【SS】ハルカ 「終わりか…」:ポケモンBBS(掲示板) 【SS】ハルカ 「終わりか…」:ポケモンBBS

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【SS】ハルカ 「終わりか…」

 ▼ 1 うがくけいのおとこ 15/03/27 22:20:59 ID:yZhM57B6 NGネーム登録 NGID登録 m 報告
何百年に一度。

なんて心地よい響きだろう。

人々はこの響きにロマンを抱く。

これを聞くだけで人々は興味を持つ。

これをいうだけで人々が寄ってくる。

まさに魔法の言葉だ。

そしてその響きは2通りの効果を与える。

1つは人々に試練を。

もう1つは人々に希望を。

どちらに転ぶかは。

何百年に一度を迎えた人々次第。
 ▼ 275 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 20:42:23 ID:u5ptHBBc [1/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「いきなりホウエンの危機とかいうからびっくりしたぜ。」

ハルカ 「本当にね。それからいろいろな闇も見えちゃったし。」

ユウキ 「それはわかる。人って怖いよな。」

ハルカ 「怖いだけでは言い切れないけどね。」

ユウキ 「これ以上は語らないでおこうぜ。人が嫌いになる。」

ハルカ 「…そうだね。」

ハルカ 「まあ、ダイゴさんや会長みたいに一生懸命頑張ってくれた人達のおかげでもあるし。」

ユウキ 「あの人たちには感謝しなきゃな。」

ハルカ 「うん。」

ハルカ 「まあ、なにはともあれ。」
 ▼ 276 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 20:45:19 ID:u5ptHBBc [2/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ハルカ 「襲撃も終わったし。」

ハルカ 「伝説のポケモンの捕獲も終わったし。」

ハルカ 「ダイゴさんに転送し終えたし。」

ハルカ 「こうやってユウキ君と話せる。」

ユウキ 「…」

ユウキ 「…」

ユウキ 「…」

ユウキ 「…」

ユウキ 「…」
 ▼ 277 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 20:45:49 ID:u5ptHBBc [3/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ハルカ 「やっと…」

ハルカ 「終わりか…」

〜終〜
 ▼ 278 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 20:54:30 ID:u5ptHBBc [4/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
以上です。
たくさんの支援ありがとうございました。
 ▼ 279 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 20:57:00 ID:u5ptHBBc [5/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「…」

ユウキ 「…違う!」

ハルカ 「…え?」

ユウキ 「まだ、終わってなんかいない!」

なんてこった!
ちきしょう!ちきしょう!
なんで今まで気づかなかったんだ!!
『簡単に気づけることだったんだ、このことは!』

ハルカ 「…ユウキ君?」

急いで無限の笛を吹きラティオスを呼び、『あの街』へと急いだ。

ハルカ 「待って!ユウキ君!!」

ハルカも俺の後を追い、急いだ。
 ▼ 280 メルゴン@ドラゴンジュエル 15/08/23 20:57:41 ID:KR2q/ICo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
 ▼ 281 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 21:07:14 ID:u5ptHBBc [6/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
その男は『ある街』の北東部にいた。
一人黙って海を眺めていた。
風が彼の髪をくすぐり、波が彼の存在を象徴づけさせた。

ユウキ 「どうも、お疲れ様です。」

ユウキ 「一人で仲間を待つのは寂しいんじゃないですか?」

男は黙ってる。

ハルカ 「ユウキ君!」

ユウキ 「なんだ、ハルカ来たのか。」

ハルカ 「これは一体…」

ユウキ 「要するにそういうことだろ。」

ユウキ 「ですよね、『黒幕さん』」

??? 「…フッ」
 ▼ 282 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/23 21:07:37 ID:u5ptHBBc [7/7] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今日はここまでです。
まだ終わりません。
 ▼ 283 ガハガネール@でかいきんのたま 15/08/23 21:09:16 ID:KR2q/ICo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
完全に騙された
 ▼ 284 レシー@ボロのつりざお 15/08/24 01:23:47 ID:d5/2/yOI NGネーム登録 NGID登録 m 報告
支援
 ▼ 285 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 22:54:20 ID:yt00fw.Q [1/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
彼はそう言っただけでまだ海の先を見ている。
決して顔を見せようとしない。

