【SS】リピート もう1度、君に:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】リピート もう1度、君に:ポケモンBBS

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SS

【SS】リピート もう1度、君に

 ▼ 1 チュア 18/03/02 17:35:26 ID:W4Y8FNGU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ーーーいけ、モンスターボール!!

コラッタ「たァ!!」

ーーー捕まえられるかな……

ーーーモンスターボールが揺れる……1回

ーーー2回、3回、お願い!!

ーーーやったぁ!!捕まえた!!私の初めてのポケモンだぁ!!

ーーーあなたの名前は、コッコちゃん!!

コラッタ「たァ?」キョトン

ーーーふふっ、かわいい。よろしくね、コッコちゃん!!
 ▼ 9 ばちゃんねる◆4Uwy0xcD9E 18/03/02 17:48:34 ID:OPWT9/kk NGネーム登録 NGID登録 m 報告
>>8

支援
 ▼ 10 マクロー@かいがらのすず 18/03/02 18:47:14 ID:RjfuYH2o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 11 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 00:42:40 ID:eju0PX8c [1/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ーーーお願い、コッコちゃん!!たいあたり!!

コッコ「ラッタァ!!」ダァッ!!

ポッポ「ポォ!?」ドゴォ!!

ポッポ「……ポォゥ〜〜」バタン!!

短パン小僧「ああ、ポッポ!!
くっそー、また負けたぜ〜!!
やっぱお前強いなー女のくせに!!」

ーーー女だから弱いなんて失礼だよ!!私とコッコちゃんのコンビに簡単に勝てると思わないでよね!!

コッコ「ッタァ〜〜〜〜」スリスリ

ーーーもう、コッコちゃんったら、バトルではあんなに勇ましいのに。終わるとすぐ甘えてくる。

短パン小僧「俺、そんな奴にいつも負けてるなんて納得行かねえぜ。
また明日バトルだ!!覚えてろー!!」タタタッ

ーーー次も負けないよぉ!!なんたって私とコッコちゃんのコンビは最強なんだから!!

ーーーね、コッコちゃん?

コッコ「ッタァァ」ニコッ
 ▼ 12 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 01:28:43 ID:eju0PX8c [2/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
自室

夢を見た。あれは、あの子がまだいた頃の夢だった。

ミニスカート「コッコちゃん……」

写真立ての枠内には、あの頃の時間が閉じ込められていた。コッコちゃんを抱いて、カメラに向かって無邪気にピースをしている幼い頃の私が写っている。

ミニスカート「……っ」

それは、二度と戻らない時間。見る度に思い出し、見る度に涙が溢れそうになる。
 ▼ 13 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 01:32:46 ID:eju0PX8c [3/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミニスカート「もう、コッコちゃんはいない。
あの子はもう……」

理解はしているけど、その言葉は口にしない。出来ない。絶対、泣いてしまうから。

ミニスカート「今日はあの日だったね。

会いに行くね、コッコちゃん。」

私はパジャマを着替える。トレードマークであるミニスカートを着用し、シャツに袖を通す。
普段着ている服ではなく、卸したての新品。
あの子に会いに行くんだから、ちゃんとした私を見せなくちゃ。
 ▼ 14 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 01:38:41 ID:eju0PX8c [4/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
幼少時代回想 クチバジム

ーーーよろしくお願いします!!

ジムリーダー「元気いっぱいデスネ、リトルガール!!
いいでショウ、手加減はしまセーン!!」

ーーーお願い、コッコちゃん!!

コッコちゃん「ラッタァ!!」

ジムリーダー「いけ、ビリリダマ!!
まずは小手調べデス!!たいあたり!!」
 ▼ 15 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 01:46:40 ID:eju0PX8c [5/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ーーーなら、かわしてたいあたり!!

コッコ「ッラァ!!」ドン!!

ジムリーダー「ミーのビリリダマのスピードについてくるトハ……
ならば、ソニックブームデース!!」

ーーーあの技は!!でんこうせっかでかわして!!

