デリバード……!」
 ▼ 111 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:51:52 ID:4KtVbQKw [29/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボクは、デリバードに今まであったことを話した。


デリバード「……本当に、君をプレゼントにして申し訳なかった」

ミミッキュ「いいえ。むしろ、ありがとうございました!」


ボクは微笑んだ。

本当にそうだ。

だって、デリバードがいなかったらユウちゃんに出会えなかったのだから!
 ▼ 112 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:52:58 ID:4KtVbQKw [30/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デリバード「なあ、ミミッキュ」

ミミッキュ「?」

デリバード「今日はイヴだろう? だからさ……」


デリバードがボクに囁く。

……なるほど、いい考えだ!
 ▼ 113 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:53:46 ID:4KtVbQKw [31/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……夜。


ユウちゃんとボクはポケモンセンターの宿泊所にいる。

ボクはそーっと抜け出して……。
 ▼ 114 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:55:01 ID:4KtVbQKw [32/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日の朝。

今日はクリスマスだ。


ユウ「おはよう、ミミッキュ……?」

ユウ「ミミッキュがいない……?」


ユウちゃんが外に出てきた。


ミミッキュ「ミキューッ!!」

ユウ「!?」


サプライズ。

ボクは、プレゼントをもっている。
 ▼ 115 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:56:54 ID:4KtVbQKw [33/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウ「ミミッキュ……どういうこと……?」

ミミッキュ「ミキュ! ミキュ!」

ユウ「開けてってこと……?」


ユウちゃんがプレゼントを開ける。


中に入っているのは……。


ユウ「ピカチュウの……ぬいぐるみ?」

ミミッキュ「ミキュ!!」

ユウ「ミミッキュが作ったの?」

ミミッキュ「ミキュ!」

ユウ「……」

ユウ「ありがとうーっ!!」


ユウちゃんに抱きしめられる。

ボクは今……とても嬉しい!!
 ▼ 116 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/25 23:58:35 ID:4KtVbQKw [34/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このプレゼントは、昨日、頑張ってボクが作ったもの。

ユウちゃんが好きなピカチュウのぬいぐるみ。


このぬいぐるみは、ボクの心。

偽りのない、本心。


ユウちゃんに喜んでもらうために、つくったもの……!
 ▼ 117 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/26 00:03:10 ID:moCuiaVY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はクリスマス。

みんなの希望が溢れる日。


……ボクとユウちゃんが出会って一周年。


ボクたちは、これからもずっと一緒だよ……!!


ユウ「ミミッキュ」

ミミッキュ「ミキュ?」

ユウ「チャンピオン……一緒に目指そうねっ!」


ボクたちの冒険は、まだ、始まったばかり。
 ▼ 118 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/26 00:04:49 ID:moCuiaVY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クリスマスの奇跡。

クリスマスという日は不思議な日だ。


色々な奇跡が起こる。

ボクたちも、この奇跡のおかげで出会うことが出来た。


……多くの人に、奇跡が起こりますように……。









【クリスマスSS】偽りのプレゼント──完
 ▼ 119 ャーレム@ハバンのみ 17/12/26 00:05:52 ID:47bJdEDI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 120 かちう◆Xq21k6pIJA 17/12/26 00:08:29 ID:moCuiaVY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これにて完結です。
本SSは下記のSSと関連しています。
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=466706

また、クリスマスSS企画(http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=721326)に参加しています。
 ▼ 121 リジオンの人◆QhqpxfPSAI 17/12/31 22:23:14 ID:0UWQGARM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1位おめでとうございます!
 ▼ 122 タッコ@ふしぎなきのみ 17/12/31 22:24:52 ID:08m.hcsc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1位おめでとう
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=730281
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