ユウキ 「…いつから?」

??? 「…さあ?」

ユウキ 「…なぜ?」

??? 「…さあ?」

ユウキ 「…これは本心?」

??? 「…さあ?」

男は同じことを言い続ける。
手元の時計では短針が7を指していた。
波はさらに荒々しくなる。

ユウキ 「…さあ?って言ってもダメです。」

ユウキ 「もう証拠は出てます。」
 ▼ 286 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 22:55:43 ID:yt00fw.Q [2/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「『あの時』からおかしいと思ったんです。」

ユウキ 「なぜ、教えてくれなかったのか?」

ユウキ 「奴らも狙ってくるのだから誰が行くのか教えてくれてもよかったんです。」

ユウキ 「その理由は極めて簡単。」

ユウキ 「『教える必要がない』からですよね?」

??? 「…何の話かな?」

そうとも言えど、彼は額から冷や汗を発していた。
残念だけど…正解みたいだ…ユウキ君の考えは…。
 ▼ 287 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 22:57:07 ID:yt00fw.Q [3/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「つまり、あなたが行くように『調整した』そうですよね?」

??? 「…」

ユウキ 「…まあ、いいでしょう。」

ユウキ 「でも今の現状が何よりの証拠じゃないですか。」

ユウキ君は彼の足元に目を向けた。
そこにはクーラーボックスのようなものが4つあった。
クーラーボックスよりもっと大きいが。

ユウキ 「その箱…小型ポケモンを入れるにはちょうどいいですね。」

ユウキ 「幻のポケモンでも入ってるんじゃないですか?」

彼はまだ黙っている。

ユウキ 「いいかげん白状したらどうですか?」
 ▼ 288 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 22:58:56 ID:yt00fw.Q [4/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告



























ユウキ 「『ダイゴ』さんっ!!」

ダイゴ 「…ここまできたら隠す必要はないか…」
 ▼ 289 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 23:00:23 ID:yt00fw.Q [5/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ダイゴ 「その通りだよ。あの時ジラーチは教えなかったのは君たちが邪魔だったから。」

ダイゴ 「スパイがいることを公表したのも君たちからの疑いを消すため。」

ダイゴ 「そして、この箱には幻のポケモンが三匹…僕に渡せと言ったら君たちは快く渡してくれると思ったからね。」

ハルカの身体は震え、目は驚愕という表現が妥当な目をしていた。

ダイゴさんは続ける。

ダイゴ 「録画していた映像、あれは無断で撮ったのさ。そっちの方が君たちも信じてくれると思ったんだ。」

ダイゴ 「現に君たちは安心して油断している。だから、今から仕掛けさせてもらうよ。」
 ▼ 290 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 23:01:10 ID:yt00fw.Q [6/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
目の前にいるのはダイゴさんじゃなく、ダイゴさんの仮面を被った悪魔であった。
目は邪悪に満ちていて、口は不敵な笑み。
眉間も狭く、
悪魔はポケットからリモコンのようなものを取り出し、スイッチを押した。
スイッチが押されると同時に地響きが鳴り、海は荒れた。

ユウキ 「…一体何を!」

ダイゴ 「すぐにわかるさ…」

しばらくしてから俺の元にエントリーコールが来た。

ユウキ 「…もしもし。」

センリ 「…ユウキか!?」

ユウキ 「…そうだけど。」

センリ 「大変なことになってるぞ!」
 ▼ 291 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 23:02:29 ID:yt00fw.Q [7/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「…どうしたの?一体何があったの!?」

センリ 「奴らはまだ諦めていなかった!再び襲撃してきた!」

ユウキ 「…っな!」

父さんは変わらず早口かつ大声で言った。
爆音の音も聞こえてくる。

センリ 「それだけじゃない!

センリ 「奴らは襲撃方法を変えてきた!」

センリ 「新たなポケモンだ!背中にバズーカを背負っている!見たことがない…」

センリ 「ダイゴに連絡をとっているのだが…」

俺は悪魔の方を向いた。
悪魔は満足気な顔をし、目は俺を見下している。

ユウキ 「じゃあ、気をつけてね、父さん。」

センリ 「お、おい!」

これを最後に俺は通信を切った。
 ▼ 292 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 23:03:18 ID:yt00fw.Q [8/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
風が身体にぶつかってくる。
海も徐々に荒れてきた。