ヒュンヒュン……

ジムリーダー「攻撃技を回避に使うトハ……

しかし、まだまだ甘いデース!!
ビリリダマ!!いやなおと!!」
 ▼ 16 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 01:59:46 ID:eju0PX8c [6/6] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
キィィィィィン……

コッコ「らたぁ!?」

ーーーコッコちゃん、動きを止めちゃだめ!!

ジムリーダー「戦場では音も重要な兵器デース!!
三半規管を揺さぶる高周波、例え鍛え上げたポケモンでも動きを止めるデショウ!!」

ジムリーダー「ビリリダマ、ソニックブーム!!」

キィ……シュンシュン!!

ーーーまだ、いやなおとのダメージが

ザシュッ!!

ーーーああ、コッコちゃん大丈夫!?
 ▼ 17 ガレックウザ@ロックメモリ 18/03/03 07:25:35 ID:59dl8ak6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 18 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 15:09:12 ID:CSspPMwA [1/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
コッコ「こら……」

ーーー足にダメージが……

コッコ「……コラァ!!」グッ!!

ーーー立ち上がった……大丈夫、コッコちゃん?

コッコ「コラッタ!!」

ーーーわかった、じゃあ行くよ!!コッコちゃん、すなかけ!!

コッコ「たァ!!」サッ、サァァッ……

ジムリーダー「砂を煙幕のようニ……
ソニックブームで吹き飛ばしナサイ!!」

ヒュゥゥン、ブワァ!!

ーーーひっさつまえば!!

ジムリーダー「何ィ!?」
 ▼ 19 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 15:24:59 ID:CSspPMwA [2/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ジムリーダー「でんこうせっかを距離を詰めるために使用したということデスか……」

コッコ「ラァァァァァァ!!」ドォォン!!

ビリリダマ「ビリィ!?」

ビリリダマ「……ビリィ……」キュウゥ……

ジムリーダー「ビリリダマは戦闘不能デス。
よって勝者はリトルガール、あなたデス!!
このオレンジバッジをあなたに授けマース!!」

ーーーやったぁ!!ありがとうございます!!

コッコ「こらぁ!!」ニコッ

ーーーやったね!!嬉しいねコッコちゃん!!
 ▼ 20 リーパー@やすうりポン 18/03/03 15:27:51 ID:UNlyIMas NGネーム登録 NGID登録 報告
おもしろいです


支援
 ▼ 21 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 15:36:28 ID:CSspPMwA [3/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
回想終了

ミニスカート「嬉し……かったね。」

あの子が眠る場所に向かっているからだろうか。思い出してしまった。
ジムリーダー相手の初めての公式戦、クチバシティのジムリーダーに勝ったときのことを。
あの日も、試合が終わるとすぐに私に飛びついてきたっけ。暖かい体温と毛皮の心地よさを、今でも鮮明に覚えている。

ミニスカート「あんなに元気だったのに。」
 ▼ 22 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 15:41:49 ID:CSspPMwA [4/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
回想 自室

ーーーおはよう、コッコちゃん。

ーーーコッコちゃん!?

コッコ「こら……」ハァハァ

ーーーどうしたのコッコちゃん!?

ーーーすごい熱……

ーーーお母さん!!早くポケモンセンターに!!
 ▼ 23 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 15:45:18 ID:CSspPMwA [5/5] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ポケモンセンター

ーーージョーイさん、コッコちゃんは、大丈夫なんですか……?

