【小説風SS】ネオタマムシ炎上:ポケモンBBS(掲示板) 【小説風SS】ネオタマムシ炎上:ポケモンBBS

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【小説風SS】ネオタマムシ炎上

 ▼ 1 バット@メタルコート 15/03/15 22:22:46 ID:bkHQZjcw [1/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(これまでのあらすじ)
セキチク・ニンジャズの手練れ、マタドガスとベトベトン。
彼らはジュンデン・スレイヤーを待ち伏せしていたが、マタドガスは相手の手刀により真っ二つにされ絶命。
しかしベトベトンはパートナーの死と引き換えに、ジュンデン・スレイヤーの正体に迫るチャンスを握ったのだ。

コガネシティの地下。ぞっとするほど冷えたコンクリートを肌で感じながらベトベトンは数年前の「厳選」を思い出していた。

孵ったまっただ中、彼らボックスの兄弟は雇い主に裏切られたのだ。
リザードンのしっぽの様に捨てられたのだ。
生き残ったのはベトベトンとマタドガスの2匹だけだった。
あの時も、ずっと冷たいコンクリートや洞窟の壁に見を横たえ、じっと待っていたのだ。
 ▼ 2 ガミュウツーX@ポケじゃらし 15/03/15 22:28:39 ID:bkHQZjcw [2/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベトベトンの身体を雨が濡らす。
おお。おお、マタドガス。
しかしこの雨はニョロトノの計らいだ。
忍者に涙は許されないのだから。
ベトベトンは目を閉じる。浮かび上がるのはマタドガスの絶命の瞬間だった。

「サヨナラ!」
マタドガスはそれだけを言うのがやっとだった。
ジュンデン・スレイヤーの無慈悲な水刀は、バイオ・ブティックでくまなく覆われた、
マタドガスの付け根を、真っ二つに両断したのだ。
 ▼ 3 イリュー@いいキズぐすり 15/03/15 22:34:13 ID:bkHQZjcw [3/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゆるさぬ。そして、安らかに。
ベトベトンが生存出来たのは、マタドガスによる秘密のジツ。
チョウハツ・ジツによるものだ。
ジュンデン・スレイヤーはベトベトンにも目もくれず、マタドガスを始末し、去ったのだ。

「注意は一秒、状態異常は瀕死まで」。カントーカップ時代の哲学戦士。カモネギ・和尚の格言だ。
奴の身体にもこの格言を刻み込んでやる。
ベトベトンは、うつ伏せの姿勢から匍匐前進を始めた。コンクリートに残る水滴をたどり、目指すは、
ジュンデン・スレイヤーのアジトである!
 ▼ 4 ママ@セシナのみ 15/03/15 22:34:44 ID:8JCXGaBs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ひぇぇ読みづらいよぉ…
 ▼ 5 ワンナ@ソクノのみ 15/03/15 22:35:07 ID:0MPcZNjg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネオってみるとネオエクスデスが思い出される癖直したい
 ▼ 6 ルディオ@ズアのみ 15/03/15 22:39:32 ID:bkHQZjcw [4/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベトベトンの匍匐前進は、今やヨウキ・エスブッパをマークしていた。
彼の匍匐前進速度は、メガ・ライボルトに匹敵するとされる。
水滴反応を辿ること20分。
ついに彼はジュンデン・スレイヤーの後ろ姿を、捉えた。

「ラジオ・ストリート」
ヘヴィメタル体勢下降を施された上着に身を包んだゴーリキーのが首をすぼめ行き交う大通りで、
ジュンデン・スレイヤーは真っ直ぐ抜けていく。
それを追うベトベトンの匍匐!
 ▼ 7 イアント@ヤタピのみ 15/03/15 22:40:07 ID:saHDGGZU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
普通にうまくてワロタ
支援

でも、このBBSだと小説ってだけでかなり倦厭されるから
渋に持ってった方がもっと見てもらえるぞ
 ▼ 8 イーガ@エスパージュエル 15/03/15 22:41:06 ID:bkHQZjcw [5/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>7
うまいってかほとんど文はトレスなんだけどな!
23時前後までやってみるわ
サンクス
 ▼ 9 メラ@ジャポのみ 15/03/15 22:45:44 ID:bkHQZjcw [6/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジュンデン・スレイヤーは地下街へ降りていった。
ベトベトンは距離を置いて彼に続いた。匍匐では階段を降りられない。
彼は匍匐をやめ、ヤマナリの姿勢をとり、奥ゆかしく前進した。

地下街通路を歩きながら、ジュンデン・スレイヤーはチョッキコートを取り出し、羽織った。
さらにジュンデン・スレイヤーは頭の上からダウンジャケットを被る。
ベトベトンは彼の手際のほどに唸る。
これでもう、ジュンデン・スレイヤーはトレーナー・サンにしか見えなくなった。
彼の出で立ちに気をかけるものなどいなくなる。
 ▼ 10 イケンキ@ラブタのみ 15/03/15 22:46:28 ID:bkHQZjcw [7/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
地下街通路を歩きながら、ジュンデン・スレイヤーはダウンジャケットを取り出し、羽織った。
さらにジュンデン・スレイヤーは頭の上からヤンチャム・ボウシを被る。

修正
 ▼ 11 ロマツ@アクアスーツ 15/03/15 22:51:22 ID:bkHQZjcw [8/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
逆にベトベトンは、自分の格好がいまだ剥き出しヌルヌルボディのままであることに思い至った。
衆目の中で、臨戦体勢ではベストとはいえない。
彼は地下道の壁により掛かるリカケイのオトコのボロを無慈悲に剥ぎ取り身にまとう。
コガネの大気に無防備を晒せば、哀れなメガネ・ダンシも24時間以内に絶命するだろう。