ユウキ 「…そういうことですか。」

ダイゴ 「…そういうことだよ。」

俺自身に怒りや憎しみがないわけではない。
むしろ、ダイゴさんには色々と言いたいことや聞きたいことがあった。
なのに何か違和感を感じる。

それより、今はこの状況をなんとかしないと…
 ▼ 293 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 23:04:56 ID:yt00fw.Q [9/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
腰につけてあったモンスターボールに手を伸ばして中央のボタンを押した。モンスターボールは大きくなり、すでにバトルができる状況になった。
ダイゴさんと目が合った。
ダイゴさんはニヤリと笑った。

ダイゴ 「目と目が合ったらポケモン勝負…ね…」

ダイゴ 「別に僕の方は大丈夫だけど『君』の方は大丈夫なのかい?」

ダイゴさんは顎を前に出した。
その顎が自身の後方を指していることに気づくのに少し時間がかかった。
まさかと思い振り返ると、そこにはハルカと3人の忍者。
ハルカの首元には白く光るナイフ、ハルカの頭には黒く光る銃が見えた。
ハルカの目の先は真っ暗だった。
俺はしばらく町の奥をただ見つめていた。
 ▼ 294 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/28 23:05:37 ID:yt00fw.Q [10/10] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
今日はここまでです。
次回が最終の更新です。
 ▼ 295 ラカッチ@ヒウンアイス 15/08/29 01:44:46 ID:MPyBPgpg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 296 ーシィ@きょうせいギプス 15/08/29 08:01:41 ID:8u6KmZmE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
 ▼ 297 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:17:52 ID:hVvgEW8M [1/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「今の時代にロープかよ。」

ハルカ 「言うべきところはそこじゃないでしょ!」

あの後、俺らは拘束されて今に至る。身体をロープで巻きつけるという古典的な拘束であった。

ユウキ 「やっぱり手錠とかの方がいいな。ロープはきつい。」

ハルカ 「それはそうだけど…今の状況分かってる?捕まってんだよ?」

ユウキ 「うん、でも拘りというのがあって…」

ハルカ 「いるか!そんなもの!!」

ダイゴさんが近づいてきた。
むかつくくらい誇らしげな顔を見せてきた。

ダイゴ 「夫婦漫才とはお気楽だね〜。もう諦めたかい?」

ハルカ 「そ!そんなわけ!」///

ユウキ 「諦めました。」

ダイハル 「「!?」」
 ▼ 298 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:19:42 ID:hVvgEW8M [2/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
…ほへ?
私は今だにユウキ君の言葉が理解できない。
首筋に流れる汗はまだ離れない。
こいつは…一体…なに言ってんのかな?

ユウキ君はヘラヘラしながら言う。

ユウキ 「あー、もう無理無理!絶対無理。」

ユウキ 「勝てるわけないじゃん。拘束された上に、伝説のポケモンゲットでしょ?」

ユウキ 「もう詰んでるじゃーん、オワタオワタwww」

ユウキ君は一人笑っている。

ダイゴさんはというとあまりにも計算外すぎるからか、顔を強張らせ、何かつぶやいている。
忍に関してはずっと真顔のまま。
で、私はというと…

ハルカ 「終わりじゃねえだろ!しっかりしろ、白髪野郎!」

罵倒するしかない。
 ▼ 299 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:20:26 ID:hVvgEW8M [3/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「白髪ってwww受けループwww」

ハルカ 「笑ってないで解決策考えなさいよ!」

ユウキ 「えwww?」

ハルカ 「解決策考えなさいよ!」

ユウキ 「えwww?」

ハルカ 「解決策考えなさい!」

ユウキ 「えwww?」

ハルカ 「かーいーけーつーさーくーかーんーがーえーなーさーいー!」

ユウキ 「ごめん聞こえてたwww」

むかつく…
 ▼ 300 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:23:49 ID:hVvgEW8M [4/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「だって、俺には策がないんだから考えたって無駄無駄www」

今までなんとか耐えてきた。
だが、とうとう堪忍袋の尾が切れた。

ハルカ 「いいかげんにしなさい!今どういう状況か分かってんの?」

私は自分でもびっくりするくらい声を張り上げていた。
だが、ユウキ君は動じない。

ユウキ 「状況www?ああwwwはいはいwww状況ですなwww」

もうダメだわ…
壊れてる…
こいつ…

ユウキ 「状況はwww」

突如ユウキ君の笑い声が止まった。
すぐさま、私はユウキ君の方を見た。
そして、ユウキ君の表情は…

ユウキ 「……完璧だね。」

ニヤついていた。
はっきり言って気持ち悪い。
 ▼ 301 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:24:41 ID:hVvgEW8M [5/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
??? 「ガブリアス!ドラゴンクロー!」