ジョーイ「はい……今のところは、ですが……」

ーーーそれって……どういう……

ジョーイ「大変申し上げにくいのですが……」

ーーー……っ…………

ジョーイ「おたくのコラッタちゃんの病気は、ポケルスという珍しい病気なんです。」
 ▼ 24 てらんま◆mumAGgU97g 18/03/03 15:45:34 ID:eXugJHEs NGネーム登録 NGID登録 報告
自演
 ▼ 25 レッグル@モンスターボール 18/03/03 17:02:38 ID:C/Hjv2Lw NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 26 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 23:50:08 ID:cW4iymr2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ーーーポケルスって、ポケモンを強くするいい病気ですよね!?ならどうして……

ジョーイ「これもまた珍しい事例なんです。どうやらコラッタちゃんはそのポケルスに拒絶反応を示していて……

おたくのコラッタちゃんがバトルする度に、ポケルスは体を蝕んでいくでしょう……そして、バトルしない場合でも……」

ーーーそんな、なんで……

ジョーイ「ごめんなさい。ポケルスに関してはまだまだ研究途中なんです。だから、私たちにも……」

ーーーうぅ……なんで……
 ▼ 27 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/03 23:53:48 ID:cW4iymr2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ジョーイ「主治医からは、ポケモンバトルの引退を勧めるとの意見を頂いています。

一時でも多く、パートナーのそばにいるようにと……」

ーーーそんな……なんで……どうして……

ジョーイ「ごめんなさい……本当に、本当にあなたたちの力になれなくて……ごめんなさい……」
 ▼ 28 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 00:11:21 ID:/rgPkwKQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
回想終了

あの時のジョーイさんは何も悪くなかったし、本当に心の底から申し訳ないと想っていただろう。しかし、幼い私はジョーイさんを恨むことしか出来なかったし、パートナーと共に生活するトレーナーを見て良からぬ感情を抱くこともあった。

どうしてコッコちゃんなの?あの人のポケモンでも良かったのに。
そう母につい零してしまった時は、思いっきり叱られた。あの人にあなたと同じ想いをさせたいの?って。
そんなあなたを見て、コッコちゃんはどう思うの?って。

そんなところを見たら、コッコちゃんは悲しむだろう。

その後、私はバトルをやめた。
学校の実習で他のポケモンを使ってバトルすることはあったが、コッコちゃんと戦う時のようなバトルは出来なかったし、バトル自体が面白いものだと思えなくなっていた。
 ▼ 29 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 00:13:51 ID:/rgPkwKQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
戦わずとも、コッコちゃんの体調は日に日に弱くなっていく。
でも、あの甘えてくる笑顔は変わらなくて。それを見ると、実は病気なんて嘘なんじゃないかなんて思えた。
 ▼ 30 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 00:14:35 ID:/rgPkwKQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
そして、そんなある日。

コッコちゃんは静かに息を引き取った。
 ▼ 31 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 00:17:51 ID:/rgPkwKQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
私は泣いた。昨晩までは元気だったのに。

母はあなたに心配をかけたくなかったのよ、と言ってくれた。
……私もそう思う。

だけど、もしそうであるなら。

自分が辛いのに私を気遣ってくれたあの子の優しさが、逆に辛くて。

涙が、止まらなかった。
 ▼ 32 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 15:05:56 ID:9Xfj05hI [1/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
クチバシティ ポケモン霊園

ここは、ポケモンたちの魂が眠る場所。
もちろん、コッコちゃんの魂もここに眠ってる。
コッコちゃんが好きだったポロックが入ったカゴと、色とりどりのお花を持って、私はあの子に会いに来た。

コッコちゃんのお墓の前に行くと、先客がいた。
真っ黒なドレスに、ぼさぼさの長髪……綺麗な顔立ちのはずなのにちょっと残念な女の人が、コッコちゃんのお墓に手を合わせていた。
 ▼ 33 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 15:13:46 ID:9Xfj05hI [2/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミニスカート「そのお墓に何か御用ですか?」

オカルトマニア「……ぁ、ごめんなさい……私、怪しい者ではなくて

あなたのポケモンのお墓……?」

ミニスカート「はい、そうですけど……」

オカルトマニア「……羨ましいです。ここに眠るポケモンさんは、あなたのような心優しいトレーナーに巡り会えたんですね。」

ミニスカート「……はい?」

悪い人……ではないのだろうけど、ちょっと変わっている。失礼だけど、見た目通り。
 ▼ 34 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 15:36:48 ID:9Xfj05hI [3/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オカルトマニア「あ、申し遅れました。私、この霊園の管理人です。たまにこうして園内のお墓にお供え物をしてるんです。