だが、ベトベトンの無慈悲なドロボウに異議を申し立てるものは居ない。当のオトコでさえも。
 ▼ 12 ンダー@シルフスコープ 15/03/15 22:51:59 ID:8JCXGaBs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自己満スレ
 ▼ 13 メグマ@カムラのみ 15/03/15 22:56:44 ID:bkHQZjcw [9/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
潰れたカンポー店や薄汚い美容院のパーマー・スタンド。違法なワザマシンをおおぴらに並べた店。
ホタルビ・スプレーで「ヒマナッツ」「キイロイカケラ」など、悪質な言葉をペイントされたシャッター。
死んだ空気をかき分け、ジュンデン・スレイヤーはコガネ・ラインのホームへ歩いて行く。

ジュンデン・スレイヤーがゲートを潜ってから一分置いて、ベトベトンもホーム内へと出向く。
空のタウリンがところ狭しと堆積した不潔な空間であるが、この駅の利用者は少なくない。
無気力なドク・ポケモンめいたトレーナーをかき分け、ベトベトンはジュンデン・スレイヤーの尾行を続ける。
 ▼ 14 ラカラ@イトケのみ 15/03/15 23:00:53 ID:bkHQZjcw [10/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やがてホームにハガネの塊が走りこんできた。当時はソウルシルバーめいた色に光っていたであろう電車のボディも、今やドーブルの餌食となっている。
「アブナイ」「キケン」
重苦しいサウンドを響かせ、ドアが開く。ベトベトンはジュンデン・スレイヤーの隣の車両に乗り込んだ。

車輪の窓から、ベトベトンはジュンデン・スレイヤーを監視していた。
どの駅で降りるんだジュンデン・スレイヤー!
 ▼ 15 ライオン@ソクノのみ 15/03/15 23:00:56 ID:saHDGGZU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジュンデン・スレイヤーってゲッコウガか?
 ▼ 16 ブリアス@しゅんぱつのハネ 15/03/15 23:05:24 ID:bkHQZjcw [11/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キキョウ駅では大勢が降りたが、ジュンデン・スレイヤーは動かなかった。
ヨシノ駅でもだ。
この列車は急行だ。限られた駅でしか停車しない。
まさか、終電まで行くつもりか?

「バカな!」
だが、慌てるな。図鑑ナビが道を示してくれる!
ベトベトンは網膜に映しだされたモニターレーダーを確認した。
ジュンデン・スレイヤーはまだ近くにいる!
ほとんど動いていない。ということは上か。
 ▼ 17 リバード@レンブのみ 15/03/15 23:09:56 ID:bkHQZjcw [12/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベトベトンは窓枠を乗り越え、電車の側面から上へ這いずる。
シロガネトンネルの側面に、走行音がゴウゴウと反響し、ボウフウが襲いかかる。
ベトベトンにとってはこの程度、スパトレにですらない。
ベトベトンは隣の車両の影を見据えたジュンデン・スレイヤーだ!
腕組みで仁王立ちをし、こちらを見据えている!

復習の熱とPGLの名誉。そして焦りに曇らされていたベトベトンの意識も、
ここへ来て認めざる得なかった。
ジュンデン・スレイヤーは、ベトベトンの尾行に気づいていた。
そして、こうして彼は待ちぶせしていたのだ!
全てがジュンデン・スレイヤーの手の内だったのだ!
 ▼ 18 ントル@イアのみ 15/03/15 23:11:16 ID:bkHQZjcw [13/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ドーモ、ベトベトン=サン。ジュンデン・スレイヤーです」
風に乗って、ジュンデン・スレイヤーのアイサツが届く。
ベトベトンは怒りに震え飛び散る腕を合わせ、アイサツを返した。
「ドーモ、ゲッコウガ=サン。ベトベトンです」
 ▼ 19 ネズミ@オボンのみ 15/03/15 23:15:07 ID:bkHQZjcw [14/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再戦である。
ジュンデン・スレイヤーが恐るべき手練れということは身にしみてわかっている。
この間合で最も注意を要するものはミズ・スリケンを受からせての飛び膝蹴りだ。
それさえやり過ごせば勝機が見る。
ミズ・スリケンを撃ち落とし、飛び膝蹴りをとけるで避けるべし!

「イヤッー!」ジュンデン・スレイヤーが叫んだ。来る!
ベトベトンは迎撃のヘドロ・ボムを構えようとした。
そこで勝負は終わった。
ベトベトンの眼前、息の吹きかかるほどの近距離にジュンデン・スレイヤーはいた。
ベトベトンのやや中心左に異物感があった。そんなバカナ。
 ▼ 20 ソッキー@モンスターボール 15/03/15 23:20:59 ID:bkHQZjcw [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一瞬で決着。
ジュンデン・スレイヤーがベトベトンから右手を引き抜きいた。
手の中で蠢く黒いヘドロを一瞥し、彼はそれを無感情に潰した。
電車がカーブに差し掛かる。
「サヨナラ!」
電車から振り落とされる彼は、身体を爆散させた。

やがて電車は車輪を軋ませ、速度を落とす。セキエイ駅。
物思いにふけるジュンデン・スレイヤーはその数百メートル手前で車両から飛び降りた。
側面に取り付けられていたハシゴを迷いなく見つけ出し、それをたどって地上に降りる。
そこはチャンピオンロードの只中だった。
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