突如後方から声が聞こえた。
その声が聞こえると同時に私達を縛っていたロープは切れた。

ダイゴ 「んな!?」

??? 「まったく…時間稼ぎ雑すぎでしょ。」

ユウキ 「すみません。こうするのが一番だと思って。」

??? 「男からの指示でさえ嫌なのにそれも年下からとはね…」

彼女は不満気な顔を見せた。
ユウキさんはそれを小馬鹿にするようにクスリと笑った。

ユウキ 「結果オーライだからいいじゃないですか、シロナさん。」

シロナ 「今、馬鹿にしたわよね?」

ユウキ 「いえ?」
 ▼ 302 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:26:00 ID:hVvgEW8M [6/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
シロナ 「これだから男は…ね、ハルカちゃん。」

ハルカ 「え!えーと、えーと…」

ここで私に振るとは…

シロナ 「別にいいのよ、答えなくても。」

私はホッとした。だが…

シロナ 「そんなことより、あなた美味しそうね…今度お茶とかどう?」

ハルカ 「!?」

あかんやつやん。

シロナ 「あと、ユウキ君。はい、頼まれてたやつ。」

シロナさんはユウキ君にノートを5冊ほど渡した。
ユウキ君はノートをパラパラとめくり、かるく流してノートを閉じた。

ユウキ 「確かに受け取りました。」

ハルカ 「何のノート?」

ユウキ 「後で話す。」

きょとんとする私に構わず、彼はノートを物で溢れているバッグの中にしまった。
 ▼ 303 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:27:29 ID:hVvgEW8M [7/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ダイゴ 「…なぜだ?」

ダイゴさんの体はわなわなと震えていた。

ダイゴ 「なぜ、こうなった!」

ダイゴ 「全て完璧だったはずなのに!」

ダイゴさんは先ほどの誇らしげな顔から一転、必死の形相でこちらを見てくる。
はっきり言うと…哀れだ。

ユウキ 「解説しましょうか?」

ユウキ君は先ほどまでのテンションから一転、冷静な口調で話し始めた。

ユウキ 「まず、俺はこれらの忍に触れた瞬間分かりました。」

ユウキ 「こいつらはアンドロイドなんだと。」

ユウキ 「人間特有の体温がまったく感じられなかったので。」

ユウキ 「そこで胸ぐらを掴むふりをして盗聴器をつけました。アンドロイドなら気づかないと思ったので。」

ダイゴ 「…」
 ▼ 304 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:28:31 ID:hVvgEW8M [8/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「盗聴器から聞こえるある男の声だけボイスチェンジャーのせいで違っていたので、音声解析をした結果…」

ユウキ 「あなたの声だったんですよ。」

だから、あの時黙ってたのか…

ユウキ 「そして、そのことと別件でシロナさんに電話しました。」

ユウキ 「で、シロナさんが来るまで俺は時間稼ぎをした…」

ユウキ 「以上です。」

ダイゴさんはうつむいて身体を震わしている。
完敗だからか、または…

ダイゴ 「…ふ…ふざけるなぁっ!」

雪辱からか。
 ▼ 305 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:29:45 ID:hVvgEW8M [9/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ダイゴ 「カンペキなんだぁっ!ボクのサクセンはぁっ!」

ダイゴ 「スキなんてないんだぁっ!ミスなんてないんだぁっ!」

ダイゴ 「ボクのショーなんだぁっ!」

ダイゴ 「それをぉっ!オマエラなんかにぃっ!ジャマされてたまるかああああぁぁぁぁぁ!」

ダイゴ 「うわああああぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

我を失ったダイゴさんはユウキ君に向かって突進してきた。
ユウキ君は表情を少しも変えずボソリと言った。

ユウキ 「あと、次に洗脳されるときがあるならもっと上手に洗脳されてください。」

ユウキ君がそう言った瞬間、ダイゴさんはその場で倒れた。
代わりにそこにはダイゴさんに負けないくらい誇らしげな顔をしてEーCR結晶を持ったマイナンがいた。
 ▼ 306 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:31:38 ID:hVvgEW8M [10/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「マイナン、よくやった。」