ひょっとして、迷惑でした?」

ミニスカート「いえいえ、そんなこと……管理人さんだったんですね」

そういえば、以前もお供え物が置かれていることがあった。もしかしたら、管理人さんが置いてくれていたのかもしれない。

ミニスカート「心当たりがないのでちょっと不安でしたけど……嬉しかったです。優しい方もいるんだなって」

オカルトマニア「そう、よかった……」
 ▼ 35 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 15:39:27 ID:9Xfj05hI [4/4] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オカルトマニア「お花、綺麗ですね。この子も好きだったんですか?」

ミニスカート「はい。
好きすぎて花瓶倒してばっかりでしたけど。それを掃除するのはいつも私で、掃除中も、お花と戯れてばかりで……」

オカルトマニア「……うん。」
 ▼ 36 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/04 16:43:41 ID:aPQVSWRA NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オカルトマニア「君から漂うこの甘い匂いも?」

ミニスカート「はい。ポロックは1日1個まで、って言い聞かせたんですけど、甘えてくるところを見ると、つい可愛くなっちゃって。
だから、今日はたくさん食べていいよって、いっぱい持ってきて……」

オカルトマニア「……うん。

いっぱいいっぱい、好きだっただね。今でも、いっぱい好きなんだね」
 ▼ 37 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 01:28:51 ID:g1T6p5fQ [1/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミニスカート「……はい。出会ったポケモンの中で、1番でした。」

オカルトマニア「そっか……じゃあ、私からあなたに。

これをあげるね。」

差し出された手に握られていたのは、1つのモンスターボール。だけど、そのモンスターボールは特殊なもので……

オカルトマニア「『リピートボール』。シルフ製の新型モンスターボールよ。」
 ▼ 38 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 01:32:16 ID:g1T6p5fQ [2/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オカルトマニア「捕まえたことのあるポケモンが捕まえやすくなる、ちょっと変わったボールですって。」

ミニスカート「……また、同じポケモンを捕まえろ、ってことですか……?」

冗談じゃない。私のコッコちゃんは、また捕まえればいいってものじゃなくて……

オカルトマニア「いえ、そうじゃないの!!
紛らわしいことしてごめんなさいね……

『ボール言葉』って知ってる?」
 ▼ 39 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 01:35:45 ID:g1T6p5fQ [3/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミニスカート「え……?」

オカルトマニア「あなたが持ってるお花にもひとつひとつ言葉があるように、このボールにも素敵な言葉があるの。

普通のモンスターボールなら、『あなたとの出会い』みたいな、ね。」

ミニスカート「じゃあ、このボールに込められた言葉は……」

オカルトマニア「『もう1度君に会いたい。』」

ミニスカート「え……」
 ▼ 40 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 01:41:17 ID:g1T6p5fQ [4/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミニスカート「……会えるなら、また会いたいです。でも、もうあの子には会えない。」

オカルトマニア「でも、あなたは会いたいって思っているんでしょ?」

ミニスカート「……っ」

オカルトマニア「私は素敵だと思う。会えない、って思っていても、会いたい、って想ってくれてる。
本当に、この子は幸せ者だね。

私だったら、そんな風に思ってくれているの、嬉しいよ?」
 ▼ 41 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 01:51:46 ID:g1T6p5fQ [5/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
もう1回バトルをやろう。周囲の人間は言った。
あの歳でジムリーダーに勝てるんだから、と。
でも、私のパートナーはコッコちゃんしかいなくて。
後にも先にもコッコちゃん1匹で。

そう言うと、彼らは決まって困った顔をする。折角の才能が勿体無い、と。口には出さないが、そう思っているのは分かる。

それが、辛かった。周囲に理解されないのが辛かった。
過去を捨てて前へ進めば得られるものもある。だけど、私は過去を捨てられない。きっと、心はあの幼少時代と同じだ。

でも、その心を彼女は、管理人さんは肯定してくれた。
 ▼ 42 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 02:28:58 ID:g1T6p5fQ [6/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ミニスカート「……私、今のままでいいんですか?」

オカルトマニア「今のままのあなたが好きな子がいたんだよ?
自信を持っていい。あとお姉さんが保証する。
あなたみたいな人滅多にいないんだから」

ミニスカート「変わり者……ってことですか?」

オカルトマニア「普通よりそっちの方がいいでしょ?」

ミニスカート「……管理人さんも変わり者ですね」

オカルトマニア「その方がいいでしょう?」

ミニスカート「……そう、ですね」
 ▼ 43 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 02:34:12 ID:g1T6p5fQ [7/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オカルトマニア「変わり者ついでに聞くね。
あなたは、生まれ変わりって信じてる?」

ミニスカート「……ちょっと、オカルトチックかなー、なんて思ってます。
信じてるかって言われると、分かりません。」

オカルトマニア「じゃあ、信じようよ。」

ミニスカート「おかしなこと、言いますね」

オカルトマニア「変わり者ですから。

それに、オカルトでもおかしなことでも、信じないより、信じられた方が素敵じゃない?」
 ▼ 44 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 02:46:37 ID:g1T6p5fQ [8/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
オカルトマニア「信じていれば、奇跡が起こるかもしれない。生まれ変わったあの子と、『もう1度』会えるかもしれない。」

ミニスカート「もう1度……」

オカルトマニア「その時は、『もう1度』始めればいい。あなたが、この子とやりたかったことを……」
 ▼ 45 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 02:57:57 ID:g1T6p5fQ [9/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
数年後 アローラ連絡船

あのお墓参りから数年。私は、童話作家になった。
ポケモンたちと触れ合い、それによって心を動かした少年少女の話を描く。沢山の夢と希望を、変わっていくものと変わらないものを描き続けている。

私は握りしめたモンスターボールを見る。
『リピートボール』。あの日、管理人さんからもらったもの。
翌年、霊園に行くと、あの管理人さんはいなかった。
結局、あの人は誰だったのか。それは謎だ。謎でいい。あの人はいたんだ、という証拠が、握りしめたこのボールだから。

船着場に到着し、私は船を降りる。
島の空気が美味しい。目の前に広がる青空のパノラマは、カントーでは決して見れない風景だ。

ミニスカート「……この景色、あの子にも見せたかったな」

????「たぁ?」キョトン

足元から、鳴き声が。

アローラコラッタ「たぁ?」スリスリ

ミニスカート「……っ」

野生の……コラッタ?

ミニスカート「どうしたの、君?仲間とはぐれちゃった?」

アローラコラッタ「たぁ?」キョトン

ミニスカート「……そっか、じゃあ、

私と一緒に来る?」

アローラコラッタ「……たァ!」ニコッ

ミニスカート「……そっか!!じゃあ、このボールに……」

リピート もう一度、君に 完
 ▼ 46 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/05 03:01:00 ID:g1T6p5fQ [10/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
以上、ミニスカート要素がミニスカート以外無いミニスカートと頭メルヘンしょうじょのオカルトマニアの濃厚な百合でした。
ご精読ありがとうございました。
 ▼ 47 ロストロトム@びっくりこやし 18/03/05 08:45:35 ID:ki0jg6nY NGネーム登録 NGID登録 報告
毎日でも読みたくなる
 ▼ 48 チュア◆SCMg1A/i6Q 18/03/16 23:50:06 ID:AyJ1JYpU NGネーム登録 NGID登録 m 報告
宣伝を兼ねて上げます
次回はヒーロー物書こうかなー、なんて
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