マイナン 「マイッ!」

どうやら事前にマイナンが隠れていた模様。
ユウキ君はマイナンからEーCR結晶を渡されるとポケットの中に入れ、マイナンをモンスターボールの中に戻した。

ダイゴさんはその場でぐったりと倒れていた。

ハルカ 「あの…シロナさん。ダイゴさんの方をよろしくお願いしますあす。」

シロナ 「分かってるわよ、ハルカちゃん。もともとそのつもりで来たからさ。」

シロナさんはやれやれと言っているような顏でダイゴさんをトゲキッスに乗せた。
そして、自分自身もトゲキッスに乗った上で、空の彼方へ飛んで行った。
トゲキッスの羽は夜空にある星と同じぐらい光っていた。

一方、忍たちは決して動こうとしなかった。
 ▼ 307 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:32:12 ID:hVvgEW8M [11/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「さてと行くぞ。」

ハルカ 「…え?」

ユウキ 「荷物は持ってきてる。お母さんに感謝するんだな。」

ユウキ君は私の方へピンクが大部分を占めるキャリーバッグを転がせた。

私は状況がよくわからない。

ユウキ 「決まってるだろう?古代の地方だよ。幻のポケモンを回収しなきゃな。」

ハルカ 「…?幻のポケモンはそこにいるんじゃ?」

ユウキ 「…自分の目で確かめろ。」

ユウキ君はそう言ってダイゴさんが持っていた箱を投げた。
だが、箱の中身はどれも空っぽであった。

ユウキ 「な?」
 ▼ 308 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:32:38 ID:hVvgEW8M [12/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ハルカ 「うわあ…騙された…」

ユウキ 「詳しいことは向こうで話す。さっさと行くぞ。」

私は大きなため息をついた。
やれやれ、まだ終わらないのか。
いつもこんな感じだから慣れてはきてるけど…

だが、ユウキ君はそんな私と正反対。
目は研ぎ澄まされ、身体は無駄なく動くし、怠惰の雰囲気がまったくない。
ユウキ君は時に冷たかったり、時に暴言を吐いたり、時にひとの気持ちを考えなかったりと愚行も見られる。だけど、こういう時は絶対にそのような態度は見せない。目の前の任務に没頭し、達成しようと努力する。

そういう…ユウキ君が…私には…格好良くみえて…
 ▼ 309 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:34:00 ID:hVvgEW8M [13/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ユウキ 「おい、ハルカ!行くぞ!」

ユウキ君は私を現実に戻した。
私は無限の笛でラティアスを呼んだ。
透き通った音色が付近を包んだ。
猛スピードでやってきて、ブレーキをかけて止まったラティアスに乗り、ユウキ君に言った。

ハルカ 「いつでもOKだよ。」

ユウキ君は大きく息を吐いた。
首筋には大粒の汗が流れて、身体は静止していた。

ユウキ 「行くぞ!」

私たちは自身のラティを飛ばせた。
猛スピードで飛ぶためか、風圧が身体を邪魔する。
だが強い意思が風圧でさえも感じさせなくなった。

後方には銀色のロケットが月の光を反射していた。

〜終〜
 ▼ 310 ブラン@おちゃ 15/08/29 22:35:29 ID:8u6KmZmE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
乙、でいいんだよな?
 ▼ 311 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:37:28 ID:hVvgEW8M [14/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
以上です!
たくさんの支援ありがとうございました!

打ち切った感じになってしまったのはこれから一ヶ月か二ヶ月ほど僕はBBSに来れません。
それまでにこのSSが残っているとは思えないので、打ち切らせていただきました。

しかし、BBSに復帰した暁には続編を書くつもりです。
『ハルカ 「謎の地方?」』というスレタイでスレ立てさせていただきますので、その時はよろしくお願いします。
 ▼ 312 学系の男◆B3hWaNcEyU 15/08/29 22:39:38 ID:hVvgEW8M [15/15] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
また、これまで自分はSS書きが集うスレで小説家気取った発言をしたり、スレを乗っ取りかけたりするなど幾つかの愚行を重ねてきました。
その点に関しては今ここで謝罪させていただきます。
大変申し訳ございませんでした。

以上です。
では。
 ▼ 313 シズマイ@ポロックキット 15/08/29 22:42:25 ID:N.Go.yX. NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です
 ▼ 314 ーナンス@オーキドのてがみ 15/08/30 08:10:36 ID:mz9Zic2s NGネーム登録 NGID登録 m 報告
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